家族のことも、パンのことももっと、できないとダメなんだもっと

今のオレはミナホ姉さんや克子姉に、助けられて、どうにか生きているだけだ

まだ全然みんなの役に立っていない

そんなことないって、お兄ちゃんは本当によくやってるって頑張ってるってあたしは見ていたよマナは知っているよお兄ちゃんが、毎日、必死で頑張っていること

マナちゃん、ちょっと静かにして

ヨッちゃんはさ心の中に開いている穴が大きすぎて、判らなくなっちゃっているんだよ

子供の頃からお父さんにもお母さんにも、無視されて一度も、褒めてもらったことの無い子だからさ

頑張ってるねとか良くやったわねとか、褒められてにっこり、微笑んでもらって頭を撫でてもらったこととか、一度も無いんでしょ

オレは記憶を思い出す

亡くなったヨッちゃんのお祖母さんもそういうタイプの人じゃないでしょうヨッちゃんには優しかったと思うし、ヨッちゃんに色んなことを教えてくれた人なんだと思うけれどそのお祖母さんが居てくれたから、ヨッちゃんは心が歪まず、ひねくれずに成長できたんだと思うけれど

バァちゃん

ヨッちゃんのことを褒めてくれたりする人じゃ無かったんだよね

バァちゃんはバァちゃん自身が、オレの母親にイジメられていたから家事とか全部させられてでも、いつも文句ばかり言われてネチネチと、意地の悪い顔で酷いことばかり言われていたから

そういう生活を毎日送っている人が

孫のすることを見て褒めてくれたりはしないよな

バァちゃんが、オレを厳しく育ててくれたことは感謝しているよだって、そうじゃなかったらオレはとっくに絶望して、自殺していたと思うし

バァちゃんが、オレに教えてくれたことは耐えること、我慢することだ

ああ、そう言えばバァちゃんの笑った顔って、ほとんど見たことがないな

バァちゃんも、ずっと耐えて我慢していたから

そういう体験をしてきたヨッちゃんだから判らなくなっちゃっているんだよどこまで頑張ればいいのかあたしたちに褒められても実感が湧かないんだよ自分はダメな人間で、全然努力が足りてないって信じ込んでいるから

どうしてお兄ちゃん何で、自分がダメな子だって思っちゃってるのお兄ちゃん、こんなに頑張っているのに

そういう風に、育てられたからですのねお兄様のご両親に

瑠璃子が溜息を吐く

両親兄さんのお父さんとお母さん

不思議そうにルナが尋ねる

まあそうだな母親にはお前はダメな子だって、散々言われてきたなお父様に相応しい孫ではないとかオレの母親は、自分の父親を崇拝してたから

苦々しい思いがこみ上げて来る

でもさ母親が、オレに望んでいるのはとんでもない超天才とかじゃないと、無理なことばかりなんだよオレはバカなんだからさ、そんなことはできないって

小学校1年の小テストでさ百点を取ってきたらこんなものは、満点をとるのが当たり前なんですって言われたクラスで一番成績の良いやつの話を聞いてきて、どうして、お前はあの子みたいになれないんだって、何時間も説教されたわけがわかんないよ母親が、オレが誰よりも優れていて母親の父親の血が優秀だってことを示さないといけないって思い込んでてでも、オレは天才じゃないんだよっ

兄さん、その兄さんのお母さんが兄さんの勉強を見てくれたりはしなかったの

ルナが尋ねる

無いよ一度もオレはずっと独りぼっちでバァちゃんも大分、具合が悪くなっていた頃だしそれで

小学2年生になる頃に母親が、オレに言ったんだお前みたいな、ダメな子はわたしの子供じゃないってお前には、父親の悪い血が濃く入っているから、手遅れなんだバカでクズで、どうしようもない子なんだからわたしは、もう知らないって

そして母親は、オレを完全に無視するようになった

それまではたまにオレの前に現れては、ネチネチ小言を言ってオレを叩いたりしていたけれど

それからは空気のように扱われた

兄さんのお父さんは助けてくれなかったの

記憶がフラッシュバックする

悪いが、僕に期待するなだってさ

そうだったネ

ああ、やはりイーディは月子を通して、オレの記憶を見ていたんだ

ヨッちゃんは、まだ心に大きな穴がポッカリ空いていて独りぼっちで、寂しいんだよだから、眼の前に寂しそうな子がいると何としても幸せにしたいって思っちゃうんだよ頑張っちゃうんだよ

でも、そんなのオレが勝手にやっていることだから褒められたりすることじゃないよ大体何とかしてやりたいって思っても、オレの力じゃ何もしてあげられていないし

そんなことないよあたしはお兄ちゃんのおかげで、こうして生きているんだよっ

マナちゃんヨッちゃんはさ

寧がマナを見る

ヨッちゃんの理想はマナちゃんが、ヨッちゃんが居なくても、幸せでいられる世界なんだよ

なんでマナはお兄ちゃんが側に居るから幸せなのに

でも、ヨッちゃんはヨッちゃんの頭の中の理想の世界には、ヨッちゃん自身が居ないんだよだからヨッちゃんが、頑張らなきゃいけない世界は、ヨッちゃんにとってはまだまだ不完全な中途半端な世界なんだ

だからだよだからヨッちゃんは、現状に納得がいってないし自分は全然ダメだって思って、どんどん自分を追い込んでいるんだよ

なぜ、お兄様の理想世界には、ご自分が居ないのですか

Darlingのママが、Darlingを捨てからネアナタなんか要らないッテ

だからDarlingはアタシたちを幸せにしたいと願っていても、自分は幸せになってはいけないと思っているノネアタシたちを幸せにしたら自分は、泡のように消えてなくならないといけないって思い込んでるノネ

つまりヨッちゃんはまだ、心の中では孤独のままなんだよ

あたしたちは、どうしたら旦那様をお救いできますか

みすすが、尋ねる

うーんこれについては、難しいと思うよ

ヨッちゃんに欠落しているのは母親なんだよしかも、ヨッちゃんは普通のお母さんの優しさを知らないからお母さんが、子供を守ってくれる存在だっていうことすら判っていないから

実の母親からは疎外されていただけですものね

心配そうに瑠璃子が、オレを見る

とりあえず、殺して参ります

いやいや美智

それも無意味だよ殺したいと憎むほどの人間関係すら築けてないんだからこの4ヶ月、ヨッちゃん、お父さんの話はしてもお母さんの話はまったくしていないでしょ関係が希薄過ぎるんだよね今更、死のうが行方不明になろうがヨッちゃんの心には、何の影響も無いよ穴は塞がらないってば

では寧ちゃん、どうしたらよろしいのです

判らないよあたしたちじゃヨッちゃんの母親代わりにはなれないし、それはミナホお姉ちゃんたちでも同じだと思うあっ、そうか

寧が何かに気付く

だから、お姉ちゃんたちは出て来ないんだあたしたちに任せて月子さんとヨッちゃんがセックスしたら、この問題が露呈することが判っていたんだなっ

判っててどうして、出ていらっしゃらないんです

そりゃあヨッちゃんが、母親の愛を知らないって判った時にさ克姉や渚お姉ちゃんがいたらあの巨乳のナイスバディで、何とかなりそうな気がしちゃうじゃない

でもDarlingに欠落しているものは、母親であって母性的なモノでは無いノネ

これは、お母さんごっこじゃ解決しない問題だし年長組のお姉さんたちだって、ヨッちゃんの母親がやれるほど成熟した年齢じゃ無いし

年長組が出て来るとむしろ、母性によってオレが混乱する

あの巨乳に顔を埋めて眠るのは気持ちがいいけれど

それでは、オレの心の中の欠落の解決にはならない

とにかく今は、こういう問題があるってことだけ理解しておくしかないねこれこそ、10年、20年掛けてゆっくり治していくしかないことだと思うし

寧の言葉に、みすずが頷く

あたしたちが旦那様の赤ちゃんを産んで愛情を込めて、育てていくことで旦那様に母親の愛というものを理解していただくしかないのですね

それもあるけどお兄ちゃんがどう思おうと、あたしたちの理想の世界には、お兄ちゃんも一緒に要るていうか、居てくれないと困るんだってこと、判ってもらえるようにしようよ

それとお兄様が、限界を超えて頑張りすぎないようにみなさんで、注意していないといけませんね

うん、この4ヶ月ちょっと、ヨッちゃん、頑張りすぎだよね改めて、考えると

ご主人様が頑張っていらしているので、お止めするのはいけないことだと思っていました

Darlingは、パワフルだからネ

何か女たちは、会議を始める

アニエスがオレを見る

アニエスはパパが居ないと、寂しくて死んでしまいますのだから、ずっと一緒に居て欲しいですの

大きな瞳で、心配そうにオレに言う

ルナも、そうですよね

う、うんボクもアニエスさんと同じ意見です

あたしたちもだよヨッちゃん

クスっと、寧が笑う

どんなに幸せになってもヨッちゃんが居なけりゃ、パラダイスじゃないよ

うん、言葉じゃなくてゆっくり、行動で示していくからさそうやって、あたしたち少しずつ、ヨッちゃんの心の穴を塞いでいくよ

一生を懸けてでも、お幸せに致しますわ

みすずもそう言ってくれた

そして月子さんは困ったことに、そういうヨッちゃんの心を覗き込んでしまったんだよね

わたくし黒森様が、本当に心の底からわたくしたち姉妹を助けたいと思って下さっていることが判って

月子はまたポロポロと涙を零す

黒森様はあんなにも、お寂しいお心をなされているのにそれでも、わたくしたちのことを一生懸命に、お考え下さっていて

それが香月のオジィちゃんの最大のトラップだったんだよ

寧は、苦笑する

ヨッちゃんとセックスして巫女の力が発動したら、こうなることは判っていたんだよ

こうなることって

すると寧は、月子に

月子さんあなた自身は、自分が娼婦になれると思う

私がネットを使い始めたのは、1998年頃ですが

5年以上楽しませていただいてきたブログやサイトが

ここのところ、次々と閉鎖したり、過疎化したりしていて

そういう世代の変わる時期なのかなと思っています

ツイッターに移ったりとか

それとは関係無く

昔、演劇の裏方をやっていた頃

毎年、夏には日本芸能の講習会を受けるために、たくさんの外国人の俳優さんが日本に来るのですが(ユネスコの下部機関が運営しています)

お金のない人も多いので、日本人に対して各国の演劇の紹介とか、ワークショップをやって貰って謝礼を滞在費の他紙にしてもらうこともあります

その時はアフリカの色んな国の人に、各国の演劇の話をしてもらったイベントだったのですが

他のアフリカの人が話した後にアルジェリアから来た女優さんにマイクを渡したら

みなさんの話を聞いていると、アフリカの人たちは大変なようですね

とか、他人事のように話します

司会が、そこを突っ込むと

わたしはフランス人なので、アフリカのことは良く判りませんそもそも、この会合になぜ招かれたのか、理解できません

最初は、人違いでフランスの人を呼んでしまったのかと思いましたが

アフリカの事情に詳しい人に尋ねたら

自分をフランス人だと思っているアルジェリア人なんだそうです

ああ、そう言えばアルジェリア戦争ってあったなあ

フランスが、アルジェリアを攻めた

国籍はアルジェリアだし、パスポートもそうなんだけれど本人は、フランス人だと主張しているんだそうですうーむ

683.巫女の二つの顔

寧の問いに、月子は

なれませんわ

月子はオレを見て

セックスする度にこんなにも、悲しいものを見ることになるなんてわたくしには、耐えられません

人の心を覗くこと

心の奥底の傷を、見せつけられる

じゃあ月子も、娼婦にはならないのか

ならないというよりなれないですわ娼婦というものが、皆様のおっしゃる通り望まれたら、どなたとでもセックスしなくてはいけないものなのでしたらわたくしの心は、耐え切れないと思います

月子の答えに、オレは驚く

3人ともダメだったとかジッちゃんは、果たして納得するだろうか

娼婦になれないということは巫女になるための修行ができないっていうことだろ

でも、どうしましょうわたくしはどうしても巫女にならないといけないのですわ何としても

ヨッちゃんは、余計な心配はしなくていいからね

はい、こうなることはお祖父様の計画のうちですわ

ねえ、月子さんは月子さんたちのお母さんの前の巫女には、会ったことがあるの

いえございませんわ

名前も知らない

先々代の巫女には会ったことが無い

つーか月子さんたちのお祖母さんは、今、どうしているの必ずしも、お祖母さんが巫女だったとは限らないけれど

父方の祖母は、3年前に亡くなりましたが巫女では、無かったそうです

神主だった父親の方の祖母は巫女じゃない

母方の祖母は、巫女だったそうですがわたくしの生まれる前に亡くなっておりますその

鷹倉神社の巫女は、短命なのです

夜見子が姉の代わりに、答えた

巫女の力と引き替えに命を削るのだと、聞いております

まあ無理もないかセックスする度に、相手の心が全て見えるんじゃ

ましてや、ヤクザの大親分の相手なんかをさせられるんじゃさ

どうしてヤッちゃん

オレの問いに、寧は

ヤクザの大親分に成り上がったような人なんて、欲望剥き出しのギラギラ親父だよその上その地位に昇り詰めるまでに、何人もの人間を不幸に突き落としてきているわけだしさ男も女も

自分で手を汚さなくても何人もの人間の命を奪うようなことは、やってきているんだろうな

強い欲望の持ち主なら女だって、何人も抱いてきているだろうし

誰が最初に、鷹倉神社の巫女をヤクザの抗争の仲裁に使い始めたのかは知らないけれどそれって、凄い罠だったわけだよね

抗争の手打ちとして双方の組織の大親分が、同じ巫女さんを犯すっていうシチュエーションなんだからさ欲望剥き出しのエロ親父なら、ホイホイ乗っかっちゃうよあっちの親分よりも、自分の方が巫女を感じさせてやるとか、変な抵抗意識を持ってさ

鷹倉神社に対する崇敬の念とかあんまり無いと思うよきっと、ヤクザ界の長老みたいな人がこれが昔からの手打ちの時の儀式だとか言って、巫女の仲裁を勧めるんだろうねそしたらまあ、同じ女を抱くだけならって、親分さんたちも乗ってくるんだと思う同じ女を抱いた男は穴兄弟という考え方もあるしねヤクザ世界的には、納得できることなんだろうし

その上その仲裁の儀に使う巫女っていうのは基本的には、若くて、綺麗な子なんだよその方が、親分さんたちは喜ぶから

確かにわたくしが生まれた時の母は、まだとても若かったはずです

でも、寧ちゃん月子さんたちのお母様は、2度仲裁を行っていますわ

月子が生まれた時の仲裁と

ルナが生まれた時の仲裁

そこは、ほら間が5年しか開いていないし、たまたま適当な巫女候補者が一族にいなかったのかもしれないよあるいは月子さんが生まれた時の仲裁の儀に参加した大親分が、特別に有名な人であの親分さんが抱いたのと、同じ巫女がいいっていうリクエストがあったのかもしれないし

寧は、そう推理する

だから、月子たちの母親は2度目の仲裁の儀を果たした

いずれにしても、抗争の手打ちを司る人によって双方の大親分による巫女とのセックスの儀式は行われるんだよそしてどちらの大親分も、巫女に自分の心の全てを見られる

心の中に隠していた秘密の全てを

そのショックで、親分さんたちは本当に抗争を続ける戦意を喪失するんだよほら、手打ちをする素振りを見せながら実際には、裏で抗争を続ける準備をしているような人もいるんだろうし

ああ、相手の裏をかこうととりあえず、上辺だけ手打ちに応じるフリをしていた様な親分も

人の心を見通す巫女の力を体験したらビビる

オレも自分で経験したから判るけれど本当に、何もかも見られているってのが実感として判るから

心を見透かされてしまったのに手打ちを反故にして、さらなる抗争を仕掛けるのは、ちょっと無理だよな

そうやってヤクザ界は、抗争した親分さんたちが、それ以上、暴走しないように釘をさしているんだと思うよだって、親分さんたちが仲間にも隠しているようなヤバイ過去の記憶なんかも、全部巫女に見られているんだし

待って下さい以前の仲裁を体験なさった親分さんが、巫女を抱くと心が読まれるということを誰かに話されたら長老たちが勧めても、巫女の儀を受ける人はいなくなるのではありませんか

いや巫女に心を読まれた体験をした親分さんは、そのことを誰にも話さないよ

そんなのは、誰にも知られたくないことだってヤクザの親分さんなんて、プライドの高い人たちばかりだろうしそれに

自分の他にも、そうやって長老の罠にハマる人が出たらザマアミロって思うんだよそういう性格だよだからみんな黙っている鷹倉神社の巫女には、何か不思議な力があるくらいは、話すかもしれないけれど具体的な心を読まれるみたいな話はしないむしろ、仲裁の儀で巫女とセックスすることには御利益があるくらいのことは言うと思うよ

ヤクザのそれも親分同士なら競い合う関係なんだし

じゃあ巫女が短命だというのは、もしかして心を読まれた親分さんが

いや、それはできないってだって、手打ちの仲介をした長老と、抗争相手の親分は知っているわけだから巫女に心を読まれたことを下手に巫女に手を出したら、その親分の沽券に関わるというか笑いものにされるよ

抗争していた相手が同じ体験をしているということが巫女を守るための抑止力になる

それなら何で、巫女は早く死んでしまうのかな

マナちゃんそれはさ

寧が月子たちを見た

精神的に耐えられないんだよまだ若い女の人なのにいきなり、ヤクザの大親分に犯されて、そいつの頭の中を全部見せつけられるんだよしかも、2人分だよ

確かに耐えられないことだよな

過去に起こした悪事の記憶から次の悪事の計画

ヤクザのオッサンの、他者への悪意や怨恨をことごとく、見せつけられるのだから

普通の人じゃないんだよそんなの、大抵は心が病んでしまうよね

それで早死にしてしまうのか

あるいは自死した巫女も多いのかもしれない

月子たちのお母さんはどんな人だったんだ

優しい人でしたわでも

母は、ほとんど神社の拝殿の中で生活していましたから

ボクたちは、余りお話をしたりはしていないんです

月子、夜見子、ルナ

お前たちの修行は、誰が見ていたんだ

お祖母様が亡くなるまでは、お祖母様がその後は父と

今、神社に居る清美様や母の姉妹たちが指導に来て下さることもありましたわ

お母様にお会いするのは週に1回ぐらいだったよね

もしかしたら月子たちの母親も、心を病んでいたのかもしれない

それで、拝殿に幽閉されていたのかも

旦那様これまで判ったことをまとめてみましょう

みすずが話題を変えてくれた

あたしたちは、鷹倉神社の巫女には人の心を読むツキの巫女と、人を自分の意志通りに従わせるヨミの巫女の2つがあることは判っていましたが

ヤクザの仲裁をするのはツキの巫女だけってことか

はいツキの巫女とヨミの巫女が、交代で神社の巫女を勤めるというのは、間違いだったようですわ

セックスで心を読むことが仲裁の儀には必要なのだから

うーんとさヨミの巫女の力が元々の、昔からの鷹倉神社の巫女の力でツキの巫女の力は、明治になってから神社にやって来た渡り巫女の力なんだよね確か

寧が、そう言いながら考え込む

ていうか鷹倉神社が、ヤクザさんたちとお付き合いするようになって、仲裁の儀とかを始めたのも、明治以降だよね

これは、あたしの想像だけどさ

鷹倉神社は、古代から続く由緒ある神社だけど明治になった頃には、相当寂れていたんじゃないかな元々の巫女の力もすっかり衰えていたとか

確かに、明治になると新政府が、旧来の神社や仏閣を統制しようとしますし、時代の流れで江戸時代までの信仰が途切れたりしますから当時の鷹倉神社が、苦しい状況だったことは考えられますわ

だから、鷹倉神社は明治政府の弾圧で行き場をなくした渡り巫女たちを受け入れて渡り巫女の霊力を借りて、鷹倉神社の巫女の力を取り戻そうとしたんだよね

でも、渡り巫女を招き入れたことは渡り巫女と深い関係にあったヤクザ界の人たちも鷹倉神社に呼び込んでしまったのでしょうね

渡り巫女は、全国を流浪して、各地で祈祷や神かがりをして、生活のための費用を稼いでいたから

地方ごとに居る地付きのヤクザたちとは付き合いがあった

ヤクザっていのもさ江戸時代までは、そんなに大きな力は持っていないんだよ幕藩体制だから幾つもの藩に跨がるような、大勢力を持つ親分とか存在できないしせいぜい、そこの地元の町の顔役っていうぐらいの存在だよまあ、街道の宿場町同士のネットワークとか付き合いとかはあったからそれぞれの地域の親分が、お互いの顔を知っているとか、親交ぐらいはあったとしても1人の大親分が、各地の親分をまとめて巨大な組織を作ることはできないんだよ

国定忠治にしろ、清水の次郎長にしろ江戸時代末期に活躍した人だけれど、そのストーリーが世に知られて、大衆のヒーロー化するのは明治以降だから歌舞伎の幡随院長兵衛とかは、江戸の町の町奴だからちょっと違うしつまり、江戸時代の渡世人とかは、ただの裏の世界の住人だったけれど明治になったら、ヤクザがヒーローになる様な下地ができたんだよ

それだけ力を付けて、表に出て来る機会が増えたんだと思うよ

旦那様今、日本に残っている地方の豪華な邸宅は、ほとんどが明治以降のものなんです明治になって、幕藩体制がなくなって物流が自由になったこと特に、武士の儒教的な考えによる統制がなくなって、商人が自由に商売できるようになったことそれと鎖国が解かれて、外国との貿易ができるようになったことで、各地に莫大な富を蓄える長者がたくさん生まれたんです

そういう商業の人たちと結びついた、ヤクザも規模が大きくなるよね

ヤクザは明治から、規模を大きくする

規模が大きくなれば抗争も起きるよねそれまでは、自分の地元の町だけで活動していたのが大きく強くなれば、周囲のヤクザたちを傘下に収めて、肥大していくそれがどっかの町で、利権の取り合いになって戦争になる

それで仲裁役が必要になったのね

寧の説明にみすずが、頷く

誰だか判らないけれど渡り巫女の心を読む力が、仲裁に使えるって考えた人がいたんだよそして、渡り巫女は、鷹倉神社に定住していた

そうして鷹倉神社の巫女が、ヤクザに使われるようになる

ヤクザたちが欲しがったのは、渡り巫女由来のツキの力だけだからっていうか、他人を従わせるっていうヨミの力の存在には、気付かなかったのかもしれないその頃は、元々の鷹倉神社由来の巫女は、相当、パワーダウンしていたはずだから

神社の神主が、渡り巫女と結婚して少しずつ、ヨミの力を再現させるというのが、鷹倉神社の悲願だったんだと思うよ

ヤクザたちとの付き合いができて鷹倉神社は、経済的には再興できたんだと思う寄付とかだけでなく、長い付き合いの中でヤクザさんたちが信奉してくれるようにもなったんだし

安藤みたいに、巫女の真実を知らないまま鷹倉神社を、守ろうとするヤクザもいる

だからツキの巫女の養成は、続けないといけないある意味では言葉が悪くてゴメンねツキの巫女は、ヤクザの抗争事件が起きて仲裁の儀をやる度に、使い捨てにされるような存在なんだよだからツキの巫女の方が、候補者が多いんだ

3姉妹のうちの2名

月子とルナはツキの巫女候補者だ

ヤクザの抗争は、いつ起きるか判らないからね

そして、抗争が起きれば多くの場合、処女の娘が仲裁の儀に送り込まれる

だが、ヤクザの大親分、それも2人分の心を見せられた巫女は

心を病み、早死にする傾向にある

それでさ特に、仲裁の結果に生まれた子は、ツキの巫女に廻されるんじゃないかな神主さんの子供はヨミの巫女の方へだって、ヨミの力を取り戻すことは、鷹倉神社の宿願なんだから

神主と巫女の子は、ヤクザたちとは関係無い

一度は巫女の力の衰えた鷹倉神社は神社固有のヨミの力を取り戻したいと思っている

それで、2種類の巫女がいるのですね

瑠璃子が尋ねた

そういうことだと思うそんで多分清美さんという人が、現在のヨミの巫女なんだと思う月子さんたちのお母さんは、ツキの巫女だけを継いでいたんだよ

清美ヨミか

清美さんは、月子たちの母親の姉妹だというし

そして次のツキの巫女候補が、月子とルナで、ヨミの巫女の候補が夜見子だったってことか

オレは、呟く

それは判らないよ、ヨッちゃん月子さん清美さんには、子供はいるの

女の子が1人いらっしゃいますわ

そうだどっちなんだ

暦さんです

コヨミ

ヨミの子か

その子のお父さんは、どんな人

あの鷹倉神社の血縁だと聞いていますが、わたくしは会ったことがありません

するとイーディが、口を開く

それ本当は、ツキコたちと同じパパだと思うネ

月子たちの父親

巫女だった母親と一緒に殺された神主

神主が、ツキの巫女とヨミの巫女に、それぞれ子を産ませたんじゃないカナ

この場合巫女の候補者は多い方がイイカラネ

しかし、それなら何故、清美さんは鷹倉神社に住んでいらっしゃらなかったのでしょうか

それは鷹倉神社としては、ヤクザに知られたくないんでしょヨミの力の存在をそんなものがあると判ったら、利用したいと思うもの

いえ、ヤクザさんたちはとっくに知っていますわ夜見子さんがヨミの力を日常的に使っていたんですから

寧の言葉にみすずが、反論する

えっとあ、そっか

寧は考え込む

オレには何となく判る

鷹倉神社に清美さんが居られなかったのは

月子の母親が、心を病んだからだ

普通の巫女なら、一度で心を壊す仲介の儀を2度も果たした

妹である清美さんは、ヨミの巫女であったからヤクザに襲われずに、済んだ

しかし、その妹が巫女の血を繋げるために、神主である自分の夫と交わり、子を産んだ

そんなの耐えられないだろう

一緒に住めるはずがない

いいよ、ヤッちゃん謎は謎で、リストアップするだけにしておこうどうせ、今、話しているのは、推測でしかなくて、これから一つ一つ確認していくしかないことなんだから

とにかく月子が、何としても巫女になろうとしていたのは仲裁の儀は自分がしないといけないと思っていたからなんだな

はいヨミの巫女の候補である、夜見子様には、仲裁の儀を行うことはできませんし

夜見子ではセックスで、心を読むことはできない

ルナ様はまだ、お若いですから

それって月子は、すぐにでも仲裁の儀をしないといけなくなるって思っているのか

オレの問いに月子は

黒森様は今、起きていることをどう思われていますか

わたくしたちの両親を殺した雲龍会山森組の佐竹組長の一派と、わたくしたちを確保しようとしている関西雷神鳳会の大鳥総裁の一派が、抗争しております

佐竹が鷹倉神社を乗っ取ったグループのボス

大鳥が安藤の所属するグループのボスで、この機に乗じて鷹倉姉妹を抹殺しようとしている

大鳥自身が、かつて仲裁の儀を経験し、巫女に心を読まれているから恐ろしい力を持つ巫女を根絶やしにしたいんだ

ヤクザたちは、2つのグループに分かれて対峙しながら、鷹倉姉妹を追い掛けてきている

正確には香月セキュリティ・サービスを入れて、三つどもえの戦いになっているけれど

この抗争の終結には鷹倉神社の巫女による仲裁の儀が必要だとは思いませんか

でも大鳥総裁の方は、確か

月子の父親である可能性がある

それが、鷹倉神社の巫女に課せられた使命ならば、果たさねばなりません

こればかりは、わたくしが何としても巫女になって勤めなければならないことなのです

今残っているツキの巫女候補は、月子とルナのみ

幼いルナには、ヤクザ2人の相手なんて、させられない

娼婦となって、短い時間で何人もの男性と交われば巫女の力を完全に身に付けることができると思っていました

セックスして相手の心を読み取る、訓練

しかし最初のセックスの結果が、こうでは

月子は、オレの心を読んで相当のショックを受けたらしい

お祖父様は、月子さんがそう感じるだろうと思われて、最初の相手に旦那様を選ばれたのですわ

旦那様は普通の男性よりも、たくさんのものを抱えていらっしゃいますし何より、真面目な方ですから

オレが真面目

セックスに対してもとしても、真面目ですわ

うんこれが最初が、その辺のエロエロ高校生とか、ムラムラしてるサラリーマンだったら月子さんの感想は、全然違ってたと思うよ

普通の人は、心の中にそんなに重い物は抱えていないし可愛い女の子とセックスできるっていう欲望だけじゃないかな感じ取れるのは

そうですわねそういう方たちの相手をしたら男なんて、こんなものかとかセックスなんて、ただの性欲の発散でしかないとか月子さんは、そんな風に感じたかもしれないですわ

でも、そんなことを繰り返していざ仲裁の儀で、ホンモノのヤクザの大親分さんと対戦したら多分、ギトギト油ぎってて、どす黒い、コールタールみたいにネットリしまくった心を見せつけられることになるんだよ耐えられないよそんなの

ヤクザの相手は普通の人とは、違う

だから、最初は心の真っ直ぐな、ヨッちゃんをぶつけたんだと思うよ香月のオジィちゃんはさ

ネットと一般マスコミの乖離は凄いなあ

昨日辺りからの、報道の見出しとネットニュースの見出しを見て、思います

684.必要条件/絶対条件

どうして、オレが月子の最初のセックス相手に適任なんだ

今のヨッちゃんは自分の欲望だけで、セックスしないからちゃんと相手のこと考えるし、処女の子にも慣れているから無茶しないし

最終的に心を見られても家族に対する愛情と、月子さんたちを本気で不幸にしたくないっていう思いしか出てこないから

オレだって汚い心は、いっぱいあるよだって、オレは悪い人間で人に褒められるようなところは、全然無いから

まあ、ヨッちゃんがそう思い込んでるんなら、それでいいけれどでも、圧倒的にその辺を歩いているお兄ちゃんとかオッさんよりはマシなんだよね

だって、普通の人は己の欲望か、損得勘定で動くから

寧ちゃんの言うとおりですわお祖父様の部下が、同じ指令を受けたらその方たちは、月子さんたちに気遣いしないで、お祖父様の方だけを向いて、強引なセックスすると思います

そうじゃなきゃ若い女の子と、それも処女とセックスできることに舞い上がっちゃうか

いや、みすずや寧の言うことは判るけれどオレだって、ジッちゃんの期待に応えないといけないって思っているよそうじゃないと今回のことは引き受けていないよ

鷹倉姉妹を抱くことが黒い森にとって、必要なことだとジッちゃんに言われたから

だから、オレはこの子らを抱いたんだ

それでも、黒森様はこの、どうすることもできないゲンジツの中で、わたくしたち姉妹がどうなれば一番幸せなのかそのことを、一生懸命考えて下さいました

月子が、言う

あなたの心を見せていただいたわたくしには、よく判っております

いや、オレのこととか、どうでもいいんだよそれよりここから、先のことを考えよう

明日にはジッちゃんに、結果を報告しないといけないんだしさ

鷹倉姉妹のうちあらかじめ、オレが引き取ったルナを除いて

夜見子は性格的に娼婦には向いていない

セックスごとに、相手の心が読めちゃうんじゃ確かに、娼婦なんてやってたら精神がパンクするよな

やっぱり、娼婦は無理だ

といってもおそらく、巫女が鷹倉神社に居着く前の漂泊の渡り巫女だった時代には本当に、望まれれば誰ともセックスして、相手と心を通じさせたんだろうと思うよ

だからこそ、娼婦になることが巫女になるための修行だって香月のオジィちゃんは、言い出したんだと思うしさ

鷹倉姉妹の知らないところで

月子たちの母親も、巫女を継ぐ前に

修行として、秘密裏に何人もの男たちに身体を売らされたのかもしれない

さすがに、処女のまま仲裁の儀はさせないだろう

初めてが、ヤクザの大親分だなんて精神崩壊するしかなくなる

そうおっしゃったのは、確かにお祖父様ですが果たして、そのお祖父様のお考えは、正しいのでしょうか

あの大局観で、全ての状況を考えてみる必要があると思うんです

大局観

モノゴトを全体的に、大きな視点から眺めて見ることネ

ありがとう、イーディ

来日4ヶ月のアメリカ人に日本語を教わってしまった

わたくしたちはきっとお祖父様が、鷹倉家の巫女についての全てをご存じの筈だと思い込んでいましたが

そうじゃない可能性もある

寧ちゃん、みすずちゃんお祖父様は、今回の件を、どんな風に終結させようとしていると思われますか

今は鷹倉姉妹を守りながら、追っ掛けて来るヤクザ・グループは撃退しているよね

というか、関西にも攻撃部隊を送り込んでいますわ

寧とみすずが、顔を見合わせる

鷹倉姉妹を追って、東京に来た連中は翔姉ちゃんの指揮する部隊が、撃滅している

一方、関西には谷沢チーフが、少数精鋭と事件の発端となった鷹倉神社を乗っ取ったヤクザの本部を攻撃しに行っている

お祖父様や香月セキュリティ・サービスの力があれば、今回の事件を引き起こした過激な人たちは全て排除することができると思いますしかし

この日本に居る全てのヤクザさんたちを排除することはできませんわ

月子の両親を殺したという佐竹組長や、この機に乗じて鷹倉神社の巫女を根絶やしにしようとしている大鳥総裁は、ブッ潰すことができるだろうけれど

ヤクザ世界というのはその2人のグループだけな筈がない

きっと、他にも穏健派のヤクザさんたちも居るんですわその方たちは、鷹倉神社とその巫女を今後、どうしたいと思っていらっしゃるのでしょうか

鷹倉神社の巫女は、ヤクザ世界の仲裁役ですわできることなら、皆様、今まで通り神社に正統なる力を持つ巫女が居ることをお望みだと思います

つまり、わたくしは何としてでも、巫女となり、神社へ戻らなくてはならないのです皆様のご期待に沿うために

仲裁役が果たせる巫女となる可能性があるのはツキの巫女の力を持つ月子かルナだけ

待って、待って、月子さんの意気込みはいいからさ

寧が割り込む

ここで判ったことは次の巫女が求められているっていうことだけだよねしかも、鷹倉神社の巫女がヤクザ世界の仲裁役だっていうことは、みんなに知られているけれど

実際に行われる仲裁の儀の内容はトップの人たちの一部しか知らないんだよね

確かにあの、ヤクザの安藤は

巫女は、清らかな存在だと信じていた

大親分たちとセックスすることとか、仲裁の子を産むこととかは知らない

ていうか仲裁の儀の結果、セックスで心が読み通されることだって一部の長老みたいな人たちと、仲裁の儀の体験者しか知らないんだよね

巫女の力の本質は一般のヤクザたちには、公開されていない

いや、仲裁の儀に参加する大親分たちも実際に、心を読まれてショックを受ける

その時の恐怖心があるから大鳥総裁は、巫女そのものを抹殺しようとしているんだろうし

だからさ鷹倉の姉妹たちは、まだ巫女になるための修行が足りていないから、黒い森の娼婦となって、東京でセックス修行をさせた方が良いっていうのは香月のオジィちゃんの勝手な意見なんだよ多分

勝手な意見

オジィちゃんはヤクザさんたちの長老たちから、鷹倉神社の巫女についての話を聞いただけなんだよ実際に巫女による仲裁の儀を見ている筈が無いしましてや、体験している筈がない

ジッちゃんはヤクザじゃないんだから

ヤクザ界の抗争の仲裁のシステムを近くで見知することは、できない

ましてや巫女が、どれぐらいの深さまで相手の心を読むのかそれが、セックスした相手や、巫女自身にどれほどの精神的なダメージを与えるかなんて、香月のオジィちゃんに判るはずがないよね

オジィちゃんはあくまでも、昔の渡り巫女の話や今までの巫女の修行の話を聞いてそれなら、娼婦になって色んな男とセックスするのが修行になるって、考えたんじゃないかなていうか、月子さんみたいな巫女の候補者でも、相手の心の深くまで見通せるとか、判っていないだろうし

やはり、鷹倉神社でも渡り巫女の伝統に従って、巫女の候補者に売春させていた頃があるんだ

そういう修行法があったことを、ヤクザの長老から聞いた

そういう実例があるからジッちゃんは、そういう考えを持ったんだ

いや、その長老だって巫女の修行法については、また聞きぐらいだろうと思う

以前の神主や巫女が話していたのを、覚えていただけだろう

そしたら香月のオジィちゃんが、一番信頼している娼館はここでしょ

確かに、娼婦にするなら、ここのお屋敷でミナホ姉さんに任せた方が安心できるだろう

京都の鷹倉神社に姉妹だけで修行させるわけにはいかないしオジィちゃん的には、東京の自分の手が届くところで保護しておきたいでしょ

それにここに鷹倉神社の巫女候補者が居るっていうことになれば、一般のヤクザさんたちが守ってくれるでしょ

ああそれが

ミナホ姉さんの言っていた保険というやつか

だいたいさここには香月のオジィちゃんの最愛の孫娘であるルリちゃんも居るんだよ関西が地盤のヤクザさんたちは、知らなかったみたいだけれど

瑠璃子の存在

そのことをちゃんと公表すればさ一般のヤクザさんたちは、鷹倉姉妹は修行のために、ここに保護されているだけで娼婦にはならないんだって、思い込んでくれるよルリちゃんは、ここに居るけれど娼婦ではないんだからていうか、香月のオジィちゃんが、ルリちゃんを娼婦にするはずがないし

鷹倉姉妹もさルリちゃん同様ここに保護されているだけで、娼婦はやらないんだと、思ってくれるはずだよね

そして、お祖父様はそれでも、ちょっと不安だったんだと思いますわ

本当に、自分の考えは正しいのか巫女の修行のために、娼婦にすることは間違っていないのか

それが不安だったからお兄様に、適性検査をお願いなされたんだと思いますわ

ルリたんの言う通りですわ単純に娼婦としての資質を見るのでしたら、あくまでも黒い森の代表者である御名穂お姉様に、ご依頼なさるはずですものね

みすずが、頷く

確かに娼館の代表者は、ミナホ姉さんだ

これまで、たくさんの娼婦を育ててきた経験もあるし

でもオレは、今回の件をジッちゃんとミナホ姉さんの2人から頼まれたつもりだよ今だってミナホ姉さんは、オレたちをモニターで観ているんだろうし

あの時ジッちゃんとミナホ姉さん、2人とも揃って、オレに話をしたんだから

はいお祖父様は、あの時御名穂お姉様がいらっしゃるのに、直々に旦那様にご依頼なさったんです月子さん、夜見子さん、ルナさんの前で

本来ならお祖父様は、娼館のトップである御名穂お姉様に依頼をして御名穂お姉様から、旦那様に指示するという形を取るべきなんです

だけど香月のオジィちゃんは、直接、ヨッちゃんに依頼をした月子さんたちにも、ヨッちゃんの言うことを聞くように、話していたよね

そういやそうだったな

お祖父様は、旦那様のお力を信じていらっしゃるんですわ旦那様ならただ、お祖父様の命令を忠実にこなすのではなくまずは、一生懸命、月子さんたちを理解しようとするだろうって

理解する

そして丁寧に、親切に、優しく、月子さんたちとセックスなさるだろうと

お兄様にお任せすればご自分のお考えが正しいのかどうか、突き詰めて下さるだろうと思われたんでしょうね

みすずと瑠璃子が言った

で、ヨッちゃんヨッちゃんの結論として、どう月子さんたちを娼婦にして、巫女の修行をさせるという考えは正しかった

寧の問いに、オレは

間違っているよ

即答する

でも、そういうような修行を巫女候補はやってきたみたいだよっ

そんなことばかりしてきたから、鷹倉神社の巫女は短命だったんたろ

いえ、例え命を削るようなことになろうと巫女になれるのでしたら、わたくしは

月子が、そんなことをして辛い思いをするのは絶対にダメだ

月子だって幸せになるために生まれてきたんだよそんな思いをして、巫女になるために生まれてきたんじゃない

でも、わたくしは鷹倉神社の巫女の歴史を閉ざすわけには

はいSTOPネ

イーディが、パンと手を打ち鳴らす

こういう込み入ったハナシのバアイよくあることなのネ

イーディは、ニヤッと笑う

目的と手段が、マゼコゼになって、何が大切なのか判らなくなってしまうことがネ

目的と手段

ツーマーリー、ツキコは巫女になりたいのヨネ

そ、そうですが

目的は、巫女になることネ娼婦になることは、巫女になるための手段だと思われていたダケなのネダーカーラ

娼婦にならないで、巫女になる手段を探せばイイノネ

それだけじゃないのネェ

ツキコは鷹倉神社というのは、何だと思っているノネ

それはヤクザの皆様から信奉していただいて、ヤクザの世界の仲裁役を勤める

そんなの最近のことなんじゃナイノ

Meiji eraというのは、150年くらい前のことナノネ

Meiji era

ああ、明治時代か

ちょっと、前のことネアタシのGRANDMAのGRANDMAの生きてたくらいの時代ネ

お祖母ちゃんのお祖母ちゃんか

なぜ鷹倉神社は、ヤクザにこだわっているノネその前の時代は、全然、関係が無かったのデショウ

月子は口籠もる

ソウイウモノだと思っていると本質を、見失ってしまうノネ鷹倉神社は、ナガーイナガーイ歴史のある神社なんじゃナイノカ

どうしてもヤクザにこだわらないといけないなんてことは無いんだ

古代から、ツキヨミ神の神社として鷹倉神社は、ずっとあったのに

明治以降の関わりだけでいつの間にか、ヤクザのための神社になってしまっている

それと、その明治の時代に、鷹倉神社が渡り巫女を受け入れた理由も、いつの間にか忘れ去られています

鷹倉神社には元々、人の心に働きかけるヨミの巫女の伝統があったのでしょうしかし、それが時代の移り変わりの中で巫女の力が弱まってしまったから漂泊の渡り巫女の血を受け入れて、巫女の力を再興させようとしたのですよね

そうだ元々の神社の巫女の力は、夜見子の持っている、ヨミの力だ

月子のツキの力は、渡り巫女に由来する力で神社、本来のものではない

ヤクザとの付き合いもセックスをして、心を読み取る儀式も渡り巫女が持ち込んで来たものであり鷹倉神社とは、何の関係も無いものです

美智の言葉を鷹倉姉妹たちは、ジッと聞いている

今のあなたたちは由緒ある鷹倉神社と、漂泊の渡り巫女、その双方の末裔ですそれならば、あなたたちは現在のヤクザ世界にくっついているだけの鷹倉神社を現状維持させるのではなく古の巫女たちが、何を望んでいたのか先祖たちの思いを引き継ぐべきなのではありませんか

鷹倉姉妹たちは

わたくしたちの先祖

鷹倉神社の

巫女たちの思い

美智の言葉が月子、夜見子、ルナの心に浸みていく

明治政府によって、行き場を失った渡り巫女たちは鷹倉神社に身を寄せました彼女たちは、力を持っていたでも鷹倉神社という安住の地を得て、なお望まれればセックスをし、相手と心を通じ、祝福を与えるというような渡り巫女の生活を続けたかったのでしょうか

コレも、手段と目的の入れ違いネ各地を廻って生活するしかなかった渡り巫女だったからコソ、辛い思いをしなくてはならなかったノネどうして、新しい時代になってナオヤクザ相手に、昔と同じことをしないといけないノカネ

それは、かつての渡り巫女が、日本各地のヤクザさんたちと深い交流があったからでその伝統が

ツキコその伝統は、絶対に守らないといけない伝統ナノカ

そんなはずが無い

明治の時代は新政府が、神社やお寺に様々な制限をしましたから古い歴史のある神社でも、急に生活が厳しくなったところがあったと聞きます鷹倉神社も、そういう神社の一つだったんでしょうね

だから渡り巫女を引き受けるだけでなく、渡り巫女と結びついていたヤクザさんたちとも交流してしまった

ヤクザたちに信奉されることで経済的には、潤うようになったが

かつての渡り巫女の仕事であった仲裁の儀みたいなことも、引き受けなきゃなくなった

ちょっと、想像してみるがイイノネヤクザのことは、全部、忘れて明治の時代を頭でイメージしてネ

イーディが、オレたちにそう言う

今は力が弱くなった鷹倉神社の本来の巫女がイルネこの人の夢はナニカそれは、完全なヨミの巫女の力を取り戻すことネ

続いて1人の渡り巫女がいるネ彼女には力があるデモ、渡り巫女だから、定住地が無イだから、行く先、行く先でそこのオトコたちに、いいようにサレルのをガマンするしかないノネ

そのイメージもできる

2人の巫女が出会うノネそして鷹倉神社の巫女は、渡り巫女を受け入れる神社に住まわせるノネ

そして、多分渡り巫女は、鷹倉神社の巫女の子供と結婚する二つの流れの巫女の血が合わさる判るカ

イーディが、月子たちを見る

明治の時代の2人の巫女の夢は、お互いの力の融合のはずネ

融合

ダカラ二つの力は、それぞれツキの巫女の力、ヨミの巫女の力と呼ばれたのではナイノカ

ツキとヨミ

それは鷹倉神社が祀る、神の名前

しかしこの融合は、外部の人間によって邪魔されたのでしょう

イーディに代わって、美智が言う

ヤクザたちは人の心が読めるツキの力と、人を自分の意に従わせられるヨミの力その両方を、1人の巫女が持つことを恐れたのだと思います

心を読まれた上命令に従うしかなくなったら

巫女に服従するしかなくなる

ヤクザたちにとっては、鷹倉神社の巫女はあくまでも、自分たちの自由になる駒にしておきたかったはずです

だからツキの力を持つ娘ばかり、巫女にしたのか

はいそして夜見子さんの様にヨミの力を持つ娘は力を制限されていたんだと思います

制限

どうして、わたくしの気で、夜見子さんを力を制御できるのかずっと考えていたんです

おそらく、日常的に力が制御されていたのでしょう制御されることに慣れているからわたくしの気でも、簡単に封じることができるのです

制御されていたって誰に

美智は真顔で答える

おそらくツキの巫女の力を持つもの

渡り巫女に由来するツキの巫女の力の方が、弱まっていたヨミの巫女の力よりも強いはずです

わたくしですわたくしが、制限していました

月子が答える

わたくしの力も未熟ですから美智さんのように、完全に封じ込めることはできませんでしたが

強いヨミの巫女の力を持つ娘は殺されます

今の夜見子様のようにせいぜい、ご自分の意に従わせることができるのが、子供やヤクザの皆さんの中でも一番立場の弱い人たちなら、問題は無いのです夜見子様が、人を従わせる姿を見て各組の親分様たちも、笑って下さいますから

ですがもし、夜見子様が、上の立場の方まで、コントロールすることができると判ったら夜見子様は、抹殺されます

下っ端ヤクザを夜見子が従わせているだけなら親分たちは、笑い話として無視してくれる

だが、自分たちまでコントロールできると判ったら

容赦は無い

夜見子は殺される

ですから歴代のヨミの巫女の力を受け継いだ娘は、本来の力を隠して、ひっそりと暮らすしかないのです

それが真実か

そういうゲンジツがあったからツキの巫女とヨミの巫女の融合は、これまでできなかったノネ

イーディが、問う

はいそういうことでございます

月子は認める

で、ここまでのことが露呈した上でさ月子さんたちは、どうしたい鷹倉神社を、巫女を、それから自分たち自身を

オレは、3人姉妹の顔を順番に見ていく

みんな戸惑っていた

ヤクザ世界とくっついていることが、鷹倉神社や巫女のあるべき姿を歪めている

それは理解できても

だからといって、ここで明治以来のヤクザとの関係を断ち切っていいのかどうかは、判らないのだろう

それが可能なことなのか

もし、可能だとしてもそれから先、どういう風にやっていけばいいのか

未来に対する、ビジョンが見えないのだろう

では先に融合を体験していただきましょうか

美智がそんなことを言い出す

ご自分の身体で実際にツキの巫女の力とヨミの巫女の力の融合を体験してみてそれで、答えを出されるというのは

そんなことできるのかよ

何年も掛けて修行とかしないと無理なんじゃ

完全な融合は、無理でしょうが短時間だけ、融合した状態を体験するということは可能なはずです

ここには、わたくしとイーディとご主人様が居ますから3人の気で、鷹倉姉妹の力をブーストアップして心月で融合させれば

今は美智は、夜見子の力を押さえ込んでいる

逆に短時間だけ、力を押し上げそれと同時に心月をすれば

あなたたちのご先祖の夢を実際に体験するのですそして、かつての巫女たちの思いを感じ取ってご自分たちの未来をお決め下さい

というわけで、次話は全員絡んでのセックスです

やっと、ここまで来た

昔は、夕方にアニメの再放送タイムがありました

特に、テレ朝は夕方の5時からが女の子向けアニメ

5時30分からが、ロボットアニメでした

女の子アニメといっても、東映の魔法少女シリーズ(サリーちゃん、メグちゃん、チックル、ララベルとか)か、キャンディ・キャンディで

ロボットアニメの方は、東映のテレ朝で放送した系のロボ(ライディーン、コンバトラー、ボルテス、ダイモスなど)とサンライズのロボ(ダイターンやザンボット、ガンダムなど)でした

東映ロボというか東映が版権を持っている、サンライズ製作のロボですね

この再放送タイムが10年くらい続きました

なので、当時の子供たちは自分たちが生まれる前にやっていたアニメを観ることができましたし、知っていました

だから、本放送以来、ほとんど再放送されなかったメカンダーロボなんかは、みんな全然、覚えていませんでした

多分、その夕方の再放送枠はザブングルの再放送まではやったのですがダンバインはやっていないはず

そのぐらいの時期で夕方のニュース番組に替わったはずです

他の局でも、当時は盛んにアニメの再放送が行われていました

宇宙戦艦ヤマトとか、当時のファンがテレビ局に再放送のリクエストのハガキを送って本当に再放送されたはずですし

アニメだけでなく、昔のドラマ太陽に吠えろとか必殺シリーズの初期のものとか、再放送のおかげて観れたものがたくさんあります

たまたまテレビを点けていたらやっていたので観た

それで面白くて興味を持った

そういう体験は、自分にはとしても良かったんですが

この当時の再放送文化とか吹き替え映画の文化は

685.メールシュトローム作戦

はーい、ベッド、くっつけるよっ

押しますですのっ

いつでも、いいのネ

どんとこいです

部屋の中に、少し距離を置いて並べられた色違いのシーツを敷いた、3つのベッド

ルナの横たわる赤いシーツのベッド

夜見子の転がる白いシーツのベッド

月子の寝ている黒いシーツのベッド

それぞれのベッドのは、足に車輪の付いた移動できるタイプだった

そのうち、左右の赤と黒のベッドの車輪のストッパーを外して

真ん中の白いベッドに寄せ付けることになった

んじゃあせーのっ

寧の号令で

赤いベッドは、瑠璃子とアニエスのコンビに美智が加わって、グイッと押される

黒いベッドは、みすずとイーディのコンビにマナが補助をした

済みませんわたくしたち、ベッドに乗ったままで

月子が、申し訳なさそうに言う

いいんだよまだ、痛んでるんでしょマナたちも経験しているから、よく判ってるし

これからが大変なのですしばらくお休み下さい

マナと瑠璃子が、そう告げる

DOCKING

はーい、合体完了

イーディとマナの声の通り赤白黒のベッドが繋がり、一つの巨大な寝台となる

その上には全裸の鷹倉3姉妹が

夜見子お姉様、月子お姉様

ルナ、月子

夜見子様、ルナ様

お互いに顔を見合わせる、鷹倉姉妹たち

さーぁって、ヨッちゃんはどう疲れてると思うけれど大丈夫

今夜はもう何回も射精している

体力的にはかなり限界に近い

でもやるしかないんだろ

オレは覚悟はできている

うんこのままじゃ現状打破は、難しそうだもんね

ヨッちゃんが3人とも、娼婦の適性は無いと思うって答えたら、それはそれで、香月のオジィちゃんから受けた仕事は完了になるんだろうけれど

そのままでは鷹倉姉妹の未来は、暗いままだ

ヤクザたちとの縁は切れないままだろうし

いずれは巫女として、月子が仲裁の儀をさせられることになるだろう

そしてまた子供が産まれ、不幸な運命が繰り返されることになる

こんなことは終わりにしないといけない

可能性のあることなら、何でもやるよ今はまだオレたちは、ジッちゃんが想定している範囲内にいるだろ

そうだろうねわざわざ、鷹倉さんたちのロスト・ヴァージンをヨッちゃんにやらせたのは、香月のオジィちゃんなんだから今のところは、3人ともセックスに、酷いトラウマを負わないで処女喪失できたこれって、結構、大きなポイントだと思うよセックスって、やっぱり最初が肝心だと思うから

最初のセックスが、酷い思い出ならセックスそのものが嫌いになっちゃうだろうしそういう嫌悪感は、心にこびりついて、なかなか取れないものだろうから逆に、最初のセックスが良かったりするとセックスを積極的に楽しむようになるしルリちゃんとか、そうでしょ

確かに瑠璃子は楽しそうにセックスする

ルリちゃんは、オトコが一方的に襲いかかって来るセックスを知らないもんね

はい一生知らないままだと思いますわわたくしお兄様としか、セックスしませんから

明るい笑顔で、瑠璃子は答える

あのお兄様がなさいたいのでしたら、一方的に瑠璃子を襲って下さってもいいんですよ時には、そういうのも楽しいと思いますわ

そうだよ一番最初は、あんなに情熱的にレイプしてくれたのにたまにはさ、ムラムラするから、今すぐヤらせろとか言って、襲って欲しいよね

それいつも、アタシがDarlingに言ってるネムラムラしてるから、ヤらせろって

イーディは、クククと笑う

イーディそれは、ちょっとご主人様に対して失礼ですよわたくしは、そういう時にはご主人様のお姿を見ているうちに、ついつい性欲が激しく高まってしまいましたどうか今すぐ、わたくしのこの淫らな身体を犯して下さいませ伏してお願い奉りますと全裸土下座してお願いすることにしておりますわ

結局、信頼感なんですよねあたしたちは旦那様を信じていますからだから、旦那様とのセックスは怖くないんです楽しいだけですわ

うん楽しいですのアニエス、パパとのセックス大好き

みすずの言葉に、アニエスが微笑む

ホントにヨッちゃんは女の子との信頼感を大事にする子なんだよねだから、みんなヨッちゃんとのセックスには、恐怖心が起きなくなる月子さんたちは、どう

セックスって、まだ怖いもうしたくない

と夜見子が、先に答える

いえみなさんも、していらっしゃることですしわたくしの肉体でも、できることなんだと判りましたから

夜見子はオレを見る

どうしても、しなくてはならないことなのでしたら致します

ボクもするよまだ、ちょっと痛いけれどそのうちに痛くなくなるって、アニエスさんが教えてくれたし

はいですの痛いどころか、気持ち良くなりますの毎日したくなりますし、ホントに毎日してますの

あたしも大体、毎日してもらってるよ

ルナにアニエス夜見子にマナが言う

同い年同士にしたのは、正解だったらしい

一番年下のルナから抱いたのも

処女を犯す前に、他の子の膣にオレのペニスが入るところを何度も見せたし

ルナも夜見子もセックスというものは、誰もが当たり前にすることなのだと思い始めている

恐怖感は無い

月子さんは

改めて寧が尋ねる

わたくしの修行のレベルから考えればさっきのように、黒森様の心の中に、それもあんなに深くまで入り込めたのは、奇跡としか思えません

そうだ、月子はオレの心の底まで読んだ

奇跡ではありませんご主人様のお力です

ご主人様は、わたくしとのセックスで気を合わすことに慣れていますからあなたが心に入り込んで来るのを、ご主人様の方から導いたのです

それにDarlingは、心が開けっ放しだモノネガードが無いから、スルスル入れたノネ

そうですねわたくしが完全に力に目覚めたのではなく黒森様のお導きがあったのですわね

そうヨだから、今、ツキコがセックスしても、心を完全に通じさせることができるのはDarlingだけネ

月子は、納得する

そこまではお祖父様は、想定していらっしゃったんでしょうね

お兄様とセックスすることでもしかしたら、鷹倉姉妹のうちのどなたかが、完全な巫女の力に目覚められるかもしれないと

そうでしょうねお祖父様は、旦那様が美智の心月を開眼させた場にもいらっしゃたものでも

お祖父様判ってらっしゃらないみたいね

みすずちゃんわたくしも、そう思いますわ

そうね、ルリたんお祖父様にちゃんとお話するべきだと思うわ

ええそんなご認識では困りますもの

みすず、瑠璃子何の話をしているんだ

オレが尋ねる前に瑠璃子が、ルナに問う

ルナさんまたセックスするということに対して、あなたに恐怖心が無いことは判りましたがセックスの相手は、誰でもいいのかしら

えあ、あの

ルナは、チラッとオレを見て

ボクもう、兄さんのセックス奴隷ですから

では、お兄様が他の男性とセックスしろと命じられたら、ルナさんはご命令に従いますか

ルナは、ブルッと震えて

で、できないよそんなの

あら、どうしてですお兄様のご命令ですよ

だって怖いもんっ他の男の人なんて

お兄様となら、またセックスできるけれど他の男性とはできないのですね

うんそうだよボク

瑠璃子は、ニコッと微笑んでルナの髪を撫でる

わたくしと同じですわ

わたくしもルナさんと同じセックス奴隷ですがもし、お兄様から他の男性とセックスしろと命じられたら舌を噛んで死にますわ

それはお兄様が、もう瑠璃子を必要としなくなったということですから

真顔で瑠璃子はそう言う

夜見子さんはどうお兄ちゃん以外の人とセックスできる

それはわたくしも黒森様だけの妊娠奴隷がいいです他の男性は

怖いし嫌だよねマナもそうだよ

愛しそうに、マナが夜見子の頬にキスをする

月子さんはいかがです

わたくしは、お心を見てしまいましたから黒森様とでしたら、安心してできます他の男性はお心は、きっと、もっと暗くて恐ろしいものなのでしょうね

フッと溜息を吐いた

こういうことですわ旦那様

旦那様に処女を捧げた女はみんな、旦那様以外の男性とはセックスできなくなるんです

はいお兄様という、安心できるお方と出会ったことで他の男性が、ますます怖く感じられていますから

そうだよね克姉や渚お姉ちゃんにみたいに、他の男性とのセックス経験がある人だって今はヨッちゃん一辺倒だもんね

ぐふふと、寧は笑う

ですから、あたしたち、いつもお祖父様の前では旦那様が好き、一生、旦那様だけですとお話ししていますのに

お祖父様は本気にしていらっしゃらなかったみたいですわね

だから今回のようなことを、旦那様に要請なさったのねようやく判りましたわ

あの何を納得しているんだ

みすずちゃん、後ほど、お祖父様に抗議いたしましょう

ええ、あたし、思いっきり文句を言うわ

わたくしお祖父様の前で泣きます

そんなことをしなくても、ルリたんの場合はお祖父様なんか、大っ嫌いしばらく、顔を見たくないって言って差し上げればいいのよ

はいそう致します

2人何を怒っている

あたしたちお祖父様は、最終的には鷹倉姉妹を3人ともお兄様の女になさるご計画なんだと思っていたんです

お兄様に処女を捧げたらお兄様のことが大好きになって、離れられなくなることは判っていましたから

でも、そうじゃなかったみたいですわ

お祖父様はわたくしたちが、本当に心の底から、お兄様を愛しお兄様を必要としていることが判っていらっしゃらないんですわ

えっとごめん、よく判らないんだけれど

寧が笑顔で、割り込んで来る

まあまあ、2人落ち着いて

そしてオレに

ヨッちゃん、香月のオジィちゃんはさヨッちゃんの力を、見間違えているんだよもちろん、ヨッちゃんのことを、良い男の子だと思っているし高く評価もしてくれているでもヨッちゃんとセックスした女の子が、ヨッちゃんから離れられなくなるっていうのは理解できていないんだよ今はたまたま、みんなロスト・ヴァージンしたばかりでセックスが面白くてたまらない時期だし、政治力学的にミィちゃんもルリちゃんも、ヨッちゃんだけとセックスしててくれた方が良いと判断しているだけなんだよ

政治力学的って

いや、つまりさ香月のオジィちゃんはさ自分の孫娘たちが、いずれセックスにハマるだろうってことは判っていたんだよ香月家のそれも本家の血を引いた子なんだから

香月家の血は淫蕩だとジッちゃんは、オレに言ったことがある

だけど香月家の後継者が、性的なことで悪い噂が立つのはマズイよねだから、みんなの見えない所でヨッちゃんが2人の相手をしてくれるなら、それで良いって思ってたわけ

いやそれは、判るけれど

判ってませんわお祖父様は、そのうちにあたしたちが旦那様に飽きて、他の男性ともセックスしたがるだろうって思っているんですわ

おかしいことじゃないよヨッちゃん香月のオジィちゃん自身は、そうだったんだよ最初にどこかの女の子と初体験をして、しばらくはその子とばかりセックスしてそのうち、他の女の子とも、セックスしたくなって口説いたり、乗り換えたり

いやそりゃ、ジッちゃんはそうだったんだろうけれど

みすずや瑠璃子は違う

まあ、仕方ないことなのかもしれませんわお祖父様は、男性ですしお兄様とのセックスの芳醇さを理解していただくのは無理なのかもしれません

お祖父様もご自分自身が、そうやって今までにたくさんの女性とセックスなさったから旦那様の特殊性が判らないのね

心と心が焼け付くような、熱いセックスをなさったことがないのよ

だから、お兄様を本気で鷹倉様たちのテストに使われたのですわ

あたしは旦那様を、鷹倉さんたちを調べるための道具として利用なさろうとお考えになったことが許せないわ

ちょっと待て

ヤッちゃんミナホ姉さんは、どう思っているんだろう

うーんミナホお姉ちゃんは、立場的に香月のオジィちゃんには反抗できないもんね

でもこれから娼館で働くことになる娼婦の候補者とオレがセックスするって話は元々、ミナホ姉さんがしてたんだよ

オレとセックスしたらオレとしか、セックスできなくなるんじゃ

娼婦になんか、なれないじゃないか

それはさあたしは何とも言えないなぁ

今、ミぃちゃんやルリちゃんが言っていることだってただの推測であって、本当かどうかは判らないじゃんか

今は色んな可能性を考えてごらんよでも、決めつけちゃダメだ本当かどうかは、本人に会って顔を見ないと判らないでしょ

顔を見る

きっとそうだ、絶対にそう考えているとか、頭の中でどれだけ考えても本人の顔を見たら、ハッと全てが判ることってよくあるよヨッちゃん、そう思わない

だからさ今は、ヨッちゃんがこうするべきだと信じることだけをしなよ

みすず瑠璃子

本当に、2人の言う通りジッちゃんは、オレをただ利用しているだけかもしれないけれどでも、そんなこと、今はどうでもいいじゃないか

そうだ今、すべきことは

オレたちは鷹倉姉妹について、ジッちゃんが想定している以上の成果をあげてみせないといけない

おれは、2人に告げる

ジッちゃんは、ああ見えてとても現実的な人間だきっと、今回の件の落としどころとしてヤクザ組織の過激派だけを潰して、穏健派とは和解すると思うというか和解することで、穏健派の力を取り込み、香月家がヤクザ界に影響力を持つようらしたいんだと思う

でも、それでは月子たちは、ヤクザたちから逃れられなくなる鷹倉神社の巫女が、ヤクザたちに利用されるまんまになってしまう

そんなのは、嫌だ

ジッちゃんの目的なんてどうでもいいオレたちには、オレたちの目的がある具体的には鷹倉神社から、ヤクザを完全に排除する月子、夜見子、ルナを自由にする自由にした上で、鷹倉神社も取り戻す

月子たちがオレを見ている

そのためにはまずは、ツキの巫女の力とヨミの巫女の力の融合を試みてみようできるかどうか判らないけどもし、そこまで行き着けばオレたちは、ジッちゃんの想定を、大幅に飛び越せるはずだ

オレたちはジッちゃんと闘うための切り札が必要だ

準備できたネ

こちらへどうぞ、ご主人様

ベッドの方からイーディと美智が、オレを呼んだ

ミンナが話しているうちにアタシたちの準備をしたネ

はい、体内の気を練り上げました

いつでもイケルヨ

この2人は素晴らしい

よし始めよう

オレもベッドへと向かう

位置はそのままで、結構です手を伸ばして隣の方と手を繋いで下さい

赤白黒3つのベッドが並んでいる

ルナ、夜見子、月子の全裸の3姉妹は

頭を内側にして放射状に仰向けで横たわっていた

手を伸ばして、左右の姉妹と手を繋ぐと大きな三角形ができる

わたくしは、ここから

美智がルナと夜見子が繋いだ手に、自分の手を重ねる

こちらからわたくしが気を、送り込みます逆時計回りに、気が循環するものとお考え下さい

じゃあ、アタシはここからね

イーディは月子とルナが繋いでる手の上に、自分の手を重ねた

うん逆時計回りネ

3人姉妹の肉体をぐるぐると気の流れが廻っていくということか

じゃあ、あたしはここだ

マナが夜見子と月子の手に、自分の手を

あたしは気とか無いけれど上手くいって欲しいから

じゃあ、アニエスはここですの

アニエスは、美智の手にさらに自分の手を重ねる

アニエスも頑張れ、頑張れって思ってますの

アニエスさん

ベッドの上から、自分を見上げるルナにアニエスは、ニコッと微笑む

では、わたくしたちも

そうね、ルリたん

みすずは、イーディの手に

瑠璃子は、マナの手に自分の手を重ねる

どこのポイントも、2人ずつだけどマナちゃんとルリちゃんのところは、ちょっと弱いよね

確かに他の2箇所は、美智とイーディという強い気の発信源があるが

じゃあ、オレがそこに入ろうか

工藤流6級の気じゃあ大したことはできないだろうけれど

いえ、ご主人様には他のことをしていただかないといけませんから

オレは何をするんだ

はいこのまま鷹倉様たちの体内に気を注入し、循環させ限界まで高めたところで、心月を発動させます

美智とセックスするのか、オレ

美智とセックスして2人で高まって絶頂の瞬間に心月っていうことか

いえ、わたくしでなくもう一度、鷹倉様たちと

ルナ様から夜見子様そして、月子様と、順番に犯して下さいませ

3人を

お一人ずつご満足できるまで、交接なさって下さい月子様まで犯されても、まだご不足でしたら、もう一度、ルナ様へご主人様も、逆時計回りで高まるまで、セックスをお続け下さい

つーことで、ヨッちゃんは忙しいんだね

でも、そうなるとやっぱり、マナたちのところにもう一人入った方が良いよな

後、残っているのは

寧と

あたしばダメだよっあたしは、撮影係兼オブザーバーだからっ

寧は気の循環の輪に入ることを拒絶する

そうなると

メグ、入ってくれ

オレは少し離れたところの椅子に座って、ずっと黙ったままだったメグに声を掛けた

人が足りないんだ助けてくれ

あたしはどうせ、何の役にも立たないわよ

いや、今は少しでも気を送ってくれる人を増やしたいその方が、成功する確率が高まると思うんだ

あたしが加わった方が、失敗確率が高まるかもしれないわよ

うつむいてそんなことを言い出す

それでもいいからメグも入ってくれ

オレはメグにも参加してもらいたいんだ

来なよメグお姉ちゃん

メグちゃんも、ルナやルナのお姉ちゃんたちを助けて欲しいですの

恵美お姉様お願い致します

メグミCome on

早く来て下さい

恵美さんみんながあなたを必要としていますわ

これで助けにいかなかったらあんたは、おしまいだよメグちゃん

あんたは鷹倉さんたちが、このまま一生、ヤクザたちに囚われていて良いと思っているわけ

メグちゃんあんただって、地獄に堕とされる寸前だったのを、ヨッちゃんに助けられた一人なんじゃなかったのっ

このまま放っておくの

判りましたあたしも参加します

すみません、エロ・シーンまで届きませんでした

つい最近ですが、ロシアの中高生が乱交していて補導されたというニュースがあって

それは、女の子が放射状に縁を描いて寝転んでいるところを

男が次々と犯していくという

まあ、誤報のデマだということは、後ですぐに判ったのですが

そんなイメージで

686.3姉妹セックス・サーキュレーション (その1)

赤黒白3つのベッドを並べた巨大な寝台

その上に、まっすぐ手を繋いで大きな三角形を形成する、裸の3姉妹

それぞれ

姉妹が手を繋いでいるポイントにはオレの女たちが手を重ね、気を送り込む

よろしいですか全員の呼吸を合わせます

気の操作をマスターしている美智が指示を出す

吸う、吸う、吐くスゥ、スウ、ハァの3拍子リズムです最後の息を吐く時に、自分の身体から気を押し流すイメージを抱いて下さいお腹の丹田から、自分の腕、手の平を通して鷹倉様たちの肉体の輪の流れに、注ぎ込むイメージです

手を繋いでいる3姉妹の肉体トライアングルの中で気がぐるぐると循環していくイメージで

その気の流れに、さらに自分の気を放出して流れを強めていく

姉妹たちに巫女の力を目覚めさせるパワーに変換されるまで

流れは逆時計回りネルナ、ヨミコ、ツキコ、またルナの順ネ流れの向きを間違えたらダメだヨ

イーディが、アニエスに言う

はいですのこっち向きに頑張れ、頑張れ って念じていますの

アニエスは、答える

メグミもいいネ

イーディに、メグは小さな声で答えた

メグお姉ちゃんあたしたちが一緒だから

はいメグミお姉様これもお兄様のためですわ

同じポイントから気を送ることになったマナと瑠璃子が言う

ヨシくんの

お兄様をお手伝いするのは、わたくしたちの喜びですわお兄様が、鷹倉様たちをお助けしたいと願っていらっしゃるのなら、わたくしたちが協力するのは当然です

メグお姉ちゃんも、頑張れ、頑張れって念じてあげて欲しいですの

瑠璃子とアニエスがメグにそう言った

ルナが、姉と繋いだ自分の手の上に、手を重ねているアニエスを見上げる

きっとパパがアニエスのパパが、ルナたちを幸せにしてくれますのそれで、ルナは、ずーっと、アニエスと一緒ですのお友達なのですから

ルナは小さく、頷いた

夜見子さんもだよこれが上手くいったら、マナと友達になってよそんでさ一緒にお兄ちゃんに可愛がってもらおうよ

マナが、手を重ねている夜見子に言う

わたくしの力は、消えてしまったわけではなかったのですね

ああ、ゴメン美智が気で押さえつけていただけだ夜見子の力は、消えていない

オレは謝る

いいのですわたくしはわたくしこそが、巫女の後継者だとそう自負していましたが、ただの井の中の蛙でした鷹倉神社の巫女について、何も判っていませんでした修行中の身のまだ微弱な力しか持っていないのに、わたくしの力さえあれば、月子もルナも神社さえ守り通すことができると、思い込んでいました

黒森様にご指摘いただいた通りわたくしの様な、心の弱い娘には巫女を継ぐことは許されません月子お姉様

夜見子は、初めて姉をお姉様と呼んだ

いいえ、これからは夜見子と呼んで下さい愚かなわたくしは、ようやく気付きました月子お姉様だけがお父様、お母様が亡くなられてからずっと、わたくしたちを守り巫女の伝統を引き継ぐことを真摯にお考えだったのですね

夜見子は月子と繋いだ手を、ギュッと握りしめる

黒森様たちがご推察なさった様に、わたくしたちのご先祖様の悲願がツキの巫女の力とヨミの巫女の力の融合なのだとしたらそれを果たされるのは、月子お姉様でなくてはなりませんわわたくしの中のヨミ巫女の力全て、お姉様に差し上げますどうか、お受け取り下さい

ボクの中のボクの力も全てあげるよ

ルナの中にもツキの巫女の力はある

その力も全て、月子に

ええ、受け止めますわたくしが

月子は、涙目で妹たちに言った

そうして、鷹倉神社の巫女の定めは、わたくし一人で背負います

月子は、オレを見る

黒森様どうか、妹たちをお願い致します

そんな、待って月子お姉様お姉様お一人に全てを押し付けるわけには

夜見子が、そう月子に言うが

夜見子お姉様、それでいいんだよボクたちが居たら、月子お姉様の足手まといになるだけだよ

ルナが夜見子を制す

だから正式な鷹倉神社の巫女は、いつも一人きりなんだよ一人だけが、正統な巫女になることで、他の姉妹を守ってきたんだよヤクザたちから

月子が、ルナに微笑む

そうよだから、わたくしにあなたたちを守らせてわたくしは、あなたたちの姉なんですから

夜見子様の力は、失われたルナ様は、ついに力に目覚めなかったそういうことにして下さい

本当に、夜見子とルナが月子に自分の持っている力の全てを注ぎ込めばいいんだろ

それで月子の中で融合が完成し夜見子とルナが力を喪失すれば、問題はなくなる

うん、ボクそうするよ全部、月子お姉様にあげるからっ

ルナが叫んだ

それで、ボクは兄さんのセックス奴隷として、ここで生活させてもらうよアニエスさんと仲良くするからっ月子お姉様は、心配しなくていいんだからねっ

わたくしもですわなりますっ、妊娠奴隷にっこちらで、黒森様にお仕え致しますですから夜見子のご心配は無用です、月子お姉様

3人の眼に涙が光る

O.K.コレで、気のトライアングルを廻す外側の力と内側の力どっちも、スタンバイできたネ

イーディがそう言う

外側の力とはアニエス、マナ、みすず、瑠璃子、メグ

内側の力とはルナ、夜見子、月子の鷹倉3姉妹自身か

そして、わたくしとイーディが着火致します

燃え上がった炎を、まんべんなく燃え広がらせるネ

美智とイーディは、強い気を送り込み火を付け、燃え上がらせる

炎のコントロールも2人でやってくれるのだろう

ご主人様は、燃料です炉を掻き回し、酸素を送り込む火箸でもあります

オレはセックスするんだよなあの誰からとか、順番とかあるのか

好きにするネ

はいご主人様が、なさりたいようにお好きな方から、犯して下さいませ

ただし気の流れがあるから、逆時計回りは守るのネ

ルナから犯したとしたら、次は夜見子、そして月子また、ルナ

その順番だけは、守らないといけないのか

さあ、始めようネ

みんな、頑張ってねあたしは、応援してあげることしかできないから

ベッドから離れた位置でカメラを抱えた寧が、言う

見ててヤッちゃん

もちろんだよ、ヨッちゃん

そうじゃなくってもし、ヤバそうなことが起きたら、躊躇無く止めて欲しいんだ美智やイーディまで参加しちゃうんだから冷静に外から眺めていられるのは、ヤッちゃんだけだろ

寧がスッと真顔になる

そうだねもしものことが起きたら、あたしが止めるよ約束する

頼むよヤッちゃんしか、頼めないから

ミナホ姉さんたちが、カメラで監視しているとしても

気は、カメラに映らないから

もしもの場合はこの部屋の中が、異常な雰囲気に包まれたら寧にストップを掛けてもらうしかない

部屋のスプリンクラーを誤作動させて、水浸しにするとか気の循環が、途切れるようなことをするよその前に、ミナホお姉ちゃんと克姉とマルゴお姉ちゃんに緊急事態発生のアラートを送るから

そうかマルゴさんも、帰って来ているんだよな

きっと、この状況をミナホ姉さんと監視してくれている

もし、わたくしとイーディが気の流れの渦に取り込まれてしまったとしてもマルゴお姉様が、何とかして下さるはずです

心配することは何も無い

PHASE1、STARTネ

呼吸を、合わせて下さい

美智の指示によって部屋の中の女たちが、吸う、吸う、吐くの3拍子で呼吸を始める

スウ、スウ、ハァ

スウ、スウ、ハァ

ネイは、合わせてはダメネ

イーディが、寧を叱る

アタシたちに取り込まれるヨ

思わず、寧までみんなと呼吸を合わせてしまっていたらしい

このリズムでの呼吸は結構、キツイな

みんな、あっという間に肌が上気していく

うっすらと汗をかいていく

逆時計回りに気が循環しているノネイメージして、イメージ

澱みの無い流れをそうぞうするのです

うん流れていく

ルナ→夜見子→月子→ルナ→夜見子→月子

渓谷の清流の様に気の流れが巡っているのが判る

PHASE2ネ

工藤美智参りますっハァァッ

美智が流れに強い気を注ぎ込んでいく

ああっ身体が、熱いよぉっ

ルナが呟く

こっちもいくネっHAWOOOO

イーディも重ねた手から、気を放出した

ううっ、きたぁぁっ

夜見子が、ブルッと身体を震わす

裸身の美姉妹のトライアングル気の循環が

清らかな清流から炎の大河に変わる

ああ、息遣いの中にみんなの声が聞こえてくる

アニエスの頑張れ、頑張れという声

瑠璃子の大丈夫ですよという声

マナは鷹倉姉妹だけでなく、他の女たちの体調も気になっているらしい

メグは何であたしだけ、服を着たまんまで、こんなことしているんだろうとか考えているけれど、それでも気は送ってくれている

みすずは月子のことが、一番気になっているのか

DarlingPHASE3ネ

そしてオレの出番か

お好きにどうぞ

オレは女たちの輪を眺める

すでに、膨大な気が高速で循環している

まずはルナに向かった

兄さん

12歳の少女は、真っ赤な顔でオレを見上げている

お前から食べるぞ

大きく、足を拡げるんだ

オレに対して、開脚するルナ

あのねボク、お腹の奥が熱いんだ

ルナの割れ目から、トロリと愛液の滴が垂れる

気の熱がルナの性感を発火させたらしい

オレは、ルナの小さなおっぱいを揉む

ルナは姉たちと繋いでいる手に、ギュギュっと力を込めて耐える

おれは、ペロペロとおっぱいを舐める桜色の乳輪を

あ、あのねボク、ボクね兄さんにペロペロされるの好きになっちゃったみたい

アニエスも好きなんだぞ、オレに舐められるのが

アニエスはパパを舐めるのも、好きですの

後で、ルナにも教えてあげますのおしゃぶりの良い方法

うん、教えてアニエスさん

アニエスでいいですのお友達なんですから

判ったアニエス

微笑み合う、2人

オレはルナとキスしアニエスともキスする

仲良くするんだぞ

もう、仲良しですの

はい兄さん

オレは勃起をルナの膣口に当てる

まだ、痛いと思うけれど

大丈夫です兄さん

痛みに耐えないと、気持ち良くなれませんの

オレは、グイッと腰を押し出す

うぐぅっ

頑張れルナ

ルナの肩と太ももを掴んで

オレは、ペニスを処女が裂けたばかりの膣に押し入れていく

いい、痛いっ痛いです

破れたばかりの処女膜がめくれて痛むのだと思う

それでも、オレは12歳の少女の陵辱を止めない

ああルナの中はキツくて、熱いよ

年齢が若い方が体温が高いって言うけれど

ルナの胎内は、熱く潤んでいるオレをキュキュッと締め上げている

パパ頑張れルナも頑張れ

アニエスが、オレたちを応援してくれるが

アニエスみんなと同じ呼吸に戻るのネ

そうだ、呼吸のリズムが気の循環の原動力だ

アニエスも慌てて、みんなと呼吸を合わす

ご主人様も同じリズムです

オレも3拍子か

みんなの呼吸は

吸う、吸う、吐くの3拍子

浅く、浅く、深くの3拍子

ぬっ、ぬっ、ぐぐっ

あっ、あっ、痛ッッ

深く突く度に、ルナの顔が痛みに歪む

グチュッ、グチュッ、グボボッ

そんな3拍子のワルツが続く

ああ、何度も強く突くうちに

ルナの胎内が解れてくる

愛液が溢れ押し開かれたばかりの膣道が、オレのペニスの形を覚えていく

より深く奥まで

オレの亀頭が、潜り込んでいく

ルナを犯している

ルナぁぁ

圧倒的な部屋の熱気の中でオレは、ルナの身体に溺れていく

ああ、このまま

欲望の波に、身を任せてしまいたい

Darling、ダメネリズムは、守って

イーディの言葉にハッとする

そうだ、このまま腰の動きを加速させて、ルナの中に射精してはいけない

まだ、夜見子と月子が残っているんだ

グチュ、グチュッ、グボボッ

みんなと同じリズムでオレは、ルナを攻めていく

に、兄さんボク

潤んだ瞳でルナが、オレに言う

ボク兄さんとのセックス兄さんに犯されるの、好きになれそうです

だから、兄さんもボクのこと、好きになって下さいね

あのボクみたいな可愛くない子、兄さんは嫌だと思うけれどできるだけでいいから、好きになって欲しいんです

オレはもう、お前のことが大好きだよ、ルナ

お前は可愛い可愛いよルナ

オレに犯されている12歳の少女

ボーイッシュな格好が好きで、自分をボクと言っているけれど

こうして全裸にしてセックスしているルナはとびきりの美少女だ

う、嬉しいですあああっ、ああっ、ああっ

ああ、熱いですボクの中が熱い熱いよぉぉぉ

ルナの小さな身体は、汗でびしょびしょになっていた

肌は真っ赤だ

心の壁が、壊れたのです

美智がルナの状況を感じ取る

ご主人様を、受け入れたからです

心のガードが崩れたから

気の炎の濁流が一気に、ルナの中に燃え広がっていく

兄さん兄さんああっ、怖いボク、怖いです

大丈夫だ怖くない怖くないからなオレが一緒だからな

ルナはこの辺が限界かもしれない

まだ12歳なんだ、無理はできない

処女喪失したばかりで、エクスタシーにまで昇り詰めるのは無理だろうし

ありがとう、ルナ気持ち良かったよそろそろ、夜見子の方へ行くよ

オレは、腰の動きを止めてルナの頭を撫でてやる

う、うんごめんね、ボクが

別に終わりじゃないぞまた、戻ってくるかもしれないだろ

夜見子、月子まで行ってまた、ルナに戻ってくるかもしれないだから、まだ終わりじゃないぞお前もみんなと呼吸を合わせて融合の準備をするんだ

うん、良い返事だ

オレがキスすると、ルナは自分から舌を絡ませてきた

それに、これから何万回も、セックスするんだぞお前は一生、オレのセックス奴隷なんだからな

そうだねボク覚えるよ兄さんに喜んでもらえるように、セックスのこと、いっぱい覚えるから

アニエスに教えてもらうんだぞ

その代わりアニエスに勉強を教えてやってくれ

判った兄さん

そのルナの顔があんまりにも可愛かったから

オレは、ルナを抱き締めもう一度、キスした

おっぱいも揉んでやる

それから胎内から、ペニスを引き抜いた

痛むか

痛いけれどお腹から出てしまうと、ちょっと寂しい感じがするずっと、ボクのお腹の中に入ってて欲しいかも

また、すぐそうなるよ

オレは、ルナの乳首をもう一度、舐めしゃぶった

よし、次は夜見子か

オレはルナから離れ夜見子の裸体へ向かう

く、黒森様ぁぁ

夜見子は、すでに完全に欲情していた

黒森様が、ルナの中でグリグリなさっているのがヨミに伝わってきて

3姉妹が三角形に手を繋いで気を循環している

熱い濁流が、ぐるぐると巡っているんだルナの性感が、夜見子に伝播していても変では無い

ヨミヨミねもう、こんななの

夜見子は自分から、足を開いた

夜見子の割れ目は、すでに充分潤っていた

まるでお漏らししたみたいに、シーツに愛液の染みを作っていた

夜見子お前も可愛いよ

オレは、夜見子にキスをする

夜見子は、オレの舌をチュウチュウと吸う

まるで、赤子が母親の乳房を欲しがるみたいに

あのねヨミ、黒森様にお話ししないといけないことがあるの

すっかり、興奮しきっている夜見子は一人称がヨミになっている

黒森様は、やめようお前もうちの子になるんだから

じゃあ、先生ヨミ、先生って呼びたい

そういえば、前も興奮した時に、オレのことを先生って呼ぼうとしていたけれど

あのね笑わないって約束してくれる

マンガにね

マンガ

ヨミの読んでいるマンガにねそういうのが、あるの女の子が学校の先生とね彼氏彼女のカンケイになるの

笑わない

笑わないよヨミは、そういうのが好きなんだろ

うんヨミも、そのマンガのヒロインの子みたいに先生って呼びたいの

いいよ、別にだけど、ヨミ

オレももう、ヨミと呼ぶことにした

なあに、先生

そのマンガってエッチなやつか

最近は少女マンガの方が、セックスとかレイプとかの描写が多いっていうけれど

エッチって

この子らは、両親によってセックスに関する知識を与えられていないんだっけ

そのマンガもエッチ系なのは、検閲されているか

あるいは、本当に子供用のマンガしか、読ませてもらっていないかもしれない

これから、オレたちがするようなことさ裸になって抱き合って

ヨミは、クスクスと笑う

そういうのは無いわよだって、それ恋愛マンガだもの

ヨミは恋愛の先に、セックスがあることを知らない

マンガではねヒロインと先生が、彼氏彼女になって他の生徒や先生たちには、内緒なの

よくある話だ

キスとかしてなかったのか

キス

これだよ

オレは、ヨミと唇を合わす

あ、それは最初に1回だけしてた

もしかしたら、昔のマンガなのかもしれないな

それでね先生ヨミね

夜見子は、濡れた眼でオレを見上げる

小学校の5年生ぐらいの時からね、夜、ベッドの中で寂しくなるとね

真っ赤な顔で熱い息で、夜見子は言う

お股をね弄ってたの自分で

それは、つまりオナニーをしていた

小学校5年生から

いや、夜見子は中2にしてこれだけの豊乳だ

小5の時でも、かなり発育が進んでいたはずだ

それでね今ね身体が熱くてね

いつものお股や、おっぱいを触りたい弄りたい時みたいになっちゃってるの

興奮した夜見子は自慰をしたくなっている

だけど今、ヨミの両手は

左右の手は姉妹と手を繋いでいるから、動かせない

どうしよう先生、ヨミ、どうしよう

ああ、性の快楽を夜見子は求めている

ヨミ、今度からはそういう気分になったら、自分で触っちゃダメだぞ

えー、どうしてどうしていけないの先生

そういう時は、オレが触ってやるからオレに言うんだいいな

先生がヨミを触る

ああ、その方が気持ち良いんだぞ

夜見子の今までの様子から考えると

自分でオナニーしても、イクところまでは経験していなかったと思う

さっき、オレにそこをペロペロ舐められた時も気持ち良かったろ

うん心がパーンと破裂しちゃった

また、あんな風に気持ち良くしてやるよ

ヨミはゴクッと唾を呑む

だから、オレに任せろオレだけに頼むんだぞお前は、オレの妊娠奴隷なんだから

うん判った、先生

そして潤んだ眼で、オレを見上げ

触って触って下さいヨミのお股イジって

昔、演劇の仕事をしていた頃

とある演劇評論家の先生が、

**ホールああ、軽く十年は行ってないなぁ

と言い出して、驚いたことがあります

その**ホールは、若手の劇団がよく使う劇場で

そこへ10年行っていないということは若手劇団の公演は、全然観ていないと、宣言しているようなもので

演劇評論家としてはどうなんだろうかと

同じ様な例で某漫画評論家の先生が、ネット上でここ10年の漫画は、まともに読んでいないと書いていて、驚いたことがあります

その先生は講師として、学校で漫画家になりたい学生に授業をやってらっしゃる方なんですけれど

最近10年の漫画をちゃんと読んでないのに漫画家志望の子を教えられるのでしょうか

というか読むのは仕事でしょう漫画評論家なんだから

ただ、本当に怖いのは

どちらの先生も堂々と胸を張って、10年していないと宣言していることで

それが威張れることだと思っていらっしゃるみたいなのが理解不能というか

そもそも、そんなこと、わざわざ世間に言わなくてもいいじゃないかと

でも、そういう人いるんですよね

言わなくていいことを威張って言う人って

687.3姉妹セックス・サーキュレーション (その2)

ひぃうっ

オレはまず、夜見子の内股を触る

処女喪失したばかりの女性器は、まだ痛むだろう

指に力を込めずさわさわと撫でるように触る

ホントですわヨミが自分で触るより気持ちいいです

ああ、これからは毎日触ってやるからな

はいお願いします、ふぅぅッ

女陰の表面をススッとタッチする

こそばゆいですでも、ゾクゾクしますわ

ぽたりぽたりまた、愛液が染み出している

オレは、指先を夜見子の温かな露で湿らせると割れ目に沿って、ククッと指を上下させる

可愛く啼く夜見子

オレはそのまま、夜見子の乳首をペロリと舐めた

うん良い感じにシコッている

しかし、このロリ巨乳はプニプニとした弾力が素晴らしい

顔を夜見子の胸に埋めてペロペロと舌を這わせる

そんなヨミの胸で、遊ばないで

気持ち良くないのか

うーっ気、気持ち良いですわ

じゃあ、言うべき言葉が違うだろ

夜見子は

もっともっと、遊んで下さい先生の舌でヨミのおっぱいで遊んで

ああ思いっきり、遊んでやる

オレは、夜見子の乳首を啜る舌先でククッと刺激してやった

ああんんっビクッとなっちゃいますヨミの身体が熱いのお腹の奥に火が点いているみたい

手を繋ぎ合った、3人姉妹のトライアングルに美智たちが、どんどん気を注ぎ込んでいる

激流となって循環する熱い気に夜見子の魂も、燃え上がろうとしている

しかしヨミは本当に、良い身体をしているな

オレは、右手で夜見子の股間左手でおっぱいを責めながら、言った

ヨミの身体良い

ああ柔らかくて、温かくて肌も綺麗だし、ぷにぷにしているもち肌って言うのかな触り心地がいいよ

ロリ巨乳を褒めると、美智が気落ちするかもしれないので

オレは、夜見子の肌触りの良さを強調した

肌触りの良さなら、美智の色白の肌も素晴らしいし

先生ヨミの身体が好きなの

14歳の巨乳美少女がオレを見上げる

ああ、気に入っているよ

そう気に入ってもらえて嬉しいです、先生

じゃあ、ヨミのことずっとずっと、可愛がる

ああ、可愛がる大切にするよ

ヨミと、またセックスしたい

ああ、するよていうか、オレがしたくなったら、いつでもさせろヨミが、したくなったらオレに言えいいな

ヨミはセックスしたくなるかな

ああ夜見子は

セックスのことが、まだよく判っていないから

オナニーするぐらい性欲はあるのにそれが、セックスに通じるものだとは理解していない

なるよきっと

うん、まだ判らないけれど先生を信じる

夜見子の大きな眼が、オレを見つめている

それでね先生

ホントに先生ヨミの赤ちゃん、欲しいヨミに産ませたい

産ませるよ当たり前だろ

オレは夜見子の柔らかなお腹を、手の平で撫でる

ここにオレの赤ちゃんができるんだぞ

そうなんだうん

夜見子は覚悟を決めたらしい

じゃあ、産むよ3人だっけ

そうだ、3人産ませるからな名前を考えておけよああ、ただしツキとヨミの付く名前はダメだ

ヨミはもう、鷹倉神社の巫女とは関係の無い子になるんだから

夜見子の子には巫女の運命は継がせない

うんそうだねヨミ生まれてからずっと、ヨミはお母様の次の巫女になるんだって思ってたけれど違ってたみたい

夜見子の瞳に、また涙が溜まる

うん違うヨミは巫女じゃないヨミは先生の妊娠奴隷だヨミは、先生の妊娠奴隷になるために生まれてきたんだよ

夜見子の瞳から溢れそうになった涙をオレは唇で吸い取った

しょっぱくて、苦い

ホントはねヨミ、ずっと判ってたんだヨミには大した力が無いこと月子お姉様には、全然、勝てないってことでも、負けているのを認めたくなかったからヨミが巫女にならなかったら、神社から捨てられちゃうって思ってたからだから

月子が、ギュッと妹の手を強く握りしめる

だから、ヨミずっと、月子お姉様に酷いことばかりしてたのごめんなさいお姉様

いいのよわたくしも、夜見子の気持ちを判ってあげられなくてごめんなさい

お姉様ぁぁっ

夜見子の心が高ぶっている

ヨミまた、お前の中に入るぞ

うん先生入って入って下さい痛くしてもいいからぁぁ

夜見子はすっかり、犯され慣れてきている

自ら大きく足を開いてオレの侵入を待つ

オレは、亀頭の先を熱く濡れた秘部にグリグリと擦り付ける

あああっ、ゾクゾクするよぉぉっ

はいっどうぞ先生

むぬぬっ

さっき破られたばかりの女陰にオレは勃起ペニスを押し入れる

あぅぅっ

亀頭がさっきまで、処女膜のあった場所を越えていく

夜見子はきっと痛いはずだ

ヨミッ

だが、オレは本能のままに、さらに夜見子の膣奥へと突き進む

うううっあああっ

12歳のルナよりも、14歳の夜見子の方が痛みが激しそうだ

姉妹でも膣の中は違うんだな

体温が違う、膣壁の感触が違う、深さと角度が違う

オレのペニスを締め付けるポイントも

でも、この膣も気持ちいい

愛液は、夜見子の方がネットリとオレに絡みついてくる感じがする

もっとも膣内に残っている、オレの精液の影響もあるのかもしれない

さっき、夜見子には2度連続で、たっぷり中出し射精しているし

動くぞヨミ

何でも先生のしたいことをしてっ

オレは、両手で夜見子の巨乳を揉みしだきながら

ゆっくりと腰を動かし始める

ぷっちゃ、ぷっちゃ、ぴっちゃ

汁気の多い膣はピストン運動する度に、大きく水音を立てた

ああん恥ずかしいです

羞じらう夜見子は可愛い

ご主人様、リズムを

みんなと同じ呼吸のリズムだ

吸う、吸う、吐く

そのリズムに合わせて

はっ、あっ、あーっはっ、あっ、あーっ

痛いのか、ヨミ

いいの先生の好きにヨミを、メチャクチャにしてぇぇ

あっ、あっ、あうううっあっ、あっ、あぅぅ

3拍子のリズムで夜見子の小さな身体が揺れる

大きなおっぱいが、ぷるんぷるんと踊る

あっ、あっ、熱いあっ、あっ、熱いのぉぉ

夜見子の肌は、真っ赤に上気しびっしょり汗をかいている

愛液と汗と涙と夜見子は、水分が多い

あっ、あっ、うーっあっ、あっ、ううっ変なのっ変ですの夜見子の中から何かが出て来るぅぅっ

黒いものが黒いものがあああっ

こんなのはルナとのセックスでは、起こらなかったぞ

内面の力が、解放されそうなのネ

今まで、修行してきてヨミコは、ある程度の力をプールできるようになっていたから

そうか12歳で末の妹だったルナ、自分は巫女は継げないと思っていたから、大した修行はしてきていない

しかし、夜見子は自分が次の巫女だと思っていたから、きちんと修行を重ねていた

強い気の循環が、ヨミコを浄化しているノネ心をピュアにしているネ

だから今の夜見子は、こんなにも素直だ

ただの裸の14歳の少女に、戻っている

そこからDarlingのセックスが、ヨミコの力を絞り出しているノネ

セックスで力を絞り出す

ヨミそのお前の中に溜まっているものを外に流し出すんだ

それは夜見子の中のヨミの巫女の力

流し出す

夜見子は意味が判らないらしい

わたくしの方に

月子が、夜見子に叫んだ

ギュッと、夜見子と繋いだ手に力を込める

そうだ、繋いだ手を通して月子の方へ

ほら、オレが押し入れる度に、ヨミから絞り出されていくそういうイメージだよっ

オレは、ちょっと強めに腰を打ち込んだ

ぐっ、ぐっ、ぐぐーっ

あっ、あっ、ああーんっ

夜見子の子宮口を突くたびに黒い力が、気の循環流の中に溶け出すイメージだ

あっ、あっ、ああーっあっ、あっ、ああーっ

そうだ、もっと大きな声で啼けっヨミっ

あっ、あっ、ああーっあっ、あっ、ああーんっ

さっきより強めに夜見子を犯す

夜見子の乳房がダイナミックにうねり、汗が飛び散る

ああっ、黒いのが黒いのがヨミの中から、現れる出て来るよぉぉぉっ

流れが強くなります皆様、頑張って下さい

美智が気を送り込んでくれている全ての女たちに告げる

な、何これヨミの中にこんな大きなものが

オレにも感じられた

心に掛けられていた全て覆いを気の激流に洗い流された夜見子

何だこの、とてつもなく大きな黒い山は

先生、先生あのね

夜見子の切なそうな眼がオレを見上げている

ヨミねヨミずっと、寂しかったの

ヨミはお父様の本当の子だからヨミが、巫女にならないとお父様が、可哀想だからだから、ヨミは、ずっと月子お姉様やルナと仲良くできなかったの

夜見子お前

だから、ヨミはヨミは

人を意のままに従わせるヨミの巫女の力

もしかしたら、それは

夜見子の心の中の寂しさから生じたものなのか

でもお父様もお母様も亡くなってしまったのよヨミたちを置いてだからだから、ヨミ

この子は、本当にまだ幼い少女なんだ

14歳の

いいから全部、吐き出せ吐き出していいんだぞ、ヨミ

オレは夜見子の眼を、ジッと見つめる

ヨミはヨミはヨミは寂しかったぁぁっ寂しかったのぉぉぉぉっ

オレは、夜見子の背中に手を廻してギュッと抱き締める

うん、そうか、ヨミそうだったんだなでも、大丈夫だ、もう大丈夫だぞ

もう、ヨミにはオレがいるからなオレたちがいるからなみんながいるからな1人じゃないんだ

今のヨミはオレだけじゃない、みんな繋がっているんた感じろみんなの輪を

そうだ今、夜見子は

両手を月子とルナが握っててくれるだろ

夜見子の姉妹が夜見子の両手を握っている

その手の上に、みすずたちが手を重ねてくれている美智たちが、気を送ってくれているんだぞ

そうだこの大きな気のトライアングル

ぐるぐると気が循環する大きな流れはみんなで作ったものだ

オレたちは繋がっている

先生とも繋がっています

夜見子が言った

ヨミのお腹の一番奥まで先生が入って来ている感じますヨミの中で、先生をああ、わたくし

その瞬間夜見子のセックスに対する認識が変わる

これは、オレに一方的に犯されているのではない

これは繋がっているんだオレと

ああ判るヨミはみんなと繋がってるだから

夜見子が微笑む

もう、寂しくないんだ

ご主人様、リズムを戻して下さい

うん崩れるネ

美智とイーディの忠告に、オレはハッとなり

再び、腰の動きをリズムをキープする

ぬっぷ、ぬっぷ、ぬぐぅぅっ

ぬっぷぬっぷ、ぬぐぅぅっ

あっヨミ弾けちゃうかも

夜見子が、オレたちに対して張っていた最後の心の防御が、崩れ出す

そうなれば夜見子はもう、オレたちを拒絶できない

受け入れる

ただただ、オレたちを受け入れる

先生ヨミ、気持ちいいよぉぉぉぉっ

肉体の傷、破瓜の痛みを消し飛ばして

夜見子の心が、解放されるぬぬぬぬ

出ちゃう、出ちゃう、全部出ちゃうぅぅ

夜見子の心の中の黒いもの巫女の力が解放される

来るヨっ

気の循環流の中に力がどっと流れ込むッッ

ひぃやぁぁっっっっ

ぷしゃぁぁっっっ

夜見子は、胎内にオレを収めたまま激しく失禁した

ひぃやっ、ひぃやっ、くぅぅ

夜見子の身体が、ビクビクと痙攣している

大丈夫か、ヨミ

うんだ、大丈夫ぅぅ

全然、大丈夫では無い

まだ、じょろじょろと失禁は続いている

ご主人様月子様に移動して下さい

夜見子様からの力が循環流に乗っていますこのまま月子様に

そうか、夜見子から引き出した力を、月子に流し込まなければ

ヨミの力とツキの力との融合はできない

月子様の中で射精して下さいそれと同時に、心月を放ちます

早くしてネみんな、保たなくなるヨ

イーディが叫んだ

確かに、みんなの顔に疲労が見える

気の送入と、循環流のキープに体力を消耗しているんだ

特に、年の若いアニエスやルナの疲労が濃い

判ったヨミ、一度離れるぞ

う、うん先生くうっ

オレは、夜見子の中からペニスを、ぬぷっと引き抜く

狭い膣だぴっちりとペニスを咥え込んでいたから、ピュピュッと愛液の滴を辺りに飛び散る

大丈夫ネ夜見子の中から、どんどん力が流れ出しているネ

夜見子の手に自分の手を重ねているイーディが確認している

オレのペニスを抜いても夜見子の力は、循環流の中にどんどん放出されているらしい

急がないと循環流に、夜見子の力が溜まっていってしまう

この力は月子に、吸収させないと

月子、いくぞ

はい、覚悟はできております

月子は大きく足を開く

すっかり、そこは潤っていた

妹たちの性感のバイブレーションも繋いだ手を通して、感じ取っていたんだろう

よし、これなら

オレは、月子に挿入する準備をする

ズブリッっと月子の中に、押し入れる

ああ、中もすっかり、トロトロになっている

やはり17歳の肉体はセックスに適して、充分に発育している

ルナや夜見子に押し込んだ時のような、無理矢理さがない

ぬっ、ぬっ、ぐぐーっ

さっきと同じ、リズムで腰を振る

ああ、月子の中は夜見子たちよりも、少し体温が低いな

でも、安定感がある

月子の長身でバランスの良い肉体が、オレのペニスを全身でキャッチしてくれる

年上のお姉さんの健康的な裸体

この肉体も良い

月子、月子、月子ぉぉぉっ

ああぐっ、ああぐっ、あああんっっっ

激しく喘ぐ月子

月子の胸が、リズミカルに揺れる

オレは、その乳房を掴み乳首をこねくり回す

ああうっ、ああうっ、ああああーんっっ

イチ、ニッ、サーンッ

浅く、浅く、深く月子を抉る

月子様循環している気と、夜見子様の力を受け入れて下さい

水が高いところから低いところに流れるようにその様なイメージで循環している流れを、月子様の内側へ導いて下さい

導入ラインが安定すればいいや、安定しなくても心月で、送り込みます

心月の爆発力で一気に、月子に全てを流し込むのか

ああっ、ああっ、ああーっああっ、ああっ、ああーっわ、判り判りました

オレに激しく突き込まれながら、月子は承諾する

月子怖くないから心を開いてくれ気と力が、流れ込む道を作るんだ

オレの言葉に月子は、答える

お兄ちゃん早く、アニエスちゃんが保たない

無理しなくていいのよアニエスちゃんは、みんなから離れなさい

瑠璃子が、アニエスにそう言うが

平気ですの頑張れ頑張れはっ、はっ、ふぅはっ、はっ、ふぅ

アニエスは気を送り込む呼吸を止めない

アニエスボクも、頑張るよっ

そんなアニエスを見てルナも、奮い立つ

旦那様お早く

でも、腰の動きを加速できない

同じリズムのまま射精まで、高めるのはなかなか難しい

ご主人様、早く射精して下さい

早く、出すのネ

そう言われても

出して早く、月子お姉様の中に出して先生

判る判るのこのままだと、破裂しちゃうわ

夜見子の中から、大量の力がどんどん引きずり出されていく

こんなの全て気の循環流に溜めておくことは無理だ

はうっはうっあうぅぅっ

浅く、浅く、深くの三拍子だったリズムを

深く、深く、もっと深くの三拍子に変える

月子のおっぱいを、ギュッと握りつぶすようにして

月子ゴメンちょっとだけ、我慢してくれ

はい覚悟は、できております

その言葉に違和感を感じた

そうだ、さっきも月子は

準備できておりますではなく

覚悟できておりますと、答えていた

違う、違うぞ、月子

オレは、慌てて叫ぶ

お前ただ諦めているだけなんだろまだ、長女の自分が、1人でこの運命を受け止めないといけないって考えているんだろ

それじゃあ、ダメなんだそれは、それで心を閉ざしているだけじゃないかっ

そうだこのままじゃ、マズイ

このまま、月子に気や力を流し込んでも月子はそれを、諦めの心で受け止めるのだろうけどそれじゃあ、月子の心は閉じたまんまだ月子の内面の力は、解放されないぞ

わたくしの内面の力

そうだよ仕方ないから、こうするこうなるしかないっていうんじゃなくって月子は、どうしたいんだ月子はどうなりたいんだ

わたくしは夜見子とルナが幸せなら、自分はどうなってもいいんです

オレの心だ

そんなんじゃ、ダメだってっ月子も月子も幸せになるんだっ

でもわたくしは誰かが犠牲にならないと

オレたちは夜見子もルナも、みんな月子も、一緒に幸せになってくれないと幸せになれないんだよっ

そうかそういうことか

オレはオレが犠牲になればいいと思っていた

みんなのために

でも、それじゃあダメなんだ

月子が、オレを見上げている

月子の顔の上に、ぽたりぽたりと涙の滴が落ちた

オレ泣いているのか

月子とセックスしながら泣いている

オレオレは、オレ自身も幸せになるように努力する努力するからさ月子も、そうしてくれ

うんそうやってみんなで、幸せになろうよ

でもわたくしはわたくしは、幸せになってはいけない運命の女ですわ

そんなことは無い人間はみんな、幸せになるために生まれてくるんだどんなに不幸でも、幸せになるための努力は続けないといけないんだ

そうだそうなんだ

月子はオレの心を見たんだろう

さっきのセックスで

オレの夢見る理想の世界に幸せな月子も居て欲しいだから、オレも自分もそこに居られるように努力するよだから

オレと一緒に生きて欲しい月子

月子の心が揺れている

ああ黒森様の涙が、わたくしの頑な心を溶かしていきます

月子、月子、月子

わたくしも、ずっと寂しかったよぉぉぉっ

月子の大きな瞳からも、涙が零れる

ずっと一緒だ一緒だ、月子

月子の心が開く開く開く

ああ、大きく水門が開かれ一気に、大量の水が流れ込む

オレも月子の中に吸い込まれるぅぅ

ああ、イキそうだ出すよ、出すよ月子ぉぉ

はい、出してぇぇわたくしの中で弾けて下さいっ

出るぞッ

月子の胎内に噴き出すぅぅッッ

美智とイーディは、完全にオレの性感をフォローしていた

イクぅぅッッッ

HAWOOOOOOOOOO

熱いぃぃぃぃぃッッ

月子が膣奥に灼熱を感じた途端に

循環流に溜められていた全ての気と力が一気に

きゃあああああああああっっっ

オレたちの心が一つに溶け合う

ラノベのイラストの力というかキャラ絵が存在していることの素晴らしさ

撫子ちゃんが、あのキャラ絵でなく例えば、アニメ版悪の華だったら

いやいや想像しないとおこう

でも、作品世界で可愛い子ということになっている子がビジュアルで本当に可愛いというのは、とても良いことだと思います

昔、美女と野獣の子供向けの舞台キレイちゃんとケダモノというのを観たことがありますが

君は誰なんだい

私はキレイちゃんて、呼ばれています

のキレイちゃんが、綺麗な女優さんで無かった時の衝撃は

他にも別のお芝居で

何て、美しい人なんだ

と、劇中に言われる女優さんが、綺麗じゃなかったので

あれって、どういうキャスティングでああなったの

と、そこの現場のスタッフさんに聞いたら

あれは座長の奥さんなんだよ

688.精神世界/超巫女の誕生

ああ、見える

ああ、判る

今、オレとセックスしている月子だけでなく

気の循環トライアングルを通して

ルナと夜見子も

鷹倉3姉妹をサポートしてくれているみすずたちや

強い気を送ってくれている美智とイーディまで

みんな溶け合っている

みんな裸だ

心も身体も、全てさらけだして

くぅぅんッッ

内側から外に放出する力夜見子のヨミの巫女の力が、白く輝く光となって噴出している

後は、この膨大な噴流を外から内側に吸収する力月子がツキの巫女の力で、受け止めれば

ツキとヨミの2つの巫女の力が融合するはずだ

きゃううううんッッ

月子も放出している

わたくし、わたくし、わたくしああああーっ

月子は今の今まで、心を閉ざしていたから

月子の内側に溜め込まれていたものが、洪水のようにドッと溢れ出しているんだ

あああ、わたくしぃぃぃ

さっきの1度目のセックスの時は

ツキの巫女の力が始動した月子はオレの心の全てを読んだ

一方的に、月子がオレの心の中を

オレの方は月子の心の壁に防がれていた

それが今

心の扉が開いたところで心月の気の爆発を受けたから

月子の心に秘められていたものが、全て飛び出して来ているのか

ああ見える

幼い日の月子が

仲裁の儀のために自分の母親が、ヤクザに犯された日の

くっくっく、月子ちゃんも、こうやって生まれたんだよ

いやらしく笑うヤクザの言葉

そんでいずれは、月子ちゃんも、オジサンたちとこういうことをするんだ

月子は見ていた

見せられていた

(妹には、こんなことをさせたくないわたくしがわたくしが巫女にならないと)

幼児の月子が心の中で、決意している

これが月子の1つめのトラウマ

おうお前か、わしの娘っちゅうのは

また別の親分らしいヤクザがジロジロといやらしい眼で、先ほどよりも少しだけ成長している月子を見ている

わしの娘にしては、えらくベッピンやなやっぱり、わしの蒔いた種より畑が良かったのかのなあ、神主はん

ああ月子の両親、鷹倉神社の神主と巫女の姿も見える

巫女は赤ん坊を抱いている

これが夜見子

ルナはまだ生まれていない頃のことか

(お父様のいらっしゃる前で何て酷いことをこの人は)

あの頃の巫女さんは、まだ高校生ぐらいやったかのうなかなかエエ身体やったわつーか、今だって器量は衰えてませんわなあんたと、また子作りするためにヤンチャな抗争の一つでも起こしましょうかのぐっふっふ

ヤクザは下品に笑う

この男が月子の本当の父親だとしたらおそらく、関西雷神鳳会の大鳥総裁か

十数年前の

もっとも、巫女さんとスケベできるのはいいがあの、心の中を覗き込まれる感覚っちゅうのは、もうカンベンして欲しいわな

それが、鷹倉神社の巫女との交わりですから

神主が、俯いて言う

するってぇと神主さんは、毎晩、巫女さんとオメコするたんびに心の中を読まてるちゅうことですかの

それは、なかなか難儀ですのぐわっはっは

(早く帰ってあたしたちの神社から、いなくなって)

ところで神主さん実はねいや、何わしはまだ、自分の娘とはスケベした経験が無かったんですわですが、男と生まれたからは、機会があれば一度はやってみたいとこういうのは、男のロマンでっしゃろせやから

いや、もちろん、今すぐっていうことじゃないですわわしはミナミの兄貴みたいなロリータ趣味は無いですからのこの子の胸が、それなりにボイーンとなった頃を見計らって

月子は、わたくしの次の巫女でございます

月子の母が、大鳥総裁に告げる

巫女の身体は鷹倉神社を信奉して下さる皆様のものです誠に申し訳ございませんが

そういうオモテ向きの話は、どうでもいいんですわワシは知ってますぜあんただって、巫女を継ぐまでは、色んな男に身体を売って来たじゃないでっか男と寝るのが巫女の修行なんだそうですな

ニタニタと笑う大鳥総裁

せっかくの修行なら、実の父親である、このわしも協力したいと思っているんですわ

何て男だ

確かちゃんとした巫女になるまでは、あのわしの心を覗き込んでくる、あのビリビリとした力は出ないって話でしたがね

(あたしこんな人に)

月子の脳裏に犯されている母親の光景が映る

(あんなことをされて赤ちゃんができちゃうそんなのは、嫌ぁ)

幼女の月子が、恐怖に震える

その情報は間違いです

巫女は、張り詰めた声で言った

なんやと何が間違いだって言うんや

大鳥総裁はギロッと巫女を睨んだ

月子にもすでに巫女の力は宿っています今はまだ小さな力ですがこの力を育てるためにこの子も、毎日修行しておりますから

娘を守るために母は、ヤクザの親分と対峙する

それに実の父親と巫女の交合は、以前に実例があります普通の殿方との交合よりも、心の奥底まで入り込むことになり酷い後遺症が残ったと

は、はいボクも、神社の古い記録で読んだことがあります確か、廃人寸前になったとあの、明治時代の記録ですが

巫女と神主両親揃って、大鳥総裁に月子とのセックスを諦めさせようと、説得する

そうでっかそれは、残念ですのぉ

大鳥総裁は不快な感情を露わにする

そいつは本当に残念じゃのぉ

ジロリと、月子を見下ろす

(月子巫女にならないと巫女の力を手に入れないとこんな人に酷いことをされちゃう)

これが、月子の2つめのトラウマ

次の巫女を継ぐのは、わたくしですわそうでないとお父様が可哀想ですもの

それは、夜見子が自分たちの出生を知ってしまった夜

自分だけが、神主である父親の本当の娘だと知った

夜見子は小学校の高学年だ

心配そうにこちらを見ている幼いルナも見える

(誰が、夜見子に話したのああさっき、拝殿に大鳥総裁がいらしていた)

あの男がまた余計なことを言ったのだと気付く

いいですわね月子

その夜は夜見子が、月子を姉と呼ばなくなった日でもあった

伝統ある鷹倉神社の巫女はわたくしが守りますお父様の娘の夜見子が

夜見子のショックも判る

(夜見子は巫女の本当の姿を知らないお母様の美しい姿しかしらないだから)

多くのヤクザたちから信奉を集め

巫女装束で、神楽舞を舞う美しい母親

最近は、すでにほとんど拝殿から外に出なくなっている

夜見子やルナには、穏やかに優しく微笑んでいるけれど

母の心が、少しずつ蝕まれていることは年長の月子には判っていた

月子には絶対に巫女は継がせないわだって、月子はあんなオジサンの娘なんじゃないっ

やはり大鳥総裁が、喋ったんだ

そうですわね夜見子様

気が付くとそう答えていた

(あたしはあの人のあんな人の娘なんだ)

そしてルナのこともルナ様と呼ぶようになる

それが月子の3つめのトラウマ

夜見子が叫ぶ

ヨミ、月子お姉様の気持ちが全然判っていなかったの本当に、ゴメンなさい

その言葉が月子の心の中の最後のトラウマを蘇らせる

それは和紙に毛筆で書かれた、母の文字

お父様も、連れて行ってしまうことを許して下さい

月子たちの母親は自分と夫が、殺されることを知っていた

いやそうなんだ

巫女の力は、人の心を読む

セックスで心の奥底まで通じなくても殺意の様な強い感情を、感じ取れないはずがない

(どうしよう、こんなの妹たちには見せられない)

月子は、慌ててその和紙の手紙を畳んで、ポケットに隠す

(どうしよう、どうしよう、どうしよう)

父親が今日、母と一緒に一番仕立ての良いスーツを着て出掛けたことを思い出す

(お母様の付き添いで病院に行くのにあんなスーツを着て行くなんて)

もしかしたら夫の神主も

知っていたのか命を狙われていることに

(そしたら、これは心中お母様の心の状態が良くないことは判っていたわでも)

娘たちを残して夫婦だけでなんて

(間違いよこんなのそうだとにかく、お母様たちを追い掛けよう)

月子は慌てて、自分も病院へ向かおうとする

月子お姉様、大変お父様とお母様が

ルナが飛び込んで来た

今、病院からピストルで撃たれたって

それが月子の最後のトラウマ

(何で、こんなことになぜ)

月子の記憶が閉じ込めてあった強い感情が、放出されている

本来なら、気の循環トライアングルの流れに蓄えられた力は全て、月子に吸収されるはずだったのに

その月子から、大きな噴流が循環流に注ぎ込まれる

今でも、ギリギリで保っているのに

これ以上、激しい気の激流をキープし続けることは難しい

嘘お父様とお母様がボクたちを見捨てて死んじゃったなんて

両親の死のショックがルナを直撃する

そんなのそんなのないよボク

ホントにマズいぞ

循環トライアングルの一角であるルナが脱落したら

溜め込まれた気と力が、暴発する

ごめんなさい、月子お姉様ヨミがヨミが悪かったのよヨミのせいで、月子お姉様は

夜見子も姉が背負っていたものを感じて罪の意識に震えている

わたくしはわたくしは

月子の心は積み重ねられたトラウマに、潰れそうになっている

いいかげんにしろぉぉ、お前たち

オレは強い気で、叫んだ

自分たちのことばっか見ているんじゃねぇぇぇ

このままでは心の内側に、潰れてしまう

開いた心が、また閉じてしまう

オレたちの心も見やがれぇぇっっ

こっちを見ろ

オレたちを見ろ

そして、お前たちが独りぼっちじゃないことに、気付け

そうだよっあたしだってぇぇぇ

マナが、自分の心をオレたちに見せる

好き放題やって、悶死させられた父親

マナを見捨てた母と祖父

あんたたちだけが、ツライとか思わないでよねっ

わたくしも父をなくしています

瑠璃子の心

父親がミス・コーデリアに蹴り殺される画像を、瑠璃子は観ていた

ああ、瑠璃子こんな風に感じていたんだ

父親の葬儀前後の瑠璃子の心の落ち込みようは酷かった

辛かったんだなゴメン、瑠璃子

そんな瑠璃子をオレは

いいえ、お兄様一番、辛い時にお兄様が居て下さったから瑠璃子は、耐えられたのですわ

瑠璃子が本心からそう言っていることが伝わって来る

オレにみんなに

わたくしも母に捨てられた娘です

美智の心

ああ、平然としているけれど母親が男と失踪したことは、美智にとって大きなトラウマになっているんだ

ご主人様に後で、頭をたっぷり撫で撫でしていただきますそれで、美智は元気になります

美智の心がそう言っている

アタシも独りぼっちネ

故郷の暗殺教団を追われたイーディが言う

デモ、もう平気ヨアタシには、Darlingがいるネみんながいるネここに、アタシの家族があるノネ

ニヤリと笑うイーディ

だからアタシは、守るネFamilyを守るのが、アタシの今の仕事なのネ

今のイーディには迷いが無い

お父様とお母様って、何ですの

アニエスにはパパと真緒ちゃんとお姉ちゃんたちはいますの後は判りませんですの

地下室に閉じ込められて育てられたアニエスは両親の愛情を知らない

昔はとっても、寂しかったですのでも、今は平気アニエスには、みんながいますからそれでも、胸がキュンとなって寂しくなったらパパにセックスしてもらいますのそしたら、寂しいことも怖いことも、全部なくなりますの

アニエスが、ルナに言う

ルナももう、寂しくはないですのだって、ルナには、アニエスがいますのみんながいますのどうしても、寂しくなったら、アニエスと一緒にパパとセックスすればいいですのアニエスがちゃんと教えてあげますのだから

アニエスがニコッと微笑む

ルナ頑張れ頑張れっ

ルナの心が穏やかになっていく

夜見子さんもだよつーか、あたしもお兄ちゃんの真似して、ヨミって呼ぶ

ヨミはまだ14歳でしょあたしと一緒いいんだよ、いっぱい間違えたり、失敗したりして

あったり前でしょうがっで、みんなに迷惑掛けたなって思ったらごめんなさいって全裸で土下座すればいいんだよちゃんと心から謝れば、みんな許してくれるよ家族なんだから

マナはお兄ちゃんのセックス奴隷で、ヨミは妊娠奴隷これって、我が家のルールでは家族ってことなんだよそうだよね、お兄ちゃん

ああ、ヨミはもうオレたちの身内だ

お互いの心が通じているから嘘無く伝わる

オレが本気で、そう思っていることが

ありがとうありがとう

瞳と同時に夜見子の心も濡れていく

月子さんもです今まで大変でしたのねでも、もう平気ですわ

みすずが月子に言った

もう、1人で背負う必要は無いんですあたしたちが居ますから

みすずで結構ですわあたしも月子って呼びます

月子、ヨミ、ルナ全部、ブッ壊すぞ

お前たちを縛ってきたものを全部、ブッ壊す

しかし、鷹倉神社の巫女の伝統は

月子がそう言うが

元に戻すんですよヤクザさんたちとの変なしがらみで、おかしくなった今の巫女でなく皆さんのご先祖様たちが、夢見た理想の巫女に

本当にそんなことができるのでしょうか

月子には、まだ迷いがある

できるじゃないやるんだそうでないと月子もヨミもルナもいや、みんなの子供たちだって、永遠に縛られたままだぞ

こんな下らない運命に

できますわわたくしたちとお兄様が一緒です

わたくしたちにだってできたことですわたくしも、お兄様に運命から救っていただいた1人ですから

そうですですから、月子様力を解放して下さい

ウンそろそろ限界ネ

はち切れそうな気の循環流を支えていたのは、美智とイーディか

腹を括れよ月子

ヨミも頑張って

ルナ頑張れ、頑張れ

ああ、皆さんの温かさがわたくしの心を溶かしていきますわ

そして月子が

力を解放しようとする

ま、待ってボクも

ボクの中で何かが動き出しているんだよ

ルナいつもの修行を思い出してわたくしたちは、ウンの音を

はい月子お姉様

夜見子はアの音よ

ウンとア阿吽

参りますオゥー

オゥー

アー

姉妹の声が綺麗に重なる

トライアングルが、固定されました

流れが変わったネ

美智とイーディが、報告する

3人の身体を循環していた気と力が

吸収されていく

夜見子からはヨミの力が、太く放出され

その力は他の流れと共に

ルナに吸収されていく

姉妹たちだけで流れが保たれています

限界ネアタシたちのリンクを切るヨ

いや、ちょっと待って

まだだ、美智、イーディ

もう遅いネ

ハッと、我に返る

オレは月子の裸身に、繋がったままだ

ペニスの中に残っていた、最後の精液を射精する

射精と同時の心月発動からずいぶん時間が経ったと思っていたけれど

現実にはほんの数秒しか経っていない

心の繋がっている世界では時間の進み具合が早いのか

オレは、最後の一滴まで出し切るとぐったりと月子の上に脱力した

本当に、可愛らしいですわ

月子がオレを見ている

みなさんが、お心の中で黒森様が、精を出されている時のお顔が可愛らしいとおっしゃっていましたが本当ですわね

黒森様は、やめてくれよ

ここまでお互いの心を晒し合ったんだ

いまさら、黒森様も無いだろう

なんとお呼び致しましょう

それは自分で考えてくれ

オレはすっかり、くたびれきっていた

連続でセックスし過ぎた

はい、ではみなさんと相談して決めますわ

ああ人間関係のバランスについても、みんなの心を読んで判ってくれているんだな

それより力は、巫女の力はどうなった

オレの問いにルナが答えた

全てはここに兄さん

水が高いところから、低いところに流れるように気と力の濁流は、全てボクの中に注がれたよ兄さん

ご先祖様たちの夢、巫女の力の融合はルナによって完成されましたわ

昔エースを狙えのアニメの試合シーンの音声だけを録音して

ハァ、ハァという呼吸を聞いて、興奮するというのが

いや、私の発明でなくアウトに載ってたんです月刊の

アニメの新・エースを狙えは、エースを狙えの続編でなく

なぜか、もう一度頭からのリメイクでしたが

旧作では、1人だけピンクのテニスウェアを着ていたお蝶婦人が

新では、他の部員と同じウェアでした

規則が、厳しくなったんだなと子供の頃、納得していました

兄がエースを狙えのお蝶婦人/竜崎レイカと

闘将ダイモスの竜崎カズヤは、兄妹だと言っていたので

ずっと信じていましたジャスティーン

689.狂乱の後に

あの全ての気と力を吸い込んだって

大丈夫なのかルナ

オレの問いにルナは

うーんと、あんまり大丈夫じゃないかも

身体がポッポしているよ心臓が、バクバクしている

確かに、顔は真っ赤だし

たらたらと全身から、汗を流している

だから少し、お姉様たちに返すねっ

確かに、ルナと夜見子と月子は、まだ手を繋ぎ合ったままだけど

2人の姉が、ビクッと震える

オレのペニスを受け入れている月子の膣が、キュキュっと締まった

尿道に残っていた精液までが、吸い出される

月子抜くよ

このまま、いつまでも繋がっているわけにもいかない

オレは、月子の中からズルッとペニスを引き抜く

散々、射精したからしんなりとしている

さすがに、疲れた

月子の中から、オレの精液がトロトロと零れてきた

さすがに、いつもの量は無いな

まだ少し出血しているらしい白い精液に、血が混じっていた

また可愛がって下さいませ公様

公様

黒森公様、ですわよね

ええっと黒い森のメンバーとしては、そうなんだけれど

戸籍上の名は戸籍Aが、ミナホ姉さんの養弟の黒森良信で

戸籍Bが、寧の弟の黒森恵人

さらに、学校では吉田良信のままだし

今、閃きましたわたくしは、公様とお呼び致します

まあいいかその内に、説明しよう

黒森公だって、オレの名前の1つであることに間違いはないんだから

判った月子

オレは、月子の唇にキスをする

何だか、とっても清々しい気分です

月子は、キスを終えると爽やかな笑顔で、オレにそう言った

ええ、心がすっきりしていますわ

え、夜見子

うん、ボクもとっても晴れやかな気分だよ

ルナまでニコッと、オレに微笑んだ

3人姉妹は、まだ手を繋いだままだ

心が繋がったままなのか

あやっと、身体の火照りが静まってきたよ

そう言うルナ

みすずがタオルを持って来て汗だくのルナの身体を拭いてやっている

瑠璃子は、ぐったりとへたばっているアニエスを介抱していた

うん疲れ切っているだけで、心や身体には悪い影響が無さそうだな

メグお姉ちゃん、もし動けるんならみんなに冷たい飲み物を配るのを手伝ってよ

なんとか心月の衝撃から、復帰したらしい

あ判ったわ

メグが、立ち上がる

あははは見ているだけの、あたしが腰抜かしちゃったよ

見ると、カメラを持った寧が床に尻餅をついていた

心月の余波を食らったらしい

とにかく、マナとメグが冷たい飲み物を配り終わり

オレたちは、全員、一旦バスローブを羽織った

いっぱい汗をかいたから風呂に入らないといけないな

オレは、こんなに疲労感いっぱいで、ぐったりしているというのに

月子と夜見子とルナは元気いっぱいだ

特に、気と力の大半を受け止めたルナは眼が爛々と輝いている

すごい生命感を発している

で、今結局、どういう状況になっているんだオレに判る様に、説明してくれないか

オレは鷹倉3姉妹に尋ねた

まずは月子が口を開く

これは、きっとこれまでの、わたくしたちの修行のやり方が、間違っていたんだと思います

今までの修行

でも、月子たちがしてきた修行っていうのは巫女になるためのものだろ代々、神社に受け継がれてきたものなんじゃないのか

それは、そうなのですが

確かに、わたくしたちも、わたくしたちのお母様もその前の代の巫女も、同じように定められた修行を行ってきたのですが

でも間違っていたんだと思います

ルナが言った

間違っていたというかちゃんと、合理的に整理されていなかったんだと思いますわ

公様も、ご存じの通り現在のわたくしたちは、古代から鷹倉神社に居た古い巫女の伝統と、明治期に神社に合流した渡り巫女の伝統が、混在しています

その2つの系統の巫女の伝統その修行のあり方まで、ゴチャゴチャになったまま現代まで、誰も整理をしてきていなかったのだと思いますわ

しかも、その後にヤクザの人たちが絡んで来て、巫女に色々と注文を付けたからそれで、さらにゴチャゴチャになったんだと思います

3姉妹は、口々にそう言った

今、こうなってみて判ったことなのですがツキの巫女に生まれたら、ツキの巫女の修行をするとかヨミの巫女として生まれたから、ヨミの巫女の修行をするとか意味の無いことだったのですね

そうだよこんなのヤクザの人たちとの関係で、別れちゃっただけなんだよ

はい神主と巫女の間に生まれたから正統な血筋とかそんなことは、全然無かったんですわ

ルナと夜見子が、言葉を足す

ツキの巫女は、ヤクザと巫女の間に生まれた仲裁の子

渡り巫女の系統である人の心を読む引き付ける力を身に付ける修行をしていた

一方、ヨミの巫女は、神主と巫女の間に生まれた子

そもそもの鷹倉神社の巫女の人を従わせる押し出す力を身に付ける修行をしていた

ヤクザさんたちは、ツキの巫女の心を読む力だけが欲しかった人を従わせるというヨミの力は、ヤクザさんたちには使いづらいものだっただから両方の力を持っている巫女が誕生することは、嫌だったそういうことですか

それもあるのでしょうが明治期には、すでにヨミの巫女の力は、相当弱体化していましたから昨日までの夜見子の力すら、使えなくなっていたはずです

元々、鷹倉神社に居た巫女がオリジナルな力を失ったから渡り巫女を受け入れて、元々の力を復活させようという話だったんだっけ

しかし、おそらく元から神社に居た巫女たちは、渡り巫女の伝統や技術を受け入れることを拒絶したんですわ

鷹倉神社には、長い歴史がありましたし各地を漂泊する渡り巫女を下賤な人たちだと思ったのだと思います

下賤拒絶

だから、ツキの巫女とヨミの巫女2つの系列に別れたままになってしまって

これまで融合が適わなかったのは当時の巫女たちの意思によるものなのか

そこへヤクザの方々の介入が入ります仲介の儀は、元々、渡り巫女がやってきた仕事の延長ですヤクザさんたちを神社に連れて来たのも渡り巫女です

だから仲介の儀は、渡り巫女系統のツキの巫女だけがやっていたのか

そして仲介の子、ヤクザさんたちの血が混じった子は正統な神社の巫女であるヨミの巫女たちからは、汚い子とされて

ヤクザと巫女の間の子はツキの巫女に引き取られるしかなかったのか

だから、神主と巫女の間の正統な娘だけがヨミの巫女の力を受け継ぐようになったのです

2つの系統の巫女は対立していたのか

でも、これは明治の頃の話ですその頃は神社の巫女も、渡り巫女も、まだまだ、たくさん居たからだから、そんな対立が起きたんですわ

明治、大正、昭和と巫女の人数が少しずつ減ってついに神主と巫女の小家族しか残らなくなってしまっていてもどうしてだか、2つの巫女グループが対立していた頃のルールを厳格に守っていたのですわ

ヤクザの子はツキの巫女

神主の子はヨミの巫女

目的と手段が、入れ替わったのネ

もはや1家族で対立するグループも存在しないのに

かつてのルールを守り続けていた

バカらしいわ巫女の修行に、血なんて関係無かったのに

自分だけが神主の子であることにこだわっていた、夜見子が言う

こうやって、月子お姉様やルナと繋がってみてよく判るわわたくしたち、何も変わらないいえ、先生やみすず様たちの心とも繋がって、もっとよく判りましたわたくしたちは特別じゃない皆さんと、変わらないんだっていうことが

どういうことなんだ

オレには夜見子の言葉の意味が、よく判らない

Darlingは、血と環境どっちが大切だと思ウカ

イーディがオレに尋ねる

アーティストでも、アスリートでもいいネ一流の才能の持ち主だった人の子供が、同じ分野で一流の活躍をすることは、まあ、よくあることネ

うんそういうことは、あるな

親子揃ってピアニストとか、オリンピック代表とか

でも天才《ジーニアス》と呼ばれるような超一流の人間の子供が、同じ分野で超一流の仕事をすることはマレなのネ天才の子は、天才では無いヨほとんどの場合

金メダルを幾つも取る様なスーパー・チャンピオンの子が、父親と同じくらい活躍するしたとかあんまり聞かない

ていうか一流の才能を持っていた人の子供は、たいていは凡人ネそっちの方が、はるかに多いヨ

確かに親子2代で活躍している人の方が少ない

となるとDarling

イーディが、オレに微笑む

大切なのは、一流の親から継いだ血ナノカそれとも、親がその世界のスペシャリストだったから、整えられていた環境ナノカ

人によっては父親の血筋とか、遺伝子とか、親から受け継いだ才能というものがあると考える人がいるネ

つーか、そういうモンじゃないのか

でも、才能の開花なんてものは血統じゃなくその能力を成長させるのに適した環境が整っていたからこそという考えもあるネ

親子2代で活躍している人も

親から受け継いだ才能がどうのということでなく

親が、その世界に詳しいとか才能を育てるためのプロセスを良く知っているとか

環境のおかげということも、確かに考えられるよな

わたくしの祖父は、どんなものでも、一生懸命頑張れば、初段までは到達できると言っていました

確かに天賦の才というものは存在しますがそれが、意味を持つのは黒帯からだと

というか、才能のある人間なら、あっという間に黒帯まで行くネ

でも、普通の人でも黒帯までは、間違いなくいけるはずネ

オレのパンと同じだな

パンを手作りして、売るまでなら誰だってできる

毎日、パンのことばかり考えてパン工房で奮闘すれば

でもパン屋として生きていくなら、そこから上での闘いをしなくちゃいけないんだ

それがプロになるということ

ご主人様は、現在、工藤流古武術6級でいらっしゃいますからお判りだと思います今のまま、鍛錬を続ければちゃんと初段まではいけます確実にわたくしが、指導致しますから

そう言うわたくしはわたくしは、人様より多少は武術の才能があると自負していますそうでなくては、プロの警護人としては、生きられません

美智は強い

というか、武術だけでなく天才だと思う

頭だって、オレの百倍くらい良いし

しかし、この才能はわたくしが、工藤の家の血筋を継いでいるからだとは思いません父はあんな人ですし姉は警護人でなく武術競技者です

美智の姉は女子空手の高校チャンピオンだと聞いた

もっとも、美智には全然勝てなかったんだけれど

わたくしは、幸いにして幼少期から、祖父に工藤流古武術を教えていただくことができましたそして、幸いにしてわたくしには、工藤流古武術が合っていました血筋ではなくたまたま幸運が重なったから、現在のわたくしが居るのです

アタシも美智と同じネたまたま、暗殺教団に生まれて、グランマに暗殺術を習ったネ血筋じゃないヨたまたまラッキーだっただけネ

美智と同じくらいいや、もしかしたらそれ以上の天才児である、イーディがそう言う

この2人は、どちらもメチャクチャ頭が良いのに、瞬間的な感性で動く

というか、感じ取る力が鋭い

それも、物凄く頭の回転が速いからパッと理解して、パッと対処できるんだろうけれど

うーん、あたしはそれは、2人ともとっても才能が溢れまくっている子だからこその意見だと思うけどね

あたしは、親から子に引き継がれる才能っていうのも、存在はしていると思うよただギタリストの子供が、お父さんそっくりにギターを弾くっていうのとかは、違うと思うけれどそういうのは、単純にお父さんの技術を真似しているうちに、似てっちゃっただけだと思うし

そうですね歌舞伎の踊りなどもお父様の芸を引き継いでいるわけですし遺伝で、顔付きや体格が似れば、踊りそのものがそっくりに見えるのも当然ですものね

瑠璃子が、日舞を元にそんな意見を言う

わたくしたちの場合は

夜見子が話を戻す

お父様が神主と言ってもよくよく考えれば、そのお父様にも数代前にヤクザの血が入っているんです

神社の子に、他に男の子がいなければヤクザとの間の仲裁の子であっても神主になる

というより、わたくしたち巫女の血よりも、ヤクザの血の方が濃いんですわ

そう言って、夜見子は溜息を吐いた

前に、お祖父様がなさっていたお話ですが

オスマン・トルコ帝国の皇帝は正妻だけがトルコ人です皇帝のハーレムに居る女たちは、制度上は奴隷で当時の帝国の法律では、トルコ人を奴隷にすることはできませんでしただから、ハーレムの女たちは、みんな外国人です

あ、オレも聞いたことがあるぞ

そして、正妻である皇后よりも、寵姫であるハーレムの女たちの方が皇帝の子を産むケースが多いですから

トルコの皇帝は、代を重ねる度にトルコ人としての特徴を失っていくだっけ

はい、お兄様次々と、ハーレムの中の色々な外国人の女たちの血が混じっていきますからトルコの皇帝なのに、トルコ人らしい顔付きではなくなっていくんです

でも皇帝は、皇帝です血の濃さは、関係無いんです皇帝の玉座に居る者が、皇帝なんです

皆様は、鷹倉神社の巫女を引き継ぐお気持ちは、まだお有りですか

ルナが答えた

ボクがいえ、ボクと月子お姉様、夜見子お姉様3人が、巫女になりますでも、今まで通りの巫女ではありませんボクたちはツクヨミの巫女です

ツキの巫女とヨミの巫女の融合

ルナお前

兄さん結局、100年以上、グチャグチャにされてきたことがさっきのことで、綺麗に整頓されたんだと思うんだよ

さっきのこと

気の循環トライアングルと美智の心月

はいわたくしは、自分が知らなかったヨミの巫女の修行内容や、夜見子がこれまで培ってきた経験を受け取りました

わたくしも月子お姉様や、ルナが今までやってきたツキの巫女についての事柄を全て、受け取りましたわ

ボクは何もかもそしたらさ色んなことが、急に良く判ってきて

はいお父様やお母様あるいは、わたくしたちの修行を見て下さった清美叔母様が、かつておっしゃっていたことが思い起こされて

その時は、どうしてそんなことを言うのかその言葉に、どんな意味があるのか判らなかったことが

スルスルスルって、繋がってそれで、見えたんだよ

今、わたくしたちが話しました明治以降の巫女の問題が、全てハッと理解できたんです

月子お姉様が判ればボクにも伝わってきたし

ヨミにもですわ

3姉妹は言う

知の連鎖なんでしょうか

そうね3人の中で、お互いに足りないピースを補い合って全体像を見ることができたんでしょうね

そしたら何か気持ちが、すっきりしました

ヨミも

ボクもです

本当に3人とも憑き物が落ちた様な、晴れ晴れした顔をしている

そして不合理で、未整理なままだったツキの巫女とヨミの巫女についても、融合させることはできるんだなって判ったんです

ルナは言った

ヨミ今、すごく調子が良いです力がどんどん湧いて来る感じ

夜見子月子

巫女は、力を産み出すエンジンなのネ今まではエンジンに余計な抵抗がいっぱい付いていたから、POWERが出なかったそれが、今はシンプルになってストレートに力が出るようになったんだろうネ

イーディーが、そう分析する

それってでも

はい、公様今は、まだわたくしはツキの巫女の力

ヨミは、ヨミの巫女の力だけですわ

2人は、オレに微笑む

いずれは、きちんと修行して両方の力が使えるようになりますわそれが可能だということは、夜見子の心と繋がって、よく判りましたから

そしてヨミと月子お姉様の力をルナの中で融合させます

夜見子は、ルナを示す

ボクは力を産み出すエンジンとしては、まだ未熟みたいですでも、お姉様たちの力を受け止めることは、できそうです

ルナは言う

ツキコとヨミコが、ENERGYをチャージしてルナがプールするそういうコトネ

イーディが、解説してくれた

でもそんな大きな力を溜め込んで、ルナちゃんとコントロールできるのか

オレの問いに、ルナは

できるよというか今、できているからさ

コントロールの仕方は美智さんとイーディさんから、教えてもらったよさっきの溜めて溜めて、一気に放つあの感じだよね

心月は、気を溜めてから一気に放つ技だ

ルナは、心月から力を押さえ込む方法を覚えたのか

ヨミも何となく、判りましたわ

わたくしは済みません今も、公様のお心の中丸見えになっていますわ

いや、それは別にいいんだけれど

驚く月子

だってオレと月子の仲じゃないか

本当に、そう思っていらっしゃるわ

いや、心が丸見えなのに嘘吐いてどうする

あはは、ヨッちゃんてこういう子だからさホントに

ルナ、わたくしのことは美智さんでなく、美智お姉様と呼びなさいイーディのこともです

あなたも、わたくしと同じご主人様のセックス奴隷なのですから今後は、わたくしが厳しく躾を致します

美智は奴隷仲間には、厳しい

はい、ごめんなさい美智お姉様

ルナは、ペコリと頭を下げる

よろしいところで、ルナあなたたちの融合は、まだ完璧ではないわね

美智は、ルナをジッと見てそう言う

気にノイズの様なものが混じっていますきちんと安定化されているわけでは、ないようです

どうしたらいいんだ

セックスですまだ、3人ともセックスによる、エクスタシーを知りませんわたくしの心月の様な外部からの力でなく、三姉妹が内側からの力で補強されないと

今すぐは無理ね処女膜が破れたばかりで、痛いでしょうから

一旦時間を置くしかないよねヨッちゃんも、もう限界でしょ

オレはまだ頑張れるよ

公様

兄さん、そういう無茶は言わないで下さい兄さんは、みんなの兄さんなんだから

月子が、オレの心を読みっぱなしだから

それが、そのまま夜見子とルナに伝わっている

3姉妹のリンクも切れていないままなんだ

皆様が、どんなに公様のことを大切に思っていらっしゃるかわたくしには、判りましたから

月子は過去形で言った

つまり、みすずたちの心が読めたのは、心月の時だけで

今は、オレの心だけが丸見えなのか

そうなんだやっぱり

はいはいはーいちょっと、ごめんよ

突然、ドアをギィィと開けて

白衣を着た、見知らぬ30前後のお姉さんが

部屋の中に入って来た

うわっ、すっごい臭いだね若者の精の乱れは、恐ろしいねぇ

長身で金髪濃いルージュを付けた、その女性は

ニヤッとオレたちを見て、笑った

東京地方は、昼過ぎまでは酷い暴風でしたが

午後は穏やかになり

今日見た、不思議な光景

夕方、誰もいない建築現場のフェンスの外に

小学校低学年ぐらいの幼女が2人居て

ねえねえ、居たぁ

うんうん居るよ、お化け

えー、どこどこ

ほら、あそこ

あ、ホントだお化け

ねっ

2人が見ている方を見ると何も居ない

あの見えているんですか

690.力の発現

あのどなたですか

オレは乱入して来た、30前後のお姉さんに尋ねる

はー、君、凄いねチンチン隠さないんだ

あ、オレのバスローブの合わせ目からチンコがブランと顔を出している

いや、ここオレの家なんで自分の家でチンコ出してたって、別に変じゃないでしょ

オレの女たちは、オレのチンコなんて見慣れているし

今更、隠すのもなあ

ホントに、隠さないんだ

お姉さんは、オレのチンコをジロジロと見るが

男ですからチンコ付いているのは、しょうがないんですこういうデザインなんで仕様です

しょうがないから、ブラブラさせてみた

へぇあんた、変わってるねえ

お姉さんは、クククと笑う

変わってないですのパパは、いつもオチンチンをブラブラさせていますの

アニエスが、オレの代わりに怒ってくれた

いや、怒ってくれたのは嬉しいが

オレ、何かどうしょもないダメ人間みたいだな

はぁあんたも、この男とセックスしているわけ

はいですのパパとセックスするのが、アニエスには一番大切なことですの

プーッと膨れる、アニエス

お姉さんは、改めてオレを見て

あーらら、こんな小さな子にまで手を出しちゃって知ーらないっと

下品な笑いを止めない

それで、あなたは誰なんです

みすずがみかねて、尋ねる

佐々木ミハルこう見えても、医者だよ

医者

池田先生の代わりに来たって言ったら判るかい

池田先生はここが娼館だった頃の専属契約していた裏世界の女医さんだ

オレの女が処女喪失するとほとんどの場合は、池田先生に検診して貰っている

もっとも、オレは一度しか会ったことがないけれど

瑠璃子の処女喪失の時に往診で、この屋敷まで来てもらったから

池田先生に往診をお願いしたそうだけれど何かお忙しいらしくてねあたしが頼まれて代わりに来たってことさ

佐々木女医は、そう言う

そしたら、まさかガキンチョばかりで、乱交パーティとはね世も末だよまったく

さっき、みすずも言っていたけれど

そうだよな外の人間から見れば

オレたちのしていることは、淫らでハチャメチャな集団セックスだ

であたしは、誰を診ればいいんだい

佐々木女医は、持って来たドクター・バッグの中から白衣を取り出す

バサッと開いて袖を通す

ああ、白衣を着ると確かにお医者さんぽい感じになった

ええっと、診ていただくのはですね

やっぱりルナからの方が良いんだろうな

ロスト・ヴァージンしたのは3姉妹全員だけど

12歳の肉体に無理が生じていないかルナが、一番心配だ

オレがルナを見ると

待って下さい兄さん

ルナが大きな瞳で、佐々木女医を見ている

ルナの左右の手を月子と夜見子が握っていた

キーンと耳鳴りがする

ああお医者さんであることは、本当みたいですね

そうねそれは、間違いないわ

ルナの言葉を月子が、肯定する

だけどああ池田先生という人を、脅して来たんだね

池田先生は怪我は無い医院に監禁されている

月子と夜見子の力と美智たちの気で、チャージされたルナは

相手を見るだけで心が読めるようになっている

ルナを通して月子も、佐々木女医の心を感じ取っている

驚く佐々木女医

あ、今のはヨミにも判った心にブルッときたこの人動揺しているわ

克姉翔お姉さんに緊急連絡池田医院に救助部隊を送って

寧が監視カメラに向かって、叫んだ

慌てなくても大丈夫だと思いますこの人たち荒っぽいことをする気は無いみたいですから

池田先生という人を監禁しているヤクザはああ池田先生と契約している裏社会の人たちと繋がりがあるから

下手に池田先生を傷付けたら裏社会の他の連中から、排除されるのか

一応この女医さんから連絡があれば池田先生という人は、解放されることになっているみたいですわ

月子も佐々木女医の心を読む

ええっとお姉さんは、どっちのグループの命令で動いているんですか

ルナが、再び大きな瞳で佐々木女医を見る

ああ、別に答えなくて良いですそのままで

鷹倉姉妹を追っているヤクザのグループは2つある

鷹倉神社を乗っ取った佐竹組長のグループと

月子の実の父親であり、巫女の血筋の抹殺を狙っている大鳥総裁のグループだ

ああ雲龍会なら、佐竹組長の方ですね目的は情報収集だけで別に、あなたがボクたちを捕まえるとか殺すとかは、命令されていない

な、何なのよ

心を読まれることに恐怖する、佐々木女医

兄さんたちと香月家の関係を調べるようにそう言われてきたんですね、あなた

ルナはそう読んだ

ああ、佐竹さんという方は、最近頭角を現した若い方だと聞きましたから香月家の裏の顔は、余りご存じないのですね

ジッちゃんの香月セキュリティ・サービスは、世間的にはVIP専門の警護会社ということになっているけれど

実際は私兵だ

防衛だけでなく情報収集も、攻撃もする

香月家の政治力によって、警察も手出しすることができない闇の戦闘部隊だ

ある意味ヤクザより怖い存在だ

翔姉ちゃんやレイちゃんたちはジッちゃんの指令を完遂するためには、法律を犯すことなんか屁とも思っていないし

ジッちゃん自身、シザーリオ・ヴァイオラを倒すためだけに、高層ホテルを一棟丸ごと犠牲にした人間だ

目的のためなら手段は、選ばない

香月様が、わたくしたちをお守り下さるだけでなく、関西に攻撃部隊を派遣なさったことに佐竹会長が戸惑っていらっしゃるのだそうですわ

月子が佐々木女医の心から、そう読み取った

今、谷沢チーフとトップ・エリートの精鋭部隊が関西のヤクザたちの本拠地を攻撃している

昨日、ジッちゃんが鷹倉姉妹と会って月子たちを、東京に受け入れる決定をして

今日にはもう、関西への遠征部隊が活動を開始している

この展開の速さにはヤクザたちもビビッているのだろう

あ、あたしは関係無いわよただの医者だものただここへ潜入して、鷹倉家の娘が揃っているかどうかとか、この中に警護人が何人居るかとかそういうことを調べて来いって言われただけよただ雇われて来ただけなんだからっ

佐々木女医はそう言うが

いいえこの女医さんは佐竹組長と懇意の東京のヤクザの奥さんですちゃんと、婚姻届は出していないみたいですけれど

つまり、雇われているのではなく佐々木女医も、ヤクザ世界の住人なんだ

何で、そんなことが判るのよっ

佐々木女医は、悲鳴を上げるように叫んだ

あなたが、思っている通りです

ルナは真っ直ぐに、女医を見つめている

ボクはあなたの心を読んでいるんです

女医は、恐怖に震えた

でどうするこの人

この人お医者さんとしての腕は、確かみたいです産婦人科が専門で夫のヤクザの経営しているお店の女の子たちの診察をしている

ああ、普段は娼婦の検診をしている人なんだ

じゃあ、ルナたちを診てもらうのは、問題無いんだな

え、兄さん検診

ルナが、オレの心に反応する

ああ、みんな最初のセックスの後には、お医者さんに診てもらっているんだ

はいわたくしたちは

瑠璃子が、ルナたちに言う

ボクたちも診てもらった方が良い

うん、その方が良いと思うせっかく、お医者さんが来てくれたんなら

敵のヤクザの女医だけど

公様が、そうおっしゃるのならそう致しましょう

月子が、妹たちに言う

はい、お姉様ルナ、ここからはわたくしの力を使って

夜見子がルナの手をギュッと握る

相手の心を読み取るツキの巫女の力から

今度は相手を従わせるヨミの巫女の力へ

佐々木さん、ボクたちを診て下さい

ルナの眼が佐々木女医を捉える

ただしお姫様を診るように、懇切丁寧にお願い致しますわ

夜見子が付け足す

佐々木さん、返事をして下さい

佐々木女医は

眼に見えない力が佐々木女医を支配していく

それだけじゃ、足りないよっ

今後、絶対にあたしたちに逆らわないこと嘘をつかないことどんな命令にも従うことそれを約束させて

ルナの瞳が妖しく光る

怯える佐々木女医

ボクの眼を見て下さいあなたには、あなたの命に賭けて宣誓してもらいます

また、キーンと耳鳴りがした

先に佐々木女医には、池田医院に電話させた

こちらは、上手くいっているから、池田先生を解放しろと

翔姉ちゃんのことだから、すでに救援部隊も向かっているだろう

兄さんこれ、恥ずかしいですね

ルナの支配下にあるとはいえ敵である佐々木女医のことが心配だから

オレは、ルナたちのロストヴァージン検診に立ち合うことになった

足を大きく拡げて、割れ目の中をペンライトで照らされて覗き込まれているルナ

確かに、横で見ているのも恥ずかしい

寧は、パシャパシャ写真を撮っているけれど

佐々木女医はルナが、余計なことは考えずに、検診だけに集中しろと命令したので、黙って診察している

問題無いわ処女膜も綺麗に裂けているしその後も、男性側が無理な交合をしなかったようね女性器に問題は無いわ

佐々木女医は言った

はいですのパパのセックスは、優しいですもの

アニエスがにこやかに微笑む

うん、ヨッちゃん、やっぱり上手くなっているよね女の子の身体に、そんなに負担を掛けずに済むようにして、処女を破っているからさ

お兄様、何かコツがあるんですの

瑠璃子が、尋ねてくるから

角度がさ

角度

まっすぐに押し込めるようにチンコの角度に気をつけるんだ

角度が合わないと女の子が、痛がると思うから

ほほうなるほどねっ

さて、ルナの診察が終わり次は、夜見子となる

お邪魔するよ

マルゴさんが、部屋に入って来る

今回は、あたしはノータッチでいきたかったんだけれど人手不足みたいだから

その女医さんの監視役だよ診察が終わったら、あたしが引き取って翔お姉さんに引き渡すよそのついでに、香月セキュリティ・サービスがこの女医さんを監視しているヤクザさんを捕まえるっていう作戦だってさ

ああ佐々木女医にも、ヤクザの佐竹組長の監視が付いているはずだ

お屋敷から佐々木女医が出て来たら、すぐに合流して、オレたちの内部情報を聞き出そうとするだろう

だから、マルゴさんが運転手のフリをして屋敷の外に出て

追跡してきたヤクザの車を、香月セキュリティ・サービスが押さえるという作戦か

それと池田先生の方は、大丈夫だったってお怪我も無いらしいよカンカンに怒ってて、ミナホや香月さんから見舞金をふんだくるって叫んでたらしいよ

じゃあ、佐竹組長からは慰謝料を貰わないとねっ

はいあなたも問題無いわ次の人

夜見子から、月子に検診が変わる

それからさすがに、この女医さんが持って来た薬は、信用しない方がいいから克子さんが用意しているから、後で貰って、確実に3人に飲ませてね

緊急避妊薬のことか

あ、その前に克子さんが、生理周期とか聞きたいって言ってたちゃんとチェックしておきたいって

避妊ピル

これからはこの3姉妹の身体についても、オレが責任を負わないといけない

あんまり重く考えなくていいよ、兄さん

ルナがオレの心を読んでそう言った

そうはいかないよ大切なことなんだからさ

本当に、ボクたちのことを大切に思ってくれているんだね

さっき、兄さんとううん、ここに居るみんなと心が通じてびっくりしたよみんな、心から兄さんのことを信じているんだね兄さんもみんなのことを大切に思っているしその中にもう、ボクたちも入ってた

ルナたちももう、大切なオレの家族だ

でも、どうしよう

3姉妹の全員を娼婦にできないなんて、ジッちゃんに報告できるんだろうか

それも、あんまり考えなくていいと思うよ

この人その話をするために、来てくれたんだから

ルナはマルゴさんを見る

えっと、マルゴさんですか初めまして、今日から兄さんのセックス奴隷にしていただきましたルナです

礼儀正しく、ペコリと頭を下げる

ご挨拶が遅れました夜見子と申します

こんな格好で申し訳ありません月子ですわ

月子は佐々木女医に女性器を覗き込まれたまま、挨拶をした

ああ、ゴメンゴメンあたしも挨拶がまだだったねマルゴです

今のマルゴさんは黒森家の養女になっている

マルゴ・ハイウェイ・スタークウェザー・クロモリだ

あの今、ルナが言ってたことですが

マルゴさんはオレたちに何を伝えに来た

うんあたしもさ、一応、この部屋で起きていたことは全部観させてもらってたんだあれ、誰が言ってたんだっけ目的と手段の取り違えって

ああ巫女の話の時に、そういう話題があったな

あれってとても面白い視点だねというより、今回の事件を理解するための大切なキーワードなんだと思うよ

目的と手段その、取り違え

さてとミナホや黒い森の娼館のこともさ目的と手段を、ごちゃ混ぜにしないで頭の中をスッキリさせて、考えれば良いと思うよ

ミナホは娼館を再開させる何で

それは黒い森の娼館の再開を待っていてくれる顧客と他の仕事に転身できない娼婦がいるから

それとミナホ姉さん自身も

子供の頃から長いこと娼館の経営に尽力してきた人だから

5年間だけという限定で、娼館を再開するのは

ミナホ姉さんもまた、次の人生に進むための猶予期間が必要だからだ

顧客とか、元・娼婦たちとかどうでもいいんだよあたしが聞いているのは、ミナホのことだけ

ミナホが娼館を再開するのは、いいけれどさそれって別に、ミナホが何が何でも娼婦をお客に売りたいからじゃないよね

ミナホ姉さんは、むしろ娼婦に身体を売らせることは、そんなに好きじゃない

子供の頃から、この商売ばかりしてきたからやっているだけだ

ミナホとすればさお金が儲かればいいんだよ鷹倉姉妹が、身体を売ろうが、売るまいがそんなのは、どうでもいいんだよ最初に、ミナホがこれぐらい儲けたいって思っていただけの金額が稼げればそう思わないかい

予定計画通りに鷹倉姉妹が、金を稼げれば

身体を売るか、売らないかはミナホ姉さんの知ったことではない

で吉田くん娼館てのが、一種の人材派遣業だっていうことは知ってたかい

人材派遣

わたくしたちが、お金を稼ぐことができれば、問題は無いのですわね

ああミナホはね香月さんも、そうだと思うよ昨日、今日と君たちのために掛かっている費用多分、全部、解決するのには明日までは掛かると思うけれどその全費用と、営利企業として香月セキュリティ・サービスが得るべき報酬それぐらいは、稼いでくれないと、京都には帰れないと思った方がいいんじゃないかな

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