よ、よく判らないんですけれど

すると、関さんは運転席からオレに微笑み

そうね寧さんの言う通りね

香月セキュリティ・サービスは、丸ごとあなたにあげるわあたしが

いや、関さん

眼がキラーンとかしていますけれど

ヨッちゃんは、凄いねえうっふふふふっ

ていうことでさ別れ際に、谷沢さんには岩倉さんの釈放をお願いしてきたから

判った後で回収して来ればいいんだね

寧が最後に話していたのは、岩倉さんのことか

午後3時過ぎまではさっきのレストランでお食事会の予定ですその時間が、狙い目だと思うわ

その岩倉さんて子が、送迎のバスを使えなくしてくれたから浅見さんが掻き集めてきたタクシーで、会葬者の皆様をお返しするから

現場が立て込んでいるうちに岩倉さんを引き取ってくればいいのか

そっちはあたしが行くよできれば、車も代えた方が良いしね

でも、大丈夫かな放っておくと岩倉さん、尋問係の若い警備員さんとかに襲いかかっちゃうかもしれないしっ

それは平気だよ谷沢さん、自分が行くまで尋問するなって言ってたから

谷沢さんも、岩倉さんの底抜けの淫乱パワーを恐れているんだろう

とにかくさ先にお昼にしないっ

寧が、提案する

そうだねそうしようか関さんも行くでしょ

マルゴさんは、関さんを誘う

残念だけれどわたくしは戻るわお食事会の会場の外で、他の警備員の子たちと仕出しのお弁当を食べるわあたしの分、多分、取っておいてくれていると思うの

そっか次の現場トップとしては、そういう機会はなるべく顔を出さないといけないか

また今度誘ってちょうだい

誘うも何もいつでもご飯を食べに来てよっいいよね、ヨッちゃん

ええ、いつでも来て下さい関さんなら、もうみんな顔見知りだし大歓迎ですよ

うちで関さんを知らないのはアニエスぐらいか

うん寄らせて貰うわ

あのねマルゴさん

わたくし警護の計画プランを作ったことは何度もあるけれど誘拐のプランを考えたのは、今回が初めてよ

うん楽しかったでしょ

マルゴさんは、ニカッて笑う

何かちょっと悪いことをしているというのは、心苦しかったのですけれど

でも、楽しい

そうねプランを立てて実行するドキドキもしたし楽しかったわ

関さんも微笑む

うんまたやりましょう

関さんももう、あたしたちの仲間ですから

関さんとマルゴさんが見つめ合う

逆に、関さんのお仕事にいつでも、あたしたちを使ってくれて構いません身内なんですから、遠慮無く何でも言いつけて下さい

ありがとう頼りにするわ

関さんは、そう答える

谷沢さんの知らないところで香月セキュリティ・サービスと黒い森が連結する

まあ、これだってジッちゃんは想定しているはずだ

谷沢チーフはずっと光の側からだけで、物事を見てきた方なのね

あたしはあの夜のホテルの戦闘で、あなたたちと行動を共にして良かったわ闇の側から、光の側がどう見えるか実地で学べたから

香月セキュリティ・サービスあたしの代で、大きく変わるわよ

関さんの車を見送って

寧たちは、マルゴさんのバンに乗り込む

しかし、この辺は人通りが無いな

周りの道に車は見えないし人も歩いていない

オレは、車の影で関さんの車から回収してきた元の学生服に着替える

ササッと着替えて香月セキュリティ・サービスのアシスタントの服は、関さんに変えそうと思ったんだけど

関さんは、しばらく持っててと言って、行ってしまった

ホント、今日は暖かくて気持ちがいいなあ

オレは、道端でどんどん着替えていく

ヨッちゃん、瑠璃子も着替えさせてっ

バンのスライドドアをガラッと開けて、寧が言う

瑠璃子のその制服じゃあ目立ちすぎるでしょ

ああ、瑠璃子はいつもの超お嬢様校の制服を着ている

これじゃあ確かに目立つな

着替えあるの

今、車の中を適当に見たら幾つか見つかったんだけど

寧が、いくつかの紙袋を出してくる

これとかどう

前に雪乃に着せたレースクイーン衣装

克子姉お手製の胸にGAVINて書いてある

これは別の機会に着せます

こんなの、今着せても連れて歩けない

15歳の美少女レースクイーンなんて警察に通報される

こっちは何です

もう一つの紙袋は

ああ、オレも着たことがあるツナギだ

渚のお店の名前が背中に入った

これでいいじゃないですか手と足を捲ればそんなに変じゃないだろうし

ぶかぶかのオーバーサイズでも瑠璃子なら、可愛いだろう

でも、これだと靴が合わないですよね

瑠璃子は今、革靴を履いている

これがまた、かなり高級そうでツナギには似合わない

あ、ここにあたしのビーサンがあるわっこれ履いてたらっ

寧が、バンの隅っこに落ちていたビーチサンダルに手を伸ばす

ビーサンて何ですか

ビーチサンダルほら、海水浴で浜辺に行った時に履くだろう

ふーん、瑠璃子って海水浴だとどこへ行くの葉山とか

サンダルを手渡してくれながら、寧が尋ねる

いえ、国内のビーチは危険だそうなので

え、ハワイとかってこと

いいえあの、ハワイもとても危ないと聞いています

じゃあ、どこへ行くのよ

あのお祖父様が、南洋ポリネシアにプライベートビーチを持っていらっしゃいますから

プライベートビーチって何だよ

はい、ビーチが丸まる私有地になっています他の方は、入れません

香月家って

そこは奥まった入り江になっていますので、高波は来ませんし外部から盗撮されることもありませんから

みすずも、そこへ行くの

はいわたくしたち、海はそこへしか参りませんから学校の水泳の授業も楽しいですけれど完全に閉鎖された屋内プールですしお外で泳ぐのは気持ちいいですわ

まあ瑠璃子たちみたいにお嬢様校で、外にプールがあったら大変なことになるよな

美子様もあの浜はとても気に入っていらっしゃったんですがもう、わたくしが訪れることは無いのですね

また行けるよオレが、ジッちゃんに交渉するからみんなで行こう

約束するから

オレたちが、そんな話をしている間に

ね、ヨッちゃん瑠璃子にこれ着せない

え、何です

ほらただツナギを着せるだけじゃ、面白くないでしょツナギの下に、これだけ着せてさ

寧が取り出した物は

何なのこの黒い紐

紐じゃないよマイクロビキニ

マイクロ

ブラジル製のマイクロビキニだよ乳首と局部だけは隠せるから一応

オレは、瑠璃子を見る

瑠璃子にこの扇情的な水着を着せて

その上から、ツナギ

何か、エロいかも

じゃあ、瑠璃子これ着るか

はい、お兄様のお望みでしたらでも

わたくし、これどういう風に着るものなのか、判りません

すると寧が

そんじゃあさっヨッちゃん、着せてあげなよっぐふふふふっ

あけまして、おめでとうございます

昼過ぎに、父と近所の神社に初詣に行きました

今度のおみくじは、大吉でした

テレビ見なくなったら、正月だか何だか判らないですねえ

最近は、お店も普通にやっていますし

12月28日に銀行でお金を下ろすのを忘れたら、正月明けまでお金が下ろせないというネタを、昔、高野文子先生のるきさんで見たような気がします

ああいうのって、今では信じられないですね

ちなみに、私は高野文子先生の黄色い本というマンガが大好きです

402.裸の瑠璃子

スカッと晴れた初夏の空

暑くもなく、寒くもなく穏やかな風が、気持ちいい

人通りの全く無い、道路の路肩

駐められた白いバンの影で瑠璃子は裸になっていく

まずはスカートを下ろし

さっき美智に借りた、白いパンティが見える

ほら、足上げて靴下を脱がすぞ

というか、オレが脱がしていく

わたくしお外で裸になるの、初めてです

瑠璃子の眼は、ちょっとトロンとしてきている

みすずといい、瑠璃子といい香月の血筋の娘は、淫らだ

お上品で、気高い外観の下に淫蕩な肌を、隠している

瑠璃子の足の指可愛いな

オレは素足に触れる

はい、足の爪はいつも美子様に、お手入れしていただいておりましたから

美子さんは、そんなことまでしていたのか

じゃあ瑠璃子が、美子さんの足の爪を切っていたのか

いいえ、わたくしはいつも、していただくだけで

そうか美子さんは、瑠璃子を主と思っていたから一方的に、瑠璃子の世話をしていたんだな

これからは、オレがしてやるよ爪を切って、やすりをかけるのか

やり方を教えてくれどうせ、瑠璃子の爪の手入れをしたら、他の子たちもやって欲しいって言ってくるだろうから

頭の中に女たちが、オレに素足を突き出してくる映像が浮かぶ

克子姉に渚に寧にみすずにメグに美智にマナみんなそれぞれ、違う足だ

ああ、オレ足だけで、ちゃんと誰だか判るなあ

そうだ真緒ちゃんの足のお手入れも、してあげないといけない

それは、お兄様が大変なのではございませんか

何でみんな、オレの女なんだからオレが世話をするのは、当たり前だろ

瑠璃子は、安心してヨッちゃんに愛されていればいいのっ

そう言う寧がバンの車内で、服を脱ぎ出す

え、どうしたの姉さん

んツナギがもう一着あったから、あたしも着替えるっ瑠璃子とあたし、二人が同じツナギを着ていたら同じお店のバイトの帰りみたいに見えるでしょっ

これから、どこかのお店に入って昼飯を食う予定だ

オレたちの中で、瑠璃子が一人だけツナギ姿なのは変だけれど

寧と瑠璃子、二人が同じコスチュームならそんなに変じゃない

じゃあ、車の側面の文字も変えておこうか

自分の携帯を見ていたマルゴさんが運転席から降りる

渚さんのお店の名前は確か、積んであるはずだから

マルゴさんは、後ろのドアを跳ね上げて車内に積んである箱を引き出す

丸子印刷とか丸子不動産とかたくさんの種類のマグネット・シートの中から、マルゴさんは渚の店シュヴァルツ・ヴァルトのシートを取り出した

これに貼り替えれば、この車は花屋の車

背中に店名の入ったツナギを寧と瑠璃子が着ていても、変ではない

高校生のバイトにしか見えないだろう

二人とも、とびっきりの美少女なんだよな

お兄様お願いします

オレは、瑠璃子の制服の上を脱がす

さっきブラは奪ったから可愛いおっぱいが、丸見えになる

小ぶりな山桜色の乳輪

乳首は陥没している

恥ずかしそうに瑠璃子は言う

瑠璃子今の気持ち、忘れちゃダメだからねっ

羞じらいを無くしたらヨッちゃんは、瑠璃子のこと嫌いになってしまうかもよっ

寧は、ぐふふと笑う

そういう寧さんはオレの前で、平気で裸になるじゃないか

うんだって、あたしの裸を見て、ドギマギしているヨッちゃんの顔を見るのが楽しいんだもんっ

何だ羞じらっているのは、オレの方か

あたしの裸を見ても、ヨッちゃんが何の反応もしてくれなくなったらとっても悲しいなっ

そう言いながら寧は、下着姿をオレに晒す

相変わらず美神級のプロポーションだ

そんなことないよ姉さん

オレは、ゴクッと唾を呑む

うふふありがとう、ヨッちゃん可愛いねっ

寧はそのまま、オレの唇にキスをした

瑠璃子のことも可愛いって思ったら行動で示してあげてっ

瑠璃子おっぱい、舐めるぞ

瑠璃子のおっぱいが可愛いから舐めたいんだ

オレは、瑠璃子の返事を待たずに

可愛い胸に、顔を埋める

ピンクの乳輪を丸く舌で舐められて、瑠璃子は声を出す

そんな、お兄様恥ずかしいですここはお外です

そんなの関係無いよ瑠璃子が可愛いと思ったら、オレはどこでも瑠璃子を可愛がるんだから

15歳、中学3年生の柔肌を貪る

恥ずかしい、恥ずかしいです

これから、もっともっと恥ずかしいことをいっぱいするんだからな

瑠璃子は、オレのものだ

瑠璃子の張り詰めた青い乳房をオレは、揉みしだく

はい瑠璃子はお兄様の奴隷です奴隷ですから

瑠璃子は、切なそうに呟く

はーい、そこまでっ

寧が、オレにストップを掛ける

それ以上すると我慢できなくなっちゃうからさっ

いや、大丈夫だよまさか、この場で瑠璃子を押し倒したりはしないよ

瑠璃子の処女喪失は

それに相応しい状況で行うべきだと思っている

こんな道の路肩なんて可哀想だし

ジッちゃんの見ている前でするっていう、約束もあるし

そうじゃなくってさっ

ヨッちゃんじゃなくってあたしが欲しくなっちゃうからっ

赤い顔で、寧は言った

だから今はストップねっ

そういう理由なら仕方が無い

うん瑠璃子、着替えるぞ

瑠璃子のやつもっと、して欲しいという眼をしている

うん、このお預け状態は

多分、少しずつ効いてくるはずだ

よし、じゃあパンティ脱がすぞ

オレは瑠璃子のパンティに手を掛ける

すでに、大きな染みが出来ていた

瑠璃子は濡れている

オレは、両手でパンティを脱がす

瑠璃子の太ももに、愛液の滴がツツツーと滴り落ちていく

瑠璃子の顔は、真っ赤だった

瑠璃子、お前は今素っ裸だぞ外なのに

5月の新緑の風が瑠璃子の素肌を撫でていく

はいわたくし、裸です外なのに

熱い眼で、瑠璃子がオレを見つめる

瑠璃子さん、マリー・アントワネットの輿入れの話、知っている

車体の店名のシートを交換し終わったマルゴさんが、瑠璃子に尋ねた

ほら、マリー・アントワネットはそんなに仲の良くないオーストリアの王室から、フランスへお嫁に行ったでしょ

はいそれは存じております

全裸の中学生美少女は、答えた

マリー・アントワネットは、国境でフランス側に、着ているもの全てを脱ぐように命じられたんだよオーストリアから着てきたものは、全て脱ぎ捨てるようにって自分自身の肉体以外は、フランスには持ち込まないフランス製の服に着替えさせられてマリー・アントワネットは、フランス王家に嫁いだんだ

今の瑠璃子さんも同じだよ香月の家から着てきたものは、全て脱ぎ捨てたね今の君は、生まれたままの姿自分の肉体しか無い

瑠璃子、オレは裸のままのお前が欲しいんだ裸のまま、オレのとこに来い

そうだね今まで着ていた制服とか靴とかはまとめて、紙袋に入れておいてあげるっでも、これはもう過去の瑠璃子のものだからねっ

先に、ツナギを着た寧が瑠璃子の服をまとめてくれる

着たと言っても胸元のジッパーを大きく開いたのままだ

水色のブラジャーに包まれた豊かな胸は、丸見えのままなんだけれど

じゃあ、瑠璃子黒森の服を着ようか

オレはまるで紐みたいな、マイクロ・ビキニを取る

うん、この扇情的なだけの服は

実に黒い森らしい

まずは下から

黒い紐でできたビキニの下を瑠璃子の華奢な足に潜らせる

えっと向きは、これで合っているんだよな

うん、合ってるよ、ヨッちゃん

寧が、確認してくれる

お尻の方はTバックになっているからあれ、どうしたの瑠璃子のお尻、マッカッカだよっ

お兄様に、お仕置きしていただきました

瑠璃子が言う

はいわたくしが、余りにも聞き分けが無かったものですから

へえ、愛されているねえ瑠璃子

ヨッちゃんどうしても、瑠璃子に判ってもらいたいことがあったんでしょヨッちゃんが、こんなに腫れ上がるまで女の子のお尻を叩くなんてまずないことだものホントに、ヨッちゃんは瑠璃子のことが大好きなんだね

そう言われて悪い気がするはずがない

寧は瑠璃子の心を緩和してくれている

今の瑠璃子は、割りとオレに従順だけれど

こういう時の瑠璃子の方が、怖いから

内心では香月の家の庇護から外れたことで、心の中は心配で張り裂けそうなんだろう

でも、瑠璃子はセルフコントロール能力が強すぎるから

顔だけは、平然としていようとする

その心の殻を壊すために

寧は、瑠璃子を道端で全裸にすることを提案した

オレの手で着替えさせることで

肌の感触からオレの庇護下にいることを実感させようと

そして、今

言葉でも、瑠璃子の心の隙間を突く

ねえ、瑠璃子あたし、ホントのことを言うと瑠璃子のことは心配なんだよねヨッちゃんが受け入れてはいけない子なんじゃないかって思っているんだ

寧が笑顔で、言った

瑠璃子の心が緩和から緊張に移行する

瑠璃子は自分が、セックスについての知識がほとんど無いことは判っているよねっ

寧が切り込む

瑠璃子は、素直に認めた

セックスというのが赤ちゃんを作るために必要なことだっていうのは、もう判っているよねっ

はいお兄様の精液を、わたくしの胎内に受け入れることで赤ちゃんに結びつくのでございますね

うんはっきり言うけれど瑠璃子には、ヨッちゃんの赤ちゃんしか産んで欲しくないのもっと言うと、ヨッちゃんとしかセックスして欲しくないんだよね

わたくしお兄様としか、致しません

キッとした顔で、黒のティーバッグだけを身に付けた瑠璃子は答えた

ホントヨッちゃんより、格好いい男の子とかに出遭ったらセックスしてみたいって、思うかもよ

そんなこと、ありません

瑠璃子の本性は淫蕩だ

いずれセックスの快感を覚えれば

他の男ともしてみたいと考えるようになるだろう

ホントかね

でもさあ例えば、瑠璃子が変な男にダマされて無理矢理セックスさせられるかもしれないしさ

意地悪な笑みで、寧は言う

無理矢理にでも瑠璃子に子供を産ませたら、その男は香月家に対して強い影響力を持つことが出来る瑠璃子はもう香月家から外れたけれど香月家の名誉は担っているあんたがおかしな男に子供を産ませられたそれは、香月家の不名誉になるってことは判っているよね

ほら、さっき香月家の仁くんがバスの中で、おかしなお姉さんとセックスしているのを見たでしょ岩倉さんて言うんだけどあの子あれでさあの人前でセックスしちゃう様な下品なお姉さんが、仁くんの赤ちゃんを産んでこれで自分も香月家の一員になったって言い出したらどうする

そんなこと香月様がお許しになりません

そりゃ、香月のお祖父ちゃんは許さないだろうけれど本当に子供が生まれてしまったら、世間の皆様には好き勝手言えるよね香月家の分家である仁くんの子供であることは、間違いないんだからさっ

ははい確かに香月家の不名誉になると思います

世の中にはさそういう悪いことを狙って襲ってくるような連中は、幾らでもいるよっそれこそさありとあらゆる手を使って、瑠璃子にセックスしようとして襲いかかってくると思うよでももう、香月セキュリティ・サービスは、瑠璃子を守ってはくれないよね

これからの瑠璃子はある程度は、自分で自分の身を守っていかないといけないと思うんだけれど

でどうするの具体的に

もう1回言うけれど向こうは、ありとあらゆる手を使ってくるよ例えばさ、お医者さんとかに化けて診察をするフリをして、無理矢理セックスされちゃったりしたらどうするの

寧さんの問いに、瑠璃子は絶句する

あたしはよく、そういうことを考えるよあたしは、高一の時に、学校の先生に襲われたことがあるからその時は、マルゴお姉ちゃんが助けてくれたから赤ちゃんができるようなことは何もされずに済んだけれど

その男性教師は白坂創介の配下で

御名穂姉さんによって、半身不随にされたはずだ

だから、あたしはいつも気を付けているのお医者さんは、主治医の女の先生のところしかいかないどんな時でも、男とは二人っきりにならないし家族の眼の届く範囲から、外に出ないヨッちゃんだけだよあたし、ヨッちゃんが好き愛してるヨッちゃんとしかセックスしたくないし、ヨッちゃんの赤ちゃんしか産みたくない他の男は大嫌いだし近寄りたくないのだから、徹底的に、自分を守っているんだっ

寧が濡れた眼で、オレを見る

この身体は、もうヨッちゃんに捧げたんだもんっ騙されて、無理矢理他の男に玩ばれるとか嫌だよあたしは嫌だそれよりも、そんなことになってヨッちゃんを苦しめるのが嫌だよ

オレが抱き寄せると、寧はオレの身体をギュッと抱き締める

あたしは髪の毛の先から、足のつま先まで、全部ヨッちゃんに捧げているあたしが好きなのっ今のあたしは、心も身体も全部、ヨッちゃんに捧げているのっこの幸せを絶対に、他の男なんかに壊されたくないのっ

だから、あたしはあたしを守るよ他の男の魔の手からあたしの身体を守るんだ

瑠璃子は、すっかり唖然として寧を見ている

そう言う覚悟がさ瑠璃子にはあるの

ずっと誰かに身を守ってもらってそれが当たり前だと思っていたでしょ瑠璃子は

そりゃさヨッちゃんは、約束は絶対に守る人だから瑠璃子のこと大切にしてくれると思うよでも、もし瑠璃子が自分の失敗で、他の男にセックスされていや、それでもきっとヨッちゃんは瑠璃子を責めないと思うけれどもし、そうなったら、瑠璃子はどう思うの

お兄様に、申し訳無いと思います

お兄様以外の方に無理矢理セックスされたら瑠璃子は、自ら命を断ちます

馬鹿なこと言ってんじゃないわよっ

寧が切れた

あんたが死んだら、ヨッちゃんが悲しむでしょうもう、メチャクチャ悲しむわよあんたの後を追って、自分も死んじゃうかもしれないっ

ねえ、いい加減さ自分がどれくらい、ヨッちゃんに大事にされているか気付きなよっ瑠璃子は、愛されているんだよっ

瑠璃子はオレの顔を見る

まあ、姉さんそう、一気にワッと言っても、瑠璃子は混乱しちゃうだけだから

オレは、寧の勢いを止める

瑠璃子もとにかく、これからゆっくり考えようオレはできる限り、瑠璃子を守るけれどもちろん、瑠璃子もある程度は自分で自分を守らないといけないだろうしどういうところを気を付けるか、どう対策を立てるかはみんなと相談していこうなっ

いや、寧の言うとおりなんだ

これからの学校とか病院とかまで含めて瑠璃子の将来を考えないといけない

瑠璃子は、まだ中学生だ高校生のオレでは、守りきれない場所も時間もある

それから一応、言っておくけどさ、瑠璃子

寧が、さらに瑠璃子に言う

瑠璃子は、セックスについての知識が乏しいから知らなかったと思うけれど

な、何の話をするつもりだ

女はさずっと同じ人とセックスしないと頭がおかしくなってくるから

さっきのバスの中にいた岩倉さんあの子なんか、色んな人とセックスし過ぎちゃった典型だからたくさんの男の精液を身体に受けた女は、頭が変になっちゃうのよ

そんで産まれてくる赤ちゃんも、パーになる確立が多いからはっきり言うけれど、産まれて最初にセックスした人とだけ一生、同じ男の人とセックスするのが、女の身体には一番なのよっていうか、それしか道が無いから判った

は、はぁ

瑠璃子は、戸惑っている

あたしはね、ヨッちゃんが初めてだったしだから、もう一生ヨッちゃんとしかセックスしないできないのよ他の男の人とはもう、身体がそうなっちゃっているから

もうね、お腹の中がヨッちゃんの形になっちゃっているからヨッちゃんのオチンチンしか入らないし、もし他の人のオチンチンが入ってきたら苦しくてショック死するからそういうことになっているのよみすずや美智だって、そうよあの子らも、そう言ってたでしょ

はいお兄様としか、一生セックスしないとおっしゃっていました

当たり前よヨッちゃんじゃないとダメなんだから本当に、身体がヨッちゃん専用になっちゃってるんだから

寧の笑みは、妖艶だった

あたしや、みすずや、美智がそうなのにまさか、瑠璃子は他の男の子とセックスしたいなんて思わないよねっ

そして、寧はふふーんと瑠璃子の顔を覗き込む

そもそもさ瑠璃子あなたは、本当にヨッちゃんとセックスする覚悟があるわけっ

もう一生この人だけよヨッちゃんのための身体になる自信があなたにはあるの

瑠璃子は、混乱している

もう、それぐらいにしておきなよ

マルゴさんが、優しく寧に言った

瑠璃子さんにも、考える時間が必要だろ

寧は論理の女である瑠璃子を、論理的に責めた

香月家の娘である瑠璃子が、これからも不埒な輩に肉体を狙われる可能性

これは確かに正しい指摘だ

そのための対策を、オレたちは考えないといけない

と、同時にこの問題提起は、瑠璃子に自分の意志に反して肉体を犯されることの恐怖を強く刻みつけた

続いて女の身体は、初体験の男以外とセックスすると問題が起きる

これは、明らかに嘘だ

しかし、この話の直前までの寧の言葉が余りにも赤裸々な真情を語っていたから

瑠璃子には、嘘か本当か区別がつかなくなっている

こちらは、自分の意志で、新しい男とセックスしたいと思う欲求に強烈なブレーキを掛けることになるだろう

ましてや、寧やみすずや美智が、オレとしかセックスしないことを厳守しているのにプライドの高い瑠璃子に、他の男とのセックスができるはずがない

寧は、巧妙に瑠璃子を追い込んでいく

身も心もオレのセックス奴隷となるために

ほら、瑠璃子寒くないか早く、服を着よう

いつまでも裸じゃ、身体によくない

オレは、マイクロ・ビキニのブラを付けてやる

しかし、何だこりゃ

ギリギリ、乳輪が隠れるだけの黒紐だな、本当に

いいね、ちょっと写真に撮っておこうか

マルゴさんが、黒のマイクロ・ビキニ姿の瑠璃子を見て、デジカメを取り出す

あ、ちょっと待ってどうせなら、髪型も変えようっ

寧は、大きな赤いリボンを取りだした

ヨッちゃんツインテールとか、どう

瑠璃子にツインテール

うん、いいかも

今までのお上品なお嬢様路線ではなく

アイドル路線というのも、良いかもしれない

オッケー、瑠璃子こっちに来て

寧が、ササッとゴム紐とリボンで瑠璃子の髪をツインテールにまとめる

うん、じゃあ写真を撮るよ

マルゴさんが、シャッターを切る

卑猥な水着に、ツインテールの瑠璃子は今までと印象が違った

顔さえ隠せば中学生アイドルだ

ただ瑠璃子の顔は余りにも気品があり、美少女過ぎる

ほら、見てごらん

マルゴさんが、撮った映像を瑠璃子に見せた

わたくしこんな、はしたない格好をしているのですね

瑠璃子は、震えた声で感想を述べた

オレの前だけだぞ

オレの前だけは瑠璃子は、どんな瑠璃子になってもいいんだ

そうだよっヨッちゃんの前だけだからねっ

寧が、ダメ押しをする

もっと裸になれよ瑠璃子

裸はお望みになられましたら、いつでもお見せします

そうじゃない

オレは、瑠璃子の耳に囁く

早く心も裸になれ

マイクロ・ビキニ姿の瑠璃子に、ツナギを着せる

ただし、前は開けたまま

オレの横からだと、瑠璃子の胸の谷間が丸見えだ

そんなにジロジロ見ないで下さい

見るさオレのだもの

オレは、瑠璃子を抱き寄せる

もおっ、ヨッちゃんのものなら、こっちにもあるよっ

バンの後部シートでオレは寧と瑠璃子、二人のツナギ姿の美少女に挟まれていた

さて、ご飯だけれどファミレスとかでもいい

運転席に乗ったマルゴさんが、言った

この辺だとそういうお店しかないみたいだから

カーナビを見ながら、そう言う

何でもいいよっお腹減った

瑠璃子はファミレスって、行ったことあるのか

お兄様、ファミレスとは何ですか

あそういうレベルか

そうだよな、知っているわけがないよな

うん、じゃあ行ってみよう

チンがメインだから、あんまり美味しくないけれどメニューが豊富だよ

チン

あのさっファミレスっていうのは、ファミリー・レストランの略で、大衆的なチェーン店ことなんだけどそこの料理は、主に冷凍食品を使っているものが多くてね、電子レンジでチンして出すからあ、判る

冷凍食品

大変だこりゃ

ヨッちゃん今度、瑠璃子を連れて、一緒にスーパーへ行こうそこで、山ほど冷凍食品を見せてあげるから

寧、スーパーだけでなくデパートの上から下まで、全部案内した方がいいんじゃない

そうだねホームセンターとかもいいかも

うん瑠璃子は、色んな場所へ社会科見学に連れて行かないといけないよな

オレは、寧に言う

え、瑠璃子だけなのっ

あたしは、みすずと美智も、結構危ういと思っているよ

確かに、あの二人も

世間知らずな気がする

まあ、アニエスとかイーディも居るからねぇそういう見学会は、企画しておいた方がいいよねっ

寧の言うとおりだ

いずれはアニエスもお屋敷の外へ連れ出さないといけないし

イーディも、今のままじゃなあ

何、言ってるの寧だって、そんなに外の世界を知っている方じゃないだろ

マルゴさんが、運転しながら苦笑する

今まではあたしか、ミナホか、克子さんが一緒じゃなかったら、外に出なかったんだからさ寧だって

寧もずっと、黒い森の年長組に守られてきた

一人で外を出歩いたりはしてきていなんだっけ

じゃあさっ、みんなでみんなで行けばいいんだよっ

うちのガチャポンのマイクロビキニの白井黒子さんは

頭が、あずにゃんにすげ替えてあります

しかし、寝正月です

数年前に、母が亡くなった祖母の遺産問題で親戚の皆様と大ケンカしまして

行かなくてはいけない親戚も、来る親戚もありません

まあ、楽でいいんですけれど

親しかった従妹とも、音信不通です

結婚したらしいのですが、いつ結婚したのかも今、どこに住んでいるのかも判りません

小さいときから、面倒を見てきた従妹だったんですけどねえ

年賀状も来ませんでした

403.スカイラーク3号

ほら、着いたよっ

寧が瑠璃子に微笑む

マルゴさんの運転する車が、ガガガッとファミレスの駐車場に入り込む

郊外の店だから、駐車場も広い

ああ、ファミレスというのは、こういうお店のことですかいつも、車の中から見ていますが中へ入ったのは初めてです

瑠璃子は、興味深そうに見ている

ほら、ヨッちゃん瑠璃子の胸のジッパーを上げてあげて

他の人たちがいっぱいいるところへ行くんだからさっ

瑠璃子の胸の谷間は、他のやつらには見せたくない

オレは瑠璃子の胸元をもう一度凝視して、それからジッパーを引き上げる

判ってるって

続いて寧のツナギの胸元も

寧の方が豊乳だからジッパーを引き上げるのに、コツがいる

ぐいっ、ぐいっと

あ、君はこれ着てあたしも羽織るから

マルゴさんがオレに|黒い森《BLACK FOREST》のロゴの入った革ジャンを手渡す

寧のだから、ちょっと小さいかもしれないけれど

いえ、着れると思います

オレは、革ジャンを羽織る

うん、それなら、君の制服がどこの学校か判らないしこの辺りは、あたしと寧で何回か遠征したこともあるから

この革ジャンはマルゴさんと寧が、不良狩りをしていた頃に着ていたものだ

えここら辺まで来たっけ

2回ぐらいは来たと思うけれど

うーん、じゃああんまり知られてないんじゃない

まあお守り代わりだよ

寧と瑠璃子は渚の店の名前が入った、ツナギ

オレとマルゴさんは黒い森の革ジャン

そんな出で立ちで車を降りる

ツナギの足の裾を幾重にも折って、素足にビーチサンダルの瑠璃子

髪の毛は、ツインテール

歩く度に、髪の毛が揺れる

うん瑠璃子は可愛い

しかも、このツナギの下は黒の極小マイクロビキニしか身に付けていない

そのことをオレは知っている

ビーサン、歩きにくくないか

サンダルの上の、桜色の足の指が小さくて綺麗だ

いえ、わたくし草履には慣れていますから素足で履くのは、初めてですけれど

瑠璃子は、スススと上品に摺り足で歩幅を狭くして歩いている

あ、ダメだよ、瑠璃子ビーサンは、草履みたい引きずって歩くと、引っ掛かって転ぶよもっとペタペタ歩かなきゃ

寧が注意する

ペタペタですか

そうだよ、もっと大股で足を持ち上げて

そうは言っても瑠璃子だと、どうしてもお上品になってしまう

ほら、駐車場と店の入り口の段差に躓いた

オレと寧で、抱き留める

ペタペタだよ、瑠璃子っ

そういう寧を見て、マルゴさんが笑った

寧は本当にお姉ちゃんをするのが好きだね

本質的にとっても面倒見がいい

そうじゃないって、瑠璃子が危ないからっ

ご心配をお掛けして、申し訳ございません

恥ずかしそうに、うつむく瑠璃子

ツナギ姿に、頭はツインテールだけれど良家のお嬢様として育った気品は、消えない

いらっしゃいませ何名様でいらっしゃいますか

4人だよ

ウェイトレスさんの声に、マルゴさんが答える

禁煙席と喫煙席がございますが

ああ、そういうのはどうでもいいからそっち側の窓の席にしてくれないかな

マルゴさんは、空いている席を指差す

えっと一応、禁煙側の席だな

はい、構いませんが

ウェイトレスさんは、オレたちをその席に誘導してくれる

メニューをテーブルに置いて

お決まりでしたら、お声をお掛け下さい

一旦、立ち去る

ここの席からだと、あたしたちの車が見えるよね

マルゴさんが、小声で言った

車を離れている隙に変な細工とかされたくないからねできるだけ、自分の眼で確認できる場所に居たいんだ

マルゴさんは、この状況でも臨戦態勢らしい

瑠璃子、何にするっ

寧が、メニューを拡げる

まあ、全部、お料理の写真が付いているんですねっ

そ、そんなことに驚くのか

わたくしが行ったことのあるレストランでメニューを見せていただく場合は、文字しか書いてありませんから

あのこれは、つまり、食べたい物を自分で選ぶということなのでしょうか

わたくしお祖父様とご一緒にレストランへ行く場合は、ほとんどがコースですので

自分でお料理を選ぶことは、あまりありません そういう場合でも、同席なさった方が、お祖父様にここの土地では、これが美味しいんですとかこれが今は旬ですとかお話になられたらそれを選ばなくてはなりませんし

せっかく勧めていただいた物を食べなくては失礼になってしまいますから

名家は、大変なんだな

瑠璃子はもう香月家じゃないんだからさっそういうのは、忘れなっ何でも、食べたい物を食べなよっ

はいでも、こんなにたくさん種類があると

選択肢の多さに、瑠璃子は戸惑っている

瑠璃子そんじゃあさ、和食、洋食、中華、イタリアン今は大雑把に考えて、どれが一番食べたいっ

うーんそうですね和食だと思います本当は、今日のお昼は和食の予定でしたから

ああ、精進落としの会場は和食のレストランだったっけ

それならさここの和食のページだけ見ればいいんだよっ

そうですねっありがとうございますっ

あたしも和食にしよっさっきも言ったけれどファミレス、洋食はほとんどチンだからヨッちゃんは

じゃあ、オレも和食にします

あたしは蟹クリームコロッケ

えっ、冷凍食品だよマルゴお姉ちゃん

いいんだよ蟹クリームコロッケ

マルゴさん蟹クリームコロッケが好きなんですか

うーん、蟹とコロッケは割りと好きかなクリームは、ぼちぼち

ぼちぼち

こういう時はさ、普段、克子さんが作らない様な料理を食べることにしているんだよ

あ、判る克子お姉ちゃん、以外と保守的なお料理しか作らないから

パンもそうだけどさ街のベーカリーのパンじゃなくって、一流ホテルのパン屋さんのパンなんだよ克子お姉ちゃん、理想が高いからついつい、何でも一流の味を目指しちゃうんだよね

ああ、そんな感じはする

3流グルメ嗜好は、克子姉にないな

克子さんも、お客さんのお付きで美味しい物ばかり食べて来たからね舌が高級になっているんだよ

うんだから、うちに来ても、瑠璃子は食事の味で困ることはないと思うよっ克子お姉ちゃん、変なものは作らないから

だけどあたしとかは、たまに変な物が無性に食べたくなるんだよねそれこそ、キョーコさんと一緒に南米のジャングルとか行くと毎日、変なものばかりだからさ

マルゴお姉ちゃんその話は、今はやめてね

美味しくご飯が食べられなくなるからジャングル・サバイバル体験の話でしょ

あ確かに、それはキツイ

了解この話はしまっておくよ

マルゴさんは、申し訳なさそうに言った

料理を注文するとオレたちは、ドリンクバーへ向かった

マルゴさんだけ、席に残して

えっ、これ全部好きに飲んでもいいのですか

あ、やっぱり瑠璃子も驚いている

そうだよ何杯飲んでも、何種類飲んでも同じ料金だからっ

まあ、本当に

いや、オレも数日前に驚いたから

瑠璃子の驚きは、よく判る

瑠璃子、コーラとか飲んだことあるのっ

あ、ここに書いてあります、ジンジャーエールは飲んだことがあります

じゃあ、それから飲んでみる

ここにコップを置いてね瑠璃子、そのジンジャーエールのボタンを押してみてっ

トトトトト

わあ、すごい

そんなことが凄いのか

いや、今までは

何でも、人にやってもらっていたんだもんなあ

いいのですかわたくしのような者が、勝手に機械を操作しても

いいんだってドリンクバーを注文した人は、誰でも自由にドリンクサーバーを使うことが許されているんだからっ

お兄様、お兄様は何になさいますっ瑠璃子が注いで差し上げますっ

じゃ、じゃあオレもジンジャーエールで

瑠璃子は、オレの分も注いでくれた

面白いか、瑠璃子

はい、とっても

ならいいんだけれど

瑠璃子は、普段、昼ご飯はどうしているんだ

ちょっと聞いてみた

学校に行っている時は、お弁当です美子といいえ、美子様と一緒に学校のミルクホールで食べます

感情が高ぶっているから美子さんをつい、いつもの調子で美子と言ってしまった

みすず様や美智様とも、ご一緒することもあります美智様は、みすず様としかお食事なさいませんから

前なら美智さんだったんだよな

香月家を出された今は美智も様を付けて呼ばないといけない

それにしても

美智、やっぱりクラスに友達がいないんだな

みすずのお付きとは言えべったり過ぎるってのは、どうなんだろうか

お弁当は誰が作っているのさ

香月の家の厨房の方で作っていただいていました

ああ、瑠璃子も美子さんも料理は全然ダメなんだ

学校の無い時は、昼食は家で摂りますしお祖父様のお供をすることが無ければ、外には出ませんから

あれ、一昨日は劇場では、仕出しのお弁当があったけれど

わたくしと美子は家から持参したお弁当をいただきました

そういや、お弁当が余っているっていう話を聞いたような気がする

今考えるとお祖父様は、お父様を油断させるために、わたくしを特別に優遇して下さったんだと思います

そうだろうね

瑠璃子とみすずに差を付けて瑠璃子の方を徹底的に、大事に囲い込むことで、香月家の後継者として大切にしているって風に見せていたんでしょ自分の娘の瑠璃子が後継者なら瑠璃子のお父さんは、無茶な暴走はしないだろうからさっ

それだけじゃないよ

オレは、口を開く

やっぱり、ジッちゃんは瑠璃子が心配だったんだよ香月重秋から完全に遮断するために、瑠璃子と美子さんは完璧に隔離していたんだと思う

香月重秋が勝手に瑠璃子を連れ出して、重秋の都合だけで、他家との婚約を誓わせたりするようなことを恐れたんだろう

前の瑠璃子なら父親の命令に背いたりはしなかっただろうし

オレたちが、ドリンクバーのコーナー前で、そんな話をしていると

君たち、可愛いねぇどっから来たのお

大学生ぐらいのニヤけた男が、二人やって来る

ねえ、何ならさオレたちと同じテーブルに来ない

振り向くと、同じような品の無さそうな男が5人ほどこっちを見て、気色悪い笑顔で笑っている

瑠璃子は、ツインテールの髪を揺らして、オレの後ろに隠れる

お兄様なんだ、お前この子のお兄ちゃんなわけ

男の一人が、オレに言う

そんなのさっ、あんたたちに教える必要はないでしょっ

寧が、ぷんぷんと怒る

いいじゃん、いいじゃん、いいじゃんかぁ教えてくれたってよなあ

わー、怒った顔も可愛いじゃんお前、何て名前

初対面の女の子に、お前と来たもんだ

あのこの子たち、嫌がっていますから、そこをどいて下さい

嫌がってるオレには、そうは見えないけどなあ

ああ、オレたちに声を掛けられて、嬉しいって顔しているぜ

大学生たちは、いい気になって言う

嫌だよ、嫌っとっとと、どきなよっこのっ

寧が、喚く

ほらほら、言葉では嫌嫌言っててもなあ

ああ、顔の方はまんざらでもないって表情しているぜっ

こいつら

なあ、オレたちのテーブル行こうぜ

つーかさ、お前ら連れてかないと、石清水センパイに怒られちゃうんだよオレたち

人助けだと思ってさ

なあいいだろ

大学生2人は、気持ちの悪い笑顔で迫る

その後ろでテーブル席の5人の男は、瑠璃子と寧を無遠慮にジロジロと見ている と

うちの子たちに、何か用なわけ

マルゴさんが、来てくれた

マルゴさんは、革ジャンを脱いできている

シャツの袖もまくって

マルゴさんの筋肉質の肉体が、はっきりと判る様にしている

え、何すか

オレたち、ちょっとお喋りしていただけですけど

大学生2人は、小馬鹿にした態度でマルゴさんに対する

君たち2人と、後、あそこの5人か

マルゴさんは、ギロッと大学生たちを見る

体育部拳法か何か

え、そうだけど何で判るんだよ

筋肉の付き方を見れば、大体判るよ

あそこにいる石清水さんは、全国大会で3位になった人だからな

そういう人が、お友達になってくれるって言ってんだからさ

嘘だね

マルゴさんは、言い切った

あれが全国大会とかに出られる肉体なわけないでしょ君たち、もうちょっとマトモに練習した方がいいと思うよ

ぐッとなる、大学生たち

な、何だよ、てめぇ

そうだぞ、ふざけたこと言ってると、ブッ飛ばすぞ

アハハとマルゴさんは、笑った

あたしをブッ飛ばす君たちの方が、よっぽどふざけているじゃないか

あそこにいるセンパイに伝えてよあんたたち7人掛かりだって、あたしは負けないからってさ

2人は、マルゴさんに言い返そうとするがマルゴさんの強い視線に威圧される

そうだよ、あんたたちなんて、マルゴお姉ちゃん一人でペッチャンコにされるからねっ

さあ、戻ろうヨッちゃん、瑠璃子、行くわよっ

あ、待って寧あたし、コーヒーを貰って行くから

それぞれに飲み物を持ってオレたちは自分の席へ戻る

瑠璃子はすっかり怯えてオレに、しがみついて来る

大丈夫だ心配するな

オレは、瑠璃子の背中をさすってやった

ツナギの布地の下マイクロビキニの背中の紐が、感触で判る

あいつら、まだこっちを見ているよ

気にしないで今は、食事をすることに集中しよう

すぐに、オレたちの食事が届いた

さ、食べよう

平然と食べるんだよビビッてると思われたら、あいつらを喜ばすだけだからね

うん、そうだねっ楽しく食べよういっただきまーすっ

マルゴさんとペアで修羅場に慣れている寧が、そう言う

そうだな瑠璃子、心を落ち着けて、笑って食べよう

瑠璃子は、心配そうにオレを見る

オレは、ここに居るお前のすぐ隣に姉さんも居る、マルゴさんも瑠璃子が怖がる理由は、何も無いだろ

背筋を伸ばして食事に向かった

あー、あいつらが居るから飲み物のお代わりができないーっ

だいたい食べ終わったところで、寧が言った

せっかく、お代わり自由のドリンクバーなのにさっ

あたしが行って来てあげようか

マルゴさんが、そう言ってくれる

ダメだよ、マルゴお姉ちゃんがドリンクバーに行ったら、あいつらこっちに直接来るよ

じゃあ、またみんなで揃って行く

それも何かビビッてるみたいで、嫌だなあ

オレが行って来ます

マルゴさんは、コーヒーですか

うん、アイスの方を頼むよブラックでいいから

姉さんは

ヨッちゃん、危ないよ

いいからオレ男だからさ

こういうところで頑張らないとね

じゃあ、あたしアイスティ

レモンミルク

ストレートでいい

瑠璃子は驚きの顔で、オレを見ている

何がいい

わ、わたくしもアイスティのストレートを

オレは、ドリンクバーのコーナーへ向かう

歩いている途中で、気付いた

みんな、オレがササッと帰れるように飲み物を選んでくれた

ドリンクサーバーの機械を使うものは、ボタンを押してからコップを満たすまで時間が掛かるけれど

アイスコーヒーやアイスティーなら、大きなポットに煎れて置いてある物を注ぐだけで済む

しかも、ブラックにストレートだからシロップやミルクを取る手間もいらない

みんなオレに気を遣ってくれた

おい、お前

ドリンクバーの前に行くと、案の定さっきの二人が出て来る

オレは、無視してトレイを取り、飲み物を順に注いでいく

無視するんじゃねーぞ、こらぁ

オレたちを舐めてんのかぁ

あんたたちこそ、オレたちが何なのか判ってないじゃないですか

携帯持っているんでしょオレたちの背中に書いてあるのが何か調べてみればいいじゃないですか

黒の革ジャンに、|黒い森《BLACK FOREST》の文字

それだけ検索すれば夜の街で暴れるマルゴさんと寧の情報に行き着くはずだ

あの二人が、どれだけ凶暴なのかも

何も知らないで、オレらにケンカを売るなんて馬鹿げていますよ

オレは、そう言うとススッと飲み物を持って、テーブルに戻った

サンキュ、ヨッちゃん

マルゴさんと寧は笑顔で瑠璃子は、心配顔でオレを出迎えてくれた

大学生たちのテーブルに振り向くとあ、必死になって検索している

お兄様は素晴らしいです

小声で、瑠璃子は言った

とても勇気のあるお方なのですね

単に、ドリンクバーから飲み物を取って来ただけだし

そうか、瑠璃子は

超お嬢様校の中でも、特別扱いにされていたから

美子さんと二人きりで誰からも、触れられずに来た

こういうプレッシャーを感じる様な状況に陥ったのは、初めてなんだ

安心していいんだよっこれからも、ずーっとヨッちゃんが瑠璃子を守ってくれるからねっ

寧が、微笑む

はいよろしくお願い致します

瑠璃子が、オレに身を寄せる

あの人たち動くね

全員で携帯電話を睨んで検索していた7人の大学生たちは

ギロッとオレを睨むと、立ち上がって会計に向かう

あれれ、出てってくれるのかなっ

うん黒い森の噂を知って、逃げ出すことにしたのかな

違うよ外で、あたしたちを待ち伏せするつもりだよ

コーヒーを飲みながら、マルゴさんは言った

さあああいう人たちの思考は、よく判らないからね

そして、マルゴさんは瑠璃子を見る

瑠璃子さん、おトイレはいいもし行きたかったら、寧と一緒に行っておいであの人たちが店からいなくなったうちに

会計を終えた大学生が、店から出たのを確認して寧と瑠璃子はトイレに

二人が帰ってくるのを待って

じゃあ、あたしたちも出ようか

マルゴさんを先頭にオレたちも、会計に向かう

あ、オレが払います

今日は、瑠璃子の誘拐のために来て貰っている

オレが支払うべきだ

そう、じゃあ頼むよ

オレがお金を払うところを、寧は瑠璃子に見せる

いい、これからはこうやってヨッちゃんが瑠璃子のために、お金を払うんだよ

真剣な眼で、瑠璃子は見ている

瑠璃子は、そんなヨッちゃんに何を返せるのか考えないとね

マルゴさんが、スッとオレの後ろに立つ

オレの耳に囁く

君は、寧と瑠璃子さんを抱き締めていてあげてすぐに済ますから

オレは、オレの役割を果たす

ファミレスの玄関から、外に出ると

7人の大学生が、待っていた

5人ぐらいが待ち構えていて、2人ぐらいが伏兵とかしないんだ

おいおいおい、馬鹿にしやがってよう、この野郎

さっきの大学生の1人が、オレに言う

何が、オレたちの背中に書いてあるものを調べてみろだこらぁ

相変わらず、喚くのは同じ2人だな

リーダー格の石清水センパイは、後ろの方で腕を組んで、ケケッと笑っている

シュヴァルツ・ヴァルトって、可愛らしいお花屋さんじゃねえかっ

こいつら、オレの背中の|黒い森《BLACK FOREST》じゃなくって

寧と瑠璃子のツナギに書いてある、シュヴァルツ・ヴァルトの方を調べたのかよっ

お前らの車にも、おんなじ店の名が書いてあるしなっ

渚の店シュヴァルツ・ヴァルトは、確かに可愛らしいお花屋さんだ

こけにしやがってよおっ

どう、オトシマエを付けるつもり

大学生はそこまでしか、喋れなかった

マルゴさんの拳が、男の急所を打ち抜く

ニヤッと微笑んだままマルゴさんは、大学生たちを次々と一撃で倒していく

なっ

のっ

凄まじい速度で、一発で昏倒させられていく大学生たち

ゲッ

ゴッ

問答無用で打ち倒されていく

さて、残ったのは君だけだ

1人残ったのは石清水センパイと呼ばれていた男だ

男は、眼の前で何が起きたかすら理解していない

ただ、ぽかーんとしている

覚えておいてね《犯罪結社・黒い森(ブラック・フォレスト)

ツツッと男の前に、踏み込む

あたしたちは、アンタッチャブルなんだよ

シュッ、と急所に突きが入る

7人の大学生が地面に転がる

ほら、逃げるよっ

マルゴさんの声に、オレたちは走って車に向かった

箱根で貰って来たウィルスで、結構、風邪っぴきが長引いています

母は、今度は宇都宮へお参りに行けと言いますが断りました

そんな体調じゃないです

何か、合わないところにお参りに行くと、逆に体調を崩すらしいですし

これでもし宇都宮が合わないところだったら死んでしまいます

スカイラークは、スミスのSF小説の方で

昔、筒井康隆先生の乱丁文学大事典に、スカイラーク→美空ひばりのこととありましたが

このスカイラークがファミレスではなく、スミスの小説の方だと気付いたのは最近です

404.中毒症状

しかし、これって渚の店に迷惑が掛かったりしないかな

猛スピードで、ファミレスの駐車場を発進したバン

5分ほど、思いっきり街を疾走した後でマルゴさんは、スピードを緩めてクルージング状態に入る

誰も追い掛けてこないことを確認したのだろう

大丈夫だよ携帯電話で渚さんのお店を検索しただけでしょう

でもさああいうやつらは、すぐに警察とか呼びそうだと思うんですよ

そもそも大の大人が7人も集まって、オレたちを待ち伏せしていたということは無視して

自分たちが、マルゴさんに昏倒させられたことだけを通報したり

だから平気だってば渚さんのところに、警察が調べに行ってもあたしたちは、渚さんのお店の店員じゃないし、この車だって渚さんのお店の車として登録されていない渚さんと暴力事件を結びつける証拠は、一つも無いんだから

渚さんのお店の店員さんたちは、みんなアリバイがあるだろうしあそこに、金髪で青い眼のアメリカ人はいないしね

うん、渚が知らないと言い張れば問題無いか

それより|黒い森《BLACK FOREST》の方を検索すれば、あたしたちの悪評が判るだろうしよほどの馬鹿じゃない限り、警察に届けたりしないよあたしたちが、ヤクザやチンピラも狩り倒しているからね

でもよほどの馬鹿だったら

かなり頭の程度の低そうな大学生たちだったし

警察は動かないよ黒い森の名前が出た以上は

バックミラーの中の、マルゴさんの口元が微笑む

そうだね人が死ぬとか以上の事件にならない限り、あたしたちの行動は全部不問だよ

ジッちゃんの香月家の後ろ盾と

恭子さんの国際犯罪者としての恐るべき実績

それが、警察の捜査を打ち切らせる

君が心配なら、連絡しておこうかミナホと渚さんへ

渚に連絡するのは判るけれど何で、ミナホ姉さん

ミナホからうちの門の外で見張っている公安警察の人に、ファミレスでうちの人間が事件を起こしましたって、話して貰えばいいんだよそして、公安の人が地元の警察に連絡して被疑者不明で、この件は終了だよあの大学生には、お前たちを殴ったヤツは、見つからなかったってことでさ

それでいいんじゃないマルゴお姉ちゃん、あの子ら全員気絶させただけでしょ

そうだよみんな昏倒してるけど命には別状ないし、すぐに気が付くから

じゃあ、問題ないじゃん

オレたちの話を震えながら、瑠璃子は聞いている

バンの後部座席でオレに、しがみついて

瑠璃子、もう平気だからな

そうだよ、瑠璃子うかつに外を出歩くと、ああいう変な男たちが寄って来るってこと、判ったでしょっ

寧が、瑠璃子に微笑む

若い男なんて気持ち悪くて、怖い奴らばっかしなんだからっみんな、瑠璃子に襲いかかろうと、狙っているんだよっ

瑠璃子を怖がらせる

瑠璃子のことを本気で守ってくれるのはヨッちゃんだけなんだからねっ

はい瑠璃子はもう、お兄様のお側を離れません

瑠璃子はオレの腕に、頬を擦り付ける

ヨッちゃん以外の男は、信用しない付いていかない話もしないいいね

はい全て、お兄様だけです

うんよしよしっ

寧が笑った瞬間オレは、あれっと思った

もしかして、マルゴさんは

瑠璃子に、若い男に対するトラウマを植え付けるためにわざわざ、あのレストランを選んだんじゃないだろうか

例えば、外から見て駐車場に、柄の悪い学生が乗っていそうな車が並んでいたとか

最初に座席を選んだのもあの大学生たちのテーブルと適度な距離を取るためとか

あいつらからは、寧や瑠璃子がよく見えていたとか

ちょっとゴメン、そこで一度停めるよ

マルゴさんは、ブレーキを掛ける

また人気の無い道の路肩にバンは停車する

一応通報されているかもしれないから、車の車体の文字とナンバープレートを交換するよ寧、選んで

寧が丸子家具のマグネット・シートと、替えのナンバープレートを取り出す

同じ年式の同じ色の車でさ廃車になる予定の車を探すんだよそれでナンバーを手に入れるそういうことをしているわけ

それなら詳しく調べられても、大丈夫だ

マルゴさんは、運転席から外に出てそれぞれの付け替えをする

マルゴさんの携帯が鳴る

マルゴお姉ちゃん先生からだよっ

寧が携帯の画面表示を見て、言う

マルゴさんは、前面のナンバープレートを付け終わったばかりだった

寧代わりに出て

寧が電話に出る

もしもーし、あ、もしもし先生寧でーすっうん

寧の顔が、暗くなる

マルゴお姉ちゃん先生、どうしてもマルゴお姉ちゃんと話したいみたい

ちょっと怒ってる感じ

マルゴさんが、窓から携帯を受け取る

はい、もしもし、ミナホうんそうだねミナホの言いたいことは判っているよこっちに向かっているのちょうど良かったあたしも、一度お屋敷に戻るか、このままターンするか迷っていたところなんだ本当なら、車を代えて戻るべきなんだけれど時間的に厳しくなってきたから

OKじゃあ、そこで待ち合わせようか15分後ね了解じゃあ、後ほど

マルゴさんは、電話を切った

オレは、恐る恐る尋ねてみる

こうなることは判っていたんだよ

岩倉さんを、あたしが勝手に使ったからさ

15分後市民公園の大駐車場に、オレたちは到着する

すぐにミナホ姉さんの運転するベンツが入って来た

ベンツを駐車させるとミナホ姉さんが、オレたちのバンへやって来る

ガチャリと、助手席のドアを開けると中へ入ってきた

あ、何か、すごく不機嫌だ

黒森様この度は、ご面倒をお掛けすることとなりました

まず、瑠璃子が丁寧に挨拶する

詳細は聞いています香月様からも、ご通知をいただきました

冷たい声で、ミナホ姉さんは答えた

はいわたくしは、お兄様の奴隷にしていただきましたもう、香月の家とは縁の無い女でございます

判っていますですから、あなたのことは彼の奴隷としか扱いません

奴隷の仕事判っていますよね

はいわたくしは、お兄様に悦んでいただくことだけを考えて生きていきます他のことはもう、一切関係ありません

彼の赤ちゃんを産むのよ

はい精一杯、頑張ります

そしてミナホ姉さんは、オレを見る

この子のことは、絶対に甘やかさないいいわね

もう、香月家のお嬢様では無いことは徹底的に、思い知らせないと

今はまだ、頭で判っているだけだから

気を許したら瑠璃子は甘えるだろう

心の底から、お嬢様根性は吐き出させないといけない

この子のことは、何よりもまずセックス奴隷として扱いなさいあなたの思い通りに、玩びなさいそれで、あなたとしかセックスできない身体にするのよ

ミナホ姉さんも瑠璃子の淫蕩な血を恐れている

下手に奔放なセックスを覚えたら瑠璃子は、色んな男に平気で身を任せるだろう

ジッちゃんは香月の血は、淫らなことが好きだと気付いている

だから、みすずも瑠璃子もできる限り、年頃の男を遠ざけて育てられた

みすずは父親の不倫を見せて男嫌いにし、渚とレズビアンの体験をさせ

瑠璃子は美子さんと二人きりで周りから完全隔離し、セックスについての知識を一切教えなかった

はい、お兄様お望みでしたら、どんなことでも致しますどうか、わたくしをお使いになって下さいませ

瑠璃子は、殊勝な態度でそう言う

瑠璃子は、これまでみすずや美智のセックスを見てきてはいるが

実際に、自分の身体でセックスを体験したわけではない

瑠璃子はセックスの本質を理解していない

そしてできる限り早く、彼女を妊娠させなさい

えミナホ姉さん

それがあたしたちには、一番良いのよ

瑠璃子はまだ中学3年生だ

香月様は、もうご高齢よすぐに、ひ孫が産まれることになれば、とてもお喜びになると思うわ

確かに瑠璃子が、オレの子を孕めばそりゃ、ジッちゃんは喜ぶだろう

みすずさんは、すぐに妊娠はできないでしょ大学へ進んで国家官僚を目指すんだから

うんそれが、みすずの選んだ道だ

だからこのセックス奴隷に孕んでもらうのよ香月家とあたしたちの関係を固めるためにも香月様がご健在なうちに、妊娠・出産するべきだわ

それも判るけれどだけど

かしこまりましたわたくし、可能な限り急いで、お兄様の赤ちゃんを産みます

どうか、わたくしに赤ちゃんを作るための行為を、いっぱいいっぱいして下さいませ

お前はまだ、セックスが何だか判っていないじゃないか

さて瑠璃子さんの挨拶は済んだみたいだから、本題に入ろうよ

マルゴさんが、話を変えてくれる

でミナホは、何が不満なわけ

どうして幸代に、客を取らせたの

ああ確かに、今回の作戦はあたしが、岩倉さんを雇ったよ香月家の男の子と寝たら、お金を支払うって

マルゴ何でそんなことをしたの

ミナホ姉さんは、本気で怒っている

あれ、この間学校で、雪乃さんと雪乃さんの彼氏いや、元彼かあの子たちを、ハメた時の作戦だって、岩倉さんを使ったじゃない

遠藤を薬でおかしくして、校長室の隣の部屋で雪乃を襲わせた

その時も、岩倉さんに色々と動いてもらった

あの時は幸代を作戦に加えたけれど、幸代に客を取らせたりはしていないわ

あの時の岩倉さんは、売春はしていない

おんなじだよだって、岩倉さんあの時に作戦に協力してくれた、生徒会の部下とか野球部の子たちに、お礼だって言ってセックスしてあげてるんでしょ

岩倉さんなら、そうだろうなあ

違うわよそれは、幸代の意志でやっていることで客を取らされるのとは別のことよ

おんなじだって今日だって、あたしはあの子に強要はしていないよあの子は自分の意志で、香月仁くんたちとセックスしたんだから

そういうことを言っているんじゃないわよ

じゃあ、どういうことを言っているわけ

バンの運転席と助手席の間に険悪な空気が漂う

あたしはもう、幸代にいいえ、幸代だけじゃなくて、うちの全ての女の子たちにお客を取らせたくはないのよ

その気持ちは判るけどさじゃあ、今の岩倉幸代がやっていることは何

黒い森の仕事が停止してから岩倉幸代の行状は、酷くなる一方じゃないか生徒会の連中を初めとしてさどんどん学校内に岩倉さんのセックス・キングダムができているよねいいの、あれ

岩倉さんの毒牙に掛かって、セックス中毒になっている男子学生が増えているんだよミナホが、岩倉さんに仕事をあげないから

あたしのせいだって言うの

ミナホ姉さんは、キッとマルゴさんを見る

先生あたしも、マルゴお姉ちゃんに賛成したのこの間の時にさ岩倉さんの男ハーレムが拡大していることに気付いちゃったからあれ、やっぱりマズイよあたしは、タブって一つ学年が下がっちゃったけれど昔のクラスメイトも、大分食われちゃってるし

寧も、言う

この間、岩倉さんが作戦に参加した時はこれで、いいガス抜きになるとか言ってたけれど岩倉さんを現状を見てみたら、深刻なことになっていたものっ

それでも客を取るよりはマシだわ

ミナホ姉さんは、寧の言葉を突っぱねる

ミナホは、判ってないよ岩倉幸代は、セックス中毒なんだよ

判っていますそれくらいのことは

いいや中毒っていうのが、何なのかミナホは、判っていないよ

あたしはアメリカ時代に、色んな中毒を見てきたからあたしの父親だって、アルコール中毒だったし

今の話には、関係無いじゃない

関係あるんだだから、よく聞いて

キッと、マルゴさんはミナホ姉さんを見る

中毒というものが、良く判ってない人は、みんな勘違いをしているんだけれど何かの中毒患者はねそれに溺れていたら、幸せな気分になって現実から逃避できるんじゃないんだよ

オレたちは、マルゴさんの話に注目する

瑠璃子もジッと聞いている

ほら、例えばアルコール中毒の人は、お酒に浸っている間は、幸せな気分でいっぱいになっているってそんな風に思っているでしょそうじゃないんだよ

本当に中毒になるとねアル中なら、アルコールが身体に入っていない時は、心も身体もメチャクチャになっている自分の思った通りに、心も身体も動かせなくなって不安や恐怖に襲われるだからと言ってアルコールを摂取したら、それが全て改善されるわけじゃないんだよほんのちょっと改善されるだけで身体も心も、相変わらずマイナスのままなんだよお酒を飲んだからって、気分が良くなるわけじゃないんだ飲んでないときより、ちょっとはマシになるだけで相変わらず、本人は地獄の苦しみの中にいるただ、飲んでない時よりはマシだからでも、それが本人にとっては大きいんだろうね、だから飲むでも、身体はシャンとしないし、心は晴れないずっとずっと、苦しいだけなんだよ

ハァと、マルゴさんは溜息を吐いた

あたしのお父さんがそうだったアルコールが入っていない時は、死体みたいで入っている時は、怒れる死体だった美味しそうじゃないんだよお酒がいつもゲホゲホ苦しそうにまるで、ドス黒い憎しみを無理矢理呑み込んでいるみたいだった

マルゴさんは、そんなお父さんに

中毒になると楽しむことも、味わうこともできなくなるんだよ苦しみから逃れるために、その行為に没頭してでも、苦しみは消えない気分が悪いだけなんだ今の岩倉幸代のセックスってそんな感じだと思わない

オレはさっきの岩倉さんの姿を思い出す

香月仁や角田と、貪るようにセックスしているのに

岩倉さんは、全然満足していないようだった

むしろ、セックスすればするほどより渇いていくみたいで

だったらどうするべきだというの

ミナホ姉さんはマルゴさんに尋ねる

中毒患者を中毒から脱させるのはいきなり断つんじゃなくって、少しずつ量を減らすしかないんだよそれは前も話したよね

だからどうすればいいのか聞いているのよ

岩倉幸代の場合は今は、まだお客を取らせるしかないと思うよ客に買われている時は、あの子は求められた仕事をこなすからねまだ、枠がある

え、今日のアレで

今日だって最初にあたしが依頼した以上のことはしていないから仕事でやっているという意識で、ブレーキが利くんだよまだ

学校の方は岩倉さんが好き勝手にやっている方は、ホント、ブレーキ利いてないみたいだよ最近

あたしはちゃんとチェックしているわよ

ミナホ姉さんは学校内の監視網で、岩倉さんを監視していたはずだ

うん、そうだけれど黒い森で客を取るよりは、学校内で男ハーレムを作っている方がいいって考えだったでしょミナホは

だから先生は、公正な眼で見てないんだと思う

戸惑うミナホ姉さんにマルゴさんは言う

ミナホはさ自分の好きな子と、他の子と判断基準が違うんだよいや、別に悪いことじゃないよそれはそれで、ミナホの考え方なんだし、生き方なんだしあたしは尊重する

それから瑠璃子を見る

でも自分がダブルスタンダードな物の考え方をする女だってことは、自覚した方が良いよさっき、ミナホが瑠璃子さんに言っていたのは瑠璃子さんを娼婦に堕とせというのと同じだからね

セックス奴隷をセックス浸けにしろっていうのはセックス中毒にしろって意味だよね

岩倉幸代は娼婦を辞めさせて、セックス中毒から抜け出させたいと思っているのに瑠璃子さんを彼専用の娼婦にして、セックス中毒にしようとしているんだよその矛盾をミナホは自覚した方がいいよ

ミナホ姉さんは、絶句する

あのわたくしショーフというのが何なのか判らないのですがわたくしは、奴隷ですお兄様のそして、あの奴隷であることに、不満はございません

ニコッと、オレを見る

むしろお兄様の奴隷にしていただいたことで、今までよりも幸せになれるような気がしていますセックスというものについては、まだよく判りませんしわたくしに、上手くできるのかお兄様にご満足していただけるか自信はありません中毒になるほど、夢中になれるかも

瑠璃子はセックスについて、何も理解していない

でも、お兄様

瑠璃子の微笑みは無邪気だった

お兄様の赤ちゃんを産んで、この手に抱いたらきっと、とっても幸せな気持ちになれるって思いますセックスって赤ちゃんを作るための行為なんですよね

でしたら、わたくし一生懸命、セックス致します頑張ります、わたくしお兄様のセックス奴隷にしていただいて本当に良かったですわ

瑠璃子は、オレの奴隷だけれどオレたちの家族だよそれは構わないよね

ミナホ姉さんは、もう一度瑠璃子を見る

そうね改めて、受け入れるわねえ

この子ホテルで会ったときは、こんな子じゃなかったわもっとお高くとまっていて高いところから、人を見下している子だったわ頭が良くて、観察力も判断力もあるけれど生まれながらにして、特権階級に属している人間特有の優越感に浸って人を見ていた大嫌いだったわ

なのにどうして、こんなに変わってしまったの

オレの代わりに寧が答える

先生はヨッちゃんの凄さを、もっと認めるべきだよっ

うん、彼はどんどん成長しているミナホの知らないうちにね

マルゴさんが、ニッと微笑んだ

あたし先生は、今年限りで辞めるわ

判ったわあたしは、いつも自分にとって大切な子しか見ていないってこと学校の先生には、不向きな性格なのね

その代わり一度、自分の子だと認めた相手には、徹底的に優しいじゃないか

そうよだから、娼館の主には相応しいけれど学校の先生には、向いていないのよ

そしてマルゴさんを見る

ずっと悩んでいたけれど娼館の完全閉鎖は無理なのね

結局セックス中毒の娼婦たちを癒やすためには

ミナホ姉さんが、少しずつコントロールしながらセックスへの依存度を減らしていくしかない

娼婦たちに適度に客を取らせながら

情けない話だが娼館に縛り付けて売春させる方が、セックスの回数も内容も自在にコントロールできる

今はまだ、黒い森は閉館できない

ああ、岩倉幸代だけじゃないからね黒い森の元娼婦で、セックス中毒のままになっている子たちは

先生は岩倉さんが、あんまりにも馬鹿で淫乱すぎるので庇護してあげることにしたんだろうけど去年の営業停止でお屋敷からお暇を貰ったお姉さんたちの中にも、危うい人はいたしさっ

あたしが場を作ってあの子たちのセックスをコントロールしてあげないと

うんみんな、岩倉さんみたいに、周りの人たちに迷惑を掛けていると思うよ

娼婦としては精神的に安定している方だった渚でさえ

お店の店員の女の子を囲って、ハーレムを作っていたんだから

みんなセックスのテクニックだけは、身に付けているからね経験も豊富だし

瑠璃子、さっき言った通りなのよ下手にセックスにハマりこむと、女はおかしくなっちゃうのそれを治すのは、本当に大変なんだからねっだから、瑠璃子はヨッちゃんだけにしなさいっ

最後のまとめに寧が言う

はい瑠璃子は、お兄様とだけですお兄様の奴隷ですから

そして、オレの眼を見る

あの、お兄様

わたくしは、今の皆様のなさっていたお話はあまりよく、理解はできなかったのですが

いや、それはいいんだ別に瑠璃子が判らなくてもいいことだし

でもわたくし、一つ、気付いたことがありますわ

お兄様、我慢していらっしゃいますね

な、何が

わたくしお兄様が、みすず様や美智様とセックスなさっているところを何度か拝見致しましたがお兄様は、いつも何かをセーブしておられます

おっ、瑠璃子、いいところに気付いたねっそれは、あたしもずっと気にしているんだよっ

寧まで

あのわたくしは、お兄様の奴隷ですから我慢なさらなくていいんですよ

そうだねヨッちゃんの殻を打ち壊すためには瑠璃子を利用するのがいいのかも

ちょっと姉さん

ヨッちゃんあたしたちが相手だと、気を遣うでしょ

ホントはもっとさ変態チックなセックスとか、してみたいんじゃないの

ヨッちゃんは忘れてるかもしれないけれどさあたしや、克姉は、ヨッちゃんが最初に雪乃さんを襲った時の映像リアルタイムで見ているからさ

ヨッちゃんが、本当はもっとエロエロなことしたいの知ってるし全然、オッケーだよ

まあ確かに、恵美やマナやみすずや美智が見たら、引くかもしんないけれどね

その点、瑠璃子はいいんじゃない

瑠璃子セックスについて、よく判ってないんだしさ

はい、全部お兄様に教えていただきます一生、お兄様としかしないのですから何もかも、お兄様のおっしゃる通りに致します

瑠璃子は、ニコニコ笑っている

うんヨッちゃんのしたがるセックスは、普通とはちょっと違うイレギュラーなものかもしれないけれど瑠璃子は、全然構わないよね何が普通か判らないんだからさっ

はい瑠璃子には、お兄様とのセックスが普通です他は知りませんから

瑠璃子さんとの最初のセックスは、クローズドにしてあげるわ

ヨッちゃん、判らないのみすずや、美智や、恵美や、マナたちには見せないってこと

好きなだけ欲望のままに、瑠璃子さんを犯しなさい

あのミナホ姉さん

あたしもさクローズドの初体験で良かったと思うもんっヨッちゃんが、我慢しすぎになったのも、見られながらするのが多すぎたからだと思うし

は、はあ

あ、もちろん記録は取るわよ隠しカメラででも、部屋の中は二人だけそうするわ

ああメグの初体験の時と、同じか

じゃあ、今晩いいわね

お願い致します、お兄様

瑠璃子は、そっとオレに身を寄せる

どんな風に瑠璃子を犯したいかよーく考えておいてねっうっしっし

ということで、瑠璃子の処女喪失は今夜です

その前に、メグの学校編が一つ入りますが

アルコール中毒と、その克服について描いた映画は国民の創世やイントレランスで有名なグリフィス監督がすでに撮っているそうなので、映画の創生期にはすでにあったということになります

西部劇でもリオ・ブラボーでしたっけ、アルコール中毒から保安官助手が立ち直る話がありましたし

アメコミでは、アイアンマンことトニー社長が、アル中から脱却する素晴らしいストーリーがあります(その後、また飲んでヤバくなる時期もあるけど)

日本でも時代劇の酒さえ止めてくれれば、おとっつぁんは、良い職人なのにと、アル中の克服話は定番だったんですけどね

今は、お酒のメーカーがスポンサーなので日本のテレビでは、まず流れません

こういうのって、恐ろしいと思います

私の高校の時の後輩のお父さんがアル中でした

とっても身近にある問題なのに

適度の飲酒は、もちろん何の問題もないのですが

世の中には、アルコール中毒というものがあり

そういう患者を家族に抱えて苦しんでいる人がいるということは伝えた方がいいのではないかと思います

ちなみに、私はこの作品が終わるまで、お酒を飲まないと願を掛けているので

このお正月も酒抜きです

ワインとかビールとか、早く飲みたい

405.終結に向かって

それじゃあね、ヨッちゃん

結局マルゴさんと寧が、ミナホ姉さんの乗ってきたベンツで、岩倉さんを回収しに行くことになった

寧は、渚の店のツナギから元の制服に着替えている

ま、岩倉さんに声を掛けたのはあたしたちだからねちゃんと連れて帰って来るよ

谷沢さんとは、交渉済みだからねっ

正直岩倉さんを瑠璃子と一緒にするのは、ヤバイと思っていたから

これは、これで助かる

あの淫乱帝国の女王と出遭ってしまったら、どんなヘンタイ行為も正当化されて話し出すだろうし

特に、瑠璃子が香月家の出身でセックスについての知識が欠けていることに気付いたら

わざと、キョーアクに話しかしないだろうな

岩倉さんはかなり、人が悪いし

純真な少女の心を汚すことに全力を掛けて来るだろう

姉さんも、気を付けて

オレは、バンの窓越しに寧に言う

あたしあたしは平気だよ岩倉さん、あたしには弱いから

岩倉さんの昔の不良行為売春やヤクザたちとの付き合いなんかは、全て、寧のものということになっている

寧の校内での悪い噂は、全て岩倉さんから引き継いだものなのだ

だから、岩倉さんは平然と、今は生徒会長という地位にいる

それで、岩倉さんは寧に頭が上がらない

逆を言えば岩倉さんは、寧が本当は悪い娘ではないことを知っている

本当に、信用していいのだろうか

すでに、岩倉さんは一度オレたちを罠にはめているし

あたしが、1年生の時にあたしを襲った先生をマルゴお姉ちゃんが半殺しにして、あたしが学校の武道場に火を付けて全焼させたでしょそれを岩倉さん、見ているから

寧は、さらりと恐ろしいことを言う

あたしが本当にキレると、何をしでかすか判らない女だってこと岩倉さんは、ちゃんと理解しているよマルゴお姉ちゃんと、夜の街で暴れ回っていることもね

ニッと、寧は微笑む

ヨッちゃんのお陰であたしも、随分、安定してるんだよちょっと前のあたしは、エキセントリックで、メチャメチャにハイパーで、すぐに何でも火を付ける女だったじゃないっ忘れた

確かにそうだったけれど

大丈夫だよ岩倉さんは、確かに危険な子だけれど本当に、アブナいのは寧の方だから

岩倉さんは、頭に血が昇ったら想像力が働かなくなるタイプだけど寧は興奮すればするほど、頭の中が冴えて冷静沈着になるから岩倉さんは、お金でコネのあるヤクザに人殺しを依頼することしかできなかったけれど寧だったら、確実に、自分の手を汚さずに相手を抹殺するよ社会的にも、肉体的にも

そうだ、寧も

ミナホ姉さんの、白坂創介に対する復讐の実行メンバーの一人だ

ミナホ姉さんはマルゴさん、克子姉、寧を実行メンバーに選んだけれど

岩倉さんや、渚は選ばなかった

そりゃ、渚はすでにお屋敷から引退して表の生活があったけれど

それ以上に復讐の実行犯としての適性を考慮したんだろう

岩倉さんは想像力に欠けるし、軽率すぎる

渚は相手に非情に成り切れない優しすぎる

じゃあ、岩倉さんを送って晩ご飯までには帰るから

また、後でねえっ

二人を乗せた、ベンツが火葬場前のレストランへ戻って行く

白いバンの中はミナホ姉さんと、オレと、瑠璃子の3人だけだ

じゃあ帰るわよ

少しくらい声で、ミナホ姉さんは言った

エンジンを始動させ車が走り出す

瑠璃子は心配そうにぴったりと、オレにくっついている

瑠璃子の肉体

15歳の中学3年生の美少女

小柄で胸もつるぺたの美智より瑠璃子の方が、成熟している

しかし、みすずやメグと比べると明らかに、幼い

胸を膨らみだしているし、腰もくびれている

しかし、何もかもがスタートラインを切って、今まさに成長しているまっただ中だ

どうしたんです、お兄様

瑠璃子が、オレに囁く

顔が近い

瑠璃子の吐息を、オレは肌で感じている

いや、オレは瑠璃子とどんな風にセックスしたいんだろうって思って

心の中に浮かんでいたことを、オレは素直に語った

どんな風でも構いませんわどんなことでも、喜んでいたします

瑠璃子は、頬を赤らめて、そう言う

でも何か、この数日メチャクチャ色んなことがあったからオレ、自分がどんなセックスをしたのか、判らなくなっちゃったよ

実際雪乃のレイプから始まって

異常なセックスばかりしてきた

自分の意志に反して、無理矢理させられたセックスもあったし

そういうモヤモヤとしたお気持ちも含めて全て、わたくしにぶつけて下さいませ

わたくしお兄様の奴隷ですから遠慮なさらないで

オレの奴隷

むしろ、遠慮なさったら瑠璃子は、悲しく思います

そうだオレが、瑠璃子に遠慮したら

それは、オレがまだ瑠璃子を香月家の娘だと思っていて手加減しているということになる

お兄様のものなのですからお兄様のなさりたい様になさって下さい

瑠璃子はセックスについて、よく判っていない

どんなヘンタイ的なセックスもそういうものなんだと受け入れてくれるだろう

オレは、もう一度瑠璃子の顔と身体を見る

セックスの対象として

これから花咲く寸前の蕾のような美少女

清純無垢な処女の肉体

瑠璃子可愛いなオレ、瑠璃子を抱きたいオレだけの女にしたい

他の男には、抱かせたくない

オレが一生独り占めにしたい

もう、お兄様のものでございます

そうじゃない違うんだ

オレは、瑠璃子の身体を抱き寄せて囁く

オレの男性器が、瑠璃子のお腹の奥に入って赤ちゃんの素の精液を、瑠璃子の赤ちゃんを作る場所に吐き出して初めて、瑠璃子はオレの女になるんだ

瑠璃子の身体が緊張する

言葉では覚悟しているけれど身体は、恐怖を感じている

それがまた可愛らしいと思う

そっちは、話がまとまった

運転席からミナホ姉さんが、言った

そして、ハァと溜息を吐く

どうしたの姉さん

オレが尋ねるとバックミラー越しに、ミナホ姉さんはオレを見る

さっきのマルゴの話聞いてたわよね

岩倉さんのセックス中毒と娼館の再開の件

マルゴが何で今、ああいう話をしたのか判る

もう、そろそろあたしの復讐が終わるからだから、あの子はあたしに、復讐が終わった後のことを考え始めろって、急かしているのよ

復讐

ミナホ姉さんの自分自身と、殺された妹さんのための

前も言ったけれど復讐が終わったら、あたしは死ぬつもりだったのよだから、お屋敷は閉鎖したんだし後のことは、恭子さんにお任せすれば大丈夫だろうって思っていたわ最初は克子とマルゴと寧と幸代とアニエスだけのことだったし

オレが黒い森に入って来る前のメンバーたち

克子には、店を持たせてマルゴは、恭子さんに預けて寧はマルゴと一緒に居るだろうし幸代は、引退したお屋敷のお姉さんにお願いするつもりだったわアニエスは

ミナホ姉さんは、口籠もる

復讐が終わったら一緒に死ぬつもりだったあの子を幸せにすることは、誰にもできないって思っていたから

12年間地下室の中で育てられた少女

父親である白坂創介への崇拝しか、教えられなかった

ミナホ姉さんは、アニエスの社会復帰は無理だと思っていたんだ

全部あなたのせいよ

あなたが、あたしたちの前に現れたから色んなことに希望が見えてきてしまったのよ

希望って

あんなに不安定だった克子や寧が安定したわ寧なんて、ずっと自分のことだけで精一杯だったのに、今は自分よりも年下の子の面倒まで見るようになっている克子も一週間前が嘘みたいに、幸せそうな顔をしているわ

寧と克子姉

渚もそうよ前は、辛い過去を忘れられないでいたけれど今は、すっきりした顔をしている一昨日、あの子が劇場で昔の顧客の皆様にご挨拶している様子を見た時はびっくりしたわあの子にとって娼婦の時代が、やっと過去になってくれたのね全て、あなたのお陰よ

いや、オレは何もしていないよ

ううん恵美のことだってあたしは、あの子のことがずっと心配だったんだけれど白坂家の因縁から解き放ってあげることができたわ

例え、白坂創介に無理矢理娼婦にさせられることが無かったとしても

あのまま山峰家にいる限りは、生涯、白坂の家から干渉され続けただろう

ミナホ姉さんだってマナを受け入れてくれたしオレは感謝しているよ

マナは白坂創介の娘本来ならば、敵だ

そのマナさん真緒ちゃんと一緒に、アニエスの相手をしてくれているわ大分、アニエスの心が開けてきたみたい真緒ちゃん、一人だけでは上手く行かなかったと思うわ

そうあいつ、空気は読めるし、気遣いもできる子だから

マナは、ちょっといい気になるクセはあるけれど優しくて、頭の良い子だ

最初はひねくれていて、こっちの顔色ばかり伺う、嫌な小娘だと思っていたわ絶対に、酷い目に合わせて捨ててやろうって思っていたそれがあなたの手に掛かると、あんな素直で可愛い子に変わってしまって

よしてよオレは別に、何もしていないって

強いて言えば、マナとセックスしたぐらいだ

何度も何度もマナの心が変わるまで、マナの中に射精した

だから瑠璃子さんのことも、受け入れるわよきっと、あなたも可愛い女の子に変わってしまうだろうから

瑠璃子は、オレにしがみつく

それでアニエスのことなんだけれど

不意にミナホ姉さんは、言った

少し、急がないといけなくなったわ

白坂創介が大分、へばってきているのよあたしあの男が、まだ正気の内に最後の復讐を果たしたい

最後の復讐

ね、どうしてあたしがそもそも、あなたに眼を付けたか、判る

あたしね最初から、プランがあったの白坂創介に対する復讐のクライマックスは、絶対にこうしてやろうっていう計画が

車が、ブワワッとスピードを増す

正気なうちの白坂創介の眼の前であの男の全ての娘を、レイプする犯して見せ付ける愛する愛娘である雪乃さんたちも白坂創介が個人的に楽しむつもりだったアニエスもあの男の眼の前で、犯してやるのよ

それがミナホ姉さんの最終計画

あの男には本物の絶望を教えてあげたいのあたしたちが味わった絶望の味をねあの男が発狂したり、息絶える前に

自分は数多くの女たちを、無理矢理犯し女たちの運命を狂わせてきた白坂創介だ

自分は特権階級の人間で他の人間には、何をしても許されると思い込んできたのだろう

そんな男に眼の前で、自分の娘たちが犯される姿を見せる

あの男は、娘も自分の所有物だと思っているからさぞかし、悔しがるだろう

だから、雪乃さんは生かしておいてあげたのよどうせなら、白坂創介には淫乱のセックス狂いになってしまった長女を見せてやりたかったから

父親はまだ、雪乃を処女だと思っている

白坂一族の娘としてどこかの名家と縁組みする計画もあったろう

清らかなはずの長女は男の精液を肉体に受けとめることに悦びを感じる淫乱と化している

マナさんにも参加してもらうわ悪いけれど

14歳のマナは雪乃以上に、セックスとは無縁だと信じているだろう

あの幼い肉体が、今はオレのペニスから何度も精を絞り取る

それは、大丈夫だと思うマナにとって、白坂創介はもう敵だから

白坂舞夏の名を捨て、オレの女になった瞬間にマナにとっては、過去の家族は全て唾棄すべき物に変わってしまった

オレが命じればマナは、父親の前でオレとの交合を披露する

恵美も参加させるわ

白坂創介は、メグを客に売るつもりだったのだからオレに抱かれるメグを見るのは、口惜しいだろう

それは、メグにとっては、自分を苦しめ続けた父への復讐となる

あいつはミナホ姉さんが言えば、喜んでやってくれると思うよ

そして、もう一人

アニエスなんだけれど昨日までは、白坂創介への崇拝が消えて、あなたを受け入れている姿を見せてやりたかったのそれが、一番あの男には打撃になるでしょうから

生まれてからずっと自分を崇拝するように仕向けてきた、ハーフの美少女

それを13歳の誕生日に犯すのが、白坂創介の計画だった

だから、ミナホ姉さんはアニエスから、白坂創介への心服を奪いたかった

自分を敬わなくなったアニエスを見るのは白坂創介には、相当応えるだろう

でももう、そんなには時間が無いわあたしたちが予想していよりも、あの男の消耗が激しいのよ

だからアニエスのことは、白坂創介の眼の前で、力尽くでレイプして欲しいの

ミナホ姉さんのミラーの中の眼が、オレを見る

そうしないともう、間に合わないわ

せっかく、ここまで来たのに

イーディや、真緒ちゃんや、他のみんなの力を借りて大分、アニエスの閉ざされていた心が開かれてきたというのに

今、ここで

アニエスをレイプしなくてはいけないのか

12歳の少女を力尽くで犯す

そんなことをしたらアニエスの心は、閉ざされたままになってしまうのではないか

他人や、オレたちに恐怖を感じて

タイム・リミットはいつ

オレは、ミナホ姉さんに尋ねた

なるべく、明日の夜までには今夜は、ダメでしょう

ミナホ姉さんの眼が、瑠璃子を見る

今夜は瑠璃子の処女喪失がある

その映像はジッちゃんにも、届けないといけないし

それに雪乃さんが、戻って来るのを待たないといけないし

雪乃が何で

あいつはお屋敷を出て、母方の祖父に引き取られたはずだ

昨日までの、雪乃さんの映像全部、ネットに流したわ

あなたの顔は、写っていないわ全部、編集済みよ最初の処女喪失レイプから学校での公開レイプまで動画も写真も全て、プロフィール入りで公開したわ

プロフィール

ええ、住所、氏名、年齢、携帯電話のナンバー、メールのアドレス今までの通って来た学校の名前と成績、クラブ活動の写真、もう雪乃さんのことは何もかもね

海外版も作ったわよ英語も、中国語も、ロシア語もポーランドや中南米のいかがわしいエロサイトにも投稿しておいたわ

全世界に雪乃の痴態が、拡散していく

特にね雪乃さんの処女喪失直後の写真股間から、処女血と精液を垂らしているの前に克子が白坂雪乃 16歳 あたし、レイプされましたってタイトルでポスター調に加工してくれたじゃないあれが大人気よもう、ありとあらゆる画像掲示板に貼られまくっているわ

雪乃の処女喪失から、淫乱化までの過程を、みんなに見られる

みんなに知られる

もういいんでしょあなたは、あの子は要らないのよね

オレの中に喪失感が起こる

もう全てやってしまった後よどうすることも、できないわ

雪乃はもうオレだけの雪乃じゃない

だけどだからって、どうして雪乃が戻って来るんだよ

雪乃にとっては、オレたちは自分を酷い目に遭わせた連中だ

普通なら戻って来るはずがない

雪乃さんのお母さんの実家市川さんだって、そこそこの名家なのよ

すでに雪乃さんの痴態が世間に流出していることは、知っているわそれがもう、どんな手を使っても消せないってことも

一度ネットに出回ってしまったものは回収できない

市川さん神奈川県にある、精神病院の理事に電話を掛けたわ

市川さんの電話悪いけれど、盗聴させて貰っているの

精神病院てどういうこと

最初の処女レイプの動画はともかく後の方の雪乃さんは、完全にセックス・マニアの淫乱女だからね一族にあんな娘が居るんじゃあ親戚の人たちに迷惑が掛かるでしょ

だから病院へ入れるのか

そうよこの子は、レイプされたショックで頭がおかしくなったっていうことにして精神病院へ押し込めるつもりのようよ

雪乃は、知っているの

教えてあげたわあたしがさっき

鏡の中のミナホ姉さんがニヒッと微笑む

後はあの子次第ね自分でお祖父さんの家から抜け出してくるのが先かお祖父さんが、精神病院の車を手配するのが先か

雪乃には、もう祖父の家でも、居場所が無い

もし、病院の車に無理矢理乗せられるようだったらマルゴに途中で、奪取させるわ多分、雪乃さんは大暴れするだろうから拘束具とか着せられていると思うのよ

うん無理矢理、精神病院へ閉じ込められると知れば雪乃は暴れるな、きっと

あたしとしては自分から家を抜け出して、あたしたちのところに戻って来てくれる方を願うわねそっちの方が、面白いものさすがに、あの子の心も折れているでしょうし

どうしてうちに戻って来るんだよ

だって、仕方無いじゃない市川さんの家を出たらあの子にはもう、あなたしか頼れる人がいないんだから

地球の上に全人類で、あなたしか頼れないそこまで、追い込んでやるわあの娘は

心の底から屈服させて全てのプライドを奪い去って人間としての尊厳を踏みにじってその上で、父親の前でのセックスを強要するのよ

ミナホ姉さんは誰よりも、雪乃に対して憎しみを抱いている

もしかしたら、全ての元凶白坂創介よりも

悪いけれどそうさせてもらうわいいわね

ああそれで、ミナホ姉さんが満足するのなら

そこまでしてミナホ姉さんは、満足するのか

より深い憎しみが、生まれるだけなんじゃないのか

ミナホ姉さんは、そう呟いた

お屋敷に戻って来た

オレは、瑠璃子を毛布で隠す

入り口で監視している2班のうち、片方は香月セキュリティ・サービスだ

当然瑠璃子の顔は知っている

オレたちの車に瑠璃子が乗っているのを見たら大騒ぎになる

ササッと遠隔操作で、門内へ入り

お屋敷の中へ

あたしは、自分の部屋で仕事をしているから夕方に、恵美を迎えに行くんでしょ

そうだ部活の終わりの時間を狙ってメグを迎えに行かないといけない

あたしも学校の方へ行く用があるから、送って行くわ

うん、頼むよ姉さん

ミナホ姉さんは、そのまま自分の部屋へと向かう

まず、アニエスたちの様子を見に行かないと

瑠璃子は、まだツインテールにツナギ姿でいる

ああ、瑠璃子さっきは、よく黙っていてくれたな

オレとミナホ姉さんの会話を瑠璃子は、邪魔せずにジッと控えていてくれた

これが、雪乃やマナならどんどん勝手に、会話に乱入してきたはずだ

この辺が香月家と白坂家の違いか

はいわたくしには、よく判らないお話でしたし

今の瑠璃子には黒森の娼館の歴史は、話せないな

拉致・監禁・レイプ強制売春

変態セックスに違法な堕胎手術での死だ

どれもこれも瑠璃子には、ショックが強すぎる

それで、セックスや娼婦だった克子姉や渚たちに嫌悪感を抱くようになっては困るし

お客だった、ジッちゃんに対しても

ごめん瑠璃子も、話を聞いていて感じたと思うけれどこれは、黒森の家にとっての凶事なんだあんまり、世間には知らせたくないことだし

判っております今のわたくしは、知らない方が良いことなのでございますね

瑠璃子は聡明な少女だ

うんいつか、ちゃんと説明するでも、今は何も聞かないでくれ

アニエスのことは、話さないと

あのさこの屋敷に、一人の女の子がいるんだけれど

その子は、頭のおかしい父親に生まれてからずっと監禁されていて一度も、この屋敷の地下室から出たことがないんだ

一度も、ですか

ああ、もちろん学校にも行ったことがないし、友達もいなかった

うん、それでそんな子だから、誰とも心を開かなくて外の人を信用していないんだだから、オレたち何とか、その子の友達になってあげたくて

アニエスという方のことですね

さっきのお話の中で一人だけ、うかがったことの無いお名前でしたから

そうだアニエス12歳の女の子だ

それでわたくしも、その方の心が開かれるように行動すればよろしいのですね

瑠璃子は、本当に理解が早い

かしこまりましたお兄様

さて地下室は、どうなっているだろう

上手くやっていてくれるといいのだけれど

瑠璃子を連れて、地下への階段を降りる

アニエスの部屋に到着すると

あ、お帰りお兄ちゃん

マナが、エプロンと三角巾を被って出迎えてくれた

あははっパパ、お帰りなさいっ

真緒ちゃんも、オレに飛びついて来る

みんな何やっているの

お菓子作り克子お姉さんに教えて貰って、ケーキを作っているのっ

見ると上の階から下ろしたらしい、オーブンの前に克子姉が立っている

ちょうど、スポンジケーキが焼けたところよこれから、クリームでデコレートしていくところロールケーキにして、さらにブッシュ・ド・ノエルにしようかなって

オレを見て、ニコッと微笑む

アニエスは

そこにいるじゃん

マナが指差す

とアニエスは、しゃがみ込んでボールの中のクリームを泡立てようと、掻き回していた

鼻の頭に、跳ねた白いクリームを乗せて

お姉ちゃん、もっともっとアワがツノになるまでっ

真緒ちゃんが、パタパタとアニエスのところへ駆けていって声を掛ける

真緒ちゃんを残したの、正解よアニエス、すっかり真緒ちゃんには心を開いているから

真緒ちゃんの応援に、アニエスは必死で泡立て器をカシャカシャ動かしている

電動の泡立て器も本当はあるんだけどあの子たちが、楽しめるようにしないとね

克子姉が、ニコッと笑った

お料理と言うより遊びだ

でも、アニエスにとってはこれが同年配の友達との最初の遊びとなる

あ、アニエス疲れたでしょあたし、替わる

マナが、アニエスからボールを受け取る

マナちゃんにも、助けられているわイーディみたいに、威圧的なところが無いから、アニエスには受け入れやすいみたい

ね、お兄ちゃんどうして、瑠璃子さんを連れてきたの

ボールを掻き回しながら、マナが尋ねた

あ、申し遅れました

瑠璃子が、姿勢を正して深く頭を下げる

わたくしこの度、お兄様の奴隷にしていただくことになりましたふつつか者ではございますが、よろしくお願い致します

あ、そうなんだじゃあ、マナと一緒だねっ

ニコッと、瑠璃子に微笑む

マナもお兄ちゃんの奴隷だもんっ

マナ奴隷としては、お前の方がセンパイだけれど、瑠璃子の方が年上なんだぞ偉そうにしたりしたらダメだからな

マナは、微笑む

うんともう、お兄ちゃんとエッチはしたの

エッチ

セックスのことだ

オレは、瑠璃子に説明する

いえ、まだです

今夜するよ

そう最初は痛いけれど、お兄ちゃん優しいから、すぐに気持ち良くなるよっ

痛いのですか

そうだ、瑠璃子が今まで見学してきたセックスでは処女の痛みのことは判らない

まあ最初だけだよルリお姉ちゃん

瑠璃子の眼が、大きく見開かれる

もう家族なんだからルリお姉ちゃんでいいでしょっ

瑠璃子が、感激している

ああ、ここに居るのはみんな、瑠璃子の妹だからな

アニエスにも、挨拶してこい

瑠璃子が、アニエスの前に行く

上品にしゃがんで床にぺたんと座っているアニエスと視線の高さを合わせて

初めましてわたくし、瑠璃子と申しますよろしくお願い致します

アニエスは新しく現れた侵入者に、警戒している

さあ、ルリお姉ちゃんも一緒にケーキを作ろうよっ

マナが誘う

瑠璃子ケーキとか、作ってことはあるのか

学校の授業だけですわ

お嬢様学校だからそんな授業もあるんだろう

じゃあ、克子姉に教えて貰え

はい克子お姉様お願い致します

うん、いいわよ

このまま少女たちで一緒にケーキを作れば、どんどん仲良くなっていくだろう

瑠璃子もとりあえずは、緊張していないし

アニエスも

この調子でいけば、無理矢理レイプしなくても大丈夫になるかもしれない

後は、時間との勝負だ

オレ、見ていていい

克子姉に尋ねる

ええ疲れているんでしょケーキができたら、おやつにするからちょっと休んでいなさい

克子姉の言葉に甘えてオレは、昨夜寝た、エアマットに座る

もう、アニエス、それはこうやるのよっ

あはは、アニエスちゃん

えっとこうでございますか

うん、手際いいわよ瑠璃子さん

瑠璃子とお呼び下さい

雪乃のことは心配だけれど

天窓から、5月の陽光が差してくるこの地下室には

希望の光が、見えていた

今後のラインを示してみました

突発的に、神田明神へ行って来ました

今度のおみくじは温かい内容でした

神田明神は、私に優しいみたいです

帰りに、秋葉原の中古屋さんで12分の1のアイルトン・セナのヘルメットのミニチュアが200円だったので買って来たのですが

フィグマの横にでも置いておこうと思って、買ったんですけれど

他のレーサーのヘルメットもシリーズが出ているのかとネットで調べたら、これ低下は2800円もするものなんですね

セナの色んな時代のヘルメットが並んでいたので、91年のホンダ時代のを買ったのですが

うーん今年の運は使い切ったかもしれません

406.ボストン・ティー・パーティ

パパ、起きて

んああ

いつの間にか、眠っていた

ほらほらあんまりお昼寝しすぎると、夜眠れなくなっちゃうよっ

瞼を開くと、オレの眼の前に真緒ちゃんの笑顔がある

起きた

おはよっケーキできたよっ

真緒ちゃんたちは、克子姉の指導でケーキを作っていたんだっけ

さあ、おやつにしましょう

克子姉が、オレを呼ぶ

寝起きにケーキか胃がもたれそうだけれど、しょうがない

起き上がって折りたたみのテーブルの方へ行く

このテーブルも、上から持って来たんだ

違うわ、これは隣の部屋から

ミナホ姉さんの父親が、監禁されていた

今は、昏睡状態のまま病院に搬送された

お兄様、どうぞこちらへ

早く、お兄ちゃん

アニエスだけ、相変わらず喋らない

さてテーブルの上には、似たようなケーキが何皿も並んでいた

どれもロールケーキの上に、チョコレートクリームを被せて、デコレートされている

ブッシュ・ド・ノエルって言うのよ木の丸太みたいでしょ本当は、クリスマス用のケーキなんだけれど最初に作るケーキだから、味よりも見た目が面白いものの方が良いと思って

うん克子姉の考えは正しいと思う

幼児の真緒ちゃんもいるし

アニエスが興味を持つようにするにも

どう、どれが誰の作品か判る

この丸太というより何か、全体的にグニグニになっていて、その上クリームにイチゴ・ポッキーが花火の様にブッ刺さっているのは

これ、真緒ちゃんの作ったケーキだろ

あったりー

さすがに幼児の作品は、すぐに判る

えっとこれ、アニエスの

次にあんまり、形の良くないケーキをオレは指差す

アニエスはコクンと頷いた

ちょっと、出来に納得いってないようだ

しょうがないよ、アニエスは本物の丸太を見たことがないんだからそれに、ケーキ作りは初めてでしょあたしとかは、前にもやったことがあるから最初なのに、こんなに手際よくできるのって凄いんだよっアニエス、凄いって

マナが、ニコニコ笑顔でフォローを入れる

お前そういうことが、できる子だったんだ

いや、寧の時も思ったけれど

自分より年下の妹ができると女は変わる

お姉さんになると、ホント、しっかりするよな

アニエス、ケーキ作るのとっても面白いってもっと、いっぱい作りたいって、言ってたよ

マナが、オレに報告する

アニエス喋ったのか

今まで、全然誰とも口を利かなかったのに

うん、そう言ってたぁ

真緒ちゃんが、うっしっしと笑う

今気付いたがこれ、寧の真似なんだな

がんばるですの

小さな声でアニエスは、呟いた

そうね、まだまだ色んな種類のケーキがあるからたくさん、教えてあげるわねっ

見るとテーブルの脇に、たくさんのケーキの本が置かれている

ああ、最初は本に載っている写真を見せて興味を持たせて

それから、実際にみんなで作ることにしたのか

さて後、残りは3皿だよっ

もう、見ただけで見本という様な完成されたケーキが一つある

これ克子姉のだよね

そりゃ、そうだ

問題は、残りの2皿

一つはそこそこの出来映え

もう一つは克子姉の見本に、とても近いよくできている

どっちが、マナでどっちが瑠璃子の作だ

瑠璃子は、ケーキ作りは初めてだったよな

マナは、前にも作ったことがあるとたった今、話していた

オレは出来の良い方を指差し

こっちがマナ

ブッブブー残念そっちは、ルリ姉さんのっ

瑠璃子初めてだったんじゃないのか

はい、ですから克子様のなさる通りに、何もかも致しました

マジか

料理は全然やってきていないって言っていたけれど

いや、でも瑠璃子はジッちゃんと、美味いものをたくさん食べて来ているし

日舞なんかで、師匠の踊りを再現することに慣れているから

意外と、料理に向いているのかし知れない

お前、才能あるかもな

いいえ、お兄様これは、克子様がお上手なんですわ

いや、このケーキ瑠璃子が作ったんだろ

克子姉の作った見本はこっちにあるし

瑠璃子さんが、言っているのはね自分は、あたしの作るのをそのままトレースして再現しただけだってことよ

克子姉が、説明してくれる

いや、だって再現できたら、それだけで凄いじゃんか

でも、出来上がったものは、あたしがイメージして作り上げたものでしかないでしょ瑠璃子さんは、自分の考えやイメージが入っていない作品は、自分の物ではないって思っているのよアーティスト思考なのよね

ケーキ職人としてなら親方の作ったケーキと同じものを製産するのが目的なら、今でも能力が高いと言えるけれどねでも、瑠璃子さんは、職人になるのは嫌なのよどうせなら、自分のケーキが作りたいっていう子なのね

はい、その通りでございます

瑠璃子はそういう女の子なんだ

克子姉のケーキを、そのまま再現したケーキでなく味もデザインも、自分の考えでアレンジして、初めて自分の作品か

でも、これでブッシュ・ド・ノエルの作り方は覚えたから、次からは瑠璃子さん自身の作品が作れるわね

克子姉は、優しくそう言う

いえ、わたくしは最初のケーキの下地を焼くところは拝見しておりませんので改めて、ご教授下さい

いいわよ、そんなの幾らでも教えてあげる

瑠璃子は、克子姉の良い弟子になりそうだ

一方、アニエスは自分の作ったケーキと、瑠璃子の作ったケーキを見比べている

アニエス、気にしないのっアニエスは、12歳ルリお姉ちゃんは、15歳なんだからっ後、3年の内に追い越せばいいんだからねっ

マナが、アニエスの心を読んで声を掛ける

がんばるです

あさっきより、声が小さい

わたくしは、お兄様の奴隷ですからお兄様に喜んでいただけるよう、何でも覚えなくてはなりませんどうか、克子様これからも、瑠璃子をご指導下さいませ

瑠璃子は、スッと克子姉に頭を下げる

ええ、あたしが知っていることなら何でも一緒に、この子のためのご飯を作りましょうね

よろしく、お願い致します

あっ、ずるーいルリお姉ちゃんだけ、お料理上手になるのはダメぇぇマナにもマナにも、教えてよっマナだって、お兄ちゃんの奴隷なんだから

はいはいビシビシしごくから、付いて来なさいよっ

ドレイなんだからぁ

真緒ちゃんが、マナの真似をする

あ、みんな真緒ちゃんの前では、言葉に気を付けるようにしてくれよ

オレは言う

え、どうしてお兄ちゃん

真緒ちゃんも保育園とか、幼稚園とか通うんだから外で変なことを喋ったらマズイだろ

あっ、そうか真緒ちゃんくらいの年だと、ふざけて大きな声で騒ぎそうだもんね

だからそういう関係の会話は禁止な

オレは、マナに言う

うわ、どうしよっさっき、アニエスやルリお姉ちゃんと、かなり話してたよそういう話

マナが、動揺する

お兄様に後ろからしていただく方が、奥まで突いていただけて気持ちいいけれどお顔を見ながらの方が幸せな気持ちがするというお話ですか

マナ、そんな話をしていたのか

中出しは、お腹の底に温かいお湯を注がれたみたいに、ほんわかする

アニエスも、呟く

フェラチオの時は、必ずおっぱいを見せるんだよねっ

ごめんなさーい

克子姉も何で止めないのその場にいたんでしょ

だって4人で仲よさそうに、話しているんだものっ

だけどさ真緒ちゃんの教育に良くないよっ

他の人たちの教育には良かったわよ

そうだ瑠璃子は、今夜、処女喪失のセックスをする

アニエスも明日には、犯されるオレに

年の近いマナからセックスについての話を聞かされるのは、悪いことではない

年が離れていて、体型も大人の克子姉や寧から話されるより

まだ14歳で成長途中のマナの体験談の方が遥かに受け入れやすいはずだ

だから克子姉は

とにかく真緒ちゃんのことは、気を付けてあげて

はい、判ったわ

ごめんね、お兄ちゃん

わたくしも、気を付けますわ

うっしっし気を付けまーすっ

とにかく、この件はこれで終わりにしよう

さあ、食べましょうお茶を煎れるわ

あお手伝い致します

マナも、するぅぅ

克子姉の見本も入れて極太のケーキが、5本もある

まあ、フルサイズで作らないと、勉強にならないのは判るけれど

ちょっと多過ぎないか

残ったら、夕食の後のデザートに出すから気にしなくていいわよ

オレの顔色を見て克子姉が言った

はぁ5本全部、食べないといけないのかと思った

あたしの作った見本は、切らないで取っておくわ

でしたら、わたくしのも

瑠璃子が、気を遣ってくれる

マナのは食べてねっお兄ちゃん

ああ、真緒のもっパパ

こういう2人がいるからだ

とにかく、真緒ちゃん、アニエス、マナの3本をナイフで切り分ける

どうパパ美味しい

まずは、真緒ちゃんのから

うん美味しいよ

うひひっやったぁ

続いて、マナの

どうどうお兄ちゃん

うん、美味い

下地のケーキを焼いたのは、克子姉なんだし

クリームなんかも、全て、克子姉が味をチェックしたわけで

この子らはクリームを付けてロール・ケーキの形に巻くのと、その上にチョコレートクリームでデコレートしただけなわけだから

正直、ケーキの味はそんなに変わらない

まあ、厳密にはロールケーキの中のクリームの厚さがムラになっているとか

巻かれた時に変に力が入って、潰れているところがあるとか差はあるんだけれど

アニエスのも食べてあげて下さいませ

瑠璃子が、アニエスのケーキをオレに差し出す

アニエスは無表情で、オレを見ている

まだオレが、敵なんだか味方なんだか判断が付かないままなんだろう

アニエスいただくよ

オレはパクリとケーキを食べる

うん、美味しいよアニエス

オレは、アニエスの眼を見て微笑む

良かったね、アニエスお兄ちゃんが、美味しいって

良かったですわ

良かったねっ

少女たちが、みんなでアニエスに語りかける

さあ、お茶も飲んで

ケーキと紅茶でささやかなパーティが始まった

しかしマナは、よく喋る

14歳の女の子ってこれが普通なのかな

オレは中学は男子校だからよく判らない

とにかく、話題が尽きない

克子姉、瑠璃子、アニエス、真緒ちゃんにどんどん話し掛けていく

一方、瑠璃子は本当に聞き上手だな

相手の眼を見て、一生懸命、話を聞いてあげている

アニエスは、大人しく座っている

とりあえず、この少女たちが自分を身内として扱ってくれているということは、判ってきたらしい

マナもうちょっと、ゆっくり喋ってあげろよそれじゃあ、早口過ぎてアニエスには判らないよ

あっ、ごめーんごめんね、アニエス

とにかく、アニエスの人生には同年代の子と話をするという経験が無かった

だから、マナの話のスピードとテンションに付いていけなくなっている

それでも、アニエスがジッと座っているのは

アニエスもマナたちを理解したいと望んでいるからだろう

昨夜までのアニエスなら自分のベッドに、逃げ出しているはずだ

ここまでは良い感じで来ているわ

克子姉が、オレに囁く

本当に、もっとゆっくり時間が掛けられればいいのに

残念そうな克子姉

オレもそう思うよ

せっかく、アニエスの心が解れてきたというのに

ここで力尽くのレイプなんてしたら

もう二度と誰のことも信じなくなってしまうかもしれない

できる限りのことは、してあげたいわね

みんな、ちょっと静かにして

ああ真緒ちゃんが、うとうとしている

みんなと大騒ぎして、お腹が一杯になったから眠くなったのね

克子姉が立ち上がり真緒ちゃんを抱きかかえる

そのまま、エアマットに運ぼうとするとアニエスが、克子姉の肘を引っ張る

そして自分のベッドを指差した

あっちの方が、ふかふかですの

ありがとう、アニエス

克子姉は、真緒ちゃんをベッドに寝かせる

可愛いね、真緒ちゃん

マナも、あんな子を産むんだっルリ姉ちゃんは

わたくしも、欲しいです

2人は、そんな話をしている

アニエスは、トコトコと真緒ちゃんの寝顔を見に行く

瑠璃子、アニエスに付いて行ってあげてくれないか

ちょっと、マナに話があるんだ

オレの可愛い奴隷はアニエスと真緒ちゃんの方へ行く

入れ違いに、克子姉が帰ってくる

マナが、オレに顔を寄せる

こいつ、本当に眼が大きいな

エッチしたいのマナはオッケーだよっ

マナは、いきなりスカートの中に手を入れてパンティを脱ごうとする

いや、そうじゃなくって

オレはマナに、雪乃の現状のことを話しておかないといけない

雪乃は、マナの実の姉だし市川さんのこともある

マナちゃんマナちゃんの年なら、そういう軽いノリでパンティを脱ぐのも、しばらくは新鮮な感じがするけれどそういうの、すぐに飽きられるわよ

克子姉が、キツいダメ出しをする

うへ

男の子の方が、女の子よりもムードに敏感なんだからもうちょっと、やり方を考えなさい

うんロリビッチも可愛いけれど

ずっと、このノリのままで通されるとキツイよな、やっぱり

それで、マナ実はああ、克子姉ノートパソコン貸してくれる

ええいいわよ

克子姉のパソコンをマナと見る

ミナホ姉さんの攻撃はいつも、全面的でエグイ

雪乃の痴態はありとあらゆるサイトに、バラ撒かれていた

これなんて、お菓子板なのに

その画像掲示板にも雪乃のあられもない裸身が貼られていた

局部まで、モザイク無し

割れ目から、精液を滴らせている

でも、まああたしを食べてって書いてあるし

どうぶつ板にも、貼られている

雪乃さん、動物だからいいんだよどっちかって言うと、ケダモノかもしれないけれど

グロ板にも、貼られている

確かに、グロいじゃん

壁紙板にも

壁紙っていうよりすっかり、踏みつけられて玄関マットみたいになっているよね、雪乃さん

もちろん、無修正写真ばかりだから、管理人がどんどん削除しているのだろうけれど

それ以上のスピードで、新しい雪乃の痴態が貼られていく

その作業はおそらく、この屋敷の上の階で行われている

そして外国の動画投稿サイトのアドレスも

しょうがないよ雪乃さんあたしたちを完全に怒らせちゃったんだしこれぐらいやられるのは、当然でしょ

マナは、ケロッとした顔で言う

また別の写真が貼られる

あ、これいいね何か、たった今、レイプされたばかりって感じでさ

それは雪乃が最初のレイプの時に撮られた写真だった

それ、あたしが撮ったのよ

克子姉が画面を覗き込んで言う

うわ、さすが克子お姉ちゃん上手だね

それ、印刷してポスター・サイズのも作ったのよあなた、見たでしょ

あああったなあ

雪乃に対する、嫌がらせの一環として本人に見せ付けたっけ

ええ、いいなああたしのも作って

そうね、しばらくマナちゃんの写真、撮ってないわよね

あたしも、裸の写真とお兄ちゃんとエッチしているところの写真が欲しいポスターサイズのも

お兄ちゃんの部屋に貼っておくのそしたら、いつもマナの裸を見て貰えるでしょマナとしたくなったら、すぐに呼んで裸でお兄ちゃんの胸に飛び込むからっ

そう言えば、あたし自分の写真が無いのよねそしたらさ、マナちゃんが彼としているところの写真は、あたしが撮ってあげるからマナちゃんは、あたしと彼の写真を撮ってくれる

オッケーイ

いや、克子姉今は、そういう話じゃなくって

あ、お兄ちゃん大きくなってきたよ今から、する

マナは、オレの股間に手を伸ばす

今はダメよマナちゃん

克子姉が、マナを制してくれた

ほら今は、アニエスが彼とセックスしたくなる様に仕向けている最中だから

あなたたちが、アニエスと親しくなったところで順番に、アニエスの眼の前で彼とセックスするのよそしたら、アニエス自分もしないといけないって思うでしょ

ああ、仲間外れにされないようにって

そういうことよ

克子姉とマナは微笑む

そうだねそれなら、もう少しアニエスと仲良くなってからだよね今だと、アニエスの方が引いちゃうだろうし

瑠璃子さんの初体験も、終わっていないから

瑠璃子やアニエスから見えないようにマナは、サッとオレの唇にキスする

でも1日1回は、絶対にセックスしてくれないと嫌だからね約束だよっ

マナは、オレに抱きつく

しかし、マナは本当にセックスが好きになったな

えあたし、そんなにセックス好きじゃないよ

別にお兄ちゃんがいなかったら、もうこのまま一生しなくてもいいしつーか、他の男とは死んでもしないから

マナはねお兄ちゃんが好きなんだよお兄ちゃんがね、マナのお腹の底に、ピュッピュッて射精する時ねとっても気持ち良さそうな顔をするのその顔を見るのが好き

セックスってね、本当に愛の行為なんだよお兄ちゃんとセックスしてる時って、本当に愛している、愛されているって感じるもの毎日、一日一回は感じたいのその気持ちをそれが、マナとお兄ちゃんの絆だもの

マナとオレは他人だ

他人同士が家族でいるために肉の繋がりがいる

だからオレたちは納得するまで、セックスする

本当は、一日一回どころか何十回だってしたいけれど、みんながいるからねお兄ちゃんは家族みんなのものだから

マナの笑顔はさわやかだった

雪乃さんて、ほーんとバカだよねえお兄ちゃんと何回もエッチしたのにお兄ちゃんの良さに気付かなかったんだから

マナは、画面の中の雪乃の裸体の股間を指で弾く

でも、雪乃市川さんに、無理矢理精神病院に閉じ込められるかもしれないんだぞ

仕方無いんじゃない雪乃さんの自業自得なんだから

そしてオレの手を握る

ダメだよ、お兄ちゃんあんな人に惑わせられたら

お兄ちゃんが、どれだけあの人を助けて上げたいって思ってもあの人には、届かないんだから自分のことしか眼に入らない本物のバカなんだから

マナが動画をスタートさせる

パソコン画面の中で、全裸の雪乃がセックスに溺れていく

自ら、腰を振って

この動画では消されているが

雪乃と繋がっているのはオレだ

オレのペニスに雪乃は、よがり狂っている

ほら自分のことしか見ていない自分が気持ちいいだけで相手のことは、どうでもいいと思っているこの人は、こういう人だよ

雪乃の妹はそう言う

迷っちゃダメだよ惑わせられたらダメだよこの人は、家族じゃないんだから

雪乃は家族じゃない

お兄ちゃんにはあたしたちがいるでしょねえ

なぜだか、涙が込み上げてきた

もう泣くことなんてないじゃない

マナが、オレの涙を唇で吸う

可愛いなあお兄ちゃんは

あたしも、そう思うわ

お兄様、どうなさったんです

瑠璃子と、アニエスが帰って来る

お兄ちゃん、優しい人なの雪乃さんを助けてあげられないからって、泣いているのよ

マナが瑠璃子に言った

ルリお姉ちゃんも、慰めてあげて

瑠璃子がオレの手を取り自分の頬に当てる

お兄様瑠璃子は、ここにおりますから

正面のマナ

背中の克子姉

オレの手を取る瑠璃子

アニエスはそんなオレたちを、不思議そうに見ている

ああ、オレにはもう守らなくてはいけない家族がいる

雪乃はもう、助けられない

次話から学校編です

ああ、ケーキ食べたい

こーじーこーなーのでいいから

407.上級生命令

わたくし、何も判っておりませんでした申し訳ございません

オレには言葉の意味が判らない

お兄様も堪えていらっしゃるのですね

そうだよ、ルリお姉ちゃんお兄ちゃんは、あたしたちのためにいっぱい、色んなことを我慢してくれているんだよ

マナが、瑠璃子に言う

いやオレは、別に

我慢なんてしていないぞ

この子は、絶対に逃げ出さないからいつも、あたしたちのために、現実に体当たりしてくれているのよ

オレを背中から抱き締めている克子姉がそう言う

うん、お兄ちゃんあたしたちのためなら、絶対にあきらめないもんいつも、いつも助けてくれたよ

マナが、オレの顔に頬ずりする

そんなお兄ちゃんが雪乃さんのことは、あきらめてくれたんだねっ

だってもう、雪乃さんはどうすることもできないって、あきらめたからお兄ちゃん、泣いているんでしょ

マナの大きな瞳が、オレを覗き込む

もしこれが、雪乃でなくマナやメグだったら

オレは、何とか助けられないかと必死になって考える

何だってする

雪乃さんは、家族じゃないんだからさもう、忘れようよあんな人のことはさ

マナは、実の姉を切り捨てる

申し訳無いけれど、雪乃さんにはもう1ステージ勤めて貰わないと困るのよ

ミナホ姉さんが、部屋に入ってくる

え、何でもう、いいじゃないですか

マナが、強くそう主張するが

ごめんなさいあたしの復讐のクライマックスに必要なのよ

そこから先は

ミナホ姉さんでなく、オレから言うべきだと思う

マナミナホ姉さんは、愛する家族を全て奪われただからあの人からも、愛する家族を全て奪い取らなければ姉さんの復讐は終わらないんだ

アニエスが居るから白坂創介の名前は出さない

だから、あの男の前で

オレの言葉を遮って、マナは言う

ああ、判った淫乱になっちゃった雪乃さんを見せ付けてやりたいのねうん、いんじゃないあたしも、それぐらいやった方がいいと思う

マナは白坂舞夏だった時の人間関係を完全に放棄している

ていうか雪乃だけでなくって

白坂創介に全ての娘たちが犯されるのを見せ付けるというのが、ミナホ姉さんの最終計画だ

そっか、そういうことかうん、メグお姉ちゃんは、オッケーなんじゃないメグお姉ちゃんも、あの人のこと、とっても憎んでいると思うし

メグにとっての白坂創介は自分の父親である前に、生母の仇だ

マナはどうなんだ

マナは、ケロッとして

お兄ちゃんあたしだけ、2回してくれる

2回

1回は、あたし、舞夏さんのフリして嫌嫌エッチされるからパパ、助けてぇとか叫んじゃうその方があの人にとっては、ショックでしょ処女のフリもしちゃおうかなあ

で2回目は、いつものあたしで、お兄ちゃんとラブラブ・エッチねっものすごく、エッチになっちゃうお兄ちゃん無しじゃ、いられなくなったところを見せ付けるのその方が、ダメージが強いと思うんだあの人舞夏さんには、とっても好かれていると思っているし素敵なパパのつもりでいたと思うし

でもお前

自分の父親なんだぞ

お兄ちゃんマナは、大丈夫だよ

ニコッと、マナは微笑む

あたしは、吉田マナお兄ちゃんの奴隷だよ

いいのかも何もないってばお兄ちゃんが、悪い子だったあたしをずっと信じてくれて何度も、見捨てるチャンスがあったのに、守り続けてくれたからだから、今のあたしが、ここに居るんだものそんな顔しないでよマナには、お兄ちゃんが居るんだもの家族も姉妹もいっぱい居るんだよ全然、平気だって

そして、マナは瑠璃子を見る

ルリお姉ちゃんも、全然心配しないで大丈夫だからねっお兄ちゃんの奴隷になって、ラッキーだよだって、これからみんなで幸せになるんだもんっ

そうよこの人は、優しくて良い人よみんな、この人に会って幸せになれたんだから

克子姉も、瑠璃子に言う

そっか、お兄ちゃんじゃあ、後はアニエスなんだね

マナがアニエスを見て言う

白坂創介の眼の前で、娘たちが全員犯されるのなら隠し子の一人であるアニエスも参加しなければならない

アニエス本人は言葉の意味が判らず、キョトンとしている

えっと急ぐの

ミナホ姉さんやオレが、今、この話をするということは

当然、タイムリミットのあることなのだろうと、マナは察してくれた

明日の夜までには

判ったあたしも、そのつもりで頑張ってみる

マナは本当に、勘が良い

やり過ぎるなよお前、すぐに暴走するから

できればアニエスが、自らオレとのセックスを望むように仕向けたい

リミットまでに、アニエスの心が開かれなければ

無理矢理のレイプになる

お兄様、わたくしが何かお手伝いすることはございますか

話の内容を理解してはいないだろうが瑠璃子が、そう言ってくれた

ルリお姉ちゃんは、まず自分のことを頑張らなきゃ

マナが微笑む

いいから、あたしと克子お姉さんが教えてあげるからさっ

マナだって処女喪失から、まだ何日も経っていないくせに

もっとも、マナとは回数だけはしている

膣内射精した回数は、雪乃の次くらいに多いはずだ

ほとんどが、マナがオレに心を開く前のレイプだったけれど

克子姉マナが暴走しないかどうか監視していて

判ったわ目に余るようなら、お仕置きしておくから

うん、頼むよ

マナは、オーケイみたいだよ次は、メグだね

ええそろそろ迎えに行きましょうか

オレは、椅子から立ち上がる

瑠璃子みんなと、ここで待っていてくれマナやアニエスと仲良くな

お兄ちゃん、帰って来たらエッチしようねっ

マナが、ニコニコ微笑む

ルリお姉ちゃんとアニエスに見せてあげたいのっ

瑠璃子には一つ年下のマナのセックスを見せれば、セックスに対する恐怖も和らぐだろうし

アニエスには一番年の近いマナがセックスする姿を見れば、自分もやってみたいと思うかもしれない

判った後でなミナホ姉さん、行こう

オレはアニエスの地下室を出る

空が午後から夕方の色になろうとしている

午後4時35分か

マナさんが、あんなに協力的になってくれるとはね

ベンツに乗り込むとミナホ姉さんが言った

オレも驚いているよ

もう依存じゃなくなっているわねあなたのことを、ちゃんと気遣っているし

マナは安定してきている

みんなで家族になるっていうのがこんなに心を癒やすことになるとは、思わなかったよ

いいえ、家族という前にあなたよ

あなたへの信頼が、揺るぎないものになっているのよあなた、今、死ねないわよ

みんな、あなたが居るから心を穏やかにいられるのよ今のあたしたちの家族システムは、あなた無しには成立しないわ

そう、言われても

オレは別に、何か意図してやっていることではないし

あそこで、あなたが泣いたのも良かったわ

やっぱり監視していたのか

オレとしてはみっともないところを見せたと思う

あれでマナさんは、あなたのために自分の方から何かしたいって、積極的になったんだと思うわ

ミナホ姉さんは、そう分析する

瑠璃子さんと、アニエスにも効果的だったいい揺らぎになったと思うわ

揺らぎ

今までは、ずっとこちら側から積極的に発信するアプローチだったでしょそれが一旦、ああいう形で途切れたから自分の状況を、見つめ直す良い機会になったのよ

いずれにせよ良い方向へは、向かっているわ

それなら、良いのだけれど

ミナホ姉さんは、車を発進させる

学校の職員用駐車場から地下通路で、校長室の下の隠し部屋へ

白坂創介は監禁室

前に、雪乃も閉じ込められた天井が低くて、立ち上がれない部屋だ

圧迫感が凄い

薬で眠らせているの

いいえ、あんまり眠らせると意識が混濁するから夢と現実の区別がつかなくなるのよだから、今は寝かさないようにしているわ

コンピューターの端末を渡してネット・ニュースだけは、見られるようにしてあるわもっとも、こちらが選択した過去のニュースだけだけれどね

恭子さんが、オーストラリアから、ここへ白坂創介を運んでくる間に3日間ほど、薬で眠らせたのよそして、目覚めた彼には3日間、飛んでいることは教えていないわ

3日の、記憶のズレ

だから今、白坂創介が見ているのは3日前のニュース記事よ今頃は、白坂創介の隠れ家が炎上している頃じゃない今夜には、白坂守次氏の記者会見よ

つまり現在の白坂創介の脳内では

まだ自分の悪行がネットに拡散されたばかりで

白坂家の当主も、自分を可愛がってくれている、守次氏のまま

オレたちと、ジッちゃんとの繋がりも知らない

まだ状況を逆転させる目は、残っていると思い込んでいる

もっとも、本人はニュースを見るのも飽きたみたいで今は、マイン・スイーパーとスパイダー・ソリテイアで遊んでいるわ

つくづくどうしょもねえなあ

まあ、自殺とかされたら困るから元気な方がいいわ大分、消耗しているから

ミナホ姉さんは、溜息を吐く

オーストラリアで、恭子さんが色々と追い込んだからやりすぎたのよ

オーストラリア一周、地獄巡りの旅だっけ

あの図太い神経の持ち主があそこまでヘロヘロになっちゃうとは思わなかったわ

そりゃ、雪乃の父親だから神経は、登山ロープよりも太いはずだ

そんな男を参らせてしまうなんて

恭子さん、恐るべし

だから今は、無理をさせないようにしているの最後の復讐を果たすまでは、正気でいてもらわないと発狂した人を責めたって、意味がないもの

3日前のニュースを見せてまだまだ、自分にも打つ手があるきっと、白坂本家は助けてくれると、信じさせておいた方が良いと思って

地下の部屋に出ると森下さんがいた

黒い森の番頭さんミナホ姉さんの祖父の時代から、仕えてくれている

森下、ありがとう

お嬢様何も、異常はございません

森下さんが、答える

ずっと、こっちで白坂創介を見張っていてくれたのか

交代するわあなたは、休んでいて

森下老人は、席を立つ

オレは一礼する

森下老人は、穏やかに微笑んで

と、だけ答えた

そのまま、奥のシートを倒して横になる

毛布を被って

相当、疲れているらしい

オレも白坂創介の監視をしようか

あなたは、あなたの仕事をして

今日の昼の瑠璃子さんの件だってあなたにしかできない仕事でしょ今は、それに集中して

瑠璃子の処女喪失に

アニエスの心の解放が先か

いや、まずメグを迎えに行って

白坂創介の前で、セックスすることに了承して貰わないといけないし

あ、そうだ今夜香月様がいらっしゃるそうよ

ジッちゃんが

美子様をお連れになって

美子さんに、瑠璃子の初体験を見せるつもりなのか

美子さんの付き人根性を破壊するにはセックス奴隷になった瑠璃子さんを見せるのが一番でしょう

さっきも言った通り瑠璃子さんとのセックスは、二人きりでさせてあげるわ瑠璃子さんの方に、おかしなトラウマができないようにね香月様と美子様には、中継の映像をお見せするわ

その方が良いよな

祖父や美子さんが見ていたら瑠璃子は、オレとのセックスに集中できないだろうし

だから、あなたは遠慮無くなさいね

セックス奴隷として瑠璃子を犯す

思いのままに

うちの屋敷にあるものは、何を使ってもいいわよ後で、克子に見せてもらいなさいそしたら、色々と思い付くかもしれないし

ミナホ姉さんは、そうアドバイスをしてくれた

あたしはこのまま今日は、学校に泊まるわ夕飯後には、恭子さんが来てくれることになっているしそしたら、森下もゆっくり休んでもらえるわ

うん恭子さんが来てくれるなら、白坂創介の監視は心配要らない

あなた恵美と、6時半ぐらいまで時間を潰していてくれるそしたら、学校の校門の前を渚たちの車が通るからピック・アップして貰って

渚と麗華か

今日は、麗華はお店で上手くやっているんだろうか

判ったよミナホ姉さん

そろそろ5時だ女子陸上部のグラウンドの方へ、行ってみようか

いや、何でもないよ

オレはここから出発する時に、置いていったブン殴り棒を回収する

うんちゃんとあった

制服の下にしまい込む

ああ、そんな物もあったわね

だったらこれも持って行って

ミナホ姉さんは小型のデジカメを取りだした

そして、自分の耳を指差す

そこにはイヤホンが差し込まれていた

学校にいる時には、もうクセになっちゃっているのよ隠しマイクの音を、ザッピングしながら聞いているのが

そうだミナホ姉さんは

この学校の影の主人であり

監視カメラと隠しマイクで学校全体を常にチェックしていた

そのデジカメきっと必要になるわよ

そうまで言うのなら

うん、じゃあ借りていくよ

オレは、カメラを制服の内ポケットに入れる

それから何か問題の起きた場合は

あなたも、もう判っているでしょうけれど黒森の人間として対処なさい

黒森

裏の世界の人間として

判っているよ姉さん

2階の校長室のドアから廊下へ

相変わらず、ここは全然人気が無い

休み期間中で部活の生徒しか登校していないから

外が薄暗くなってきているのに、廊下の電気は点いていなかった

玄関から外へ

もう、ゴールデンウィークの後半だ

こんな時間は、練習熱心な運動部しか残っていない

女子陸上部のグラウンドへ向かう

練習は

まだ終わっていない

オレはメグの姿を見つける

メグは、短距離走のスタートの練習をしていた

ランニングに短パン姿

クラウチングのポーズが凛々しい

おっ、旦那が迎えに来たのですなっ

女子部員の一人が、オレに気付く

恵美、旦那来てるよっ旦那

ホント、アツアツですなっ

茶化す、トレパン姿の女子たちに

集中しなッまだ、練習中だよッ

竹柴キャプテンの怒声が轟く

陸上は、武道だよ気を許すなっもし、ここが戦場だったら、あんたたちみんな死んでるんだからねッ

相変わらすハチャメチャな持論を展開する

あ、メグがオレに気付く

オレは、うんと小さく頷いた

ちょっと心配そうな顔をしている

何か、あったんだろうか

はい、みんな集合最後に、全員でダッシュ20本それから、柔軟やって、今日は上がりにするよッ

竹柴キャプテンの指示が飛ぶ

オレは、グラウンドの土手に座って見ていた

こうやって、距離を置いてメグを見るのもいい

遠くから見るとメグのスタイルの良さが、はっきりと判る

スリムで、足が長くて

本当に、モデル体型なんだよな

ああホント、綺麗だな

メグは、いつも姿勢が綺麗だ

走っている姿が美しい

カモシカのように地面を蹴っていく

オレはメグの肉体の感触を思い出す

柔らかいけれどピンッと張り詰めた肌の触り心地

特にお尻が違うスポーツをやっている子じゃないと、あの生ゴムみたいな感触は感じられない

今は、短パンに覆われている丸いお尻

それから可愛いおへそのある、引き締まったお腹

メグの女性器その内側の熱さや、湿っぽさ

そして、キュウキュウとオレを締め付ける締まり具合も思い出す

男の精子って、女性の胎内で一週間くらい生きるんだっけ

あのメグの細い腰の中で今も、オレの精子は生きている

そんなことをオレは、考えていた

お疲れ様でした解散ッッ

お疲れ様です

ようやく、練習が終わる

メグが、オレの方を向いて

ごめんなさい、後片付けがあるから

ああ、一年に雑用があることは判っている

大丈夫だ、ちゃんと待っている

どうせ、渚の車が迎えに来るのは、6時30分だ

まだまだ時間は、ある

ヒューヒューヒュー

女子部員たちの中で、歓声が上がる

待ってるだって

いいなあっ恵美

でも、ちょっと男がエラソーな感じしない

もしかして、いい気になってる

なってんじゃないのぉ

学校公認カップルだもんね

あ、そっか女子陸上部は、基本として男女交際禁止だから

オレとメグは、例外中の例外なんだっけ

あのホントにオレ、ちゃんと待っていますから

急に、緊張してしまった

学校とかこういう、普通の場所での感覚、しばらく味わっていなかったから

女子部員たちが、一斉に大爆笑する

ますから、だって

腰が引けてるよね

もっと、堂々としていた方がいいよー

どうも、騒いでいるのはみんな上級生だな

ほら用が無い者は、早く部室へ行って着替えなっ

不機嫌そうに竹柴キャプテンが叫ぶ

山峰そこで待っていられると邪魔だからどこか、別の場所で待っててもらえ

竹柴キャプテンの命令にメグが、オレの方へ走ってくる

いや、別にいいんだけれど

オレは上級生にからかわれるぐらい平気だけれど

メグは、辛そうだ

ちょっとこっちへ来て

オレは、そのままグラウンドのフェンスの影に連れて行かれる

どうしよう、ヨシくん

メグは泣きそうな顔をした

何があったんだ

あたしが悪いのあたしが、ヨシくんとのこと幸せすぎて、ついみんなに話しちゃったから

話した

みんなあたしが、白坂家と関係があることは無視してくれて普通の部員として扱ってくれたことが、すごく嬉しくて

それで、お昼の時にみんなに、ヨシくんとのことを聞かれて

オレとのこと

その時は、一年生ばかりだったからあたし、つい話しちゃって

あたしがヨシくんと、毎日エッチしていること

そしたら、一年の子の一人がその子は、冗談のつもりだったんだろうけれど、上級生に話しちゃったらしいの

それで、さっきあたし2年生のちょっと怖いセンパイに呼ばれて

何か、されたのか

メグは顔を真っ赤にする

見せろっていうの

ヨシくんとあたしがエッチしているところを覗かせろって

その2年のセンパイ、1人だけか

一人なら脅して、納得させるしかない

ううん2年と3年のセンパイ、たくさん

たくさん

ていうか竹柴先輩以外、ほぼ全員

ほぼ

竹柴先輩は知らないんだ

うん、多分

知っていたら止めてくれるだろうけれど

どうしよう、こんなこと竹柴キャプテンには、相談できないし

え、相談すればいいじゃないか

だって、そんなことしたら部の中の空気が最悪になっちゃうよあたし、居られなくなっちゃうせっかく白坂の家のことは、無視して貰っているのに

女子陸上部は耳年増の巣だったっけ

竹柴キャプテンに、徹底して男女交際禁止を命じられているけれど

部の中に居るのは恋愛やセックスに興味津々の女の子ばかりだ

そりゃ、新入生のメグが毎日オレとセックスしているって聞いたら

上級生は、見せろって言うよなあ

メグは、すっかり困惑している

ということで、久々の学校編です

明日はまた、父の付き添いで一緒に大学病院へ行かないといけません

何か、認知症の認定をくれるらしいです

おいおい、お昼ご飯はまだかい

お父さん、お昼はさっき食べたでしょ

の、定番の会話を今日、普通にしてしまいました

はあ明日はどっちだ

408.あたし呑んでます

えっと、ちょっと整理しよう

だいたい何で、そんな話になったんだ

オレは、メグに尋ねる

それはほら、あたし昨日は部の練習をお休みしたでしょうそれは、センパイの皆さんも白坂家のことで、色々あったからって判って下さっているんだけど

夕方のグラウンド

その隅っこのフェンスの影で、メグはオレに話す

でもそれなら、昨日は一日何していたのっていう話になってヨシくんとは一緒だったのかって聞かれたから

まあ、それはオレと一緒だったって答えるしかないよな

もう婚約して、メグの親にも認めて貰っているとクラスの連中にも、女子陸上部の部員たちにも話しているんだし

そしたら2年のセンパイが、ヨシくんとエッチしたって聞くから

メグは、顔を赤らめる

ちょうど、竹柴キャプテンが顧問の先生に呼ばれていてそういう話を止めてくれる人がいなかったのよそれに、あたしセンパイたちに対して、嘘を付くのもいけないなって思って

確かにメグとセックスしている昨日も

というかここんとこ、毎日している

必ずしている

ほらうちの部に、あたしたちと同じクラスの子がいるでしょだから御名穂さんが、うちのクラスで話した高校生同士でも、正式に婚約していたらエッチしても問題にならないって話部のセンパイに伝えたの

それと雪乃の例の校内放送でのエッチ中継があったでしょみんな遠藤くんに襲われていると思っている

実際はオレが雪乃を犯した

そして、雪乃はレイプされているうちに、淫乱モードに火が付いてしまって

部のセンパイたちもみんな、あれを見ているから

全ての原因はオレじゃないか

元々、耳年増でエッチなことに興味のある女子高生たちが

硬派の竹柴キャプテンの男女交際禁止令で、ずっと悶々としていたわけだし

そこに、オレとメグの婚約のニュースが飛び込んできて

なおかつオレたちが、自由にセックスし放題だという情報から女子部の部員たちの妄想が一気に膨れあがってしまっていた

その上雪乃のセックス中継を、見せ付けられてしまって

そりゃ悶々とした頭が、大変なことになる

それでオレとメグのセックスが見たいって、言い出したのか

うんあたしに言ってきたのは、2年のセンパイだけれど3年の中谷さんに命令されてると思うの竹柴キャプテンとそんなに仲良くない人なのよキャプテンは、短距離で中谷さんは、長距離専門だから長距離やっている子は、みんな中谷さんのグループだし

女子陸上部の中で派閥があるんだ

メグは泣きそうな顔でオレを見る

オレは見たいっていうのなら見せてやったって構わないけれどでも

それをネタにメグが部の中で、ずっとイジメられたりする可能性があるだろ

セックス見学者が、2年3年の上級生たちばかりなら

それに元から、裏でエッチな話ばかりしている人たちなんだからオレとメグのセックスを見た感想を、陸上部以外の生徒にも喋りまくると思うよ

そんなことされたらあたし、もう学校へ来られないよ

何か上手い作戦を考えないとな

オレは頭を働かせる

とりあえずメグが2年生のセンパイにセックスを見せろって言われたのを知っている部員はどれくらいいる

それはその場に居たのは、8人ぐらいだけみんな、長距離の2年と3年のセンパイたちだけあたし、そっちのグループに呼ばれて行ったから

メグは短距離グループなんだな

グループ同士の確執も絡んでいるんだな

その場に居た人たちから、さらに情報が拡散した可能性はあるか

無いと思うあたしは、その場では曖昧に返事しかしなかったし他の部員に話したら、竹柴キャプテンに伝わるでしょそれは、中谷先輩も嫌だと思うから

短距離の竹柴キャプテンに、部の運営の全てを抑えられている中谷センパイとしては

竹柴キャプテンに隠れて短距離派閥のメグをイジメて、溜飲を下げようって思っているんだな

オレとのセックスを見せろというのはただの言い掛かりだ

できないことを要求してメグの困る顔が、見たいだけなんだ

このままだとメグは、長距離派閥のセンパイたちにずっとイジメ続けられることになる

早くセックスを見せろ、いつなら見せられるんだとか、延々と

まいったな

かといって、今のこの状況で竹柴キャプテンに相談すれば

短距離派と長距離派の確執が深まるだけだ

長距離のセンパイたちから、メグが睨まれることは変わらない

心配するな絶対に、何とかする

オレの胸に身体を寄せる

それでオレの胸ポケットの中のデジカメのことを、ハッと思い出した

そうかミナホ姉さんは、知っていたんだ

隠しマイクで

今日みたいな部活の子しか登校していない日に

ミナホ姉さんがチェックしているのは、メグに関することだけだろう

多分、昼に家で仕事している時からメグの周りの様子を監視していたんだ

メグのピンチを知ったからオレに、カメラを

ミナホ姉さんは黒森らしく解決しろって言っていたよ

黒森らしく

それならやることは、決まっている

メグセンパイたちに、見せてやろう

メグは、驚く

要は普通の女子高生たちが想像できないくらい、濃厚なセックスを見せ付ければいいんだ

竹柴キャプテンの男女交際禁止令があるから

センパイたちは、みんな処女だろう

経験があるとしても大したものであるはずがない

オレは何も知らないことにするメグは中谷センパイたちに、オレとセックスするから隠れて見ろって伝えるんだ

隠れて

えっと盗み見している人たちが、逃げ出せないような場所がいいなあオレとメグがセックスを始めたら、終わるまでは出て来られないような

それなら、女子シャワー室がいいわあそこの奥は窓も無いし今日みたいに、シャワー室を使う運動部が少ない日は、カーテンで区切っちゃって、奥は電灯も点けないの

うん、ならそこに中谷センパイたちを、おびき出そう

オレの中で黒森の男としての作戦が立てられていく

とにかくメグがセックスを見せろと言われたことを知っている子は、全員呼んじゃえ一年生や短距離の子もだ

後顧の憂いは、一気に刈り取るその方が良い

悶々としている部員たちにメグを玩具にはさせない

でも中谷センパイに、あたしがじゃあ、エッチをしているところを見せますって言ってもさっきのは冗談だったんだって、誤魔化されるかもしれないわそしたら、あたし自分からエッチを見せようとした、露出狂の女の子みたいに噂されちゃう

だから、そうならないように長距離の子たちが、集まっている場所で言うんだみんな、エッチなことで頭の中が悶々としているんだから、中谷センパイがスルーしようとしても、絶対に他のセンパイが乗ってくるそしたら、ケンカ腰で対応するんだ長距離の人たちは、エッチを観る度胸が無いのかとか言ってやれ

大丈夫だ絶対に上手くやるメグが、陸上部の中で困るようなことにはさせない

オレの決意にメグは

判ったやってみるわ

じゃあまず

オレは、作戦の詳細を伝える

オレは、そのまましばらく、女子陸上部の部室の見える場所で時間を潰す

ベンチに座って缶コーヒーとか飲んで

メグは、1年生たちと一緒に後片付けを

それじゃあ、後は頼んだよ

竹柴キャプテンと短距離の3年生の数人が先に帰宅する

竹柴キャプテンは、今日は自転車通学らしい

校門でなく駐輪場の方へ向かっている

キャプテンが部室を出たことで短距離グループの子は、みんな部室から出て来る

中には、長距離グループの子ばかりとなる

長距離派のボス中谷センパイを避けて、おのずとそうなるのだろう

まだ短パン姿のままのメグが、チラッとオレを見た

オレは50メートルは、離れている

メグに判るようにうんと頷く

メグはそのまま、部室の中へ

しばらくして

部室から、ぞろぞろと女子たちが出て来る

まだ着替えていない子が多いな

1年生も入れて12人くらいか

あ、1年生の子が、外に居た短距離の1年生にも声を掛ける

これで、15人になった

残っている短距離派の1年生に、上級生らしい人が偉そうに何か言っている

多分あれが中谷センパイだな

そして、長距離グループ+短距離の1年生3人は女子シャワー室の方へ向かう

あれが全員、オレたちのセックスのギャラリーになるのか

メグが部室から出て来る

そのまま、部室の管理を他の短距離の1年生に頼んで

オレの方へ歩いてくる

ヨシくんの言う通りにしてきたわ

ヨシくんは、気付いていないだから、シャワー室の奥に隠れて見てって

よくやったな

オレは、メグに微笑む

今日はもう、他の女子部は残っていないって短距離の1年生で残っている子は、もうシャワーを使わずに帰れって命令されたわだから、シャワー室はあたしたちだけよ

邪魔は入らないと中谷センパイは、思っている

5分後にヨシくんを連れて来いって

メグ、竹柴センパイにメールして

あ、メールの送信はオレたちがシャワー室に入る直前でいいから

竹柴キャプテンはオレたちがセックスし終わった頃に、駆けつけて欲しいんだそうじゃないと事前に阻止じゃあ、遺恨が残るだろ

中谷センパイが、メグにセックス披露を強制している現行犯でないと

竹柴センパイは、今日は自転車みたいだしメールに気付くのに、時間が掛かるかもしれないけれどとにかく、すぐに戻って来られるのは困るんだ

メグは、ポーチから携帯を取り出しオレの指示通りに、メールの文を打つ

オレは、メグと手を繋いで

ギャラリーたちの待つ、女子シャワー室へ向かう

メグ、緊張している

メグの手が冷たい

うん、ちょっと

さて悶々としている処女女子高生たちの度肝を抜くような、セックスを見せ付けないといけない

どうするか

メグシャワー室に入ったら、メグじゃなくなってくれ

そうだなオレのことは、みすずみたいに旦那様って呼んでくれそれで、頭の中は、美智になってくれ

美智さんに

美智になったつもりでオレとセックスするんだそれなら、恥ずかしくないだろう

自分では、無いのだから

そういう遊びのセックスだよ演技だよそれならみんなが見ていても、思いっきりできるだろ

そうね美智さんならみんなが見ていても、平気でエッチするよね

でも、完全に美智じゃないんだだから、オレの呼び方は旦那様そういう、キャラクターをメグの中に作ってくれ

ちょっと待ってあ、判ったあたしはヨシくんの妻だから旦那様なのねそれで美智さんみたいにちょっと、ヨシくんにイジメられたいタイプで古風な奥さんで

すごいマゾっ気があってセックスの時の声が大きいんだ

うんそっか美智さんのフリをしろっていうんじゃないのね新しく、そういう女の子を想像して演じればいいのね

そうだいいよな

ヨシくんできるよあたし

ニコッと、オレに微笑む

すっごいエッチになれるか

うん、なれるよいつものメグじゃないんだもんっ

いやメグは

オレとセックスする時は、いつもエッチだけれどな

メグ本人にとっては、そうじゃないんだな

メグの手が、温かく和らいでいく

全身の緊張がスーッと抜けていくのを感じた

どうしたんだよ、メグこんなところへ連れてきて

女子シャワー室の中に、入る

我ながら下手くそな芝居だ

シャワー室の奥はメグの話し通り、電気が消され、カーテンが引かれている

みんな息を殺しているが隠れているのは、丸わかりだぞ

何より部屋の奥から、女の匂いが漂ってくる

トレパン姿のままだった子は、まだシャワーを浴びてないんだもんな

申し訳ございません、旦那様わざわざ、お呼び立て致しまして

大きな声でメグは言う

カーテンの中の子たちは、驚いているだろう

だからどうしたんだって聞いているんだよっ

オレも、大きな声で威圧する

はい旦那様あの恵美に恵美に、お仕置きして下さいませ

お仕置き

はい、恵美は悪い子です今日の練習中も、旦那様のことを思ってエッチな想像をしてしまいましたどうか、はしたない恵美をお仕置き下さい

判った恵美、尻を出せ

恵美はシャワー室の壁に手を付いて、短パンの尻をオレに向ける

カーテンの向こうは、シンとしている

みんな普段の優等生な恵美を知っているしオレとの様子も見ている

16歳の高校一年生同士のカップルだと思って舐めていたはずだ

オレたちのセックスだって、たどたどしくて不器用なものだと思っていたはずだ

だから見物して笑おうと思っていたんだろう

まさかのSMチックな濃厚セックスが始まってしまった

それも、オレもメグも全く迷いがなくやっている

堂々と大きな声で

脱がすぞ恵美

オレは、当たり前の様に恵美の短パンとパンティを引き下ろす

玉子の様につるんとした恵美のお尻がシャワー室のライトの光に照らされる

どうしたんだ、もう濡れているじゃないか

大きな声で、オレは言う

恵美の股間はすでに湿っていた

旦那様のことを考えると恵美は、トロトロになってしまうんです

恵美も、絶好調だ

というかメグは元からMっ気が強い

火を点ければ一気に燃え上がる

でオレに、どうして欲しいんだ

叩いて下さいいけない恵美のお尻を、叩いて

オレは、メグの白いお尻を叩く

ピシャンッ

ピシッ

ビシャンッ

メグは、細い長身の身体をセクシーにくねらせる

どんどんいやらしい汁が垂れてきているぞ

あん恥ずかしいです言わないで

次は、どうして欲しいんだ

入れて、入れて下さいっ恵美のこと、犯して犯してぇぇ

ダメだ

オレは、ぴしゃりと跳ねつける

恵美が、オレに奉仕する方が先だろ

はい申し訳ございません旦那様

オレは全裸になる

平然と

ズボンだけ脱ぐとか、ペニスだけ出すとかそういう、みみっちいことはしない

完全に全裸だ

カーテンの奥の連中はこれで、もう出るに出られなくなる

一方、メグの方は下だけ脱がして、上のランニングは着たままにさせた

これで見た目的には、オレが女子シャワー室でメグを襲っているようには見えない

二人とも半裸だったり、女の子の方が脱いでる分量が多いとレイプっぽいけど

男が全裸で、女が半裸だと合意っぽい感じが出る

何より半裸にされたメグは、セクシーだ

もう、大きくなっていますね

全裸のオレのペニスは隆々と天を衝いている

その形を、しっかりとカーテンの奥から除いている連中に見せてやる

勃起ペニスを出した瞬間に、カーテンの奥から息を呑む声が聞こえたぞ

みんな、本物を見るのは初めてなんだろう

ご奉仕致します

半裸のメグが、オレの前に跪き手慣れた手つきで、オレのペニスをしごく

ああっあたしのあたしのです、これ

メグは、勃起に頬ずりする

いつもみたいにおしゃぶりしてもいいですか、旦那様

いつもだったら、恥ずかしくて言わないような言葉を

作ったばかりのキャラクターを被っている、メグは言う

奥の人たちによく見えるように恵美は、オレの亀頭にキスする

舌の先でペロペロと舐める

旦那様の味大好き

唇でしゃぶる

じゅぱっじゅぱつちゅっ

もう、すっかりフェラチオが上手くなったな

旦那様に毎日しているんですものもっと、もっと気持ち良くなって下さいああいいよ、恵美

あたし処女も、旦那様に捧げたしお口もファーストキスだって、旦那様ですメグの身体は、全部旦那様のものなのあたし、一生、旦那様としかエッチしないわ旦那様に毎日愛していただいて旦那様の赤ちゃんを産むの

メグの言葉は部屋の奥に隠れている、女子部員たちに向けられたものだろう

あたし、とっても幸せです一生掛けて愛する人に、出遭えたんですもの愛してる、愛してるわああん、好き好きなの大好きあたしの心と身体と全部使ってヨシくん

メグの感情が、大きなうねりについ、零れてしまう

オレも、愛しているよ一生、一緒にいような

うん大好きヨシくん

メグが、ペニスを舐めながらオレを見上げる

ヨシくんじゃないだろ

えっと旦那様えへっ

微笑むメグ

もう、我慢できないのメチャクチャにして

判った後ろからしよう四つん這いになれ

メグが、シャワー室の床に四つん這いになる

女子陸上部の処女の皆さんにはこの女にとって屈辱的なポーズから、見て貰おう

お、お願い

オレは、カーテンの奥の連中に見える様に勃起をメグの股間に当てる

自分の指で、割れ目を拡げろ

メグは、片手で秘部を開帳する

早く、早く

ああ、行くぞ

オレは、グイッと押し込むッ

あんっ入ってきたぁぁ

そのまま、じゅぶじゅぶととろけた胎内に押し進む

ほーらゴールだ

うん、トンて突いたよおっメグの子宮の入り口をノックしてるのぉぉ

ここからは、ハードに

オレは、メグの腰を掴み

荒々しく、腰を突き込むっ

あっあっはふんっはぁん気持ちいいよおっ

動物的な男女の肉の交わりを見るがいい

人間は、ここまでエッチに蕩けるんだぞ

メグメグメグぅぅ

ああっいいよおっもっとグチャグチャにしてぇぇ犯してぇぇ

オレは、メグのランニングを捲り上げておっぱいを露出させる

腰を送り込みながらうしろから、胸を力一杯揉み上げるっ

あっもっと痛くしていいからっいいのっおっぱいも、いい

メグは快感に溺れていく

ダメよまだ、ダメぇぇ出すときは、メグの顔を見ながらにしてぇぇ

あたしもヨシくんのお顔みたいよおっ

オレは1回、ペニスを抜く

シャワー室の床は、固いし冷たい

ここにメグを寝かすのは、可哀想だし

ペニスを抜いたからメグの中で、またヨシくんから旦那様に戻る

メグは、シャワー室の脇のベンチを指差す

オレは、ベンチに浅く腰を掛ける

失礼しまぁす

メグが、座ったオレの膝の上に

対面座位の体勢になろうとする

あはっこれから、お顔を見ながらできるねっ

メグの可愛いおっぱいも、舐められるよ

オレは、メグの乳首を舐める舌で転がす

あん気持ちいいあたし、女に生まれてきて良かった

あたし、あなたの奥さんになるために生まれてきたんだからねっ

そして自分の手でオレのペニスを掴み割れ目に、当てる

入れて良い旦那様

いいよオレの奥さん

じゅぽりっ

熱く溶けた泉に勃起ペニスが包まれる

あっまた、来た来てくれたああんっ

メグは、自らグリグリと腰を動かす

これはあたしのお腹の中にずっとあるべきなのずっと、ここに居てぇぇ

気持ち良くなってね

メグが、リズミカルに腰を動かす

あたしここが気持ちいいの旦那様のがあたしの中の気持ちの良いところに当たっている擦れている

メグの動きが、激しくなる

オレも、下からグイグイと突き上げる

恵美ああっ

うふふ気持ちいい

もう、出ちゃいそうなの

ああ出そうだ

恵美のお腹の中にいっぱいくれる

ああ、恵美の中で中で射精するからな

赤ちゃんできちゃうよいいの

ああ、産んでくれよオレの赤ちゃん

うん産むわ絶対に産むから、あたしあたしも欲しい

ヨシくんの赤ちゃん欲しいから恵美の中に中にちょうだい

欲しいよおっヨシくんの熱いの恵美の中に注いで

恵美恵美

あああたしも、イキそうイキそうだよヨシくん

一緒にイこうメグぅぅ

うん大好き大好きキスして

オレたちは、見つめ合ったまま舌と舌を絡め合う

ディープキスを繰り返す

ああ感じるヨシくんがメグのこと愛してくれてる嬉しい嬉しいよおっ

あっあっもう、クルメグ、飛びそうヨシくん、メグイッてもいいイッちゃってもいいですか

いいからイクんだイケよメグ

オレも限界だぁぁ

いいのイッちゃったら、赤ちゃんできちゃうよヨシくん、いいの

いいからオレの子を産めよ恵美っ

ああっ産みますっあたし、産むっ産んじゃうのっあああああっ

シャワー室の壁をビリビリと響かせて恵美がクライマックスの声を挙げる

出してぇぇメグの中に出してぇぇイクぅぅメグ、いっちゃううううっっ

メグ出すぞっ

じゅわわわわっ

オレの熱い白濁液がメグの子宮の中に、浸透していく

あ、熱い温かいの、お腹の底に拡がっていくようヨシくんの温かいっこれ、好きっ気持ちいいよおっ

オレの眼を見ながら、メグは身体をビクンビクンと痙攣させる

呑んでる呑んでるよおっメグの子宮がヨシくんの精液、ゴクゴク呑んでるよおっ

じゅわっ

じゅわわわっ

何度も脈動しながらメグの胎内で、射精が続く

メグの胎内は、オレを締め上げ最後の一滴まで、絞り取ろうとする

あああっ出てるぅぅどうしよう赤ちゃんできちゃうメグのお腹の中に命を授かっちゃうよおっ

メグは、オレの上で半裸の身体をセクシーにうねらせていく

愛してる、愛してるキスしちゃう旦那様ぁぁあたしの旦那様ぁぁ

メグが、オレにキスをした

ガラガラガラッ

女子シャワー室の扉が、開く

悪鬼の様な顔をした、竹柴キャプテンが仁王立ちで立っていた

ちゃんと、避妊しろっ馬鹿者おおおッッ

オレの上で、トロンとしていたメグが

あっ竹柴キャプテン、これは大丈夫なんです

山峰何が大丈夫なんだぁぁ

メグは、オレと繋がったままキャプテンに言う

あたしちゃんと毎日、ピル呑んでます

父の動脈瘤破裂の方の、術後診断は良好でした

食事制限も、取りあえず終了と言うことで

何か、好きなものを食べられないというのもボケの進行に影響するらしいです

やっぱり、生きている楽しみが減るのは、良いことではないらしいです

まあ、来月には心臓カテーテルの方の術後検診があるのですが

しかし毎回、付き添いで大学病院まで行くのは疲れます

409.女子陸上部始末控

ピ、ピルって何だ

竹柴キャプテンは、困惑して引きつったままメグに尋ねる

避妊薬です

避妊薬

はい、ですからお腹の奥に、精液を出してもらっても、妊娠はしません

ケロッとした顔で、堂々と答える

いや、オレの女たちは、みんなそうしているからメグにとっては、当たり前なことなんだろうけれど

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