なかなか、難しいモノでございますわね

美里さんは、本気で悩んでいる

ああ、美里さんは本当に可愛いな

オレは、美里さんの頬にチュッとキスをした

大きな瞳が、不思議そうにオレを見上げる

可愛いし綺麗だ

ただ顔のパーツが整っているんじゃない気品と清潔感がある

セーラー服を脱がされて、おへそもおっぱいも露出しているのに

それでも、美里さんはお嬢様として培ってきた品の良いオーラを発している

こんな麗しい少女が娼婦になる

この香しい肉体を金で売る

オトコたちの情欲を好き放題に注ぎ込まれる

ちくしょうすっごい、悔しい

美里さんもオレだけの女にしたいよこの身体をオレだけのモノにしたい

オレは美里さんのお腹に手を置く

この小さなお腹にいっぱい、精子を注ぎ込みたい美里さんに、オレの子を産ませたいよ

でもそれは許されないんだよな

美里さんは鞍馬家の未来のために、娼婦にならなきゃいけないし

オレは美里さんがこれから働く娼館の人間だ

こればかりは、オレの我が儘でどうにかなる問題では無い

美里さんとは、今だけ今日の1回だけなんだ

グッと奥歯を噛みしめて腹を括る

割り切らなきゃダメだ

ジッちゃんやミナホ姉さんの考えはもう覆せない

いえ、お客様とは今日、1回限りではないとうかがっておりますが

あの先ほど、黒森御名穂様からお電話をいただいたのですがわたくしが慣れるまでは、研修は今後も黒森様にしていただくと

今後も

あのわたくしには良く判らないのですが、性交をしてイクという状況を体験するまでは、何回か体験を重ねなければならないということで

ああ、美里さんがイケるようになるまでもう数回は、オレが相手をするのか

それもあらゆる体位とあらゆるシチュエーションで、というお話でしたとりあえず、正常な形式とわたくしが上になっての形式と四つん這いになって後ろからの形の3種類で、常にイケるようになることと屋内とお外とお車の中での性行為をマスターしなくてはならないそうですそうでないと娼婦として売り出せないそうですわ

正常位と騎乗位とバックでいつでもイケることと

野外とカーセックスもか

特に、お車の中での行為をマスターすることが大切なんだそうですわ

ああ、新生・黒い森の顧客は、政財界の大物たちばかりだから

会社の役員用の黒塗りの高級車の後部座席で移動中にセックスとか、当たり前なんだな

お客様に教えていただくのでなくご要望があれば、迷わずに実行できるようにマスターしておくようにとおっしゃっていましたそれは全て、黒森様にお相手していただくようにと

だけどオレだって、カーセックスとか、そんなに詳しくないよ

何回か、やったことはあるけれど

みすずやアニエスが、好きだし車の中でするのは

でも、プロの娼婦に教えるほどは

はいですから黒森様にとっても、わたくと学んでいただくのだそうです

ミナホ姉さんがそう言っていたのか

黒森様はわたくしの後から娼婦になる方たちにも、研修をなさらないといけないのですから

ミナホ姉さんが、黒い森の娼館を再開するのは5年間だけだ

それはもう決まっているけれど

5年続けるのなら、途中で娼婦の補充もありえる

うちの学校の岩倉先輩みたいに旧・黒い森時代からの娼婦で、とりあえず他の仕事が見つからなかった人たちと

新しく娼婦になる子美里さんや、徳大寺園子さん、黒沢直子さん

それだけでは、娼婦が足りないかもしれない

また、逆に美里さんみたいに、自分の家の都合で黒い森に身を寄せて娼婦になるしかない運命の人も現れるかもしれない

オレは、そういう女の子が来る度に最初のセックス研修を担当することになるんだ

ミナホ姉さんの弟黒森家の男として

ですからわたくしで、色々とお試し下さい

黒森様も、まだお若いのにこのようなお役目をなさらなくてはならないのは、本当に大変だと思います一緒に、頑張りましょう

鞍馬家の長女として妹のありすと、ミタマとキヌカをお引き受け下さったことに、心より感謝致します黒森様のようなお優しい方なら、あの子たちを大切にして下さると、わたくしは信じております

笑顔でオレに言う

ですが、わたくしはわたくしのことまでは、黒森様が背負われることはございませんわたくしは家を代表してこの運命を承諾したのですから

改めて気付く

この人はオレより年上なんだ

オレは16歳で、美里さんは18歳

そして、この人は鞍馬家という名家の長女として生きてきた

家の重さをよく判っている

黒森様が先ほど、おっしゃった通りわたくしは、ありすたちの様に黒森様にお仕えすることはできませんわたくしは娼婦になるのですお買い求めいただいている時間だけは、その方のモノとなります

美里さんは、静かに言う

今は、その研修ですこの研修にも、労働報酬が発生すると黒森御名穂様は、おっしゃっていました

オレとセックスすることでミナホ姉さんは、美里さんに金を払う

ですから、黒森様はわたくしの研修の先生ですが同時にわたくしの最初のお客様でもあるのです

そう美里さんは

この部屋に入ってから、さっきまでずっとオレをお客様と呼んでいた

どうぞお客様今だけは、わたくしは、お客様のモノですどうぞ、わたくしをお好きな様にお使い下さい

再び美里さんはオレをお客様と呼ぶ

研修という名目で、オレは美里さんを抱く

美里さんにそれで最初のギャラが支払われる

つまりこれし売春行為なんだ

オレたちの間に愛は無い全て、ビジネスだけの関係

オレもオレの研修としてお金で女を買うセックスを体験しなくちゃいけないんだな

オレはミナホ姉さんの真意に気付く

売春で女を買った経験のない男が娼館の経営に参画することは、許されない

ギャンブルの経験の無い人間に、カジノの経営ができるか

つまりそういうことだ

はいお客様がとても、お優しい方だということは、存じておりますわたくしもありすやミタマやキヌカたちの初体験を拝見しておりましたから

妹たちとオレのセックスを美里さんも観ていた

ですが、わたくしは娼婦です売春婦です淫売ですそういう娘として今より、扱って下さいませ

あまり優しくしていただくとわたくしの心が折れてしまいますから

オレは気を付けていたつもりだったけれど

ちゃんと美里さんはオレの女にはならないって、割り切っていたつもりだっけれど

そうか、全然ダメだったか

謝られてはいけませんわお客様なのですから

客が娼婦に謝るのは変か

オレはお前の最初のオトコ、最初の客になるぞ

はいお客様よろしくお願い致します

衣装を変えようその格好はオレの趣味じゃない

オッサンたちなら名門女子校の制服を着た、美里を抱きたいと思うだろうけれど

オレにとって、この制服はみすずや瑠璃子や美智たちが着ているのを毎日見ているから

ちょっと生々し過ぎる

だからだオレが、美里さんを娼婦と完全に認識できなかったのは

オレの中での美里さんが、まだみすずたちと地続きの名家のお嬢様のまんまになっているんだ

この姿の美里さんをオレは娼婦として扱えない

オレが客で、お前を買ったんだからオレには他の服に着替えさせる権利があるよな

はい、お客様

美里さんは、すんなりと受け入れてくれる

こっちの部屋に色んな衣装が用意してあるって言ってたよな

わたくしは、そう聞いております

オレはこの客用寝室に続く部屋のドアを開く

銀色の衣装掛けのバーに、幾つか服が用意されていた

透け透けのネグリジェや、巫女の服、赤い肌襦袢もある

看護婦さんの白衣や、ミニスカポリスの衣装も

パーティグッズ用みたいな、やたら安っぽいセーラー服もあった

ガーターベルトとか、聴診器とか、小道具の入った箱もある

どれを着ますか

美里さんは、セーラー服の上衣に下はパンティだけの格好でやって来た

これを着ろ

オレは赤襦袢を選んだ

今はまだコスプレ・セックスにハマるだけの余裕が無い

まずは見た目だけでも美里さんを娼婦らしくしたい

パンティは後でオレが脱がすから、そのまま穿いててくれ

もちろん、オレの見ている前で着替えるんだ

美里さんは、恥ずかしそうにセーラー服の上を脱ぐ

オレにズラされたブラジャーを外し

靴下も脱ぐ

それから、肌襦袢をするるっと纏い

腰紐しか無いようですわ

小道具の箱から、腰紐を取り出し締める

何かを見つけて取り出す

それは椿の花を模したカンザシだった

美里さんは、髪を上手に束ねカンザシを挿す

やっぱり、名家のお嬢様だ

和服を着るのに慣れている

よく、見せてくれ

ぴったりと綺麗に纏った和服は、女の身体のラインをハッキリと示す

薄手の肌襦袢の布地に美里さんの乳首がくっきりと浮いて見える

胸元や脇から手を差し入れれば美里さんのおっぱいを幾らでも触れることも判った

本当に、いやらしい格好だ

それにカンザシでまとめてアップした髪白いうなじがセクシーだ

ああ、わたくし本当に娼婦なのですね

美里さんも、壁の鏡で自分の姿を確認する

いつもの高校の制服を着た普段の自分から赤い肌襦袢の娼婦へ

美里さん自身も変容していく

お客様もこちらへ

オレも美里さんと並んで鏡を見る

肌襦袢の美しい少女の隣に全裸のオレ

オレのチンコが勃起している

お客様

美里さんは、ウフッと微笑むとオレの前に跪く

そして、カプッとオレの勃起を咥えた

オレの男根を頬張る自分を鏡で見ている

わざと音を立てて、ぺちょぺちょとフェラチオする美里さん

鏡の中に娼婦が居る

さっきまでの怯えていた女子高校生は、もういない

不思議ですわねこの姿だと諦めがつきましたわたくし大胆になれそうです

もっともっと大胆になれよオレを悦ばせろ

18歳の少女は艶やかに微笑んだ

昨日から母が寝込んだのでちょっと大変でした

熱を出したので、例の蚊の病じゃないかと疑ったり

病院へ連れて行ったら、ただの風邪でしたはぁ

父の方がアタフタして、落ち着かせるのが大変だったり

1023.少女娼婦の検品 / 美里の処女喪失・最初の膣内射精

裸身の上に赤い肌襦袢1枚きり

そして、椿のカンザシで簡単にまとめた髪

それだけで美里さんは娼婦になってしまった

人は見た目から、変わってしまうことがある

うふふお客様

さっきまで怯え震えていた少女がオレに抱きついて来る

柔らかな胸肉をオレに押し付けチュッとオレの唇にキスをする

さあ、ベッドに戻りましょう

元の寝室に戻り抱き合いながら、ベッドに腰掛ける

オレは、美里さんを背中から抱き締め肌襦袢の脇の切れ込みから内側に手を差し入れる

和服ってこういうことがでくる様にデザインされてるのですねあんんっ

美里さんは、喘ぎながらそう言った

ああ、着たまんまで美里さんのおっぱいに触れるよ

肌の火照った乳房をオレは揉む

あん、エッチですわああんっ

乳首はさっきよりも固くシコッている

姿から娼婦になったことで、美里の興奮が高まっているんだ

そのままベッドに寝て

美里さんは優雅にベッドの上に横たわる

帯を解くよ

帯といっても、細い腰紐が1本きりだ

蝶結びだから、オレでも簡単に解ける

シュルッと結び目を解いて

肌襦袢の胸元を開く

美しい乳房桜色の乳首

ああ、さっきのセーラー服の時と違う

18歳のお嬢様から子供っぽさが消えている

処女の聖性を残したまま艶やかな女の色気を漂わせている

化けていく

女はどんどん変わっていく

オレは、もう一度唇にキスをした

それから首筋を舐め、改めて乳首を吸う

ああん恥ずかしいですわ声が出てしまう

いいんだよ声が出て女の感じている声を聞いて、男はどんどん興奮していくんだから

いっぱい啼けよ啼かしてやるからな

チュパチュパと乳首を吸いベロベロと舌で舐め回す

ああんっ、ゾクゾク致しますわああんっ

美里さんはオレを悦ばすために、さっきよりも大きな声でよがり啼く

それが娼婦としての正しい作法なんだと学んでくれたらしい

ああん、ううっお客様、赤ちゃんみたい可愛いですわ

自分の乳首を吸うオレを見て、そんなことを言う

胸を舐められることに慣れて来たんだな余裕ができてきた

オレは、美里さんの下半身に向かう

肌襦袢の前を開いて

柔らかなお腹とおへその窪みに再開する

そして薄い布地に包まれた恥丘に

そんなに見ないで下さいませ

白いパンティは、グッチョリと湿っている

はっきりと女性器の形が判るし、肌の色も透けている

いいや、しっかり見るよ見ないと、どんな状態なのか判らないから

オレはパンティの布地の上から、グリグリと陰部を指で刺激する

処女には、この方が感じるはずだ

いきなり直に触るのは、どうしても恐怖を感じてしまうから

布地越しの方が安心できる

人差し指と中指でクリトリスの辺りを抑えグググッと細かくバイブレーションさせる

くはぁぁ、ぁぁ、ぅぅ

大きく息を吐いて、悶える美里さん

またクチュウと内側から大量の愛液が染み出してくる

あああっ、ビリビリしますっビリビリが背中まで来るのぉっ

美里さんも、自分でオナニーとかもしたことが無いんだろう

女性器をイジって感じるのはこれが最初か

あああ、はぁぁ、はぁぁ、はぁぁ

肌襦袢の間から零れ出ている美里さんの胸が、大きく上下する

上気した赤い肌に、また汗が浮き出してきた

これを脱がないとセックスできないからね

オレはすっかり濡れて重みの増したパンティに手を掛ける

ちなみに脱がさなくても、パンティをズラしてチンコを挿入することもできる

寧とみすずで試したことがある

下着を付けたままのセックスに、2人とも激しく興奮していた

まだ処女のままの美里さんのここを眼に焼き付けたい

オレの眼で、処女膜を確認したい

腰を浮かせて

オレは美里さんに言う

無理矢理に、パンティを引き摺り下ろしたりはしない

レイプではないのだから

今、オレと美里さんがしているのは売春だ

娼婦には、客の要望に応える義務がある

美里さんがクッとお尻を上げる

驚くほど細い腰から、お尻のふくらみへパンティをズリ下ろす

ああ、ありすも13歳にしては濃かったから

18歳の姉はしっかりと生えている

美里さんは赤い顔で言う

こんなことになると判っておりましたらあらかじめ処理しておきましたのに

いや、これはこれで良い風情がある

お嬢様の陰毛

このギャップが、なかなか面白い

美里さんを買った客は、この毛並みを見て、絶対に興奮すると思う

そう思ったら辛くなった

この身体はオレだけのものにはならない

ほら、全部脱がすぞ

オレはそのまま、パンティを引き下ろす

割れ目が見える

処女の陰唇は、ぴったりと閉じたままだが内部から漏れる液体にテロテロと輝いていた

オレは、さらに美里さんら細い生足に、パンティを滑らせるように引き下ろし足首から抜く

まだ肩と腕だけは肌襦袢を着たままだが

顔、胸、お腹、陰部、足と裸の素肌をオレの眼に晒している

美里差さんは汗と熱い吐息と、愛液ですっかり蕩けていた

足を開いて見るから

ああ、どんな風に開脚すればいいのか、想像できないのか

まず一旦、そのまま膝を曲げて膝を立てるんだよ

オレは、美里さんの太ももの裏に手を入れて引き起こす

クッとくの字に両膝が曲げられた

そうだそれでそのまま膝を左右に大きく開くんだ

恥ずかしさに溺れそうになりながら美里さんは、開脚する

それで、そのまま膝を上にグッと

オレは美里さんの内ももを掴んで拡げる

か、カエルみたいですわわたくし

美里さんは、そう言うが

冗談じゃないこんなに可愛らしいカエルがいるか

オレはそう言って美里さんの足の間に入り込む

まずは、すべすべのお腹に頬擦りして

それから視線を陰部に向ける

黒い縮れ毛の下にスーッとナイフでバターに切り込みを入れたような筋

しかも内側からバターが溶け出している

オレは、美里さんの両手を掴み秘部に誘導する

こことここを抑えて拡げるんだくぱあって

オレに見せるんだ美里さんの一番恥ずかしいところを

美里さんがオレに言うとおりに下腹部の淫らな唇を指で開く

愛液が、とろろろっと染み出ると

内側は、フレッシュなピンクの肉色が、濡れて光っている

そして、その奥に

男のペニスを受け入れるための肉穴が

ああ、白っぽい膜が見える

うん、綺麗な処女マンコだ処女膜もハッキリ見える可愛いよ

どうしてだか、美里さんはオレに礼を言った

あ、あのお客様

そのわたくしのそこは、お客様を受け入れられそうですか

セックスに対する恐怖が、そんな質問をさせている

大丈夫だオレのチンコは、ありすやミタマやキヌカの中にも、根元までズッポリ入ったんだぜ

オレは、わざと美里さんに見えるように勃起ペニスをシゴく

13歳のありすのマンコより、このマンコの方が発育が良いそれに

美里さんの眼が、オレの張り詰めた亀頭を凝視している

男と女は、こういう行為をするように最初からデザインされているんだぜ

人間は、セックスするようにできている

美里さんのマンコは男のチンコを受け入れられるようになっているんだ

こんなにも濡れているし、内部も蕩けている

18歳の肉体は、すんなりとオレを呑み込むだろう

そして、美里さんは天井を見上げ

お父様、お母様お許し下さい美里は、純潔を保ったまま他家に嫁ぐことはできませんでした

わたくしはこれより身体を売ります美里は女の操をお金で売るような、悪い娘になりますもう、美里はどこへもお嫁に行くことができませんどうか、罪深いわたくしをお許し下さい

ああ、この人は結婚するまでは、処女を守るのが当たり前だと思っていたのか

本当に箱入りのお嬢様なんだ

お待たせ致しましたどうぞ

自分で、割れ目を開いたままオレの挿入を待つ

わたくしのつたない肉体を、ご存分にお楽しみ下さいませ

避妊はしないからな中に射精するいいな

はい覚悟はできております

もし、妊娠したらオレが生涯、面倒を見よう

いや、そんなことにはならないのか

ミナホ姉さんは、美里さんにも緊急避妊薬を飲ませるだろう

だから、オレがどれだけ膣内射精しても美里さんは妊娠しない

オレは激しく、この人を孕ませたいと感じていた

この人が欲しいオレのモノにしたい

そうすることはできない、それは許されないことだと頭の中では理解している

理解しているからこそ欲しくなる

オレの中に情欲の炎が燃え上がった

するぞ

オレは、美里さんのお尻の下に枕を入れて腰を高くする

その方が、勃起を突っ込む角度が良い

それから、美里さんの裸身にのし掛かって

痛がっても、止めないからな

痛がったり致しませんわわたくし

美里さんは強がりを言う

オレは、美里さんにもう一度キスしてから

唇の感触を楽しんでから自分のペニスを掴んで、美里さんの入り口に向ける

割れ目に亀頭を押し付ける

クリトリスから上下にグリグリと

亀頭の熱さを肌で感じて、美里さんが声を上げた

やっぱり、膣口やクリトリスを舐めて一度、イカせてあげた方が良いだろうか

その方が、すんなりとオレの勃起を胎内に受け入れられると思う

この人は娼婦になるんだ

いつも、たっぷりと前戯をしてくれる客ばかりじゃないだろう

美里さんの肉体の状況を確かめずに、いきなり突っ込んで来る男もいるはずだ

オレとの初体験最初の売春で、美里さんが

セックスとは、こういうものなんだと思い込んでしまったら、良くないと思う

だから、これ以上の前戯は不要だ

このまま、ブチ込んでしまった方がいい

力を抜け大きく深呼吸するんだスゥ、スゥ、ハァって3拍子で

リラックスするための呼吸法くらいは、教えたっていいだろう

これからの売春セックスに役立つはずだ

ほら、やって見ろよスゥ、スゥ、ハァのリズムだ

いつもなら、オレも一緒にやってやるんだろうけれど今日は、そこまで優しくしてはいけない

はいすぅぅ、すぅぅ、はぁぁ

美里さんは、オレに言われた通りの呼吸を開始する

すぅぅ、すぅぅ、はぁぁ

そのリズムに合わせて、オレも亀頭を膣口に擦り付ける

少しずつ、慣れてくる

男性器と女性器が、触れ合っていることが

美里さんの肉体から、緊張が解けてくる

息を吸い込み始めた瞬間を狙ってグイイイッと奥へ突き込む

息を吸っている途中だから、美里さんは叫び声を上げることさえできない

狭い肉壷にオレの熱い勃起が、潜り込むッッ

オレの亀頭が肉の壁に阻まれる

オレは躊躇せず、腰に力を込めて破るッ

処女膜に開いた穴を押し広げるゥゥッ

痛ぁぁいッッ

美里さんの顔が、痛みに歪んだ

それでもオレは、侵攻を止めない

美里さんの肩を掴んでグググググッと

あああああっ、痛い痛い痛いですぅッ

亀頭の膨らみが、処女膜を通過すれば後はゴールまで一直線だ

ずぶぶ、ずぶぶぶぶぶっ

痛い痛いぃぃぃぃぃ

ボロボロボロっと、美里さんの大きな瞳から大粒の涙が零れた

泣くな、ちゃんと見ていろ誰に処女を捧げたのか、覚えておけオレの顔を記憶に刻みつけるんだ100年経っても忘れるな

涙を堪えて、美里さんがオレを見上げる

そうだ、それでいいんだっふぬぅぅっ

オレの勃起が根元まで打ち込まれる

美里さんの狭い膣に全部押し込んだ

ほら、全部入ったぞ

くぅああああっ、くぅぅ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁ

美里さんは、おでこに汗の玉を浮かべて異物の挿入に耐えている

堪えている

ほら、触ってみろ根元まで全部入っているだろ

オレは美里さんの手を取り結合部を触らせる

は、はい入ってます全部あんなに太いものが、わたくしの中に入ってしまっています

オレたちは、セックスしているんだ

はいわたくしは美里はお客様と、セックスしております

オレに処女を捧げられて嬉しいって言え

はい美里は、お客様に初めてを献上することができてとても嬉しゅうございます

娼婦として今の美里さんは、オレが悦ぶことは何でもする

どんな命令にも従うだろう

好きだぞ美里お前が好きだ

いいえ、お客様わたくしは娼婦でございますわたくしにはどなたかに愛していただく資格は、もうござません

美里

どうぞ、これからも美里の身体をお買い求め下さい可愛がって下さいませどうぞ、美里を

そうだこの人は娼婦

鞍馬家の資産と鞍馬閣を取り戻すまでは誰のモノにもならない

動くぞ痛むだろうけれど、我慢してくれ

痛ぅぅッ

ちょっと抜き差ししただけでも、美里さんは痛むらしい

引き裂かれた処女膜が、傷になっているんだろう

オレのペニスは美里さんの初めての証で赤くなっていく

くぅぅ、うううっ

そうじゃないさっき教えたろすぅ、すぅ、はぁのリズムだ

すぅぅ、すぅぅ、はぁぁ

オレと美里さんの呼吸が合っていく

オレが突き込む度に、美里さんのおっぱいがゆさゆさと揺れる

オレは、また胸を揉んだ

乳首を指でこねる

処女膣の締め付けが気持ちいい

みっちりと詰まった肉壷が、オレの勃起をキュキュッと包み込む

あああ、イキそうだ美里さん

オレの内側から、熱い塊が立ち上って来る

出すよ美里さんの中に子宮にオレの精液が、ドクドク噴き出すよッ

どうぞあああ、どうぞ何でもして下さい

美里さんは興奮と絶望に包まれて叫ぶ

オレを抱き締めてくれグッとオレを

はい、お客様ぁっ

美里さんの細い腕がオレの背中へ

ギューッとオレを強く抱き締める

い、イクッ

オレは、思い切りズブッと腰を押し込んで

大きく張り詰めた亀頭を、美里さんの子宮口に押し当てる

オレの臭い白濁液が美里の無垢の子宮を汚していく

あああっ、お腹の底が熱いです何か入って来るお腹の中に拡がっていくぅぅ

ドクドク

それが精液だよっオレの精液で受精しろ美里ッッ

は、はい、お客様ぁぁはいっっっ

美里は、ギュッとオレの身体にしがみついて

オレの精を子宮で受けとめる

ああああ、わたくし堕ちちゃぅぅ堕ちていくぅぅぁぁ

オレの射精はなかなか、終わらなかった

美里さんは汗と涙と愛液と精液で、全身、びしょ濡れになっている

苦しそうに、大きく息をしていた

オレは、美里さんと繋がったままぐったりと彼女の火照った裸身に身体を重ねている

オレは、美里さんの鼻の頭の汗をペロッと舐めた

塩っぱくて苦い

い、いかがでしたか

美里さんが、オレに言う

わたくしの初めては楽しんでいただけましたか

良かったよありがとう、オレに処女をくれて

オレは、美里さんにまたキスをする

でも、まだ足らない全然射精し足りないよ

オレはこの人に、もっともっと中出ししたい

美里さんの肉体から何メートルも離れてもオレの精液の臭いが漂うくらい

美里さんの胎内に射精したい

この人の子宮をオレの精液だけで満たしたい

美里さんを孕ませたい

ご満足なさるまでどうぞ今のわたくしは、お客様に買われているのですから

美里さんのその言葉に

オレのペニスが、胎内でまた強ばっていく

うーむ、なかなか体調が良くないです

季節の変わり目というか暑くはないけれど、妙に湿気で蒸す日が続いていますから

今年は、変な雨も多いですし

皆様もご自愛下さいませ

1024.少女娼婦の検品 / レモレード

ううっ、うううっ痛っぅぅくぅぅ

オレの下で裸の美里さんが苦しんでいる

処女喪失から、連続した2度目のセックス

オレの勃起ペニスで、胎内をグチュグチュと掻き混ぜられている

うううっくぅぅうううっ

美里さんは、まだセックスでの腰使いなんかは判っていないから腰を振って突き込んでいるのはオレだけだ

美里さんは、ただ仰向けに寝て大きく足を拡げて、オレに一方的に犯されているだけだ

それなのに美里さんの全身の肌は、汗ですっかりビショビショになっている

心臓がバクバク鳴って、全身に熱い血液が循環し18歳の裸身を内側から温めているから

火照った肌が汗をかく

まるで炎天下でマラソンでもしているかのようにグシャグシャに濡れている

あああっあああっぐぅぅ

まだ、性交が気持ち良いはずがない

処女膜を破られ、誰も入ったことのない膣道を強引に犯されているのだから

愛液と処女血とオレの1度目の精液を潤滑油にしているとはいえまだ痛いだろう苦しいだろう

だけど、オレは腰の動きを止められない

勃起は最大限に張り詰めている

吐き出したい

美里さんの子宮に、ドクドクと

そして、妊娠させたい孕ませたい

この弾む肉体をオレだけのモノにしたい

それは叶わぬ願いなのだということは判っている

この人は娼婦になる運命なんだということは、判っているけれど

オレのズンッという突き込みに

美里さんの汗まみれのおっぱいが、ぷるるんと揺れる

黒森さまぁぁ黒森さまぁ

美里さんが、オレを見つめている

わたくしの肉体はいかがですかわたくし娼婦として、やっていけますでしょうか

最高だよ美里さんの身体はキュッと締まりが良くて、抱き心地が良くてすっげぇ、可愛い可愛いよ美里さん

オレは、素直にオレの感じていることを言った

これから、わたくしたくさんの男性と、これをするのですね

何十人、何百人もの男性を身体に受け入れるのですね

娼婦になるのならば

身体を売る金でセックスを提供するのならば

今日のこの痛みとお腹の底に感じる熱を、わたくしは生涯忘れませんわ

少女の身体に異物を差し込まれる

熱い血潮で勃起した男のペニスで、深々と犯される臭い熱液を子宮に射精される

美里さんオレ

やっぱりジッちゃんとミナホ姉さんに

美里さんを娼婦にしないように、懇願してみようか

オレの女にしてもらえるように

オレには鞍馬家が背負っている借金を肩代わりすることはできない

それに、鞍馬家が名家の誇りを汚したペナルティとして、令嬢の美里さんが娼婦に墜とされるというジッちゃんや歌晏さんたちの決定を名家の人間でないオレが覆せるはずもない

オレは何も持っていないただの高校生なんだ

オレは嫌だ

この人が他の男に金で買われるのは

この人の子宮に、たくさんの男たちの精子が染み込んでいくのは嫌だ

そんなお顔をなさらないで

美里さんが、痛みを堪えながらオレに微笑んでくれた

どうか、わたくしの身体を楽しんで下さいませ

そうしていただけないとわたくしが辛いです悲しくなります

わたくしは娼婦です娼婦になったのですから

この人は誇り高い

どんなに惨い運命でも受け入れていく強さがある

わたくしを娼婦としてお使い下さいませ黒森様には、ありすとミタマとキヌカを引き取っていただきましたわたくしは、それだけで幸せでございますから

妹や警護役たちと一緒に、美里さんも救済されることはないと彼女は、悟っている

絶対に越えられないラインがそこにはある

これで、鞍馬の家はありすが、継いでくれますいずれありすが産む、黒森様のお子がですから、わたくしはこのまま娼婦になりますそれで良いのですわもはや、何の憂いもございません

ありすが、本当にオレの側室として認知されることになれば

ありすが産む子は、みすずが産む子の腹違いの兄弟になる

香月家との間に血縁を作ってその子が、鞍馬家の後継者となる

わたくしのことはどうぞ、このままお見捨て下さいませ

美里さんはオレの未練を断ち切ってくれようとする

あなたは、わたくしの最初のお客様でございますわたくしを娼婦として扱って下さいそうしていただけないと黒森様のお優しさは、今のわたくしには毒になります

美里さんが、もう覚悟しているのにオレが割り切らないと

美里さんだけが辛くなる

そうだね結局、美里さんを娼婦でなく、オレの女にしたいというのはオレの身勝手な気持ちでしかないんだよな

いえ今だけは、わたくしはお客様のモノになっていますわ

美里が、小さくオレに微笑む

わたくしの中にお客様がいらっしゃいますわたくしの初めてはお客様だけに捧げております

明日以降は、どうなるか判らないが

今だけは少なくとも、このセックスの間だけは

美里さんは、オレのモノだ

ああ、美里さん美里さんあああっ

オレは熱情のままに狭い膣肉に、勃起ペニスを突きたてる

ああオレの突き込みが、強すぎたらしい

いいのですもっと、もっとわたくしを犯して下さいわたくしの初めてを味わって下さいませ

ああ美里さん美里さんあああっ

くぅぅ、あぅぅ、あああっ、うううっ

眼で耐える美里さんの麗しき顔を見る

耳で苦しむ美里さんの喘ぎを声を聞く

鼻で香しき美里さんの酸っぱい淫臭を嗅ぐ

手で弾ける美里さんの熱っぽい肌を嬲る

そして、ペニスで狭く湿った美里さんの胎内をエグる突く

ぅぅ、ぁぁ、ぅぅ、くぅぅ

今だけは美里さんの肉体の全てを知っているのは、世界中にオレだけだ

美里さんの処女膜が破れた感触を体験できたのはオレだけ

最初に処女の子宮に精を流し込んだのも

ああっ、出そうだまた出そうだよ美里さん

オレは、ラスト・スパートに奔る

くぅぁぁ、出してぇ出して下さいわたくしの中に下さいませ

ああ、出すぞこのまま妊娠しろ孕めよ美里、あああ、美里ぉぉ

オレは本心を叫ぶ

あああ、美里ぉぉぉ美里ぉぉぉぉ

出して出してわたくしに

ああああ、美里ぉぉぉぉぉぉぉッッッ

亀頭の先から噴き出るぅぅッ

熱い出てますああ、熱いのがお腹の奥に溜まっていくぅぅ

美里は1回目の射精の時と同じ様に、ギュッと下からオレの背中を抱き締めてくれた

オレは、美里の唇にキスしながらガクガクと何度も腰を押し付けて

子宮の入り口に亀頭を擦り付けながら、精を吐き出し続ける

ああああっ、美里美里美里ぉぉぉ

オレは射精しながら

スーッと全身の力が抜けていく

美里の裸身に身体を重ねたままオレは意識を失った

眼の前に美里さんの大きな瞳があった

お目覚めですか

オレ、どれくらい寝てた

美里さんと繋がったまま、射精後に脱力して

10分ぐらいですわ

オレの下の美里さんの裸身は、まだ汗で湿っている

ありすやミタマたちもお相手なされたからお疲れなのですね

いやそれを言うなら、昨日から

ずっと、セックスし続けている

それも、一番気を遣う処女とのセックスが重なっているから

ごめん、重いだろ今、どくから

オレは、美里さんの裸身の上で気絶していたんだな

ベッドに手を付いて、何とか身体を起こそうとするが

身体が鉛のように重い

ああ今までは、緊張して集中していたから、自分の疲労に気付いていなかったけれど

軽く意識を失ったことでどすんと身体が重くなっている

こんなにくたびれていたんだ

大丈夫です苦しくはありませんからお客様の重みを感じられて、むしろ幸せですわたくし

美里さんは、そう言ってくれた

あなたが、初めてで本当に良かったですわ

あなただからわたくしの初めては、怖くありませんでした安心してできました

でも、痛かったろ苦しかったんじゃないのか

それは初めてですから、仕方ありませんわ

美里さんは、オレの額に自分のおでこを押し付けて言う

でも、あなたが一生懸命して下さったから恐怖は感じませんでしたありがとうございます

そ、そう言われても

もちろん、わたくしにだって全てのお客様が、あなたのように優しくないことは判っていますきっと、わたくしが苦しむ様子を見るのがお好きな方もたくさんいらっしゃるのでしょうね

娼婦は色んな性癖の客の相手をしなければならない

客が望むなら、どんなことでも

そういう方が最初でしたに、わたくしは心が折れてしまったかもしれません本当に、あなたで良かったです

美里さんは笑っている

もうしばらくは、わたくしの研修が続くことになると思いますどうぞ、よろしくお願い致しますお客様

美里さんが、イケるようになるまで

セックスに慣れるまで2週間ぐらいは、オレが相手をし続けることになる

色々と教えて下さいませ

そう言って、チュッとオレの唇にキスしてきた

美里さんの方から

コンコンと部屋のドアがノックされ

オレたちが返事する前に、ガチャリとドアが開く

失礼入るわよ

渚と寧だった

はーい、お疲れ様記念写真を撮りに来たよ

寧はカメラを持って来ていた

今はほらルリちゃんたちは、ここには越させられないからさっ

幾ら瑠璃子が、ハメ撮り写真の撮影が好きでも

娼婦としての美里さんを、香月家の令嬢が撮しに来るわけにはいかない

今は黒い森の人間だけで、全てをやらないと

寧は、娼婦ではないけれど

黒い森のメンバーだし、ここ数年は、娼館で暮らしていた

だから、娼婦たちに慣れている

はい、あなたはこれを飲んで冷たいレモネードよこういう時は、甘くて酸っぱいものを飲んだ方が、頭がスッキリして、身体が楽になるから

渚が持って来たワゴンを部屋の中に入れた

何かドリンクの入ったボトルから、コップに注ぐ

オレは、重い身体を起こし渚からコップを受け取る

この部屋の中は、オレたちの汗や何かで少し湿っている

冷たいレモネードを入れたコップには、水滴がいっぱい付いていた

レモンの鮮烈な匂いがする

ああオレ、もの凄く喉が渇いている

美里さんだけでなく、オレもいっぱい汗をかいたしたくさん射精したもんな

慌てないで、ゆっくり味わって飲むのよ

オレはゴクリと飲む

一気に飲み干したい欲求を抑えて、ゆっくりと

冷たい甘い酸っぱい

身体に染み込む

もう一杯くれよ美里さんにもあげたいから

オレがコップを返すと、渚がまたレモネードを注いでくれた

うん、美里さん

オレはまずは、自分の口にレモネードを含み

そのまま口移しで美里さんに飲ませてあげる

んんっ、んんっ

コクコクッと可愛い喉が鳴る

はぁぁ美味しいですわ

美里さんも、身体が冷たい飲み物を欲していたみたいだ

それならオレはさらにレモネードを、仰向けの美里さんの口に送り込む

また喉が、コクッと鳴る

オレたちのそんな様子を寧がカメラで撮っていく

よーし、そんじゃあちょっと、そのまま繋がっているところを撮りたいから

オレのペニスは、まだ美里さんの中に入っている

美里さーん、あたしのカメラに目線を下さーい

男女の結合をしているオレたちの痴態を寧は何枚も撮していく

じゃあ、ヨッちゃん抜いてアソコから、精液が垂れているところを撮るから

いつまでも、繋がったままではいられないか

美里さん抜くよ

オレたちは、お互いの顔を見つめ合ったまま

グッと、狭い膣肉に包まれたペニスを引き出す

美里さんの顔が、切なそうに歪んだ

そして、オレの亀頭がぬぽんと、割れ目から出る

さすがに萎え始めていたから、簡単に抜けた

ほんの少しの時間差で美里さんの割れ目から、とぽとぽと2発分の精液が零れ落ちる

その様子も寧がカメラで記録していった

この写真少し加工して、美里ちゃんのプロモーションに使うから

美里ちゃんは、もう処女じゃないセックスをちゃんと仕込まれているって宣伝した方が、よく売れるのよ娼婦を買うのならある程度のテクニックがあって、男の心理を判っている方が好まれるから処女としてみたいっていう願望を持っていらっしゃるお客様はたくさんいらっしゃるけれどでも、実際に処女の相手をするのは面倒だし、大変だってことは、みんな判ってらっしゃるからホンモノの処女じゃ気楽にセックスできないものそれよりは処女性のある娼婦を抱く方が楽しく遊べるものね

うんオレには、良く判る

処女の子とセックスすると色々と、考えちゃうもんな

その子のその後の人生を全て、オレが背負わないといけないって

新しい黒い森では処女は売っていないということもお客様たちには、判っていただかないといけないわだから美里ちゃんが、セックスを体験済みだという証拠として、この写真をお客様にお見せすることもあるのよ

あ、写真画像を渡したりはしないから安心してっそういう証拠に残るようことは絶対にしないからただ娼婦を選んでもらう時に、見せるだけだよ

わたくしは、そういうことに関しては何も判りませんから全て、皆様にお任せ致しますわ

美里さんは、寧に裸身を撮影されながらそう答えた

とにかく、娼婦として売り出される美里さんはもう処女ではないということが強調されるんだな

すでに研修でセックスを仕込まれていると

はーい、オッケーこれで使用前、使用後両方撮影したからねっ

ああ、オレは見ていないけれど処女のままの裸体も、撮影済みなんだっけ

はいじゃあ、今日の研修は終了よもっとも、あなたがまだヤリ足りないのなら続けてくれていいけれど

いやオレは、もう充分だよ

2回も中出ししたし意識を失うほど、疲れている

そうじゃあ、美里ちゃんはそっちのバスルームでシャワーを浴びて来て

わたくしだけでございますか

美里さんはオレを見る

あのわたくしが、お客様を洗って差し上げるべきではないかと思うのですが

本当はそうなんだけれどね娼婦のお仕事としてはセックス前とセックス後にお身体を洗って差し上げて、服を着せて差し上げるところまでしないといけないんだけれど今日はいいわちょっと、この人にお話があるのよだから、あなただけ先にシャワーを浴びて来て

美里さんが、ゆっくりとベッドの上で身体を起こす

つッ

ああお腹が痛むんだな

処女を失ったばかりだから

大丈夫か立てるか

オレが手を貸そうとすると

美里さんは、よろよろと立ち上がった

ポタポタポタッと割れ目から、オレの白濁液が床に滴る

美里さんの内股は、処女血で赤く染まっていた

洗って参ります

美里さんは、腰を落として痛むお腹を擦りながらのたのたと、シャワールームへ入って行った

やっぱり、オレ一緒にシャワーを浴びてくるよ

オレが付いていた方が良いと思う

独りになれる時間をあげないとねどんなに覚悟を決めたって好きでもない男の子に、処女を奪われたのよやっぱり、ショックなのよ女の子なんだから

どんな理由があろうとも誰だって、娼婦になんかなりたくはないんだから

美里ちゃんは、お嬢様育ちだからヨッちゃんの前では、何とかセルフコントロールで毅然とした顔でいるけれどさ本当は、メチャクチャ辛いと思うよ

だから独りでシャワーを浴びて、泣く時間をあげないといけないのよシャワーを浴びながらなら、泣けるでしょ水音で誤魔化せるから

そうか渚は、よく判っている

渚自身が、元・娼婦だから

それは少し、甘すぎるんじゃないの

天井のスピーカーから、ミナホ姉さんの声がする

むしろ、ここで緊張の糸が切れてしまう方が良くないわ

でも御名穂さん

今、優しくするとあの子がヤワになるわそんなんじゃ、この先、生き残っていけなくなるわよ

公あなた、あの子を追い掛けてシャワールームに行きなさい

やっぱり、オレが行くのか

それで美里さんをオレが洗ってあげればいいのかな

違うわもう一度、犯すのよ

独りになって気が緩んで、泣き出したあの子を犯しなさいあの子が、シャワーのお湯で洗い清めた女性器に、もう一度あなたの精液を注ぎ込むのよ

そこまでやらないとあの子は、お嬢様から脱皮できないわ

ご覧なさいこれが今のあの子よ

壁のモニターにシャワールームの様子が映し出される

泣いている美里さんの姿があった

シャワーヘッドを股間に当て必死に、オレの精液を洗い流している

くぅぅ、ぅぅ、わたくしわたくしは

ボロボロと大粒の涙が大きな瞳から床のタイルに零れ落ちている

わたくしはどうして

手がブルブルと震えていた

なぜこんなことにうううっ

さっきの初めてが、あなたで良かったみたいな言葉は強がりだったんだ

本当はオレに処女を奪われたことが、ただただショックなんだ

娼婦になると決めたと覚悟と実際の心の状態が乖離している

オレや渚たちの前では強がったままで独りだけになったら、恐怖がフラッシュバックしてくるようになる

あの子は今の姿を、あなたに見られたくないと思っているでしょうね激しく泣きじゃくっている素顔の自分を

判ったもう一発、犯してくるよ

強がりな顔に戻る前に素顔の美里さんを、もう一度犯す

1回では足りないかもしれないわあの子が、あなたに屈服するまで何度でも犯しなさい

それが、娼婦を支配するということよあなたは娼館の主になるんですからね

人はすぐに嘘を吐くので相手にも、自分にも

だから、トドメを刺すときは徹底的にしないと

1025.少女娼婦の検品 / 風呂場で再レイプ・嫌い嫌い好き

オレはシャワールームのドアをガチャっと開く

美里さんは、いきなりオレが入って来るとは思っていなかったようだ

やっぱり、この人はお嬢様だ

こういう形で、プライベートな時間を侵されるとは想像していない

全裸で泣きながらしゃがみ込んで、自分の股間にシャワーヘッドを当て胎内に残ったオレの精液を洗い流していたのだから

それは、彼女にとっては他人には見せられない恥ずかしい姿なんだと思う

何で泣いているんだよ

オレは鋭く尋ねた

美里さんは、慌てて涙を拭おうとする

そういうことを聞いているんじゃないよ何で、こんなところで独りで泣いているんだって聞いているんだ

ううっすみません、わ、わたくし

オレに怒鳴られて、また美里さんは泣く

泣きたきゃ、泣いてもいいんだよっただ、独りで泣くな

オレは、シャワールームの奥へずかずかと入り込み美里さんの前に仁王立ちになる

で、ですがわたくしのお見苦しい姿を、皆様にお見せするのは

美里さんは、うつむいたままオレから眼を背けようとする

見苦しいか、見苦しくないかは、美里さんが決めることじゃないんだよ勝手な判断をして、自分の殻に閉じ籠もるなそんなんじゃストレスが溜まって、心がブッ壊れるぞ

黒森様ひぃっ

美里さんが驚きの声を上げたのは眼前にオレのペニスが、隆々と勃起していたからだ

オレはこの通り泣いている美里さんの涙を見て、勃起しちまうような最低のクズ男だよだけどさっ

オレは張り詰めた亀頭を、美里さんの顔に押し付けるようにしながら言う

処女を犯され、裸で泣いている18歳の少女の姿はエロチックだった

オレの性欲が再びたぎるのに充分なほどの

そんなオレを美里さんは、利用していかないといけないんだよっ

利用ってそ、そんな

ああじれったいな

鞍馬美里おっ自分の意志で生き残っていこうという強い意志を持てよっ

オレは、美里さんの裸の肩をガッと掴んで彼女の瞳に言う

苦しさも、辛さも、悔しさも、悲しみも武器にしろ自分の中に溜め込むな独りで堪えているんじゃないっ生き残るために、使っていくんだ

生き残るために使う

美里さんは、驚いた顔でオレを見上げる

そうだよっ人は、独りでは生き残っていけないんだよ独りで悲しみに耐えているヒマがあったら、周りの人間を自分の味方にすることを考えろよ

いいかオレは美里さんを犯して、娼婦に墜としたクソ人間だありすや、ミタマやキヌカを自分のセックス奴隷にした極悪人だよ美里さんは、本心からオレみたいな人間を信用することはできないだろう

そ、そんなことはございませんわたくしは

そうさっきの美里さんは、言葉ではオレのことを信じているような素振りを見せていた

頭ではオレという人間を信頼したいと思っている

しかし身体では

だったら、何で独りで泣いているんだよっどうして、オレの眼の前で泣かないんだ

それは人様の前で、みっともない姿を晒すのは、恥ずかしかったからでございます

人様の前つまり、美里さんはオレとの間に大きな溝を感じている

おい、美里そこで大きく足を拡げて、オレに犯されたばかりのマンコを見せろ

いいから、早くしろ

美里さんはその場でM字開脚する

震える指で、自分の割れ目を開く

ピンク色の内側を、オレに見せる

美里それは、みっともない姿じゃないのか

オレは、お前のマンコを見ているああ処女膜が完全になくなっちまっているなこの奥にはオレの精液がブチ込まれているシャワーなんか掛けたって、子宮の中に入った精液は洗い流せないんだぞ

この人は指を膣内に押し入れて、中の精液を搔き出すみたいなことはしていなかった

オナニーも知らなかった箱入り娘だ

膣の中に指を入れることさえ、まだ怖いのだろう

処女喪失の痛みも残っているし

オレは、美里の身体のことを美里が知らないことまで、知っているぞ美里のマンコの中の感触や、締まり具合までほら、もっと見せろああ、美里の尻の穴は、こんな色をしているんだな

そんなこと、おっしゃらないで

美里さんは、羞恥に震える

ここまで恥ずかしい姿を見られているのにどうして、泣いている姿を見られるのがみっともないんだ今のオレと美里の間にみっともないなんて、もうないぞ処女膜をブチ破られて、子宮に中出しされた時の美里の顔だって、オレは知っているんだからな

もうやめて、やめて下さいませ

美里さんの眼から、再び大粒の涙が零れる

良い涙だ興奮するよ

オレは、ガバッと美里さんに襲い掛かる

いやっ、な、何を

もう一度だ鞍馬美里、タイルの上に横たわってオレを向かい入れる格好をしろ

も、もう嫌ぁぁ

そうだ感情を吐き出せ

堪えるな溜め込むな

早くしろよ美里

ぅぅ、はい

美里さんは、シャワールームのタイルの上に横たわり

ほら、足を拡げろカエルみたいに

開脚する美里さん

オレはのし掛かる

欲しいです下さい美里を犯してって言え

ほ、欲しいです下さいませ美里を犯して下さい

ぽろぽろと涙を零しながら美里さんは、必死に感情を抑えてオレに言う

ブチ込むぞ

オレの亀頭が、再び美里さんの熱い粘膜に触れる

まだ痛むのは当然だ

それでも、オレはズブズブと突っ込む

だが、根元まで一気には突き込まない

美里、鏡を見ろ

オレは、シャワールームの壁の鏡を示す

オレのチンコが、美里のマンコに突き刺さっているのが見えるか

ぅぅ、はい

美里さんは、犯されている自分自身の痴態を確認する

また涙が、零れる

どうだみっともないだろ情けないだろ美里は今、愛していない男に犯されているんだぞ慰み者になっているんだ

お前はもう、鞍馬家のお嬢様じゃない娼婦なんだよ金で身体を売るみっともない女なんだ

美里さんの膣が、キュッと締まった

それが判ったらお嬢様時代のつまらないプライドは捨てろ

涙を隠すな全部、見せるんだ美里の泣き顔に、男は興奮するんだからな

オレは、グッと腰を送り込む

根元まで、グイグイと押し込む

そして、美里さんの裸身をギュッと抱き締める

うん、良い身体だ美里は、良い身体をしているよこれなら、何度だって子宮に射精したくなるいいよな、また美里の中に吐き出しても

はいご存分にどうぞ

オレは、いきなり腰を動かす

ああっくぐっくぁぁん痛い痛いです

18歳の裸身が、淫らに揺れる

そうか、もっと啼けよ痛かったら、痛いって言えよ辛かったら、辛いって言え悔しかった、悔しいって言えよ

ああっぅぅ嫌ぁぁこんなのもう、嫌ぁぁ

泣きながら美里さんは犯されている

それでも、一度押し広げられた膣は、オレのペニスを深々と受け入れている

愛液も精液も潤滑油として、まだ充分に胎内を潤していたから

正直に言えよ、美里はオレのこと嫌いだろ

オレは、グリグリと美里の膣を責めながら問う

嫌いですぁぁ、嫌い、嫌い、嫌いですぅぅ

犯される苦しみに、美里さんは本音を叫ぶ

ちゃんと、オレの眼を見て言えよッ

ううっ嫌い嫌いですぅぅ

潤んだ瞳で、美里は言う

酷いですこんなのこんなのもう、嫌ぁぁ

そうかよっ

オレは、強く突き込む

ひぎぃっ

美里さんの胸が、大きく揺れた

オレは、おっぱいを掴みその肌の弾力も楽しむ

ほら、今度は後ろからするぞ立てよ、美里立って、鏡に手を付いて、オレに尻を突き出せ

立ったまま、オレに犯されるんだよっ

オレは、無理矢理、美里さんを引き起こし立ち上がらせる

ほら、こうやって鏡に両手を付けそうだほら、後ろからブチ込むぞ

今まではあくまでも、横たわっている美里さんをオレが犯している構図だったけれど

立ちバックだと美里さんも、自ら進んで身体を開いているようにしか見えない

ほら、鏡を見ろセックスしているだろ嫌いな男と美里は、自分から嫌いな男に身体を許しているんだぞ

こんなお嬢様がいるか娼婦なんだお前は、娼婦だ

嫌ぁぁ、嫌嫌、いやぁぁ

オレは、わざと美里の尻に下腹を叩き付けてパンパンと小気味の良い音を鳴らす

グチュグチュと、結合部から音が鳴るようにする

わざと空気を入れてブブッと音を鳴らしてみた

ほら、いやらしいだろ美里の身体本当にいやらしいよ

ああ、恥ずかしい恥ずかしいです

それでいいんだもっともっと恥ずかしくなれ、美里ぉぉ

オレは、さらに抜き差しを早める

下向きになった美里さんのおっぱいが、淫らに揺れている

この人は足が長いから立ちバックで尻を突き出している姿が綺麗だ

裸の背中のラインも、美しい

み、美里オレ、またイキそうだ美里の中に出すぞ

ぅぅ、ぅぅ、ぅぅ、ぁぁ

オレたちは、揺れている

まるで1つのピストン・マシーンになったかのように

激しいリズムで、身体の最も感じる箇所を打ちつけ合う

いいよなまた出しても美里の赤ちゃんの部屋に射精するぞ

美里は

ぅぅ、嫌ぁぁ嫌ぁぁ嫌ぁぁ

泣いている鏡の中の、犯されている自分の姿を見て

嫌でも、出すぞううううっ

ひぃやぁぁっ

美里の膣奥にドヒュッと出す

連続の3回目だ、量は少ないが熱液の塊が、美里の子宮を満たす

ぁぁ、ぅぅ、ぁぁ

もう一度聞くぞオレのこと嫌いだろ

胎内に拡がる精液の熱さと

後ろから犯され、膣内射精されている自分の姿を確認しながら

鏡越しに、オレに言った

お嬢様らしい気遣いで、オレが喜ぶようなことを言うよりは

美里さんに必要なのは、本心を話せる相手なのだから

美里さんの中からチンコを引き抜く

ほら、鏡に映る自分をよく見ろ

美里さんに、膣口から滴り落ちるオレの精液を確認させる

ぅぅ、嫌ぁぁ

これが本当の恥ずかしさとみっともなさだ

泣いている姿は、恥ずかしいから見られたくないなんていうのは、お嬢様のタワゴトに過ぎない

この人は、昨日はずっとメソメソ泣いていたんだよな

それが娼婦になると覚悟した瞬間にお嬢様としてのプライドが湧き上がって来たんだろうから、人間の心というのは本当に複雑だと思う

英語で言うと、SO COMPLEXだっけ

ちょっと疲れたこっちに来い

オレは美里さんを抱いて、鏡の反対側の壁際にへたり込む

オレに背中から抱き締められている美里さんの裸身が、鏡に映っていた

オレは、後ろから美里さんのおっぱいを揉む

美里さんは、ボーとした顔で鏡の中の自分とオレを見つめていた

わたくし、これからどうなってしまうのでしょうか

不思議だな

肌は触れ合っているのに鏡越しに、お互いの顔を見ている

この方が、本心から話してもらえている

美里さんという女の子は、直接、眼と眼を合わせて話す方が本心を隠す

嘘を吐く

オレにも自分自身にも

そんなのオレには判らないよ

オレの冷たい答えに、力を落とす美里さん

何がどうなるかなんて、全部、これからの美里さん次第だからな

もう誰も美里さんの都合に合わせて、動いてはくれなくなるんだから名家のお嬢様なら、周りの人たちが色々と気遣ってくれたんだろうけれどこれからの美里さんは娼婦美里さんの方が、お客さんを気遣う立場になるんだよ

オレのことは、嫌いなままで構わないていうか、好きになったらおかしいオレは、美里さんを利用しているだけの男なんだから

ハッキリとそう定義する

だけど嫌いな人間でも、利用しろオレが、美里さんを利用している様に、美里さんもオレを利用するんだ

鏡の中の眼が、ハッとオレを見る

オレに好かれようとしなくていい媚を売る必要も無いただ利用しろオレだけじゃないよどうしたら自分にとって良い状況になるか、それだけを考えて人と向き合うんだ

オレは美里さんが身体を売る場にまでは、付いていけない

美里さんは1人で客と対峙しないといけない

知らない人に身体を売るっていうことは、怖いだろきっと、良い人ばかりじゃない底意地の悪い人だっているいや、一見優しい人だって心の中は、とんでもなく邪悪かもしれない

鏡の中の美里さんが、応える

そういう人たちの相手をするのに心を隠していたら、漬け込まれるよあっちは、お嬢様育ちの美里とは違う本当にズルい人間は、人の心に平気で割り込んで来るから

真剣な眼で、美里さんは鏡の中のオレを見ている

だからさ溜め込んじゃダメなんだ独りになってメソメソ泣いてたりしちゃダメなんだそうやって、表の自分と本当の自分を使い分けているつもりでもさ心に隙ができるから悪いやつは、そこを狙って来るオレだけは、君の本当の悲しみに気付いているよみたいな、甘いことを言って美里に寄って来るよ悲しみを溜め込んだままの美里ならそういう、ズルい男のズルい言葉に乗せられてしまうあっという間に、食い物にされるよ

美里さんは、そう言った

だから、辛い気持ちを隠しちゃダメなんだ平然と、表に出してどんどん垂れ流していいんだよ人前で泣いていい、辛さをアピールしていい、周りの人に甘えていいんだ娼婦はそうじゃないと心が保たない溜め込んで、作り笑顔で頑張ってたらどこかで破綻するよ

克子姉も渚もミナホ姉さんも他のオレが出会った黒い森の元・娼婦のお姉さんたちもみんな、ユーモアに溢れていて、どんな辛いことも笑いに変えるような強さを持っていたそういう人じゃないと生き残れないんだよな文句があれば、溜め込まずに相手に言うし感情を抑え付けずに、どんどん発散するミナホ姉さんなんて、感情表現は抑えているけれど思い立ったことは、何でもすぐに実行するから良いことも悪いこともムカついた相手には、徹底的に反撃するしホント、溜め込まないよねそうしていかないと感情がどんどん溜まる一方になって、潰れちゃうんだろうな

岩倉さんなんて、欲望に忠実過ぎて、底が抜けているし

みんな、積極的に人に関わってさ別に愛されようとはしていないんだよただ、お互いに利用できる関係になろうとする利用し合える関係にならないと生きていかれなかったから昔の黒い森の娼館は、娼婦のお姉さんたちには厳しい世界だったから

白坂創介という、メチャクチャな極悪人が支配していたから

だから娼婦たちは、結束して自分たちの身を守ろうとしていたんだよな

普通ならもっと娼婦たちの中に派閥ができて、ケンカしたりもするんだろうけれど

白坂創介という共通の敵がいたからミナホ姉さんは、娼婦たちをまとめることができたんだと思う

ああ今後の黒い森は、その点が課題になるんだろうな

岩倉さんたち、出戻りの娼婦たちと

新しく娼婦になる、徳大寺園子さんと黒沢直子さん

それに元・お嬢様の美里さん

今まで生きてきた経緯が違うから、なかなか打ち解けられないと思う

とにかくさ、お客さんに対しては良い顔しなくちゃいけないとしてもオレに対しては、あんたなんか嫌いだ、死ねとか、本音をぶつけてくれていいよオレは娼館の内側の人間なんだから

オレにまで気を遣う必要は無いんだよ美里が、オレのことが大嫌いだってことは、よく判っているしさ

美里さんは、鏡でなく振り向いて、オレの眼を見る

大きな黒い瞳が、オレを見ている

いや、そこはハッキリしておこうよオレは、美里を娼婦に墜として、妹たちを奪った憎い男なんだ美里は、オレのことは嫌いなんだよでも利用しなくちゃいけないんだオレが娼館の内側に居る以上は

そう言うとオレの唇にキスをした

これは、そのワイロです今後は、利用させていただきますのでどうぞ、黒森様もわたくしを利用して下さいませ

ああ、時々犯させろセックスさせろ美里の身体は、すっげぇ良いからでも、あのえっと、安くしてくれよ

オレには高級娼婦に支払えるような大金は無い

黒森様でしたら、無料で結構でございます

そうはいかないよ美里は娼婦なんだから研修はともかく、オレがしたくてする時は、金は払うよそうじゃないとミナホ姉さんに叱られる

それでは特別料金ということに致します黒森様は、内部の方ですから

ああ、従業員割引ってことだなうん、ミナホ姉さんに、それで頼んでみるよ

美里さんは、クスッと笑った

わたくし黒森様のことは嫌いです嫌い、嫌い、大嫌いでも、好き

嘘ですわ娼婦のタワゴトです信じてはいけませんよ

笑顔でそう言うとオレの方へ身体を向ける

教えて下さいませ娼婦としては、この後、何をしたらよろしいのでしょうか

研修として、教えて下さいませ

じゃあ、身体を洗ってもらおうかな美里のおっぱいに、セッケンを付けてそれでオレの身体を洗ってくれよそれから、チンコも洗ってお掃除フェラもしてもらおうかな

かしこまりましたどうぞ、ご教授下さいませ

オレは美里さんに、身体を洗われオレも美里さんの裸身を手で洗って、肌の感触を楽しんだ

それから、ペニスを手で洗わせセッケンを洗い流した後で、しゃぶらせた

鏡に映る、美里さんのフェラチオ姿が、いやらしかったから

オレは、もう一発美里さんの口内に射精した

飲めよ

美里さんは、コクっと嚥下する

飲むの好きになったか

オレの問いに、美里さんは

嫌いです苦いですし、ネバネバして飲みづらいですから

笑顔で正直に、答えた

でも、嫌いでも飲みますわたくしは娼婦でございますから

そう言ってオレに抱きついて来る

セックスも慣れますそれまでは、どうぞご容赦なく、わたくしの身体をイジメて下さいませ

美里は、ちょっと酷い言葉でイジメられる方が好きだろ

この子も、Mっ気が強いと思います

判りませんわでも、痛いのは好きではありません

痛いのは、すぐに直るよ

そうでしょうか黒森様のお言葉は信じられません

黒森様こと、わたくしに酷いことをするのがお好きでしょ

ほら、やっぱり

大きな声で美里さんは、笑った

美里さん編は、次話で終わります

それでいよいよ鳥居さん編に入るのかな

このエピソードも、そろそろ終わりです

上野でやっている葛飾北斎展を観てきました

なかなか、良い展覧会でした

やっぱり、北斎の作品にはユーモアがあります

どっかトボケているところに味があるというかドラマ性があるというか

1026.そして夜が来る / 家の果て

お拭き致しますわ

じゃあ、オレも

タオルで、お互いに身体を拭き合う

美里さんの18歳の裸の感触が、気持ち良い

肌からは、セッケンの清潔な匂いがした

ここもお拭き致します

美里さんは、オレのペニスも丁寧に拭いてくれる

娼婦になるのだからこういうこともできるようにならないといけない

男性器に触れることは、まだ羞恥心も怖さも残っているだろうけれどそれでも、美里さんはオレに奉仕してくれた

オレも、美里さんの陰部を拭く

シャワーを浴びたけれど大量の精液を注ぎ込まれた胎内から、またトポトポと残滓が垂れ落ちてくる

こればかりは、どうしようもない

さあ、出よう

オレたちがシャワー・ルームから元の客用寝室に戻ると

渚と寧と

美里お嬢様

ありすとミタマとキヌカたちも来ていた

3人は、お揃いの白いバスローブを羽織っている

今なら、もうみんな心の整理がついていると思ってそれで来て貰ったのよ

渚が笑顔で、オレと美里さんに言う

美里さんは裸にバスタオルを巻いたまま

ありす、ミタマ、キヌカわたくしも、あなたたちと同じにしていただきました

バスタオルを外して妹と元臣下たちに、自分の裸の下腹を示す

お姉様、わたくしたちも

ありすが、バスローブの前を開き可愛いおっぱいと陰部を露出させる

ここに黒森様の精を注いでいただきました

ミタマとキヌカもバスローブの帯を解いて、裸の肌を晒す

みんなオレに犯された秘所を見せ合う

4人ともオレによって、同じ日に処女を失った

今日という日においてはわたくしたち4人は、同じ身の上です皆、同じ様に黒森様に愛していただきましたでも

少し寂しそうに笑う

わたくしだけは明日からは、別の男性の精を受けます何人も何人も、違う殿方に抱いていただいて、お金をいただく身の上となります

わたくしは、その運命を喜んで受け入れますわたくしは、そうやって鞍馬家の犯した罪を償い家を再興する資金を貯めるのですから

美里さんの眼に、もう迷いは無かった

黒森様が優しくして下さいましたからもう、思い残すことはございません

それから、妹に

ありすあなたは黒森様に誠心誠意、お仕えするのですよあなたが産む黒森様のお子が、鞍馬家の継ぐことになります判っていますよね

ありすが、大きくうなずく

ミタマ、キヌカあなたたちも、ありすと共に黒森様にお仕えするのですねわたくしたちに示してくれた忠節を、黒森様にも注いで下さいそれから、これからは同じ身分となりますが、ありすのことを頼みます主としてでなく、同じ黒森様にお仕えする身として仲良くしてあげて欲しいのですよろしくお願い致します

美里さんは、ミタマとキヌカにスツと頭を下げる

美里お嬢様わたくしは

ミタマが困惑した表情でそう言うが、美里さんは

わたくしのことは、気にしないで今のわたくしは、1人の娼婦ですただの娼婦が、自分だけの警護役を持つことはできませんそれに黒森家の娼館には、相応の警護の方が付いておられるはずですわ

だから警護役はいらない

自分に付いて来るなとミタマたちに告げる

新しい娼館は、香月セキュリティ・サービスの方たちが警護して下さることになっているわだから、あなたたちが心配することは無いのよ

ミナホ姉さんの新生・黒い森の娼館の運営には、ジッちゃんも絡んでいる

これからは創業時の精神に立ち返って、政財界の大物たちのみを顧客とする高級娼館に戻るのだから

香月セキュリティ・サービスの様な背景がハッキリとした組織が警護に絡まないと、お客さんたちが信用してくれない

そうだよ大丈夫だよ娼館とオレたちが暮らているお屋敷とは別の場所になるから、一緒には暮らせないけれどでも、会いたくなったらいつでも会いに行けるようにするからさ

新しい娼館は、駅前のホテルの地下の施設を使うことになっている

美里さんはそっちに住むことになるだろう

でも、同じ市内だし車で15分も掛からない距離だ

警護役でなく、美里さんの妹として、親しい友人としていつでも会いに行ってくれ美里さんの方に、うちに来てもらってもいいんだし

とにかく、鞍馬姉妹と安城姉妹の主従関係は完全に解く

そうでないと、この4人は新しい生活を始められない

黒森様のお許しをいただいたら、いつでも会えるのですよだから寂しくはないのよ

美里さんは、優しく妹たちに言う

ええ、もし何か問題が起きたら、あたしたちに相談してくれればいいわ

美里ちゃんが暮らす娼館のことでも、ありすちゃんたちが暮らすお屋敷のことでもあの子がイジワルだとかみんなと仲良くするのには、どうしたらいいとか、どんな相談でも受け付けるわよそれに

あなたたちは、あたしのことは、まだちょっと信用仕切れないかもしれないけれどこの人のことは、信用できるでしょ

オレが前に出て身体を張らないといけない

ああ、何でもオレに言ってくれよオレ1人じゃ解決できないようなことでも、オレからミナホ姉さんや他の人にどんどん話してどんな手を使ってでも、絶対に何とかするから約束するよ

オレは胸を張って、そう言った

お屋敷の方は心配ないみんな、新しく家族になった子には優しいし、みんなでフォローし合って気遣いしてくれる

問題があるとすれば娼館の方だ

そっちは、オレもよく知らないからなぁ

出戻りの娼婦のお姉さんの中には、岩倉会長みたいに難アリの性格の人もいるし

新人でも、関西ヤクザの娘の徳大寺園子さんも黒沢直子さんも、なかなか込み入った性格をしているし

名家のお嬢様だった美里さんと、仲良くしてくれるかどうか

まあ、ミナホ姉さんはずっと娼館の運営をやって来て、岩倉さんみたいな人も制御コントロールしてきたんだから、大丈夫だとは思うけれど

オレも、チョクチョク様子を見に行かないといけないと思う

さあ、あなたたちあちらのお部屋に香月セキュリティ・サービスから女医さんに来てもらっているの全員一緒に検診を受けてもらうわ

渚が2組の姉妹に言う

あ、みんなロスト・ヴァージンした後に受けてもらっているやつだからみすずや瑠璃子の時も、お医者さんに検診してもらってるからさ

オレは処女喪失検診が普通のことだと力説する

そうそう、みーんな、受けてるからっ

今まで黙ってた寧が、オレの言葉を肯定してくれた

判りましたでは、ありす、ミタマ、キヌカ、参りましょう

美里さんが、率先して妹たちに言ってくれた

検診が終わったら、ご飯だからね今日は、4人で食卓を囲みなさい

ありすとミタマとキヌカは、オレと一緒に黒森家の屋敷に行くことになる

美里さんとは離れることになるだろう

今夜別れたら、しばらくは一緒に食事ができなくなる

美里さんが、渚に頭を下げた

はーい、じゃあこっちよあたしに付いて来て寧ちゃん、この人のこと頼むわよ

渚が、美里さんたちを引率するらしい

オッケー、任しといてっ

寧が明るく返事をする

では、黒森様また後ほど

行って参ります

美里さん、ありす、ミタマ、キヌカとみんなオレに一礼して

渚と一緒に、部屋から出て行った

はぁぁ

鞍馬姉妹と安城姉妹が退出して部屋のドアが閉まったのを確認すると

オレは大きく深く、溜息を吐く

ぬふふふーんさすがのヨッちゃんもくたびれた4人連続だと

いや、昼からは確かに4人連続だけどオレ、午前中も色々あったしそもそも、昨日からのことを考えたら

お嬢様たちの野外パーティからヤクザたちとの死闘だの天童乙女(現・剣道マリア)問題があってリエとエリを犯して、それから

とにかく、修羅場の連続だったからなぁ

いや、ホント申し訳ないけれど、ちょっと疲れたよ美里さんやありす、ミタマやキヌカの前じゃ、絶対に疲れた顔を出せなかったしさ

気張って、平然としていないと信用してもらえない

こればっかりは、ホント、無理でも元気なフリをしていないと

ま、ヨッちゃんが一番大変だよね処女の子とのセックスは、気を遣うしヨッちゃんは、本当に自分勝手なセックスはしないからさ

それは処女膜を破ったりするので、女の子の身体にどうしたってダメージを与えてしまうんだから

酷過ぎる状態にならないように、気を配るのは当然だ

でも、ヨッちゃん、大分、処女の子とエッチするのは上手くなったと思うよオチンチンを挿入する角度とかまでよく判ってるし

それはまあ経験から学んだというか

雪乃以来何人もの処女をもらって来たわけだから

少しは上手くなっていないと、みんなに申し訳ない

お前は何も学んでいないとか言われたくないし

だから、お医者さんに来てもらったけれど深刻な問題は無いと思うよ

問題があったら困る

でも、ホント疲れたよ

オレはバタンと、ベッドに転がる

正直、晩飯食わないでこのまま一眠りしたい

ほら、お屋敷に戻ったら明日のパンの仕込みをしないといけないし

それは大丈夫だよさっき、克子お姉ちゃんが電話して愛ちゃんとメグちゃんで、できるところまで進めておいてくれるように頼んでたから

愛とメグで

後は、あっちに戻ってから克子お姉ちゃんと、マナちゃんやルリちゃんたちにも手伝ってもらって、明日売るパンの準備をするってヨッちゃんは、今夜は休んだ方がいいからね

愛とメグのコンビって大丈夫か

今の愛は、パン作りのことに関してはメチャクチャ詳しくなっているけれど

メグとはスピード感が違うからなあ

愛の説明をゆっくり過ぎて、メグが怒り出したりしないのか

メグはどうして、最近、あんなに怒りっぽくなっちゃんたんだろう

ヨッちゃん、寝ないでっ

スーッと、眠りに落ちてしまうところだった

もうちょっとだから今は、まだ起きててよっ

もうちょっとって

そうよ悪いけれどもうしばらく起きていてちょうだい

公、服を着て香月様のいらっしゃるお部屋へ行ってちょうだい

ジッちゃんの部屋

鞍馬家のお嬢様たちについて最終報告をしなくちゃいけないでしょ

どうせジッちゃんは、オレたちの様子を監視カメラで観ていたんだろうけれど

それでも、オレには、直接ジッちゃんに報告する義務があるよな

結局、あの姉妹たちをどうするのかを

判ったよ、ミナホ姉さん

オレは、重い身体を起こす

服はああ、そこに用意してあるな

寧か渚が、持って来てくれたんだ

寧、あなたが確実に連れて行ってね公が途中で居眠りしちゃわないように見張ってて

りょうかーい

いや、居眠りとかしないって

気合いを入れるぞ

うんこらしょっと

オレは、バチンと自分の頬を叩いて眠気を追っ払う

大丈夫、ヨッちゃんお姉ちゃんが、服を着せてあげようか

寧が苦笑している

自分でできるよっていうか、着せて貰ったりしたら、途中で眠るから今、気張らないといけないところだからさ

じゃあ、気張って、気張って、頑張ってっ

オレは眠気を噛み殺して、服を着た

ほーい、こっちだよ

寧に連れられて、香月家本家邸宅の長い廊下を抜けて

はい、ここの部屋のはず

ジッちゃんがいるという部屋に到着した

コンコンココンコンッ

寧が、リズミカルにドアをノックする

おジィちゃーんヨッちゃん連れて来たよーんっ

入りたまえ

部屋の中からジッちゃんの声がした

じゃあ、ヨッちゃん頑張ってね

寧は報告の場には、付き合ってくれないらしい

まあ、しょうがないか

報告の義務があるのは、オレだけだし

ジッちゃん、入るよっ

オレは、もう一度自分の顔をピシャッと叩いてから部屋のドアを開けた

みすずがいる瑠璃子もいる美子さんも鳥居さんまで

鞍馬家という名家の娘たちの行く末についてをこの子らに聞かせたいと思ってな

ジッちゃんは大きなソファに座ったまま、オレを迎えてくれた

香月家だって没落してしまったらあの娘たちのような身の上になるかもしれないのだからな

みすずや瑠璃子や美子さんが娼婦に

そんなことは絶対にないよ、ジッちゃん

オレが、そんなことは死んでもさせないから

ジッちゃんは、ニヤッと微笑み

それは、お前が香月家を守るということか

香月家が、今の鞍馬家の様に大きな負債を抱え先祖から受け継いで来た資産も全て奪われそうになった時にはお前が責任を持って、香月家を救ってくれるのか

いや、オレは経営とか、そういうのは判らないし、そんな才能も無いからだから、香月家のことはよく判らないよオレに香月家を救うことなんて、できるはずが無いんだから

でもさもし、何かトンデモないことが起きて、香月家がヤバイことになったとしたらオレが、みすずと瑠璃子と美子さんを連れて逃げるから

逃げるですって

鳥居さんが、驚く

そうだよ夜逃げだよ夜逃げするんだよよ夜逃げそれで、絶対にみすずたちが娼婦になるようなことだけは回避するから

すると香月家の負債はどうなる

そんなの判らないよとにかく、みすずたちを安全な場所に確保する悩むのは、それからだ

それはつまりお前は、香月家の負債のことには関知しないということか

ジッちゃんは、楽しそうに尋ねてくる

そうは言わないよ返済できるかどうかは、ちゃんと調べるし何とか返済する方法が少しでもあるのなら、オレがヤバイ橋を渡って何とかするさでも、どうやっても返済できそうにないんなら

その時はどうするね

その時は、借金を踏み倒すよそうするしかないんだからさ

オレは躊躇わずに答えた

あなた、それで良いと思っているの負債を返済しないことで、自分の企業グループだけでなく、他の企業を巻き込むかもしれないのよたくさんの人が路頭に迷うことになるかもしれないわよ

そうなるとしてもオレは、みすずたちに、身体を売るようなことだけはさせない何があろうと、絶対に何万もの人に恨まれたって、それだけは守る

あ、あなたね

呆れてオレに文句を言おうとする鳥居さんに、ジッちゃんは

いや、いいのだよ、鳥居くんこいつの場合は、そういう覚悟で良いんだ

こいつは、香月家の人間では無いこいつの中での優先順位は、香月家の安定よりみすずや瑠璃子たちの安全の方が遥かに高いのだよそれも、こいつにとってこの子らは香月家の娘でなく自分の女ということだからな

オレには、香月家の娘とか関係ない

香月家の資産などどうでもいいのだみすずたちが着の身着のままどころか、素っ裸でも良いのだろお前が、この子らと夜逃げする時は

当たり前だよ

みすずたちはどうだ

ジッちゃんは、みすずたちに問う

あたしは申し訳ありませんが、全て旦那様に従います

もちろん、家のために可能な限りのことは致しますが鞍馬美里さんのように、家のために身を売ることはありません旦那様を悲しませるようなことは、絶対にしたくはありませんから

瑠璃子は、どうだね

瑠璃子は、少し間を置いて

わたくしは、お兄様の奴隷でございますわたくしをお売りになられたのは、お祖父様ですわ

そうだったな

はいですから今のわたくしには、香月家のために自分を犠牲にすることは許されませんわたくしの心と身体は、すでにお兄様に捧げておりますから香月家のために娼婦に身を落とすことは有り得ませんわお兄様が、わたくしにそうお命じになられない限りは

オレが瑠璃子にそんな命令をするわけがない

美子はどうだね

美子さんも、少し考え込む

よく判りませんそういうことはわたくしが自分で考えて良いことではないと思いますし

ふむ、どういうことかね

ジッちゃんが、踏み込んで尋ねる

あのわたくしには、わたくし自身の将来を自分で決めるなどということはおこがましいのではないかと思うのです

おこがましい

お祖父様やみすず様、瑠璃子様が、わたくしに望まれるのならば娼婦にもなりますもっと辛い境遇にも、喜んで堕ちますわでも、わたくし自身は自分で自分の運命を決めてはいけないのだと感じるのです

結局、香月家の臣下瑠璃子のお付きとしての思考から、逃れられないでいるのだろうか

さてでは、わたし自身の意見を述べよう

実のところわたしも、お前と同じだみすずたちを守るためなら、家など放り出すその結果、何人もの人間を地獄に堕とすことになろうとも大切な家族だけは守るよ孫娘たちに身体を売らせるぐらいならわたしは世界を滅ぼすよ

また、大きくでたなジッちゃん

大切な孫娘たちを不幸にしてまで守らなくてはいけない家など無いどんなに長く続いた名家だろうが家族を犠牲にしてまで、継続させる価値は無いのだ

オレも、そう思うよ家だけが残ったってしょうかないもんな

家族を不幸にするだけの家ならそんなの潰してしまった方がいい

ちょっと待って下さいそれならば、香月様はなぜ

鞍馬美里様が娼婦になって、鞍馬家の負債を返すという計画を承認なさったのですか

ジッちゃんは何を考えてるんだ

済みません、ちょー眠いのは吉田くんでなく、わたしです

眠い、眠いよぉぉ

一昨日ぐらいに、お昼のワイドショーで

新宿2丁目のオカマバーの紹介をやっていて

この国は、もうダメかもしれないと思いました

OLさんでも、5000円あれば、オカマちゃんたちとのコミュニケーションを楽しめますとか

昼間に放送するものじゃないようーむ

1027.そして夜が来る / モンキー・ビジネス

香月様が、娘を娼婦にするくらいなら、家など潰れてしまっても構わないというお考えをお持ちでしたらどうして、鞍馬美里様を苦界に墜とされるようなことをなさるのです

ジッちゃんは自分の家、香月家が経済的な危機に陥ったとしても、絶対にみすずたち孫娘を娼婦に墜とすようなことはしない

夜逃げさせる高飛びさせる

それで香月家が滅ぶことになったとしても断固として

鳥居まり子君残念ながら、人の世は平等にできてはいないのだよ

ジッちゃんは、苦笑して言う

名家だってそうだ申し訳ないがわたしの香月家と鞍馬家は違う水島家とも

水島ってみすずのペットになった水島可憐さんの家か

あれ、そう言えばどうして、可憐さんはここに呼ばれていないんだろう

それから、もちろん名家ではない君の家、鳥居家とも違う立場にある

それほどまでに、香月家は尊いということでございますか名家を束ねる名門中の名門でございますものね鞍馬家や水島家とは格が違うということでございますか

少しムッとしてそう言う

その通りだ言っただろうこの世は平等でないとね

家が動かしている経済の規模が違うのだよ香月家が経済破綻しそうになるということは、日本経済の危機いや、国際的な金融パニックが起こるだろうみすずと瑠璃子と美子の3人が揃って娼婦になったとしても、この経済危機を打開することは不可能だそんなことをする意味が無いのだよだったら、そこの小僧と夜逃げした方が良い南の島にでもな

ジッちゃんは、わざと挑発するように鳥居さんに言う

アメリカのゼネラル・モーターズが、2009年に経営破綻したが企業としてまだ残っている倒産させてしまっては、余りにも影響が大きいのでGMの従業員だけではない下請け企業や、製品や部品を運ぶ運送業、全世界の販売店GMに関係して生計を立てている全ての人間が路頭に迷うことになるだから、潰せなかった2009年から2013年まで、GMは事実上アメリカ政府が株式の61パーセントを保有する国有企業となっていた公的資金を注入して、延命させたのだよ実に、不公平なことだ当時は、前年に起きたリーマンショックによって、経営危機になり倒産する企業が続出していたそれなのに、普通の企業なら、潰れて当然の状態だったGMが図体がでかいばかりに、国に助けられ生き残ることを許されたのだからな

香月家もそういう存在なのでございますか

君はどう思うね

ジッちゃんは、質問に質問をぶつける

香月様のおっしゃる通りだと思いますわ香月グループは、明治以来の財閥でございます日本が世界に誇るブランドの1つですものもし香月グループが経営破綻して倒産したならそれは、日本の国力が衰えたという印象を世界に与えてしまうことになりますほですから財界の皆様たちも国も、香月グループを何としても救済なさるでしょう

鳥居さんはそう言った

香月家は潰れることができないのだよ許されないのだホテルや旅館を幾つか持っているだけの中規模な企業グループである鞍馬家とは違う申し訳ないが鞍馬家が破綻しても、誰も困らんのだわざわざ救済してやる値打ちはない冷静に、ビジネスだけで考えた場合はな

鞍馬家に何かしら価値があるすればそれは、あの素晴らしい鞍馬閣という建物だけだわたしの世代の名家の人間は、あの建物にたくさんの思い出があるからな

鞍馬閣という古い建物は、昔から名家の人たちに愛され会合などに使われてきた明治期の名建築だったらしい

だから、わたしは破壊される寸前の鞍馬閣は確保した今は解体されているがいつでも移築できるように保存してあるただし、わたしはあれを騙して手に入れた今の鞍馬家の当主が、完全に破壊するように解体業者に命じたものをわたしが裏から手を廻して、慎重に分解させ廃材として運び出されたものを買い取ったのだからなこれに関しては、多少、後ろめたい気持ちもある

ジッちゃんは、フフッと笑った

だからだ鞍馬の今の当主をわたしは信用しないが鞍馬美里君が、自分の身体で稼いで金を貯めたのなら、鞍馬閣を売ってやっても良いと考えた鞍馬閣さえあれば、鞍馬家は再興できるいや、鞍馬閣がなければ、鞍馬家が名家として蘇ることはできないあの建物は、鞍馬家が後世に受け継いでいくべきものだただ歴史が長いだけでは名家ではない名家とは先祖から受け継ぎ、子孫に残していくべきモノを持つ家だそれが鞍馬家にとっては鞍馬閣なんだとわたしは考える

オレは、ふと思った

だったら香月家が先祖から受け継ぎ、子孫に残すモノって何なんだろう

香月家にも、名家としてそういうモノがあるはずだ

名家の令嬢に、娼婦になれというのは、いささか厳しすぎるかもしれないわたしも、そう思うだが、やってもらうしかないのだ今すでに、わたしはかなりの金額を使っているからな違法に鞍馬閣を解体保存させるのは、なかなか大変だった裏の人間でも、そういう専門的なことができる人材は少ないからなそうして、密かに運び出したことにもこれから新しく良い土地を見つけて、建て直すことにも金が掛かるその費用だけは、何としても鞍馬美里君に支払ってもらう

いや、実際はジッちゃんは歌晏家の当主と組んで、鞍馬家の資産であるホテルや旅館を買い取った

それに、例の鞍馬閣の跡地の工事が停滞したままになっている高層ホテルもある

鞍馬家の破綻に対して、ジッちゃんが支払う金はもっと多いはずだけど

鳥居さんの前ではなぜか鞍馬閣のことしか言わなかった

そっか美里さんが5年間娼婦として働いても、鞍馬閣を買い取るぐらいのお金しか稼げないんだ

そうだよなあ鞍馬が持っていた老舗旅館や一流ホテルまで買い戻すのは、ちょっと無理だよなあ

いや、黒い森の娼館を引退した元・娼婦のお姉さんたちはさみんな、仕事を辞めた時に、自分で新しく事業を始めるくらいのお金を持っていたんだよ

ミナホ姉さんはお姉さんたちが生活に困らないよう気にしているから

でも、それは何億円なんていう大きな金額にはならないんだよだって無理だから幾ら黒い森が高級娼館だからってそこまでは稼げないよでも、ほら高級ホテルなんて一棟でも、1億円とかしちゃうんだろ

オレの言葉に、鳥居さんはハッとする

この人も良いトコのお嬢様だから美里さんの様な名家の令嬢が身を売れば、とんでもない大金が簡単に手に入ると、錯覚していたんだろう

娼婦の稼ぎなんて、よく判っていないんだから

何を言う鞍馬閣を再建する費用だってあっさり1億円は越えるぞ

ジッちゃんが、クスッと笑って、オレに言う

そんなに高いんだ

普通に建物を建てるだけでも金が掛かるが古建築を完全に移築保存しようと思ったら、通常の何倍も金が掛かる百年以上前に建てられた建築物を、この後も何百年も残していくつもりならな

いいかね逆に考えてみたまえ鞍馬閣の再建に、それだけの費用が掛かるという現実があって鞍馬美里くんという18歳の少女が、5年で1億円以上稼ぐためにはそれこそ高級娼婦になるぐらいしか選択肢が無いのだよ

美里さんが黒い森の娼館で、必死に働いてそれでようやくギリギリ鞍馬閣が買えるかもしれないというレベルの話なんだ

あの年齢で娼婦になるというのは、辛く厳しいことだろうが安全な職場に顧客も、こちらで用意してやるんだ納得してもらうしかない

高い値段で美里さんを買ってくれるような人は政財界のお金持ちしかないだろう

それでいて、白坂創介が連れて来たようなヘンタイ客じゃなくって安心して、身体を売れる相手をミナホ姉さんが選別してくれる

香月セキュリティ・サービスの警護も付く

条件としては、決して悪くはない

し、しかし、香月様

鳥居さんは断固として、納得しようとしてくれない

なぜ、君がそんなに食い下がるのかね娼婦になるのは、鞍馬美里君であって、君では無いんだぞ、鳥居まり子くんしかも、彼女はすでに納得している自分の運命に君も、みすずたちと一緒に、こいつと鞍馬美里きんの様子を観ていたのではないのかね

鳥居さんはオレが、美里さんを買った様子を

美里さんの処女を何度も犯した過程を観ている

当事者でない君には、この件について口を出す権利は無いと思うがね

それはそれは確かに、おっしゃる通りでございますがしかし

生理的に受け入れられないというのは、判るよ自分の知っている娘が、娼婦にならざるを得ないというのは、ショックなことだろうしね

ジッちゃんは、そう言ってからオレに振り向き

お前は、どうなんだどうにか受け入れられるようになったのか

もちろん、納得はできていないよ本当はオレは、美里さんもオレの女にしたいよ他の男に、金で身を売って欲しくはないと思うよでも

そういう話では無いんだよな

オレの希望とか聞き入れられるはずが無いレベルで事態は動いている

納得できなくても呑み込まなきゃいけないことなんだって、判ったオレは、美里さんの覚悟を尊重したい

しかし、それはそう覚悟するように、強制されたことですわ本当に、美里様が自由に選択できたことではございません

鳥居さんはそう叫ぶ

ちょっと待ってよ鳥居さん

オレは彼女に

世の中さ何でもかんでも、自分で決められるわけが無いんだからさ

ほとんどの場合ただ従容と運命を受け入れることを強いられる

選択肢だって、わずかしか無い

それが人生だ

自由に選んで生きていくことなんてできないんだよそりゃお嬢様だった人に、今日から娼婦をやれなんていうのはメチャクチャだけどさそのメチャクチャを受け入れなくてはいけない場合もあるんだよっ

そんなのおかしいですわ変ですこんなこと、あって良いはずがありませんわ

良いも悪いもないよっこうして、眼の前で起きていることなんだよ現実なんだよっ

間違っていることですわたくしたちは、この間違いを正すべくですわわたくしは、そう思います

でも、美里さんが受け入れているんだよっ覚悟してくれているんだよ

黙れよ美里さんが一番辛いんだよっオレたちが、脇からギャーギャー言うことじゃないんだっ

オレは鳥居さんに怒鳴ってしまった

情けないけれどオレたちには、頑張れって応援してあげることしかできないんだ美里さんが、安心して娼婦をやっていけるようにその他の心配事がなくなるようにしてあげるんだよありすや、ミタマや、キヌカのこととかで心配させないようにとか

オレは、本当に無力だ

情けないけれどそんなことぐらいしか、オレにはできないんだ

本当に情けない

いや、それで充分だろう

むしろ、それだけしてやれるとしたら素晴らしいよ普通の人間は、そんなバックアップはしてもらえないからな

そして、ジッちゃんは天井を見る

御名穂くんこいつは良い感じに吹っ切れているようだぞ

その様でございますわね

さてそろそろ種明かしをしてやるべきではないのかね

種明かし

公ビジネスというものは、合理的に一番儲かる方法を選択するべきなのよ

つまり鞍馬美里さんは、あたしたちの娼館の娼婦になるけれどあたしは、誰でも構わずにお客様に提供したりはしないわうちは高級娼館ですからね安売りはしないのよ

無条件で、不特定多数のお客様に何度も身体を売ると娼婦の価値が下がってしまうのよあの子は、特定の条件を満たしている特別なお客様しかお売り致しませんという風にした方が、結果的には儲かるのよ誰でも買える子じゃないからこそ、高い値が付くの娼婦がみんな、誰にでもお金さえ出せば買える女の子だと思ったら大間違いよ

江戸時代よりの日本の遊郭が、そういう仕組みになっている最高級の花魁、太夫は普通の客には買えんそれなりに地位と資産がある人間にしか売らないだからこそ、花魁の相手ができるということがステイタスになるのだもちろん、花代は相応に高額だ最下層の娼婦が、一晩に4人も5人も客を取って稼ぐ金の何千倍もの額を、花魁は一晩で稼ぐしかも、相手は1人きりだ

ていうことはつまり

鞍馬美里さんは名家のお嬢様よそういう身分の子を抱いてみたいとと思うお客様は多いわだけど、簡単にはさせてあげないわどこまで、値を釣り上げられるかが、あたしの仕事なのよそれと、どれだけお金を積まれても変な人には売らないわそういう男に抱かれたとなると、美里さんの価値が下落してしまうのよ

よほどのお金持ちで、社会的地位のある人にしか美里さんは売られない

わたしの古くからの友人で7人ほどのグループを作ろうと思っている皆、それなりの人物だそして、鞍馬家の先代に世話になった経験がある者ばかりを集める

鞍馬家の先代ってつまり、美里さんやありすのお祖父さん

そうだもう亡くなって何年にもなるが良い人だった今の当主の若造は、どうしようもないが先代は、なかなかの人物だったよわたしたちが鞍馬閣に良い思い出があるのはあの人のお陰だと思う

美里さんやありすのお祖父さんに世話になった人たちで、グループを作るということは

わたしたちは先代に恩を感じているから、先代のお孫さんを慰み者にしようという気は無いむしろ7人で美里くんに手を出す人間がいないようにお互いを見張り合うだろう

わたしたちは、美里くんが家のために娼婦になるという決心をしたことを尊重するだからわたしたち7人で美里くんの時間を買い占めるがセックスはしないぞ断固として男の名誉に賭けてこれは人で誓い合う誓書にサインもする

美里さんの時間を買うが身体は抱かない

みんな、ただ、美里くんをレストランや劇場に連れ出したりするために高い金を支払うことになるいや、若くて綺麗なお嬢さんを同伴できるのだからしかも、それは名家の恩ある方のお孫さんなのだから、わたしたちはそれだけで満足だわたしたちは全員鞍馬美里くんに、鞍馬閣を受け継いで欲しいと考えているのだから

あたしたちにとっても、その方が良いのよ鞍馬美里さんを連れ出すのに、まず高いお金を支払っていただいて美里さんを抱かなかったお客様は、代わりにうちの他の女の子も買って下さるわ

美里さんとはセックスしないで他の娼婦を買う

そうなるだろうねみな、根はスケベ爺ィだからね美里くんを連れ回したことでタギッた情欲を、他の娼婦で解消しようとするだろう

つまり美里さんと他の子と、2倍の売り上げが見込めるのよ

同じ娼婦なのに美里さんは美味しい物を食べて、あちこちへ連れて行かれてでも、お客様とセックスはしないそれなのに、他の娼婦は身体を売ることになるこういうのをズルいとは、思わないでね娼婦をどう扱うかは、お客様の自由なんだから娼婦を買うのは、セックスだけが目的じゃないのよ

うちの娼館の古いお客様で、元・大学の先生がいらしてねその方は、娼婦に講義をなさるのがお好きなのよセックスはしないわいつも時間いっぱいまで、ご自分のご専門の学科を教えて下さるのその方はセックスでなく、それがしたいんだからあたしは、真面目にお勉強してくれる娼婦をご用意させていただくだけよ

客は性欲の解消だけを目的としていないのか

わたしのグループはわたしの様に可愛い孫娘に恵まれているやつらばかりではないからな美里くんと食事するだけで満足する者もいると思うよ

そういう需要もあるのよ若い女の子に、美味しいものを食べさせるのが生き甲斐という方もいらっしゃるしまあ、あたしとしては美里さんとのデートで、性欲を悶々とさせて帰っていらして、そのまま他の娼婦をお買い求めいただく方が助かるけれど

じゃあ、結局美里さんは、娼婦になったけれど、誰にも身体を売らずに済むの

予定ではそういうことになるはずよ

でも、美里さんには言わないでねあの子の緊張感が抜けてしまうから本人が自分で気付くまでは今日こそ、犯されるってオドオドしてて欲しいのよそういう表情が、お客様の性欲に火を付けるから

それで美里さんと交代で、他の娼婦を買う

美里さんは、それを自分の魅力が足りないからだと思うでしょうねそれでそのお客様との次の時に、必死にアピールをしてそれがまたお客様に別の娼婦を買うキッカケになるのよ

さ、策士というかちょっとズルいかも

公は定期的に、美里さんを抱くのよ研修として公とセックスすればするほど美里さんは色っぽくなるでしょうから

だが、わたしたちはあの娘を抱かない誓いを立てているからな

定期的にあなたとのセックスがあれば美里さんの精神も安定すると思うし

つまり、これからも美里さんは、オレだけとセックスすることになる

それで2年経ったら、あの子を妊娠させるわよ

美里さんは、5年間娼婦をする約束なんじゃないの

2年で充分よそれで元は取れるはずだから

わたしの仲間は7人のメンバーのうち、誰かがついに我慢できなくなって、美里くんに手を出したのだと思い込むだろうだが、誰もわたしが欲望に負けましたとは言い出さない

その子は、オレの子なんだから

美里さんが定期的にオレとセックスしていることはお客さんたちには教えないのか

だから7人のメンバー全員が、美里くんの産む子を自分たちの子のように感じる出産によって、美里くんは娼婦を引退するがわたしたちは、その後もフォローを欠かさない2年経てば鞍馬閣の再建工事も終わっている美里くんは20歳で鞍馬閣の主人となるそういう計画だ

ジッちゃんたちは、そこまで考えていたのか

そういうことよだから2年間は待ちなさいこの2年間はセックスはするけれど、あの子はあなたの女ではないわ身体は売らないけれど娼婦なのいいわね

うん判ったよミナホ姉さん

それでもオレは嬉しかった

美里さんがオレ以外の男に抱かれないで済むということが

さて、公練習はここまでよ

練習

美里さんの件で女の子と割り切ってこの人は、自分のモノにはならないと覚悟して、踏み込みすぎないでセックスする練習は充分にできたでしょ

あなたはさっきまで、美里さんのことを割り切っていたんだから

絶対にオレの女にならない人なんだと必死で思い込んでいた

現実を噛みしめていた

来週2人、女の子が来るわどっちも処女で家の借金を返すために、娼婦になるしかなくなった子よ16歳と17歳の子なかなか美人で性格も良いわもう面談してあるのよ

2人の新人娼婦

この2人は本当に娼婦になるわお金で、誰とでもセックスする女になるのあなたは、研修としてその2人にセックスを教えてちょうだい

美里さんは練習で

今度が、本番

オレは、オレの女にはならない子を割り切って、抱かなくてはならない

徳大寺園子さんと黒沢直子さんの研修は、あたしがするわあの子たちは、男を全然信用していないから、あなたじゃダメなのよ

ヤクザの娘の2人は園子さんが、父親の仲間に輪姦させその様子を黒沢さんはずっと見ていた

だから、男を信じられないというのはよく判る

黒沢さんの処女は、あたしがペニスバンドで破るわレズプレイから、少しずつ教えていくことにしたのだからあなたは、来週来る2人の方をお願いね

これで新人が5人でしょ美里さんは、置物みたいなものだけれど他の4人は、フル稼働させるからこれに幸代たち古株を混ぜて黒い森を再開させるわ

5年間だけの予定で、ミナホ姉さんの娼館が再び、始まる

大丈夫ですわ、旦那様旦那様は、一生懸命、美里さんのことを割り切ろうとなさっていましたから

ええ、ちゃんとできていましたわお兄様は

みすずと瑠璃子が、オレに言う

良かったわね、まり子さん

みすずが、鳥居さんに振り向く

な、何のことですの

これで、まり子さんも割り切って、旦那様に抱いていただけますわ

学習院から皇族の方たちが逃げ出すような時代なので

名家なんてものは、本当はもう存在しないのでしょうけれど

でも、歌舞伎座とかに行くと良い家の人って本当にいるのです

こっそりと隠れて、伝統文化なんかのパトロンをやっているような方たちが

戦後の日本は、本当に良い家の人は、世間に顔を出さないようにしているのだと思います

だから、成金で趣味の悪い金持ちばかりがマスコミに顔を出すわけで

1028.そして夜が来る / プライバシーの無い男

あなたはね女の子に対しての情が深すぎるのよ

だから抱いた女の子は全て、自分の家族として受け入れたいと思ってしまうのよでも、そろそろあなたのキャパシティも限界でしょうし女の子の方だって、色々と事情があるのよみんながみんな、あなたの家族になれるわけじゃないのよ

鞍馬美里さんだってこれからもあなたとしかセックスしないでしょうし、あなたの子を産んでもらうことになるけれど今はまだ、あなたの家族ではないのよ身体を売らなくても黒い森の娼婦であることに変わりはないんだからあなた個人の女ではないのよ

美里さん自身は、まだ自分が娼婦として客に身体を売ることになると信じている

美里さん自身が、彼女の顧客たちは自分を抱く気が無いのだと気付くまで、ミナホ姉さんもオレもそのことを伝えない

美里差さんの緊張の糸が切れてしまわないように

だから美里さんとオレとの関係は、娼婦と娼館のセックス研修の相手のままで

オレたちの間にある溝はしっかりと残っている

判っていると思うけれど現役の娼婦の子は、あたしたちの家族に参加させるわけにいかないわよ

娼館の中で育ったアニエスや、母親が娼婦だった真緒ちゃんのことを考えたら現役の娼婦と一緒に生活させるわけにはいかない

あの子たちにはまだ、自分の出生の秘密を知るのは早いと思う

あたしも、しばらくは黒森の屋敷に帰らないわあの子たちに娼館の匂いを感じさせたくないから

ミナホ姉さんは新しく娼館を開業する駅前ホテルの地下の施設で寝起きする

やっと改装が終わったのよ暮らしていくことに不自由は無いわだって、あそこは上がホテルだから食事なんかにも困らないしね

このまま、徳大寺園子さんと黒沢直子さんとあっちの施設に向かうわ幸代たち、出戻りの子たちも合流させる予定よ

大丈夫なのミナホ姉さんだけで

かつての補佐役の克子姉も、娼館の警護役のマルゴさんも今回は、ミナホ姉さんに付いてはいかない

大丈夫よあたしのフォローに、珠代さんが来てくれることになったから

珠代さんは黒い森の元娼婦の1人だ

今は、スタイリストを目指しながらラブホテルの経営をしている

娼婦でなく運営役の方ならって快く引き受けてくれたわ

あのお姉さんなら、娼館のシステムも娼婦たちの精神状態のこともよく判っている

何より、白坂創介が無茶苦茶をやっていた時代を生き抜いた人は根性が座っているし

警護の方は取りあえずは、香月セキュリティ・サービスから木下さんが来てくれることになったわ

ああ、元バンバルビー3の見た目は可愛いお姉さんなのに、いつも爆砕フレイルを肩に担いでガチャガチャ鳴らしている

幸代がおイタしないようにするためには、あの人ぐらい個性が際立った人じゃないとね

岩倉さんがナメた態度を取ったら木下さんに笑顔でボコられる

何の躊躇もなく、ヤクザ30人を笑顔でブチのめしていく人だからなあ

それから、もちろん森下さんにも来ていただくわだから、心配しなくていいのよ

森下さんミナホ姉さんのお祖父さんの代から、黒い森の番頭さんだった人

白坂創介が黒い森を乗っ取った時に、一度は追放されたけれど

ミナホ姉さんがジッちゃんの後ろ盾を得て、経営に加わった時に真っ先に呼び戻したという

5年間だけの再開だし無理を言って、来ていただくことにしたわ去年の娼館の休業は白坂創介を追い込むために、突発的にやらざるを得なかったことだから黒森楼以来、70年近い歴史がある娼館は、きちんと華々しく終わらせるべきなのよそのためにはやっぱり、5年という時間は必要だと思うの森下さんも納得して下さったわあの人にとって、黒い森の娼館は人生そのものだから

森下さんは自分の手で、娼館を閉じたいんだな

自分の人生に、ケジメを付けるため

とにかく娼館の運営のことは、あなたは考えなくていいわそれはあたしの仕事だからあなたは、さっき話した通り鞍馬美里さんと、来週来る2人の新人娼婦の研修だけしてくれればいいわそれは、あなたにしかできないことだから

処女の娼婦候補者たちにセックスを教える

まだ何も知らない子にはあなたが一番なのよセックスに対する恐怖心がなくなるから

それが、あなたの凄いところよね本当に楽しそうに、女の子を怖がらせずにセックスするからあなたが初めてだった子たちは、みんなセックスに対してのトラウマやコンプレックスが無いもの素晴らしい才能だと思うわ

だからこそ徳大寺園子さんと黒沢直子さんは、あなたじゃダメなのよあの子たちはもう、セックスが怖くて、辛くて、女がミジメな目に遭わされることだと心に書き込まれてしまっているから

だから、オレではダメ

大きく傷付けられてしまった人間の心は、治らないのよどれだけ癒やされても傷跡は残るのだから、心に傷を負ってしまった人はそれ相応の対処をしてあげるしかないのよ

父親の眼の前で、父親の仲間のオッサン・ヤクザに輪姦された園子さんと

犯され続ける園子さんをずっと見続けてきた黒沢さん

もうすでに男という生き物を信用できなくなっているんだろうな

そうか、だからミナホ姉さんは、レズプレイから教え込むのか

女同士から、身体の触れ合いに慣らしていかないと

いきなり男と肌を合わせたらトラウマの記憶がフラッシュ・バックしてしまう

ちょっと時間が掛かるわね男の人の相手をするにしてもあなたみたいな若い子じゃなくって、もっと包容力のある年輩のロマンス・グレーのおじ様の方が良いと思うのよあの子たちの父親よりも、15歳ぐらい年上の

父親たちがホントに救いようのないクズ人間だったもんな

父親と同年代だと、拒絶反応が出るかもしれないから明確に、父親よりも年上のおじ様がリードするのか

本当の父親がロクデナシだったからこそ園子さんたちは父性を求めている

それなら16歳の高校生のオレが出る幕はない

でも御名穂お姉様のおっしゃる通りだと思いますわ

不意に、ずっと黙って話を聞いていた瑠璃子が口を開く

セックスについて詳しいことを知らない女の子には初めては、お兄様が最適だと思います

えその話に戻る

何と申しますかそう、お食事と同じなんですよ

お兄様はわたくしたちの作ったお料理を、いつも本当に美味しそうに食べて下さるんですそれも、わざとらしく美味しい美味しいと連呼なさったりはしないんですただ、お食事なさっている時のお兄様のお顔を見ていると本当に美味しいと思って食べて下さっていることが判るんですだから、わたくしもっともっとお料理が上手くなりたいと思うんです

えっとそれは、判ったけれど

そのことと、オレが女の子の最初のセックスの相手になることとどう関係するんだ

セックスの時もそうなんですお兄様は、本当に気持ち良さそうになさっていますから抱いていただいているわたくしも何かとても良いことをしてさしあげているような心持ちになるんです

そうね旦那様とのセックスに背徳感みたいなものは、まったく感じないものね

はい本当にわたくしの肉体で、こんなに悦んでいただけるんだってそのことが嬉しくて、誇らしくなるんですもっともっと、お兄様にご奉仕して差し上げたいと思います

旦那様が、あたしたちに全てをさらけ出して下さるからあたしたちも、身も心も裸になって、セックスを楽しむことができるんだと思うわ

お兄様でないと、こういう気持ちにはならなかったと思います

うむ食事に例えるとよく判るなわたしも、お前と食事をするのは好きだお前は出された料理に文句を言ったりはしないし、いつも本当に美味そうに食う確かに見ていて爽快な気持ちになる

ジッちゃんまで、そんなことを言い出す

これが、わたしの私塾の連中だとあいつらは、親に連れられて幼い頃から一流のレストランに出入りしているからな一緒に食事をするととにかく、やかましい味が今1つだとかソースの味付けが良くないとかシェフに言って料理法を変えろだの前に行った他の店の方が美味かったぞとかまだ親のスネを囓っている高校生や大学生の分際で、料理評論家気取りで文句ばかりを言うあれでは、一緒に食っているわたしは食事を楽しめん

ああ香月家の分家の子供たちや、香月グループの重役の子供たちか

あいつら確かにうるさそうだもんなぁ

ていうかジッちゃんのオゴリだろう、そういう食事の席は

それでも文句を言うのか

まあ、金持ちの子っていうのは、そういうもんなんだろうけど

ということは、あいつらセックスでも、ああなんだろうな相手の女に、ううしろ、こうしろ、何でこうしないんだなどと文句ばかり言ってずっと不機嫌のままなんだろうな女に甘えたいだけ甘えておきながら終わった後には今イチだったとか暴言を吐くんだろう

ああ、何か見えるようだ

特に女遊びの酷い、香月仁あたりは

そんな男の人とは、絶対にセックスしたくはありませんわわたくしは、お兄様の奴隷で本当に良かったですわ

一生、お兄様だけに可愛がっていただけるのてすから

ニコッと、天使の様な笑顔でオレを見る

みすずも、そう思っていますわ旦那様に巡り会って本当に良かったといつも神様に感謝しております

鞍馬美里さんのご様子を観ていてもそう感じました旦那様はセックスを繰り返すことで、美里さんの心を包み込んでしまわれましたから

みすずも瑠璃子もそして、鳥居さんや美子さんも

オレが美里さんを抱いた様子は、全て、観ているんだっけ

旦那様は言葉の人では、ないですから行動の人というか態度の人というかあるいは存在の人と言うべきなのかもしれません

何か難しいことを言い出したぞ

旦那様は、決してあたしたちを騙そうとはなさらないしいつも、真っ直ぐな持ちで、ふわっとふたしたちを包んで下さいますから

判りますお顔の表情というか、持っておられる雰囲気でスーッと、わたくしたちの心と身体を開いてしまわれるから

みすずと、瑠璃子の言うことはオレに良く判らない

そうだなわたしは何回か、ホンモノの職業的な詐欺師に会ったことがあるが

詐欺師というのは言葉だけは、とても良いことばかりを言うのだよこちらにとって有利で、有益がことがあり自分は信頼に足る人物なのだととうことを強く主張する一流の詐欺師だと態度や雰囲気も良いだから、ついつい信じてしまいそうになる

だから、わたしは良いことを言う人間には、必ず何か1つ行動させてみることにしているそれが詐欺師なら必ず、言っていることと行動に差が生じる言葉では、あんなに頼もしく、小気味の良いことばかり言っていた人間が言葉通りではない行動をする例えば、自分は時間には厳しいし、人との約束は必ず守る人間ですなどと豪語していたやつが、約束の時間を守らなかったり約束してあった書類を仕上げて来なかったりする言葉と行動に、1つでも差がある人間は信用に足る人間ではないいずれ何か、トンデモないことをしでかすだろうだから、わたしはそういう人間とは、縁を切ることにしている

そう言えば、確かにいるよな自分からオレは**な人間だとか、周りに強くアピールしているやつ

言葉に勢いがあって、見た目もちゃんとしているからついつい信用したくなってしまうけれど

そうか、試しに何かやらせてみて言葉と行動に差があったら、信用してはダメなんだな

その点、お前は余計な自己アピールは、一切しない人の話をよく聞いて、自分にできることだけを引き受けるお前には、嘘が無い言葉と行動に全くギャップが無いだから、ふんわりと女たちの懐に入り込むことができるんだろうしかし

ジッちゃんは、オレを見て

こいつのこういう性格はビジネス向きではないな相手に心が見えすぎているというのは商売での駆け引きには不利だみすずこいつにはビジネスはやらせるなよこいつは、家の真ん中でドシンと座らせておく方が良い

かしこまりましたお祖父様

何せよ、嘘がなく余計な野心もなく、心から自分の女を愛している男というのは貴重だみすずや瑠璃子にとってはな男女の恋愛での駆け引きで、疲労困憊して精神を磨り潰すなんてことは時間のムダだよ生産性が悪すぎるその点、こいつが相手だと心身ともにリフレッシュできるだろ

お祖父様のおっしゃる通りですわお兄様と一緒の時間はとても有意義で素晴らしいですわ

そりゃそうだろう絶対に自分を裏切らないで、自分のことを愛してくれると判っている相手なら正しく家族だしかも、こいつとはセックスもできるんだからな

その通りですわわたくしはこの方を、本当のお兄様だと思って敬愛しておりますその上、わたくしはこの方の奴隷です所有物です全身全霊で愛して差し上げるべきお方なのです本当に夢のようですわ

わたくしとお兄様の間には、何の隠し事もございませんというより現在のお兄様にはプライバシーが存在しませんわたくしたちは、お兄様がいつどこで誰と何をしているか全て存じ上げております

あたしも、全て知っていますあたしの方も旦那様に毎日のスケジュールを公開していますけれど旦那様の方が、遥かにプライバシーがございません

オレのプライバシー

黒森のお屋敷の中や旦那様の学校でのご様子は監視カメラでの撮影をいつでも拝見できますし

ああ、やっぱりミナホ姉さんだけじゃないんだ

みすずが、オレの毎日の行動を監視していないはずがないもんな

あたしは、旦那様のご健康のために旦那様が、毎日、何時頃どこでおトイレに行かれたか、全て記録していますから

そしてオシッコ好きだ

オレに毎朝、放尿を見せる習慣があるけれどオレのオシッコもチェックしていたか

ですから、旦那様が新しい女の子とセックスなさることもあたしは全然、平気なんです旦那様が、どういう状況でどういうお気持ちで、そう決心なさったのか詳細を存じ上げておりますから

例えば双子のリエちゃんとエリちゃんを新しい奴隷になされて天童乙女さんや、徳大寺園子さんには手を出されなかったことを、あたしは素晴らしいと思っています旦那様は可哀相な境遇の子だからとか、見た目が可愛いというだけでは、ご自分の女にはなさらないんですちゃんと旦那様が抱かれるのに相応しい、器量と才能の有る子だとお認めにならない限りは

ええ、お兄様はミッチーのお姉さんの遙花さんも、お抱きになりませんでしたし

瑠璃子が、ニヤッと微笑む

本当に旦那様が、選ばれた子はみんな優秀ですし結果的に、あたしたちの家族を強化しています

あたし、全て観ていましたから旦那様それでよろしいのですわね

オレは今のオレの家族を守るためなら、何でもするからだから、とっくにプライバシーなんて諦めているし気にしていないよ

そもそもミナホ姉さんはオレの高校や黒森のお屋敷の中に徹底した監視システムを設けていた

それは、白坂創介の悪行に対抗するためだったんだろうけれど

12歳で誘拐されて、娼婦に墜とされ妹さんを殺され、赤ちゃんの産めない身体にさせられたミナホ姉さんは

根本的に、人間を信じられない人になってしまっていた

だから、機械的な監視システムで人を裏から見ていないと、安心できない

そういうミナホ姉さんの心の傷を

克子姉も渚もマルゴさんも寧やキョーコさんも、知っているから

だから、ミナホ姉さんが人を監視し続けることをいまだに黙認している

オレはいつでも、みんなに観られているのは仕方ないことだって判っているから割り切っているから全然平気だよ

プライバシーが無くても、全然平気だ

オレの家族がオレのものであるようにオレという人間も家族みんなのものだと思っているから

こういうところが、こいつの飛び抜けているところだトンデモない環境を、泰然として平気で受け入れられてしまうことがなだから、他の連中も全てを受け入れてしまう

はい旦那様がこういうお方ですからあたしたちも、旦那様を自分だけで独占したいとは思いませんし、他の子たちと旦那様の関係に嫉妬することもございません

お兄様のお心の中には、ちゃんとわたくしも存在していることを知っていますから

まあその

どう羨ましいでしょまり子さん

みすずが、鳥居さんを挑発する

う、羨ましいとかそういう感情は、ございませんわ

鳥居さんは、大きな声で答える

ちょっとテンションが上がっている

みすず様たちの黒森様との奇妙なご関係が、それなりに安定しているものだということは判りましたが

そうよ素敵でしょこんな素晴らしいものにどうして、あなたは参加しようとなさらないのかしら

旦那様のセックスの素晴らしさはまり子さんも、もう知っているでしょあの双子の子や、鞍馬ありすさんたちも初めてなのに、そんなに痛がらなかったしどんどん、旦那様とのセックスを楽しむようになってきているわよね鞍馬美里さんだって

まり子さんも本当は、あたしたちの旦那様としてみたいんでしょ

そ、そんなことはございませんっ

慌てて、叫ぶ

ああ、あなたがどうして、そう答えなきゃいけないかはもちろん、判っているわよまり子さんは鳥居家のために、いずれはどこかの名家の男性とご結婚なさらないといけないんですものね

名家でない鳥居家が、家格を上げるために

3大名家の1つの狩野家から嫁を貰って産まれた娘だ

成人して鳥居さんがまた別の名家に嫁ぐことで鳥居家と名家との血縁関係を強化していくことになる

まり子さんには、あたしたちの家族に入って生涯、旦那様だけにご奉仕するという人生は許されないのよね

オレには鳥居さんをオレの女にすることは許されない

この人は、オレではない別の男に嫁がないといけないから

そ、その通りですわそれが、わたくしの定めでございますから

鳥居さんはそう答える

それはあなたの決心なんですから、あたしには何も言えませんけれどでも、まり子さんあなた、結婚するまでは純潔を守り続けるの

親の決めた相手と結婚し、一生、その人しか男性は知らないという人生を過ごすの

そんなのって、つまらないと思うわセックスぐらい、今の内に体験してみたいとは思わないの

ストレートにみすずは尋ねた

あたしたちの旦那様は今日、また大きなハードルを乗り越えられたのよ

みすずは、鳥居さんの言葉を遮って言う

判る鞍馬美里さんの件を通して旦那様は、ご自分の家族に加えることで、生涯責任を取る関係以外にいずれ別れる相手だとしても、割り切って愛して差し上げることができるようになったわ

今の旦那様ならセックスして、処女を奪った相手だからって、何が何でも一生面倒を見るなんてこと言い出さないわよいずれ別れるということを前提にしても、男女の関係を結ぶことができるようになられたわ

みすずの言葉を鳥居さんは、ジッと聞いている

後腐れはまったくないわよ1度セックスして、あなたがもう2度と旦那様とはしたくないと感じたのなら素直にそう言ってくれればいいのよ旦那様は、それだけであなたのことは諦めて下さるわあなたを追い掛けることは絶対に無いだって、あたしや瑠璃子が旦那様を観ているんですから

ていうか嫌がっている女の子を追い回すようなことは、オレにはできない

そんな余裕も無いし

オレには、プライバシーが無いんだから

それからまり子さんは、もう気付いていると思うけれど旦那様とは、妊娠の心配も無いわよあたしや瑠璃子も、高校を卒業するまでは妊娠できないから避妊薬を飲んでいるわとても、効能の確かな薬よ鞍馬さんたちも、今頃、飲んでいると思うわさっきの会話を聞いていたと思うけれど鞍馬美里さんに、旦那様のお子を孕んでいただくのは2年後の予定だから今すぐ妊娠していただくわけにはいかないのよ

ミナホ姉さんが美里さんで、ある程度の金を回収するまでは

それにありすさんやキヌカさんみたいなまだ13歳の子を孕ませるわけにもいかないしねちゃんと、避妊はしているのよ

みすずの言葉に鳥居さんは

後腐れなしで妊娠もしないのですか

そうよそして、旦那様はあたしや瑠璃子のご主人様よ香月家の娘と同じ人を愛してみるというのは刺激的だと思うけれどあなたはどう思う

鳥居さんは名家に対するコンプレックスが強い

みすずや瑠璃子と同じ体験をすることができるというのは魅力的なはずだ

さて、あなたはどうするのかしら

みすずの言葉に、鳥居さんは

昨日たまたま、父の母校の高校の前を通ったのですが

それで、まあ父の高校時代の話を聞いたのです

ちなみにわたしの父の高校時代は、昭和20年代です

父いや、私立の男子校だったんだが4人ぐらい女子生徒もいた

私何それ

父いや、戦前は完全に男子校だったんだが日本中が女子がいる高校なんてなかったしだけど、マッカーサーが男女共学になれって命令したから

私 え、それで急に女子も入学してきたの

父でも、4人ぐらいだぞ

ほとんどが男子の元男子校に4人だけ女子が入学って

そんなグリーン、グリーンみたいなことが65年前にあったのか

父でも、その4人の子とは一度も話したことがないんだがな

それはもったいない

1029.そして夜が来る / インスピレーション

鳥居さんが答える前に、オレは

そういうのは、ちょっと変だと思う鳥居さんを、みんなで誘導しているだけじゃないか

でも最終的にどうするかを決めるのは、まり子さんですわ

だから、変だって言ってるんだよオレはオレには、選択権はないのか

みすずと瑠璃子で、鳥居さんにオレとのセックス体験を勧めているけれど

オレの気持ちとかは、完全に無視されている

で、ですがあ、あの旦那様はまり子さんともなさいりたいと思ってらっしゃると察しておりましたので

お兄様は、まり子さんのこともお好きでしょう違うのですか

みすずも瑠璃子み、びっくりしている

全然、悪気が無いんだななるほど

あのさ勝手に察するな相談せずに、話を進めるなほら、昔から言うだろ

親しき仲にも礼儀ありだ

一緒に暮らすようになってオレのことを色々と判ってくれているんだろうけれどそれでも、察しているつもり、判っているつもりになるなよちゃんと言葉にして聞け事前に相談しろそう、何度も言っているだろ

みすずが、オレに謝る

みすずと瑠璃子は鳥居さんにすごい魅力を感じているんだなだから家の都合があるから、鳥居さんをオレたちの家族にすることはできないけれどそれでも、仲間にしたいと思っているそうだろ

お兄様もそうお考えなのではございませんか

だからオレのことは、1回、頭から抜けよお前たちはさ自分がそう思っているから、きっとオレもそう思っているはずだって考えてそれがさらに脳内で変化して、オレが望んでいるからそうしなくちゃいけないに置き換えているんだよいつの間にか

自分の望みをオレの望みだと思い込んでいる

あのさ前に、こんなことを言われたことがあるんだけれど人と人は、暗闇の中をライトを点けずに高速で走っている2台の車みたいなものなんだよ親しくなれば、すぐ隣に並走していることに慣れてしまうけれどでも、ちゃんと常にお互いの距離を捉えていないといけないそうしないと、いつの間にかお互いの姿を見失ったり、ぶつかって2台ともクラッシュすることになるぞ

オレはきっちりと2人の眼を見て、言う

鳥居さんは確かに良い人だと思うけれどでも、鳥居さんの思考を誘導するようなことをしてはダメだこの場のノリでオレとセックスしたって、後で後悔するだけになるよ他人の思惑に乗せられたっていう事実が、後からジワジワと湧き上がってくるから

オレは鳥居さんを見る

この人は、誇り高い女の子なんだ自分の意志でそう決めたっていう形になっていても、場の雰囲気に流されたという記憶は残るよそうなったら絶対に、後で後悔する

ですが、お兄様とのセックスでしたらまり子さんが後悔なさるようなことには

オレを過大評価するなよそれに何にだって相性ってものがあるだろすっげぇ美味しいって評判になっているお店の料理を食べても自分には合わなかったっていう人がいるんだオレは、どんな子でもオレとのセックスに満足してくれるとは思わないよそんなはずがないんだ

世の中に絶対は無い

オレはそのことを良く知っている

だから、誰が食べても美味しいラーメンみたいに、オレのことを宣伝するのは止めてくれみすずや瑠璃子にとっては、たまたまそうだったかもしれないけれど他の人には、そうじゃないかもしれないんだから

ですが旦那様とセックスした子は、みんな旦那様に満足していますわ

それだってたまたま、今居る子たちがそういう子ばかりだったからかもしれないだろしかもオレの女たちの方が、世間から見れば変なのかもしれないんだぞみすずは、みんなって言ったけれどオレの女たちが、世の中の女性全てを代表しているわけじゃないんだから

オレとのセックスなんて気持ち悪いだけだと感じる女の人の方が世の中では主流かもしれない

そんなことは無いですわ

みすずが、否定しようとするが

決めつけるなよく判らないことは、判らないんだって認めろ

今のみすずたちの傾向は良くない

だって、この子らは名家・香月家の後継者ジッちゃんからトンデモない財産と権力を引き継ぐことになるのだから

自分の勝手な想像だけで他人の運命を左右するような人間になってはいけない

これは、こうだこうするべきなんだって思ったら一回立ち止まって、客観的に別の視点から考えてみろ思い込みを、ダイレクトに行動に移すな時間が掛かっても良いから

いや、それは違うな世の中には、スピードが勝負のこともある

大事なのは、インスピレーションだ正しいのか間違っているのか、イケることなのか無理なことなのか、瞬間的に嗅ぎ取る能力が、組織のトップには必要なのだ

じゃあ、オレは間違っているってこと

そういうことではない今、お前がみすずや瑠璃子を諭していることこそがお前のインスピレーションが働いた結果だろうお前が、この子らの言動に違和感を感じたからだお前の方が、インスピレーションに従いよく考えずに発言しているよ

いやそうかもしれない

そして、そのインスピレーションはおそらく正しいただ、お前はポイントを間違えているよお前が違和感を感じたのはみすずと瑠璃子だけでは無いだろう

この子たちの態度はお前が言う通り、確かに良くなかったお前のことを軽んじ、ないがしろにしている実に良くない

ジッちゃんは、笑顔でそう言う

しかし、今のお前の違和感の起点は別のところにあったはずだだから、お前も間違えているお前のみすずたちに対する怒りが大きすぎるのだみすずたちの態度から発生した怒り以上にの強い感情を放出したからみすずと瑠璃子は、戸惑っているとてもよくないな

こう考えて見ろある朝、家で何か腹の立つことがあった男がいるとするまあ妻とケンカでもしたのだろうそのフラストレーションが、心の中に残っているが男は自分は自制心の強い人間だと自惚れているから、そういう気持ちを抑えて会社へ行く

さて、会社に着くとその男の部下が、何かしらミスをする当然、男は部下を叱るが自分では意識していないうちに、その叱責の中に、朝の妻とのケンカで生じていた怒りが混じるささいなミスに対して、激しい怒りを放出する男はそれを変だとは気付かないなぜなら、些細なミスでも大きな損失につながる可能性があるからだ部下のためにも、今日は強く叱責したそれだけのことだと思い込むしかし、怒られた部下の方は何で、こんなつまらない失敗のことで、こうまで徹底的に怒られなければならないのかと感じる不満と遺恨が残る

オレは、怒りすぎていた

お前が言っていた通りお互いの距離を測らないで生きるから、そうなるのだ

オレもみすずや瑠璃子との距離感を捉えるのに失敗していたのか

ごめんみすず、瑠璃子

いえあたしも、旦那様のおっしゃった通り思い込みだけで、勝手なことをしていたのですから申し訳ございません

お兄様申し訳ございませんでした

それでも、ジッちゃんの言うとおりオレは、強く怒りすぎていたと思う

みすずや瑠璃子に対してだけでなくその前に、怒りの発火点となるモノを感じていた

ミナホ姉さんまだ聞いているよね

オレは、天井のスピーカーを見て尋ねる

ええ、あたしは聞いているわよ

ここに誰を呼ぶべきだろう

マルゴさんや寧はダメだ

渚も真緒ちゃんと自分の店がある

消去法で答えは、すぐに出た

瑠璃子、克子姉にここに来て欲しいって伝えてくれ

克子お姉様はお夕飯の支度をなさっていますが

いいから、早く頼むよ

瑠璃子が、内線電話で台所の克子姉を呼ぶ

みんな、悪いけれど克子姉が来るまで、このままで待っていてよ

オレは、部屋の中の人たちにそう頼んだ

どうしたの、急に

数分後克子姉は、エプロン姿で現れた

手にお玉を持ったままなのはちょっとやり過ぎだよ、克子姉

うん、ちょっと話があるんだすぐ済むから

オレは、わざと克子姉が来るまでの時間黙ったままでいた

みすずも瑠璃子も美子さんも鳥居さんもオレの次の言葉に注目している

ジッちゃんは笑っている

ミナホ姉さんの新しい娼館のことなんだけれど

克子姉娼館の経営が軌道に乗るまで、ミナホ姉さんのフォローをしてくれないか

それは克子姉にとっては、辛い話だということは判っていた

今の克子姉が娼婦の世界に戻りたいはずがない

例え、自分が身体を売るのではない経営者側としての参画だとしても

学校のパン屋の方はオレと愛で、何とか続けていくから

克子姉は、ジッとオレを見ている

待ちなさい、公克子は、必要ないわ経営は、あたし1人で充分よ

そうかなオレは、そう思わないミナホ姉さんは、大胆なことも繊細なこともできる人だけれど時々、ポカもするからだから、後ろからフォローしてくれる人が必要だよ

判っているわよだから、森下さんや珠代さんに来ていただくんだし

いや、足りないミナホ姉さんの仕事のサポートは、克子姉が一番適任だと思う

でも克子は、もう娼館に戻るべきではないわあなたとのパン屋さんの仕事も始めているんだし

でも、パン屋の方は今は、オレの修行として学校でパンを売っているだけだよ克子姉の店が本当にできるのは、オレが卒業するのを待ってからだからまだ2年あるその期間だけでも、ミナホ姉さんのサポートをしてもらえたら

みんな、自立しているのよマルゴや寧も、アメリカで自分の仕事を始めるわだから、克子だってあたしだって、独り立ちするべきなのよ

それが、モナ補姉さんの本心か

だから、オレたちに相談せずに新しい娼館の人事を1人で決めてしまったんだ

ミナホ姉さんは、ダメだよ今、1人になっちゃ

オレだって岩倉さんが、どれだけ面倒な人かは良く知っている出戻りの娼婦のお姉さんたちだって、みんな似たようなものなんだろ

去年の黒い森の休業を機にミナホ姉さんは、全ての娼婦たちを解放し、それぞれが新しい仕事を始めるための資金も渡したのに

結局、娼婦以外の仕事ができないで出戻りを希望してきた人たちなんだから

徳大寺さんと黒沢さんや新しい娼婦の子たちだって、これから指導していくのは大変だろうし美里さんのことだって

鞍馬美里が、身体を売らないのに、お金を稼ぐ娼婦だということを知ったら他の娼婦は、どう思うだろう

娼婦の気持ちが判って娼婦たちの人間関係を交通整理できる人が必要だよミナホ姉さんは、組織のボスだから娼婦たちと親しくなりすぎるわけにもいかないだろ

ボスは、恐れられていないといけない

ナメなれたら、負けだ

だからその役は、珠代さんにやっていただこうと思って

珠代さんは、娼婦を引退してから結構経っているしミナホ姉さんよりも年上じゃないか今、必要なのはミナホ姉さんと若い娼婦たちの間に入れる人だろ

珠代さんが来てくれるのは嬉しいけれどそれは、怖いお姉さんが倍増するっていうことだから

で、でも克子は克子は嫌でしょもう娼館に戻るのは

ミナホ姉さんの声に、克子姉はオレを見て

あなたが、そう命じるのならあたしは何でも従うわ

その眼はそう言っていない

やっぱり、嫌なんだろう戻るのは辛いんだろう

ごめんこれは、オレではできないことなんだ

オレでは娼館のことは判らない動けない

オレは克子姉の瞳を、真っ直ぐに見上げる

家族のピンチなんだよ、克子姉

克子姉にしかできないことなんだだから、克子姉に頼むしかないんだよ

渚でも無理だ引退してから4年も経っている

マルゴさんや寧は、アメリカに行くし娼館で暮らしていた経験はあっても、娼婦ではないから踏み込んだことはできない

ごめん、本当に申し訳ないんだけれど

娼館と娼婦のことをミナホ姉さんの次によく判っているのは克子姉だけだ

そんな顔しないで

克子姉は、寂しげに微笑みギュッとオレを抱き締める

そうねあたしが間違っていたわ家族のピンチなのよね

娼館の営業は夜だから昼間は身体が空くのよ

夜と朝の仕込みは手伝えないけれどお昼の売り子は続けさせて味のチェックもしたいし、お客さんの反応も自分の眼で見たいから

お嬢様のお手伝いをしながらだって新製品のパンを考えることはできるわあなたと愛ちゃんの指導もね2年後には、3人で素敵なパン屋さんをオープンさせるんだから

克子姉はパンと娼館の仕事を両立させる

うん、克子姉ならできるよオレも頑張る何でも努力するから

ええ、お願いね頼むわよ

克子姉は、オレの唇にキスをした

お嬢様こういうことになりましたから克子は、これからもお嬢様のお手伝いを致しますわっ

克子、でもあなた

克子は、お嬢様の家族でございますっ

もっと、克子に甘えて下さいませ最近のお嬢様は、水くさいですわ

克子姉の言うとおりだよ自立するっていうことと、無理をするっていうことは同じじゃないよミナホ姉さん

わたしも君の人事案は、少し薄いと感じた立ち上げからしばらくは、克子くんに来てもらうべきだと思う

ジッちゃんもそう言う

今の君は、少し意地を張り過ぎているよ、御名穂くんこいつが話さなければ、わたしが意見するところだった

結局、オレはミナホ姉さんが、オレたちから離れて娼館を始動させるという話を聞いて違和感を感じたんだ

そのメンバーで、本当に上手くいくんだろうかと

今までの黒い森は、ミナホ姉さんを克子姉、マルゴさんの2人がフォローする形で上手くいっていたんだから寧も色々とサポートしいたし

マルゴさんが、寧と自立したいという気持ちはよく判るしそれはそれで応援しているけれど

今のミナホ姉さんから、克子姉までが離れるのは心配だ

ミナホ姉さんは、見た目ほど精神が強い人じゃないから

克子いいのね、あなた

克子がするのはお嬢様のサポートだけですよそれ以上のことは致しませんからねっ

家族のために自分の心を抑えてくれた

ありがとう克子あたし本当はちょっと不安だったのよ

でしたらもっと早く、お声を掛けて下されば良かったのに

だって公と学校でパンを売っているあなたが、とても幸せそうだったから

はい克子は幸せですわもっともっと、幸せになりますパン屋さんを開く夢も実現致しますし、お嬢様のサポートも致します克子は、欲張りなんですよ

そうねあたしも、見習わないといけないわね

とにかくさ一度、ちゃんと会って、顔を見て話そうよそうやって、監視カメラ越しに会話しているのはオレたちに顔を見られたくないから

そうじゃないわよあたしは、こっちで徳大寺さんたちの研修があるから

食事くらいはこっちでしなよオレたちも、夕食を食べたら帰るから

そうですわお嬢様も、こちらでお食事なさって下さい

まだ香月セキュリティ・サービスの旧研修館ビルに居るのならこの邸宅のすぐ向かいなんだから

でも、徳大寺さんと黒沢さんは、そっちに連れていけないでしょ

新人娼婦候補の2人のヤクザの娘は香月家の本家邸宅に招くわけにはいかないか

リエやエリと一緒に、食事するのは無理だな

双子の方が嫌がるだろうし

お嬢様、それは違いますわ

そちらに居る子たちは、今、食事時間ぐらいは、お嬢様と一緒に居たくないと感じているはずですから

ミナホ姉さんは、厳しいから

昨夜から、研修をしているとすればそろそろ息苦しくなってきているだろう

判ったわあの子たちには2人だけで食事をさせてあたしは、そっちに顔を出します

お待ちしていますわもう15分ぐらいで、お夕飯ですからお嬢様、お早くお越し下さいませ

克子姉は、明るい声でそう言った

じゃあ、お台所をマナちゃんに任せて来ているからあたしは戻るわ

克子姉が、オレたちに微笑む

あ、わたくしも参りますわ

マナと並ぶ克子姉の家事の弟子瑠璃子が言う

何か結局全て、わたくしたちが先走りし過ぎたようですお兄様、申し訳ございません

素直な表情で、瑠璃子は改めてオレに謝った

まり子さんのことはわたくしたちが、慌てて促すようなことではございませんでした本当に、ごめんなさいまり子さん

あたしも謝るわ、ごめんなさい

瑠璃子とみすずが、鳥居さんに謝る

いえ、あのわたくしも

今の皆さんのお話し合いをお聞きしていたら、色々と考えが変わりましたわ

そう言って、オレに向き合う

わたくしは正直、セックスというものに興味があります昨日今日と、黒森様と色んな方のセックスを拝見させていただきましたが皆さん、途中の過程はどうであれ最終的には、とても幸せそうになられますからわたくしも自分で体験してみたいという気持ちも、もちろんあります

ですが、それ以上にわたくしは、黒森様にとても興味がございますそのことに、今、気付きましたわたくしは、ずっとあなたの言動を見て、感心してきたということに

あなたは面白い方ですわ興味が尽きません

いや、オレは面白くはないと思うよそんな、笑える話とかできないし

そういう、女の気惹くようなことを全くなさらないところが実に面白いですわ黒森様は女の眼を一切気になさらないですものね

いや、だってそんなの気にしたってしょうがないじゃないか

オレは、オレなんだから

美男子でもなければ、頭も良くない無価値な人間だ

女の子の気を惹いたってオレに話し掛けられた子が迷惑するだけだろうし

あれだけ次から次へと女性を抱いていらっしゃる方が、そういうご認識だからとても興味深いのですわ

それで、まり子さんはどうなさるおつもり

もう、決められたのでございますか

みすずと瑠璃子が、鳥居さんに尋ねるが

そういう話は後にしようぜ克子姉が言ってたろもうご飯だって

とりあえず、晩ご飯だよ腹ぺこのまんまじゃ、何もできないよ

そろそろ食事休憩でブレイクしないとオレの方が保たない

そうだなわたしたちも、食堂へ向かおう

ジッちゃんが、そう助け船を出してくれた

さあ、行こう美子

そう言えばついに美子さんは、一度も発言しなかったな

オレたちの話を聞いて、どう思ったんだろう

仕方ありませんわね、参りましょう旦那様

行きましょう、お兄様

みすずと瑠璃子が、オレの手を握る

まり子さんには、触れさせてあげませんから

美子お姉様にもですわ

2人はなぜか、そんなことを言った

ここのとこ体調が良くないです

今日は旗日だったので、少しゆっくりできたのですが

1030.そしてよ夜が来る / 食卓を囲む

パパ、ご飯、ご飯んんっ

食堂へ行くとエプロン姿の真緒ちゃんが、オレたちを出迎えてくれた

長い食卓に、全員分の食器が用意されている

パパのお席はここですのっおジィちゃんは、こっちですのっ

同じくエプロン姿のアニエスが、オレとジッちゃんの席を教えてくれた

ちょっと待ってて下さいですのっもうすぐ準備ができますからっ

アニエスは、そう言って台所の方へ戻ろうとする

あの、わたくしたちも何かお手伝いすることはございませんか

ございませんか

先に食堂に到着していたらしいミタマとキヌカが、アニエスに尋ねる

お当番は、明日からでいいですのっ今日は、ゆっくり休んで下さいですの

ニコッと微笑む、アニエス

アニエスも、初めての日はお股がジンジン痛かったですからっ

処女喪失したばかりの安城姉妹は、今日は大人しくしていた方がいいか

お席は、そちらとそちらですのっありすちゃんは、その隣に座ってもらって下さいですのっ

食卓の座席の割り振りはアニエスの担当なのか

新しく来たばかりの子は、パパの近くの席にしましたのだから、みすずちゃんと瑠璃子ちゃんは、こっちのお席でお願いしますのっ

アニエスなりに、色々と考えてくれているんだ

ええ、判ったわまり子さんは、どこに座っていただけばいいの

みすずが、アニエスに尋ねる

えーとそのお姉さんは、もうパパとしましたの

苦笑して、鳥居さんが答える

じゃあ、こっちですの痛い思いをした子が、今夜は優先ですのあ、エリちゃんとリエちゃんも、パパの近くですの

そう言えば双子はどうした

姿が見えないけれど

まさか、台所の方か

そっちを見ると克子姉が、エプロンを外しながら出て来た

あたしが席を外しても、ちゃんとあの子たちだけでやっててくれたわ

マナちゃんが中心になって、お料理しててくれたんだけれどあの子ら、凄いわね

あの子らって

だから双子のエリちゃんとリエちゃんよ

それって、どういうことだ

はいですのエリちゃんとリエちゃんとってもお料理がお上手ですのっ

アニエスが笑顔で、言う

どうも、お母さんがちゃんと家事をしない人だったみたいだから、2人とも、小学生の頃から自分でお料理をしていたみたいなの

双子は両親が、どうしようもないハミ出しヤクザだったから

娘のエロ動画をネットで売って生活費を稼ぐような

ちょっと、お話もしてみたけれどあの子たち、とってもいいわよねえ、あなた

克子姉が、ニヤッとオレに微笑む

あたしが、あなたのお願いを聞いたんだからあなたも、あたしのお願いを1つ聞いてくれないかしら

ミナホ姉さんの娼館のサポートを起ち上げ期間だけでも、して欲しいとオレは克子姉に頼んだ

克子姉が、娼館の仕事に関わりたくないのを承知で

何何でも聞くよオレにできることなら

あなたじゃなくて、あの双子ちゃんのことよ

あの子たち雪乃ちゃんのテレビ番組に出してみない

雪乃の謎の番組

週末のゴールデンタイムの民放で丸一時間スポーンサー無しで、コマーシャルも入らないでひたすら、雪乃と芸人のスナッチとオカマのコラムニストのフランシーがダベッているだけというか

雪乃が、世間に毒を吐き続けているだけのタイトルすらない謎の時間帯

新聞の番組欄にも、白坂雪乃、スナッチ、フランシーしか書かれていない

なぜ放送が続いているのか、誰にも判らないテレビ界の闇と呼ばれている、あの番組か

ほら、雪乃ちゃん、これからお腹がどんどん大きくなるしその内、産休もしないといけないでしょだから、今の内にレギュラーを増やしておいた方がいいと思うのよ

だけどそれで、エリとリエを出すのか

何で13歳の双子を

だって、あの子たち機転は効くし、話していることは面白いしそれに、タイムリーでしょ

タイムリー

あの子たちの親が事件を起こしたのは今朝なのよ

ヨミの巫女の力で、記憶と心を書き換えられた天童貞男とヤクザ仲間たちは

昨夜から、レンタカーで夜通し走って地元の関西に向かい

今朝、自分たちを東京に派遣したヤクザの親分の家に襲撃を掛け

激しい銃撃戦の末、全員が射殺された

あの子たちなら、そんな恐ろしいゲンジツも笑い話にできるわ

今のままなら、あの子たちをうちで引き取ってもヤクザとの繋がりが断ち切れないわよあの子の両親は亡くなったけれど仲間のヤクザが、あの子たちを狙っているでしょうから

その話は、双子自身も言っていた

エリとリエのロリコン動画で一稼ぎしようとか、あいつらに売春させようとか企んでいるヤクザたちが、地元にはたくさんいると

だけど、それはあいつらがこのまま東京に居れば、オレたちと一緒に生活していればオレたちが守ってやれると思うんだ

そうは言っても、あの子たちをずっと家の中に閉じ込めておくわけにはいかないでしょ今のままじゃあの子たちを、受け入れてくれる中学校を見つけるのは大変よ

親が銃撃戦をやって死んだことはテレビで大々的に報道されたから

そういう死に方をしたヤクザの娘を引き受けるのは、普通の中学校なら躊躇するか

それに、関西の中学から転校するっていう形になるからそこから、関西のヤクザたちにあの子たちの現住所がバレるかもしれないわ

え、そういうのは個人情報だから、外に漏れないんじゃないの

漏れない個人情報なんて無いわよしかも、相手は非合法が当たり前のヤクザ屋さんたちよ

裏から手を廻して双子の居場所を調査させているかもしれないか

関西のヤクザたちからしたら東京に派遣したはずの天童貞男たちが、突然、親分を裏切って襲撃して来た理由が知りたいだろうし

いや巫女の力だっていうのは、何となく判っているだろうけれど

それでも、東京で行方不明になったリエとエリや、徳大寺園子さん黒沢直子さんについては調査を続けるだろう

上手くいけば、香月家に一矢報いる手掛かりになるかもしれないのだから

だから雪乃ちゃんの番組に出しちゃうのよあの番組は、アンタッチャブルの象徴だから白坂雪乃のように、あの双子も手を出そうとしたら闇の力によって排除されるっていうメッセージになるわ

むしろ、積極的に雪乃のテレビ番組で双子が、オレたちの保護下にあることをアピールした方が

関西ヤクザたちは、手が出せなくなるのか

わたくしも、その方が良いと思うわなかなか冴えた作戦だと思うわよ

振り向くと翔姉ちゃんが居た

御名穂さんも、そう思うでしょ

翔姉ちゃんの後ろに隠れるようにミナホ姉さんが、小さくなっている

あの来たわよ

恥ずかしそうに、ミナホ姉さんは言った

あなたがちゃんと顔を見て話をしろって言うから

わたくしが、車で連れて来たわ

香月セキュリティ・サービスの旧・研修館ビルから引っ張って来てくれたのか

あっちの女の子たちは、うちの木下が面倒を見ているわ大丈夫よ木下は大抵のことには動じないから

いつもニコニコしている木下さんが新人娼婦候補の2人を見ていてくれている

うん、ミナホ姉さんよく来てくれたね

オレは、ミナホ姉さんの細い身体を抱きしめる

ほら、深呼吸して

それとここは、身内しかいないから

鳥居さんの存在は無視する

そうね良信

黒森家の人間としての公式の名前である黒森公でなく

ミナホ姉さんの戸籍に入った義弟の黒森良信に戻る

意地張りすぎだよもう少し、みんなに甘えてくれないと

でも克子の気持ちを考えたら

克子姉は、ミナホ姉さんが思っているよりも、ずっと強い人だよ

ええ、お嬢様克子は強いですわお嬢様のサポートも、パン屋さん開店の準備もどちらも、おろそかに致しませんから

克子姉は、胸を張ってそう言う

克子ありがとう

ミナホ姉さんは、克子姉に礼を言った

ほら、ちゃんとお互いの顔を見て話をすることは大事だろ

オレは、ミナホ姉さんを抱き締めたままそう言う

会って顔を見たらどんどん甘えてしまうような気がしたのよ

甘えていいんだよ家族なんだから

でも迷惑でしょ

迷惑でいいんだよ家族なんだから

克子姉だけじゃ、サポート仕切れないようなら他の家族にも手伝いに行ってもらうから大丈夫だよみんな、ミナホ姉さんを1人にしたりはしないから

そうですわ御名穂さんわたくしや麗華にも、いつでも声を掛けて下さいそちらのビジネスのことは判りませんけれど、お行儀の悪い子を躾けることぐらいはできますわ

岩倉さんとかがまた悪事を企てたら翔姉ちゃんやレイちゃんが睨んで黙らせてくれるんだろう

それがさっき、キョーコさんから電話があったのよ

関西での仕事が片付いたので、東京へ戻るけれど例のあたしたちの秘密施設があるホテルを定宿にするから、部屋を通年で押さえておけって

キョーコ君は、元々、わたしが黒い森の番人として日本に呼んだ人だからね

白坂創介が支配した結果、メチャクチャな状態になってしまった黒い森に

ジッちゃんは、経営の立て直しにミナホ姉さんを抜擢し、追放されていた番頭の森下さんを呼び戻し

白坂創介がおかしなことをしないように睨みを効かせる役目としてキョーコさんを雇い入れた

キョーコ君も、なるべく御名穂君の側に付いていてあげたいと思っているのだろう彼女にとって御名穂君は妹同然だからね

昔みたいに、ずっと黒い森の娼館に居てもらうことはできないだろうが

キョーコさんなら、何か事件が起きたら世界の何処に居ても、24時間以内にミナホ姉さんを助けに来てくれると思う

あの人は、ホンモノのスーパー・ウーマンだから

うん、克子姉とキョーコさんが付いててくれるなら心配いらないね

オレもようやく安心する

キョーコさんは、マルゴさんや寧が黒い森に身を寄せる前からミナホ姉さんのサポートをしてくれていたんだから

娼館のことも良く判っているはずだし

そうねあたし頑張るわ

ミナホ姉さんは、笑顔でそう言った

さてじゃあ、あたしは向こうの部屋に行くわ

え、ミナホ姉さんご飯は

オレたちと一緒に食事をしないのか

あっちの部屋で鞍馬美里さんといただくわ美里さんは、こっちの部屋に連れて来られないでしょ

今の美里さんはオレたちの家族じゃない

黒い森の新人娼婦候補だ

この部屋で、みんなと食事することはできない

ずっと渚が相手をしてくれているでしょあたしが行って、渚はこっちに来させるわ渚も本当はもう娼館の仕事はさせられない子なんだから

渚は、4年も前に娼婦を引退して今は、自分の店を持っている

ミナホ姉さんを手伝う余裕は無い

でも本当にありがとう良信、顔を見せに来いって言ってくれてあなたの顔を見たら色々と吹っ切れたわ迷いが消えた

直接会って顔を見るって大切ですよねわたくしも仕事で迷うと、この人の顔を見に来るんです顔を見て、一緒にお茶でも飲みながら、お話をすると悩んでたことの具体的な解決策が浮かんでくるんです頭の中で、悩みがグルグルとループするのが止まるんですよね

翔お姉さんは、このままお食事なさりますわよね

ええでも、あたしの分あります急に来たから

ちゃんと作ってありますわレイちゃんの分もこちらにいらっしゃれなかったら、香月セキュリティ・サービスのビルまで届けるつもりでしたから

克子姉に、抜かりは無い

麗華はあたしと交代で後から来ます

判りましたじゃあ、いついらしても良いように準備しておきますわ

克子姉は、再び台所に向かう

アニエス、翔姉ちゃんはどこの席に座ってもらったらいいんだ

台所から顔を出したアニエスに尋ねる

えーと、ここ、ここ、ここに座って下さいですの

ありがとう、アニエスちゃん

翔姉ちゃんは、アニエスに礼を言う

ミナホ姉さんと交代して渚が、ありすと食堂に来る

美里さんはミナホ姉さんと食事しながら、最初の研修に入るのだろう

それから、美智とイーディとハイジとミタマとキヌカの武闘派グループが部屋に入って来るヨミも一緒だ

中庭で軽く汗をかいてきたノネ

え、大丈夫なのかミタマやキヌカの身体は

処女膜が破れたばかりなのに、激しい運動とかはしない方が

このコたちは、見ていたダケネちょっと、アタシ揉んできたヨ

揉む誰を

オトメに決まっているネ

月子によって完全に記憶改変された

格闘王にあたしなるとか叫んでる変な子に

いや、変なのは前からだけど

精神崩壊しないように心の基礎には手を付けていないはずだから

今は天童乙女改め剣道マリアだっけ

あのコ設定が変わっても、中身は全然ネまた、ハイジに倒されたヨ失神して、香月セキュリティ・サービスの医療班に連れてかれたネ

天童乙女は今朝もハイジに倒されている

じゃあ、ダメかなヤッちゃんが、あいつをアメリカの格闘技の試合に出したいって思っているらしいけれど

弱いんじゃ、試合に勝てない

イヤ、ソウイウのには向いていると思うヨギャンギャン喚いて、表情が豊かになったから、見せ物としては面白い素材になったネ

イーディの評は手厳しい

オトメは気の技がチョットだけ使えるケレド普段の鍛錬をサボッていたから、身体のキレは全然ダメネ身体だけなら、ハルカの方が今は上ヨ

美智のお姉さんの工藤遙花も、格闘家に転身することになっている

あのコはバカだけど、マジメだからネ稽古は休まないで続けているネ

お屋敷の庭で、毎日、トレーニングしている

ダカラ、オトメはハルカと一緒に、練習させておけばイイネ

遙花さんをライバル視するぐらいの方が、良いんだろうな

そういう設定を、月子に追加してもらうか

そんなことを考えていると月子と寧が、食堂に入って来る

天童乙女の改変で、仲良くなったんだろうか

アニエス、みんなの席を教えてあげてくれ

はいですのえーと

アニエスが、1人1人席を示していく

はーい、ご飯できたよっ

マナに、真緒ちゃん、ルナ、コヨミちゃん、水島可憐さんに、リエとエリそして瑠璃子

台所で食事の支度をしていたのは、みんな年少組だ

それにアニエスも加わって

ガラガラとみんなで料理の乗ったワゴンを押して来る

今日の晩ご飯はハンバーグと餃子とジャガイモのスープとサラダでーす

ハンバーグと餃子

小さい子たちが、お手伝いしやすいメニューにしたのよ

ハンバーグのお肉を捏ねたり餃子の皮に中身を包んだりするのは、真緒ちゃんたちでもできるでしょ

焼いたのはわたしですわ

うちも焼きました

ハンバーグや餃子をフライパンで焼いたのは料理に慣れている、エリとリエか

スープはマナとルリお姉ちゃんで作りました

マナが、胸を張る

お料理をよそいますから、お皿を持って来て下さい

瑠璃子の言葉に、年少組が

みんな楽しそうだ

一緒に料理を作ったことで仲良くなってくれたのなら嬉しい

夢のようだよ

あの台所は最近、作らせたんだというより、わたしたちが今居るプライベート・エリアというものも、つい最近設定したものだ関君に、色々と骨折りをしてもらってな

ジッちゃんが、少し離れた所に座っている翔姉ちゃんを見る

それまでのわたしはさっき、お前が言っていたように、プライベートの全く無い男だった生まれてからずっとこの年までな

ジッちゃんは名家香月家の嫡男として生を受けた

子供のころから家の跡取り息子として、他の弟たちとは区別されて育った

いつでも、周りに誰かいる使用人を使うということは、使用人に監視されるということだ食事も家の中の食事係が作ったものを、ただ食べるだけだった意外と主人には選択権が無いのだよこちらをどうぞと言われたら、そんなに食べたくないものでも食べるしかない

使用人との生活それも食生活にまで他人が関わってくるというのは、大変だろうな

しかし、瑠璃子がお前と暮らすようになって料理をするようになったろそして、この秋からはみすずと瑠璃子と美子の3人が、必ず誰かしらわたしと生活してくれるようになった

3人で順番に、オレたちのお屋敷とこの香月家の本家邸宅で寝起きするようにしている

高齢のジッちゃんを、一人きりにして寂しい思いをさせたくないからだ

さらに昨日、今日のように、たくさんの子が泊まりに来てくれるようになっただから、使用人が絶対に入れないプライベート・エリアを設定し瑠璃子たち専用の台所も作ったのだ

オレたちのことを使用人には、詳しく知られたくないもんな

どこから情報が漏れるか判らないし

わたしがプライベート・エリアに居る時は谷沢か関君か藤宮君が、常に監視していてくれるそれとわたしの体調をチェックする機械を常に身体に貼り付けてもらっているよ呼吸や心拍数などに、異常な兆候が現れたらすぐに医者が飛んで来ることになっている

それで、このお屋敷の前の香月セキュリティ・サービスの支社には医療班が待機しているのか

その2つの条件と引き替えにわたしは、こうして家族と水入らずのプライベートな時間を持つことができた本当に嬉しいと思う

ジッちゃんは、配膳する年少組の少女たちを楽しそうに眺めている

わたしに、こんな豊かな老後が訪れるとは想像していなかったよ

ジッちゃんは長男一家は、外国で殺害され

それを命じたのは、香月家の跡目を狙っていたジッちゃんの次男で

結局、そいつはジッちゃんが、自らの指示で命を断たせることになった

三男であるみすずの父親とも良い関係を築けてはいない

ジッちゃんは家庭環境に恵まれていない

みんなジッちゃんの家族だよジッちゃんの孫だからさ

だから、ジッちゃんもオレたちに甘えてくれていいんだ

そうオレたちは、みんな本当の家族に恵まれなかったから

だからこれでいいんだ

オレたちは、血縁は無いが寄り集まって家族になったんだ

私の母は子供嫌いなのでそういう記憶はないのですが

昔、付き合ってた女の子が子供の時に、家族みんなで餃子を作る日はとても楽しかったという話をしていたので

家族とは、1つの宗教でありある人間にとって家族とはこういうものなんだと信仰していることが、他の人には理解できないことがある

というようなことを昔、カトウ・タカ先生が書いていました

さて、ご飯タイムの後に鳥居さん攻略があって

このエピソードは終わる予定です

水島可憐さんや、昨日のパーティに来たお嬢様たちの件は次のエピソードで

1031.そして夜が来る / 家族の現況

はい、はい、はーい皆さん、ご飯は揃いましたの足りないモノがある子とかいますの

アニエスが、みんなに尋ねる

大丈夫みたいだよっ

こっちも揃っているわ

こちらも大丈夫です

渚と瑠璃子が、自分の周囲を確認して答える

じゃあいただきますはパパがしますの

オレは、みんなの前に立つような柄じゃない

今日はアニエスに任せるよ

何か、もの凄い張り切りモードだから

鷹倉3姉妹が家族になって、同い年のルナと出会った時より、興奮している

1歳年上のリエとエリに、ハイジ、キヌカ、ありすそれと自分と同じ12歳の水島可憐さん

年少組の大量増加が、とっても嬉しいんだろうな

じゃあ、アニエスがしますのっ

アニエスがニコッと微笑むと

ええなぁ、アニエスちゃんは可愛いからな

そうやなみんなの前に立つと見栄えがするわ

双子が、ついそんなことを言ってしまう

何を言ってますのリエちゃんとエリちゃんだって、とっても可愛いですの

あもちろん、他の子もみんなみんな可愛いですのアニエスたちのパパは、可愛い子しか可愛がってくれませんものっだから、アニエスたちは、もっともっとパパに可愛がって貰えるように毎日、頑張るんですのっ

大きな声でそう言う

はぁぁ、そうやなよくよく考えるとここに居る可愛い女の子は、みーんなお兄さんとしとるんやもんなぁ

真緒ちゃんが居るから、エリは言葉を濁す

うん言うたらアレやけどお兄さん、やっぱりセンスええわぁホンマに綺麗な子ばっかりですわ

リエも、改めて食卓を囲むみんなを見て溜息を吐く

だーかーら、エリちゃんとリエちゃんも、そうですのとっても可愛いですの

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