わたくしもワンワンワワン済みませんでした

瑠璃子、みすず、美智は恥ずかしい穴あきビキニに首輪の姿のまま可憐さんに土下座して謝る

お、お顔をお上げ下さい皆様

香月家の令嬢に土下座させてしまったことに可憐さんは戸惑っている

いや、いいんだこの子たちは、可憐さんに失礼なことをしたんだから

そして、オレも1週間、気が付かなくてゴメン

うちの家族は、悪いことをしたらすぐに謝らないといけないんですのマナちゃんなんて、よく全裸土下座していますの

いや、マナは最近はしていないぞ

前から比べて、この半年で落ち着いたし、頼もしい子に成長したから

あの、お兄様全裸土下座の方がよろしいですか

いや、そのままでいいその格好の方が、よっぽど屈辱的だ

穴あきビキニの方がうん

いえ、わたくしの方こそ色々とお気遣いをいただいて、申し訳ありません

可憐さんはオレに言う

ああ、だけど可憐さん

悪いけれど可憐さんにも、これからみすずたちと同格になってもらう

つまり、オレのセックス奴隷今のこの子たちみたいな、オレ専用のメス犬になってもらうよ

わたくしたちと、同じですわ

わたくしもよ可憐様わたくしも、黒森様の側室性奴隷でございますから

ありすが優しく可憐さんに言う

わたしらもお兄さんのエッチ奴隷や

ボクも兄さんの奴隷になる誓いをしました

わたくしもでございまする

エリとリエ、ルナとキヌカもそう言う

えっと、アニエスは

いいんだアニエスもみんなと一緒だろ

オレはアニエスに言う

はいですのっアニエスも、みんなと一緒ですのっ可憐ちゃんも早く一緒になりますですのっ

可憐さんは布団の横で、三つ指を付き

黒森様ふつつか者でございますが、どうぞよろしくお引き回し下さいませ

名家の令嬢らしく、美しい姿勢でオレに頭を下げた

うんそれはいいんだけれど

オレはちょっとだけ、不安を感じていた

可憐さんは他の子と違う

本当に覚悟ができているか試させてもらってもいいかな

わたくしをお試しになられる

驚いて、オレを見る可憐さん

ああ試すよ

オレはポケットから携帯電話を取りだした

これでさ可憐さん、家のお母さんに電話してみてくけれないかな

可憐さんは先週以来、実家とは連絡を取っていないはずだ

もちろん、これからオレに犯されることは話さなくて良い

そういうことがしたいんじゃない

ただお母さんと話をして可憐さんが1度でも、助けて欲しいみたいなことをお母さんに言わなかったらこのまま抱くよ

お試しになられるのはわたくしの覚悟なのですね

ああ、親に向かって弱音を吐くのならオレは可憐さんを抱かないオレは、子供は相手にしないんだ

子供と大人の差は年齢でも、肉体の成熟度でもない

心の強さだ

可憐さんは誇り高い名家の令嬢だ

この勝負に乗ることは判っていた

そして、お母さんとの話が終わったら今度は、セックスしながらお父さんとも話してもらう

可憐さんの顔色が変わる

オレのチンコを突き込まれながらお父さんと会話するんだそして、オレの精液を子宮に受けとめた後で

最後に、お祖父さんとも会話してもらう

所用で、久しぶりに池袋へ行ったのですが

昔とすっかり違っちゃっているんですねえ

腐女子向けのお店は増えているんですけれど

私みたいのは行き場が無い

秋葉原は、それでも居場所が見つけられるんですけれど

ああ、探していたガチャポンの映画館の椅子だけは見つけられました

ホントにガチャポンも食玩も地元では取り扱ってくれるお店が激減しております

オタク業界は、間違いなく縮小していますよね

多分、2008年くらいがピークだったんだと思います

1082.小さなお姫様の処女レイプ / 親に電話しながら、弄られる裸身

ここから先はオレが、可憐さんに優しくすることはできない可憐さんは、ただ黙ってオレに犯されるのを耐えていれば良いんじゃない自ら、率先してオレに奉仕しろ

オレは可憐さんに、そう言った

その通りですわどんなことになってもどんなことをしても、可憐様は水島家の娘としての誇りを失ってはならないのです名家の娘なら

同じく名家の出身であるありすが言う

わたくしは、もう何度も黒森様の男性器を受け入れていますし胎内に精を注いでいただいております身体の最も恥ずかしい場所をお見せして、手や舌で楽しんでいただいておりますわたくしも、手や口を使って黒森様にご奉仕しています今のわたくしは黒森様の性奴隷です汚らわしく、恥ずべき身の上ですしかし、わたくしは名家・鞍馬家の娘です性奴隷となっても、その誇りは失っておりません

そんな、ありすだからこそオレは、受け入れたんだ気高さの無い自堕落な女は、オレは要らない

オレは12歳の少女に言う

誇りを持って、オレに犯されろオレの女になれ、可憐

全て、お望みの通りに致します

真っ直ぐにオレを見て答えた

黒森様に処女を捧げながら母や父、お祖父様にご心配をお掛けしないようにすればよろしいのですね

すると、克子姉が

あなたの携帯電話は使わないでこっちの電話を使いなさいちょっと待ってね今、可憐さんの携帯のデータを移すから

ああ、オレの携帯からだと履歴に足跡が残ってしまうか

克子姉は、可憐さんから没収した携帯電話のデータをお屋敷のパソコンにコピーしていたらしい

それをケーブルを繋いで、別の携帯電話に転送する

克子姉は、可憐さんに携帯電話を手渡した

可憐さんは、緊張している

可憐さんの居る和室の中央、布団の敷かれている方へ向かう

みんな、静かにしててくれよ可憐さんが電話するんだから

オレは特にアニエスに向かって、そう言う

さて、可憐

薄い白の和服、1枚きりの美少女

綺麗に梳かれた黒髪

時代劇なんかで観た、お嫁入りしたばかりの初夜のお姫様のようだ

だが、この美少女はまだ12歳

小学6年生

そんなか弱い女の子にオレは、これから酷いコトをする

大人にする

種付けする

処女を破り中出しする

お母さんに電話する前に、キスだけはしておこうか

震えながら、可憐さんは言う

やっぱり、怖いんだな

んじゃあ、するよ

オレは、畳の上に正座したまま震えている小さな肉体を抱き寄せ

緊張して強張っている可愛い唇に、自分の唇を重ねる

お風呂上がりの可憐さんの肌の匂い

セッケンとシャンプーの清廉な香り

女の性の匂いはしない

これは子供の匂いだ

はい、こっち向いて撮すわよ

克子姉がオレたちの接吻をカメラで記録する

身体を固くしている可憐さんは、苦しそうだった

は、はぁぅぅッ

オレが唇を離すと、可憐さんはハァハァと呼吸する

キスしている間は、息を止めていたらしい

大きな瞳が涙目になっている

ほら布団の上に行くぞ

オレは、問答無用で可憐さんを後ろから抱き締める

また、身体を固くする可憐さん

そんなに緊張するなゆっくり深呼吸してリラックスしろ

オレの腕の中で小6の少女が深く息をする

身体が膨らみ、また萎む

オレは和服の脇から、可憐さんの胸に手を入れた

下着は、付けていない

男の手の熱を、肌で感じて可憐さんは、また身震いする

うん柔らかいな可憐の胸は

まだ膨らみ始めの固いおっぱいだけれど

この年齢だからこその肌の艶と張りがある

鮮烈な果実を触っているような瑞々しさ

あぅっ

オレの人差し指が可憐さんの乳輪の周りを、いやらしく捏ね回す

乳首はまだ陥没しているけれど芯はある

刺激すれば、勃起するかもしれない

ほらお母さんに電話しろ可憐

可憐さんは、オレに胸を弄られるまま携帯を操作する

オレは右手で可憐さんのおっぱいを揉みながら

和服の脇から潜り込ませた左手はぷにぷにの柔らかなお腹へと這わせた

可憐さんの可愛いおへそを探す

ツツツツツープルルル、プルルル

も、もしもしお母様可憐です

オレに痴漢行為をされながら可憐は、母親と通話を始める

は、はいわたくしですお、お許しを得てお母様にお電話させていただいております

可憐の母親は12歳の愛娘が、男に柔肌を弄られている最中だとは思っていないだろう

オレは、左手を可憐さんの和服の脇から抜く

そのまま、下へ滑らせて

お、お元気でいらっしゃいますかはい可憐は元気ですこちらでは、皆様に優しくしていただいておりますはいあううっ

和服の裾を割ってオレの指が、可憐さんの下腹部へと伸びた

こっちも下着は付けていない

な、何でもございません大丈夫ですはい皆様、良い方ばかりですそんな、お母様泣かないで下さいませ

電話の向こうで、可憐の母親は泣いているらしい

だが、愛娘のまだ毛も生えていない秘部には、オレの手が迫っている

は、はいわたくしも、お母様に会いたいですでも水島家のためでございますからわたくしが身を捧げることで香月様のお怒りを鎮めううっあっ水島家が、他の名家の皆様に再び信頼していただけるようにくぅ致しますから

オレの腕の中で可憐さんの肌が、熱くなっていく

どんなことでも可憐は可憐は耐えて参ります

オレは可憐さんの和服の帯を解く

克子姉が、簡単に脱がせやすいような結び方にしていてくれたみたいだ

しゅるるっとあっさり外れた

はい大丈夫です平気です可憐は、お母様の娘でございますから

可憐さんの白い肌

この肌の白さも、母親譲りなんだろうか

ご心配なさらないで下さい可憐はしっかりとお役目を果たします

オレは1度、可憐さんを離して立ち上がる

布団の上にぺったりと座った可憐さんの正面に仁王立ちになる

くッッ

可憐さんの眼の前でズボンを下ろして、勃起したペニスを露出させた

いえ何も大丈夫です可憐は

先走りでテラテラと亀頭が輝いている

オレは、可憐さんの右手を取ってオレのペニスに触らせる

熱いッいえ、違いますこちらのことですわ

可憐さんの小さな手の上に、オレの手を重ね

母親と通話したまま手コキをさせる

はい、今ははい可憐は今先程まで、お風呂をいただいておりましたその

太い男根を、無理矢理に握らされて明らかに可憐は戸惑っていた

可憐様

ありすが可憐に声を掛ける

鞍馬ありす様と鞍馬家のありす様と一緒にお風呂に入っておりましたはいこちらはお風呂がとても広いのでありす様に、髪を洗っていただきましたもちろん、わたくしもありす様の髪をはいありす様には、とても仲良くしていただいております

名家・鞍馬家のありすの名前を出して母親を安心させようとする、可憐さん

いつもはみすず様や瑠璃子様とお風呂に入らせていただいておりますはいもちろん、わたくしがお背中を流させていただいてはい

可憐さんに手コキさせたままオレは、可憐さんの胸元に手を伸ばして、膨らみを揉む

み、皆様、わたくしよりもお姉様でいらっしゃいますのでか、可愛がっていただいております

ああオレに胸を可愛がられている

い、今は寝室の布団の上から、お電話しております

下半身を露出した男と一緒の布団の上で

ありす電話を代われ

オレは、ありすに命じた

可憐の母親が心配しないように

ありすがオレたちの方へ寄って来る

あ、お母様今、鞍馬ありす様がお見えになられましたのでお電話に出て下さるそうですわ

鞍馬ありすでございます水島様ご無沙汰致しております

ありすが、携帯を受け取って話す

名家同士だから、可憐さんの母親とも面識はあるんだな

いえわたくしも可憐様に助けていただいておりますはい2人で、みすず様、瑠璃子様にお仕えしておりますのでご心配なさらないで下さい

ありすが、可憐さんの母親を安心させようとしている間に

オレは、ありすの眼前に勃起ペニスを突き出す

愕然として、オレの亀頭を見つめる可憐さんにオレは

舐めろしゃぶれ

さらに濃い奉仕を求める

こ、これを

すぐ横でありすが、自分の母親と通話しているというのに

嫌なら、お母さんに助けてくれと泣きつけそれでも構わないんだぞ

オレは冷たく言った

可憐さんは意を決して、オレのペニスを咥えようとするが

なかなか、口を付けることができない

こうだよこうするんだよ

見かねて同い年のルナがやって来る

おしゃぶりはこうだから

可憐さんに微笑んでオレのペニスを、ちゅぱちゅぱと咥える

亀頭の周りを舌で、ペロペロと舐めていく

ほら可憐さんも、ボクみたいにしてみて

おそるおそる可憐さんも、オレのペニスに舌を付ける

ちょっとショッパイでしょそれが兄さんの味だから覚えて

ほら、舐めながら兄さんのお顔を見上げて気持ち良さそうでしょ

可憐が亀頭を咥えたまま、オレを見上げる

可憐ちゃんのお口で、悦んでくれているんだよ

オレたち3人のそんな様子も、克子姉がカメラで撮っている

はい水島様可憐様のお側には、わたくしたちが居りますから大丈夫ですいつも一緒ですから

フェラチオさせられている可憐さんを見ながらありすが、課の字の母親にそう告げていた

すぐに可憐ちゃんも、おしゃぶりが大好きになるよボクも、最初はよく判らなかったけれど今は舐めるのも飲むのも大好きだから

ルナは、可憐さんに微笑む

うん、もういいぞフェラチオは、後で徹底的に仕込むからな

オレは可憐さんにそう言った

アニエスちゃんとか、1時間くらい舐めてる時があるもんね

ルナがアニエスに振り向く

おしゃぶり大好きですのでも、セックスはもっと大好きですの

アニエスが、笑顔で叫ぶ

ちょっと声が大きいわよ静かになさい、アニエス

克子姉が、アニエスを叱る

大丈夫みたいありすさんがほら

ルナが、ありすを指差す

ああ、ありすがアニエスが騒いだ時だけ、携帯のマイク部分を手で押さえてくれていたようだ

可憐ありすから電話を受け取って、今度は父親とだ

オレは低い声で命じる

ありすが、オレたちを見て

はいでは、水島様そろそろ、可憐様にお電話をお返し致します

電話の向こうの可憐さんの母親に言う

とにかく、ご心配なさらないで下さい可憐様は、お一人きりではございませんからわたくしたちが、いつも居りますはいはいお任せ下さいわたくしは、可憐様より年長でございます実の妹のように、可憐様のことを思っておりますから

そう言ってありすは電話を可憐さんに返した

もしもし、お母様はい鞍馬ありす様には、いつも助けていただいておりますはい可憐は、本当に大丈夫ですからはいあの、お母様今、お父様はお近くにいらっしゃいますか

居なければ父親の携帯に掛け直すことになる

あ、はいお父様にもわたくしの無事をお伝えしたくてはいせめて、お声だけでもはい、お願い致します

可憐さんは、携帯電話を手で押さえてオレに

家にいらっしゃるそうです今、メイドに呼んで来ていただくそうです

どうせ水島家も、大きなお屋敷なんだろうな

メイドさんが居るぐらいだから

別室に居る父親が来るまでにはしばらく時間が掛かるだろう

可憐、そのまま布団の上に仰向けになれ

可憐さんは耳に携帯電を当てたまま布団の上に寝る

オレは、彼女の上にのし掛かり

白い着物の前を大きく開いた

あ、お父様可憐です

父親と会話を始めた瞬間に

オレは、可憐さんの可愛いおっぱいに吸い付く

ひやぁっいえ何でも何でもございません

ペロペロと陥没乳首をオレに舐められながら、可憐さんは父に言う

はい元気です可憐は元気にしております

チューチューと、乳首を吸い出すように

ははいお父様が、ご心配になられるようなことは何も何もございません

ああ陥没乳首の中で、芯が固くなって来た

上手く吸い出せば勃つかも

水島家の誇りを傷付けるようなことは何もしておりませんくぬっ

右の乳首が浮いてきた

今度は左も舌でグニグニ刺激する

はいわたくしはお父様の娘でございますから水島可憐でございますから

父親に強く訴えている可憐さん

電話しながら、オレに激しく胸を舐められている様子も克子姉に撮られている

この記録は永遠に残る

どんなことも乗り越えてみせます

オレの舌が可憐さんの可愛い2つの肉山の真ん中から

お腹へと降りていく

おへその周りをくるっと舐めおへその中に舌を差し込む

ひぁやんっ

くすぐったそうに可憐さんは身体を震わせた

いえ、あのね、ネコにみすず様がお飼いになられているネコにおへそを舐められました

可憐さんは、慌てて父親にそう言う

咄嗟に吐いた嘘なんだけれど手や足でなく、おへそを舐められということだけは真実を語っている

飼い猫にへそを舐められるなんてなかなかないことだと思うけれど

ネコではございません白虎のごとき気に満ちてございます

キヌカが張り詰めたオレの勃起を見て、そう言った

兄さんちょっとまだ緊張していて、身体が固いからやわらげるよ

ルナが、可憐さんの首筋を手で触る

巫女の力が注がれた

可憐さんは身体の力が抜けて携帯電話を落としてしまいそうになる

その電話を、横からみすずがするっと奪って

もしもし、お電話代わりました香月みすずでございます

可憐さんの父親は、突然娘の出した妙な声はみすずがやって来たからだと思い込むだろう

いえとんでもございません可憐さんに、ご実家にお電話するように勧めましたのはわたくしの主人でございますから

そうです可憐さんが、わたくしたちに隠れて勝手にお電話したのではございませんご心配なさらないで下さいわたくしも、承認しておりますから

この間にオレは

可憐さんの陰部に舌を這わす

割れ目をオレの舌で割られる

うん酸っぱい

内側から12歳の愛液が滴りだしている

本当可憐さんは、健康的に健やかに成長なさっているお嬢様ですわねとても、お元気に毎日を過ごされていらっしゃいますわ

みすずが、オレたちを見て微笑む

本当に良く育っている

この発育具合なら問題無く、オレの勃起を受け入れられるだろう

はい、お祖父様でなく可憐さんも、ありすさんも、わたくしたちでお世話させていただいておりますから

香月のジッちゃんの好色さは名家の中では良く知られているのだろう

もっとも、今のジッちゃんは高齢でもう性行為はできない

しかし、それを世間に知られるのは嫌なのでジッちゃんは、公式にはまだ現役だということにしている

はい生活は全てわたくしたちとしていますお祖父様はお忙しいですから

みすずは可憐さんは、自分と生活しているのだと強調する

だから、可憐さんの父親は

まさか娘が今、男に秘部を舐められているとは想像していないだろう

処女喪失の瀬戸際にいるとは

可憐さんは、とても素敵なお嬢様ですからわたくしたち全員で、可愛がって差し上げていますわ

そう今はオレの舌で

可愛がっている

ぁぁお父様ぁぁっ

可憐さんは天井を見上げて叫ぶ

また、可憐さんの内側からとろーりと愛液が染み出して来た

可愛らしい子供の清廉な匂いが女の性の匂いに変わっていく

この作品を書き始めた頃は

仕事のシフトが変わって夕勤というのをしていました

午後から現場に出て真夜中ぐらいまでという

そうなると仕事後に、飲みに誘われたりしなくなったので

家に帰って寝て目覚めてから、仕事に行く前に書いて

タイマーを掛けてアップしていました

真夜中の帰宅時に、自転車を漕ぎながらストーリーの続きや、新しいキャラクターを考えた記憶があります

それから父が倒れて

3ヶ月ほど長期入院をして

入院している時も大変だったのですが家に戻って来てからも大変で

それで仕事を辞め母の店を手伝うことになり

書く時間も変わりました

今は一度仮眠を取って、頭をシャッキリさせないと書けなくなったので

早朝にアップしていますね

今後は、どうなっちゃうんだろう

とにかく、ラストまでのストーリーは決まっているので

着実に毎日、書き続けていくしかないのですけれど

1083.小さなお姫様の処女レイプ / 可憐家族の声を聞きながらの処女喪失

何もご心配なさるようなことはございませんわ

みすずが水島可憐さんの父親に、そう電話している横で

白い和服の前を大きくはだけられた可憐さんは

ほら、こことこことに指を置いて自分で広げて見せろ

大きく開脚させられて自ら割れ目を広げる

生々しいピンク色の内側は、愛液に濡れて光っていた

もっとグィッと大きく広げろそれじゃあ、処女膜が見えない

可憐さんは、恥辱で顔を真っ赤にさせさらに足を広げ、割れ目を大きく引っ張る

うん見えた綺麗だぞ、可憐

ピクピクッと震えている可憐さんの膣口の奥に、白っぽい膜を確認した

克子姉が、それも写真に撮っていく

はいはいどうぞ、わたくしをご信頼下さいお祖父様のお怒りは、数年は解けないと思いますですから、可憐さんはこのまま当家でお預かりして、高校まではわたくしが間違いなく通わせますしはい、もちろん今の学校にその後、可憐さんが大学進学を希望された場合はええ、そうですわ

みすずの話が続いているがオレは、可憐さんの小さなクリトリスを剥き出す

舐めるぞ可憐

ひぃぃぃぃいっ

ペロペロッと舌先で舐める

ああ、クリトリスが紅く固くなっていく

まるで小さな宝石のように輝いて

くはぁぁあッく、黒森様ぁっ

オレの口の中に、12歳の少女の愛液の酸味が拡がっていく

ひぃやぁぁ、ぁぁッ

そして、これは仮定の話でございますが当家で可憐さんが成人した場合は、香月の家からお嫁に行かせることもあり得ると思っていますはい、もちろん香月の娘として水島家から香月家に養女に来たということに致しますその場合ははい水島家と当家にご縁ができますし今回のお祖父様が水島家に下されたペナルティも消滅致しますから

水島家が、名家としての地位を剥奪されたことの象徴が水島可憐さんをみすずの臣下にしたことだから

臣下でなく、正式に香月家の養女となれば水島家は晴れて名家に復帰できる

水島家にとっては、むしろ名家中の名家、香月家と縁ができるのだから悪い話では無い

今、可憐さんに代わりますね

みすずが、携帯電話を可憐さんの耳に当てる

しかし、その可憐さんはいま正に、オレに犯される寸前だ

オレは先走り汁でテラテラと輝く勃起を、可憐さんの柔らかな内股に擦り付けていた

可憐さんはここで父親に助けを求めることもできる

しかし、そうなったら水島家は、名家に復帰するチャンスを完全に失うことになるだろう

も、もしもし、お父様っ

可憐さんは、潤んだ眼で熱い息を漏らしながら父に言った

わ、わたくしは大丈夫でございますどんなことも乗り越えて参ります香月様の家でわたくしのお役目を果たして、生きていきます

この可愛い娘は名家の姫としての誇りを持っている

だから逃げない、運命に屈しない

しばらくは水島の家には戻れないと思いますいえ香月様の家で成人し、再び水島家に里帰りする時にはお、お父様それは、お父様に孫の顔を見せる時でございます

可憐さんは覚悟している

オレに孕まされ子を産むことを

そう、おっしゃらないで下さいあっという間のことですわ

可憐さんの父親は12歳の娘が結婚し、出産するのは少なくても10年は先だと思っているんだろう

しかし、可憐は

今すぐにも妊娠させられるゲンジツに直面している

裸で大きく開脚させられて父親と通話していて

オレの勃起ペニスが、可憐さんの淫裂に潜り込もうと迫っているのだから

可憐はすぐに大人になります

今処女地を割られて、女に羽化させられる

可憐電話を瑠璃子に代わりなさい

お、お父様香月瑠璃子様に代わりますわ

可憐さんがそう言った瞬間携帯電話は、瑠璃子に

水島様、ご無沙汰しております香月瑠璃子でございます

瑠璃子が、父親と話している間に

オレは、可憐さんの上にのし掛かっていく

痛くても、我慢しろよ

涙目で、オレを見上げる可憐さん

はい可憐さんはとても、お行儀良くなさっていますわ

瑠璃子が明るい声で父親と話している横で処女を失う

今ならまだ止められるぞ大きな声で父親に助けを求めれば

可憐さんは大きく深呼吸をしてから

いえ可憐を黒森様に差し上げますどうぞわたくしをご存分にお楽しみ下さい

オレは可憐さんの割れ目を指で開いて、亀頭の先を

はぅぅッ

オレの男根の熱を身体の内側で感じて、可憐さんの身体がビクッと震える

いくぞ可憐

オレは、グイッと腰を押し込んだ

ひぐぅっ

12歳の処女地は狭い

大丈夫だよ可憐さん

ルナが可憐の身体の強張りを巫女の力で緩めていく

はぁぁぅぅっ

キツキツの熱い胎内に、オレのペニスが潜り込もうとする

ああ亀頭の先が、障壁に当たる

可憐オレを見ろ大きく眼を開けて

可憐が涙目でオレを見る

今、どうなっているか判るか

黒森様がわたくしの中に入っております

可憐はすでに全部入っていると思っているらしい

まだだオレは、まだ可憐の処女膜を破っていない

オレも可憐の大きな瞳を見て言う

破って下さいって言えオレに処女を捧げると

可憐は

や、破って下さい痛くても堪えます可憐の処女をお召し上がり下さい

オレは、可憐の肩をグッと押さえて本能的に身体が逃げないように固定する

はぁぁぅぅぁぁ

パクパクと大きく呼吸している可憐を、良く感じて

可憐が息を吐ききって息を吸い込み始めた瞬間に

ズブブブッっと一気に膜を押し破るッ

い、痛いーッ痛い、痛いですぅぅ

ジタバタと身体を動かして、オレの暴虐から逃れようとする可憐をオレはさらに追撃するッ

きゃああっッッ

可憐の悲鳴を瑠璃子は携帯電話のマイクを押さえて、誤魔化す

いやぁぁ、嫌ッ、嫌ッ嫌ぁぁッ

じゅぶぶぶぶぶぶっ

幼い胎内がオレの強勃起の形に無理矢理、広げられていく

裂けた処女膜を巻き込んで

いいい、痛いっ痛いですぅぅ

お父さんに助けてもらうか

オレが、可憐の耳にそう囁くと

可憐は、騒ぐのを止めた

へ、平気です痛くてもいいえ、もっと痛くして下さい

泣きながら可憐はオレに言う

わたくしは水島可憐でございますから

よしっ

オレは、一気に根元までネジ込むッ

12歳の令嬢はオレの全てを胎内に受け入れた

完全に繋がっているぞ可憐

可憐は、ツラそうにオレを見つめて、大きく呼吸を繰り返している

では可憐さんに代わりますね

瑠璃子は、可憐が完全に刺し貫かれたことを確認して再び、父親と通話させる

お、お父様お父様ぁぁ

可憐さんの眼から、大粒の涙がポロポロと流れた

それでも可憐さんは父に現在の自分の悲惨な状況を伝えない

助けは求めない

わたくしぃわたくし、精一杯、頑張って参りますから

破瓜の痛みに恥辱に耐えている

わたくしに与えられたお役目を全う致します

それはオレの性奴隷になること

いつでも、どこでもオレの求めに応じ

オレの子を孕み、出産するという役目

は、はい頑張ります頑張りますから

今、腰を使うのはさすがにマズいな

可憐の幼い肉体が、オレのペニスに馴染むまでしばらく、このままでいよう

その代わり深く挿入したまま、オレは可憐のおっぱいを楽しむ

舌を伸ばして、ペロペロと舐めた

あ、あぅは、はいどうぞ、家中の皆様にも可憐は元気だとああうっお伝え下さいませ

可憐の父親は、娘は感極まっていると勘違いしているかもしれない

まさか自分と電話しながら娘が犯されているとは

はいえお祖父様もいらっしゃったのですか

何だ可憐の祖父も、帰宅していたのか

あはいはいもしもし、お祖父様可憐です

久しぶりに聞いた祖父の声

だが、もう可憐は処女ではない

12歳の小さな肉体に、男の欲棒をブチ込まれている

はいはい水島の家のために、可憐は可憐は一生懸命どんなことでもはいぅぅ

可憐の涙が止まらない

可憐あなたのお祖父様ともお話致しますから、電話を代わりなさい

お、お祖父様今、みすず様とか、代わります

このままみすずと通話している間に

可憐の子宮に射精しよう

これを噛んでいなさい

克子姉が、清潔な白いハンカチを可憐の口に差し出す

その方が耐えられるから

可憐が、布地をグッと噛みしめる

一気に行くぞ加減してやれないからな悪いけれど

オレの言葉に、可憐はうんと小さくうなずいた

はい先ほど可憐さんのお父様にも申しましたが

みすずは、可憐の祖父と上手く話している

この後、瑠璃子に電話を代わったとしても長い時間稼ぎにはならない

可憐オレを見ていろオレがお前の中で果てるまで絶対に眼を離すな

オレは自分の手を、可憐の手に重ねる

ギュッと可憐の手を握りしめた

可憐もオレの手を握り返す

んんんっんんんっんんんーっ

ゆっくりと腰を動かすオレに

ハンカチを噛みしめる可憐の顔が痛みに歪む

眼を離すなオレを見ろ

可憐は、必死になってオレを見上げる

んんんっくぅぅっんぬぅぅ

痛いのだろう苦しいのだろう

恥ずかしくて死にたい気分だろう

でも、耐える

12歳の小さなお姫様はオレの陵辱に耐えている

ええ、可憐さんはとっても可愛らしいお嬢様ですからはい

みすずは、可憐の祖父と話しながら犯されている可憐を見る

はいわたくしたち全員愛おしく思っておりますわわたくしや瑠璃子の妹として、可愛がって参ります

ぬぅぅくぅぅくぅぅんっ

ああ犯されている可憐の身体から、メスの匂いが立ち上る

じっとりとセックスの汗が肌を濡らしている

愛液の据えた匂いがする

清らかな子供らしい匂いはもう消えた

可憐はまもなく、男の精を受け入れる

可憐、もうすぐだもうすぐだから

うううっ、ぐぅぅ、あぅぅ

ツラそうな裸の少女

ハンカチを必死に咥えた顔が被虐に耐えている

ラスト・スパートに入る

うううっぐぅぅ、あぅぅ

さらに激しく、速くなった突き込みに可憐は驚愕している

オレにもう止めてくれと眼で訴えている

でも、オレの腰はもう止まらない

ああっ、可憐可憐

ぅぅッぐぅぅッぐぅぅッッッ

小さな裸身が、オレに激しく揺さぶられている

可愛いおっぱいが、突き込みに合わせてぷるぷる揺れている

オレの額から、汗の玉がポロポロと可憐の胸に落ちていく

可憐の汗と合流して柔らかな肌の上を流れ落ちていく

イクぞ可憐中に出すからな、見ていろオレを見ていろ

んんんんっぐぅぅ

で、出るゥゥッ

ドクドクドクゥゥ

可憐の膣の中でオレのペニスが脈動して

ぬっ、ぬぬッぐぅぅッッ

可憐の子宮に熱液を吐き散らかすッ

ぅぅ、可憐見ろまだまだ出るぞ

ぅぅ

12歳の美少女は、大きく瞳を開いて

自分の膣奥に射精する男の顔を見つめている

可憐は、生涯忘れないだろう

処女を破り初めての精を撃ち込んだ男の顔を

ああ、気持ち良いぞ可憐

身体の中に拡がる熱に可憐はまた涙を流す

これで女になった

女にさせられた

水島可憐は、もう子供ではない

子供には戻れない

最後の一滴まで注ぎ込んだオレは可憐の上で脱力する

はいお祖父様とお話しなさい

みすずが可憐の耳に電話を当てる

口のハンカチは、瑠璃子が外してやった

はぁ、はぁ、はぁお祖父様ぁぁ、お祖父様

可憐は泣きながら、祖父に言った

わたくしは可憐は頑張ります頑張りますから

その後は言葉にならなかった

オレは身体を起こして可憐の頭を撫でてやる

も、もう一度、お母様にお母様とお話させていただけますか

可憐は母親を求める

お母様ぁぁお母様ぁぁ

可憐は、大声で泣いた

子宮にオレの精を注ぎ込まれたまま

オレの勃起を、胎内に押し入れられたまま

自分を犯した男に、裸で抱き締められているまま

それでも、可憐は自分の家族に、母親に助けは求めなかった

この子は誇り高き姫君なんだ

はいではまた機会を見て、お電話させますわとにかく、可憐さんのことはわたくしたちにお任せ下さいはいでは、失礼致します

結局、泣きじゃくる可憐から電話を奪って

みすずが、最後の挨拶をした

通話が切られる

もういいぞ可憐何でも叫べ

オレはわざとそう言う

名家の娘としての誇りは守られた

だから、水島可憐はもうただの少女に戻って良い

あああっ嫌ぁぁ、こんなの嫌ぁぁ嫌ですわぁぁっ

必死に堪えていた可憐の感情が、爆発する

わたくしわたくし嫌ぁぁいやいやいやぁぁ

ああ、これでいい

全部、吐き出せ

溜め込んでいた思いを全て

オレも吐き出すからな

オレは再び腰を動かして抜かずの2発目に移行する

2発目は、気遣い無く思いっきり射精したい

い、痛いッ痛いですもう、止めて下さいっ

そんなん無理やこのお兄さんはこうなったら止まらんわ

可憐ちゃんを堕とし切るまでやる人ですぅ

最初は仕方ないですの今、パパに広げてもらった方が、気持ち良くなるのが速くなりますから

こんなの気持ち良くなんてなりませんわぁっ

可憐は、絶叫する

痛いんですぅっお股が痛むんですぅ

我慢してもう少しだけ

ありすも、可憐にそう言う

ううんそこまでは痛くないよボクが痛覚をやわらげているから

痛いって思うから、痛いのです本当はそんなに痛くない痛くない

キヌカも、可憐を気遣ってそう言った

でも、痛いのぉもう嫌ですわたくしわたくしぃぃ

オレは、それでも腰を突き込む

可憐の胸を荒々しく揉んだ

乳首を指で、捏ね回す

あっという間に射精欲が高まってくる

長く保たせるつもりはないこのまま吐き出すぞ

ほら、また出るぞ可憐の中に

嫌ぁぁ、嫌ぁぁ嫌ぁぁ

妊娠させるからなオレの子を産むんだぞ

こ、怖い怖いですぅ嫌ぁぁ

家族との電話という縛りがなくなったから

可憐の心は、裸になった

12歳の少女の本音をセックスと妊娠の恐怖を叫ぶ

怖い、怖いああっ、お母様ぁぁっお母様ぁぁ

泣き喚く可憐

怖いことあらへんわ

うんここにおる子はみんなその内、お兄さんの赤ちゃん産むことになるんやし

怖くないですのお腹の赤ちゃんのお部屋に、パパの熱いのが拡がって幸せな気分になりますの

すぐに慣れますからすぐです

大丈夫気持ち良くなるよ

信じるのです

エリ、リエ、アニエス、ありす、ルナ、キヌカ

年少組の女の子たちが見守る中で

うううっ、また出るぞ可憐、可憐、可憐っ

こ、怖いっお母様ぁぁッッ

くぅぅっ

オレは、可憐の小さな肉体をギュッと抱き締めて

ペニスを子宮口に擦り付けながら射精する

あああ、熱ィィィッッ

可憐は2度目の精を受けとめる

うううっ、可憐

オレは腰をグイグイ突き込みながら射精を続けた

嫌ぁぁ、もう嫌ぁぁ

大きな瞳が涙を零しながらオレを見ている

射精しているオレを見ている

よし、これで習慣付けた

可憐は生涯膣内射精されている時は、オレを見つめるようになる

可憐、お前はオレの女だっオレの子を産むんだいいなぁっ

射精しながら可憐の心に刷り込む

お前は、一生、オレの側に居るんだッ判ったな

可憐の大きな瞳がオレを見ている

オレを見たまま可憐は答えた

可憐の表情が変わっていた

それは、絶望したからなのかそれとも

生涯お仕え致します

12歳の令嬢はオレを見上げて、そう答えた

堕ちましたわ

うん、さすがお兄さんや

双子が呟く

結局、旦那様には敵いませんわ

瑠璃子のお友達もこんな風に堕としていただきたいです

これで可憐ちゃんも仲間ですのアニエスの姉妹ですのっ

大丈夫よ怖くないわわたくしが、いつも一緒に居ますからね

ありすも妹の誕生を喜んでいる

可憐可愛いぞ

オレはたった今、オレの精を注いだ少女に

そっとキスをした

母が、店の常連のオバサンたちと3泊4日の奈良旅行へ行くそうです

この前、軽井沢日帰り旅行をしたばかりなのに

この70代は元気すぎる

ということで、父の面倒はわたしが看ることになります

1084.小さなお姫様の処女レイプ / 幸せになーれ

はい、可憐さんこっちを見て

克子姉が、オレと繋がったままの12歳の少女の裸身を撮影する

オーケーよ抜いてあげて

オレは、ペニスを可憐から引き抜く

処女を失ったばかりの幼い女性器

半萎えの亀頭が、一番狭い部分を通り抜ける時に、可憐は身体を震わせて泣いた

嫌ぁぅぅ

オレの亀頭が外れると同時に、可憐の膣口から2回分の精液がどろりと零れだした

オレのペニスも、白濁液も処女血でピンク色に染まっている

そのままよ足を開いたままでいなさい

克子姉が、陵辱され切った可憐の小さな身体を克明にカメラで記録していく

泣いててもいいけれど、眼はカメラのレンズを見ていて

可憐の大きな瞳

犯されたばかりの少女は美しい

お兄様、瑠璃子が綺麗にして差し上げます

瑠璃子が、濡れタオルでオレのペニスに付いた、血と汗と愛液と精液を拭ってくれた

冷たいタオルが気持ちいい

射精したばかりのペニスを刺激してくれる

はい、もういいわ

克子姉の撮影が終了する

可憐はあたしが綺麗にしてあげるわ

みすずが、純白のハンカチと濡れタオルを持って大きく開脚したまま脱力している可憐の裸身に向かう

可憐みたいな子をペットにしようなんて考えて本当にごめんなさいあたしが旦那様のペットなのにあたし、思い上がっていたわ

みすずが、可憐に謝罪する

可憐はぐったりしたまま、みすずを見上げる

まず、こっちのハンカチで可憐の初めての血を残しておきましょうね旦那様に女にしていただいた記念に

みすずは、ハンカチを可憐の陰部に当てる

大丈夫痛む

可憐は健気に答える

待ってて、今拭いてあげるから

今度は濡れタオルで可憐の秘部や太もも、お尻の方にまで垂れた精液を拭き取っていく

も、申し訳ありませんみすず様にこんなことをしていただくなんて

香月家の令嬢に、身体を清められていることに可憐は困惑している

ほんの先程まで、自分を愛玩動物《ペット》にしようとしていたこの1週間、心と肉体を支配していた主が、今は自分の世話をしてくれているのだから

いいのよあたしは可憐のお姉様なんだから生涯旦那様にお仕えする姉妹なんだから

オレは四つん這いになって、可憐の股間を拭いているみすずに後ろから言った

穴あきビキニしか着ていないみすずの秘部が、オレには丸見えになっている

可憐の処女陵辱を見て興奮したのだろうそこは、明らかに濡れていた

みすず尻をオレに突き出せ

みすずは、そのまま腰を高くして、挿入を待つ

みすずは、オレの何だ

ペットです旦那様に犯していただくことを悦びとしている旦那様のペットです

みすずは、可憐の眼を見たままそう答えた

よし犯すぞ

オレは瑠璃子に濡れタオルで清められたペニスを、みすずに向ける

はいご存分に犯して下さいませ

オレは、みすずの細い腰を掴み割れ目に亀頭を当てる

後背位で、みすずの中に潜り込むッ

ああみすずの中は熱く湿っている

あああーっ、旦那様が入ってきましたまた、あたしのこと犯して下さっている嬉しい嬉しいですぅ

ズブブブブッと、奥まで入り込む

可憐見てあたしも犯していただいているの

同じなのあなたと同じなのよ旦那様のペットなのぉっ

オレは腰をグイグイッと送り込む

みすずの肉体は、この半年、オレに犯され続けてすっかり女になっている

でも、17歳の肉体は鮮烈な魅力に溢れているよく締まる

ああっ、気持ち良い気持ちいいですわ好き旦那様に犯していただくの大好きぃぃ

可憐の小さな裸身の上で四つん這いになった、みすずの肉体が淫らに揺れる

可憐さんもすぐに好きになりますわお兄様とのセックスは、とっても楽しいですから瑠璃子も大好きです怖いことなんて、ありませんわ

瑠璃子も、可憐にそう言う

可憐、見ていてあたしも、旦那様の精を子宮にいただくから約束するわ赤ちゃんは可憐と一緒に妊娠して、一緒に産むわ一人で怖い思いはさせないお姉様が、一緒にねああっ一緒に旦那様の赤ちゃん、産むましょうね

みすずは背後からオレに犯されながら、可憐に約束する

みすず様どうして

可憐は揺れるみすずを呆然と見上げていた

みすずはイジワルで可憐を自分のペットにしようしていたんじゃないんだ

後ろから手を廻して、みすずの胸を揉む乳首が固くなっているのも確認した

みすずは、可憐と親しくなりたかったんだ仲良くなりたかっただけなんだよ

ごめんなさい、可憐ね、仲良く仲良くなりましょうもう、あたしたちずっと、旦那様のお側に居るんですから

わたくしもですわいいえ今、ここに居る皆様この場にいらっしゃらない方もたくさん居ますけれど、お兄様の家族は、みんな可憐さんの姉妹ですからね

そうですのようこそ、可憐ちゃん

ようこそ

アニエスとルナが、年少組を代表してそう言った

ここが、あなたの家あたしたちが、あなたの家族そして、この人が、あなたの旦那様にになったのよ

克子姉が、オレを指して言う

そうよようこそ可憐ああっ、旦那様ぁぁ旦那様ぁぁ

早くもみすずは、昇り詰めようとしている

可憐の眼の前で犯されていることで、一気に興奮が高まっているようだ

オレは2回出したばかりだから、合わせるのは無理だ

ああ、イッていいぞ可憐の見ている前でイクんだ、みすず

は、はい見ていて、可憐あたしのお姉様の恥ずかしい瞬間を見ていてぇぇ

可憐は見ている

快感が極まろうとするみすずの痴態を

ああああっイクイクイクイクイキますみすず、イッちゃうううーっ

可憐の身体の上で、みすずが大きく背中を反らして

ビクビクビクッと痙攣する

あああーっ、旦那様ぁぁ好き好き好き好き、好きぃぃぃぃ

みすずの膣から、ポタポタポタっと愛液の大きな滴が滴り落ちる

可憐の清めたばかりの裸身にも、飛沫が飛ぶ

はぁぁあ、ぁぁ、ぅぅ

絶頂に達した後のみすずの肌に、ジワワッと汗が浮き上がる

あああ旦那様可憐

そのまま、みすずは可憐の裸身の上に、脱力する

可憐あなたが好きよこうやって抱き締めてあげたかった

オレにペニスを挿入されたまま可憐の小さな裸身を抱き締める、みすず

そうなんだよなみすずは同性愛の傾向が強い

オレとセックスしていることが特別で本当は、可愛い女の子が大好きなんだ

これからは、ずっと一緒よ可憐

可憐は困惑したまま、そう答えた

みすず様じゃないみすずお姉様って呼んでやれ

オレは、みすずの中からペニスを抜きながらそう命じる

は、はいみ、みすずお姉様

うふふ、可憐本当に可愛いわ大好きよ

みすずは、可憐の顔を撫でながらそう、微笑んだ

みすずちゃん、ダメですの最初のセックスの後は、パパに洗ってもらうのが決まりですの

風呂場に移動した

といっても、全員が付いて来たわけではない

可憐の処女喪失前に一緒に入浴を済ませていた子もいるし

オレや可憐やみすずは、セックスして汗や愛液や精液や身体がベトベトだから

もう一度、風呂に入り直さないといけないけれど

見ていただけの子は、改めて風呂に入る必要は無いし

それでも、アニエスとありすは心配なのか付いて来た

後は、瑠璃子と克子姉だ

ほら、こっちに来い可憐

オレの前に立つ可憐

同じ12歳でもみんな体格が違うなあ

アニエスは、日仏ハーフだから12歳でも、大人っぽい体格だけれど

ルナが、一番、年相応か

コヨミちゃんは幼すぎる一番、発育が遅い

ありすはおっぱいなんかの肉付きはまだなんだけれど、骨格は相当大人に近付いてきている足が長くてモデル体型だけれど

そして、可憐は

細いとにかく細いいや、胸とかお尻とかは、ちゃんと成長しているけど

まあ、12歳というのは成長期のド真ん中だから個人差が大きいのだと思う

しみるかもしれないけれど我慢しろよ

オレはシャワーのお湯を、可憐の股間に掛けた

やっぱり痛むのか

洗ってやるからそんなに緊張するな

オレは、手にボディシャンプーを付けて、泡立てる

可憐の眼は、オレの勃起したままのペニスを見る

気にするなこれは、こういうものなんだ

みすずとのセックスで射精していないから勃ったままだ

ほら、背中から洗うぞ

可憐の背中に泡を付けていく

それからお尻

ま、前は自分で洗いますから

ダメですのパパはおっぱいが大好きですから

湯船の中からアニエスが笑う

ほら、いいからオレの好きに触らせろ

オレは、可憐の胸やお腹そして股間も洗っていく

可憐はもう諦めたらしい

黙って、オレに洗われている

オレは、可憐の足も綺麗に洗っていく

そして、最後にシャワーで洗い流した

さあ、お湯に浸かろう

オレの方は、シャワーでザッと流して終わりにする

風呂の中で温まって、手足を伸ばしたい

ほら、可憐来い

可憐さんこちらにどうぞ

可憐ちゃん、こっちですの

アニエスとありすが、可憐のために場所を開けて待っている

呼んでるぞ行って来い

可憐は、アニエスたちの方へ行く

オレも湯に浸かりうーん

あなた明日なんだけれど

ええ、明日はお嬢様の方へ行って欲しいのよ

ミナホ姉さんの方

新しく黒い森の娼館となる駅前のホテルの地下の秘密施設

予定が少し遅れているけれど新人研修を始めたいのよ

新人

それって徳大寺園子さんたちのことじゃないよね

関西ヤクザの父親の仲間たちに輪姦されていて娼婦になることを受け入れた徳大寺園子さん

そして、彼女と一緒に娼婦になることになった黒沢直子さん

ええ、あの子たちじゃないわあの子たちはもうセックスというものに対して、ネガティブな印象しか持っていないから

関西ヤクザの親分の命令で、香月家を攻撃するために東京に派遣され

だけど、有効な策が見いだせないままストレスが溜まった天童貞男グループは

関西から連れて来た仲間の娘である、徳大寺さんを犯すことで時間を潰していた

黒沢さんは、ひたすら犯され続ける徳大寺さんを見つめていた

不幸な経験をしてきてしまった以上は仕方ないわあの子たちは、別のプログラムでセックス観を修正していくしかないのよ

つまりオレの出番ではない

あの子たちじゃなくって知っているでしょお嬢様が、他にも娼婦候補の子を集めていたことは

うん聞いている

そして、その女の子たちにセックスを教える係を、オレにやれと言っていた

みんな処女でセックスについては、知識としてしか知らない子たちなのよだから、あなたにセックスは怖い物ではない楽しめるものなんだってことを教えてあげて欲しいのよ

でも娼婦になる子たちなんだろ

ありすの姉鞍馬美里さんも娼婦の身分に堕ちるが

名家・鞍馬家の令嬢である美里さんには実際には、客とセックスさせないとミナホ姉さんは言っていた

セックスしなくても鞍馬家の先代に恩を受けた人たちが、セックス抜きで美里さんの時間を買ってくれる

実際に、美里さんがセックスするのはオレだけなんだと

しかし、美里さんの他に新しく娼婦候補として連れて来られて来た子たちは

本当に売春させられる女の子たちなんだろう

そうよ仕方ないわみんな、それぞれ理由があって、自分の意志で娼婦に堕ちることを決意したんだからだからこそせめて初体験だけは、良い思い出にしてあげたいのよ

あたしも初体験が酷すぎて、そのまま娼婦に堕とされたからあなたと出会うまでは、相当、心が荒んでいたわ

克子姉は高校1年生で白坂創介に誘拐され、レイプされ、身体を売らせられた

初体験が、悪い思い出じゃなければセックスに対して、ネガティブな感情は抱かずに済むと思うのよそうしたら明るい気持ちで、娼婦として生きていくこともできるでしょ

そういうセックスをオレが

あなたならできるわううんあなたに担当してもらうしかないのよ黒森家には、他に男の子はいないんだから

娼館の経営は黒森家の生業だ

オレも、黒森家の養子となった以上はやるしかない

ミナホ姉さんや克子姉が再び、娼館の仕事をしているのだから

娼婦の研修は、内部で誰かがやらないといけないことなのよ経験の無い子を、お客様に出すわけにはいかないわ

白坂創介が支配していた頃の娼館なら誘拐して来た処女の子を、ヘンタイ客に犯させるようなこともしていたろう

しかし、それでは女の子が保たない

実際、多くの誘拐されて来た娼婦が心を病み、衰弱して死んだ

ちゃんと娼館をやるのならその一線だけは守らないといけないのよプロの娼婦なら客を満足させるだけの技能を、きちんと持っていないといけないものしかも、娼婦がセックスに対してネガティブだったらお客様が萎えてしまわれるわ

カラッと明るくセックスに対して前向きであること

そういう態度が、克子姉や渚がたくさんの顧客に愛された理由だった

でも、克子姉徳大寺さんたちは

さっきの話だと、相当、ポジティブ・シンキングになっているみたいだけれど

そっちは、お嬢様とあたしで担当するわこのお屋敷が娼館だった頃に何人もそういう子たちの面倒を見てきたから

白坂創介に酷い目に合った子たちの心のケアをミナホ姉さんたちは、ずっとやって来た

徳大寺園子さんも黒沢さんも今の段階では、男という生き物を信頼できなくなっているからあなたではダメなのよ

オレが彼女たちの仲間だったエリやリエをセックス奴隷にしていることも

知っているだろうしな

オレには、良い印象は無いか

むしろ、新しい子たちは真っ白だから年の近いあなたの方が良いと思うのよ今は、お嬢様やあたしの言うことを、何でもハイハイって聞いているけれど明確な上下関係があるからね

娼館の経営者側とこれから仕事をする新人娼婦だもんな

新しく来た子たちの方が、どうしても立場が弱い

オレだって黒森家の経営者側の人間だけれど

高校1年生の小僧なら少しは気を許してくれるか

とにかく礼儀作法なんかと、娼婦としての技能の基礎だけは教えたから実践研修をあなたに頼みたいの

判ったあ、でも明日の夕方には、桃子姉ちゃんが来るらしいから

判っているわ明日の朝から向こうへ行って、夕方までには帰って来ましょう

克子姉は、そう約束してくれた

ありすたち連れてってもいいかな

姉の美里さんとは1週間、離れたままになっている

あなたの好きになさい

オレは可憐と話しているありすの方へ振り向き

ありす明日美里さんに会いに行くぞ

ああ、ミタマとキヌカも連れて行く

みんな美里さんに会いたいだろうから

嬉しそうに、ありすは応えた

パパ、アニエスは

アニエスはお勉強だ可憐も、アニエスの勉強を見てやってくれ

可憐の通っている学校にアニエスは編入するのだから

同い年だしどれらいの学力が必要かは、可憐が一番良く判るだろう

可憐ちゃん、よろしくお願いしますですの

パパその代わり、アニエスが可憐ちゃんが寂しくないようにしてあげますの

可憐ちゃんも、もうパパとセックスしたんですから

アニエスは可憐の手を握る

その手の上に、ありすが自分の手を重ね

誰かに守っていただくためにはその方に、身と心を捧げなくてはならないのよ

1つ年下の可憐に言う

名家に生まれたとしても死ぬまで、不自由なく暮らせるはずがないわ自分が何もしないのに、与えてもらえるはずがないのよ

だから黒森様としなければならないのですか

可憐は、ありすに尋ねた

だって、わたくしたちに血縁関係は無いのよ家族になるためには身体を重ね、あの方の子を産むことを受け入れるしかないわ

いいことわたくしたちが一方的に、あの方に肉体を捧げているわけではないのよあの方もわたくしたちに、多くのものを捧げて下さっているだから、わたくしたちは奴隷だけれど家族になることが許されているのよ

そうですの可憐ちゃんは、家族になりましたのアニエスは、とっても嬉しいですのっ

あたしたちの旦那様は絶対に、慈善活動はなさらないわ家族のためだからこそ進んで身を投げ出されるのよ

はいお兄様は他人と家族を、常に区別していますわ

みすずと瑠璃子も、そう可憐さんに言う

早く気付いて可憐さんはお兄様に出会えて、とても幸運だったということに

わたくしは今、その幸運を噛みしめていますわあなたにも、きっと判ります

はいですの可憐ちゃんも、パパが幸せにしてくれますの

瑠璃子、ありす、アニエス

あなたにそういう気がなくてもこの人が勝手に幸せにしちゃうから、覚悟しておきなさいね

克子姉が、優しい笑顔で可憐に言った

言っていることと、やっていることの違う人については

結局、どれだけ景気の良い話をしていてもやっていることを見て判断するしかないのです

その人が高い地位に居たり、たくさんのコネを持っていたりしたとしても

多少、我慢してあの人との仕事を頑張ろう

もしかしたら、それが縁で仕事が拡がったりするかもしれない

そんな甘いことは実際には、そうは起きないです

だってそういう人って、他人に自分の人脈を紹介したりはしてくれないですから

自分はこういう人を知っていると、自慢するだけで

わざわざ紹介する機会を作ってくれたりはしない

あるいは

私にとって言っていることとやっていることが違う人ならば

他の人にとっても、評価は同じわけで

あの人の仕事仲間なら、この人も信用できないだろうと

むしろ、その人と付き合っていることで信用されなかったりもします

結局のところどんな場でも自力でコネを広げていけるような、コミュニケーション能力を持っていないのなら

言ってることとやっていことの違う人とは距離を置いていくしかないんだよなぁぁ

熱気の無い現場に良い物が作れるはずがないんだから

1085.取り戻す夜 / かえるの歌

ありす、可憐のこと頼むぞ

風呂から上がるとオレは脱衣所で、ありすにそう言った

とにかく、今日はみすずから解放してやらないといけないし

これ以上、オレと一緒に居るのも、緊張を強いるだけだろう

同じく名家の令嬢出身で、1つ年上のありすに任せるべきだと思った

ミタマやキヌカも、ありすの警護役として同じ学校に通っていたし、名家のパーティとかでも見掛けているだろうから可憐には心強いだろうし

みすずたちと過ごした1週間で、可憐が感じていた孤独感は何とか消してやらないといけない

アニエスもな

もちろんですのっパパッ

アニエスの無邪気な明るさも、今の可憐には必要だろう

これに、ルナや双子たちもフォローしてくれるだろうから

アニエスたちは、みんな可憐ちゃんのこと大好きですから心配は要りませんですのっ

可憐は、アニエスに頭を下げる

そういうのもいいですのっ初めて家族になった子が、慣れるのにはちょっとだけ時間が掛かりますのアニエスも、そうでしたからでも、今はみんな大好きっ

ニカッとアニエスは、可憐に微笑む

アニエスが家族の中の一番年下の妹だった時期もある

誰にも心を開かずに、誰とも話をしようとしなかった頃が

わたくしもミタマやキヌカも、こちらに置いていただくようになってまだ1週間ですけれど

可憐が言う

みなさん、優しい方ばかりですからね安心して今夜は、わたくしたちと一緒に休みましょうね

他の姉たちから気遣われる妹だった子が

新しく家族になった娘と出会うことで姉になっていく

気遣われる側から、気遣う方へ

みんな守ってあげるべき家族に出会うことで、成長していく

強くなっていく

だから、オレは心配しない

すぐに可憐も守る側になるだろう

オレたちには、まだ幼児の真緒ちゃんという最年少の家族が居るし

来年になれば、雪乃と渚がオレの子を産む

さてとみすずちゃん、瑠璃子ちゃん1週間ぶりに帰って来たのに悪いけれど、今夜はこの人を解放してあげてね

バスタオルを巻いた克子姉が、2人に言う

あのどうしてでございますか

いいのよ、瑠璃子旦那様は、今日も色々と大変でいらしたのだから、今夜はもう、あたしたちから解放して差し上げるべきだわ

そういうことよ明日の日曜日もちょっとハードになりそうだから、この人には今夜はゆっくり休んで欲しいのよ

明日はミナホ姉さんの新しい娼館に行って、鞍馬美里さかと娼婦候補の子たちに会わないといけないし

夕方には、歌晏桃子姉ちゃんがやって来る

またなかなか大変だ

それにあたしたちは、改めて美子お姉様とお話するべきだと思わない

1週間美子さんと話し合うために、香月家に滞在していたみすずと瑠璃子だったけれど

結果的には、2人とも美子さんにオレとのセックスを勧めるばかりで

美子さんの気持ちを理解しようとはしなかった

だから美子さんは、オレとは関係を持たないという逆の選択をした

美子お姉様がご決心なさったことだからあたしたちは

はい美子お姉様のご負担を少しでも減らせるように調整しないといけませんわね

美子さんは香月家の娘として、ジッちゃんから認知されたけれど

みすずや瑠璃子のような生まれながらにしての名家の令嬢と並び立つことにギブアップ宣言をした

ずっと香月家の臣下として生きてきた美子さんが、突然、主の側の一員になることは精神的な無理を強いてきたんだ

だから香月家の娘として公の場に出なくてはならないようなことは今後はなるべく、みすずや瑠璃子が出席するようにして減らしてあげないといけない

美子お姉様にはもっと気楽なお立場になっていただかないと

わたくしたちが判って差し上げなくてはいけないことだったのですものね

自分たちにできていることだから美子さんにもできるはずだという考えは、間違っている

人はみんな違うんだから

特に異なる立場、環境で生きてきたなら

わたくしは、ずっと美子お姉様と一緒に暮らして参りましたけれど見ているモノは別だったのですわね

主人であった瑠璃子と、お付きだった美子さん

同じ場所で同じ体験をして来ても見えるモノ、感じるモノは異なっていた

えっと美子さんのことも、今夜はもう接触しない方が良いと思うよ

さっき、まり子と話していて楽しそうだったしさ少し、みすずや瑠璃子と離れて、他の女の子たちと交流した方が良いんじゃないかな

1週間、ずっとみすずたちと顔を合わせて居たのにまた、これから話し合いをするっていうのもな

あたしもそう思うわ慌てることはないのよもう少し、余裕を持ちなさいみすずちゃんや瑠璃子ちゃんは、すぐに結論を出したいと思うタイプだから何でも急ぎ過ぎなのよ

克子姉もそうする

人間関係は擦り合わされて、馴染む時間が必要よ話し合った、こう決めた、だから、こうなったみたいにはいかないわよあなたたちは、普通の子よりも頭も良いし、適応能力も高いからそうなんでしょうけれど、あなたたちと同じ能力を他の子に求めるのは酷よ

オレも、そう思うよ香月家の娘として子供の頃から育てられて来たみすず、瑠璃子は精神も鍛えられているプレッシャーにも強い

ええわたくしたちは、そんなに強くはありません

2人は否定する

だからこそついつい旦那様に甘えてしまうわけですし

はいお兄様が居て下さるから安心して、前に進めるんですわ

あなたたちは、香月家の娘であることから生じるストレスやプレッシャーをこの人との関係で、上手く消化できるようになったのよねそれはそれで良いことだったと思うけれどあなたたちは普通の子たちより、ONとOFFの切り替えが素早いのよ子供の頃から、そういう局面に慣れているからだから、どんな状態でもこの人とセックスいることで、マイナスな感情を吹き飛ばして、すぐに前向きな行動をすることができるのでも普通の人は、そんなに素早く心のギア・チェンジはできないから

美子さんは、そうじゃないわ何度も本当にこれでいいのかしらって迷いながら、時間を掛けてゆっくり考えて、ようやく前に進むのよあなたたちにとっては状況を瞬時に分析して、すぐに結論が見出せてしまうからこうなるのなら、こう行動するべきって、すぐに踏み出せるんでしょうけれどみんながみんな、そうじゃないのよ結論が見えていても勇気を持って、一歩踏み出すのに時間が掛かる人もいるいいえそういう人の方が多いのよ

可憐やありすが黙って、克子姉の言葉を聞いていた

だから焦るなよ慌てなくて良いみすずや瑠璃子のスピードじゃなくて美子さんの生きているスピードを理解するんだ昨日の今日でこうなったから、こうしましょうそうするしかないからっていうのは、早過ぎるんだよ

間を置いた方が良いということでございますね

そうだ状況に馴染む時間がないと混乱するだけだよ

オレの言葉に、ありすは

わたくしやミタマたちにとってこちらのお屋敷での、この1週間がそうでしたわアニエスさんやルナさんを中心にもちろん、他の皆様たちも、わたくしたちがここでの生活に馴染むように気遣って下さいましたからわたくしたちもここに居て良いのだと

同じ1週間をみすずちゃんや瑠璃子ちゃんは、可憐ちゃんに状況を受け入れること強制していたのよそれが今の2人の違いになっているの

克子姉は、ありすと可憐を見比べた

可憐さんはさっき、この人とセックスしたわよねそれでみすずちゃんや瑠璃子ちゃんは、もう可憐さんはこの人の女になったから大丈夫だと思ってるでしょあなたたちは、状況だけで判断するから

ニコッと克子姉は2人に微笑む

でも実際には、この人に処女を捧げたということが、今後の自分の人生にどう影響していくのか可憐さん本人には、まだ判っていないわけこの人とのセックスが、どれくらい心の癒やしになっていくかとかはまだ判らないのよ経験していないんだからこれから、少しずつじわじわと感じていくことなわけ自分に起きている状況を実感を持って理解するのには、時間が掛かるものなのよ

ていうか、みすずも瑠璃子も忘れているんだよお前たちだって、オレと最初にセックスした時は戸惑ってたじゃないか

お前たちだって馴染むまでに時間が掛かってたんだよオレは覚えているよ

そ、そうでしたあたしは最初から、旦那様に夢中でしたわ

わたくしもお兄様に処女を捧げた時から、セックスが楽しくて楽しくて仕方ありませんでしたわ

みすずと瑠璃子はそう言う

オーケー判ったわじゃあこの後、あたしが上映会をしてあげるわ

克子姉がニヤリと笑う

あなたたちの初体験も、2回目も、3回目も全部、映像記録が残っているんだから実際に自分で観て、自分がいかに記憶を書き換えているのか確認しなさい

あのわたくしたちも拝見させていただけますか

いいんじゃないかなありすや可憐は、初体験をみすずたちに見られているんだからありすたちだって、みすずたちの過去映像を観る権利はあると思うよ

どう2人とも

克子姉の問いに、みすずは

構いませんわ確かにフェアじゃないと思いますから

わたくしの記録も、どうぞご覧になって下さい

それはそれで良いだろう

ここで、自分たちの過去を再確認するのは

あなたは来なくていいからね今日は、もう休みなさい

あなたが居ると恥ずかしくって、この子たちが悶絶しちゃうと思うから

え自分の初体験を観て、どうしてみすずたちが

ま、明日の朝になったら判るわよ

というわけで風呂場からは、オレだけみんなと別れた

アニエスまで、みすずや瑠璃子の初体験映像が観たいと言い出したし

エリやリエたち、年少組の子たちまで呼びに行った

今夜の上映会は、大騒ぎになるだろう

オレは喉が渇いたので、食堂に寄ると

あ、ヨッちゃん工藤さんからメールが来てるよ最終段階に入ったって

寧がマルゴさんと、それぞれノートパソコンを開いている

月子とコヨミちゃんも居た

例の暴走官僚たちと関係のあった人たちは、全員、処分したってさこれで、巫女の力を政府が管理しようとする勢力は全滅まあ、またその内、そういう一派が出て来るかもしれないけれど

今度は、今回みたいに迂闊に手を出しては来ないさ鷹倉神社の巫女は、香月家に管理させておけっていう意見の方が強くなると思うよ別に政府と香月家が対立しているわけじゃないんだから、変な波風を立てたら面倒なことになるって、あの人たちも判ったみたいだからさ

ほら、これが最新のニュースだよ

マルゴさんが、パソコンから食堂の大型モニターに、ネットのニュース記事を転送して映し出す

総理大臣が退陣していた

国家官僚というのは、政府の人間だからね一部の国家官僚が、勝手に暴走しましたっていうのは通らないよ官僚の上に居るのは大臣だし、大臣を任命したのは総理大臣だからね

香月家に嚙み付いた以上は責任を取ってもらうっていうことだよねっ

鷹倉神社の巫女の管理は香月家に一任するっていうのは、名家全体の総意だからねそして、名家っていうのは日本有数の大企業の経営者が多いわけだし、総理大臣の首を獲るぐらいの力は持っているよ

わたくしたちのために、大変なことになってしまい申し訳ありません

月子は、そう言うが

いや、最初からこれが狙いだったのかもしれない総理大臣の首を挿げ替えるために、わざと一部の官僚が暴走するように仕向けた人がいるのかも

まさかジッちゃんが

それはないよ香月さんは、そういうリスクは犯さないよ下手をしたら、君やみすずさん、瑠璃子ちゃんたちにまで危険が及ぶかもしれないんだから

そうか暴走官僚たちに雇われたやつらが、月子たちを奪取しようとしたら

たまたまそこに、みすずたちが居る可能性もある

官僚たちが雇った裏社会の連中まではジッちゃんが、コントロールすることはできないもんな

なーんて話しているうちに工藤さんから、またメールが来たよっ

こっちも最新ニュースが来た

マルゴさんが、ニュース記事をモニターに映す

与党の大物政治家が、緊急入院だってさ

こんな時に突然、倒れた

その人が今回の事件の黒幕っていうことですか

ま、そうなんだろうね暴走官僚を操って香月家から、月子さんたちを奪って、自分の言う通りに働かせようって思ってたんじゃないの

巫女の力があれば人を支配し、記憶を操作することができる

でも、この一件で巫女は誰にも支配できないってことが伝わると思うよこのことで香月家や名家の人たちとケンカするのは、馬鹿げているし総理大臣を首にして、大物政治家を強制的に引退させるぐらいのことになっちゃうって前例ができたからね

え急病で入院なんじゃないんですか

オレは工藤父たちが、物理的に襲撃したんだと思っていた

殴ったり蹴ったりするんじゃなく毒を飲ませたとか

だって緊急入院した病院が政治家御用達の私立の大学病院だからね何か困ったことが起きると、政治家が急病になったフリをして逃げ込むところだよそのための個室の病室がいつも用意されているっていう

ま香月さんはトコトンまで追い込みを掛けるだろうから、政界引退は免れないんじゃないかな自ら身を引かなければスキャンダルか何かを公開して、社会的に抹殺されるとか

あたしたちが白坂創介の時にやったことだよ世間は、アレは香月さんの仕掛けだと思っているからその次はホンモノの暗殺者の出番だキョーコ・メッサーとあたしたちの関係だって、みんな知っていることだし

どうあっても追い込まれたら、太刀打ちできない

政治家や官僚レベルではあたしたちは潰せないよもう

今回の事件で、それが証明されてしまった

表の香月家と、裏のあたしたち香月セキュリティ・サービス工藤さんたちの裏工作部隊キョーコさんという劇薬迂闊に手を出そうとする連中が現れたら、こちらは全方位から自由に反撃できるそうだな香月家並みに力のある歌晏家が国家権力と結びつけば、どうにかあたしたちに対抗できるかもしれないけれどでも、歌晏の家は、香月家とは敵対する気は無いだろうし下手に抗争して体力を削り合うよりは仲良くした方が、お互いにとってメリットがあるからね歌晏家も今はビジネスマンだからクールな思考で、物事を割り切れらなきゃいけないってことが判っているところが、政治家や官僚の方はそうじゃないだよ

今回のことが決着しても政治家や官僚の中には学習しない人が多いはずだよだからいずれまた、こういう馬鹿げた事件が繰り返されることになる覚悟しておいてね、吉田くん

オレたちを潰すのは寛太かなことではないと証明されたのに

また、こんなことが起きる

政治家や官僚という人種はさ実は、割と感情だけで行動を決めるから全然、冷静じゃないんだよ論理的思考じゃないんだあいつは気にくわない頭に来た腹が立つ悔しい屈辱だみたいな、直情的な気分だけで簡単に暴走するから

政治家とか官僚とか国の命運を握っている人たちだろ

そんな人たちがそこまで軽薄なのか

そうだよそんなものなんだよ自分たちの感情だけでも突っ走るし国民の感情、世論に迎合したり、引っ張られたり、振り回されたりもするとにかく、感情的なだけの生き物なんだよ現場を担当している人たちは、ゲンジツと直面しているから抑えが効くけれど、上の方で天下国家を論じている連中は夢みたいなことを、理想論だけで語って、現実との擦り合わせが全くできてなかったりするからね

ああ判る気がする

一方、財界の人はまあ、上の方には感情的な人もそれなりに居るけれどそれでも競争社会で生き残りをかけて闘っている人たちは、それなりに冷めていないと会社が潰れるからね

君もクールでいること感情に身を任せないこと理想論を語る前に、現実を直視いることは忘れないでね

あたしたちの悲しいゲンジツはさ今回は、これで何とかなったけれどどうせまた、政治家や官僚の中から、あたしたちの敵が現れるだろうってことなんだよこれで終わりにはならないってこと

こんなことがまた起きる

やつらは根絶やしにはできないんだ1人を潰してもまた新しい権力者がいい気になって、香月家やあたしたちを自分の支配下に落とし込もうとして、馬鹿げた画策するそういうことが、これからずっと君が生きている限り、何十回って繰り返されることになるから

むしろ、香月のおジィちゃんはもう、そういうことに慣れっこなんだよねホント、香月家を狙って来る政治家や官僚なんて次から次へと湧いて来るんだろうからさっ

ああジッちゃんは、何度も撃退しているから、どんどん対処に慣れていくけれど

政治家や官僚なんかは、代替わりするから前の人たちの失敗を顧みず、香月家にケンカを売って来るんだ

ま、そういうことなんだろうね

世の中の大抵のことはそうさ悪いことは終わらない何度も繰り返されるだから何度も何度も、何回でも撃退していかないといけないそれに絶望したら負けだよ

自分の家族を守るためには、永遠に闘い続けるしかないってことなんですね

そんなに怖い顔しなくてもいいんだよ別に君1人で闘えって言ってるわけじゃない

あたしたちも居るよ、ヨッちゃん

香月さんが構築した撃退システムもあるんだしね

オレたちは孤立してはいない

どんな相手が襲ってきても、立ち向かえるだけの力も人材も要る

寧工藤さんのメールを開けてみて

オーケーっマルゴお姉ちゃん

寧がノートパソコンを操作する

おおっ、また映像が添付されてるそっちのモニターに映すよっ

今度は寧のパソコンの画面が食堂の大型モニターに映し出された

はいっ、映像再生っ

パチッと、キーを押す寧

画面に工藤父が映る

時間よー止まれっトレーシー警部、応答せよクルクルもこもこ、クルクルもこもこ秘密探偵ゼーロゼロワンワンワンッ

相変わらず、元ネタが判らない

おっ、取りあえず全部終わった警戒態勢は解除してくれオレも、もう家に帰って、クソして寝るオール・オーバーだヨーソローッ

ハイテンションだなあ仕事が終わったからか

では、ここで最終作戦の実行メンバーを紹介するまずは

何か真っ黒なツナギを着た、二枚目のお兄さんが現れる

イエーイオレがリードギターの木戸Q太郎またの名を、キッド・ブラスターだ

イエーイキーボード担当のエンゼル小町よーんっ

赤毛の派手なお姉さんが、そう言った

イエーイオレがドラムスのかっとびBOY・スティーブだ

青い帽子の金髪の兄ちゃんが元気にそう言う

そしてマネージャーの無頼庵エプスタインこと、ひげ剃りアイザックだイエイ

ええともう、何でもいい

わたしがパーカッションのケンです不器用で済みません

長身に短髪のオジサンがはにかんで、そう言った

ハロー、マイ・ネーム・イズポンドエイムズ・ポンド

何かスーツ姿の英国人が、そう言った

最後にオレボーカルのクラッシャー・チョウこと、工藤優作だぁぁ

工藤父の横に謎の集団全員が並ぶ

それでは聞いていただきましょう殉愛レッツ・スタート

何が始まる

あらよっと♪静かなコハンのモミのカゲから♪

♪静かなコハンのモミのカゲから♪

♪もうついていけないと、妻が泣く♪

♪いやーん、ばかーん、そこはおへそー♪

り輪唱

♪あったかゴハンにかけっるだけぇぇぇ~♪

イェーイ、アリガトウTOKYO、大好きぃぃ

シーユー・ネクストタァイムバイバーイ

そして映像は切れた

今の映像酷かったね

呆然として寧が言った

これ美智には見せないでおこう

オレも呆れていた

この作品は、小説の形をしたブログなのでこうなりました

1086.取り戻す夜 / 夢で会えたら

とりあえず、今回は一件落着だよ

とりあえずだし今回はでしかない

しょうがないですよねオレたちは犯罪組織ですから

黒い森は、存在すること自体が違法の邪悪な存在だ

国家や法によって守られることは、絶対にない

これからもオレたちが持っているモノを狙って、敵は襲い掛かって来るだろう

オレたちは、死ぬまで家族を守るために闘い続けるしかない

犯罪組織かどうかは関係無いよ生きている限り、誰だって何かと闘っていくしかないんだ

どんなに正しい生活をしていたとしても、唾棄すべき邪悪は近寄って来る彼らは、幸せな人から奪うのが好きだからねそして、確実に自分を守ってくれる存在なんて、この世にはありはしないんだ

そうだね警察とかだって、アテにならないよね

寧が寂しそうに言った

信じられるのは家族だけですよね

いや、そうじゃないよ良信君の本当の家族は君を守ってくれたかい君の両親は、君に何をした

あの連中はオレを捨てた

あたしの親もあたしに最も恥ずべきことをした

マルゴさんの父親は、仲間とまだ少女のマルゴさんを輪姦した

隔世遺伝で金髪・碧眼で生まれたマルゴさんをアメリカ・インディアンである自分の娘と認めたくないからって

だから、あたしは制裁したんだ

そして、マルゴさんは父親を殺した

いや、だからオレたちは、実の親と血縁のある家族と決別してこの家族を作っているんじゃないですか

本当の家族が家族でなかったから

あるいは寧のように、本当の家族を失ってしまったから

オレたちは、ここに集まって

こうやって、新しい家族ができたからオレたち、過去を捨てて生きていけるんですよホント、オレ家族のみんなに出会わなかったら、今頃はどうなっていたか

多分、死んでいると思う

あの暗い部屋の中で一人きりで絶望して

本当の家族はオレを守ってくれなかったけれど黒森の家族は、ずっとオレを守ってくれていますオレ感謝してます

良信君、勘違いしちゃダメだよあたしたちは確かにクロモリという特異な集団を形成しているけれど

この家族に、何か特別な力があるわけじゃないんだむしろ、力があるのは君自身の方だと思うよ

家族が君を守っているんじゃない君が、この家族を守っているんだ君が身体を張ってくれているからこの家族に生き残る力が供給されているんだよ自分の役割と能力を君はもう少し、理解していた方が良い

家族に力があって、ヨッちゃんを守ってくれているんじゃなくってヨッちゃんが、必死に家族を守ろうとしてくれているから家族に力がチャージされているんだよっ

君があたしたち家族のエネルギー源で、同時にエンジンにもなっているんだだからミナホはどんなことも、一々、君に動いてもらっているだろ良信君が動き出さないと、ミナホだって前に進めないんだよ

マルゴさんは、笑ってそう言ってくれた

月子さんたちは、そういうことを一番良く判っているんじゃないかなだって、君たち姉妹は従妹のコヨミちゃんもだけど良信君でないとダメだろ

オレでないと

とコヨミちゃんが、オレを見る

あのどうして、そんなにわたしたちのことを信じているんですか

公様はわたくしたちに対して、全く、疑いを持っていらっしゃいません

いや、だって疑わなきゃいけないようなことは、何も無いじゃないか

驚いてオレは答えた

でも、あたしたちは巫女の血筋の女の子たちは、人の心が読めるんですよそれに心を操ることだって

いや、それはもちろん知っているけれどさ

わたしたちに自分の心を覗かれるのは嫌ではありませんか

いや、別にだって、そういうもんだと思っているし

むしろ、喋らないのにオレの気持ちを理解してもらえて助かっている

オレはバカだから言葉にして説明するのは、そんなに上手じゃないし

本当にそう思っていらっしゃるのが読めるから時々、びっくりするんですわ

では、わたしたちに心を操られているかもしれないとか、どうして考えないんですかわたしたちが、自分たちに都合が良いように黒森さんをコントロールしているかもしれないじゃないですか

ああそういう可能性もあるのか

もし、そうだとしても何か問題があるのかなだって、月子とかオレよりずっと頭が良いし、気配りもできるしうーん、ヨミは深く考えないで飛び込むクセがあるから、コントロールされるのはちょっと怖いけれど、でも、月子がチェックしててくれるだろうから

鷹倉姉妹は、お互いの心を看ているはずだ

むしろ、ルナやコヨミちゃんの方が慎重派だよねだから、心配することなんて何もないと思うし

ヨミが暴走しそうになったら、みんなでブレーキを掛けてくれるだろう

公様には頭が上がりませんわ

わたくしたちの父はずっと、悩んでいましたわ巫女であった母や、わたくしたちに自分の心を覗かれているんじゃないかってまた、今の自分は自分の意志通りに生きていないのではないかわたくしたちに制御されているのではないかって、生前、常に心配していました

わたしのお父さんもそうでした

巫女の力を持つ女と結婚した男は2人とも

ていうか普通はそうだよ歌晏桃子さんは、月子さんたちと同席することをずっと拒否しているよね

ああ、桃子姉ちゃんはそうだ

ミナホもそうだよ直接、月子さんたちに会わないと失礼になるという場合以外衣は極力、接触しないようにしている

ま、ミナホみたいな石橋を叩いて渡る性格なら当然だと思うけれど彼女は香月さんや裏社会とも渡り合っているし、過去の経験から、何でも疑ってかかる傾向が強いからね

白坂創介みたいな悪人と、ずっと闘ってきたんだから

相手が嘘を吐いていて、自分を騙そうとしていることを前提にして、物事を考えるクセがある

そうおっしゃるマルゴお姉様も時々、確認なさっていらっしゃいますわね

うんこまめにメモして、後で見返すクセを付けている自分の心の動きを確認して矛盾が無いかをチェックするんだよ

何も起きていないのに過去のメモと、現在の自分の考えに齟齬が生じていたら

月子たちに操作されたということか

あたしは大人だからねそれぐらいの自衛はするさ

はいわたくしたちのような化け物の側にいらっしゃる方なら、そう思われるのは当たり前だと思っております

でも心の中で怖がっているのは、マナちゃんぐらいまでだよねそれより年下の子たちは、月子さんたちのこと、少しも恐れていないよねっ

はいありがたいと思っております

ヨッちゃんどうして、そうなっているか判る子供だからじゃないよホントなら子供の方が、そういうことに敏感だからねこの人たちは、自分とは違うって少しでも感じたら、警戒するものだよっ

アニエスがルナと仲良しだからだろ

初めてできた同い年の姉妹だし

アニエスは、みんなをちゃん付けで呼ぶけれどルナだけは、呼び捨てにする

年少組の中心にいるアニエスが、ルナと親しくしているから他の子たちも、ルナを恐れたりはしない

それで、コヨミちゃんや、ヨミや月子のことも受け入れてくれている

だからさそれは何でかってことを聞いているんだよっ

不満そうに、寧は言った

忘れちゃったのヨッちゃんと最初に会った頃のアニエスって警戒心の塊みたいな子だったよ

誰とも話そうとしなかったしな

結局さアニエスは、ヨッちゃんを信じているんだよヨッちゃんが連れて来た子だから、ルナちゃんは良い子なんだって始めから思っているし何より、ヨッちゃんが、ルナちゃんたちに全く警戒していないから、アニエスも安心しているんだよ

オレの様子を見て

多くの巫女は力を持つことで、心を病み死んでいきました夫や身近な人物たちが、自分を恐れていることを知っているからですこの力は、わたくしたちの心をも蝕んでいくのです

周りの人たちが、巫女に毎日心を読まれているって感じていてしかも、もしかしたら自分の心を操作されているんじゃないかって疑心暗鬼になっちゃっていくのを、巫女本人はずっと見ていかなきゃいけないんだもんね

はい全員が悪い方向に病んでいくのですわ

ですからこちらに来るまで、わたくしやルナは力を持っていることを隠しておりましたし、夜見子は弱い従わせる力だけを披露していました姉妹全員が、力の芽吹く様子が無いというのも警戒されますので

わたしも、お母さんから力を隠しておくように言われました

力のことを知られたらみんながわたしのことを嫌いになるからってわたしも、お父さんが力のことで、お母さんを怖がっているのを知ってましたから

この子も大変だったんだな親の心が読めるばかりに

でも、ここのお屋敷に来たら黒森さんは、わたしたちの力のことは知っているのに全然怖がっていないから

はい公様がわたくしたちを信頼して下さいますのでわたくしも、夜見子もルナも、心のバランスを崩さずに済んでおります自分でも日に日に、精神が安定していっていることが判ります

あと、セックスです月子お姉さんも、ヨミちゃんやルナちゃんも黒森さんとセックスすると、とっても心が幸せになっています

コヨミちゃんは、セックス後の鷹倉姉妹の精神状態もチェックしている

それは公様のセックスには、邪念がありませんからいえ性的な欲望はとてもお強いのですが、純粋にわたくしたちの肉体を貪られて楽しんでいらっしゃいますから

わたしのお父さんセックスの前も後も、どっちもビクビクしてましたエッチな気持ちを、お母さんやわたしに感じ取られるのを怖がってましたでも、黒森さんそういう気持ちを全然隠さないですし、とっても堂々とエッチしてますから

そそそ、それは

しょうがないよヨッちゃんは、エッチだから根本的に

寧が、ウシシッと笑う

いえ、黒森さんよりエッチな人いっぱいいますわたし、知ってますから

巫女の力があると男の生々しい性欲も見えてしまうのか

それは、コヨミちゃんみたいな年齢の子には、相当キツイことだろう

そんなことはないです男の人はそういうものだと判ってますから

オレの心を読んで、コヨミちゃんは答える

いや、12歳でそう割り切れてしまうことはやっぱり不幸だと思う

黒森さんのエッチな気持ちは暗くないんですジメッとしていないんですカラッとしているんです

そんな風に言われても

公様は、伸び伸びと本当に嬉しそうにセックスなさいますからお相手をしているわたくしたちも嬉しくなりますわ

ああ、判る判る美味しそうにご飯を食べてくれる感じだよねっだから、もっとサービスしてあげたいって思っちゃうんだよ

わたくしたちの心の安定に、公様とのセックスが良い影響を与えていることは確かですわというより、わたくしたち公様でないとダメです他の男性では心が壊れてしまうことは判っていますから

はいわたしも今はまだ身体が無理ですけれどもうちょっと大きくなったら、黒森さんにしてもらおうって思ってます今しないのも黒森さんが、わたしの身体のことを心配して下さっている気持ち、ちゃんと読めてますから黒森さんが、これだけ成長してたら、できるだろうって思ってくれるまであの、わたし待ってますから

そうか心が読めるとオレの不安まで、理解できてしまうから

うん無理はしないでおこうその方が思いっきり楽しんでセックスできるから

オレは笑顔で、コヨミちゃんに言った

恥ずかしそうに返事する、コヨミちゃん

良信君はホント、ニブイんだかスルドイんだか判らないところがあるよでも、君の普通の男の子と違う感受性が、あたしたちの家族をまとめてくれているんだと思う

もう一度言うけれどあたしたちが、家族が君を守っているんじゃない家族を守りたいっていう君の思いが、あたしたちを強くしてくれているんだあたしたちの中心に君が居る

とってもピュアで、とってもエッチなヨッちゃんがね

寧は笑った

でも、寧はエッチな良信君が好きなんだろ

マルゴさんが、そう言うと

エッチじゃないヨッちゃんは、ヨッちやんじゃないしヨッちゃんのエッチなオチンチンが嫌いな女の子は居ません

寧は、そう言い返す

その通りでございますわ

月子が、ニコッと微笑む

こんな風に笑えるようになったんだ

オレは、そのことが嬉しい

こ、公様わたくしそんなでしたか

キョトンとする、月子

コラコラ心を読んで会話しないあたしたちに判らないでしょ

寧が、笑顔で月子に言う

えっと月子さんて、ホントはあたしと同い年だよね

寧はまだ高2だけど1年留年しているから

年齢は月子と同じ、18歳だ

正直あたしは、ホントは月子さんたちのこと、ちょっと怖がってるま、隠しても、月子さんたちには見えちゃっているんだろうけど

でも仲良くしたいんだよあたしだって

月子は笑顔で、そう言った

わたくしも、寧様は苦手でしたわ正直に申し上げます

ああたしって、メンドクサイ女だもんね

寧は気弱な寧子の上に、寧という別人格がコーティングされているから

でも、ゴメンこういう子だからあたし

でも黒森さんはそんな寧さんのことを、とっても大切に思っているのも見えていますから

コヨミちゃんがそんなことを言い出す

えー、恥ずかしいなぁもうヨッちゃんたら

寧は照れる

でも、あたしもヨッちゃん大好き世界一好き宇宙一好き

オレの頭に、コツンと自分の頭を当てる

さあ、そろそろみんな自分の部屋に引き上げようよ明日もあるんだしね今日のことはもう全部済んだんだから

マルゴさんが、お開きを宣言する

はいでは、行きましょうコヨミちゃん

はい、月子お姉さん

お休みなさいませ公様

お休みなさい、黒森さん

2人は、食堂から出て行く

さて、オレも

あ、ヨッちゃん今日はお当番が変更になっているからねっ

当番今夜、一緒に寝る子が

ほら、今日は色々あってもうしちゃった子もいるでしょだから、予定変更になりました

ああ今日も、何人もの子とセックスしたもんなあ

てことはもしかしてヤッちゃん

寧とは今日はしていない

残念あたしじゃないんだよ今頃は、ヨッちゃんの部屋で待ってるんじゃないかな

ああ工藤父の作戦完了を確認するまでは、オレは眠るわけにはいかなかったから

ここには来なくちゃいけなかった

でも、待っててもらっているんなら早く行かないと悪いなあ

じゃあ、オレ、部屋へ行くよマルゴさん、ヤッちゃんお休みなさい

うん、お休み良信君

良い夢を見てねヨッちゃん

慌ててオレは、自分の部屋へと向かう

えーと今日、まだしていないのは

それはそれで、たくさんいるんだよな

部屋に入る前に、ノックをした

自分の部屋だから、何かちょっと変なんだけれど

ドアが、ガチャッと開く

あ、ヨシくんもういいの

ああ、メグか

確かに、メグとは今日はしていない

ああ、工藤さんから連絡が来た全部終わったって

そうそれは良かったわ

部屋の中から別の声がした

中を覗き込むと

あたしは、そっちよりこっちのスカートの方が可愛いと思うわよ

ファッション雑誌を見ている雪乃と可奈センパイが居た

ううー、吉田くぅーん

愛が読んでいた製パンの本から顔を上げる

あら、やっと来たのね

まり子も居る

メグ、雪乃、可奈センパイ、愛、まり子

今日、セックスしていない子ばかりじゃないぞ

寧さんが今夜は、このメンバーで行けって

今日は色々あって、ヨシくんは疲れているからリラックスできる子で囲んで、日常の雰囲気を取り戻すように言われたの

ああ確かに、基本はパン工房メンバーだ

イーディが居ないけれど

あ、イーディは肉体派の子たちの面倒を見るから、今夜は来ないって

ハイジやミタマやキヌカたちと交流を深めておきたいんだな

イーディも、マルゴさんたちとアメリカへ行くんでここを留守にするから

で、公夜の部し、どんな風にするの

ってちょっと待てぇぇぇ

なんで、このメンバーにまり子が

1人だけ、学校も違うぞ

それは仕方ないでしょみすず様たちと一緒じゃ、息が詰まっちゃうわよ

名家の人間でない、まり子はみすずや瑠璃子とは立場が違う

他の子たちはまだ良く判らないし可奈たちと一緒の方が楽しそうだったから

ニコッと、まり子は微笑む

でも一部に、不満な人も居るみたいよ

意地悪そうに、雪乃が言った

メグが何で、この人、ここに居るのよっていう顔をしている

吉田くぅんパンのことで、ちょっと相談

愛もこの場には来て欲しくなかったみたいだ

あたしは、何でもいいけどさ

雪乃は、プイッとまたファッション雑誌に眼を戻す

まあ、いいんじゃないみんなで楽しく過ごしましょうよ

可奈センパイだけが、まり子の味方らしい

どうなるこの夜

リラックスできそうな状況じゃないぞオレ

母が旅行に行ってしまい

80歳の父に、食事させるだけでもこんなに大変とは

とにかく、単語が思い出せなくなっているので

会話がすでに大変なことに

何か食べたいものとかある

あのほら、小麦を焼いたあのパンみたいなやつ

え、何お好み焼き

そういうんじゃなくってもっと洋風な

え、パンケーキとか

違う違うそういうおやつっぽいものではなくて

大きさがこれくらいで

そんなに大きいってことはピザ

違う、ピザとは国が違う

その大きいパンみたいなのをちぎって食べるんだよ

ちぎる

そうあの、ほら汁につけて

そうそう、あれが食べたいんだよほら、駅の向こうの大きなビルの中の店で前に食べた

あもしかしてカレー屋のこと

いや、カレーだけど米じゃないんだよ、パンみたいな

判ったナンが食べたい

ナンて何だ

だから、インド料理のカレーを付けて食べるパンみたいの

あれ、ナンて言うのか

そうだよ、ナンだよ

うんアレが食べたい

おい80歳突然、ナンをご所望ですか

判ったじゃあ、もう食べに行こううちじゃあ、ナンなんて作れないから

無理なのか

非常に難ありだよ

ということで父とカレーを食べて来ました

今日は母が帰ってくるはずなんですけれど

1087.取り戻す夜 / 夜のお茶会

ヨシくん、お茶入れたわよ

メグが、紅茶を入れてくれた

あら、お茶なのあたし、コーヒーの方が良かったのに

欲しけりゃ、自分で入れなさいよ雪乃

メグは雪乃を睨む

皆さんも、どうぞ

少しムッとしながら、メグがまり子たちにも声を掛ける

雪乃や愛は、このお屋敷の住人だけれど

まり子や可奈センパイは、いつもは居ない人たちだからな

それもオレの部屋の中に居るというのは、メグにとっては自分のテリトリーを荒らされた気分になるんだろう

ええ、いただくわ

ありがとう、恵美さん

しかし、まり子も可奈センパイも平然としている

この2人は、図太いところが良く似ているんだよなあ

雪乃の登山ロープみたいな神経の太さとも違う

ちゃんとメグの気持ちを理解していてそれでも、敢えて入り込む

そして、ちゃんとみんなと交流しようとする

雪乃や愛の内に閉じ籠もった閉鎖性は無い

雪乃さんてさ眼の付け所は悪くないんだけれど、ちょっとアレよね

ファション雑誌を見ている雪乃に、さっきから可奈センパイは声を掛けている

相手の興味のあることに積極的に話題を振っている

アレって何よ

いや、さっきからあなたのこれが良いんじゃないっていうのをさ、色々教えてもらったけれどちょっと流行に乗りすぎよ

あ、それ、わたくしも感じましたわ

まり子も、優雅に紅茶を飲みながら言う

流行に敏感なのの、どこが悪いのよ

雪乃が、そう言うが

雑誌に載っているファッションを見て、流行に乗っかるのは敏感とは言わないんじゃないかしら

そうねどっちかっていうと遅れているって感じですわ

ていうかお洒落なんて、もうちょっとラフで良いと思うわよ流行っている色とかアイテムとかだけ、何となく押さえとけばいいのよ

うん雪乃さんは雑誌に紹介されている通りじゃないといけないって厳格に考え過ぎだと思いますわ

ズケズケと意見を言う2人

ま、あたしは庶民の娘ですから、最初からお小遣いの範囲でできることしか考えないけれどね

あら、わたくしもそうよ

そう言うまり子に、可奈センパイは

えー、まり子って株式投資とかやっちゃう女子高生でしょご実家は大金持ちだし、お金には困ってないんじゃないの

私用に使えるお金は、毎月、上限を決めているわ将来、ビジネスを興す資金は貯めておきたいし株はいつも儲かるわけじゃないから

へえ、自分で決めてそうしているなんて凄いわね

昔の雪乃の方が無頓着に買い物し放題だったんじゃないか

オレは昔の雪乃の白坂家の家の私室を見たことがある

洋服と化粧品の瓶に埋もれた、かなりの汚部屋だった

白坂創介や雪乃の母親は毎月、かなりの大金を雪乃に与えていたのだと思う

だから、雪乃はお金使いの荒い女の子だったはずだ

今は全然よ買い物とか、行かれないんだし

あたし、ほら世界で一番、初体験セックス動画をダウンロードされた女らしいから

5月の事件以降雪乃は、世間に広く顔を知られている

毎週、テレビにも出ているし

だから、今はこうやって恵美に買って来てもらった雑誌を見るだけなのよ放っといてよ

ああ、今は雪乃の実妹のマナは、ほとんどこの家から出ないし

だから、メグか

あら、インターネット通販とかは

克子が許してくれないのよそれに今のあたしは、銀行の口座とか持って無いし

お屋敷のセキュリティの問題があるから雪乃の勝手にはさせられないんだよ

通販で買ったものに何か仕掛けられても困るし

雪乃の口座も、あることはあるらしいよテレビの出演料とか、そこに振り込んでもらっているらしいから

誰からなのかは判らないけれど

何たって、雪乃の番組にはスポーンサーが付いていないから

でも、雪乃やお笑い芸人のスナッチやオカマのエッセイストのフランシーの出演料や、スタッフのギャラはきちんと支払われている

裏からジッちゃんがお金を出しているのかそれとも、キョーコさんに脅されたテレビ局が自発的に払っているのか

その辺は謎だ

口座があったって、あたしが使えないと意味が無いじゃない

しかも、化粧品とかさこれ使ってみたいから、買ってって克子に言うんだけれどさ克子がそれより、こっちの方が良いからって別のを寄越すのよあたしの意見とか、無視なんだから

それは克子お姉さんの方が、お化粧品とからは詳しいんだから、仕方ないわよ

あたしは、使ってみたいのっ自分で試してみたいのよっ結果的にダメかもしれなくても

そこまで言うんなら、あたしが買って来てあげてもいいけれどでも、あたしは余裕は無いから、お金はちゃんとくれないと困るわ

可奈センパイが、そう言ってくれる

判った克子姉に雪乃の口座から、お金を下ろしてもらえるように頼んでみるよ

もちろん、今、雪乃の口座にあるお金を全部自由に使わせるわけにはいかないけれど

何でよあたしが、身体を張って稼いでいるあたしのお金でしょ

だって雪乃何も考えずに、一気に使っちゃいそうだしさ

どう使おうとあたしの勝手でしょそれに、毎月、ちゃんと出演料が入ってくるんならさあるお金を全部使っちゃったって問題ないわよ

こういう豪快さが雪乃だ

でもさ、雪乃さんテレビだっていつまで出られるのか判らないんだし将来のために貯めといた方が良いと思わない

将来そんなのあたしの将来なんて、このバカ次第なんだから

貯金とかバカらしいわよこのバカがコケたら、あたしも一蓮托生で死ぬことになるんだしだったら、今、あるお金は今の内に使っちゃいたいわよ将来のことは、その時になったらこいつに何とかしてもらえばいいんだし

うん、まあ雪乃の面倒はオレが見るんだから

当然、そうなるか

今まではさ服を買っても、着ていくところが無かったけれどテレビだって、あたしは水着で出させられてたしさでも、ほら、先週から服を着て出演できるようになったから

この先は雪乃のお腹が目立ってくるから

だから、テレビ番組内でのビキニ担当はエリとリエの双子と、ミタマがすることになった

テレビで着る服ぐらいは、せめて自分で選びたいわよ今のあたしには他にお洒落する場がないんだから

学校は制服だし

出産に向けての病院は香月セキュリティ・サービスの関連病院に通っている外からは判らないように、こっそりと

雪乃がファッションを楽しめるのはテレビだけだ

でも、雪乃先週、テレビで着た服のメーカーからクレームが来たんでしょ

うん来たイメージ・ダウンになるからあたしには着て欲しくないって

雪乃は凹んだ表情をする

で、代わりにどーでもいいメーカーから、うちの会社の服を着てくれないかってオファーが来たらしいのよあのマタニティドレスの会社からね

ああ雪乃が妊娠していることは、今や国民全体が知っている

それがまたとてつもなくオバサン臭いデザインばかりなのよホント、あたしが着たい服のメーカーからは断れてあんまり着たくないメーカーから声が掛かるとかさどうなってんのって感じよ

ていうか、雪乃さんのテレビってノー・スポンサーなのを売りにしているんだから、洋服とかの提供とかもマズいわよね

可奈センパイが、指摘する

まあねそんなんでも、ネットで叩かれる材料になるわよねあたしに洋服を提供するだけなら広告費が掛からないで宣伝できるわけだしああん、もう、そういうのはどうでもいいのよとにかく、あたしは自分で服を選んで、自分の好きなお洒落がしたいのよっ

こんなにストレスが溜まっていたのか

もうさいっそのこと、雪乃さんが自分でデザインして、洋服作ったら会社を作ってさ

起業家を目指しているまり子が、そんなことを言い出す

そこまで突き抜けたらさすがに誰も文句を言わないわよ

雪乃が我が道を行く性格なことは、テレビを観ている人も知っているんだし

既存のメーカーの服を着てテレビに出たら、クレームが来たから今後は、自分で作ることにしたということなら大義名分もある

話題にもなるし売れると思うわよ、あなたの服

あたしは売れないと思います

雪乃のセンスってやっぱり、ちょっとエキセントリックだと思うからあたしとか、真似したくはないです

ちょっとあたしのどこがエキセントリックなのよっ

ムッとする雪乃に今まで黙っていた愛が

変じゃないけどちょっと変かも

それって変てことじゃないのっ

雪乃さん派手好きだから

派手好きで何が悪いのよっ

吠える雪乃に、可奈センパイが

あ、あたし判った愛が何が言いたいのか

さすが一番、愛と付き合いが長いだけのことはある

雪乃さんはさ顔付きが派手だから、派手な格好も似合うのよでも、そういう雪乃さんの派手は、一般受けしないっていうか普通の子が、雪乃さんが好きそうな格好をしても似合わないのよ

つまり、雪乃さんがデザインした洋服は売れないってこと

まり子が、可奈センパイに尋ねる

うん雪乃さんの趣味があたしは、さっきまで流行を追っ掛けるのが好きなのかと思ったけれど、そうじゃないのね単に、派手な方が好きなのよ今流行っている色やアイテムなんかを組み合わせて派手を追求すると何となくありきたりな感じになっちゃうってだけの話なんだと思うわ

ああ、組み合わせの問題なのね

2人は納得しているがオレには、良く判らない

だからさ雪乃さん、子供服をデザインしてみない

雪乃さんが好きな派手な感じってさ子供服なら、アリだと思うのよ最近は、子供の晴れ着に派手なのを着せたがる親が増えているし

ああ子供服のブランドを始めるのなら、アリかもしれないですわね

ええ雪乃さんがこれから出産することは、みんな知ってるわけだし

そっちの方がビジネスとしては正解ですわね

可奈センパイとまり子で盛り上がっていく

まり子アパレル関係に知り合いはいる

トリイ電子にも、服飾関係の会社が無いわけではありませんけれどこれは、桃子お姉様に話を通した方が良いと思いますわ

歌晏グループの方が、そちらの業界には強いですからそれに、桃子お姉様を巻き込んでおいた方が、今後、色々と融通して下さると思いますし上手く話を持ち掛ければ、出資もして下さると思います

ああ、それは良いわね

ちょっとあたしを無視して勝手に話を進めないでよ

あたしは自分がお洒落したいだけなのよ子供の服のこととか考えたことがないわ

あら、雪乃さんは克子さんに押さえられていない、自分の自由になるお金が欲しいんじゃなかったの

雪乃さんの取り分は、克子さんを通さずに直接、お支払い致しますわ

何なら名前を貸してくれるだけでもいいのよ白坂雪乃ブランドで実際のデザインは、本職のデザイナーさんを雇ったっていいんだし

そうね雪乃さんの派手なイメージを元に子供服ブランドを作るだけですわ

いけると思うわよこの半年のテレビ放送で雪乃さんて、若い女性層のファンは付いていると思うし

早速、調査してもらいますでも、わたくしも勝算はあると思いますわ

女子校生ママの提案する子供服っていうのが良いわよね

うんそう考えると女子高生向きの洋服のメーカーが、雪乃さんにクレームを付けてきたのはよく判るのよ

ああ、そうね妊娠している女子高生が着ている服ってイメージが、自分の会社の服に付くのがマイナスだったのね

だからそういう雪乃さんのイメージを逆手にとってさ、これからママになる雪乃さんが、生まれてくる子供のために考えた服ってことなら、全部プラスに転換すると思うわ

健気な感じになるものね

妊娠したくて妊娠したわけじゃないけれど、生まれてくる子供には罪は無いから生まれて来たら、可愛い服を着せてあげたいっていう優しい気持ちをコンセプトに組み込めるから

可奈センパイとまり子は、やる気満々だ

雪乃は、絶句している

この話、乗った方が良いと思うぞ儲け話なんだからさ

今の雪乃は校内では孤立している

家族の中でも親しく話をするのは、腹違いの姉妹のメグや実妹のマナ以外は年少組の子ばかりだ

子供服ブランドの件で、同年代のまり子や可奈センパイと親しくなるのは今の雪乃にとって良いことだと思う

お金、欲しいだろ克子姉には、可奈センパイやまり子とのビジネスで稼いだお金は、全部雪乃が自分で管理するって、オレからも言っておくから

不承不承、雪乃は受け入れた

でも、あたしは自分がお洒落したいだけなんだけれど

それも子供服の方が上手くいったらさ子供と一緒に出かける時の、若いママの服っていうコンセプトで、別のラインを起ち上げましょうよ

雪乃さん、どうせしばらくはマタニティドレスを着ることになっちゃうんだからさ

出産して、お腹の大きさが元に戻った後で赤ちゃんと一緒にお洒落する服を考えてよ

そうそうどうせ、今から会社を立ち上げても、実際に販売できるようになるまでには時間が掛かるから雪乃さんの出産後になるわ

妊娠している女子高生用のマタニティドレスはさすがに需要が無いと思うもの

やっぱり、基本は子供服で次が若いママさんね

子供のいる女子高生じゃないわよその辺のイメージは、吹っ飛ばすから

どんどん2人は意見を言う

わ、判ったわよあんたたちに任せるわよ好きにすればいいじゃない

少しキレ気味に、雪乃は言った

あ、そうだお洒落で思い出したけれど

可奈センパイが、今度はメグを見て

恵美さん、あなたちょっとマズいわよ今のままだと

そうよあのさ最近、ノブとの間に格差が生じてきているのよ

格差

ほら、ノブがどんどん、格好良くなっていってるでしょそれなのに、公式にはノブの婚約者のはずの恵美さんはノブの進歩に追いついていないから

あたし追いついてませんか

遅れているわよだから何か変な感じになりつつあるわよ今のままだと、その内、学校のみんなが変だと勘付くわよ

吉田くぅんホントに格好良くなってる

そりゃそうよ今日、1日、ノブと行動してみてよく判ったけれどノブは、色んな人に磨かれまくっているもの

ああみすず様や瑠璃子様と同席していても、雰囲気に呑まれないですものね

わたくしも、凄い胆力だと思うわ先週のパーティなんて、名家のご令嬢のお歴々の中にたった1人で平然としているとか、普通の人では考えられないですもの香月様とも、当たり前の様に普通にお話なさっていましたし

いや、それはオレがニブイだけでさ

普通の人なら、ビビッちゃうような場所に居るってことをよく判っていないから

違うわニブイだけの人なら、すぐに皆様の前でボロを出すもの

公は、破綻しなかった最後まで香月家の身内をやり通していたわ

そう言ってもらえるのは、嬉しいけれど

ま、磨かれて当然よね公は、これだけ個性豊かな人たちに囲まれて生活しているんだもの

いや、オレは良く判らないからみんなの言うことを聞いているだけだよ服装とか髪型とかもオレじゃなくて、みんながこれを着ろとかこうした方が良いっていうのを、そのまましているだけだし

ていうか朝でも昼でも夜でも

みんなが、オレのチェックをする

髪の毛なんて、毎日、何人もの子がちょっと乱れているって直してくれるし

でも、色んな人に教わってノブも今ではとりあえず、こうしておけばいいっていう基本は自分でも判ってきているでしょ

昔みたいに、根本から直されることは減った

オレだって、学習能力はある

それが磨かれてるってことよノブは、どんどんセンスがアップしていると思うわ物質なら磨かれれば、すり減って小さくなっていくけれど人間は、磨かれれば磨かれるほど、大きく成長していくから

吉田くん、カッコ良い好き

そうね普通の男の子にはない良い感じの雰囲気があるわよね

なのにさ恵美さんの方は、伸びてないと思うわよ磨きが足りないんじゃないの

ノブが、みすずさんと上流階級のパーティに出ても変じゃない雰囲気の男の子に成長しちゃっているんだからさ今のままだと、恵美さんと並ぶと恵美さんの方が劣って見えちゃうわよそんなの公式には婚約者で、2人きりで一緒に暮らしていることになっているのに、おかしいでしょ恋をして女の子が綺麗になるんならともかく男の子の方だけカッコ良くなるとかさ

そんなに、あたし問題ですか

真剣にメグは尋ねる

問題よあたしは、そう思うわだってノブはこれから、もっともっとカッコ良くなっちゃうと思うしこれ以上引き離されたら追いつけなくなるわよ

ヨシくんあたしを追いてっちゃうの

そんなのこのバカにはどうすることもできないわよ恵美は学校で走り回っているだけだけどこのバカの方は偉い人とも会うし、ヤバイ現場にも行くんだから経験値が段違いになっていくのは仕方ないじゃない

あたしだって、テレビに出るようになって恵美には、そうは見えないかもしれないけれどやっぱり、変わったわよスナッチやフランシーは、一流の芸能人だし毎週、たくさんの人に観られているって思ったら、やっぱり自分を変えていくしかないもの

確かに雪乃は昔よりは、落ち着いた

どんどん新しい人たちと知り合ってバカばっかじゃないわ、頭の良い人もいるわよズルいのもいるけれどそれで緊張する現場に何度も立ち合えば、否応なしに磨かれるわよあたしよりも、このバカの方がキツい目に遭わされていると思うし弓槻は、ホンモノのサディストだから

ミナホ姉さんのことを弓槻と呼ぶのは雪乃だけだ

雪乃と最初に会った時は、犯罪組織黒い森のリーダー黒森御名穂ではなく

臨時の担任教師弓槻御名穂だったから

ミナホ姉さんは、サディストじゃないよ本当にオレに経験を積ませて育てようとしてくれているだけだから

ノブは底なしだからねぇだから、ついつい無理なことまで強いてしまうんだと思うわしかも、ノブったらどんなことでも、平然と何とかしちゃうし

普通だったらさとっくにパンクしているはずなのよこれだけたくさんのしかも個性の強すぎる子ばかりが寄って来たら

まり子も言う

しかも、ノブの人徳だと思うけれどみんな仲良くのルールが守られているでしょノブを独占しようとして、他の子を排除しようとする子が出て来ないのは凄いと思うわよ

それはみんな、優しくて、頭が良くて、良い子ばかりだからだよ

そうかしらみすず様にしても、瑠璃子様にしても実際は、相当独占欲の強い方だと思うわわたくしは、そんなにお目にかかってはいないけれど黒森御名穂という方も、そうだと思う寧さんもそうだし、アニエスさんもそうひこに居る愛さんだって、ホントは独占欲の強い子なんじゃないかって感じるわ

そういうまり子だって

ええ、あたしも自分は、独占欲の強い方だと思うわでも、ここでは他の子たちと仲良くしなくちゃいけないって身にしみて判るのよ

このバカに嫌われたくないんでしょ

だから、仲良くしなくちゃいけないって嫌われて、このバカの家族から追放されるのことを恐れているのよあんたたちは

あたしは、そんなことないわよだってこのバカは、あたしのこと、ベタ惚れだってこと判っているもの

もっとも色んな子がたくさん来てくれたから、あたしもここに置いてもらえるようになったことは判っているわ弓槻たち最初のメンバーだけだったら、あたしは排除されたままだったと思うみすずや瑠璃子たちが来て、人が増えたことで最初のカラーが薄まったから、あたしが居ても良いことになったのよ

黒い森の初期メンバーは全員、雪乃の父親に恨みと憎悪を感じていた

雪乃は、復讐のターゲットだったわけで

メグ、マナ、アニエスといった姉妹たちも居たけれど

結局、白坂創介と接点の無かった香月組や鷹倉姉妹たちが来たことで

雪乃もお屋敷に住むことが許されるようになった

そういう意味じゃみすずや瑠璃子たちには感謝しているわあ、本人たちには言わないでよ勘違いされたら困るから

でも、ホントこのバカが底抜けだっていうのは正しいわねこんだけたくさんの女の子をハベらかせてさ全然、平気でしょこのバカ自分がトンデモないことをしているっていう自覚が無いのよちょっと、頭のネジが足りてないっていうか脳ミソの中の大きな筋が断線しているんだと思うわそれでいてこの先、10人でも、20人でも女の子を増やしても、やってけちゃうんでしょうけれど

ノブはメジャーリーグのホームラン王みたいなものなのよ何で、そんなにホームランが打てるんですかって聞いたって、本人は天才なんだから打てるから打ってるだけだっていう答えしか返って来ないのよ世間の人からしてみたら何でそんなことができるんだっていう偉業なんでしょうけれど、ノブ本人は当たり前にそうしているだけなんだから

そうよね公はこの途轍もない一夫多妻のハーレム家族を、当たり前だと受け入れているのよねそして、公がとても自然に泰然としているから、わたくしたちもこれで良いんだって感じられるのよね正直、倫理的には異常なことになっているって判っているけれどわたくしも受け入れてしまっているし

ま、いいかって気分なるわよねノブが、ちゃんと調整してくれているんだからこれでいいんだって

毎日、楽しいし幸せだよ吉田くんと居るとここのみんなも好き

そうなのよ楽しいのよ可奈なんて、わたくし今日初めて会ったのに今では、わたくしの一番の親友になっちゃっているし

そりゃそうよこのまま一生、お互いノブに関わるんだからさ

まり子と可奈センパイが、見つめ合って微笑む

うんみんな公を通じての家族なのよねどんなに親しい友達にも話せない相談ができるしていうか、本当の家族にも言えないことを話しているわ

当たり前じゃないお互い裸どころか、ノブとのセックスまで見せ合ってるんだし

みんな公の赤ちゃんを産むんだなぁって思ったら仲良くなるしかないものね

それがオレたちの家族

だから、恵美さんに言いたいのよもうちょっと何とかしなさいよ今のままだとノブとズレちゃうと思うわよ

あたしそんなにダメですか

ダメじゃないけれどもうちょっとね

そうかしらわたくしはもしかしたら違うんじゃないかって思うわよ

いえ、今わたくしたちの置かれている状況を、もう一度頭の中で整理して考えてみたんだけれど

まり子は、笑顔でメグを見る

今の公には恵美さんみたいな子も必要なんじゃないかしら

あたしも、そう思うわこのバカは確かに少しは見た目も良くなってしいるみたいだけれどさ本質的には、鈍くさいオトコだからさ

恵美みたいな鈍くさい子も必要なのよみすずや瑠璃子みたいな、気位の高い子の相手ばかりしていたら気が滅入っちゃうもの恵美みたいな小うるさい子に、ギャンギャン文句を言われて尻に敷かれるのもこのバカには必要なんだと思うわよ

雪乃あたし、そんなに鈍くさいあたし、そんなに小うるさいギャンギャン文句を言ってるヨシくんを尻に敷いたりしている

メグは、カチンときたようだ

あー、自覚が無いのホント、恵美って残念な子よねーっ

意地悪そうに、雪乃は笑った

メグが、キッとなってオレを見る

ヨシくんっあたしって、そんなに残念な子なの

まだ公示どころか、国会の解散もしていないというのに

昨日、うちの前を選挙カーが

**党の全衆議院議員****、****でございます

と、拡声スピーカーで連呼しながら通り過ぎていきました

明確な、選挙違反ですね

なりふりかまってないですねえ某党は

1088.取り戻す夜 / zan-nen

そりゃ残念でしょ恵美が残念な子じゃなかったら、誰が残念なのよ

雪乃が笑って、そう言う

昔のお前だよ雪乃

4月の入学式の時はホント、最高の美少女だと思ってたのにさ

綺麗で、明るくて、誰にでも優しい女の子だってオレは信じてた

何言ってるのよあたしは、ずっとあんたにとっての最高の美少女じゃない

雪乃は、ヘッと笑ってオレを見る

あの頃から、ひたすらあんたはあたしにベタ惚れでしょ判っているのよ、あたしは

今だってあんたがあたしのこと、好きだって言うからこうして一緒に暮らしてあげてるんだし、あんたの子供だって産んであげるのよ感謝して欲しいわ

雪乃はそう言うと

あたしもあんたには色々と感謝しているから

小さな声で、恥ずかしそうに言った

あんたのお陰であたしや舞夏が助かったってことは良く判っているけどそれだけじゃなくって、あんたと居るからあたしたち絶望しないで済んでるってことも判っているのよ何で言ってもあんたって、底抜けのバカだからさどんなに運命のどん底の時でもさ何か笑っちゃえる感じになるのよていうか、実際、笑えるのよねあんたを見ているとそれで、どんなツラいこともしょうがないかって気分になってさ前向きになれるのよ

いや、そんなことは無いよオレだって、絶望したことはある

親に捨てられ、真っ暗な部屋で1人で何日も絶望の夜を過ごした

あの頃のオレは雪乃に恋してたから、何とか耐えられたんだ

ホントの恋じゃなかったけれど

雪乃のことを思うことで、現実逃避することができたから

オレも雪乃には感謝しているよ

不思議そうに、雪乃はオレを見る

いや、何でもないていうかさ、今のオレは絶望できないんだよオレが絶望したら家族が救われなくなってしまうからだから、オレはどんな酷い状況になっても、絶望しちゃいけないんだよどんな手を使ってでも希望を見出さないとさオレ1人のことならさっさと諦めて、ゲームセットでも構わないけれど今は、1人じゃないからだから、オレは

逃げないでゲンジツに立ち向かわないといけない

吉田くん素敵

好き、好きぃ

愛が、オレを背中から抱き締めて来る

ちょっと愛さん

今は大切な話をしているところなんだから1人だけヨシくんに、くっつかないで

あ、そうだったわねいかに、恵美が残念な子かっていう話だったのよね

雪乃話をそこへ戻すのか、おい

残念でもいいんじゃないのわたくしは好きよ恵美さんみたいな子

それに雪乃さんもね

だってあなたたちって、自分の気持ちを正直に表現するじゃない全然、隠し事がないのよとっても、オープンな性格よね何でもズケズケ言ってちょっと空気が読めない子なんじゃないかって思う時もあるけれど、サッパリしてて好きよ

ええと、あの

まり子それは、ちょっと前のお前だ

何でもすぐに思ったことを口にしてそれも周りの空気を読まないででも、悪気は無いから、どんなにキツいことを言ってもサッパリ受け入れられてさ先週のまり子は、そういう女の子だったぞ

あら、そうだった嫌な思いをさせてたんなら、ごめんなさい

まり子は、素直に謝る

いや別に謝ってもらうようなことじゃないんだけれど

そう言うオレの言葉を、まり子は遮って

わたくし余裕が無かったのよね今は良く判るわ

余裕

ほら、わたくし名家の生まれでもないくせに、名家の人たちと張り合おうとしていたでしょだからよ無理していたと思うわ誰に対してもケンカ腰でわざと上から目線で、相手を小馬鹿にするようなことばかり言っていたわホントみっともない娘だったわ

まり子は過去の自分をそう言う

今、考えると桃子お姉様の真似をしていたのよねわたくしは桃子お姉様じゃないのに

香月家と並ぶ由緒ある大名家の血を引く、お嬢様中のお嬢様

桃子お姉様は、歌晏家のご令嬢でいらっしゃるからあんな態度で皆様にお話なさっていても許されるのに、名家の人間ではないわたくしが真似をしたら、滑稽なだけよねホント見苦しいことばかりしてきたと思う穴があったら入りたい気分よ

今日公や可奈や愛さんも居たわよねハイジさんやヨミさん、美智さんのお父さんも居て、みんなでパン屋さん巡りをして楽しかったわそれで判ったのよあたしは名家のお嬢様たちとは違うって庶民ていうのは失礼なんだろうけれどとにかく、あたしも可奈たちの方の人間なのよ名家のお嬢様たちの世界の人間じゃなかったのよだって、こっちの方が気楽で楽しいんですものあっちは息苦しくて

あら、世界的な企業であるトリイ電子の社長令嬢が自分を庶民て言うのはおかしいんじゃないの

可奈センパイが苦笑する

でも名家とは違うわあの世界の人たちはやっぱり違うのよ

まり子は、説明しようとするが

まあ、いいわあたしたちには、良く判らないことだからだって、あたしたちにはさみすずさんたちも、まり子も大金持ちの上流階級のあたしたちとは違う世界の人にしか見えないもの

それはでも、ホント違うのよ可奈

いいわよ、無理して説明してくれなくてもとりあえず、あたしたちの方が一緒に居てお気楽っていうのは判ったわ名家の世界っていうのが、お堅くて、息苦しいっていうのも

可奈センパイは、オレを見て

みすずさんや瑠璃子さんがノブと一緒の時に、ハッチャケちゃうのは、普段の生活が堅苦しいからなのねだからノブの前では、抑え込んでいる自分を解放して、思い切ったセックスを楽しんでいるんでしょ

そうねそういうことだと思うわ公みたいにどんな思い出も、真っ直ぐに受けとめてくれる人は少ないと思うししかも、この人、変な欲は一切ないでしょ

そうよね香月家を乗っ取って、好き放題しようとかしないわよねノブは、物欲も無いし普段は、びっくりするぐらい大人しいものセックスの時は、あんなに野獣なのに

そうよねぇ、野獣よねぇ

可奈センパイまり子

でも、ノブって自分の性欲だけに夢中になって、女の子の嫌がるようなセックスはしないでしょ

そうよねちゃんと自分をコントロールしているのよねだから公とセックスしても不安にはならないのよ

それはあたしの時に、全部やったからよ

女の子を酷い目に遭わせるようなセックスは、あたしで一通り経験して、もう飽きたんでしょだから、あんたたちにはしないのよ

いや、あの可奈センパイや愛にも、初めての時は結構酷いことをした記憶があるんだけれど

そうだったかしらもう、忘れたわ

可奈センパイは、クスクスと笑い出すホントは覚えているんだな

愛は淫乱な女の子だからあれで良かったよ

愛も、そう言う

どっちにしたって、あたしの時ほど酷いことはしていないでしょ

酷いコトってノブにどんなことをされたのよ

まず初体験が、身体を拘束されてのレイプでそのまま、次の日の朝まで10回も犯され続けたわ

いいなあ

あ、愛

その後も他の男の子とデートしている途中に公園のおトイレの中に呼び出されてレイプとか繁華街の道端で、レースクイーンのコスプレさせられてレイプとか

愛もしてみたい

愛はセックスに関しては貪欲だオレ限定だけど

アソコの上に、このバカの名前のタトゥを入れられたり

アソコって、ここ

可奈センパイが、自分の股間を指差す

そうよ他にどこがあるって言うのよ小さいパンティだと、タトゥが見えちゃうかもしれないからあたし、しばらくオバサン用のでっかいパンツを穿いていたんだから

それからこいつにレイプされているのを、学校全体に生中継されたりとか

ああ、あったわねえそんな事件ああ、そっかあれもノブのしわざだったのね

可奈センパイは、オレの高校の生徒だから5月の事件も知っている

あれは公式には、オレでなく遠藤が雪乃を公開生レイプしたことになっているから

愛もしてみたいよ

オレはもう充分だ

ふーん、色々とやって来ているのね公

まり子が、ニヤリと微笑む

ま、わたくしは別に良いけれどでもそうねそうやって雪乃さんで色々と体験してきているから、みすず様たちのご要望にも平然と応えられるのね

みすずさんや瑠璃子さんてやっぱり大変なの香月家のお嬢様だと

そりゃなかなか壮絶よいつも、色んな人たちから見られていて気品のある言動をしなくちゃいけないんですものストレスは、凄いと思うわ

ああだから、ノブとのセックスでハッチャケちゃうんだ

そりゃハッチャケるわよノブだけだもの、あの方たちが素の自分に戻って、甘えられる男性は

クスクス笑う可奈センパイ

あたしだって、前はよく上流階級のパーティとかにも行ってたんだからみすずや瑠璃子の大変さは、判っているわよ

こいつは新聞社とテレビ局を持っていた白坂家の血縁者だから

高級ホテルでのパーティみたいな華やかな場所が大好きだったらしいし

だから先週みたいに、みすずや瑠璃子がこのバカを独占しちゃうのは、しょうがないって思っているわよあの子たちは、普段抑えている分、ハッチャケると止まらなくなるから

ああ、先週はオレは、週末をずっと香月家で過ごした

雪乃は、こっちのお屋敷に残っていたから3日ほど会えなかった

まあ、瑠璃子はその分、普段、家の中のことを色々とやってもらっているからだから、まあ許すけれど、みすずは偉そうにしているだけだからちょっとだけムカつくわああみんな仲良くだから、本人には文句言ったりしないわよ、あたし

雪乃は、そんな風に思っているんだ

まあ、何にしてもあんなハッチャけちゃうお嬢様たちの相手を、よくやっているわよね、あんたまあんたも、あの子らと同じくらいエキセントリックだから、丁度良いのかもしれないけれど

愛もエキセントリックなエッチ、したいよ吉田くぅん

う、うん判ったその内しよう

オレは愛に約束する

ところで吉田くぅん

まだ何か要望があるのか、愛

恵美さんの話はもういいの

恵美さんが何で残念な子なのかって話だったよね

もういいわよ

あたしは話の途中で、2度も忘れられちゃうような残念な子なのよね

あ、ごめんなさいわたくしが余計な話に脱線したから

まり子が慌てて謝る

そうよ、あんたが変な自分語りをするから

雪乃がまり子に責任を押し付けようとするが

あらら雪乃さんだってしてたでしょ自分語り

ニタァっと、可奈センパイが微笑む

あたしはべ、別にと、とにかく、恵美は残念な子なのよ

雪乃は急いで話題を戻そうとする

もう、判ったわよあたし自分がどう残念なのか

メグは溜息を吐いた

あたしってすぐに自分のことだけで、いっぱいいっぱいになるから他の人もまり子さんや、雪乃や、みすずさんや瑠璃子ちゃんたちも色々溜め込んでて、ヨシくんでないと吐き出せないってこと、ちゃんと理解してなかったわ他の人の苦労とか感じてあげられてなかったわあたし自分の方が我慢しているとか思い込んでたから

ああ、まり子や雪乃の話が結果的には、メグの心に響いたのか

もう少し他の人の気持ちが判る子になるわあたしも、もうここでは古株なんだから

うん新しい子が、どんどん入って来ているから

嫉妬していても仕方ないのよねヨシくんは変な子は、絶対に選ばないしみんな、綺麗で、頭が良くて、優しい子ばかりだものだから、ちょっと、ムカッと来るんだけれど

へメグ

あ、ヨシくんは気にしないでいいからそんなのは、あたしの心の狭―い、あたしの問題なんだから

そうねそのコンプレックスは恵美さんは、自分で解決しないとダメなことよね

可奈センパイが、優しく微笑む

だからまずはお洒落することから始めた方がいいわよ普段の見た目から改めないと、今の恵美さんからは抜けられないわ

メグは、気弱な顔で可奈センパイに尋ねる

恵美さんだって、ノブに選ばれた子なんだから相当、可愛い顔しているじゃない他の子へのコンプレックスなんかで曇らせているのは、もったいないわよ

そうよ、恵美あんたはあたしの姉妹なんだから、地は良いはずなのよ

メグは雪乃の腹違いの妹だ

あたしよりも、眼は小さいし日焼けしすぎて、肌は真っ黒だし鍛えすぎて、筋肉モリモリだけどもうちょっとは何とかなるはずだっての磨けば光るはずなのよ、あんただってさ

それは言いすぎなんじゃないだろうか

いや、メグだっていやいや、だってとか言うのは変だよなメグも、充分に可愛いし、綺麗だってオレは思っているよ

寧お姉さんみたいに、美人じゃないしみすずさんみたいに、お嬢様でもないし瑠璃子さんやマナみたいに、家事が上手でもないし

恵美さんそういう考え方は止めた方が良いと思うわよ

あたしたちはさこのあたしも、ここに居るまり子だって、雪乃さんだって、愛だって他の子もどうせ、美人度では寧さんには勝てないのよあんな反則みたいに綺麗な人、そうはいないんだからそんでお嬢様度では、みすずさんに勝てるわけがないでしょ

そうよ、可奈の言う通りよ天下のトリイ電子の創業者一族のわたくしだって、香月家には、絶対に勝てないんだから家の格は段違いだし、財産だってあちらの方が遥かに上なんだから

比べても仕方ないことでグチャグチャ悩まないのっ

そうよ悩むだけムダよどうにもできないことなんだから

可奈センパイとまり子がタッグを組んでメグに言う

ヤッちゃんは綺麗すぎてアメリカでトラブルに巻き込まれたんだしさ

美しかったからこそシザーリオ・ヴァイオラに狙われ、両親を殺されて誘拐された

みすずたちだって、家が立派すぎてだから、ずっと寂しい思いをしていたんだよ

香月家の娘に生まれたから親しい友人を作ることができなかった

決して、良いことばかりだったわけじゃないんだから

家事のことはさ舞夏や瑠璃子が、個人的に頑張った結果なんだから悔しいんなら、あんたも頑張って色々覚えなさいよ

雪乃がメグを叱咤する

愛も他のことでは敵わないからだから、パンのことだけはみんなに負けないように頑張っているよ

そうなのよね恵美さんは、コンプレックスを何とかしたいのならこれだけは、みんなに勝てるってことを自分で見つけるしかないと思うわよ

でも、あたし特別な才能も、能力も無いですし

そんなこと言ったら、あたしだってそうよ

わたくしだってみすず様たちと比べたら、中途半端な存在ですわ

でも、あたしには恵美さんみたいなコンプレックスは無いわよだって、ほら寧さんほど綺麗じゃなくっても、みすずさんほどお嬢様じゃなくってもあたしはあたしだし

ニコッと可奈センパイは、メグに微笑む

ノブがあたしのことを気に入ってきれていてあたしもノブが好きそれだけでいいのよ他の人のこととか、あたしとノブの間には関係無いことだから

そうねわたくしもそうだわわたくしと公の関係だけ他の人のことは、どうでもいいことだわ

愛も吉田くんと居られれば、それでいいから

それぞれが、メグに言う

ていうか、このバカの周りにこれだけ女の子が揃っちゃったらさ、文句言ってもどうしょもないわよしかも、人が増えることで、この集団はどんどん強化されてるんだし5月の時より、今の方がバランス良くなっているわよね変な話だけど人が増えた方が、何もかもスムーズに行くようになったのよ

みんな、恵美みたいに自分は何もできないなんて考えて、勝手に落ち込んだりしてないからそれぞれ、自分には何ができるのかを考えてお互いを補佐し合っているわよ

みんな、仲良くだよ

そういう割には雪乃は何もしないじゃないの

あなたは、家事の手伝いなんて絶対にしないしいつも、雑誌を読むかテレビを観ているだけじゃないの

いや、雪乃も真緒ちゃんの相手とかは、してくれているよ

今のあたしの仕事は健康な赤ちゃんを産むことだと思っているわそれに、舞夏や瑠璃子が家事を頑張っているのなら、あたしがそこに無理矢理入り込むのもどうかと思うしていうかあたしが、この屋敷の中で積極的に行動するのはまだ早いのよあたしはほら、あの人たちの復讐の対象なんだから

雪乃は小さく笑う

このバカの赤ちゃんを産むまでは弓槻たちの復讐は終わらないわ殺されない代わりにテレビに出て、恥ずかしい思いをするっていう罰も、ちゃんと果たしているつもりよ

今のあたしは何もしない、無駄飯食いでいいのよそれでテレビでわんさかしてさ変に弓槻やあたしのパパに恨みのある人たちを刺激しないように

ああ雪乃は、判っている

今、雪乃が自分から率先して、家事の手伝いとかをするのは

ミナホ姉さんや、白坂創介に恨みのある元娼婦の人たちを刺激することになるって

今のあたしはなるべく死んだフリよそうじゃないとダメなのよ

ご、ゴメンなさい雪乃あたし

いいのよ姉妹でしょ気にしなくて良いわ恵美

昔も今もあんたとあたしはウラ・オモテもしかしたら、立場が逆になっていたかもしれないんだから

同じ父親の子として同じ年に生まれた2人

雪乃は白坂創介の正妻の子として

メグは白坂創介が、音大生を誘拐・監禁して孕ませた子だ

雪乃は、白坂家の一員として何不自由なく、我が儘放題で成長したけれど

山峰家の養女になった恵美はずっと苦しい生活を強いられてきた

それがミナホ姉さんたちの復讐によって

雪乃は復讐される側にメグは復讐する側に

1度は、別々の立場に別れた

色んなことがあった結果2人とも、この屋敷に居る

みんな仲良くだっけ、この家のルールはそんなら、あたしと恵美だって仲良くしなくちゃいけないのよね

ご、ごめん、雪乃あ、あたし

メグの瞳に、涙が溜まる

あたし、雪乃のこと全然、判ってなかったわ

あらそ、別に構わないわよ

雪乃は微笑む

あたしだって恵美のことずっと判ってあげてなかったんだから

白坂家時代の雪乃はずっと恵美をイジメていた

あたしの方こそゴメンねちゃんと謝る機会が欲しかったのよずっと

これだってこの人たちが来てくれたから、こうなったんだと思うわだから人が増えることは正しいのよ

可奈センパイやまり子や愛が家族に加わったから

この人たちは全員白坂創介を知らない

5月の事件の後にオレの女になった子ばかりだ

だから、雪乃とメグの和解に立ち合うことができる

ゴールデンウィークに、オレたちの間に何が起きたのかを知らないから

そうね、あたしも可奈さんたちが居てくれて助かるわ

泣きながら、メグもそう言った

ということで、次話は久しぶりにメグとのセックスです

まあ香月家組や年少組に続いてこの子たちで1グループとなります

さて、週末は今年のF1の最終戦

もう今年のレースは、メッチャクチャですけれど

もしかしたら、コバヤシ選手の参戦を観るのはこれが最後になるかもしれないという

でも、コースが抜けない、つまらないレイアウトなんですよね

1089.取り戻す夜 / ファイト

よっし、みんな歯を磨いたわよね顔も洗ったわよね

じゃあ、寝ましょう

吉田くん、誰からする

可奈センパイ、愛、まり子、雪乃そしてメグ

わたくしはいいわよさっき、していただいたから

あたしも参加はするけれど、エッチはいいわ

あたしはお腹の子が苦しがるといけないからいいわ

雪乃が、自分の腹を触る

もう安定期なんじゃないの

可奈センパイが、そう尋ねるが

でもちょっと怖いのよ赤ちゃんが、このバカのオチンチンに突っつかれるのも嫌だし

じやあ、何ノブとは最近していないの

直接的なこと以外はしているわよこのバカに舐めさせたりあたしが舐めたり、飲んだりほら、妊娠してから、おっぱいが張ってきたからこいつ、おっぱいしゃぶるの大好きでしょ

ええ、可愛いわよねわたくしも胸を舐められるのは大好きよ

雪乃の言葉に、まり子が答える

吉田くんとっても嬉しそうだから

愛が自分の胸を軽く持ち上げる

このバカはさ母親との関係が良くなかったから、ま、しょうがないんだろうけどさ

雪乃さん、嫌なら良いのよここにはノブに幾らでも楽しんでもらえるおっぱいがたくさんあるんだから

可奈センパイも、胸を持ち上げて笑う

べ、別にこのバカに舐められるのが嫌だとかは言ってないでしょっあ、あたしだってそ、そんなに嫌いじゃ無いわよ

ま、いいけどしっかし、ノブのベッドは大きいわねえ

オレの部屋のベッドはいつも、オレと女の子3、4人で眠ることも多いから

キングサイズのベッドを2つ並べている

これなら全員、寝られそうね

寝相の悪い子は、あたしの横に来ないでよお腹蹴られたくないから

雪乃はムッとして、そう言う

そう言えば、あたしお泊まり初めてだから聞いておきたいんだけれどノブって寝相の良い方なの

可奈センパイがメグたちに聞く

ヨシくんは寝相が良すぎるんです

良すぎるって

自分についての話だけど、初めて聞くことだから気になる

1度寝たら寝返りとかも、ほとんどしないです

いつも朝まで同じ

ああ、そう言えばそうよね

メグ、愛、雪乃

オレってそうなの

多分、子供の頃から狭いソファで寝ていたからだ

オレの家のオレが寝床にしていたボロボロのソファ

下手に寝返りなんかしたら、床に転げ落ちてしまう

クセになっちゃっているのかなオレ

もうちょっと、リラックスして眠ってくれたらいいのにって思ってるんですけど

こんなにたくさんの美人の女の子に囲まれたハーレムの王様なのにね公ったら、もっと偉そうにしててもいいのに

えー、嫌よ偉そうにしている、このバカなんて

まり子の意見を、雪乃が否定する

そうねノブは今のままの方が好きよあたしも

で、ノブ何か、寝間着になるものってある

全員、裸で寝てもいいけれど何か1枚羽織った方が、もっとエッチになると思うんだけれどなあ

そうなの、可奈

オレでなく、まり子が食い付く

そうよ裸Yシャツと裸Tシャツノブは、どっちが見たい

ヨシくんのシャツなら、ここにあります

メグが、オレのクローゼットを開ける

んじゃあ、着替えちゃうからノブはしばらく、向こうを見てて

いいからほら、ここに座って

可奈センパイは、置いてあった椅子を壁に向けて、オレに座るように示す

わ、判ったよ

オレは椅子に座った

うふふ、ノブのシャツを着るのね面白そうっ

まり子のはしゃぐ声がする

全部裸になってその上に、1枚だけ着るのよ

愛はこれにする

何か、みんなしてオレの服を物色しているらしい

その内

ほーら、ノブ

着替えている彼女たちに背を向け、壁を見ているオレ

その壁、目掛けて可奈センパイが脱いだ服を投げる

ふぁぁっと飛んで来る可奈センパイのブラウス

今度は、まり子のセーラー服が、オレの頭を飛び越えて壁に当たる

もう、散らかさないでちゃんと脱いだ服は畳んで下さい

メグが、そう怒るが

いいじゃないちょっとした演出よ

可奈センパイのブラジャーが宙に舞い、壁に当たって落ちる

ほら、公いくわよー

まり子の靴下やパンティもふわっと飛んで来た

つまり、全裸になっている

いいわよ、ノブこっちを見て

オレは椅子から立ち振り返る

どうあたしたち

可奈センパイとまり子は全裸の上に、オレのYシャツだけを羽織っていた

う、うんスゲェ良い

白くて薄いシャツの布地の下には2人の白い肌が透けていた

細くて長い生足も綺麗だ

あたしはこっちの方が良いわよ

雪乃はオレの無地の白Tシャツを着ている

シャツの裾が、ギリギリ雪乃の股間を隠していた

愛これ着てみたかったの

愛は、オレの体育用のジャージの上だけを裸の上に着ていた

吉田くんの匂いがするから

クンクンと、ジャージの首元を嗅ぐ

臭うわけないでしょ洗濯済みよ、それ

そういうメグも、雪乃と同じ裸Tシャツだった

なるほど1枚だけ着ている方が、全裸よりエッチだ

オレは感激していた

そうでしょ、ノブちょっとまり子、何しているの

いえ、愛さんがノブの匂いなんて言うから

まり子が、クローゼットからオレの冬用の学生服を引っ張り出す

1度着てみたかったのよ男の子の制服って

オレの制服の上衣に袖を通す

ああやっぱり、まり子にはちょっと大きいな

どう、公似合う

裸の上に、白Yシャツさらに制服の上だけ

足は生足下着を付けていない

何か、とってもエロく感じる

記念写真撮っておきましょうよノブ、カメラとかないの

あるよ

瑠璃子のハメ撮り趣味を満たすために、この部屋にはデジカメが置いてある

オレは、ベッド脇の引き出しからカメラを取りだしまり子を撮る

あ、次あたしねあたしも、ノブの制服着て写真撮りたい

な、何だどういうブームだ

公、こういうのはどう

まり子は、オレに背を向け学生服の裾をまくって、裸のお尻を露出させる

うん、エッチでいいよ

オレは、その姿も写真に撮った

はーい、あたしあたし

7、8枚撮影したら、可奈センパイに交代だ

やっぱりさ好きな男の子の制服を着てみるてのは、女の子の夢よね

あたしもちょっとエッチなのも撮ってもらおっと

可奈センパイは、Yシャツの胸元のボタンを外して

ほら、ノブ見える

ああ、見えるよ

オレの制服と白いシャツの奥に桜色の乳首が見える

うふふ、るんっ

淫らなポーズを取りながらも、可奈センパイは無邪気に微笑んでいる

次あたし

愛はさらにエッチなポーズを取った

オレの制服を羽織ったまま、大きくM字開脚する

あのねもうね濡れてるの

秘唇だけでなく、肛門も愛は撮影されることを望んだ

あなたたちはいいのノブの制服着て写真を撮るのは

可奈センパイが、雪乃とメグに尋ねる

あたしはいいわよそういう少女マンガみたいな趣味は無いから

あたしもあの

口籠もるメグに、可奈センパイは

あ、そっか恵美さんは、わざわざ記念写真を撮らなくたって、普段から学校でノブの制服とか着られるものね

ちょっと寒くなってきたなメグ、オレのこれでも着ていろよってさ

うわっ、ホントにマンガみたいそんなこと、ホントにしているの

し、してないわよっそ、そんなのは、恥ずかしいものっ

メグが顔を真っ赤にして、否定する

そうよこのバカが、そんな気の利いたことをやるはずがないじゃない

雪乃もそう言う

え吉田くんしているよ

この間雪乃さんに寒くないかって、カーディガン着せてたパン工房の中で

いやでも、あれは

そ、それはあ、あたしが妊娠中だからよっそれだけよねぇ

雪乃は慌てて、オレを見る

雪乃は、パン工房の中で1人だけ何もしないからボサッと座って、雑誌読んでるだけでしょだから、寒そうに見えるのよ

あたしたちは忙しそうに働いているから寒そうには見えないのよ

うんむしろ、暑い

次々と、パンを焼いて売り場に出したり

買いに来るたくさんの生徒たちを捌いて売り続けたり

雪乃以外は、みんな修羅場だからなあ昼休みのパン工房は

売り子の途中で、順番に急いで自分も昼食を摂らないといけないし

ヨシくんは雪乃にだけ甘すぎるのよ

あたしに甘くて何が悪いのよあたしはさ甘やかされた方が伸びる子なんだからさっ

雪乃は反論する

ていうか、あたしにはお腹の子が

そればっかりを理由にするのはズルいわよ雪乃

睨み合う2人に

ホント、あなたたちって仲が良いわよねぇ

泣いて、笑って、ケンカしてうらやましいわよ、2人とも

雪乃もメグも、それ以上言い争うことは無かった

みんな、仲良し

愛が笑顔で、呟く

はーいじゃあ寝ましょうノブは真ん中ね

可奈センパイが仕切る

えーと、結局ノブとセックスするのは愛と恵美さんだけでいいの

セックスはしないけれど、舐めるぐらいはするわよ

もちろん、わたくしもお手伝いはするわ

まり子は、眼を輝かせている

せっかくの機会だからセックスのこと、色々と勉強させていただきたいし

あ、あたしはあんまり、他の人に見られてするのはあの

そうね恵美さんはあんまり、みんなと一緒に吉田くんとセックスしないね

愛の言うとおりメグは、基本的には2人きりでのセックスを望む

もっとも、オレとのセックス当番はお互いにゲストを呼び合っているから

ゲストとして声を掛けてもらった後には、メグも自分の当番の夜に招待せざるを得ないことも多いけれど

だって見られてするのって、恥ずかしいじゃない

愛はみんなに見られて、吉田くんとするの好き

でも、それは愛が淫乱な女の子だからだから恵美さんは気にしなくていいよ

愛吉田くんになら、どこまでも淫らになれるの吉田くんだけ

ま、そうねノブには自分のどんな欲望も見せられるものねノブが引かないで受けとめてくれることは判っているし

いや、お互いにとって後々、心と身体にダメージが残りそうなことは禁止だよ

セックスは楽しいモノで、した後は元気にならなくちゃいけないんだから

心と身体にダメージが残るセックスって、どんなの

うーんとりあえず傷が残るくらい痛かったり、怖くて心が壊れちゃうようなのはダメってことだと思うわ

可奈センパイが説明する

そんなのは公は、絶対にそういうことはしないんだから、心配しなくていいんじゃないの

ノブはそういう人だけどあたしたちの方も、行き過ぎたことは求めちゃダメってことよ妄想はいいけれどさ

うんマラカニアン・スタジアムのフィールド内に造られた特設リングの上で、100人のプロ柔術家と死闘して、全員ノックアウトさせてもうクタクタにくたびれて、全身傷だらけで、自分で身体を動かすことさえできなくなったところを満員78639人の観客に罵倒されながら、オレに激しくレイプされて子供を孕みたいとか、言われてもさそういう妄想するのはいいけれど実際にはできないからさそんなのさすがに、オレの精神が保たないよ

そんな妄想を抱いている子がいるの

驚く、まり子

美智のMっ子ぶりと、妄想の凄さは群を抜いている

オレができることなら、何でもするけれどできないことは、できないから

無理なことは無理だ

せいぜい、一流ホテルのパーティの真っ最中に、テーブルの下で誰にも気づかれずにセックスするとか修学旅行先のヨーロッパで引率の先生に気付かれないようにセックスとかそれぐらいのできる範囲のレベルに留めといてくれ

ノブそれって、結構、チャレンジングだと思うわよ

ていうか、公それ、みすず様と瑠璃子様の妄想よね

妄想なんだけれど実現する約束をしたよ

だけど、わたくしたちの学校の中等部の修学旅行先はイタリアよまさか、公

いや、もうどこなら、瑠璃子の希望に応えられるのか香月セキュリティ・サービスが現地調査に向かっているよ

修学旅行先のどこかでオレとセックスできないと、行かないって言ってるから

そもそも、瑠璃子は修学旅行に行かないつもりだった

それをオレが行くように命じたのだから

オレも、瑠璃子の要望に応えないといけない

さすが、香月家のご令嬢たちねあたしたちとは、我が儘のスケールが違うわ

可奈センパイは、呆れてそう言った

うんそれなら公公がしたいことは、わたくしたちが全部、何でもしてあげるわ

みすずたちの相手をしてあんたも、相当、窮屈な思いをしてるんでしょいいわ、あたしたちがリラックスさせてあげるわよ

まり子、雪乃

愛は淫乱だから吉田くんとなら、どんなにエッチなこともするよ

ヨシくん我慢しなくていいから

愛、メグ

よーし、みんなでノブを脱がしちゃえ

可奈センパイの号令で

4人の美少女の8本の腕がオレに伸びてくる

こういう時も、雪乃だけは見ているだけいや、でも楽しそうに笑っている

はーい、ベッドに押し倒せー

ちょっと待って

ま、待って待ってったら

ノブ、暴れないのっ

裸になろうね

うふふ、公、可愛い

ほらほら、諦めなさいよっ

ヨシくんあたしたちに任せて

む、剥かれる脱がされるぅぅ

ベッドの上に、裸で寝転がされる

この匂い好き

愛が、オレの胸の辺りの肌をクンクンする

どれどれうん、ノブの匂いだ

オレの上半身は、この2人が押さえた

うわっ、もうこんなに元気なのね

ヨシくん、舐めるわよ

下半身には、まり子とメグが

ちょっといい気味だわね

雪乃が、オレの顔を見てニヤリと笑った

オレが5人の美少女に犯される夜が始まる

女の子たちは、みんなオレのTシャツだけを羽織っていた

トミノ監督の昔のインタビューを読んでいたら

昔のアニメって担当者が全然作品を観ていないんですよね

テレビ局の人も、プロデューサーも、スポンサーも、代理店の人も

放送されているアニメの中身には興味が無いから

いや、大人の仕事として、観ないなんていうことは許されないはずなんですけれど

どうせ子ども向けの下らない番組だから、一々、観ていられるかっていう人が多かったんだそうです

どれだけ一生懸命作っても、視聴率調査の結果しか見てくれないという

マ・クベなんていう名前のキャラを出したのにこの名前、どういう意味何人マって何だよみたいなことを、誰も言ってこないという

企画書以降は、放送はおろかシナリオも読んでないという

仕事としては、ツラいですよね

視聴者から反響があったとしても

次の仕事をくれるのは局やスポンサーや代理店の人たちなわけで

そういう偉い大人たちが、自分のしている仕事に全然興味を持ってくれないというのは

もっとも、視聴率の数字と玩具の売れ行きしか注目されないからこそ

ガンダムみたいな、ブッ飛んだ作品が作れたんでしょうけれど

ガンダムの企画書出来上がった作品と、全然違いますから

エヴァでも、プロデューサーの1人は黒い3号機の存在を知らなかったという観てないから

自分が担当している作品なんだから、観るのも仕事の内のはずなんですけれど

そんなことが通用しない世界だったんでしょうね

1090.取り戻す夜 / 逆レイプごっこ

あたし、いつもこのバカにヤられちゃうだけだったからさこういうのって、新鮮だわ

オレの顔を上から覗き込んで、雪乃がニィッと微笑む

裸に剥かれてベッドに押し倒されたオレに、5人の美少女たちが襲い掛かっている

はい、吉田くんおっぱい

愛がシャツをたくし上げて生乳をオレの口に押しつけて来る

るるんっ、あたしもっ

可奈センパイも、自分の胸をYシャツから露出させて、オレの顔に擦り付ける

オレは、愛と可奈センパイの乳首を順番に吸った

柔らかな肌にも、頬擦りする

うん肌の感触も柔らかさも、異なっている

女の子は、みんな違う

あん、こうやってノブに吸われているとさおっぱいって、このためにあるって判るわよね

愛のも、チュウチュウして欲しいよぉ

ああ、2人ともすぐに乳首が固くなる

一方、オレの股間では

こうですっこうして、舌を使って

あ、なるほどね勉強になるわ

メグが、まり子にフェラチオ講座を始めていた

ヨシくんはここを舐められるのが好きなんです

あ、ホントだピクッとなったわ可愛い

そこ美味しいよ

愛が亀頭の裏を舐め上げているメグを見て呟く

え、ホントわたくしにも舐めさせてっ

まり子が、メグに代わってオレのペニスに舌を這わす

ねキスしよう、ノブ

可奈センパイが、唇を重ねてくる

舌が、オレの口の中に

絡み合う、オレと可奈センパイの舌

下腹部では、メグとまり子のダブル・フェラが続いている

ほら、あたしたちはこのバカの胸でも舐めるわよ

雪乃と愛が、オレの胸に舌を這わす

吉田くんの匂い好き

愛は、オレの脇の下に鼻を入れる

ホント、あんたってマニアックよね

そんな愛を雪乃が笑った

ねえ、せっかく5人いるんだからノブを逆レイプしちゃいましょうよ

ノブの手足を、4人で1本ずつ押さえつけて残った1人が、ノブを犯すのよ

面白そうっ

まり子は、やる気満々だ

今日、まだしていないのは、愛と恵美さんでしょ雪乃さんは、セックスはいいのよね

可奈センパイが、確認する

あの恵美でいいです可奈さん

じゃあ、あたしも可奈でいいわよ

でも、可奈さんは先輩ですし

同じ高校のメグは1年生で、可奈センパイは2年生

そんなのどうでもいいわよこれから長い付き合いになるんだからさ1年早く生まれたぐらいで、上下関係とかバカらしいわ

そうはいかないです

メグはそういうことにウルサい女子陸上部に所属しているから

あたし、可奈ちゃんて呼んでいい

愛がオレのペニスから口を離して言う

ええ、もちろんいいわよ

優しく微笑む可奈センパイ

メグちゃんも、そう呼べばいいよ

愛はメグを見る

可奈ちゃんは、もうあたしたちのお姉ちゃんなんだから

そうよわたくしたちの間にある壁は壊していく方が良いわよ

わたくしたちは同い年なんですからわたくしはあなたを恵美と呼ばせていただくわ恵美は、わたくしのことをまり子と呼んで愛もよ

うんよろしくねま、まり子

メグは、少し緊張気味だ

お金持ちのお嬢様であるまり子には、まだ心を許していない

こちらこそ、愛

そして、まり子はオレに

何て素敵なのかしら公のおかげで一生、仲良くしていく姉妹がいっぱいできたわ

そうよねみんなノブから離れないし、ノブに嫌われるようなことはしたくないから

まり子、可奈センパイ、愛

恵美、あんたもそろそろ観念なさいよ

家族で姉妹で、その上友達にもなれるのよ、ここに居るメンツはさ

可奈だけ1つ年上だけどあ、あたしは可奈って呼ばせてもらうわよ

どうぞ雪乃

可奈センパイは、雪乃に微笑む

でも、他の子は愛もまり子もあたしもあんたも16歳の高校1年生よしかも、みんなこの辺で生まれ育った子でさイーディも同い年だけど、あの子はかなり変わってるから

イーディは、アメリカのニューオリンズ出身の金髪で褐色の肌で、眼が青くて

そして暗殺教団の殺人技を身に付けた天才児だ

わたくしたちは、普通の子ですものね

まり子が、クスッと笑う

トリイ電子のお嬢様が普通っていうのはどうかと思うけどね

あら、雪乃そういうあなただって、白坂家の生まれでしょ

あたしは本家筋じゃないもの分家の分家よ自分が特別じゃないってことは、みすずや瑠璃子を見てとことん思い知ったわよ

わたくしも、そうよわたくしだって、名家に憧れていたわでも、わたくしは違ったのよ

うーん、あたし思うんだけどさあたしたちとみすずさん、瑠璃子さんたちってノブに対するアプローチが違うのよね

可奈センパイが、そんなことを言い出す

みすずさんたちは普段のお嬢様の暮らしがストレスだらけでしょだから、ノブに癒やしを求めているのよねノブと過ごすことで、溜まっているモノを発散してまた、厳しい世界に闘いに戻るって感じ

判りますわ公とプライベートな時間を持つことで、色々な感情を消化なさっていますわね

まり子が、うなずく

そうなのよあのお嬢様たちにとってお嬢様世界の方がオモテで、ノブとの関係の方がウラなのよね

このバカのところに甘えに来ているってことね

雪乃も納得していた

でも、ほらあたしたちにとっては、ノブとの生活の方がメインなのよ同じ学校に通って、毎日一緒にパンを売って高校生として学生生活を楽しんでいるんだからさ

可奈センパイが、オレの頭を抱く

みすずさんたちにとっては、ノブは世間の荒波に揉まれた後に戻って来る優しい港だけどそして、ノブはそのことが判っているから、あの子たちにトコトン優しいけれどさあたしたちにとってのノブは、そうじゃないから

そうよ、そうなのよっ

まり子が、興奮気味になる

わたくしはだから、ここに居るのよあなたたちと一緒にわたくしは、みすず様たちのように公に癒やされたいんじゃないのよ公と一緒に歩いて行きたいの同じモノを見て、同じ目的に向かって

だから、わたくしのビジネスは桃子お姉様やみすず様たちでなくあなたたちと起ち上げたいの今日一日で、判ったわわたくしはこのグループの人間なのよ

恵美もそうでしょわたくしと同じで公と一緒に歩いて行きたい子でしょ

あたしはそうねあたしもヨシくんと一緒に歩きたい

だからなのねあたしが、みすずさんたちとどうしても打ち解けられないのはヨシくんに対するアプローチが違うからなのね

あの人たちはあの人たちでいいのよ普段は、荒海に出航しているんだからあたしたちの方は、ずーっとノブと一緒なんだし同じ高さの目線で、同じモノを見ているのよ

このバカはホントは普通っていうか、普通以下の暮らししか知らない男なのよねだからみすずたちとの付き合いは、無理しているはずなのよまあ、このバカ、ちょっとボケてるから自分が背伸びしていることさえ気付いていないんでしょうけれど

うんあたしもこの前、ホテルのパーティに連れてってもらったけれどノブが平然とみすずさんたちの横に居るけれどあれってホントは相当のプレッシャーを感じているはずよねえ

わたくしも先週のパーティで初めて公を見た時は、ついつい興味本位でジロジロ見てしまいましたもの香月様に認められ、みすず様のお相手になったのは、どんな人なんだろうってパーティに来ていた他の名家のお嬢様たちやお付きの皆さんもそうだったと思うわホントあのプレッシャーに、よく耐えていたわよね公

まあ、うちの学校でも恵美と婚約騒動を起こすし、どう見てもノブのためだけとしか思えないパン技能士コースが突然できたりして校内じゃ、ノブのことを胡散臭い人間だって思っている子もたくさんいるのに平然としているものね

ちょっとニブいのよこのバカホントに少し脳ミソが足りないから

でも吉田くんはだから良いんだよ

確かにオレは頭が悪いそれは認める

あのねあたし、思うんだけれどね今夜、克子さんが愛たちが吉田くんと過ごすようにしてくれたのはね

吉田くん今日、色々と大変だったでしょバタバタして

ああ、美味しいパン屋さん巡りに出掛けたはずなのに

騒動に巻き込まれた

それで多分、明日も大変なんだと思うよ

明日のオレは

ミナホ姉さんの新しい娼館へ行って新人娼婦の研修をしないといけない

それから夕方には桃子姉ちゃんがお屋敷に来る

だからね今夜は、あたしたちと過ごして気持ちを普通にリセットした方が良いってそういうことなんだと思う

普通にリセット

忘れないでどんなことになっても吉田くんは、普通の子なんだからね無理して、背伸びしちゃダメなんだからね

そうよ、弓槻やみすずたちの相手をし過ぎたらあんたがパンクしちゃうわよあいつら、ホントに限度が判っていないんだから

あ、そういうことかなるほどね

可奈センパイが、納得する

克子さんも元は普通の人なんでしょだから、ノブが自分で判っていないうちに限界を越えちゃわないように、あたしたちで引き戻すつもりなのね

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