オレの頭を優しく撫でる
み、ミナホ姉さん
なあに良信
オレ全然、カッコ良くないよ顔だって、良くないし
バカね
あたしたちにはあなたが眩しくてたまらないのよだからあなたのことが大好きなのよねあたしたちは
だからこそ不安にもなっちゃうんだけれどね
さっき言ったでしょあなたには、本当に心を全て打ち明けられる男の友人を作ってもらうのは困るって
ね、今のこのお風呂場の様子あなたのクラスの他の男の子がここに居たら、どうなると思う
オレは広い浴場を見渡す
克子姉の豊満なナイスボディからキャッキャと笑う、真緒ちゃんの幼女裸体まで
高校3年の日舞で鍛えた美子さんの健やかで色白の身体もあれば、14歳の夜見子のロリ巨乳もある
金髪美少女で発育の良いアニエスと褐色の締まったイーディの裸身
月子、瑠璃子、ルナ、雪乃にメグ色々なタイプの美少女たちが、よりどりみどりだ
うーんみんな鼻血ブーかもしれないな
これだけの美少女たちが、裸で並んでいるんだから
それなのに何で、良信は勃起していないの
いや、だって真緒ちゃんが居るからそういうのは教育によくないからって、決めたじゃないか
決めたから勃起しないの
う、うんだってまずいよね、そういうのは
そういうガマンができちゃうっていうことが、あたしたちは不安なのよあなたは健康的な男子高校生だし人並み外れて性欲が旺盛な、絶倫の男の子なのよ
いや、そんなこと言われても
あたしたち全員を性的に満足させているくせに何言っているのよ
オレちゃんと、みんなを満足させられているの
そうよ不安なの
だってオレは毎日だけれど、みんなは順番の当番制だし
あんまり自信は無い
ああ、男の子と女の子って、性的な欲求の現れ方が違うから
ほら、高校受験の時に男は恋愛すると、入学試験に落ちるとか言われなかった
いや、オレ中学は男子校だったから
全寮制の
周りには、男しかいない
ああ、そうだったわね女の子はね受験勉強の時に、恋愛していてもそれが、良い気分転換になって、勉強には影響しないんだってでも、男の子の方は恋愛にムラムラしちゃって、勉強が手につかなくなるって言うのこれ教師だった時に、前は中学校に勤めていた先生から聞いたんだけれど
ああ、何となく判る気がする
男は、日々精子を生産し、放出するからなあ
受験の時期に、あんまりラブラブになっちゃうとムラムラしまくるかもしれない
男の子はイッて射精しないと、満足できないんでしょ女の方は、別にセックスで必ずイカなくても、不満にはならないから相手との間に愛のある関係ならね
セックス中毒の子は良い身体をした男なら、相手は誰でもいいみたいな子は、セックスだけが満足の対象だけれどちゃんと恋愛している女の子は、こうやって相手の肌に触れているだけでも、満足できちゃったりするから安心感とかだけで充分だったりするのよ
そう言ってオレの背中や胸を撫で回す
それに、今のあたしたちの家族は、結構、理想的な状態にあるから女の子も、日によってはムラムラして、無性にセックスしたくなることもあるんだけれどそういう日は、順番を変わってもらったりゲストに呼んでもらったりみんなに隠れて、こっそりあなたを押し倒したりみんな自由にやっているでしょ
実際、女同士で色々話し合ってるみたいだ
ていうか、みんな気遣いのできる子ばかりだし
落ち込んでいる子とかがいれば、オレとの順番を優先したり
アニエスやマナが精神的に不安になった時に、突然、オレにセックスを求めることも黙認してくれている
みんな、基本的にお互いを認め合っているからねそれで、上手くいっているのよ
だってあなたは、あたしたちが求めたら、絶対に拒絶しないでしょ
いつでもどこでも求められたら、セックスするちゃんと勃起するし、射精するこれって凄いことよ
だって何かさセックスできないとオレのここでの価値がなくなるみたいで
オレはまだメグと罵り合っている雪乃を見る
オレあの白坂創介の私刑の時に雪乃が犯せなかったろ雪乃を見て、勃起できなかったから
そして父親の前で、雪乃をオレが犯せなかったから
白坂創介は、無残な最期を遂げることとなった
ごめん、ミナホ姉さん
白坂創介に雪乃が犯されているところを見せつけるのが、ミナホ姉さんの復讐だったんだよね
何年も練り続けた復讐計画
オレは、それを台無しにしてしまったわけだから
ミナホ姉さんは、オレを抱き
もう、いいのよそんなことは
ねえ、良信今なら抱けるわよね今の雪乃さんなら
オレは、楽しそうにケラケラと笑っている雪乃を見る
なら雪乃さんとセックスしなさい他の子が一緒でもいいわううんその方がいいかもね
恵美にとっての、コンプレックスの源が雪乃さんだったみたいにあなたにとっての、コンプレックスの原点も、やっぱり雪乃さんなのよ
あなたが初恋の相手である雪乃さんを、力尽くで欲望のまま、レイプしてしまったという過去が、あなたの心にトゲとなって突き刺さっているんだと思うわ
雪乃との初体験
あなたは後悔しているのよね雪乃さんを犯したことをだからあたしたち家族とのセックスは、いつも丁寧だし感情のコントロールやブレーキも効きすぎているのよ
雪乃とのセックスの時だけはいつも、感情剥き出して、何もかも解放していた
それが、他の女が相手だと自分を抑えて、相手を気遣い過ぎてしまう
瑠璃子さん以前に、あなたの女になった子はみんな、知っているのよあなたがいつも、狂おしく雪乃さんの身体を犯している姿をセックスしているのに、泣いているような心の欠落を何とかして埋めようとしているような、痛ましい様子を
あんなセックスを、もし自分が求められたら雪乃さんでなく、自分だったらあなたのことを、優しく慰めてあげられるのにって、みんな感じているのよ
なのに、オレは雪乃以外の女には、心を抑えたセックスしかできない
だからニキータさんや、星崎可奈さんみたいな子を連れてきたりしたわけああいう子を犯してあなたに野性を取り戻させようとしたのよ寧やみすずさんだけでなくあたしもね
ニキータつまり、アーニャをオレに紹介したのは、ミナホ姉さんも一枚噛んでいる
可奈センパイのことも、寧たちに承諾しているはずだし
でも何で
オレの問いにミナホ姉さんは
だって今の今まで、あなたがもう雪乃さんとセックスする機会は訪れないだろうと思っていたから
オレ自身そう思っていた
雪乃とはもう二度と、セックスすることはできないだろうって
だから、雪乃さんの代わりにあなたが、感情をぶつけてセックスできる相手を探していたわけあたしたちで無理なら、まずは雪乃さんに似た人からって
それが、アーニャであり可奈センパイ
ま結果的には、雪乃さんが家に来てくれて良かったと思うわこれで、あなたのコンプレックスが消えるかどうかはまだ判らないけれど
オレが雪乃とセックスすることで、コンプレックスを消せたとしてでも、そうなったらオレ、変になっちゃうかもしれないよ
今までみたいに、抑えが効かなくなってセックスの最中に、気遣いとかしなくなるかもしれないし今みたいに、真緒ちゃんがいる場所でも、チンコをギンギンに勃起させちゃうかもしれないし
ミナホ姉さんは、本当に大きな溜息を吐いた
あたしたちは、そうなることを望んでいるのよ
なぬぬぬっ
い、いやでもさ
大丈夫よ勃起してちゃいけない場所で、あなたのオチンチンが大きくなっちゃったら、誰かがちゃんと絞り出して、小さくしてあげるから
あたしだって口は使えることは、知っているわよね
ミナホ姉さんのフェラチオはとても巧い
だって、オレそんなことになったら、メチャクチャなエロ大王になっちゃうよ
構わないわよだって、あなたは黒い森のボスになる男なのよ
可奈さんが言っていた1年の子犯しちゃいなさいさっそく調べたけれど可愛い子だったわ可奈さんが言う通り、今年の1年生のナンバーワンかもしれないわね
え、ええ
身体計測の時に隠しカメラで撮った映像や、プールの授業の時に着替えている盗撮映像を見つけておいたから観ておきなさいそして、本人に会った時には、この子の処女を犯すんだってそういう眼で見るのよ
だって、その子は今無理矢理、交際を迫って来ている柔道部の子と別れたいんでしょその願いを聞いてあげましょうよその代わりあなたは、あの子の肉体を楽しむ問題無いわ
眼の前にある、美味しそうな物はためらわずに食べなさいそういう幸運は、二度と来ないかもしれないんだからそして絶対に、相手を可愛そうだと思ってはダメよ
無闇に相手を助けるということはその人を見下すのと同じことだから
助ける以上は報酬を得なくてはいけない
もちろんあなたが、その子を見て気に入らなかったら、見捨ててしまっていいから可愛いなセックスしてみたいなって思ったのなら手を出せばいいわ
あなたは、もう少しズルくならないといけないし少しは、自分が良い思いをするっていうことを考える様にしないと何でも、あなたが1人で抱え込もうとするとみんなが迷惑するわ
オレは、自分ではカネも力も持っていないのだから
逆にあなたが良い思いをするっていうことはあたしたちにも得があるっていうことだからねもちろん、あたしたちはあなたのためなら何でもしてあげるけれどなるべく余計な手間やお金が掛からない方が良いと思わない
確かにオレが、色んなことを背負い込もうとしたせいで
ミナホ姉さんたちには、迷惑を掛けている
判っていると思うけれどこれからのあなたは、収益を出す行動をしていかないといけないうちは大家族なんですからね
ああオレのせいで、ムダ金を支払うことになるのはよくない
確かに、稼がないと
そして、あなたが収益を得るということは当然、誰かと利害関係になるわ絶対に、敵は生まれるあなたが1人も敵を作りたくないと思ってもね世の中の人全員と共存するなんて無理よ
そして敵は、あなたから収益を奪おうとするわ良い子ちゃんを気取っていると奪われるだけよあなたはそれで良くてもあたしたちは困るわ
オレには家族の生活を困窮させるわけにはいかない
だからズルくなりなさい強くなりなさい取引は、必ず自分の方が得をしなくてはいけないのよフィフティ・フィフティは、負けなんですからね
それが大人の世界で、生きるということなんだ
もちろん、取引はフェアでなくてはいけないけれどだからって、こちらの全てのカードを相手に見せる必要は無いのよ相手に嘘を吐くのは悪いことだけれど単純に、全てを語らないというのは罪ではないわこちらに問い合わせしなかった、相手側のミスなんだから
こちらの隠しているものに気付かなかったのならそれは、相手の責任よあなたは正々堂々と、相手の身ぐるみを剥がしていいのよそういうことを卑怯だと思ってはダメよこの世は、弱肉強食なんだから
ミナホ姉さんはずっと、そうやって裏の世界で生きてきた
そしてできる限り、美味しいものを食べるようにしなさい仕立ての良い服を着なさいせっかく生まれて来たんだから一番良いモノを体験しなさいあなただって、アニエスたちに、良いモノを与えてあげたいでしょ
オレだって、あの子たちに良いモノを与えてあげたい
だからって、あなたはガマンをして家族にだけ良いモノを与えるなんていうのもダメよあなたも、ちゃんと幸福にならなきゃダメそうでないとあたしたちが幸せになれないから
オレも幸せにならないと家族が幸せになれない
いい、自分はダメな人間だとか自分は何もできないとかそんなことを考えてるヒマがあったら、幸せになる努力をしなさいあなた自身と、あなたの家族が
グタグタしている場合じゃないんだな
こんなにも、オレにはたくさんの家族が居るんだから
判ったよ、ミナホ姉さんオレはまず、自分が幸せになることを考えるよ自分が幸せにならなきゃ、他の家族を幸せにする力も手に入らないもんな
自分が幸せじゃないやつが、家族を幸せにできるという考えがおこがましかったんだ
そう判ってくれた
じゃあ女の子もいっぱい抱きなさいね
美味しい料理や、美味しいお酒を味わうのと同じよあなたの興味を惹いた可愛い女の子は、みんな抱いてしまいなさいそして、セックスしてみて気に入った子がいれば家族にすればいいし、あんまり美味しくなかったら放流すればいいのよ
そ、そんなことしてもいいのかなオレが
オレは普通のただの高校生なのに
良信あなたはもう、普通の子ではないのだから、普通の子の感覚は、もう捨てなきゃいけないわそのことに気付きなさい
香月様はそういう生活をなさってきたでしょ
ジッちゃんは老齢になるまで、かなりの艶福家だったという
でもジッちゃんは、香月家の当主なんだから
そんなこの世の全ての贅沢を味わい尽くすみたいな生活も許された
何言っているのよ良信
あなたはみすずさんの相手として、香月家の全てを手に入れる男の子なのよ
もう、あなたは戻れないのよ
みすずさんも瑠璃子さんもあなたが、何人、女の子を抱こうが何人妊娠させようが、全然平気よむしろ、そういうことをしていても泰然とできる人間になって欲しいと願っているわ
だって、あの2人の理想とする男の生き様は香月様なんだから
2人とも、ジッちゃんを間近に見て成長して来たんだから
香月様があなたならうちの高校の可愛い女の子は、全員手を付けるわよとりあえずセックスして、味を見るわだから、いいのよあなたもそうして
脱皮しないといけないんだな
今のままのオレよりももっと、スケールの大きい人間にならないと
ねえ、そろそろみんな上がるって言ってるわよ
雪乃が、オレに声を掛ける
パパ早く早くですの
アニエスが、オレとミナホ姉さんのところへやって来る
ワーオパパ
オレの股間を見て驚く
ダメですの、パパ真緒ちゃんがいるのに大きくするのは、いけないことですの
オレの勃起を見てオレの耳に、そう囁いた
ぷんぷんするアニエス
こっちを見ている雪乃たちにアニエスは
何でもありませんのっ先に上がってて下さいの
ありがとうちょっと待っててくれよそうしたら鎮まると思うから
そういうオレにアニエスは
何言ってますのパパ
真面目な顔で言った
こんなに大きくなっちゃったんですからアニエスが、ちゃんと出してあげますのっ
へ
メッセージボックスに、ダイレクトメールを下さった方
今、気付きました
これから返事を書きます申し訳ありません
メッセージボックスへのメールって、1年に数件だけなので
全然、チェックしていませんでした申し訳ありません
それと、溜めている感想欄の返信もできる限り、今年度中に返信致しますので
大変、申し訳ございません
763.御名穂の救済
いや、あのアニエス
もおっ、パパオチンチン貸してですのっ
裸の金髪ハーフ美少女が、オレに迫って来る
はいはい待って、待って、待ってストップだよっ
ストップよっ
脱衣所からマナとヨミが帰って来る
その後ろからはルナも
恥ずかしそうに、マナたちの背中から顔を出している
あっ、いいところに来ましたの、ルナ2人で、パパを総攻撃ですのっ
アニエスは、ルナに声を掛けるが
だっから待ちなさいっての
ヨミが、アニエスを制止する
とりあえず克子お姉ちゃんが、真緒ちゃんと美子さんたちを先に食堂へ連れて行くって
マナがオレに報告する
だから、取りあえず居残りは、このメンバーになりましたっあ、あの
ヨミが、困った顔でミナホ姉さんを見る
御名穂さんでいいわあたしのことを急にお姉さんて呼ぶのは、抵抗があるわよね
だからと言って今更黒森様とか呼ぶのも他人行儀過ぎる
はい御名穂さん、克子さんから伝言があります
ヨミが言う
伝言
はいルナあなたが伝えてっ
ヨミは、ルナを前に押し出す
あ、あの克子さんのお話ですとみ、御名穂さんは、すぐに兄さんにプレッシャーを掛ける物言いをなさるから注意して下さいって
おどおどと伝える、ルナ
そうですわ何でも自由にすることができるという開放的な話が、御名穂さんにかかると何としても、そうしなくてはいけないに変わってしまうってそうおっしゃっていました
ヨミも、大きな胸をドンと張ってミナホ姉さんに言う
びっくりしているミナホ姉さんを無視して、マナは
いい、お兄ちゃんお兄ちゃんはどんな望みでも自由に叶える力を持っているんだよもうあたしたちだって、他の子だってお兄ちゃんの言うことなら、何でも聞くもん悪いことだって、人を傷付けるような酷いことだって、何でもするよお兄ちゃんが、それを望めば
兄さんはもう大きな力を持っているんだよ
黒い森、香月家、香月セキュリティ・サービス、キョーコさんたちそして鷹倉神社の巫女の力
表の力も裏の力も魔性の力もオレの望みを叶えてくれる
オレが、みんなに頼めば
でもだからといって、その力を全て使い切らないといけないっていうことはないばずですわ
持っている力をどう使うかは兄さんの好きにすればいいんだよ
お兄ちゃんだって、なりたいものになる権利があるんだから
お兄ちゃんは美智お姉ちゃんのお姉さん、遙花さんには手を出さなかったでしょ何で
それはマナだって、あの人は美智のお姉さんだから、まあ美人だけれどちょっと
少し頭が悪いというか、視野が狭いというか
理解し合えないタイプの人だと思ったしそういう関係になっても
つまり好みのタイプじゃなかったんでしょ
ヨミが笑う
それでいいんだと思うよまず、お兄ちゃんが気に入るかどうかそっちが大切だもん可奈さんが言ってた人だって会ってみてから判断すればいいんだよ
抱きなさいとか命令しちゃうのヨミは、間違ってると思いますっ
ぼ、ボクも
ヨミとルナがミナホ姉さんに言う
どうしてあなたたちあたしと良信の話を聞いていたの
普段、自分が盗聴している立場のミナホ姉さんはヨミたちが、今さっきのオレたちの会話を聞いていたことに驚く
確かに同じ浴室に居たけれどあたしたちとあなたたちは離れていたし、あなたたちはあなたたちで楽しそうに会話していたでしょ
ヨミがニヤッと微笑む
月子お姉様から聞きましたっ
月子お姉様は、兄さんの心は通じたままになっていますからこのお風呂場の中ぐらいの距離なら、兄さんの考えていることは全部、伝わります
そして月子お姉様は、わたくしとルナとは手を触れ合えば、心が通じますから
月子がオレの心を読むことで、ミナホ姉さんとの会話やオレの心の乱れを感じ取りそれを妹たちに伝えた
そうだったわね少し警戒が甘かったようだわ
ミナホ姉さんが、苦笑する
でも、それならどうして月子さんは、自分であたしに苦情を言いに来ないの
そうだ、何でヨミとルナだけに
月子お姉様の力は強大ですわたくしたちにも、ずっと隠し通してきたのですから
月子は自分の持つ巫女の力を妹たちにまで隠していた
あんまりにもその力が強すぎると御名穂さんは、お姉様を排除なさろうとすると思うんです
身近に心を読んだり、操作できる人間が居るというのはお嫌ですよね
ルナとヨミが、ミナホ姉さんを見る
それはあなたたちの態度次第だわ
はいですから月子お姉様は、ご自分では出しゃばらず、常に一歩下がって、御名穂さんにひれ伏すお覚悟なんです
ああだから、1人だけ、なるべく早く京都に帰ることにしたのね
ヨミの言葉に、ミナホ姉さんは納得する
はい、24時間、常に月子お姉様が兄さんのお側に侍っているのは、皆さんがお嫌なんだろうと思っているみたいなんです
あら、巫女の力なら夜見子さんとルナさんだって、持っているのでしょ
ミナホ姉さんが、挑発気味に尋ねる
そうですけれど御名穂さんは、わたくしたちなら簡単に手玉に取れるだろうと思ってらっしゃるじゃないですか
うんボクたち、まだ子供ですし兄さんの奴隷ですし
そうそう、奴隷になるって決めちゃったんですものねっ
あ、あなたたち
12歳なのに大人びた穏やかで話すルナと
14歳の明るい華やかさと嘘を吐けない率直な性格のヨミ
このコンビはミナホ姉さんは苦手だろうな
いつもの論理的に追い詰めていく作戦が使えない
ルナは、誤魔化されないし
ヨミは、素直すぎるから
しかも、2人は手を繋いでお互いの思考をチェックし合っている
わたくとしルナが、丁度良いのだそうですわ御名穂さんと対抗するのには
ヨミは言う
うん、そうだね寧お姉ちゃんの言葉じゃないけれど御名穂さんとヨミちゃんたちなら、対立していても見ていて笑えるもの
マナの言葉に、ミナホ姉さんは
笑える
うん大人の御名穂さんと子供の2人だからこれが、月子さんとの対立だと笑えないってみんな、ガクブルだよ
17歳の月子は、見た目も精神ももう大人だ
しかも、根が真面目だし
下手にミナホ姉さんと対立したら取り返しのつかないところまで行くかもしれない
つまり月子さんでなく、あなたたちが、あたしの暴走を抑えるためのカウンター・パートナーっていうことになるのかしら
さっきオレとミナホ姉さんがカウンター・パートナーの話をしていた
アニエスのパートナーが、ルナ
ヨミのパートナーが、マナ
何でも自由に話ができるパートナーが居ると、人は楽に生きられるのだから
いいえわたくしたちはただのご注進役です
ヨミは苦笑して、答えた
克子さんが言ってましたお嬢様が暴走した時に、歯止めを掛けるのはあたしや渚や、マルゴさんの仕事だけれど一々、話すのはもう疲れたそうですっ
疲れた
あのあたしが話すより、あなたたちから言ってもらう方が、お嬢様にはイタイと思うから悪いんだけど、よろしくたのむわってボクたちに
ミナホ姉さんの性格だとヨミやルナに苦言を言われる方がキツイよな
しかも、鷹倉姉妹はジッちゃんから預かっているわけだから
ミナホ姉さんも、強気で言い返すわけにはいかないし
だいたい、巫女の力があるから
下手に嘘吐いたりしても、バレちゃうしな
はいはい、判りましたえー、判りましたこれからは、良信には変なプレッシャーを掛けるようなことを言うのは慎みます
ミナホ姉さんは無表情で、そう言った
でもあたし的には、良信を励ますというかもっと野心的な男になってもいいのよって
それは判っていますがもう少し、話し方を考えて下さい
ルナに怒られた12歳に
だって、あたしああいう風にしか、話せないんだもんっ
取引とか駆け引きとか騙し合いとかそういうバトルばっかりやってきたんだもんなあ
御名穂さんはもう大人なんですからそういうことを言わないで下さいっ
今度はヨミに
口惜しそうに、そう言うミナホ姉さんにアニエスが
うんもんっはダメですのもう大人なんですから
アニエスは、みんなが話をしている間ずっとペロペロとオレのペニスを舐めていた
はあそうね気を付けるわあたし
ガクッと、肩を落とすミナホ姉さん
それより御名穂ちゃん、フェラチオを教えて欲しいですのっ
アニエスが、ニカッと微笑む
御名穂ちゃんあたしのこと
はいですの御名穂ちゃんは、とってもフェラチオがお上手だと聞きましたのっアニエスに教えて下さいですのっ
あ、ヨミも教えて欲しいですっ
横で、マナがニコニコ笑っている
アニエスを促したのは、マナだな
わ、判ったわじゃ、じゃあ、良信、こっちへ来て
そして、ミナホ姉さんのフェラチオ講座が始まる
ああ、月子だか克子姉だか判らないけれど
この人選は適確だ
12歳が2人と、14歳が2人
オレの女の中では最年少の4人
この子らの前ならミナホ姉さんは、抵抗なく先生になれる
まだ子供の時に、母親の元から誘拐されて
妹さんも亡くしている
長女であり、姉としての記憶があるのに家族を失ってしてしまったから
だから年長者として、誰かに何かを教え聞かせたいというコンプレックスがあるんだ
それで、偽教師として、オレの高校に潜入したりしたんだろう
教師でなくなった今はオレたちを教育することを生き甲斐にしている
その欲求を、上手に活用して昇華させていかないといけないんだ
オレたちの手で
これもまた家族でないと、してあげられないことだから
兄さん、自分のことも考えないとダメだよ
ルナが、オレに肩に触れている心を読んでいる
兄さんはもっと自然に欲求を吐き出さないとダメ溜め込んだり、ガマンしてちゃダメだよ
そうですの溜めすぎて、ガマンすると膀胱が破裂してしまうんですのっ
アニエスそれは、オシッコのことだろ
そうですわオシッコみたいにヨミたちに吐き出して下さい男の方は、毎日精液を出さないと、気分が悪くなるのでしょみなさんに聞きましたわ
いや、ヨミだけど
オレの女たちは便器じゃない
オレの欲望を、放出して良い存在では
お兄ちゃんの精液はあたしたちに出さなかったら、どこへ出すの
いや、別に家族以外の他の女の子に出してもいいけどさお兄ちゃんがしたいならでも、自分でシテティッシュに出して、トイレに流すとかそういうのはヤだよ悲しいよせっかく、ここにあたしたちの身体があるのにさ
身体肉体
柔らかで、弾力のある艶やかな肌
マナは、お兄ちゃんのセックス奴隷だから使ってもらえないと困るよ
ボクもセックス奴隷だから、困るかも
ヨミも妊娠奴隷だから使って下さいねっ
ヨミだからそのロリ巨乳を、オレに押し付けるな
アニエスは何だか判らないですけれどアニエスは、パパとセックスするために生まれましたのだからセックスしてくれないと困りますの
アニエスはオレとセックスするために生まれたわけじゃないんだぞ
そんなの嘘ですの
地下室で、歪んだ性教育を植え付けられた少女が反発する
アニエスはオレとセックスするのは好きか
もちろんですのっ
えっと、アニエスちゃんお兄ちゃんとのセックスは、世の中の全てのことの上から何番目ぐらいに好き
もちろん、一番ですのっ
胸を張って、アニエスは答えた
じゃあ、2番は
パパとお風呂に入ることですのっ
3番目は
そこにルナが入るのか
ルナが好きですのパパの次に好きですの
照れるルナ
じゃあ、アニエスちゃん4番目に好きなのは
うーんそうなるか
昨日までは、真緒ちゃんが3番でしたのでも、今はルナの方が好きっあこのことは、真緒ちゃんには秘密にして下さいの
判った死んでも話さないから
じゃあ、5番目は
うーんとね5番目はパパとテレビとかを観ている時にパパが、もぞもぞってアニエスの身体を触ってくるのがあれが好きっ
お兄ちゃんアニエスちゃんに痴漢しているの
いつも、このままセックスしてくれたらいいのになって思っていますのアニエスのアソコトロトロになっちゃってますのでも、パパ、途中で止めちゃうから
無意識的に触っているんだ、オレ
だから、アニエスの方からパパ、セックスしてってお願いしていますの
オレは、アニエスが精神不安定でそれでセックスを求めてくるんだと思ってたけれど
オレの方からだったのか
ごめんじゃないよ、お兄ちゃん
マナが怒るのも当然だ
マナにもしてよっ
あ、そうだ今度、2人で電車に乗ろうエレベーターでもいいけれどマナの身体、たっぷり触っていいから
で、どっかで路地裏とか、屋上とか、おトイレの中とかでセックスしようよっ
あ、楽しそうっヨミもしたいっ
じゃあボクも
アニエスもするですのぉぉっ
プッ
ミナホ姉さんが噴き出して笑う
ど、どうしたの
ホント面白いわね、あなたたち
優しい眼で年下の少女たちを見る
いたいけで、優しくて、可愛くてでも、残酷
4人の少女たちは、呆然としてミナホ姉さんを見る
ミナホ姉さんはもうセックスのできない身体だから
あのさミナホ姉さん
その先は言わないで良信
いいのよあたしの過去のことなんて関係無いわこの子たちには、楽しい現在があるのだからそれでいいの
そしてヨミとルナを見る
さっきはごめんなさいやっぱりあたしのことは、御名穂お姉さんて呼んで
御名穂お姉さん
ヨミが、復唱する
ええマナさんとアニエスもねあなたたちは、あたしの妹なんだから
みんな可愛いわねホントに可愛いわ、あなたたちどうして今まで、気付かなかったのかしらホントあなたたちが愛おしいわ
ミナホ姉さんは妹の死の他にも、流産をしている
だから、この屋敷で生まれたメグやアニエスには深い愛情を注いできた
孤児である、マルゴさんや寧にも
克子姉や渚だって、娼婦の先輩として愛を注いでいた
少しずつ、ミナホ姉さんは愛を注ぐ対象を増やしてきた
だから、今
マナとヨミとルナもミナホ姉さんの愛すべき妹になったんだろう
理屈でなく心で
やっとミナホ姉さんはこの子たちを受け入れるひとが、腑に落ちたんだ
あたしはそうねあなたたち妹たちの幸せを見るのがあたしの幸せなのねだから、あなたたちはこれからも、ずーっと楽しくしていなさいね
きょとんとしている4人の少女
さあ、それではフェラチオを教えてあげるわみんな、見える所に良信、あなたはそこよそこに腰掛けて
みんなの視線の中で、ミナホ姉さんの白い指がオレのペニスに伸びる
で、出そうだよっ
ミナホ姉さんの指導で今はルナが、オレのペニスをシゴいている
ルナはオレの快感のポイントが伝わっているから上手い
アニエスは、オレの玉袋のさわさわ触っていた
ほら、良信がイキそうだって夜見子さん、マナさん、さっき言った通りよ
オレの亀頭の先にヨミとマナの顔がある
お兄ちゃんマナのマナのお顔にかけてっ
ヨミのエッチなおっぱいにも、いっぱい出してっ
う、うううっ
い、イクぅぅっっ
亀頭が拡がり尿道口からオレの臭い液体が、迸るっ
第1波は、ヨミの顔からロリ巨乳に向かって飛び散る
お兄ちゃん、あたしにもっ
ううぁぁっ
第2波はマナの鼻から唇を汚す
ルナが、男の射精を眼にして驚いている
さあ、今よっ
ミナホ姉さんの号令でヨミが大きく口を開いた
バクリと、オレの亀頭を頬張る
マナは竿の方をチロチロ舐めた
中に残っているのを吸い出すの
ヨミがオレの射精中のペニスを吸っている
あっ、気持ち良い気持ちいいよあああっ
幼い美少女4人がかりの奉仕にオレの性感は高まりきっていた
良信、夜見子さんを見て夜見子さんも、良信を見上げるの
オレたちの眼と眼が合う
じゃあ、お口の中のものを飲み干しなさい
コクッ、コクッ
ヨミの喉が鳴る
オレの精を呑んでいる
お掃除は、アニエスがしますのっ
アニエスが、そう言ってオレの前に廻り込むが
やっぱり、止めですのルナがして
ルナにニコっと微笑む
ボク
はいですのルナもパパの匂いと味を、しっかり覚えないとダメですの
ルナが承知するとマナが、ヨミの胸に垂れていた精液を指先で掬い取り、ルナの顔に持っていく
はい、舐めてみて
ルナの赤い小さな舌がペロリと白濁を舐め取る
苦い
顔をしかめるルナ
うん苦いわよねこれ
口の中の精液を、全て唾液に溶かして飲み干したヨミも、そう言う
でも、お兄ちゃんのだからこの味と匂いに慣れなきゃ
マナなんて、この匂いを嗅ぐだけであそこが濡れてきちゃうんだよ
愛しそうに、自分の顔に着いた精液を、手に集めてペロペロ舐めている
アニエスも好きですのパパの匂いですから
アニエスは、直接、ヨミの頬を舐めている
ちょっと、くすぐったいわよ
笑うヨミ
慣れてくると精液の味で、良信のその日の体調が判るようになるわよ
そうなんですかじゃあ、毎日、記録を取らないといけないわねっ
みんなでお兄ちゃん観察日記とか付ける
そうよね、みんなの情報を共有した方がいいものね毎日、精液を舐めた子は、必ず匂いと味についての報告を提出することにしましょうよ
ヨミとマナが、そんなことを言い出す
ボクも書くけどただ苦かったとかじゃダメだよね
それは毎日、味を見ていくうちに段々、判っていくものじゃないの雨に濡れた子犬みたいな味とかさ
ヨミ、オレの精液は何なんだ
あー、今日の味がそんな感じだよね確かに濡れた子犬っぽい
ルナ何を納得しているんだ
アニエスちゃんは、どう思うお兄ちゃんの今日の精液は、どんな味
アニエスは指に残った精液を丁寧に舐め取りながら、答える
美味しい味ですのっ
パパのは、今日も美味しかったですのっ
ククククと、ミナホ姉さんが笑う
ホント楽しいわね、あなたたちは
精液は、お湯で洗うとこびりついて、掃除が大変なのよだから、水で洗ってちょっと冷たいけれど、ガマンするのよ
はーい、お姉様
代表して、ヨミが答えた
良信には誰か、タオルを水で濡らして持って来てあげて
ボクが持って来ますっ
ヨミも、顔を洗ってきます
じゃあ、アニエスも行きますの
裸身の少女たちは、みんなで仲良く水場へ向かう
ホント、みんな可愛いわね
うんそうだね姉さん
この少女たちの存在が
この子たちを妹として受け入れたことが
ミナホ姉さんの心を、きっと良い方向に変えてくれるとオレは信じる
良信
なあに、姉さん
あなたの愛する子は、みんなあたしの妹よあなたが、あの子たちに生ませた赤ちゃんは、みんなあたしの子
穏やかに微笑んだ
そう思ったらあたしの人生って、何か楽しくなりそうよね
そして、オレを優しく抱き締める
ほら、あたしって本当は、5月のことが終わったら自殺するつもりだったでしょでも、生き残ってあなたのことや、恵美のことや家族のことがあったから、何としても生きてかなきゃって思っていたんだけれど
そういう義務的な気分で生きるのは、いけないことなのよね自分がそうだったからあなたにも義務を押し付けようとしていたみたい
ミナホ姉さんは、そう自らを分析する
今はもう違うわ生きることは義務じゃないだって、楽しいものあの子たちを見ているのはあたし、あの子たちが全員、あなたの子供を産んでみんなで育てていくところを見ていたいわきっと楽しいはずだもの
見てるだけじゃ困るよミナホ姉さんも手伝ってよ
オレの女は、全員、ミナホ姉さんの妹オレの子供は、全員、ミナホ姉さんの子供なんだからね
そうだったわね良信
そう言ってミナホ姉さんは、オレの膝に飛び散っていた精液を、指で掬って舐める
うん美味しいわ
相変わらず、お台場まで30分で行ける立地に住んでいるのですが
コミケに行く気にはなれず
秋葉原に、ヤマ*ンを観に行きましたうぇいく・あっぷ
本当にアレ、間に合うのでしょうか
ヤ*カン本人は、上機嫌でしたが
今まで色々な人を見てきましたが、確かなかなかの物件だと感じました
御名穂のこと
心に引っ掛かってきたことが、ちょっとしたことで氷解することってありますよね
シェイクスピアの十二夜という喜劇に
お兄さんが死んだばかりで、落ち込んで喪服を着たままのお姫様が出て来るのですが
その姫に道化が尋ねます
道化そんなに落ち込んでるってことは、あんたのお兄さんは地獄に堕ちて苦しんでいるのかい
姫失礼なわたくしの兄は、天国で神様と一緒におられるはずです
道化なら、何でいつまでも喪服を着たまま、メソメソしているんだい天国へ行けたのなら、そこまであんたが悲しみを引き摺るのはやり過ぎなんじゃねーの
その道化の言葉を聞いてお姫様は、もっともだなと思い
喪服を脱いで、華やかな服に着替えます
そして恋に落ちるのです
ちょっとした一言で、気分が変わり
着ているものが変わり、人に対する意識が変わり
運命が変わる
764.だけど、仲良しっ
遅いよ、もうっ何していたのよっお腹空いちゃったから、先に始めちゃったわよ
服を着て食堂へ行くとどうしてだか、雪乃が場を仕切っていた
克子姉、月子、渚、真緒ちゃん、メグ、美子さん、みすず、瑠璃子、イーディみんな居る
何かみすずが、困惑した顔をしているけれど
他の子は、和気藹々と笑顔で食事をしていた
あ、今日はお鍋だからねっほらほら、座ったあんたたちの席は、そっちね
なるほど食卓の上に、鍋が4つほどあって、そのうちの2つはすでに食べ始められている
オレたちは、まだ誰も座っていない3つめの鍋の周りに座った
すなわち、オレ、ミナホ姉さん、アニエス、ルナ、マナとヨミ
はい、小鉢と取り皿ご飯が欲しい人は言ってね
渚が、オレたちにお皿と箸を持ってきてくれた
今日の夕食当番は、渚とみすずだったんだっけ
だから、オレたちの迎えは克子姉が来てくれたんだよな
さあさあ、食べなさいよっ
何でだか、雪乃がオレたちに言う
もう一々うるさいわよ、雪乃そんなこと、あなたが言わなくても、みんなちゃんとお食事を始めるわよっ
メグが、雪乃に叫ぶ
いいじゃないのっご飯を食べ始めるのにも、何かキッカケが必要でしょ
だから、どうして雪乃が出張っていくのよっ
いいから皆さん、召し上がれ
渚が、笑顔でオレたちに言った
はいっ、いただきますのっ
アニエスの明るい返事に
いっただきまーす
オレたち、長湯組も箸を取って、鍋をつっつこうとする
あたしが、みんなの分をお鍋から取り分けてあげましょうか
ミナホ姉さんが、アニエスたち年若い少女に尋ねる
あ、大丈夫です
自分で取る方が好きですのっ
ルナとアニエスに断られた
わたくしもマナもそうよね
ごめんなさいありがとう、御名穂お姉ちゃん
ヨミとマナにも
あら残念だわね
妹たちの世話を焼きたいミナホ姉さんは、がっかりする
じゃあ、良信の分だけ取ってあげるわ
オレは断れないな
うん、頼むよミナホ姉さん
オレは自分の小鉢を、ミナホ姉さんに託す
ねえねえ、渚ちゃんこっちのお鍋も食べていいんですの
アニエスが、テーブルの端の4つめの鍋を見ている
ああそっちのお鍋は、まだ取っておいてもうすぐ帰って来る人たち用だから
渚が、そう答えた
10分くらい前に連絡があったからもう帰ってくるはずなのだから、急いでお鍋を増やしたのよ
遅くなるのなら今、オレたちが食べている鍋で煮直せばいいけれど
もう帰って来るって判っているのなら、仕方がない
オレたちの食事が終わるのを待ってもらうより、みんなで一緒に楽しく食べたいし
まだ帰って来ていないのは可奈センパイを送って行った、寧とマルゴさんか
美智は今日は、実家に泊まるんだたっけ
もしかして翔姉ちゃんとレイちゃんの分
2人も、遅れてこっちへ合流するんだろうか
はい、2人ともいらっしゃいますわ
オレの問いに渚でなくテーブルの前方に座っている瑠璃子が答えた
わたくしが先ほどお願い致しましたから
瑠璃子が頼んだ
あの瑠璃子様は、わたくしのために関さんに連絡して下さったのですわ
美子さんが、恥ずかしそうにそう言った
大きな問題が片付いたのですからわたくしは、本家の方へ戻ります先ほど、こちらで暮らしたいという希望を申し上げましたばかりですがお祖父様にご承認していただいたわけではありませんし明日の学校のこともありますから今日のところは
ああ、美子さんはずっとジッちゃんと暮らしていたわけだから
何にせよ、香月の本家の屋敷に戻らないといけないのか
はいですから、翔お姉様たちに、こちらに寄っていただいて香月家本家の屋敷までの警護を、わたくしがお願い致しました
瑠璃子が、オレにそう言う
今回の事件の首謀者だった大鳥総裁や佐竹会長は処分されたけれどまだ、昨日からの騒ぎの余波は残っている
美子さんもジッちゃんの孫娘の1人として公認されている
香月家の後継者が移動するなら香月セキュリティ・サービスの警護が必要だ
それもトップ・エリートの
ええ、翔お姉さんたちも、もうそろそろ着く頃だと思うわ
そっかそれなら確かに、お鍋がもう1つ必要だよね
翔姉ちゃんはともかくレイちゃんは、大食いだから
あんなに凛々しくてカッコ良いのに本当によく食べる
まあ、だからこそあんなにパワフルなんだろうけれど
石をも砕く撲殺ステッキの使い手だから
不意に瑠璃子が言った
オレは、ミナホ姉さんから小鉢を受け取りながら返事する
わたくし、夕食が終わりましたら、美子お姉様とお祖父様のお家へ参りたいと思います
奴隷の分際でこのようなことをお願いするのは、大変失礼だと思いますがお許しいただけませんでしょうか
ジッちゃんのところへって瑠璃子
お前この屋敷を出てまた、ジッちゃんと一緒に暮らすとかそういうことなのか
オレを見捨てて
な、何をおっしゃるんですお兄様、わたくしは、生涯、お兄様のセックス奴隷ですわお兄様にお仕え致します
瑠璃子は、真顔で言う
今夜1泊だけです明日の朝は、お祖父様のお家から学校へ行って、夕方にはまたこちらへ戻りますわお兄様のお側へ
今回のことで色々ございましたから、1度、お祖父様とゆっくりお話しさせていただきたいと思うんです今の正直な気持ちを
さっきのホテルでのオレとジッちゃんの会話を、誰かから聞いたのか
あるいは、オレの心を読んだ月子か
オレが学校にメグを迎えに行っている間に充分な時間はあったはずだ
何だ美子さんと一緒って言うからオレはてっきり、ジッちゃんのところでの生活を再開するつもりなのかと思ったぞ
少し冗談めいてオレは答えた
ここの屋敷でオレたちと暮らすようになって随分経つものな瑠璃子も一度、今の自分を確認する時期なんだろうな
3000円で、オレにセックス奴隷として売り払われて4ヶ月だ
香月家の本家で、ジッちゃんと話し合うことは有益だろうと思う
でしたらあたしも行きます
せっかくなら孫娘3人が揃った方が良いでしょうから
香月家の今後のことを膝をつき合わせて相談する
3人で
あの、もう知っているかもしれないけれどジッちゃんは、ここでオレたちと一緒に住むことはできないって
オレはみすずたちに告げる
やっぱり、どうしても香月家の本家に住み続けるってさだから、オレはできる限り、みんなを連れて遊びに行くって約束してきたんだけれど
そうなんですね
美子さんが、嘆息する
いや、別にだからって美子さんが、ジッちゃんとこのまま2人きりで暮らさないといけないっていうことにはならないと思うけれど
ですがやはり、お祖父様のお側にはわたくしたち親族が居た方が
それはそうなんだけれど
それでしたらあたしが今の両親の家を出ますそれでお祖父様の家とこちらのお屋敷に半々で暮らしますわ
みすずが、そう言う提案をする
それならあたしがお祖父様に付いている日には、美子お姉様はここのお屋敷で過ごすことができますわあたしと交代で、お祖父様のお世話を致しましょうよ
待って下さい、みすずちゃんそれではわたくしだけ、ずっとこちらに居て、お祖父様のお世話をしなくて良いということになってしまいますわ
瑠璃子が、みすずにそう言う
いいのよ瑠璃子ちゃんは、旦那様の奴隷なんですからずっとここで暮らしていていいの
ですがっ
そういうことも含めてまずは、香月様とご相談するべきじゃないのかしら
あなたたちだけで香月様のいらっしゃらないところで討論しても、何も決まらないわよ
ていうか、本題を話し合う前に
まずは、ジッちゃんと瑠璃子は、関係改善をしないといけないのだし
いっそのことオレも行った方がいいかな
いえ、今夜はあたしたちだけの方が、良いと思います
うんオレが付いて行くと、ジッちゃんは嫌だろうな
今夜は、オレ抜きで孫娘たちとじっくり話したいだろうし
特に瑠璃子と
それであの、お兄様イーディさんに付いて来ていただくことはできませんか
イーディさんみたいに明るくて、頭の良い子が一緒の方が良いと思うんですあたしたち3人だけだとお祖父様と深刻な話をしてしまいそうですから
久しぶりに瑠璃子が帰ってくるとなるとジッちゃんは照れてというか、変な方向にカッコを付けて、会話が続かないかもしれないし
ソレなら、アタシよりネイの方が適役じゃないノカ
急に指名を受けたイーディは少し、不機嫌に言う
でも、イーディさんなら美智の代わりに、警護役として来ていただいたと言い訳ができますわ
確かに寧が、唐突にみすずたちに付いて来訪してきたらジッちゃんは、変に思うよな
こっちの意図には、すぐに気付いてくれるだろうけれど
そんで、ジッちゃんも気を遣うタイプだから
寧の冗談を、5割増しで笑ったりして
かえって場の雰囲気が、固くなるかもしれない
あたしも賛成です
今夜は、この場に美智がいませんしもちろん呼べば来てくれることは判っているのですがでも、今日はゆっくり休ませてあげたいんです
美智は、母親を昏倒させたことで落ち込んでいる
今から招集してみすずの警護を担当させるのは、可哀想だよな
ハウウウ仕方ないネじゃあ、行くケドご飯食べてから、1時間ちょうだいネ
今夜は、Darlingに可愛がってもらう約束をしていたノヨ
別に慌ててしなくてもまた、明日にでもたっぷり時間を作ってしてもいいんだぞ
オレがそう答えるとイーディは
いいの、いいの1時間でもいいネ今日のことは今日スルノそれが一番ネそれと
瑠璃子を見てニヤッと微笑む
ねえねえ、真面目な話はもう終わったの
雪乃が、大きな声でそう言った
終わったのならもうちょっと、みんなで楽しくご飯を食べなさいよほら、小さい子たちが緊張しちゃっているじゃない
真緒ちゃんやアニエスたちは黙々とご飯を食べている
大人の会話の時には、お行儀良く静かにしているとかそういう教育が、しっかりできているってことなんでしょうけれどさもうちょっと、あんたたちの方で子供たちに気を遣ってあげた方がいいんじゃないの
雪乃、よしなさいって
メグが、雪乃を抑えようとするが
だって言ってやんないと判らないのよっこいつら、みんな頭が良すぎて、理屈っぽくて人の心でも何でも、方程式とかで割り切れると思っているんだからっあのさっ、人間ていうのは感情の生き物なのよっそんなあんたたちの頭の中のルールで、人を割り切って理解しようとかしないで、ちゃんと本人にぶつかって来なさいよ実際に、会ってみて話してみないと判らないことの方が多いんだからさあんたたち事前の脳内シミュレーションに時間を掛けすぎなのよっ
あなたの言うとおりだと思うわ雪乃さん
ミナホ姉さんが、雪乃に答える
確かにあたしたちって頭でっかちね反省するわ
そうよっ、反省しなさいよっ
もう、雪乃あなたの方が、みんなを怖がらせちゃっているわよっ
メグが怒る
何よあたしはただ
もう、耳元で怒鳴らないでよっ雪乃のバカっ
バカは、あんたでしょていうかバカは、あの男の代名詞じゃないのっ
お、オレか
そうよ、そもそも、あんたが一番バカなのよっ
ヨシくんをバカとか言わないでよっ
バカをバカと言って何が悪いのよっ
人をバカって言う人が一番バカなのよっもおっ
一番のバカは、あたしよもう判っているから今日一日で、よーく判ったからもう、バカ論争は終わりにしましょうよ
終わった
真緒ちゃんが2人に尋ねる
もう終わりでいいの
雪乃とメグは、お互いを見て
ま、まあ終わりでいいわよ
もう騒がないわごめんなさい
じゃあ手を繋いで
いいから雪乃ちゃんとメグちゃんは手を繋ぐのっ
手を繋ぐ2人
真緒ちゃんは、その手を上に自分の手を重ね
今日は、ケンカをしました大きな声で、みんなの前で騒ぎました2人ともとても、悪い子でしたねっ
雪乃とメグをジロッと睨む
だけど仲良しっ
幼児向けのテレビ番組で、流行っているのよだけど仲良しっていうのが
渚が、小声でそう言った
ほら、雪乃ちゃんとメグちゃんもっ
一緒に復唱しろってことでしょ
だけど、仲良しっ
もうだけど、仲良しっ
もう1回
だけど、仲良し
手を握りしめ合って叫ぶ、雪乃とメグ
ほらほらみんなも一緒に
オレたちもか
お兄様やりましょう
うんやろうネ
ボクもやる
アニエスも、一緒にしますの
はあ、仕方ないやるか
克子姉が、ミナホ姉さんに手を差し出す
何克子
ですから2人組で、手を握らないとできないですから
え、そうなの
そうですよっ
雪乃とメグに続いて
克子姉とミナホ姉さんが、手を繋ぐ
アニエスとルナが
ヨミとマナが
ルリコはアタシとネ
イーディと瑠璃子
よろしいですかみすず様
みすずと月子
じゃあ、あなたはあたしとね
オレは渚と手を繋ぐ
さあ真緒、お願い
母の言葉に、真緒ちゃんは
何かよく判らないが
全員で声を合わせて、そう叫んだ
しばしの沈黙
ぷっ、くふふふふっ
最初に笑ったのは雪乃だった
何これあたしたち、バカみたいくふふふふふっ
その笑いが、みんなに伝染していく
そうねぷふふふふふっ
次に、克子姉が笑い出す
渚が、ヨミが、ルナが、アニエスが、真緒ちゃんも笑い出す
ぷはははははははっ
きゃははははっ
ぐふふふふふっ
イーディから、瑠璃子に笑いが伝染する
hahahahahaha
うふふふふふふっ
月子が、みすずが、マナが、メグも笑い出した
そうねバカみたいねおかしいわあたしたち
ついにミナホ姉さんまで
食堂の中は、みんなの笑いで包まれた
みんな、お互いにお互いの顔を見て
オレたち笑っている
どうしちゃったの、みんな
食堂の入り口に呆れた顔の寧が立っていた
あただ今、みんな
あ、マルゴお姉ちゃんはガレージに車を置きに行ってるそれからついでに、この子たちを拾って来たから
拾って来た
1人は美智だったやっぱり、少し暗く落ち込んだ表情をしていた
押忍、本日よりお世話になりますっ
工藤遙花は何故か空手着姿で
両手と首に、風呂敷に包んだ荷物を下げていた
足はもちろん下駄
そして、髪型は懐かしの柔ちゃんだった
髪が一束、赤い玉の髪留めでまとめられてピョロッと立っている
な、何なの、あんたっ、その格好プププっ
雪乃が噴き出すと同時に再び、室内が爆笑に包まれた
今夜は帰って来ないはずだったんじゃないか
オレは、隣の座席に座った美智に尋ねる
真緒ちゃんが元気の無い子は、パパの隣指令を出してアニエスがその通りと承認したので
どうも、オレの家族は年下の子に勝てない
その予定だったのですが姉上が
美智は遙花を見る
あんたたちと組んでプロの試合に出ないといけないのなら、ここで一緒に稽古させてもらった方が良いと思って
遙花は言う
口惜しいけれど今は、美智やあのマルゴって女の方が、あたしよりも強いことは認めるしかないからあたしは一緒にトレーニングさせてもらって、少しでも同じレベルにならないといけないでしょ目標がアメリカのリングだって言うのなら
香月セキュリティ・サービスへの就職は、諦めたんだな
仕方ないでしょ母があんなことになっちゃったんだし兄に迷惑は掛けられないしあたしの空手でも、お金を稼ぐことができるっていうのなら何でもやるわよ、あたし
遙花は、眼を爛々と輝かせている
母上がこの4ヶ月で、大きな借金を作ってしまっていたことが判ったんです
それって山岡さんと一緒に居た間にか
ホント、バカよねいい歳してさ男と逃げて、お金に困って、借金してその借金を返そうとしたら、悪いやつにダマされて気が付いたら、ヤクザの手先になってたってのよ
遙花は怒っている
父上がとりあえず、母上の借金を肩代わりして下さることになったのですが
ダメよ、そんなのあの人は、家族を無視して、自分のやりたいことばっかりしていた人なんだからだから、お母さんはあの人を見限ってあんな変なオトコに付いてっちゃったんだものっ許せないわよお母さんの借金はあたしが稼いで返すわよっ
入院費も掛かりますし
美智が、あんまり落ち込んでいるからオレは背中を抱いてやる
何で、遙花さんはそんな、スットンキョな格好をしているんだ
まだ首に風呂敷包みを下げたままだし
あはははは、恐れ入ったか
工藤遙花は高笑いする
あたしはねぇもう、空手の鬼になることにしたのよっ女を捨てるのっだから、日常から空手着っ髪型は、昔の柔ちゃんもう、女じゃないんだからっ
アメリカで試合をするわけだからさグレート東郷やハロルド坂田みたいな悪役レスラーをイメージしてみましたっ
どうだっこれならあんただって、あたしに手を出そうとは思わないでしょっ
工藤遙花は、勝ち誇ったように言う
これであたしは貞操の危機を回避しつつ、トレーニングに専念できるってことよっどうだっ、まいったか
あなたを抱く気は、無いんですが
あのさぁそのバカ男が、まともな美的感覚を持っていると思うのあんた
雪乃が小馬鹿にした感じで、遙花に言った
もしかしたら今のその、スットコドッコイな格好の方が、こいつの好みにジャストミートかもしれないわよっ
ムムムッと怯む、遙花
ヨシくんは、そんなに悪食じゃありませんっ
メグが、雪乃を叱る
そうです兄さんは、可愛い子の方が好きですから
寧が不思議そうに、オレに尋ねる
あたしのいない間に、何があったの
うーんと色々ありすぎて
何かみんなの雰囲気が、全然変わっちゃってるよ
どう変わってる
いや、もちろん良くなっているんだけどメグちゃんなんて、全然明るく元気になっているしでも
何でこの部屋の中心を、雪乃っちが占めてるわけ
東京は、あんまり星が見えませんが
今夜は、オリオン座がよく見えました
というか、オリオン座しか知らないのですが
以前、山の方へ行ったら、とてもたくさん星が見えて驚きました
夜空というものが、全然違うのです
そしたら、地元の人が
ほら、あそこの星の上にもやっとした塊が見えるでしょ
あ、見えますねあれ、何なんですか
あれが、アンドロメダ星雲です
その時は、感心して帰って来たのですが
アンドロメダ星雲って、肉眼で見えるものなのでしょうか
もしかして騙されたのか
765.ルール
いや、雪乃っちは元から、ああいう性格の子だから、まだギリギリ理解できるけれどさ隣のメグちゃんの方は、どうしたのよ雪乃っちとは、すっごい仲が悪かったよね何で隣同士に座ってあんなに楽しそうにやってるわけ
寧は、学校で失意のどん底のメグが奴隷宣言をしたところまでしか知らないんだな
つーかさ、メグちゃん今夜いっぱいぐらいは、シオシオのヘロヘロのグッタリ・モードになっちゃってるはずなんじゃないの可奈ちゃんにあんなに徹底的に、ヘコまされたんだからさ
オレは、説明しようとしてハッと気付く
寧は学校でのオレたちの様子は、全て監視カメラの映像を観ていたはずだ
マルゴさんと可奈センパイを車で送っていったけれど
可奈センパイと一緒の間は、マルゴさんの車に搭載されている盗聴通信システムは使えなくても
帰りは自由に使えたはずだ
美智と工藤遙花を途中でピック・アップしたとしても
イヤホンで、お屋敷に戻って来てからのオレたちの音声ぐらいは、イヤホンで聴き取れたはずだろう
いや、雪乃とメグが和解したという情報をお屋敷に居た誰かが寧に伝えるはずだ克子姉だって、渚だって連絡することはできたんだから
学校でオレと別れた時点までの情報しか知らないっていうのは
ただ今
来たわよ
丁度良く、ご飯タイムに間に合ったようですね
食堂の入り口に、マルゴさん、翔姉ちゃん、レイちゃんが現れる
車をガレージに入れたら、丁度、翔お姉さんたちが到着したんだよ
わたくしたちの車は、玄関の前に停めたわよこの後また、閣下のお屋敷に行くわけだから
美子さん、みすず、瑠璃子の3人を送り届けるために
お帰りなさいですのっお鍋が、グツグツ煮えていますからいっぱい食べて下さいのっ
アニエスが、3人に微笑む
お姉さんたちは、こちらのお席にどうぞ
渚が、工藤遙花の隣の席に小鉢や箸を運ぶ
翔姉ちゃんは、遙花を見て
どうしたの、あなた余興
まあ、何故か空手着に面白い髪型だからなあ首にまだ風呂敷を下げてるし
あの空手家として、やっていくことにしましたので24時間、このままでいこうかと
遙花は、真顔でそう言う
女を捨てるってこと
いえ、捨ててないですよあたしどっから見たって、女じゃないですか
そうね女ではあるわねどっちかっていうと女芸人て感じだけれど
芸は芸でも武芸に生きるんですよあたしはアメリカで、大和魂のド根性を見せつけてくるんですからっ
そうまあ、頑張ってね
翔姉ちゃんは、呆れている
ああ、マルゴさんの格闘技の話を受けたんだね
レイちゃんが、遙花に言った
どうやらレイちゃんは、マルゴさんが工藤遙花を格闘技チームに誘うことを聞いていたらしい
はいもう、こうなったらあたしはやりますよ星になりますからアメリカで輝く、格闘技の星にもう、ジャパニーズ・空手・プリンセスとか呼ばれるまで、頑張ります星を掴みます
腹を括った以上は鼻息が荒い
ちょっと心配だけどね君が一番
レイちゃんは、クスッと笑う
だってマルゴさんやイーディと比べたら君、もう少し強くならないと空手プリンセスにはなれないと思うよ
ですから、今日から住み込みで特訓なんですっ
ああ、そういうことなのね
納得する翔姉ちゃん
でも、あなた空手のままで参戦するの
はいあたし空手家になるんですから
いや翔お姉様が言っているのは、工藤流古武術は使わないのかってことだよ
あんなものは使いませんっ
遙花は、断言する
でも基本ぐらいは習っているんじゃないのあなたも工藤さんに
もう忘れましたっあんな人に習ったことなんてっ
はぁ遙花は、工藤父を毛嫌いしているからな
そうでも、忠告しておくけれどアメリカで格闘家でやっていくつもりなら、今の空手より工藤流の古武術の方が良いと思うわよ
そうですね向こうには空手を使う格闘家なんて、今ではたくさん居るからねただの日本の高校生女子空手チャンピオンじゃインパクトに欠けるかもしれないね
翔姉ちゃんとレイちゃんが、そう言う
でも工藤流なんて、あたしはっ
だったら良い先生がいるネ斬新な動きで闘う、ユニークな格闘家が強いヨーアンナに強い人はいないネ遙花のお父さんよりも強いネ
イーディが、ニヤリと笑う
どんな人
独特のリズムのアクションから、素早いスピードで相手を蹴散らすノネみんな、ヤられちゃうネ勝てないネホントに強いのネ文字通り異次元殺法なのネ
それってもしや
遙花が昼間に会った木下さんの天敵なのネ
えー、あのお姉さんと互角なの
互角っていうか異次元の人の方が上よ上なんだけれどあの人は、何でだか、木下のレベルまで降りてくるのよね毎回
翔姉ちゃんが、ハァと溜息を吐く
やっぱりダダドムゥおじ様のことか
その人に習ったらあたし、強くなりますかっ
遙花は、前向きな表情で鼻の穴を膨らませている
強くはなると思うわよあの人あなたみたいな子、好きだと思うし
というか女子校生なら、大喜びでしょうあの人
翔姉ちゃんとレイちゃんが顔を見合わせる
ダダドムゥおじ様はその強さとともに、ロリコンとしても名を馳せている
何かヤバい人なんですかエッチな人だとか
うーん実害は、そんなに無いと思うのよねそうでしょ、麗華
はいあの人は直に手を出すようなことはしませんから
YES・ロリータNO・タッチがモットーなんだっけ
でも、ジロジロと舐めるように見られたりして気持ち悪いわよ
うん眼付きがね、本当に気持ち悪いんだよ変質者の眼だから
レイちゃんそれは言い過ぎなんじゃ
わたくしも撲殺ステッキで、思い切りブン殴ってやろうとしたことが何回もあるから
ああ、麗華は高校卒業して、すぐに入社だから眼を付けられていた頃があるのね
でも当たらないんだよいつもあの気持ちの悪い動きで、躱されちゃってさそれで麗華くん、今日もなかなか良い動きだねとか言うんだよあの人
その頃は、まだ麗華が男装する前
翔姉ちゃんはヨーロッパに留学してから、香月セキュリティ・サービスに入社だから
レイちゃんが新人の頃のことは知らない
そうですまあ、お陰様でわたくしの攻撃のスピードがアップしたんだと思いますあの人に1撃喰らわせてやりたいって、ずっと思って素振りを欠かしませんでしたからあの頃はでも、わたくしが英国紳士の男装をするようになったらぱったり、寄って来なくなりましたね他の子に興味が移ったみたいです
デモ腕は良いヨ、あの人
でも、あの人の技はあんなのマスターしたら、気持ち悪すぎて、誰も近寄って来なくなるわよ特に格闘技の大会とかに出るのならねえ
お勧めはできないね
翔姉ちゃんたちの言葉が余りにも深刻そうなので遙花も考え直している
あの人動きも変だけど、戦闘中の気合いの声も変よねにょほほほほとか叫んでるでしょ
確かに奇声を上げてたなあ
それでバンバルビーの頃の木下さんが、気持ち悪がってたっけ
あ、あれは岩田鉄五郎をイメージしてるんだってにょほほほほーって
誰それ
知らないの、ヨッちゃんあんな大投手を今年90歳だよ
良信くん寧は冗談を言ってるだけだから、気にしないで
食事中にちょっと悪いんだけれど良信くんと寧、それからみすずさんとイーディ隣の部屋まで来てくれないかな
驚き静まる食堂
ああ、大したことじゃないよこのご飯の時間のうちに、ちゃちゃっと片付けてしまいたいことだからそんなに時間は掛からないよすぐ済む
あたしは行かなくていいの
ミナホ姉さんが、そう言うが
お嬢様は結構ですもう、お判りになられたでしょ
ああそういう話か
判りました、今、参ります
みすずが、スッと立ち上がる
ねえねぇ、何何のことなの何の話
寧は、意味が判っていないらしい
あなたも行ってらっしゃい美智ちゃんは、あたしが見ててあげるから
渚が、オレの席にやって来てそう言う
さっきから、落ち込んで俯いたまま
ネコがミルクを飲むように、オレにもたれかかって黙々と食事をしていた美智が
寂しそうな声を出す
オレは、美智の艶やかな黒髪を撫でてやった
はいじゃあ席を交代
オレが立つと、渚がオレの座っていた椅子に腰掛ける
もう、そんな顔しないのっ美智ちゃん
母親のことで落ち込んでいるんだ
オレよりも、渚の温かな母性の方が美智の心を癒やすかもしれない
じゃ、頼むよ行きましょう
オレは、マルゴさんたちと食堂を出る
食堂の前のミナホ姉さんの監視室に入る
昨夜、メグと2人でミナホ姉さんに呼ばれた部屋だ
ここなら完全防音だから、外に会話が漏れることは無い
ヨイショッ
パタンとイーディがドアを閉め鍵を掛ける
みすずは黙っている
ああ、そうだ、ヨッちゃん可奈ちゃんと話し合ったんだけれどさ例の1年生の愛ちゃんの件ニッヒッヒ楽しみにしててよーんなかなか、面白そうな計画になってきたから
マルゴさんが声を掛ける
へ何
そういうのは良くないからもう止してネというのが、ここでの話の趣旨なのネ
ドアにもたれたイーディが、寧に言った
何でだ、だってあたしは、ヨッちゃんのためにヨッちゃんに楽しんでもらおうと思って
だったら計画の段階から、良信くんに相談するべきなんじゃないかな
それはほらサプライズが無いと楽しくないし
寧の計画は、サプライズばっかりじゃないか
そうねDarlingだから、サプライズでも何でも受け止めてくれるケレド普通は、怒っちゃうネ何で、勝手に決めるんだって
寧は、チラッとオレを見て
だって、ヨッちゃんに先に相談したらヨッちゃんがこれは止そうとかこれはいらないとか言うだろうからせっかくの計画が、面白く無くなっちゃうかなあって思うから
確かに、事前に詳細を相談されたら
可奈センパイのレイプ計画だってこんなにはなっていないよな
オレのことだからやっぱり止めようって計画を途中で中止させたかもしれないし
面白いって思っているのはネイなのネDarlingじゃないヨ
そうだね少しやり過ぎだったと思うよ君たちは
マルゴさんは、寧とみすずを見る
はい申し訳ございませんでした
みすずはマルゴさんとオレに、頭を下げる
とても浅はかでしたあたしたちは
みすずは、寧と違って
雪乃による、メグの心の解放を観ているんだ
ちょっとミィちゃん、何でそうなるのよっそれに、イーディもヨッちゃんと学校へ行く役を譲ってあげたのに
ソレはネイが、メグミをイジメる役を自分でするのが嫌だったからデショ
そ、そうだけれどでも、イーディは、あたしやミィちゃんの仲間だったでしょあたしたちの計画に同意したから役目を引き受けてくれたんじゃないのそれがどうして今はマルゴお姉ちゃんの方に付いてるのよあんたも、あたしたちと一緒に怒られる方の立場じゃないの
寧もやり過ぎたという感覚はあるんだな
だから、怒られるということも判っている
つまり可奈センパイを使って、メグが奴隷宣言するまで落ち込ませる計画を立てたのはやっぱり、ヤッちゃんとみすずなんだね
うっぐぬぬな、何のことかなぁ
寧は、ヒョロロロルラと、口笛を吹いて誤魔化そうとする
寧お姉様、もうダメですよ全部、判っているみたいですからマルゴお姉様たちは
みすずが寧に言う
もうっ、裏切ったのねっイーディ
イーディを責める
違うのネアタシは、ネイとミスズたちの命令通りに計画を実行しているフリをしてたけどホントは、最初からマルゴたちの仲間なのネ
えスパイだったの
そうじゃないよ、寧
イーデイは、寧とみすずさんの計画が深刻な事態を引き起こさないように緩衝役、ブレーキ係として良信くんの側に居てもらったんだよ
そう言えばここ数日
イーディは、オレにベッタリ付いていることが多い
君たちの計画は結果的に上手くいかなかったでも、それが問題になっていないのはイーディとマナちゃんのお陰だよあたしと克子さんと渚さんは、事前に2人に頼んでおいたんだから
イーディだけじゃなくマナもか
確かに、色々と気を遣って働いてくれてたように思う
今回はあたしや克子さんや渚さんは、できる限り手助けしないように勤めてきたそれは、ミナホの介入を最小限にしたいということでもあったんだけれどあたしたちが動かなければ、ミナホもいつもみたいな介入を控えるだろうからねまあ、それでも良信くんやメグミちゃんと個別に話したりしちゃうのがミナホなんだけれどね
他の年長組は放っておいてくれたけれど
ミナホ姉さんは、要所要所でコンタクトしてきたよな
そういう性格だから仕方無いんだけれど
マルゴお姉ちゃんは、今回のことは全部、あたしたちに任せてくれるんじやなかったの
暗い声で寧が言う
任せたさ実際あたしたちは何もしていない状況は全て観ていたけれどね
ブレーキ役だって、イーディとマナちゃんに頼んだだけで実際に判断して、行動したのは2人だよあたしたちは、何の指示もしていないそれと
一間置いてマルゴさんは、寧に言った
最終的にメグミちゃんを救ったのは、雪乃さんだよあたしたちは何もしていない雪乃さんがメグミちゃんの張り裂けそうな心を救ってくれたんだ
雪乃っちが
絶句する寧
はいあたしたちの計画は恵美さんを萎縮させ、抑圧するだけでしたあたしと寧お姉様の考えは間違っていたんですわ
ちょっと待ってよでもメグちゃんの問題は、8割はメグちゃんの問題でしょあの子が判らず屋で、何度説明しても判ってくれなくて家族の和を乱すからだから、あたしたちは仕方なく
そうネメグミは確かに判らず屋ネデモネイたちも、考え方が偏っているヨ
メグミとネイたちは考え方が違うノネ物事の受け止め方も生きていくルールが違うのネ
そうだねそれは悪いことじゃない世の中に生きている人は様々だからね意見が違う人がいるのは当然だ
マルゴさんは寧に言う
ただ今回の問題はネイとミスズが、同じルールの生き方をしている人だったということなのネだから、2人は意見が合う話が通じるルールが同じダカラ
でも、恵美ちゃんは、寧たちとはルールの違う子だからねいくら、寧たちが自分たちの理屈を押し付けても意味が判らないんだよ
でもメグちゃん以外の人は判ってくれたよあたしたちの考えが
寧の言葉にみすずが
でも、当の恵美さん本人に伝わらないのではどうにもならないですわ
ああ、寧は何度も恵美ちゃんにアプローチしてどうして判ってくれないんだろうって、段々腹が立っていったと思うけれど
メグミからしたらどうして何度も、こんなことを言われなきゃいけないんだろうって、やっぱり怒ってたと思うネ
つまり、寧は恵美ちゃんがどうして判ってくれないんだろうって思ってたんだろうけれど
メグミの方もネイたちのことをどうして判ってくれないのって思ってたのネ
そうして、お互いに判り合えないまま気持ちと表現が、エスカレートして行ったのか
メグに奴隷宣言をさせるなんて、やっぱり良いことじゃなかったんだよな
いや、だってメグちゃんには、まずゲンジツを認識してもらってヨッちゃんとの関係とか、家族の中での立場を見直してもらいたかったんだもん
それは判るよでもオレの婚約者から、いきなり格下げされたらメグはヤケクソになるしかないよていうか
オレは、言葉を探す
メグだってヤッちゃんたちの言うことは、頭では判るんだよ理屈としては正論だと思うよでも心で納得できなかったんだからさ
心で
そうだよ心が受け入れられないから嫌な感情がどんどん溜まってそれで、理屈を拒絶していたんだよ
なのに君たちは、恵美ちゃんが判ってくれないとさらに、理屈を押し付けた彼女が受け入れられない理屈を
それも、ミナホ直伝の精神を圧迫する攻撃で
うん、ミナホが忙しくて良かったノネミナホ本人が精神攻撃してたら、メグミは自殺してたかもしれないネ
それは無いよミナホ姉さんメグには弱いんだから
それに、ミナホ姉さんは加減することも知っているから
そして再びみすずと寧に振り向く
ヤッちゃんもみすずもさ頭が良すぎるんだよだから理屈でこれはこうだから、こうなればベストだっていうのが、すぐに判るんだろうけれどオレとかメグみたいな、頭の回転の遅い人間には付いていけないんだよヤッちゃんたちの求める理解のスピードにさ
済みません、旦那様
みすずは、オレに謝る
いや、もちろん今回のことは、メグがいけないんだよこの4ヶ月の間に、家族の中で増長しちゃってたメグがヤッちゃんの言う通り、家族の和を乱していたんだから
だけどさだからといってヤッちゃんやみすずのアプローチは良くなかったよあれじゃあ、メグが反発するだけだったしあのまま放っておいたら、絶望して自殺しちゃったかもしれない
寧が俯く
いや、何がなんだかよく判らなくてただ見ているだけだって、オレも悪いんだごめんオレ、頭が悪いから何が起こっていたのか、こうやって今になって思い起こして初めて判ったよその瞬間、その瞬間には判らなかったあの場はあの場でどうしたらメグのためになるのか、必死で考えていたんだけれど
オレの理解力では追いつかなかった
だから、マルゴさんたちは
頭の良いイーディに、ブレーキ役を任せたんだ
イーディなら、瞬時に状況を判断して適確に行動できるから
ダメだなあオレは
オレが、そう呟くとイーディは、オレの手を取り
ダメじゃないネダメだと感じたらその経験を生かして、また頑張ればいいのネ
ネイとミスズもそうヨ失敗することはいいことネというか、失敗しない人はいないネ一度犯した失敗を繰り返すのが愚かなことであって何かに挑戦することは、失敗するのが当然なのネそれが人生の経験値なのネ
そうだよ寧みすずさん何にしたって君たちが良かれと思ってしたことなんだろ悪意でなく、善意からの行動なら失敗しても、しょうがないさ次はもっと上手にできるようになればいい
ただあんまり大きな失敗は、傷が残るからねだから、申し訳ないんだけれどあたしたちは常に君たちの状況を監視していたし、イーディたちも送り込んでいたんだ
メグと他の家族の人間関係が完全に破綻するのだけは避けないといけなかったから
でも、あたしには良く判らないよメグちゃんが、どうして判ってくれなかったのか本当はどうしてあげるべきだったのか何で、あたしもメグちゃんもどんどん意固地になってっちゃったのか
真顔で寧はそう言う
発想を変えないとね
この間さアニエスと真緒ちゃんに、チェスを教えてあげたんだよ
チェス
ああ、ヨーロッパの将棋か
とりあえず駒の動かし方とルールをね
あの一番幼い2人に
それで次の日にさあたしはてっきり、2人でチェスをしているのかと思ったんだけれどいや、もうチェスができるんだって感動したんだけれど違ったんだよ
マルゴさんは、クスクス笑う
あの子たちはさあたしが前の日に話したチェスのルールを元に新しいゲームを作っていたんだ
チェスのさこれが王様、これが女王様、こっちが騎士で、これがお城とかそういう普通の教え方をしたのにアニエスと真緒ちゃんはさ、自分で新しい駒を作り始めていたんだよ
新しい駒
社長とか駅員さんとかアルバイトとか公民館とか
な、何だそれ
あと縫いぐるみとか包丁とか翔お姉さんの車とかもあったよそれぞれが、ちゃんと動きが決まっているんだチーターは、3つ進んでから2つ下がるとか
いや、チェスだから戦争をイメージしたものだから、勇ましいものなんだよって説明したら今度は、毒ガスとかブル連隊長どのとか突撃とかの駒を作り出したけれど
ああ、それは書庫にあったのらくろ大全集です
うちの書庫には、歴代の娼婦たちが残して行った膨大なマンガがある
いや、のらくろはジッちゃんたち、お客用にあったのかもしれない
そうなんだそれと寧と観ていたアニメの影響だと思うけれど反射衛星砲って何
それは知りません
どんな駒だどんな能力があるんだ
とにかくさ小さい子の感性は面白いなって思ったんだよ1つのゲームを見て与えられたルールで遊ぶのではなく、自分たちで新しいルールを作ろうとするんだから
寧やみすずさんはチェスを与えたら、チェスのルールのままで遊ぶと思う多分、最初からそこそこ指せるしすぐに強くなると思うでも
2人がマルゴさんを見る
君たちには新しいルールを作ってしまう子の気持ちは判らないし、そういう発想も出て来ない
マルゴさんの言葉は厳しかったが顔は優しく微笑んでいる
ただ与えられたルールの中で、ルールに従って遊ぶのが正しいことだと思っているし違うルールを持ち出す人は、間違って排除しなくちゃいけない人間だと思い込む
君たちの論理は正しい理屈も正しいチェスはチェスの公式ルールで遊ぶものだでもそんなルールを知らない子が来たらどうする君たちはこれが正しいルールなんだと、既存のものを押し付けるんだろうねだけどただの遊びだったら、色んなルールがあっても良いとは思わないかい新しい駒による新しいルールを創造する子供の自由な発想って大切だと思わないかい
でも、あたしたちは家族ですし家族には家族のルールがあります
本当にそうなのかな
あたしは君たちが何を間違えたかを知っているよ
君たちは恵美ちゃんを、上からの目線で教え導こうとした正しいルールを教え、それにハメ込もうと
そうかもしれないけどでも
寧が反発する
君たちはそんなことをする前に、まず恵美ちゃんの友達になってあげるべきだったと思うよ
あたしはアニエスと真緒ちゃんと遊んだからあの子たちの作った、新しい駒による新しいチェスでさあたしも作ったよ新しい駒あたしのマセラッティっていうの6つ前に進んで、直角に2つ進んで止まるんだ間にあった駒は、全部ひき殺すんだけど
相手のルールを知ってあげないと分かり合うことなんてできないじゃないか
今年は、間違いなく完結させます
子供の頃、私は本当に反射衛星砲の駒を作ったことがあります
ただ、一緒に遊んでくれる人はいなくて
1人で喜んでました
部屋の柱とかに、反射衛星の駒とかも貼って
766.人は変わる
寧とみすずさんは、とっても頭が良いからゲームのルールをすぐに理解するし、そのルールに則ってプレイして相手に勝つ方法も簡単に考えつく
みんながみんなルールを守らないと成立しないゲーム大会なら、君たちは最強だよでも残念ながら、世の中はそんなに簡単じゃない
みすずはずっと暗い顔のままだ
寧は困惑している
そんな2人を、イーディはニヤニヤ笑って見つめていた
それを君たちに示すために、香月さんは今回の事件に対してアクションしたんだけれど面白いよね実際に現地のホテルに行った寧が、そのことに気付いていないで行かなかった、みすずさんが理解しているんだから
そうだみすずはオレが帰って来ても、渚と2人で台所に籠もって出て来なかった
あれは、落ち込んでいる顔をオレに見られたくなかったんだな
一方、寧はケロッとした表情で帰宅した
お祖父様のことは、よく判っていますからあたし
香月家のこともあたしは香月の本家の娘ですから
みすずは生まれた時から、香月家当主であるジッちゃんの血筋であることを意識して暮らして来た
まさかお祖父様があんな決定をなさるとは、想定外でした
ホテルでヤクザたちと、どんな交渉をしたのか全て聞いているんだな
ミナホ姉さんか、翔姉ちゃんあるいは、ジッちゃん本人から、みすずに連絡があったんだろう
寧は不思議そうに、みすずに振り向く
寧は名家に生まれたわけじゃないからね不浄っていう言葉のことは知らないんだろうね
不浄
ああ、昔からさ家柄の良い家の人たちは、自分ではキタナイ仕事はやらないんだよそういう汚れ仕事は専門の人間にやらせるこれは別に日本だけじゃないよ世界共通のことだよ
自分の手を汚すことは、縁起の悪いことだからネダカラ、どこの国にも裏社会があるし、そういう犯罪組織を完全に駆逐することはデキナイのネ
不浄な仕事をやってくれる連中が、1人もいなくなったら家柄の良い人たちが困るからさ
どんなに高度に民主化された国家でも裏社会の暴力でないと解決できないことがあるネ司法や検察、警察組織の力だけでは、どうにもならないことがネ
だから、表の人たちの仕事と裏の人たちの仕事が綺麗に役割分担ができているものなんだよ
マルゴさんと、イーディが説明してくれる
この2人はマルゴさんは国際犯罪者キョーコ・メッサーの弟子だし、イーディは暗殺教団の出身でミス・コーデリアの配下にもなっていたんだから裏の世界のことには詳しい
寧は大鳥総裁や佐竹会長の香月さんに対する態度を見て、何てバカな人たちなんだろうって思ったかもしれないけれど
だって、ホントに馬鹿だったよっ香月家の力を全然、判っていなかったわけだしさっ
寧の言う通りあのヤクザたちは、ジッちゃんの香月家の力をナメていたと思う
自分たちに対して、ジッちゃんの方が折れてそれで有利な形で手打ちができると考えていたんだから
そうじゃないよあの人たちはルール通りにしていただけだよ
これまで通りの名家とヤクザのルールだよそりゃ表の世界での財力や権力は、香月家の方が上さそんなことは、最初から判っているでも、裏世界のことは香月家のような名家は、自分ではやらないことになっているから最終的には、ヤクザのような裏社会の組織の力を借りないといけないだから、香月さんが一線を越えることは無いと考えていたんだよ
わざと無遠慮で、アンタなんか怖くないヨーという態度で出向いてコウヅキに対してプレッシャーを掛けておいてそれで、どこかに落としどころを見つけて手打ちにするそういう考えネ
そこには香月家のような名家が、裏社会に自ら深く関わることは無いどうせ、自分たちのようなヤクザを完全に切り捨てることは無い自分たちには、それだけの利用価値があるのだからっていう、これまでのルールに基づいた思想があったんだよ
そして、その思想は間違ってないのネ
どれだけ、コウヅキの家に権力や財力があろうトモ香月セキュリティ・サービスに組織力があって、ショウやレイカが強かろうトモ
香月家が自ら、裏の仕事にまで手を出すのは、馬鹿げているからねリスクが高すぎるし現在、存在する全ての裏社会の組織と敵対することになるから
こんなバカげたことは、普通はやらないネ多少、嫌な思いをしてもヤクザの顔を立てておくネ
月子さんたちを、香月さんが引き取るとしてもそれなりに多額の賠償金をヤクザたちに支払うとか、何かしらの権益を与えるとかそうやって、裏社会の方に遠慮する姿勢を見せるよ
裏社会と全面抗争なんてしていられないのなら
香月家の方が遥かに強大な力を持っているのにヤクザたちに譲る姿勢を見せないといけなくなる
だから、大鳥さんたちはあんなに強気な態度だったんだよ
アアして、少しでも多くコウヅキからせしめようとしていたのネ
しかし、お祖父様は関西の全てのヤクザ組織の壊滅を宣言なさりました
それは、香月家が直接、裏の世界を支配するということです今までのようにヤクザさんたちのような、すでに裏社会に属している勢力を介してではなく、表の世界の香月家が自ら
今一番、大騒ぎしているのは関西のヤクザさんたちでなく、香月グループの重役たちだよ
何しろ当主が、とんでもない決定をしてしまったんだからいわゆる、暴力団との関係を排除して、クリーンな経営を心掛けるなんてことじゃないよ香月さんの選択は
そうだジッちゃんは、言っていた
香月家そのものが日本の裏社会を牛耳るってことだからね表の力ではどうすることもできない案件も、香月セキュリティ・サービスが全て解決するんだから
香月家に逆らうヤクザ組織は、全てブッ潰し屈服した組織には、香月セキュリティ・サービスの下働きをさせる
メチャクチャです裏の世界の人たちは、そんなことを納得するわけがありませんし香月セキュリティ・サービスとの戦争になります
でも、もう遅いよ香月さんが自ら関西ヤクザの重鎮たちに宣言しちゃったんだしね香月セキュリティ・サービスは、香月さんの私的な組織であって、香月グループの経営会議の意向に左右されない重役たちには、止められないんださらに谷沢さんの部隊が、すでに関西に第2波の攻撃を仕掛けている
すでに、宣戦布告はなされた
今日のことがあって関西の重鎮のオジィちゃんたちも、香月さんには大鳥さんと佐竹さんとその子分たちを抹殺すると約束して帰ったけれど、実際に実行するのにはためらいがあると思うんだ特に、子分の人たちには何の罪も無いわけだし
単に清美さんの話を聞いて、巫女の力のことを知ってしまったというだけだ
あそこであの場で処分させずに、あの老人たちに身柄を預けたのが香月さんの罠なんだよこれで、明日になっても大鳥さんたちが殺されていなかったら、約束不履行を名目にして、香月セキュリティ・サービスは全面的に抗争に討って出ることができるから
多分、そうなりますねそして、香月グループは、覚悟を決めないといけなくなると思いますわそうなったらお祖父様を暗殺したとしても、ヤクザさんたちとの戦いは止まらないでしょうから
ジッちゃんの暗殺
ああ、ヤクザでなく香月グループの重役がビビッて、ジッちゃんを殺そうとするかもしれないのか
暗殺も無理だよ香月セキュリティ・サービスが完全警護しているのに重役の人たちが、暗殺者を仕込めるわけがないから
重役の人たちだって、香月セキュリティ・サービスの警護を受けているのに
自分で裏社会と接触してジッちゃんを暗殺してくれる人を探すことはできない
こうなると5月のことが効いてくるノネ
アソコで香月グループの重役の中での不穏分子は、全て排除できてるからネ
シザーリオ・ヴァイオラの襲撃に合わせて重役たちの中で、ジッちゃんに隠れて、瑠璃子の父親と反抗しようとしていた人たちは全て駆除された
他にも、心の中では反抗しようとしている人がいたとシテモ
あの時、あのホテルに居た人たちは香月さんと香月セキュリティ・サービスの恐ろしさは、ようく理解しているからね経営とかのことに関しては香月さんに苦言を言っても裏社会とのことには、文句は言えないよ誰も
重役たちは
ジッちゃんが、香月セキュリティ・サービスを使ってシザーリオ・ヴァイオラの襲撃団を全員倒したことを知っている
そしてそのシザーリオ・ヴァイオラを雇って、ジッちゃんの長男を殺害させた次男を
瑠璃子の父親を処刑したことも
みーんなアノ人が怖い人だってことは、判っているネェ
自分を裏切った人間は例え息子であろうとも、死をもって償わせる
そういうジッちゃんの厳しさを重役たちは、心に刻んだはずだ
ダカラ明日ぐらいまでに、ヤクザとの全面抗争が確実になったら、重役たちも腹を括るネもう、これは仕方無いことだと
そうだねそうしたらさあの人たちも有能な人たちだから発想を変えるよもし、これで香月家が裏社会を支配することができるようになったら、どれだけの利益が出るかとかね前向きに考えるようになる
イーディとマルゴさんがそう言う
でもとんでもないことですわ割に合わないことですこんなことで香月家が裏社会と戦うことになるなんて
でも、しょうがないじゃないか香月さんの狙いは、裏社会を手に入れることでなくこの抗争を起こすこと、そのものにあるんだから
マルゴさんは、明るい顔でそう言った
簡単なことだよ関西のヤクザと真っ正面からケンカすることで香月グループは結束する今までみたいに内部で権力闘争とか、やってられなくなるから相手はヤクザなんだからどんな手を使って攻撃してくるか判らないんだからグループ内の全ての企業が、お互いに情報を共有してスクラムを組んでいくしかないよね当然、新しく最高経営責任者になった新興派閥の司馬さんを追い落とそうとする人もいなくなるし司馬さんだって、自分と意見が合わないからって香月家の分家の人たちの首を切ることもできなくなる
香月グループが1つにまとまる
そして、この抗争の旗頭は香月さん本人だ香月家の本家の当主である香月さんのカリスマが、さらにグループ内の結束を高めるその結果、香月さんが最高経営者だった時以上にグループの人たちの香月家に対する忠誠心は高まると思うよ
今回のことだって香月さんが自ら、ヤクザとの交渉に乗り出したんだからトップが戦場の最前線に立ったんだ兵たちは付いてくるよそしてもし、香月さんに何かが起きたとしてもこのグループの忠誠心は、みすずさんや瑠璃子さんたち本家のお嬢様に引き継がれることになるだろう
香月さんはみすずさんたちのために、わざとこういう選択をしたんだよ
大騒ぎになり、色々と面倒なことが起きることを承知で
関西のヤクザたちに、ケンカを売った
どうしてそんな
みすずは呟く
焦っているんだよ香月さんはもう82歳だからねあの人は自分の残りの時間が少ないと思っているのさだからこういう手を打ったんだよ
ジッちゃんは、孫娘たちが自分の死後に困らないようにしたいんだ
円滑に、香月家の権力と財力が引き継がれることだけを望んでいる
そのためには何でもするっていうことか
肩を落とすみすず
ダメねミスズはルリコみたいに、ケロッとしていないとダメネ
ルリコは判っているヨでも、判ったカラ全部、信じて任せているネダカラ、平気なのネ
そうだよこの戦いは香月セキュリティ・サービスのものだからね君たち自身には、関係無いんだよもちろん、今まで同様、君たちには警護が付くから香月セキュリティ・サービスの最高レベルの警護がねだから、平然として普通に生活しててくれればいいんだよ
みすずもう、ジッちゃんが決心して香月グループ全体が、動き出しちゃったことなんだからオレたちには、どうすることもできないよ
信じよう悪いことにはならないよジッちゃんに、谷沢さんに、翔姉ちゃんに、レイちゃんだよミナホ姉さんだって、香月セキュリティ・サービスの仕事に加わると思うしヤクザの攻撃なんて凌いで、ブッ潰してくるよあの人たちなら
みすずは、オレに小さく頷く
大丈夫ヨ勝つネ香月セキュリティ・サービスは今までのルールを捨てたのダカラヤクザの大半は、まだこれまでのルールに縛られたままなのネオモテの権力者が、全力でウラに攻めてきたらガタガタと順番に屈服していくヨまあ、見せしめのために、幾つかの組織を滅ぼすことにはなるだろうケド
イーディが、笑顔でそう言った
ということで、この話はお終いにして君たちの日常のことに戻るけれどさ
マルゴさんが、寧とみすずを見る
どう自分たちが想定していたのと、全然違うそれまでの常識的なルールを、全て破ってくるみたいな人もいるってこと判った
寧とみすずは頭が良すぎるがゆえに、既存のルールに囚われやすいということか
あたしやイーディは元が裏の世界の人間だから、慣れているんだよこういうこと例えば相手の戦力に対して、3倍の戦力があれば必ず勝てるみたいな話があるわけ戦場での常識としてでも、あたしはそういうのを鵜呑みにすることはできないんだよ実体験として怖い思いをしてきているから
普通ではありえないぐらい強い人とかいるからネ
キョーコさんみたいな人がねほら、覚えているシザーリオ・ヴァイオラの時のキョーコさんのこと
高層ホテルの外壁を、屋上まで這い上がって上から通風口を降りて来た
そうだよ、良信くん普通はそんなことやらないよね常識的にはさ屋上まで壁を昇るだけで、体力がなくなっちゃうものねでも、やるんだよあの人は
常識を越える人はいる
やっぱりさああいうのも軍事行動のルールみたいなのはあるんだよ戦訓ていうか今まで色んな人が考えて、実際に試してみて、こういう状況では、こうしたら良いっていう具体的な方策がね
デモ、そういうのはプロならみんな知っているわけだからあえて、ルールを破ることも必要なのネ
逆に、常識や今までのルールに囚われていたら死ぬからさ
戦う2人は言う
世の中にはさ、こちらがどれだけ魅力的な申し出をしても拒絶する人がいる志が高いから、買収に応じないってことじゃないよ何を言われているのか理解できないんだよ
人と人の関係は理屈じゃないから例えばさ信用できそうだと感じた人だからって、メチャクチャ怪しい契約書にサインしちゃうってこともある逆に、とっても有利な話なのに相手が何か気にくわない感じだったからって、拒否するってこともある
人は言葉でなく、感覚で生きているのネ
実際にあったんだよミナホはオモテの仕事として、投資のビジネスもしているだろで、ミナホが将来性がありそうだからって、ある会社のプロジェクトに投資しようとしたんだけれどそこの社長に断られたんだよミナホが何だか偉そうで、態度がでかいからってお金を投資してもらえるチャンスだったのに
その会社、どうなったんです
ミナホが相当、頭に来たんだろうね裏から手を廻して、そこの会社のメインバンクの融資を回収させて倒産させたよ偉そうで態度がでかかったのは、そっちの方じゃないのっってカンカンだったんだから
理屈で考えたら投資してくれる相手には、下手に出るものだ
少なくとも、相手を立腹させるような失礼なことは言わない
でも、ミナホ姉さんがまだ若い女性だからって、ナメたんだな
だから、潰される
どれだけ理屈を言ったって正論をよくよく考えたら、そっちの方が良いことを話したって、信頼関係が築けなかったら、相手は聞く耳を持たないよましてや自分とのライバル関係にある人なら
それ恵美さんのことですか
そういうこと君たちは何度、論理的に話しても口では何度も判ったって言うのに、全然態度が直らない恵美ちゃんに閉口してたんだろうけれど
当たり前だよ恵美ちゃんからしたらみすずさんや寧が、自分のことを騙そうとしているんじゃないかって、疑心暗鬼なんだから
あたしはそんなつもりは無いよっ
寧が反発するが
この場合は、ネイがどういうツモリだったかではなくメグミが、どう受け取ったかが問題なのネ
イーディが答える
メグミは自分は、ミスズやネイより、頭が悪いと思っているネすぐに言い負かされると思っているネそういう現状が、口惜しいネコンプレックスを持っているノネ
だからみすずさんや寧の言うことを、素直に聞いてくれるはずがないんだよ言っている内容なんて、頭にちゃんと入っていないよただただ、上から目線で説教されることが、情けなくて腹立たしくてそういう気持ちだけでいっぱいだったろうね
しかも最後の学校の件はあそこにマナやカナを呼んだのはミスズとネイの策略だっていうことは、メグミにも判っていたネダカラ余計、頭に来たと思うヨ自分で直接説教スルんじゃなくってマナとかアタシとかに代弁させているんダカラ
オレだってみすずや寧の意思を感じた
こういう風に、仕組まれてたんだなって
それで恵美ちゃんは、ヤケクソになって奴隷宣言をして、思考停止に陥ったわけ
もうミンナミンナ、大嫌いっって、思っているネ
当たり前だよねみすずさんと寧の仕組んだことは、恵美ちゃんを馬鹿にし過ぎていたからね
世の中ミンナDarlingみたいに素直じゃないヨDarlingなら、アナタたちに仕組まれても自分のためにしてくれたことなんだろうなって、真面目に受け止めるケレド
恵美ちゃんは君たちのライバルだからねライバルから、小馬鹿にされるのは嫌だろうそれが、どんなに正論で納得できることを伝えようとしていたとしてもそういう嫌なお姉さんたちの言葉を、素直に受け止めると思う
イーディとマルゴさんの言葉にみすずは
ううっ、あたしもそう思う
寧もハァと溜息を吐く
君たちは思考が優先しちゃって、正しい理屈を押し付けることだけに夢中だけどさいや、実際相手も、君たちと同じ理屈優先の人なら同じルールで生きている人なら、これで通じるんだろうけれどさ
メグミは理屈よりも先に感情の人なのネユキノと同じヨ
感情が優先だから
相手に何を言われたかよりも、どう言われたかで心が動く
話し方にムカッときたら聞く耳を持たなくなる
ミンナがミンナ、アナタたちみたいに頭の良い子じゃないノネ察しの良い子ばかりじゃナイヨ
自分とは、違うルールの人もいる
あえて、ルールを破る人も
これが正しいルールだからと思っていたら痛い眼を見る
それでもまあ確かに、恵美ちゃんが面倒な子だということは、あたしも認めるけれどねメグミちゃんならこうやって、話して聞かせても、今の君たちみたいにシュンとなったりはしないだろうから
マルゴさんの言うとおりだ
みすずと寧だからこうやって話す機会を作ることだけで、解決する
でもさその上で、君たちに聞きたいんだけれどさ
君たち家族っていうものが、面倒くさいものだってこと判っているの
あ、良信くんは答えなくていいよ君が判っていることは知ってるから
マルゴさんは、みすずと寧に
家族だってさ、みんな別の人なんだからそれぞれ考え方も違うし、モノの受け止め方も違う人より何をするのにも時間の掛かる人もいるだろうし一々、グズグズ落ち込んでメソメソしている子もいる
それは、判っているけれど
寧が、口を開くが
いや、判っていないよ寧たちは恵美ちゃんには恵美ちゃんの個性があるのに自分たちと同じように、頭の回転が良くて、何でもササッと察することのできる人間になることを求めていた自分たちみたいにできない恵美ちゃんを、疎ましく思っていたし恵美ちゃんをギリギリまで追い詰めた
メグが家族を離れる決意をするギリギリまで
旦那様が何度も恵美さんにおっしゃっていた家族だからというお言葉今の今まで、ちゃんと理解していなかったように思います
そうだよ家族君たちもあたしも、みんな1人1人、この家族に参加することを決めたんだよ自分の意志で
だったら家族の和を乱したからなんて理由で、恵美ちゃんを追い出してはいけないってことは判るだろう君たちも恵美ちゃんも自分の意志で加わったんだ誰に命令されたわけでもなく家族からの離脱を強制されるようなことがあっていいわけがないだろう
一度家族になったのなら死ぬまで家族だろそういう覚悟だったんじゃないのか
手間の掛かる子でも、面倒な子でも受け入れていくしかないんだよ愛情を持って相手を矯正しようとするんじゃなくどうしたら共生できるかを考えるべきだったんじゃないか
これからモット大変になるノネ判ってる
マオだって、アニエスだって今は可愛いけれど、大きくなるネ生意気にナルネ反抗期も来るネいずれは、自分の生まれの真実に気付くヨ
真緒ちゃんはオレをパパだと思ってくれているけれど
いずれは、オレでなく本当のパパに会いたがるかもしれない
オレのことを嫌いになるかも
アニエスだっていずれは、自分がどういう目的で生まれ、地下室に監禁されてきたか気付く
実の父親にセックスの玩具にさせられるために生まれたことを知ったら
絶望してしまうかもしれない
人は変わるノネ良くも悪くも変わっていくことは仕方ないノネ
でも家族が家族であることは変わらないネいやそれだけは、変えてはいけないネそうでないとこの家族が崩壊するネ
嫌いになったら、いつでも出て行けるような家族なら
いつでも、あっさりと崩壊するだろう
Darlingは、そのことを判っているダカラ、何度でもメグミに言ってたヨ家族ダカラずっとずっと家族ダカラ、メグミの心がどう変わったとしても、Darlingは家族としてメグミを愛し続けるって
その良信くんの言葉に真実があったから恵美ちゃんはヤケクソになっても、絶望して家族から出て行くとは言わなかったんだよ
Darlingの奴隷になるっていうことはDarlingのことだけは信頼していて、自分の身を委ねられるというコトだからネ
Darlingも判ったネ
アタシは家族を辞めないヨずっと家族ダヨそういう決意をしたから、ここにいるノネ
Darlingから離れていくことは無いノネそういう心配は無用なのネナゼナラバ
Darlingはもう独りぼっちには、なれないのダカラ
大丈夫ネもし、将来、マオがグレてもアニエスが反抗的にナッテもちゃんと、アタシが何とかするネアタシだけじゃないよ、ミンナがミンナで何とかするネメグミのことだって
イーディは、ニコッと笑う
ああいう子が家族の中にいるのなら、ミンナでちゃんとケアするネ強制も矯正もしないネメグミの考えや、メグミの個性を尊重して一緒に暮らしていくネ家族ダカラどれだけ手間が掛かっても、面倒じゃナイネ家族のフォローをするのは、当たり前のことナノネ
だから、イーディは普段から、オレとメグの近くに居てくれる
メグが暴走しないよう
イーディお前
わざと変な言葉遣いをしたり、とっぴな行動をしてメグを驚かせるのも本当は天才的なイーディの思考力と身体能力にメグが、コンプレックスを抱かないようにするためなんだな
え、ヨッちゃん
驚く2人
そういうことだよ恵美ちゃんは今では、イーディがどんな言動をしても驚かないでしょこの4ヶ月の間に、イーディっていうのは、突然、びっくりするようなことをするけれど悪気があるわけではないし、良信くんのことをとっても愛しているっていう認識を築きあげたからね日々の積み重ねで
マルゴさんの言葉にイーディが微笑む
そりゃあ、恵美ちゃんだってイーディがとっても頭が良いことには、もう気付いているし戦闘力の凄さだって、よく知っているでも恵美ちゃんは、イーディにはコンプレックスを感じてはいないよ
メグはイーディは、イーディなんだからって、当たり前に受け止めているんだ
オレは思わず呟いた
そうそういう子なんだって理解したら、そして自分に対して悪意が無いことが判ったら受け入れられるものだよどんな相手だって
そこにはコンプレックスは生じない
イーディは、そうやって恵美ちゃんとの間に信頼関係を築き上げただから、寧たちが暴走してもブレーキ役として、機能すると思ったんだよ
どれだけメグが責められてもイーディが居れば、何となく場が和む
最悪の状態に陥ることは無い
さて、そんなイーディに対して君たちはどうなんだろうね
マルゴさんか、寧とみすずに言う
この4ヶ月ただ恵美ちゃんを圧迫するだけであの子のコンプレックスをこじらせたのが、君たちだよ
明日こそは、エロシーンに入りたい
最近は元日でも、普通にデパートがやっていますね
食玩のガンダムコンバージのザクⅠを買って来たのですが
箱から出した途端に、モノアイをなくしました見つかりません
今年の運勢はああ
10年前にMIAのビクザムを買って、箱から出した瞬間にアンテナを飛ばしてなくした時以来の、ショックです
767.お仕置きヤッホー
そうですねあたしたちは、間違っていたと思います
あたしたちは、恵美さんの方が頑なで、判らない子だと思っていましたがそれは、恵美さんの個性や物事の受け止め方を無視した、あたしたちの勝手な奢りによる評価でした
寧やみすずは、頭が良いからすぐに何でも理解する問題点も判る対処法も思い付く
だけどメグはそうじゃない
それなのにメグがちゃんと理解する前に、寧やみすずはどんどん物事を進めようとする
メグに対してだけじゃない
オレに対しても寧やみすずは、事前に説明しないで、どんどん2人で計画したことを実行していった
そして、君たちがやたらと陰謀好きなのは先に説明して、納得してもらう手間が省けるからだろ
思い付いたことを、スピーディに実現したいのは判るけれど良くないよねさっき話した通り、君たちの計画は同じルールが通用する世界でしか有効じゃないんだから
ルールが定められている世界ならみすずや寧は強い
計画通りに全てが進むだろう
何もかも想定の範囲内で
でも君たちとは違う人間、場のルールを平気で破ることかできるような相手が出て来たら全てが破綻するよ
ジッちゃんが、ヤクザたちとの表の人間と裏の人間のルールを、平然と踏みにじったように
そうだねあたしたちちょっと、いい気になって浮かれていたと思う
寧も反省する
ネイとミスズは似ているヨミナホもネだからついつい、一緒になって悪巧みしちゃうのネだけど同じルールの人の集まりだから、見落としも多いのネ
だからミナホには、あたしや克子さんが付いているんだよミナホも自分は、頭でっかちだっていうことを知っているからね何でも、あたしたちに相談してからしか行動には移らないよ
多角的な視点を得るためには、ルールの違う人の意見が必要なのネ
まあ、最近は翔お姉さんとも話し合っているみたいだしミナホは、自分のことを現実主義の女だって思っているけれど意外と、突発的に思い付いたことをやりたがる破天荒なところもあるからロマン主義的っていうか
そうねショウの方が遥かにリアリストネショウの仕事は希望的観測が、絶対に許されないからネ
翔姉ちゃんクラスのトップ・エリートの警護人はまあ、何とかなるだろうとか考えてたら仕事にならないもんな
99パーセント、完璧に警護できる態勢を作った上で最後の1パーセントの穴も塞ぎに行く思い付く限りのありとあらゆる可能性を精査して
そのために余計な人員や費用が掛かったとしても構わない
どんなことがあっても警護対象者を守り切らなければならないんだから
翔姉ちゃんが守るのは、ジッちゃんクラスの人たちなんだから
というわけだから君たちは、頭の回転も発想も良いけれどさ作戦決行のGOのサインは、君たち自身で出してはダメだよしばらくは
マルゴさんは2人に言った
君たちは他の人の心のことまでは、まだ判っていないみたいだからさ
オレも、2人を見て
うん何か思い付いたらさ面倒だと思うけれど、全部、オレに相談してよ
もうサプライズとかは、いいからオレはバカだし寧やみすずみたいに、パパッと頭が廻らないけどさ必死に考えるから2人の計画が本当にオレたち家族にとって良いことなのかそれとも、悪いことなのかいやオレたちが、リスクを犯してまでするべきことなのか、そうじゃないのかを一生懸命、考えるから
寧やみすずとは違う視点から
判りました、旦那様
みすずは、すぐに返答した
うん判ったごめんね、ヨッちゃん
人は自分とよく似た人、考えが合う人、ルールが同じ人を好むノネだからネイとミスズは、いつの間にかツルんでたしカナを引き入れたネ
カナもネイやミスズと同じタイプネ頭の回転が良くて何が、自分にとって一番オイシイことなのかを考えて生きているネそして陰謀家ダヨあの子も
そうだ、可奈センパイは
早速、テニス部の1年の子のレイプ計画を立て始めた
判った、あたしから話して今回のことは中止してもらうよそれで、可奈ちゃんには、変なことをしないように釘を刺しておくから
すっかり落ち込んだ寧がそう言うが
それも良信くんに決めてもらうことだよ寧
寧が決定しちゃダメだって今言ったばかりだよ
う、うんごめん
寧は、改めてオレに
ヨッちゃんどうする実は、可奈ちゃんとは、さっき車で家まで送る間に、かなり話を詰めて来ちゃったんだけれど
そうだと思っていた
オレが、テニス部の子をどうするかとはまだ判らないけれどただ、その子が柔道部の2年にセクハラされているっていうのは、どうにかしてあげたいよ
無理矢理、交際を迫られて付き合っていることにさせられて
その子の裸の写真を送って来いと強制されているうちに
男の方の勃起チンコの写真が送られてきたっていうんだから
その子が、トラブルに巻き込まれているっていうことを知っちゃった以上はさ何もしないで、放っておくってのは寝覚めが悪いよ
それに、可奈センパイとの約束はちゃんと守らないとあの人との信頼関係を壊すのはよくないことだから寧がもう、可奈センパイの計画に乗るって約束した以上は守らなきゃダメだよやっぱり止めたとか、そういうのは良くないって
寧も今まで、全然、友達のいない子だったからな
そういう信頼の積み重ねとか良く判っていないんだと思う
それと校内で何かする以上は、あの人にも筋を通しておこうよ
あの人
岩倉さんだよ
ミナホ姉さんのお下劣ペットにしてうちの高校の生徒会長の
あの人がヘソを曲げるとまたメンドクサイことになるんだからさ
オレはあの人が雇った殺し屋に命を狙われたことまである
柔道部のバカ男はあの人に任せちゃうとかさ
ああ、あの人なら自分のチンポ奴隷にしちゃうよね、きっと
納得する寧
ほら寧やみすずさんだと、自分たちだけがプレイヤーになって、状況を有利に誘導していくことしか考えないけれど良信くんは他のファクターを、色々な人を巻き込んで解決していくことを考えるだろそれが視点の違いだよ
マルゴさんがそう寧に告げた
まったくあたしこの4ヶ月、どうしていたのかしらいい気になって、増長していたのはあたしの方だったんですね
みすずがまた溜息を吐く
みすず今、それに気付いたんだから、それでもういいんだよ
まだ4ヶ月だよオレたちがみんなで家族になって今日、ここで判ったんならそれでいいんだよオレたちは、まだ全然取り返しのつかないところまでは行っていないんだからさ
というか取り返しが付かなくなる前に、マルゴお姉ちゃんたちに引き摺り戻されたっていう感じだよ
当たり前ヨダカラ家族ネ
イーディが笑った
そうですねまだ、引き返せますねあたし恵美さんに謝ってきます
あ、待ってあたしも一緒に謝るから
みすずと寧がそう言うけれど
え、何でヨッちゃん
あたしたち恵美さんを苦しめるようなことをしてきたわけですし
うん、謝らないと
その気持ちは判るけれど
言葉じゃダメなんだよヤッちゃん、みすず
2人がメグを追い詰めたのも言葉だったろ今、言葉で謝ってもメグの心には響かないよ
言葉だけでは何も変わらない
マナの時が、そうだった
最初の頃のマナは何度も、言葉ではオレたちの仲間になると宣言していた
でも心の中は違った
本当に心の底から、マナがオレを信用してくれるまでには
長い時間と、行動が必要だった
オレが、マナを見捨てないという証を何度も行動で示して
それで、ようやくマナの心は、変わった
メグには、行動で判ってもらうしかないんだよ
行動ですか
うん1年でも2年でも掛けて信頼関係を築いていくしかないんだと思うよ
そうですわねあたし今、信頼してもらえていませんよね恵美さんに
さっき、恵美さんが楽しそうに雪乃さんとケンカしている姿を見て昔のことを思い出しました
昔
旦那様とお会いしたばかりの初めて、このお屋敷にうかがった頃のことです
5月のことか
あの頃はまだ家族の人数が少なくて香月家関連の人間は、あたし1人だけでした
黒い森のオリジナルメンバーと、母親がこの屋敷の娼婦だったメグ
娼館絡みのメンバーばかりで、香月家のお嬢様のみすずは異質だった
あの頃はあたしだけ、皆さんから浮いているみたいで、寂しかったんですなるべく端の方に控えて、目立たないようにしていましたし
そんな頃もあった
だから、あたしは美智を連れてきて今では瑠璃子もいますし、翔お姉様や麗華お姉様も寧お姉様とも、仲良くなってあたし、最初の頃の寂しさをすっかり忘れていました
いつの間にか、家族の空気の色が変わっている
香月家関連のメンバーが増え、瑠璃子がここで暮らすようになって克子姉やマナやアニエスたちとも仲良く暮らしている
だからだ
メグが家族から浮いてしまったのは
メグ本人だけの問題じゃない
オレたちの家族そのものの雰囲気が変化してしまっているからだ
あたしかつて自分が味わった寂しさを、恵美さんに押し付けてしまっているんですね
メグの視点からすれば
自分が部活で忙しくしている間にみすずたち香月組が自分たちの都合が良いように家族を造り替えたとすら、感じているかもしれない
だから、良信くんの言う通り今、変に謝ったりするのは逆効果だよ
恵美ちゃんは、疑心暗鬼になって君たちが自分を騙そうとしているんだと思い込むかもね油断させて、家族から追い出そうとしているんだろうって
みすずは、思わず声を出す
はぁぁなーるほどね確かに1年、2年は掛かるかもね
仕方ないかぁあたしたちが、メグちゃんに嫌われるようなことをしちゃったんだから毎日、行動と態度で少しずつ、信頼してもらうしかないんだね
そうヨ安直な謝罪はかえってメグミの心を傷付けることになるヨ
言葉で謝って許してもらうというのも上から目線の失礼な行為なのかもしれませんね
みすずもそう言った
しょうがないねとにかく焦らずに時間を掛けるよそれで何かする時は、必ずヨッちゃんに相談する勝手な行動はしないミィちゃんも、それでいいよね
2人は、そう約束してくれたが
ん待てよ
あそれだけじゃ足りないややっぱり
どうしてです、旦那様
いや、オレ1人が2人の相談役になるっていうのは良くないよオレ1人で寧やみすずの思い付いたことを判断するなんていうのは
オレが、何でも1人で背負い込むのは良くないと気付いたばかりじゃないか
そうネDarlingだけだと、2人に言い負かされちゃうかもしれないネ
うんバカだからなオレは
じゃ、マルゴお姉ちゃんやイーディにも相談するよ
いやそうじゃなくって
あのさオレ、さっきミナホ姉さんとカウンター・パートナーっていう話をしていたんだけどさ
何なの、ヨッちゃんそれ
ああ、やっぱりマルゴさんと車の中に居た寧は、オレとミナホ姉さんの風呂場の会話を聞いていない
家族のさ、それぞれの子の一番、親しい相談手だよアニエスにとってのルナとか、ヨミにとってのマナとか
ああ、昨日ルナちゃんをアニエスのお友達にするって言ってたことだよね
ああ、そのことは知っていたか
みすずも、頷いている
頭の良い2人だから、飲み込みが早くて助かる
みんなそれぞれ年が近くて、話しやすい相手がいると助かるだろもちろん、オレはみんなの相談を聞くけれどオレでは解決できないことも多いだろうし女同士の方が話しやすいこともあるだろうしさだから、みんな家族の中で2人組を作って
オレがそう言いかけると
ああ、そっか、判ったあたしとミィちゃんも誰か、ヨッちゃんの他にも何でも相談できるパートナーになれってことね
オレは苦笑いをする
それでみすず
お前、家族の中では誰が一番苦手だ
オレはわざと苦手な子を尋ねた
だ、旦那様、それは
口籠もるみすず
ツキコネ
イーディの言葉に、みすずはビクッとなる
オレもそう思う香月家のお嬢様に対抗できるのは鷹倉神社の巫女だけだよ
名門名家の後継者の血筋には古より続く巫女でないと
月子は人の心が読めるからな嘘や陰謀が通じないみすずとも同い年だし、良いパートナーになれるよ
いずれ、月子が京都に帰るとしても妹たちから、みすずの心の状況は聞き出せるだろう
確かに月子さんは、あたしにとっての一番話しづらい方ですわ
みすずは認める
でも、そうですねあたしが自分を磨くためには月子さんみたいな方に監視していただく方が良いと思います
みすずはこのままいけば、香月家の力を引き継ぐ
今、ジッちゃんが握っている、権力と財力そして、香月セキュリティ・サービスという暴力も
瑠璃子も美子さんも力そのものの継承には、興味が無いだろうから
そうなれば、誰もみすずには逆らえなくなる
みすずには暴走しないための歯止めとなる障害が必要だ
判りました月子さんと仲良くしますあの方に何でも、相談致します
うん、そうしてくれオレからも月子に話しておくから
もっとも月子は、オレの心と通じているから
話す前に、心を読んでくれるだろうけれど
おやおや寧には、あたしがいるだろ
いいよね良信くんそれで
もちろんですヤッちゃんのことはマルゴさんが一番、判ってくれていると思いますし
そして、あたしのことを一番判ってくれているのも寧だしね
マルゴお姉ちゃん
寧の眼に、涙が溜まる
最近は前みたいにさ、感情が抑えきれなくなって暴走することはなくなったんだよあたし
マルゴさんにはそういう弱点があった
破壊衝動が、止まらなくなるという
これってさ毎日、みんなと暮らして楽しい家族とねあたしの大切な家族だよそれで、随分心が癒えてきたんだと思うんだよ
こんだけ愛すべき家族がいると暴走なんてしてられないからね家族に迷惑を掛けている余裕がないから年下のみんなのことの方が心配だものああ、あたしと克子さんと渚さんはミナホのことも心配だけれどね
人を思う気持ち
人のことを心配している間は自分の心がキリリと引き締まるからね素晴らしいよ家族はさ
そして改めて、寧を見る
それでもさ寧あたしには、あんたが一番心配だ
ニコッと寧に微笑む
何てったって、あんたはあたしの最初の妹だからね
マルゴさんに、飛びつく寧
マルゴさんも、ギュッと寧を抱き締める
ホントいつまで経っても心配ばかりだよ寧あんたはさ
結局、これはオレたちが家族になって4ヶ月目の最初の試験だったんだと思う
それぞれが、家族と暮らすようになって、どう変わったか
過去を振り返って、現在を見つめ直す
そして、今修正すべきだと思うものは、修正していけばいいし
そのままで良いものは、残しておけばいい
人なんだから自分とは合わないこともある
でも、だからって無理に矯正しようとしてはいけない追放してもいけない
相手のことを良く見て受け入れるんだ
もちろんダメなものはダメって指摘するけれど
それがその子の個性ならこちらがガマンしてあげないといけないこともある
みんなで暮らしているんだから
みんなで暮らしたいんだから
オレたちは、家族なんだから
再び、食堂に戻ってきたオレたちを見て
みんなが、驚きの声を上げた
みすずの胸には、陰謀しませんと大きく書かれた紙が貼られていた
寧の胸には、相談しますの文字が
あのもう、陰謀はしません
ええっとこれからは、ちゃんと相談します
2人は、それだけ言ってペコリとみんなに頭を下げた
それで充分だ
細かいことを、全て話す必要はない
謝ることも
後は行動で示していくだけなんだ
くくくっ、なーによ、それっおっもしろいっ
雪乃が、大きな声で笑う
メグは横を向いていた
はーい、じゃあご飯の続きを食べなさい
渚が、2人を元の席に座らせる
オレも、元の席に
ほらほら、お鍋まだ残っているからたくさん食べてね
ありがと、渚さん
よし、2人ともちゃんと、食事を食べ始めたな
お帰りなさいませ、ご主人様
美智がまた、オレに甘えて寄り添って来る
こいつのカウンター・パートナーは
イーディでいいのかな
うーん考えないと
ちょっと、最近オレに対して甘えんぼ過ぎる気がする
さてあたしもやっとご飯だ
マルゴさんは、テーブルの一番端のレイちゃんの隣に座った
あ、ごめんなさいここのお鍋は、もうほとんど
そこの鍋って、遅れてきた人用だから一番最後に食べ始めたんじゃ
しかも、他のテーブルよりも、人数が少ないような
わたくしと遙花さんで食べてしまいました
ま、負けないわよっうううっ
柔道着姿の工藤遙花がお腹を押さえて、引っ繰り返っている
わたくしと食べ比べをしようとするなんて死ぬ気ですか
レイちゃんの大食いは型破りだ
ただし、エレガントに食べる
だってせめて、食事量くらいなら勝てると思ったんだもんっ
遙花基本的に、負けず嫌いなんだな
負けっ放しだけど
マルゴ、こっちのお鍋がまだ残っているわ
ミナホ姉さんが、マルゴさんを呼ぶ
ああ、じゃあお邪魔させてもらおうかな
マルゴさんは、席を移った
克子姉がオレのところへやって来た
明日のパンのことなんだけれど
明日はもう月曜日か
また、仕込みをやらないといけないな
ほら50円安い、簡単なレシピのパンも売り出すって言ったでしょ
そうかその分も仕込まないといけないな
判った食事が終わったらああ、イーディと約束があるから、その後になっちゃうけれど
イーディと1時間だけ約束している
その後、イーディはみすずたちと香月家に向かう
美智が、こんな状態だからやっぱり、イーディに行ってもらうしかないもんな
とにかく、作り方を教えてくれたらオレが全部作るから
今日は、どこまでもハードだなあ
いえもう全部、終わっているのよ仕込みは
ほら、あなたが帰って来るまでお留守番チームの子たちは、みんなヒマだったから
ちょっと試しに、みんなで作ってみようって話になったのよでも、パン作り経験者の瑠璃子ちゃんやマナちゃんもいたし美子さんも手先がとっても器用なのよみすずちゃんにも手伝ってもらったし
アニエスも作りましたのっ
真緒もっ
あたしも作ったわよあんまり出来が良くないけど
そしたら瑠璃子ちゃんが、初めての子たちの面倒を見てくれたからあたしは、手間が掛かる方のパンを作っちゃったのよだから、明日の分はもうできてるから
克子姉はそう言って、微笑む
だから、あなたは今夜は、ゆっくり過ごしなさいね明日のことは全部、もう終わっているんだから
みんな、オレが疲れて帰って来ると思って
オレの仕事をやっておいてくれたんだ
ていうか何か良い感じなのよ50円安いパンあたしやあなたが作るより、アニエスや雪乃さんが、大雑把に千切って丸めた方が味があるっていうかまあ、生地自体はあたしが作ってるから、味は変わらないしね見た目の問題なんだけれど
これからも、パパのお手伝いしますのっ
あたしもするよ、お兄ちゃん
きししっ、パン作るの面白いっ
そんな娘に渚は
真緒パン屋さんもいいけれど、お花屋さんも楽しいでしょ
そして、克子を見て
うちの看板娘を克子のパン屋には、取られないからねっ
あーら、真緒ちゃんはお花より、パンの方が好きよね
うーんパンは美味しいけれど
ま、真緒
お花は綺麗だしむむむ
真緒ちゃんは、悩んでいる
うちの店も明日、誰か手伝いに来てくれないかしら
わたくし行きますわ久しぶりに
みすずが、手を上げる
そうでも、今のみすずだと店頭には出られないでしょ
ヤクザの問題が残っているから香月家のみすずは、不特定の人間が入って来る店先には出られないだろう
はいですから、あたしはバックヤードをお店の方は
みすずは月子を見る
月子さんお手伝いしていただけませんか
月子はジッとみすずの眼を見て
ああ、心を読んでくれたらしい
しばらくは学校へは通えないし巫女以外の世界を見るのもいいことだろう
では、よろしくお願い致します
みすずは、月子に頭を下げた
こうやって行動で仲良くなっていってくれたら助かる
いいなあ、あたしもお花屋さんとかやってみたいけれど無理よねえ、あたし有名人だから
雪乃が、ガハハハと大きく笑う
もう、雪乃騒がしいわよっあなたは
えー、いいじゃないっもう、うるさいわねぇ恵美はさっ
夜の仕事がなくなったのなら
いや、ホントお前、騒がしすぎるよ、雪乃
お前怒られなきゃダメなのか
その瞬間雪乃の眼が光る
もしかしてお仕置き
そうだお仕置きだ
うわっ痛いのはやめてよねっ
当たり前だお腹の子に悪影響の出るようなことをするはずがない
でもイーディが先だからな
何でもいいわようふふっお仕置き、お仕置き、ヤッホーっ
ちょっと雪乃食事中に踊らないでっ
雪乃を叱るメグに、オレは
メグもだからな
メグも今夜は、雪乃と一緒にお仕置きだ
恥ずかしそうに、コクンと頷く
ほら、恵美も踊りなさいよっお仕置き、お仕置き、ヤッホーっ
お仕置き、お仕置き、ヤッホー
メグでなく、真緒ちゃんが踊り出した
ちょっと、うちの子に変なこと教えないでっ
怒る渚
あれれもしかして、あたし、ますますお仕置き
真緒ちゃんが、楽しそうに踊っていた
イーディ+アルファのセックスシーンをやって
雪乃+メグ+アルファをやって
このエピソード完結です
はあ長かった
その後は、後日談ですね
しかし、正月番組とか1つも観ていません
2日だと、もうどこもかしこも普通にお店をやっているし
昔は映画館ぐらいしか開いていなかったのに
768.縛るセックス / 瑠璃子編 その1
さて、夕食が終わって
オレは、お屋敷の中のセックス部屋の1つに連れて来られた
真緒ちゃんは、レイちゃんとヨミちゃんが遊んでくれるって
ルナちゃんとお勉強するってほら、学校へ行くってことが現実的になったから
ルナが来たことで、アニエスの意識は良い方へ変わっている
そっちは翔お姉さんが見てくれるってさ
翔姉ちゃんなら任せておいて大丈夫か
ま、2人とも1時間だけだけどね
本当なら夕食後すぐに美子さん、みすず、瑠璃子の3人は香月家の本家に帰る予定だった
当然、翔姉ちゃんとレイちゃんはみすずたちの警護に付かないといけない
これなんて、どうネDarling
イーディが白い清楚な夏物のワンピースを着た瑠璃子を連れて来る
いかがですお兄様
恥ずかしそうに、オレの前に立つ瑠璃子
ノースリーブで、背中と胸元が大きく開いている
長く伸びた素肌の手足が美しい
こうやって見ると瑠璃子も、この4ヶ月でさらに綺麗になったなあ
まだ中学3年生なのに落ち着いついた大人っぽさも感じる
でも見た目はまだ子供だし純真無垢な聖少女の雰囲気もある
ありがとうございますわでは、この服に致しましょう
久しぶりに、ジッちゃんの家に帰るんだ綺麗な格好の方が良いもんな
でも今はイーディの時間だろ何で、瑠璃子が
イーディには、ここ数日色々と気を遣ってもらったから
今日の夕方、学校に居た時にオレは、今夜、イーディとセックスする約束をした
でも、美智が母親を倒したショックで、今夜はダメみたいなので
イーディに代わりに、みすずたちの身辺警護を頼むしかなくなって
それでみすずたちが出発する前に、イーディのために1時間だけ取るということになったんだけれど
アタシとルリコ一緒にしてネ
イーディさんは、わたくしにお気遣いして下さっているんですわ
ルリコはDarlingの精液を子宮に注いでもらわないと、安心してコウヅキの家に帰れないネ
はいお祖父様には、お兄様に犯していただいた直後だとご報告致しますし明日も、お兄様にご奉仕しなくてはいけないという理由で、本家から帰ります
そこまでシテおかないと迷いが出るネ
はいお祖父様がわたくしを再び、お手元に置いておきたいとそう望まれるかもしれませんから
ジッちゃんは瑠璃子のことを溺愛している
だからこそ、自分の元から手放してオレに売り払った
このままでは、ジッちゃんも瑠璃子もダメになってしまうと考えたから
たーぷり、Darlingの匂いを付けてそれで帰さないとダメなのネ
オレの精液や汗の匂いを瑠璃子に擦り付けて
瑠璃子がもう、完全にオレのものなんだと強く理解させないといけない
今日の分は、貸しにしておくヨルリコ
はい、借りておきますイーディさん
イーディのための時間なのに
賢すぎるイーディは、何をするのがベストなのかを考えてくれた
悪いなイーディ
いいのネアタシはルリコとは、良い友情を築いておきたいノネ
そう言って、瑠璃子を見る
ルリコは、アタシたちの家族にとって、重要な人物ネミスズよりも、価値は上ダヨ
それは香月家の当主であるジッちゃんに対してという意味か
わたくしも、イーディさんのことは常に気に留めておりますだって、イーディさんはお兄様の身辺警護をして下さっている方ですから絶対に失礼なことはできませんわ
瑠璃子も、そう言ってイーディに微笑む
Darlingコウイウのは打算的な関係だと思ウデモこういう友情もアリのはずネ人と人の長い関係の始まりニハ
いや2人が仲良くしてくれるんならオレは、どういう形でも構わないと思うよ
そう答えながら、2人を見て思う
この2人は似ているんだ
日本の究極の箱入りお嬢様と、アメリカ南部の暗殺術を極めた戦闘美少女
その生まれと育ちは全然違うけれど
知性派で、とても考えが深いタイプの女の子たちだ
寧やみすずが、頭の回転が早過ぎる上にすぐに思い付いたことを実行したがる行動的な性格だとすると
瑠璃子とイーデイはよく考えて、ジッと状況を観察して慌てずにジックリと取りかかるタイプだだから、他の人のアクションに対する対応が上手い
考え方や性格は、とても良く似ている
イーディは、積極的にオレの側に居て他の子たちの暴走を止めるブレーキ役に徹してくれた
一方、瑠璃子はお屋敷に籠もって、余り外には出られない身の上だ
2人は立場が違う
そうかだから、イーディのカウンター・パートナーは瑠璃子なのか
オレは、思わずそう呟く
そういうコトネアタシは、自由に動けるケレドルリコは君臨していないといけないからネダカラ、アタシはルリコの眼や耳や手足になってあげないといけないノヨ
申し訳ありません、イーディさん
瑠璃子がスッと頭を下げる
イイノ、気にしちゃダメネルリコとアタシの仲なのネ
イーディは、笑った
逆を言うとアタシはいつもDarlingの側にいるノネ昨日も今日も、ベッタベタだったノネダカラお留守番していたルリコに、Darlingとの時間をお裾分けするのは当然のコトなのネ
その言葉に
あたしもお留守番していましたのにぃ
壁際に座っているみすずから、抗議の声が出る
ミィちゃん、それは言っちゃいけないことなんだって
その隣に座った寧が苦しそうに言う
2人ともまだ、陰謀しません、相談しますの張り紙を付けたままだ
今、この部屋に居るのはオレ、瑠璃子、イーディ、寧、みすずの5人だけだ
メグは、マナたちと夕食の後片付けをしている
雪乃はまだ美子さんと話でもしているだろう
今はイーディの時間だからあの2人は、呼ばれていない
一方、寧とみすずは
あたしたちの場合こうやって、見せつけられるのがお仕置きなんだからさっ
でも、あたしと寧お姉様へのお仕置きは、見ているだけで雪乃さんと恵美さんへのお仕置きは、ちゃんと旦那様にセックスしていただけるんですよねちょっと酷いです
みすずは、悔しそうに抗議する
そんなこと言ってもしょうがないじゃんかっミィちゃんは、この後香月家へ行くんだから
それは、判っています1時間だけじゃあたしたちまで、旦那様に抱いていただくのは無理ですものね
うなだれるみすず
うんうん、そんな慌ただしいセックスをしたら、ヨッちゃんが疲れちゃうだけだからさだから、ミィちゃんは諦めてここで指をくわえて見ているしかないんだよっ
その寧の言葉に、みすずはハッとして
あたしはって寧お姉様、何か企んでいらっしゃいますの
寧は、ニヤッと笑い
企むも何もミィちゃんたちはお屋敷からいなくなるけれどあたしは、むふふふっここに残るんだからさだーかーら、真夜中過ぎにでも、ヨッちゃんのベッドにするるるっと忍び込むとかそういうことも、できるわけだし
ず、ずるいですっ寧お姉様っ
ズルくなーいズルくなーいセーフ、セーフ
Darlingのベッドの周りに、何かトラップでも仕掛けておくカ
真顔でイーディが、そう言う
うん、死なない程度のヤツを
イーディが、そう言うと
判ってないなあ、イーディそんなの仕掛けて、もしあたしがケガしたらヨッちゃんが、いっぱい慰めてくれるよっきっと朝までヨッちゃん、そういう子だもんそうだよねっ
判ったネソレナラDarlingに見えない場所に、ネイを捕獲しておくネグルグル巻きにシテ、明日の朝マデ
な、なにぬぬぬっ
Darlingが知らないコトならネイのことをカワイソウ、カワイソウって慰めたりはできないモノネ
くっ、イーディやるわねっ
ちっくしょうこういうことだと、マルゴお姉ちゃんは動いてくれないしなぁ美智にイーディを捕まえておけって言うのも無理だしこうなったらいっそのこと、鷹倉さんたちを使うか
おいおいまた悪巧みか
それは無理ネあの子たちは心が読めるから、ネイの思惑どおりには動かないネ
イーディさんの言う通りですわあの姉妹はお兄様のお心を優先致しますから
瑠璃子も、そう寧に言う
がびーんっそ、そうだったぁ
頭を抱える寧
ホント楽しそうですね、寧お姉様
呆れた声で、みすずは言った
はあいいですもう諦めますわあたしこれは、あたしへのお仕置きなんですから黙って、旦那様とルリルリやイーディとのセックスを眺めて、悔しがってますわ涙眼で、ハンカチを噛みしめて
じゃあ、しょうがないミィちゃんがそうするのなら、あたしもそうするよ
陰謀家の2人は、2人揃って嘆息する
克子だよっ
ガバッとドアを開けてボンテージ姿の克子姉が現れる
何か、あたしの特殊スキルが必要だって聞いて急いで着替えて来たんだからっ
特殊スキル
はい、お待ちしておりました克子お姉様
瑠璃子は、頬を赤らめて言う
うんうんそーれーであたしに何をして欲しいのかなぁ
あのわたくしのこと縛って下さい
し、縛るぅぅッ
瑠璃子縛られて、お兄様に犯されてみたいんですっ
あ、ついでにアタシもネ
お兄様はお嫌ですか
身動きの取れないアタシとルリコをガンガン、犯せるのダヨ
だけど、そんなことしてクセになっちゃったら、どうするんだよ
縛るってえ、エスエムだよなあ
お、大人の世界だ
エスエム06ザク
お気に召されたら、毎日なさって下さればいいんですわ
明るい笑顔で瑠璃子は答える
瑠璃子は、お兄様のセックス奴隷なんですから
そうよねそろそろ奴隷らしいこともしないとセックスが単調になってしまうものね
あ、あたしもしたいですっ
ああ、壁際でもみすずのMの血が燃え上がっている
あたしは、あんまり痛そうなのはうーん
寧は、縛りには抵抗があるようだった
あら寧ちゃんやあたしみたいに、ふくよかな方がいいのよお肉がいっぱい縛れて
でも、瑠璃子ちゃんみたいにまだ若くてスレンダーな身体も縄化粧すると色気が増すわよお肉が、キュッと引き締められるわけだから縄で
楽しみですわ
瑠璃子は、ゴクッと唾を呑み込んだ
アタシも楽しみネ
いや、イーディはMっ気は無いだろ
むしろ、縄で完全に縛られてもそこから、何秒で脱出できるか
そっちの方に興味がある
はいはいはーいお二人が、その様なご要望だと聞き早速、荒縄を持参致しましたぁいでよ、ロープっ
克子姉が持って来たバッグから、ロープを取り出す
ええっとそれで瑠璃子ちゃん今夜だけ、縄の跡が残る感じで縛ればいいのね
今夜だけ
はい明日学校のお友達に見られるのは、恥ずかしいですから
瑠璃子は、また顔を赤く染める
お祖父様にお見せしたいんですわたくしが、お兄様にどれだけ愛されているかを
ジッちゃんにオレとのSMプレイの痕跡を見せたい
そうねその方が香月様は、お喜びになられるものね
喜ぶ
香月様はあなたに瑠璃子さんが、たっぷり犯されている方がいいのよ興奮するのワクワクするの性的興奮は、精神を若返らせるわ
ジッちゃんの瑠璃子に対する愛は歪んでるからなあ
はい瑠璃子はお兄様とのセックスの痕跡を、たっぷりお祖父様に楽しんでいただきたいんです
瑠璃子は、笑顔でそう言う
克子姉が寧たちに振り向いて
ほら、今の聞いたここが、あなたたちと瑠璃子ちゃんの違いよ同じ色々と企んじゃう性格でも、瑠璃子ちゃんは誰かを喜ばすとか楽しませるっていう発想があるわあなたたちの陰謀は、自分が面白がりたいっていう気持ちの方が強すぎるのよ
ごめーん、ヨッちゃん、克姉、みんなぁぁ
頭を下げて謝るみすずと寧
さてと、そういうわけだからここからは、縛りのスペシャリスト、バインド・ガール克子が仕切るわよっ肉体に負担が残らない様に縛るのって、中々テクニックがいるんだからおかしな縛りをすると、血行が悪くなるからね
克子姉は、ロープの束を器用に解いていく
ましてや乙女の柔肌に、今夜だけ跡を残す縛り方なんて、あたしぐらいじゃないとできないわよーん
アタシは、いいのネ別に明日になっても、クッキリ、ロープの跡が残ってても
いや、でも学校の連中に、変に思われるだろう
まだ夏服なんだし
イーディは、ジャンプしたりキックしたりと、活動的だから
あちこち素肌が、見えちゃうとバレるぞ
大丈夫ネ何か聞かれたら昨夜、DarlingとSMゴッコしたって正直に答えるカラ
人間正直が一番なのネ
いやいやいや、それはマズイぞ
それとも、Darlingはアタシの肌に、縄の跡が残るのは嫌カ
イーディが、スッとオレに腕を差し出す
褐色の張りのある艶やかな肌
オレは、その腕を掴み頬擦りする
うん、嫌だイーディの肌は綺麗なんだからこのままの方がいい
オレは、チュッとイーディの肌にキスをする
そうカDarlingが、そう言うのなら仕方無いネカツコアタシも、ルリコと同じでやんわり縛ってネ
イーディは、嬉しそうに微笑む
判ったわ今夜だけね明日には、跡が消えるように縛ってあげるわ
お願いしますなのネ
ああ、オレに心配して欲しかったのか
可愛いなあイーディは
あ、もちろん写真も撮ってあげるからね縛られたところと、この人に犯されているところと
お兄様に射精していただいているところもお願い致しますわ
瑠璃子はハメ撮りが大好きだ
じゃあ、まず瑠璃子ちゃんからね
眼をキラキラ輝かせて、瑠璃子が縄を待つ
そうねやっぱりおっぱいが出てた方がいいでしょ
はい、お兄様にペロペロしていただきたいですから
ベッドに、ぺたんと座り込んだ瑠璃子が言う
じゃあ、あなたワンピースの前を開いて、瑠璃子ちゃんのおっぱいを出してあげて
お願い致しますお兄様
オレは、瑠璃子の前のボタンを一つ一つ、外してやる
白いブラジャーが見えた
フロント・ホックですから
オレの指の動きに合わせて
瑠璃子の15歳の白いおっぱいが、ポヨンと弾ける
瑠璃子興奮しているのか
瑠璃子の乳首が固くなっていた
はいだって、縛られちゃうんですよわたくし
瑠璃子の息も荒くなっている
眼をとろんと潤んでいた
お兄様キスして下さい
オレたちは唇を重ねる
瑠璃子はオレの舌を激しく啜った
レモンのような爽やかな味が拡がる
はーいいよいよロープ掛けまーすちょっと待っててね
克子姉が瑠璃子の白い肌に、縄を這わす
お兄様ぁ、見ていて下さい
ああ、見ているよ
中学3年生の美少女
日本有数の名家の後継者箱入り娘だって、瑠璃子
今は、胸を剥き出しにされた半裸の状態で縛られていく
はーい、苦しくないわね
克子姉の縄捌きは凄い
どんどん瑠璃子の小さな肉体を縛り上げていく
心配しなくても平気よ娼婦時代に、さんざん体験して覚えたことだからほら、あの頃はあの男の天下だったでしょこういうのは自分で覚えて、詳しくならないと下手くそなお客に縛られたら、殺されちゃうからさ
自衛のためには縛りの技術なんかにも詳しくなるしかない
あたしの場合はお嬢様が、プロの縛り師を呼んで下さってその人に徹底的に教えていただいたのよで、それからは縛りプレイの時は、必ずどの子もあたしが縛るようになって
話ながら、克子姉はどんどん瑠璃子に縄を掛けていく
地下室には、女の子を宙吊りにするための工場用の小型のクレーンもあるのよだから、あたし玉掛けの免許も持っているんだから
玉掛けって何
思わず、オレは尋ねた
ああ、クレーンとか起重機とかを使う時にバランス良く、ロープを掛けれるようにしないと空中で偏っちゃって危ないでしょだから、玉掛けの免許を持ってない人は、クレーン類は使っちゃダメってことになっているのよ
はいできたわ
あっという間に瑠璃子は、縛り上げられた
さっきまで白いワンピース姿が清楚だったのに
胸を露わにし太ももも剥き出しにされ全身を縛られている
どう痛くない
はい、痛くないです苦しくもないですでも、わたくし縛られてますっまったく、身体が動かせませんっ
嬉しそうに答える
どうしましょうこれなら、わたくしお兄様に犯されても、抵抗できませんわ
縄によって瑠璃子のワンピースの裾も捲り上げられている
白いパンティが丸見えになっている
その股間の布地はピチャピチャと湿っていた
瑠璃子濡れているのか
瑠璃子は、オレを見上げて
どうして濡れているんだ
瑠璃子の眼が性的な興奮に蕩けていた
お兄様にいっぱいイジメていただきたいからです
イジメるってどんな風に
瑠璃子は、はふうと息を吐く
瑠璃子を犯してレイプして瑠璃子のお腹の中に、赤ちゃんができちゃうくらいいっぱい出して下さい
可愛いぞ瑠璃子
犯していただいたらもっと、可愛くなりますわ可愛くなりますからぁ瑠璃子を犯して、お兄様ぁぁ
オレは、縛られて身動きのできない瑠璃子を背中から抱き締める
縄に縛られて瑠璃子のおっぱいは、いつもよりも量を増している
2つの肉山を後ろから両手で、こねくり廻す
尖った乳首をコリコリと摘まむ
ああんっこれいいですぅ気持ち良いお兄様、お兄様あのね
興奮した瑠璃子が、オレに言う
瑠璃子これ好き縛られて、抱き締められると瑠璃子、完全にお兄様のものになったんだって判るのぉ瑠璃子お兄様のお兄様の奴隷なのぉ
瑠璃子は、いつもよりも性の快感に溺れていた
うー羨ましいあたしも、後で縛ってもらおっと
はいあたしも旦那様に縛られながら、犯されたいです
寧とみすずが、そんなことを言っている
アタシは、今すぐ縛ってもらうネ
イーディが、二人に言った
ちっくしょ悔しい覚えてろ、イーディ
あーん、ルリルリがあんなに淫らな顔をしていますわうーっ
2人とも興奮したからって、自分で触っちゃダメよ
克子姉が、寧とみすずに釘を挿す
これはお仕置きなんですからねくっくっく
判ってるよおっ克姉のイジワルっ
ああーん、あたしもルリルリみたいにされたいですぅぅ
待ってろ今、服を脱ぐから
こうなったら、全裸になって瑠璃子を犯したくなった
はいあの
お早くお戻り下さい瑠璃子、もう我慢できませんのぉ
お正月なので、家族の会話が多いのですが
母この間ねお友達とご飯を食べていたレストランに、あの人が居たのよ
父あの人って誰だね
母ほら、あの人スポーツの
父それじゃあ、判らないよ
母何だっけ、そうそうカズよ
父カズ
母ほら、スポーツのカズよ、カズ
父カズだけじゃ判らないよ、何のカズだね
母キング・カズよっ
父キング・カズって何のキングだね
母そんなの知らないわよッ
私は、お雑煮を噴き出しました
しかし、WUGは完成するんだろうか10日までに
769.縛るセックス / 瑠璃子編 その2
オレは、急いで服を脱ぎ全裸になる
ペニスは、すでに大きく勃起しまくっていた
みすずが、オレの勃起を見て、思わず呟く
ヨッちゃんいつもより、興奮しているの
清楚な白いノースリーブのワンピースを半脱ぎにさせられ
荒縄で縛られ、ベッドに転がされている瑠璃子
可愛いおっぱいは丸見えで、大きく開いた形で固定された足の付け根には純白のパンティが愛液でベトベトに濡れている
お兄様ぁ楽しいですわぁ、これ
15歳の美少女が、ベッドの上からオレを見上げて妖しく微笑む
中学3年生とは思えない、性フェロモンを発散しながら
ね身動きできない瑠璃子に、お兄様のオチンチンをオチンチンをおしゃぶりさせて下さい
瑠璃子の眼前に、勃起を差し出す
瑠璃子は苦しそうに首を起こすと長く舌を伸ばして、オレの亀頭をペロペロと舐める
うん良い絵だわ
克子姉が、そんな瑠璃子の痴態をパシャ、パシャとカメラで撮影していく
瑠璃子苦しくないか今、もっと舐めやすくするから
オレが腰を落として、瑠璃子がペニスをしゃぶりやすくすると
あんちょっと苦しいぐらいが気持ち良かったんですわ
お兄様に一生懸命、ご奉仕しているという実感が感じられて
そう言って、また首を起こしてオレの亀頭を丸ごと咥えて、ちゅぱちゅぱと口を前後させる
アタシも舐めるネ
イーディも参加してきた
オレの竿と玉袋に、舌を這わす
ルリコ美味しいネ
はい瑠璃子はお兄様の男性器をおしゃぶりするのが、とっても大好きなんです
そして、オレの亀頭に頬擦りする
だってとっても可愛いんですもの
うん、カワイイネほら、Darling、気持ち良さそうな顔をしているヨ
うふふ、本当ですねお兄様、気持ち良いですかいいんですよ瑠璃子を犯していっぱい、気持ち良くなって下さいね
瑠璃子とイーディ、二人の美少女がペニスを舌と唇で愛撫しながら、オレの顔を見上げている
ううう、いいなあ2人とも
あたしもご奉仕したいですぅ
反省中の寧とみすずがこっちを見ながらそう呟く
克子姉は、そんな2人の顔もカメラに収めていた
瑠璃子、イーディそろそろ
ルリコ可愛がってもらうのネ
イーディが、ベッドサイドに移動する
オレは、まず身動きのできない瑠璃子を抱き締める
ああんもっと瑠璃子のこと、ギュッとして下さい
いやぁぁん好き好きですお兄様ぁぁんっ
オレは瑠璃子にキスをする
瑠璃子は、母鳥から餌を貰うヒナのようにオレの舌を激しく求めた
凄いですわこれ瑠璃子お兄様のモノになってますああんっ
赤く上気した顔で、そう言う
縛られるのが、こんなに楽しいことだったなんてねえ、お兄様ぁ
もっとお人形のように、瑠璃子を弄んで下さい瑠璃子お兄様のオモチャになりたいですぅ
オレは、縛られた瑠璃子を左腕で抱き締めたまま瑠璃子のおっぱいを右手で包む
まだ完全に成熟しきっていない15歳の乳房
興奮して尖っている乳首を、指先でツンツンと弾いた
はぁぁん、あんっそれ気持ちいいですわぁ
瑠璃子の顔が、快感に緩んでいく
はい召し上がって下さい瑠璃子のおっぱい
オレは、舌を広く使いベロベロとまずは、乳房のそのものの弾力を楽しむ
瑠璃子のきめの細かい肌をすでに、じんわりと湿っている汗の味を舌で満喫する
瑠璃子の身体から、いやらしい匂いが出ているぞ
それは汗と愛液と性フェロモンの匂いなのか
だってぇぇ瑠璃子ね、お兄様に可愛がっていただくと身体が熱くなるのぉ身体の奥からいやらしいお汁が、トロトロ出てきてしまうんですものぉ
白いパンティは愛液のせいで、グッショリと湿って重くなっている
まるで、お漏らししたみたいだ
お兄様はこんな瑠璃子はお嫌いですか
瑠璃子が、真っ赤な顔で尋ねる
いやむしろ、大好きだよ、瑠璃子
瑠璃子もお兄様が大好きなのぉ
縛られているのに、瑠璃子はオレに股間を擦り付けようとしてくる
オレは、パンティの上から瑠璃子の女陰に触れた
あんっ気持ち良いお兄様の指、とっても気持ち良いですぅぅ
割れ目の周りを撫でるように
それから、上から押し潰すようにゴリゴリと
あっ、はぁぁっ
パンティの布地越しの愛撫は、やり方次第では直接触るよりも気持ち良いのだそうだ
こういうテクニックは、克子姉たちに習った
ぴちゃっ、ぴちゃっ
瑠璃子がとっても濡れているから触る度に、水音が立つ
は、恥ずかしいですわぁぁ
快感に身を捩る瑠璃子
その度に瑠璃子を縛る荒縄が、肌に食い込んでいく
そうしているうちにお肌に、くっきりと縄の跡が付くからね
克子姉がそう言いながら、瑠璃子の恥ずかしい姿を記録していく
お祖父様が、瑠璃子の肌をご覧になったらお兄様とセックスしたばかりだと、すぐにお判りになられますぅ
ええ、はっきり判るわよ瑠璃子ちゃんの白い肌に赤い縄の跡がくっきり見えているんだから
ノースリーブで、胸元と背中が大きく開いたワンピースだ
ジッちゃんが、気付かないわけがない
香月様、とてもお喜びになるわ瑠璃子ちゃんを見て、きっと興奮なさるもの
オレに瑠璃子を寝取られているという感覚が、ジッちゃんにはあるだろう
そう仕向けたのは、ジッちゃん本人だけれど
縄の跡だけでは嫌ですわお兄様ぁぁ
瑠璃子が、オレにねだる
瑠璃子のお腹の中にお兄様の精液を下さいお願いお願いですからぁぁ
縛られて、オレにのし掛かられているのに
瑠璃子は自分から欲しがる
そんなに欲しいのか瑠璃子
だって瑠璃子は
恥ずかしそうに、オレを見上げる
お兄様とセックスしている時が、一番幸せなんですお兄様にお腹の奥に射精していただくのが、一番楽しいのぉ
ね、どうしてこんなに楽しいんでしょうお兄様とのセックスってあのね瑠璃子はお兄様ぁ
うん、瑠璃子どうした
オレは、瑠璃子を安心させるために細い身体を抱き締めてやる
瑠璃子ねお兄様に犯していただくために生まれてきたんですだって、本当に楽しいんですものっ本当に好きなのお兄様がぁ
うん、瑠璃子
お兄様は、信じて下さりますか瑠璃子はお兄様だけの奴隷ですセックス奴隷なのいつも、こんな風にに縛られたいですお兄様に縛られて犯していただきたいですこれ凄く良いのぉあのね、お兄様にねとっても愛されているのが、判るのぉ
縄で縛られたことが瑠璃子の性感をマックスにまで高めている
みすずたちが見ているのに
こんなに瑠璃子が溺れるなんて
よしじゃあ、犯してやるよ瑠璃子
あーん、嬉しいです早く早く、瑠璃子を犯してぇ
しまった、パンティを穿いたまま足はロープで縛られているから
脱がせられない
さあ、どうしよう
パンティをズラして無理矢理、挿入するか
克子姉が、スッとオレにハサミを差し出してくれた
これで穴を開けちゃえばいいのよ
パンティを
そして、瑠璃子ちゃんは切り裂かれた穴あきパンティのまま、香月様のところへ行くの
はいそうしますそれがいいですわぁお兄様ぁ
瑠璃子は、激しく興奮している
でも香月様にお見せしちゃダメよ香月様には、瑠璃子ちゃんの写真や映像はお見せしても絶対に生身は見せてはダメよおっぱいも、女性器もね
はい瑠璃子の肉体は、お兄様のモノですからお祖父様にだって、素肌はお見せ致しませんわ
映像や写真と実物は違う
オレの居ない場所で、瑠璃子の生々しい裸身を見たら
ジッちゃんは、やっぱりオレから瑠璃子を取り返したくなるかもしれない
お兄様早くぅ
オレは、瑠璃子の股間の布を持ち上げるとハサミでジョキリと切って、穴を開ける
瑠璃子の割れ目の位置は、よく知っているから
パンティを穿いたまま、オレの勃起を受け入れられるように上手く穴を開けた
瑠璃子すっげぇ、いやらしいよ
服は着たままなのに乳首も女陰も剥き出しで縄で縛られている
それなのに瑠璃子は、顔を真っ赤にして
蕩けた顔でオレに犯されるのを待ち焦がれている
早く、お兄様のオモチャにして下さい
今、犯してやるからな瑠璃子
勃起した亀頭で、グリグリと割れ目を擦る
じゅぱっ、じっぱっ
亀頭の周りに、熱くて酸っぱい愛液を纏わり付かせていく
ああ早くぅ切ないの瑠璃子、切ないですお兄様が欲しいのぉっ
オレは焦らす
亀頭の先で瑠璃子のクリトリスを剥いて粘膜同士の擦り合いをする
はぁぁっいやぁぁんっまた零れちゃうっ瑠璃子の中からぁぁっ
トロロロロっと、愛液が瑠璃子の太ももからお尻の方に零れ落ちた
ベッドのシーツが、ベチョベチョになってしまった
部屋中に、美少女のエッチな匂いが充満する
オレはここにオスの匂いを加えてやりたい
瑠璃子の汗と愛液の匂いにオレの臭い精液を混ぜたい
意地悪なさらないでぇぇ瑠璃子、何でもしますからぁっお兄様ぁ、お兄様ぁぁっ
縛られている瑠璃子は、自分からはオレのペニスを受け入れる動きができない
欲しいのっ欲しいのっお兄様が欲しいのっお願いお兄様ぁぁっ
ついに瑠璃子は、眼から大粒の涙を零す
瑠璃子で楽しんでお願い、お兄様ぁぁ
オレは腰をグイッと押し込む
ズブリッ
すっかり緩みきった瑠璃子の膣に、オレの亀頭が侵入していく
オレの顔を見つめたまま瑠璃子は、パクパクと大きく口を開く
亀頭が、一番狭いところを通過すると後は、ズルンッと膣奥まで吸い込まれる
瑠璃子の子宮口のコリコリ感を亀頭の先で感じた
はぁぁ楽しいぃぃぃ
苦しそうに眉を寄せながにも瑠璃子の顔は、にっこりと微笑んでいる
また、お兄様が瑠璃子を全部、犯して下さってるああんっ何て幸せなのぉ楽しいですぅぅ
オレは、瑠璃子の中に入ったまま彼女の身体を抱きしめる
そして、髪を優しく撫でながら美しい顔瑠璃子の額、鼻、頬、唇、耳に次々とキスしていく
瑠璃子は嬉しそうに、微笑んだ
瑠璃子お兄様のオモチャになっています幸せですお兄様どうぞ、瑠璃子で楽しんで瑠璃子の中で、気持ち良くなって下さい
縛れている動けない
瑠璃子の肉体に何をするのもオレの自由だ
でも、それ以上に
瑠璃子は、オレに心を委ねてくれている
オレのどんな欲望も受け入れると
この縄はその覚悟の表れでしかないのか
瑠璃子はお兄様の前では、もうプライドも何も無いんですだって、奴隷ですからとっても、幸せです何もかも肉体も心も命も、全てお兄様に捧げていますから
瑠璃子はもう香月家のことなど、どうでもいいんですそういうことは全て、お兄様と他の方にお任せ致しましたから
出会ったばかりの頃の瑠璃子は
香月家の将来について、独自の意見を持っていた
ジッちゃんやみすずと同じ位政治的な思考をする女の子だった
もちろん、香月家本家の娘としての勤めは果たしますがお兄様のためになることしか致しませんわお祖父様には申し訳ないのですけれど今の瑠璃子は、お兄様だけが世界で一番大切ですから
だけど瑠璃子
いいのかオレなんかのために
オレが世界一大切だなんて
お忘れですか瑠璃子はお兄様に買っていただいたんですよ三千円で
ジッちゃんから、瑠璃子を買い取ったセックス奴隷として
オレの財布の中にあった三千円で
あの時から瑠璃子の世界は、変わったんですそれまでの瑠璃子は香月という古い家系に生まれた、自分は特別な人間だと思っていました世の中を高いところから見下ろしていました瑠璃子は悪い子でした
でも、今はうふふふやっぱり、特別かもしれませんね瑠璃子お兄様の奴隷なんですからお兄様のことしか見ていませんしお兄様のためだけに生きていますわ
熱い眼で、真っ直ぐにオレを見上げてそう言う
だから安心して下さい一晩だけ、お祖父様のところに行って参りますがちゃんと戻って来ますお兄様のところへ
もしかして瑠璃子は
オレが、瑠璃子はジッちゃんのところから、もう帰って来ないんじゃないだろうかという不安を抱えていると感じて
それで、こんな縛りプレイを求めたのか
でも、ご心配でしたら瑠璃子にたっぷり、お兄様の匂いを付けて下さいお祖父様が、瑠璃子に近づけないくらいたっぷり
瑠璃子の膣内で、オレの勃起がさらに大きくなり震える
それと瑠璃子は、今日の分の避妊薬を飲んでおりません
確か、避妊薬の効果は24時間内でしたわねですから、もしお祖父様が意地悪をなさって、瑠璃子をお兄様の元へ帰して下さらない場合は
瑠璃子はお兄様の赤ちゃんを孕みます
瑠璃子の眼は、本気だった
ですから、そのおつもりで瑠璃子の中に射精して下さいませ
瑠璃子は香月家本家への帰宅に、そこまでの覚悟を決めている
お祖父様には瑠璃子は、決して心を許しませんから
同じ血筋だからこそ、ジッちゃんに隙を見せるつもりはない
瑠璃子だって、常に命懸けですわそうでないとお兄様のセックス奴隷は勤まりませんから
ニコッと、瑠璃子は微笑む
お兄様瑠璃子に悪いとか申し訳ないとか思わないで下さいね瑠璃子がお兄様にお仕えする奴隷でお兄様がご主人様なんですからお兄様は、瑠璃子に何をしてもいいんですよもちろん、他の方ともいっぱい楽しくセックスして下さい瑠璃子も、可愛らしい女の子とお友達になったら、お兄様にどんどんご紹介致しますわいいんですよお兄様は、そういうことをなさっても
楽しんで下さいませ瑠璃子を他の皆様をお兄様が楽しくないのでは、瑠璃子も悲しくなります楽しくなければ、人生は無意味ですわ瑠璃子に、それを教えて下さったのは、お兄様ですわ
はいお兄様に犯していただいて瑠璃子の人生は、始まったんですそれまでの人生は、お祖父様の陰に隠れたモノクロームな無味乾燥とした小さな世界だけでした今は違います何もかもが楽しいです瑠璃子は、生きていますお兄様のお側でお兄様に、ご奉仕することで
本当に香月家より、オレの方が大切なのか
瑠璃子にとって、自分がそれだけの価値ある存在になるなんてことが
でも、瑠璃子は
今、お兄様が抱いて下さっている小さな肉体今、お兄様が男性器を挿入して下さっている、この身体これだけが瑠璃子ですわ
もうすでに瑠璃子は、お兄様のモノですそうでしょお兄様
セックスをしている
瑠璃子にセックスしていいのはオレだけだ瑠璃子の中に射精していいのは
瑠璃子を犯して瑠璃子を妊娠させるのも、オレだけだ
はい瑠璃子は、お兄様だけの奴隷ですセックス奴隷ですっあああっ
オレのガシガシと突き込む腰の動きに、瑠璃子が喘ぎ出す
犯してぇ犯してぇオモチャにしてぇお兄様ぁお兄様ぁぁっあああんっっ
縛られた瑠璃子の肉体
オレの腰の動きに瑠璃子の肉体が、揺らされている
瑠璃子の小振りなおっぱいが、プルプルと震えている
尖った乳首が廻るように踊っている
あああっんっああんっあーんっお兄様ぁぁお兄様ぁぁ
瑠璃子の肌が、汗で光っている
甘いミルクのような匂いが、オレを包む
オレは、瑠璃子の首筋の汗を舐めた
手で乳房を揉みしだく
気持ち良いのっお兄様ぁぁ瑠璃子、気持ち良いっあああんっ縛られてるのって、楽しいですぅぅお兄様ぁぁ瑠璃子、とっても楽しいのぉ
瑠璃子の手足とおっぱいの上下を縛っている荒縄
その縄が、瑠璃子の汗を吸って締まっていく
オレがガンガン瑠璃子を突き瑠璃子も、ハアハアと身体を捩る
その度に縄の下から、赤い跡が見える
それは、オレが瑠璃子を犯しているという刻印
ああんっ、お兄様ぁぁお兄様ぁぁ
る、瑠璃子ぉぉ
オレは、瑠璃子の身体を抑え付け突き込みを加速させる
ああんっ、犯して犯してもっと瑠璃子をイジメてぇぇお兄様ぁぁっ
瑠璃子あああ、瑠璃子
瑠璃子楽しいのぉっお兄様ぁぁ楽しいですお兄様にレイプされるの大好きなのぉぉ
オレも瑠璃子も汗で、ビチャビチャだ
瑠璃子の白いワンピースは、すっかり下の肌が透けていた
あああーっあああーんっお、お兄様ぁぁどうしましょう瑠璃子、瑠璃子ぉぉぉ
瑠璃子がエクスタシーへの発射台に乗る
イキそうなのかイキそうなのか瑠璃子