ああいう陰獣による触手セックスはやっぱりうろつき童子あたりが最初なのでしょうか
昔のエロアニメは、セックスシーンが短すぎるのですが物によっては、絵も動きも質が高かったりします
名のあるアニメーターが作画してたりしますから
うろつき童子なんて、**氏ですし
ポップ・チェイサーとか、**監督が描いていたり
エロアニメに自由に作品を作れると、色々な人が面白がって参加した時期がありました
もちろん、信じられないくらい酷いスタッフによる、酷い出来のものもありましたけれど
今は、エロアニメをやると色々と支障があるらしく、昔みたいに有名な製作会社が、こっそりエロアニメを作ることはできなくなったそうです
だから、エロアニメはスタッフが固定化してしまっていて、また、この人のデザインかみたいな感じですね
あと、声優さんも
同じ声の人が、何回も犯されていたりします
786.セックス・コネクション その4
ああっ、凄いヨミの中、グリグリしているぅぅっ
ボクのお腹の中もかき混ぜられちゃってるよぉぉああんっ
うふふふくふふふああ、いいですわ公様ぁ
オレと騎乗位でセックスしているのはオレのペニスを深々と受け入れているのは、月子なのに
月子の両手を掴んでいるヨミとルナも激しく喘いでいる
月子が淫らな腰使いで、オレの勃起を膣壁に擦り付ける動きが性感が
そのまま、2人の妹にも伝わっている
長姉のセックスをまるで自分がしているように受けとめているんだ
それだけでない
ヨミとルナもまた巫女の力を受け継いでいるのだから
2人が感じている快感が今度は、月子に逆流していく
さらに、月子からオレに
セックスの快感のフィードバック
1つの音鐘の波動が、別の音鐘を鳴らしその響きが、元の鐘をさらに響かせる
伝播した快感は雪だるま式に、増していくだけだ
響きが公様に反射していますわそれで、公様の記憶が呼び起こされているんですよ
月子が、微笑む
公様は、つい先程まで妹たちと交わっていたのですから公様の中に生々しく記憶が残っていらっしゃいますから
それで、オレは3人と同時にセックスしているような錯覚を起こしているのか
オレは、まるでペニスが3本になって
同時に3姉妹を犯しているような感覚に捕らわれている
女の胎内を突き上げ膣の中で締め付けられる動きは1つだけなのに
3人姉妹のそれぞれの違う肉の感触を味わっている
これは、ヨミとルナともたった今、オレとセックスしたばかりだから
オレの中で、記憶が再現されているのか
妹たちもそうですわ
ゆっくりと腰を上下に動かしながら月子が言う
この子たちも、先ほどの記憶が蘇っているのですわたくしと公様の結合で発生した快感の波紋が妹たちに伝わりこの子たちの中で、記憶の新たなるヴァイブレーションなってわたくしにそして、公様に戻って来ているのです
月子から伝わる快感を自分の肉体で変換・拡大してオレに反射している
ぐるぐると3人姉妹とオレの中を伝わっていきながら、快感の渦が拡がっていく
何てメチャクチャな気持ちよさなんだ
そして、わたくしたち3姉妹の力が集まればさらなる快感の連結も可能ですわ
3人の巫女の力で、ヴァイブレーションの発信をキープすることができてしまえば
他の子も、この快感の流れに受け入れることができるのか
マナさん、アニエスさんお二人も、一緒にいかがですか
月子が穏やかに微笑む
雪乃さんは申し訳無いのですが
そうねちょっと、あたしにはお腹の子に悪影響が出ちゃいそうだものね
残念そうに、雪乃が答える
こんなんで絶頂までイッたらどうなっちゃうか判らないもんな
胎内が激しく痙攣とかしてしまったら子宮の中の胎児を苦しめることになりそうだし
しょうがないわねあたしは見てるだけにするわよ
あああっいいのぉ気持ちいいのぉマナさぁぁん手を
ヨミがマナに手を差し出す
うううっ身体が、ポカポカするよぉお腹の奥が熱いのぉアニエスぅぅ
ルナがアニエスに手を伸ばす
お兄ちゃん、いい
マナが、オレに許可を求める
もちろんだ来いよマナアニエス
マナがヨミと
アニエスがルナと
ギュッと手を繋ぐ
心をわたくしに預けて下さい
夜見子、ルナもっと、響かせますよ
お兄ちゃんが入って来るぅぅ
パパが、アニエスにズボズボしてきますのっ
オレの中で
オレのペニスが5本に増える
それぞの勃起が同時に、5人の少女たちを犯しているぅぅッ
公様ぁっあああっ、そうなのですねッもっと激しくもっと早く、動くのですねっ
月子がオレが望む通りに、腰を蠢かせる
ひぃぃああっ、先生ぃぃヨミ、フワフワしているっ、跳んじゃいそうっっっ
兄さん、兄さん、兄さんあはぁぁッッあはぁぁっ
オレと月子のセックスから発した響きがヨミとルナに伝わり、大きなうねりとなる
お兄ちゃぁぁんす、凄いよぉぉお腹の底に、ズンズン響いてるぅぅ
はぁぁっ、はぁぁ、パパぁぁ、パパぁぁ気持ちいいですのぉぉ
そのうねりがマナとアニエスを、快感の渦に引きずり込んで
さらに大きくなる
オレも気持ちいいよあああ、あああ、オレ爆発しちゃいそうだっ
美智のセックスでの心月は
1人の女のエクスタシーの快感を一気に爆発させて、他の子たちに伝える技だけれど
この鷹倉姉妹の技は1人1人の快感を、重ね合わせ共有していく
その中心にいるオレは
5人分の快感を一度に感じている
こんなの堪えきれないよ
公様うふふ公様、可愛いお顔をなさっていますわ
先生ヨミね、ヨミ変なの変になっちゃうぅ
兄さんボクボク、壊れちゃうよぉぉ
お兄ちゃん、お兄ちゃんあああ、溢れちゃうよぉぉ零れちゃうよぉぉ
パパぁぁとってもいいですのぉぉ
みんな、セックスに溺れていく
赤裸々に
溶け合っていく
あんたは、参加しなくていいの恵美
雪乃が笑って、メグに言う
ね、こういうのに参加しておかないとさあんた、もうマジで、崖っぷちから落ちちゃうと思うわよ
だって、こんなハチャメチャなセックスを体験しちゃったらさ
あのバカは恵美のことなんか、抱きたいとは思わなくなるんじゃないかしら
まあ、恵美が自分の身体やセックスに、自信があるっていうんなら、別にいいけれどさ
自信なんてないわよ
雪乃の言葉にメグは小さく呟く
あ、そだったら参加しておいた方がいいんじゃないのまあ、あんたが決めることなんだろうけれど
マナがメグに手を伸ばす
おいでよこれが最後のチャンスだよ
メグちゃんっっ
アニエスも震えながらメグを呼ぶ
こっちですのっ
マナアニエス
メグは、拘束台の上に縛られている
手首と足首を
今のままでは、マナの手に触れることはできない
ほらあんたの姉妹が、呼んでいるわよあんた、どうするのさ
あたしはだって、あたし縛られているんだもん動けないんだからっ
メグは喚く
あっそじゃあここだけ外してあげるわ
雪乃はそう言って拘束台に縛られていたメグの右の手首を
片手だけ拘束を解いてやる
そこから、あんたが手を伸ばせば思いっきり頑張って、手を伸ばしたら舞夏の手に届くんじゃないの
雪乃はククッと笑った
あとはあんた次第ううん、いつでも恵美次第なのよ恵美の人生は、恵美のモノなんだからさほら、好きになさいよさああんたが、今、決めることだからね
さっさと決めなさいよ恵美
雪乃に催促されてもメグは、決められない
迷いのある眼がオレを見た
本当なら、メグに今すぐ手を伸ばして、オレたちの渦に飛び込んでこいと叫びたい
無理矢理な命令でも何としても、メグを繋ぎとめておきたい
それは、オレの勝手なエゴだ
オレはオレがメグの未来を決めてはいけない
ここでオレが余計な手助けをしたら
メグは一生、オレに依存するだけの女の子になってしまう
オレは何も言わない
ええ、気持ち良いのですね、公様もっともっと、良くして差し上げますわ
月子がオレの上で腰を振っている
月子の汗が飛び散って、オレの肌を濡らしていく
あああっ、もうダメお姉様、先生
ボク、ボク兄ぁさん
お兄ちゃん漏れちゃうよぉぉ
パパ、パパ、パパぁぁ
5人の少女がエクスタシーに至るカタパルトに乗った
オレも、もうすぐだ
ほーら、みんな楽しそう気持ち良さそうよねあの仲間に入りたくないの恵美はずっと、楽しそうな人たちの輪の外側にいて、指をくわえて見ているわけみんなにグチグチ文句を言うだけの人になるの
雪乃が、メグを煽る
小さな声で呟く
だったらさ、あんたの方からも手を伸ばしなさいよ
山峰恵美ぃぃ昔のあんたの方が、よっぽど根性があったわよガッツがあったわよ今のあんたは、何だっフヌケかこのバカに甘やかされてさ恥ずかしくないのえっこのバカ恵美ぃっ
雪乃にあたしの何が判るのよッ
メグは感情の吐き出し口を、雪乃に向ける
あんた、みたいなバカ女のことなんて判るわけがないでしょっこのバカぁぁっ
でも、このままじゃ、あんたがアウトだってことは判るのよいや、別にアウトでもいいんだけどさこのまま、どっかへ退場してくれた方が、よっぽど清々するけれどさっ
だったら、黙っててよ雪乃のバカっ
黙ってられないわよ、このバカぁっ
何でもいいからさあんた、ちゃんと闘ってからにしなさいよ負けてダメで追い出されるなら、仕方ないけれどあんたは、偉そうにしているだけで、全然闘ってないじゃないのっ
だってあたし、勝てるわけないんだもの自分に自信が無いんだものみんな、あたしよりも可愛くて、綺麗な人ばかりなんだもの
そんでも、闘うのよ闘わないからいつまでも、スッキリしないんじゃないのそうやって、グチグチ言ってるだけで全然、何もシャッキリしないんじゃないっ
あああんっ、ああっメグお姉ちゃん
メグちゃんあああうっん
マナがそれでも、メグに手を伸ばしている
アニエスが、切ない眼でメグを呼んでいる
あの子たちに応えなさいよっ山峰恵美っ
雪乃がそう叫んだ瞬間
メグは、反射的に手を伸ばしていた
もう何でもいいわよどうでもいいわよでも
右手以外はまだ拘束台に縛り付けられたままだ
ぷるぷると手を震わせてメグは、必死で手を伸ばす
あたしだって仲間に入りたいわよっ本当はっ
メグの手がマナの手に触れる
ギュッと手を掴み合う2人
手を触れるだけでは、ダメですわ
月子がメグに微笑む
オレと現実に肉体を交わらせている、月子が
心をわたくしたちに委ねて下さい
そんなのあたしには、判らないわどうすればいいのか
マナの手をギュッと握りしめたままメグが、月子に応える
では今回だけは犯してさしあげますわ
ニッコリと微笑んで月子は言った
月子が力を放出した
オレは6本目のペニスが生えた感覚を得る
ううううヨシくんが、入って来る
メグの中に潜り込んでいく
い、いやぁぁッッッ
まだ湿りきっていないメグの胎内を犯す犯す犯す
ああああっ、ああああーっああああーっ
怒濤のごとき快感の大波が、一気にメグの精神を犯していく
結局さあんたは理屈が多すぎるのよ、恵美
セックスなんてとにかく溺れ切って、浮き上がってそこからがスタートなんだからさ
いやぁぁ、いやぁぁ、いやぁぁこんなのいやぁぁ
メグは、ジェットコースターのように急加速で快感の渦の中に引きずり込まれていく
あああっ、凄いですのメグちゃん
気持ち良いのが伝わって来るよぉ、メグお姉ちゃん
そんなメグの実体感もアニエスやマナたちに共有されていく
凄い、凄い、凄いあたし犯されちゃっているぅぅ
メグの心が快感の渦によって、裸にされていく
そうよ、恵美あんた、誰に犯されているの
雪乃が笑って尋ねると
ヨシくんよヨシくんとみんなに犯されているのぉぉ
はーん、恵美ってそういうセックスが好きなわけ
そうよあたしはもっと、暴力的にヨシくんに犯されたいのもっと、力尽くでメチャクチャにされたいのヨシくんに、レイプされたいのぉぉぉ
だって、あたし自信が無いんだもんっヨシくんが力尽くで奪い取ろうとするような女になりたくてなれないんだもん
自分に自信が無いからオレに無理矢理犯されたい
オレには、メグのその発想はよく判らない
なら、良かったじゃないあんた、今メチャメチャに犯されているのよ
あああっ、いやぁぁあたしあたしぃぃぃぃ
メグは、狂った様に腰をくねらせている
月子の中を激しく突き込むオレのペニスを自分を犯しているものと錯覚して
犯されているのは恵美さんだけでは、ありませんよ
月子がメグの心を1人1人と繋げていく
ヨミもヨミも、先生に犯されているのぉぉ気持ちいいのぉぉぉ
ボクもボクも犯されているよおぅ
みんなで共有しているセックスの中にメグが犯されているというイメージを足したから
ヨミたちの感覚も変化している
あたしもお兄ちゃんにあああ、いい
パパぁぁん
はいみんなで一緒に公様に犯していただいていますわ
月子の穏やかな声にメグは
本当だみんな一緒にヨシくんに犯してもらっている
ようやく共有に合流した
はいみんな、一緒ですわ
うん一緒だわあたし1人じゃないみんながいる
これからはずっと、一緒ですからね
月子が、優しくそう告げた
あっ、あああーっ、ああんっ月子お姉様、ヨミはもう
ボクもボクもボクもああああっ
お兄ちゃんお兄ちゃん
パパぁぁ
みんな限界が迫っている
あああっ、ああーっ、判ります判りますわ公様ぁぁっ
月子が感じてくれている
よ、ヨシくん気持ちいいよヨシくんに犯してもらうの気持ちいいよぉぉぉ
メグも昇りの高速エスカレーターに乗った
ああああっ、出して中に出して点あたしの中に、いっぱい出してぇぇぇぇ
祈るように、メグは叫んだ
出してぇぇ、ヨミの中にお腹の中にドクドク出してぇぇ
ボクのお腹を温かくしてぇぇ、兄さん
お兄ちゃんマナの子宮にちょうだいっ
パパぁぁ、アニエスの中にビュッビュッしてぇぇぇいっぱい出してですのぉぉぉ
みんなオレに中出し射精を求める
妊娠致しますお情けを下さいませ公様ぁぁ
う、う、うッッッ
オレはぁぁッッ
出すぞ、出すぞ、出すぞおおおッッ
来てぇぇぇぇぇぇぇッッッ
熱い迸りが女の膣奥に向かって弾けるッッ
オレは現実には、月子の中にのみ射精しているが
体感では6つのペニスから6人の少女たちに
同時に、射精していくぅぅッッ
あっ、熱いッッイク、イク、イクぅぅッッ
膣奥に精を感じて、マナが最初にイッた
はあうううっイキますっイッちろゃいますのイクぅぅッッ
続いてアニエスが
いやぁぁ、犯されているのにあたしイッちゃううううッッイク、イク、イクぅぅッッ
何なのこれああああっ、熱いの来るぅぅ
兄さん、怖いぃぃぃぃボク、ボクああああーっ
ヨミとルナも快感の波に引きずり込まれたァッ
うううっ出てるぞまだ、出るぅぅ
オレは射精を続ける
はぁぁ、公様ぁぁ、公様ぁぁ月子も白い波が来ますぅぅ
身体を激しく痙攣させながら
月子は、ドクドクと子宮に注がれるオレの白濁を受精していく
赤ちゃんできちゃうぅぅ
月子の子宮がゴクゴクとオレの精を啜っている
膣が最後の1滴まで絞り取ろうとビュクビュクと収縮を繰り返していた
おー、凄い、凄い
1人だけ参加できなかった雪乃がパチパチと拍手する
皆さん、ご苦労様お疲れーっ
オレと6人の女たちはぐったりとしている
それでも女たちは繋いだ手を放さない
月子が、苦しそうに息を吐く
全身に、びっしょりと汗をかいて肌は、赤く紅潮していた
それは他の女たちも一緒だ
はぁ、はぁ、はぁ恵美さん
月子がメグを呼ぶ
はぁ、はぁ、はぁはい
メグも息を整えながら、月子を見る
あなたわたくしの妹になりなさい
メグが月子の妹って
このお屋敷にはたくさんの女が居るのです派閥ができてしまうのは、仕方の無いことです
真っ直ぐに、メグの眼を見て月子は言う
でも、恵美さんあなたには、派閥のリーダーは無理です派閥から独立して、1人でいることも
そうだよねメグお姉ちゃんはあたしやアニエスを子分にして、自分の派閥を作ろうとしていたんだよねそれに失敗したから1人だけ浮いちゃったんだ
マナは、瑠璃子と克子姉の下で家事をする派閥に属してしまった
部活の忙しいメグは家事好きグループに入れなかったし
それ以前に、メグは克子姉の下になることを、好まなかった
一方、アニエスは真緒ちゃんと2人、自由に遊ぶグループになっていたし
どの派閥の人たちにも愛されているから
わたくしは鷹倉の姉妹は、1つの派閥グループになるしかありませんわたくしたちには力がありますから
巫女の力を有する3人姉妹はまとまっていくしかない
当然、みすず様の香月家の派閥とは、違う立場になります
みすずと美智は1つの派閥だよな
この派閥にそれに場合によっては、瑠璃子も加わる
バックアップとしては、翔姉ちゃんとレイちゃんも加わるし
恵美さんはみすず様や瑠璃子様が苦手なのでしょうでしたら、わたくしのところにお入り下さい
それがいいんじゃないかなメグは、ミナホ姉さんや克子姉たち年長組が相手だと、窮屈そうにしているし
年長組には、諭されるだけでメグは、鬱屈するだけになっている
あたし、それがいいんじゃないかって思うわよつーか、あたしも入るわ
あたしもさ恵美や美子さんを引き込んで、派閥のドンになろうかって思ってたけれどやっぱり、ガラじゃないわよねあたしとか恵美は自分が仕切るよりも、誰かの下でヘラヘラしてた方がいいわよ気が楽だしさ
月子さんがリーダーでいいわこの人なら、香月のお嬢様たちとも互角に渡り合えそうだし弓槻のペースにも乗らなそうだしヤバそうな力も持っているしね
鷹倉姉妹の派閥に雪乃が加わるのか
ヨミちゃんとルナちゃんも可愛いしね恵美も、そうしないさいよ
メグは、答えに躊躇していた
現実を知りなさいよあんたは結局1人だけじゃ生きていけない子なんだからさ仲間がいないとダメだし月子さんには敵わないってことは、今、よーく判ったでしょ
どうせ、あたしはダメな子だものね
まあ、しょうがないわよそんな、あんたでもあたしやこのバカは、死ぬまで一緒に居てあげないといけないんだからさ
ホントしょうがないってば姉妹なんだからさあたしたち家族は辞められないんだからさ
それは、わたくしたちも同じですわ恵美さんわたくしたちも、公様の女となった以上、一生、あなたとはお別れできませんからだから
あたしをグループに入れてくれるの
わたくしは、あなたよりも1つ年上ですから姉らしいことを、させていただきたいのですわ
判りましたそうですね結局、あたしは自分に力が無いのに、みすずさんや他の人たちに対抗しようとしていたからあんなに意固地で、焦ってたんだと思います
あたし月子さんのグループに入ります月子さんを、あたしのお姉さんグループのリーダーと認めますよろしくお願い致します
あ、あたしもよろしく月子さんそれと、ヨミちゃんとルナちゃんね
雪乃が、ペコッと頭を下げた
こいつはメグの面倒を見るために、一緒に鷹倉グループに入ることにしてくれたんだな
舞夏も、こっちに入ったら
雪乃はマナを誘う
うーんあたしは、ルリお姉ちゃんと克子組の中ボスをやっているよ
あっそアニエスは
アニエスは、ムクッと起き上がり
アニエスは、ルナと真緒ちゃんとパパ、好き好き党ですのっ
えっ、ルナちゃんはあたしたちと一緒に、鷹倉一家よ
違いますのっルナはアニエスと一緒ですのっ
頑として、アニエスはそう言う
大丈夫です恵美さんのことはわたくしに、任せて下さいませ
月子が、オレの耳にそっと囁く
依存できる相手が、公様とわたくし2つになれば、恵美さんは安定しますから
やっぱり、何でも相談できる同性の姉貴も必要ということで
メグは、派閥の中のNO.3とか4ぐらいのポジションになったら、ヒステリーも起こさずに上手くやっていくと思います
みすずたちに対抗して、自分がボスになろうとしたからこんなになっていたんですね
対抗したいけれど、できない→どんどん自己嫌悪に陥る→ヒステリーを起こす
という悪循環なので
雪乃と鷹倉一家入りは、丁度良いんじゃないかと
雪乃も、今のままならポジションが決まらなそうでしたし
雪乃が、どこの派閥にも属していない状態だと
みすずが、疑心暗鬼で具合を悪くしてしまうでしょうから
それぞれ、繊細なんですよね変な方向に
明日は、ミナホと少し話してこのエピソードの総括となります
787.マウス・トゥ・マウス
メグを月子に託す
月子は、オレに微笑む
わたくしでないと恵美さんの安定化は、できませんわ
メグの安定
恵美さんは屈服できる姉を求めていらしたのですから
そしてそれは、寧やみすずでは無かった
メグは、寧やみすずの子分になることは嫌だったんだ
だから、自分に自信が無いのに2人に対抗しようとした
それで、どんどん家族の中で浮き上がるようになってしまっていたんだ
なまじ、寧とみすずが美人で聡明すぎたから
2人に対するコンプレックスがメグをどこまでも、頑なにしてしまった
でも、わたくしには巫女の力がありますから
そういう、特異な力の持ち主になら屈服するのは仕方がないことだと恵美さんは、納得して下さったのですわ
いや納得して屈服できる状況を、月子が作ってくれたんだ
月子は、オレたちの心を繋げはしたがメグに対して自分の意のままに従わせる力は使っていない
あくまでもメグが自主的にこの人には勝てないから、仕方がないと思うように誘導しただけだ
それに鷹倉組に入れば、みすずや寧に屈服したことにはならないのだから
メグのコンプレックスも、これ以上、刺激されることはない
そうかじゃあ、頼んだよ月子
しかし月子に、ここまで人を率いるカリスマがあったとは
この屋敷に来たばかりの時は、まるで妹のヨミの従者の様な態度だったのに
人は変わる
わたくしも、不思議ですわでも何だか今では、こういうわたくしの方が自然な様に思えるのです
オレの心を読んで月子が、そう答えた
こういうカリスマ性は、みすずにもある
みすずには、すでに美智という忠実な家臣がいるし
いずれは、香月家の舵取りをする指導者になっていくだろう
それから瑠璃子にも
今は、瑠璃子はまだ15歳の中学生だから克子姉の下で、マナと一緒に家事を教わることを楽しんでいるが
いずれは、瑠璃子も自分の派閥を築いていくだろう
オレに友人を犯して欲しいと言っていたのも、グループ作りの一環なんだな
瑠璃子にとっては
香月様は判っていらっしゃいますわですから、美子様を瑠璃子様と離しておかれたのです
今はまだみすず様と瑠璃子様が、対立し合うべき時期ではありませんから
この屋敷に美子さんも住まわせたら
瑠璃子と美子さんの強力な派閥ができる
みすずと美智の派閥と争うことになりかねない
大切なのは、バランスとタイミングですわいずれは、お互いにグループを作って、切磋琢磨し合うことになるとしても今はまだ、そうなるべきではありません今の瑠璃子様には美子様と別れて、他の方たちとお一人で交流していく体験をするべきだと、香月様はお考えになられたのだと思います
瑠璃子は生まれてから、ずっと美子さんだけと生活してきたんだからな
この屋敷で美子さんの居ない場所で、他の人たちと少しずつ親しくなっていくという経験は必要なことだったんだろう
瑠璃子は、それを楽しんでくれているみたいだし
ですから、恵美さんのことも今だけですわわたくしは、いずれ京都へ帰る身ですから
月子が東京に居るのは妊娠・出産するまでだ
おそらく1年後には、京都の鷹倉神社へ戻ることになる
それでも、その1年の間だけでもみすずの香月組に対抗する鷹倉一家のリーダーとして、メグの姉をやってくれるのは助かる
頼むよメグも1年後には、また違っていると思うし
この4ヶ月だけでも随分、変わったんだ
メグも、オレもみんなも
今の16歳、高校1年生のメグと
1年後の17歳、高校2年生のメグは、絶対に違っている
単純に上級生になるからというのではない
メグが1つ年を取るということは
他の子たちだって家族全員が1つ年を取るということなのだから
アニエスやルナだって来年は、中学生だ
学校というものに慣れたアニエスは変わるだろう
ルナやヨミだって、東京での新生活に慣れていくはずだ
瑠璃子と美智は、高校生になる
みすずや寧は、高校3年生に
みすずは大学受験に向けた生活に変わるだろうし
渚と雪乃はオレの子を産む
うん変わる、変わる変わっていくんだなオレたち
本当に良くも悪くも、変化していく
一人の人間が変化すればその人間が関わり合っている、周囲の人たちも変わる
家族という人間関係さえも生き物のように、変化していく
ずっと同じままで留まることは許されないんだ
だから、オレたちは毎回その時、その瞬間のベストの状態を模索し続けるしかない
ひたすら、自分と周りの人間の変化を感じ取って良い方向に落ち着いていくように、トライし続けるしかないんだ
生きている限り
自分の家族や仲間と一緒に、幸福に生きていきたいと思うのなら
ねえあんたたち、いつまで2人でコソコソ喋っているわけ
雪乃がオレたちに言った
オレと月子は、まだ裸で抱き合っていたから
騎乗位でセックスして果てた月子が、オレの上で脱力していたから
こっそりと睦言を語り合っていた
すみません公様のセックスが余りにも素晴らしかったので
月子は、雪乃に笑ってそう言う
そうみたいねみんな、余韻でボーッとしているみたいだもの
雪乃の言葉に、周りを見ると
確かに、ヨミもルナもアニエスもマナもメグも少しぐったりしている
うん何か、とっても凄かったですわ
美智お姉ちゃんのアレより感じちゃったかも
美智の心月の絶頂爆発と鷹倉3姉妹による共有
お兄ちゃんは、どうだったわけ
うんまるでチンコが増えて、それぞれのチンコでみんなを同時に犯しているみたいな感覚で普通のセックスよりも、何倍も気持ち良かったよ
正直に話す
でもさ、射精は感覚的には、全員に射精しているんだけれど分量的には、1人分だけ出した感じなんだよだから、メチャクチャにくたびれて消耗しているっていう感覚はないんだ
6人に6発分の量を一気に射精したら、体力が尽きて、今頃悶死していると思うし
射精の快感は6人分だけれど、射精量は現実のままの1回分
なかなか面白い経験をさせてもらっていると思う
また致しましょうただこれは、わたくしたち姉妹が3人揃わないと無理だと思いますわ
月子の言う通りだろう
おそろらく、この共有は月子、ヨミ、ルナの3人の力を集めないと
今は6人だったから次は7人同時を目指します
ヨミが、クスッと笑う
もうあたしは、参加できないのよ
すでに孕んでいる雪乃が、ムスッとして言う
この技はイキ過ぎるから胎児には、悪そうだものな
まあ、来年この子を産んだら、絶対に参加するけれどねあたしだけ経験しないままなんて頭に来るものっ
ええ必ず機会を作りますわもっとも、タイミングを合わせるのが大変ですけれど
わたくも、すぐに妊娠致しますからそうなったらわたくしが出産するまで、今の技は封印ですわ
鷹倉姉妹が3人揃わないとできないのに
月子が妊娠したらお腹の赤ちゃんの負担になるような性行為はできなくなるから
ていうことはその間は、みんなでのセックスは、美智お姉ちゃんの心月だけってことだね
いいじゃないかみんなで楽しむ方法が幾つもあることは、良いことだよ
オレは笑って、そう答えた
では抜きますわ
オレの上の月子が、自分の中からオレのペニスを引き抜く
ぬるんっと、胎外に外れるオレの亀頭
もう、すっかり萎んでいる
月子の割れ目から、白い液がトローリと零れ出した
オレは呼び掛ける
はい、公様キスですかおっぱいですか
穏やかな笑顔で尋ねる
判っているんだろ
オレの心が読めるのだから
うふふ両方ですね
月子はオレの唇に、チュッとキスする
それから、オレの口に自分の乳首を
甘えんぼさんなんですね
オレは、月子の乳首を舐めしゃぶった
はぁぁっ身体の奥にまだ火がチロチロと燃えている感じなんです肌が火照ったままなんですですから気持ちいいですわ
月子の白い肌は、赤く紅潮している
肌触りが違うしっとりとしていながら温かい
アニエスが、オレの側にやって来る
オレの顔をペロペロと舐め出す
ああんっ、ヨミもぉ
ヨミとルナも愛欲の火が付いたままなのか
ちょっと、ちょっと、あんたたち連続はズルいわよ
そんなことよりこれ、解いてっ
まだ片方の手首と足首を台に縛り付けられたままのメグが喚く
あたしはまだ、全然ヨシくんに触ってもらっていないんだからっ
まさか、ここからまた全員の相手をするのか
もう一度、月子たちに共有をやってもらったとしても
それだと雪乃が、参加できないし
また雪乃から、順番にセックスしていかないといけないのか
死ぬかも
はいそこまでよ
天井のスピーカーからミナホ姉さんの声が、部屋に響いた
そろそろ、良信を解放してあげなさいもう、限界だわ
雪乃さんも、さっきのセックスでイケたのよね他の子たちも今日は、たっぷり良信とセックスしてきたはずよ
鷹倉姉妹も、マナもアニエスも
早朝から今までの間にオレの膣内射精を受けている
御名穂さんあたしは、していません
メグが天井に向かって叫ぶ
そうじゃあ、明日すればいいじゃない
ミナホ姉さんは、ぴしゃりと答えた
他の人たちもそうよまた、明日良信もあなたたちも、ずっとここに居るんだからガッつくことはないのよ今日はもう、良信を休ませてあげなさい
メグの件が、取りあえず何とかなりそうなら
仕方ないですのじゃあ、パパアニエスとルナと3人で、裸で寝ますのっ
アニエスが、そう言う
えーヨミも寝たいーっ
ヨミとメグも、そう言い出す
いいえ今夜は公様は、お一人で寝ていただきましょう
月子がみんなに言う
わたくしたちと一緒では、公様のお気が休まらないでしょうしわたくしたちも
うん我慢できなくなっちゃうかもしれないよね
それに、ほらメグお姉ちゃんと雪乃お姉ちゃんは、月子さんの派閥に入ったんだから色々とお話した方がいいと思うよ今後のこととかさ
はい今夜はもう公様を解放して差し上げるというのが、リーダーとしてのわたくしの決定ですわ従っていただけないのならグループを出ていただきますが
月子がメグたちを威嚇する
どっちにしても、良信には話があるからこっちに来て欲しいのよ食堂にいるわマルゴと
ミナホ姉さんの声が、そう言う
すると、ドアがガチャッと開いて
はーいこのお部屋でのお楽しみ会は終了よ向こうにみんなで寝られる部屋を用意してあるから、女の子たちは全員移動いいわねっ
お屋敷の主婦《ハウス・キーパー》の克子姉が、乱入してくる
克子姉は、タオルとバスローブの入ったワゴンを押してきていた
ほらほら、マナちゃんは恵美ちゃんの拘束を解く雪乃さんは、アニエスちゃんを確保月子さん、夜見子さん、ルナちゃんもいいわね
こうなったらみんな、克子姉に従うしかない
脱ぎ散らかした服は、まとめて洗濯しておくからほら、みんな汗拭いてとりあえず、このバスローブでも羽織っててもう一度お風呂入りたい人は、お風呂場へ行くあなたのはこれね
オレにもバスローブを手渡してくれた
お風呂はいいわ明日の朝にでも、学校に行く前にシャワーを浴びるから
わたくしは汗を流したいですわ恵美さん背中を流していただけませんか
月子はメグにそう言う
じゃあ、あたしも行くよ
マナも、お風呂へ行くことにしたらしい
でしたら、ヨミもルナは
ボクはアニエスと雪乃さんと、先にお部屋へ行っているよ
うん2つのグループに分かれて、行動開始か
オレはミナホ姉さんに会いに、食堂に行かないといけないのか
兄さん喉が渇いているの
鷹倉姉妹には心が隠せない
ああ、そう思って冷たいお茶を用意してきたわ
克子姉が、ワゴンの下から水差しとコップを取り出す
コップに、とぽとぽと麦茶を注ぐ
ありがと、克子姉
しかし、克子姉はコップのお茶を自分の口に含んで
ちょいちょいと、手でオレを呼ぶ
克子お姉ちゃん、まさか
マナの懸念は当たっていると思う
オレが、克子姉の前に進み出ると
克子姉は、口移しでオレに麦茶を飲ませてくれた
ぷはぁっだってあなたたちばっかり楽しんでて、悔しかったんだもーんっ
克子姉はずっと、この部屋でのセックスを観ていたんだな
ううう、アニエスもしたいですの
すれば
克子姉に促されて
アニエスも、コップのお茶を口に含む
パパ、お茶ですのっつて言いたいんだろうな
ありがとうアニエス
オレは口移しで、アニエスの小さな唇からお茶を飲ませてもらう
わーおでは、次はルナの番ですのっ
このパターンは
もしかして、オレこの部屋にいる全員から、口移しでお茶を飲まされる
いいですか兄さん
はぁしたいのなら、仕方ないな
どんと来い
ルナの口も小さいでも、唇の感触が気持ち良い
ヨミはお茶だけでなく、舌も差し入れてきた
あたしはいいわよ恥ずかしいから
雪乃はやらないんだ
また今度2人きりの時なら、やってあげるわよ
マナも今度にする
マナも笑ってそう言う
わたくしも、またの機会に
そして月子はメグを見る
恵美さんは、どうします
緊張して、モジモジしたままだった
では、命じますわ恵美さん、公様にあなたの口を使って、お茶を差し上げて
わたくしの命令が聞けないのですか恵美さんいいえ恵美
ビクッと震えるメグ
慌てて、コップにお茶を注いで口に含もうとするが
その前に、あなた、公様にお詫びするべきことがあるんじゃないかしら
メグはハッとしてオレを見る
あのヨシくん、ごめんなさい色々と迷惑を掛けましたろあたし
そういうのは、もういいんだよメグ
メグは、言葉を濁す
でもではないでしょう公様が、これまでのことは水に流して下さるとおっしゃっているのですから恵美は、お礼を申し上げるべきよ
わたくしへの詫びはいりません公様に早く
よ、ヨシくんありがとう
今までのことは済んだのですからこれからのことをお話しなさい
ああたし、頑張るからこれからも、よろしくお願いしますっ
メグは、ペコッと頭を下げる
それでいいのよ恵美よくできましたさあ、公様にお茶を
月子のメグへの指導は上手くいきそうだと思った
こんな風に月子が着いていてくれたらメグが暴走することは、もうないだろう
メグが冷たいお茶を口に含む
貰うよ、メグ
オレは久しぶりにメグの唇を奪った
メグの口中からお茶が、オレの口に
オレは喉を鳴らして飲み込んだ
はぁありがとう、美味しかったよメグ
どどう致しまして
恥ずかしそうにメグは、答えた
ううううう
しかし、さっきまでは喉がカラカラだったのに
今度は、膀胱がタプタプだ
お茶を飲まされ過ぎた
一人で、食堂へ向かう途中に慌てて、トイレに駆け込む
ふう、間に合った
ジョロロロロロロロッ
放尿は気持ちいいな
尿道に残った精液も綺麗に洗い流してくれるし
鷹倉姉妹に変態嗜好のある子がいなくて、本当に良かった
もし美智やみすずが、ここに居たら
おしっこをかけてくれとか、言い出すだろうし
美智なら飲みたいとか言うかもしれない
くわばらくわばら
そういえば、姉の遙花とマルゴさんのトレーニングに合流したはずだよな
マルゴさんも、ミナホ姉さんと一緒に食堂に居るのなら
あの2人も、戻って来ているかもしれない
ジャーッ
オレはトイレを流すと手を洗ってから、急いで食堂へ向かう
ありがとうごめんなさいね
食堂に居たのは
ミナホ姉さんとマルゴさんの2人だけだった
ああ、遙花さんが、まだ筋トレしているんで美智ちゃんが付き合っているよ
この屋敷は複雑な構造になっているし、勝手に入られては困る部屋も多いから
美智が、遙花を見張っているんだな
もっとも、ほとんどの部屋は、遠隔操作のオートロックで閉ざされているけれど
渚さんは真緒ちゃんと先に休んだよ
渚は妊娠中だし、明日も店がある
花屋は朝が早いから先に寝たんだな
コーヒーでも入れましょうか
ミナホ姉さんが、そう言ってくれたけれど
今はいいよそれより、話って
オレが椅子に座ると、ミナホ姉さんは小さく溜息を吐いた
ちょっと反省しているわ
女の子が、これだけいれば派閥に別れていくのは、当然のことなのよね
派閥香月組や鷹倉組黒い森のオリジナルメンバーそれから
そうだね女の子ってのは、群れを作って生活するものだもんね
しかも派閥に別れることは、悪いコトじゃないからねこれだけの人数が、全員一丸となるなんてのは、気持ち悪いし孤立した人を助けるためには、受け入れ先として複数の派閥があった方がいいものね
ある派閥に属している子と仲違いしても独りぼっちにならずに、別の派閥に受け入れられる方が良い
派閥があったってそれでみんな仲が悪くて、雰囲気が険悪になるとは限らないしそれぞれ自分の立場を主張できる方が、精神的には楽だからさ
月子さんが鷹倉グループという派閥を作ると宣言してくれたことで恵美や雪乃さんが、入り込みやすくなったのよ
2人ともこのままだと、家族内での立ち位置が決まらなそうだったからね
というか雪乃にしろ、メグにしろ
無理して、自分がボスのグループを起ち上げようとしていたし
でも、2人ともリーダー向きの性格じゃないから
グループのリーダーになれる人ってやっぱり、カリスマ性っていうか才能が要りますよね
みすずや瑠璃子展そして月子には、そういう能力がある
もちろん、ジッちゃんやミナホ姉さんにも
オレには無いな
そんな力は、微塵も無い
でも、あたしとってもショックだったのよ
さっきの派閥のリーダーとしての月子さんの恵美への対応
オレにお茶を飲ませる前にきちんと謝罪させた
あれってあたしが、恵美にしないといけないことだったのよね
恵美には、あんな風に姉が、ビシビシと強い態度で躾けてあげないといけなかったんだなって判ったのあなたたちの様子を観ていてあたし
そうだね最後の方のお茶の口移しの時の、ネチネチした物言いあれって、ミナホの口調だものね
ミナホがユキノさんなんかには、いつもああいう感じで接していたよ
恵美はあたしに、ああいう風に自分を導いて欲しかったのねでも、あたしはあの子が可愛くて、ついつい甘やかしてしまうばかりだったから
口惜しそうに、ミナホ姉さんはそう言った
でも月子さんは、メグミちゃんの心を読んでメグミちゃんが、どうして欲しがっているのかを理解した上で、ああやっているんだよメグミちゃんの中のミナホに対する思いを汲んでああして導いてくれているんだよ
マルゴさんが、ミナホ姉さんを慰める
心が読める人だからねやり過ぎたりすることもないだろうし適度にメグミちゃんに接していってくれるはずだよ 月子さんは、判っている人だから任せておいて平気だと思うよ大丈夫だってば
ミナホ姉さんの手に、マルゴさんはそっと自分の手を重ねる
ミナホ良いお姉さんになろうとするのは、なかなか難しいよ優しいだけでも、厳しいだけでもダメだしねさっき、月子さんの言っていたバランスとタイミングそういうのが大切なんだろうね
そしてハァと大きくマルゴさんも溜息を吐いた
あたしも寧の姉として、反省することばかりだからさ
寧のこと
大学1年の頃
地方から東京に出て来た女の子が、最初は東京に家があるお金持ちの娘たちのグループに無理矢理参加していたんだけれど
1ヶ月で、断念して地方から来て下宿している女の子グループに移籍したのを見たことがあります
本人いわく、ああ、あたしはやっぱり、こっちのグループだったわ楽だもん似たように状況の子の中だと
女の子は、大変だよなあ
群れ作りが
ちなみに、演劇科だったので
女の子は35人なのに、男は9人しかいませんでした
なので、男の方は9人で結束するしかない
ということで高校時代は渋谷のチーマーだったやつや、千葉で暴走族をやってたやつ、逆に地方で高校演劇にとっぷりハマってたヤツや、芸能人の息子とか
てんでバラバラの男たちの中にコミケへ通ってたオタクの私が加わって
不思議な人間関係を築いていました
人生の中で、一番面白かった時期でした
788.寧と溜息
あたしが今回のことで学んだのはね
夜の食堂オレとミナホ姉さんとマルゴさんの3人だけでテーブルを囲んでいる
人は、結構自分自身の心の奥底にある欲求に気付いていないんだね
心の奥底の
ああ、現実には人は、その心の中に沈んでいる欲求に従って欲望を満たすことを行動の指針にしているのに何だかんだと、後付けで適当な理由をでっち上げて仕方なくこうするしかなかったんだと思い込もうとする
ニッと、マルゴさんは笑う
例えば、みすずちゃんは心の奥底でフツフツと強い支配欲を持っている熱いマグマみたいに香月さんの血筋だからね集団の上に立ち、人々を従わせたいっていう気持ちが強いんだろう
確かに、みすずにはそういう欲求がある
でも、自分自身ではそんな気持ちが心の底にあることを認めたくないから別のストーリーにすり替えるこれは自分の欲望でなく良信くんに可愛い女の子を抱いて欲しいからそれで、良信くんに自分の気に入った女の子を献上しなくてはいけないんだって
自分の心と向き合うのは大変だからオレのためにすることと思い込もうとする
今夜は何とかみすずちゃん自身が、最後の最後になって、ようやく自分の欲求だと認めてくれたから良かったよね大きな問題になる前に、対処できそうでさ
オレへのサプライズということにして、陰謀を張り巡らせまくられたら溜まらない
みすずのそういう嗜好は変えられないとしても、必ず、事前に相談するという縛りを約束させることができたのは良かった
月子による監査も、認めさせたし
これならみすずが暴走する前に、兆候をチェックできるから
まあ、みすずちゃんのことは、それでいいとして人の振り見て我が振り直せだよね、ミナホ
マルゴさんの言葉に、ミナホ姉さんは苦笑する
判っているわよあたしも自分の心の底に沈んでいる思いのせいで、知らず知らずのうちに行動を決めちゃっているってこと判ったわ
さっきあなたたちとお風呂に入った時に、ハッとしたんだけれどね
ミナホ姉さんは、小さく溜息を吐く
あたしはつくづくお姉さんがやりたいだけの女なんだなって
少し前に、みんなで風呂に入った時に
アニエスたち、年下組でも一番幼い子たちと話したことで
ミナホ姉さんの心の重さが、スーウッと軽くなっていくような様子をオレは見た
娼館の運営を引き受けたこともマルゴや寧を引き取ったことも5月に、あなたたちを受け入れたことも突き詰めてみれば、あたしの心の中ここに誰かの姉になりたいっていう思いがあるからなんだわ
ミナホ姉さんは妹さんを失っている
白坂創介に殺されたんだ
妹さんは妊娠していたから、その堕胎手術を白坂創介が、変なヤツにやらせたから
ミナホ姉さんもその時に、酷い手術をされ
二度と赤ちゃんの産めない身体にされてしまった
そのミナホ姉さんの思いの力でオレもみんなも、助けてもらったんだよ今、こうやって笑って生きていられるのは、全部、ミナホ姉さんのお陰だよオレたちみんな、ミナホ姉さんに感謝しているんだからね
この家族はミナホ姉さんが居場所を作ってくれたからこそ、成立できているんだ
あなたに、そう言ってもらえるのは嬉しいけれどでも、あたしの欲求は、あくまでもあたし個人のものなのよあたしは自分の満足のためにこうしているだけそのことをあたし自身がちゃんと判っていないと道を踏み外してしまうことになると思うのよ
でも今は、はっきり判っているんだろ
ええ、今はね
じゃあ、もう大丈夫だよ
でも良信
ミナホ姉さんは恥ずかしそうにオレを見る
あたし怖いのよあたしって、自分で思っていた以上に、感情のままに行動する女なんだって気付いたからホント自分では、年相応に落ち着いていて、何事もクールに判断しているつもりだったけれど全然、そんなことはないって
ミナホ姉さんはいつも、冷静に緻密な罠を張っていく
ポーカーフェイスで、巧みに切り札を切っていく試合巧者のイメージがある
でも、確かに内側にはいつも、熱く激しい感情を抱いている
あれ、あたしは知っていたよ
ミナホは確かに、悪巧みを進行させている時は落ち着いているけれどさそういうのって、やっぱり心の中に強い感情エネルギーのある人でないと、そもそも悪巧みなんてできないからね
白坂創介への復讐だって、ミナホ姉さんの溜まりに溜まった感情が破裂したからああなったんだ
ゴールデンウィークの時のことは感謝し続けているわよ、あたしマルゴにも良信にもね
あなたたちが、あたしに上手く調整してくれたからだから、あたしの復讐はサイアクの事態には陥らないで済んだんだと思うから
ミナホ姉さんの最初の計画では
復讐が達成されればミナホ姉さんは自殺することになっていた
雪乃とマナも父親と一緒に、殺される予定だった
あたしはキョーコさんの指示に従ってただけだからミナホの精神状態をチェックして、危険な領域に行かないようにしていたのは、キョーコさんだよ
でも、あの時にずっと、あたしの側に居てくれてたのはマルゴよ
それはキョーコさんが、ベタ付きだとミナホがより緊張して、警戒するだろだからだよ最初は、あたしがオーストラリアへ行くっていう話もあったし
キョーコさんは、オーストラリアで白坂創介を拉致・監禁し日本に密入国させて、連れて来る役をやっていた
でも、あたしにはキョーコさんみたいに、笑える誘拐をやって、ミナホの心の温度がヒートアップしないようにするなんて小技は、使えないしさ
マルゴさんは基本が、真面目だからな
キョーコさんみたいに、何か1つやる度に、ギャグをカマすようなことはしない
もっとも笑える話にすることで、暗く深刻な状況にならないようにするのが、キョーコさんの流儀なんだと、今のオレには判る
キョーコさんは、とっても優しい人なんだ
褒められるべきなのは、良信くんだけだよ
そんなオレは、ただ何もかも夢中だっただけで
オレは思いっきり、状況に流されていただけだ
ジタバタあがいていただけで
ミナホ姉さんの役には立っていなかったと思う
君が一生懸命だったのが、良かったんだよ一生懸命ミナホや、あたしたちのことを理解して力になろうとしてくれたから
そうよあなたが、あんまりにも一生懸命だったからあたしは、良信の熱い気持ちに突き動かされたのよだから自分の心の毒に当たって、自死しないで済んだんだと思うわ
今回だってそうよ良信の一生懸命はいつも、あたしの想定の範囲を超えるから
バカね良い方向によ何もかも、予想以上に良い結果に終わったわ
良い結果
香月様や香月セキュリティ・サービスとあたしたちとの関係は、さらに強化されたし月子さんたちが、あたしたちに託されたのも大きいわよ
でも、香月家は関西のヤクザたちと全面抗争なんだよね
これから長い闘いが始まることになる
それは、香月様のご決定だからあなたが悩むことではないわあたしたちは、香月様と提携しているんですから戦列に加わるそれだけのことよ
様々な要因《ファクター》があったんだからこれはこれでしょうがないことなんだよ後からもっと良いな解決策に気付いても、どうすることもできないんだからさ香月さんは、常にベストの選択をしているんだと思うよ
巫女の力特に清美さんの狂気と暴走そして、死に至る道程は
ジッちゃんにも、どうすることもできなかっただろう
良信くんまず、あたしたちが無事に戻って来られたことそれから、月子さん、夜見子さん、ルナさんの3人姉妹が、明るく笑って生きていけることができたことこの2つだけで、万々歳なんだよそれ以上のことは、望むべきじゃない
清美さんはどうやっても、助けられなかった
関西ヤクザたちが、ジッちゃんに制裁されるのは自業自得だ
そうですね今はもうこれからのことを考えるべきなんですよね
前に向かって
終わったことを振り返っている余裕は無い
やらなきゃいけないことは、いっぱいあるんだから
それから雪乃さんと恵美のことも、取りあえずは良しとしましょう
2人とも月子がリーダーのグループに入ることになった
月子さんみたいな、ストレートな性格の人の方があの子たちは楽なのよ恵美も雪乃さんも、表裏の無い子でしょ何でも、思ったことを口にするし、顔に出すしあたしたちみたいな姑息な腹芸をしたりはしない子なんだから
ああ月子は
巫女の力で、人の心を読むようになってからは何でも、率直に話すようになった
人の心が読めるから月子に、そういう力があることを、みんなが知っているから
そのことで、他の子たちが変に警戒して、人間関係がメチャクチャにならないように
自分に何が見えていて、何が判っているかを正直に話してくれている
そうすることで、みんなとの信頼を積み重ねていくつもりなんだ
あの姉妹は夜見子さんも、カラッと正直に話すタイプだしねルナさんは、元々は引っ込み思案な感じだったけれどアニエスちゃんが、上手に引っ張ってくれているみたいだから
アニエスが物怖じせずに、ルナにアプローチしていくから
ルナは、心を開いている
ホントみすずちゃんとは真逆だよねあの子みたいに、顔は笑っていても、心の中では別のことを考えているタイプはメグミちゃんとは相性が悪いんだろうから
みすずが、そういう性格なのは名家に生まれたお嬢様だからだ
人々から羨望と妬みの眼で常に見られているから
下手に敵を作らないようにとにかく、顔はいつも笑顔でいないといけなかったんら
心の中を悟られないようにしていなければならなかったから
結果オーライだけれどメグミちゃんにとっては、これがベストなんじゃないかな雪乃さんや夜見子さんたちと、ギャンギャン文句を言い合って脱線しないように、月子さんが面倒を見てくれるだろうし
山峰の家のお母様が、ああいう性格なんでしょうね
メグの養家義母が
思い出して恵美はお行儀の良い子だったでしょ元々は
4月の入学式の頃は
メグは、お行儀の良い学級委員長の女の子というイメージしか無かった
山峰の家は恵美を厳しく躾けていたわ養女だからって、恵美が不安にならないように愛情を持って、丁寧に恵美に接して下さったのよ
山峰の家の生活は、苦しかった
養父母は、共稼ぎだったし
メグは、白坂家から無理矢理押し付けられた娘だ
山峰家もメグも親戚の集まりでは、ずっと白坂家の人たちからイジメられてきたのだし
それでも、メグがイジケた性格にならないように
凛と力強く生きていけるように
山峰さんたちは、メグミにたっぷり愛情を込めてだけど、厳しく育てたのよだから、5月の頃の恵美は立派だったわ
白坂創介にゴールデンウィークが終わったら娼婦に堕とすと言われても恵美は、最後の最後まで一生懸命、部活に打ち込む覚悟をしていたわ
そうだったろ
あの時のメグは
だから恵美の気が緩んでしまったのは、全部、あたしのせいなのよこの屋敷に来てからあたしが、恵美を甘やかせたからそれで、あの子少しダメになっていたのよ
ミナホのせいだけじゃないよメグミちゃんは養父母の家は、やっぱり肩身が狭かったんだよ自分の家だと思えなかったんだと思うよやっぱり
オレはメグが山峰家で生活していた私室を思い出す
メグは、山峰の両親に遠慮して、必要最低限のものしか持たない暮らしをしていた
あの部屋には、16歳の女の子らしい華やかさは感じられなかったと思う
あたしたちと一緒に暮らすようになって、メグミちゃんが弾けちゃったのは仕方ないことだよあたしは、そう思うよ
マルゴさんは、ミナホ姉さんにそう言った
だからこそあたしが、きちっと浮かれているメグミを指導しないといけなかったのよあたしはあの子の姉なんだから
ミナホ姉さんは、かなり後悔しているようだった
そうかな姉だって色々だよ
ミナホ姉さんはメグを普通の妹という風には見ていないよね
だって、メグのことは赤ちゃんの頃から知っているんだからさ
メグは、この屋敷の中で娼婦の娘として生まれた
ミナホ姉さんは、その頃にはもう、この屋敷に誘拐されて来ている
恵子さんという、メグの実の母親に優しくしてもらったと言う
だから本当に赤ちゃんから幼児期の頃のメグのことを
ミナホ姉さんは、よく知っている
その上、ミナホ姉さんは自分のお腹の中の子を、殺されているから
メグは妹であると同時に、亡くなった自分の娘のイメージも心の中で重ねてしまっているんだ
ミナホ姉さんが、メグのことをガンガン厳しく怒ったりできないのは仕方ないよ
克子姉や渚だって自分たちが、高校1年生で拉致されて、学校へ通えなかったからオレやメグが楽しく学生生活を送れるようにって思ってくれているし
だから、あの2人もメグを、厳しい態度で叱ったりはしない
あたしもダメなんだよねそういうのはさ
あたしはほら髪の毛と眼の色のことで、子供の頃はインディアン居留地の中で浮いてたからさそういうコミュニティの中で、年長者たちから、厳しく愛情を持って指導された経験なんか無いし
マルゴさんは金髪碧眼で生まれたことで、不当な差別を受けていた
最終的には、12歳で輪姦され
その中には、マルゴさんの父親も居て
マルゴさんは、父親を射殺して居留地から、保護施設に収容された
施設はまあ、色々と問題を抱えてきた子が集まっているところだからイジケてたり、ひねくれてたりする子も多かったしねなかなか難しいんだよ人間関係がミナホやキョーコさんと出会ってからだよね屈託なく、人に接することができるようになったのは
あたしは何もしてないわよ
ミナホ姉さんのその言葉に、マルゴさんは
そんなことないよミナホの優しさのお陰だよあたしはミナホに救われた女だからね感謝している本当に、あたしの家族大切なお姉さんだって、思っているよ
ミナホはさ本当にお姉さんだったでしょ奈生実さんの
それが殺されたミナホ姉さんの妹さんの名前だ
本当に妹がいて姉として、妹に接してきた経験があるからミナホは、姉役が上手なんだと思うよ
そうだよそういう経験値って特に子供の頃のものは、大きな意味があるんだよミナホが黒い森の娼館の運営で娼婦のお姉さんたちからずっと慕われてきたのも、ミナホに姉の経験があったからだとあたしは思うよ
実歳にそういう立場に居た経験がミナホ姉さんの人生に影響しているんだ
ミナホはさっき、自分にはお姉さんになりたいっていう欲求があるって言ってたけれど正確にはちょっと違うよね
ミナホは姉になりたいんじゃなくて、そもそも最初から姉なんだよ母子家庭で、2つ年下の妹がいてずっと、ミナホが面倒を見てきたんだよねだから、ミナホは物心が付いた時から最初から姉なんだよ物の見方や、考え方も姉なんだよ
姉として生きてきた
だから、妹の奈生実さんが亡くなってパニックに陥ったんだよ弟妹がいなければ、姉ではないからねそれで、妹役としてお屋敷の娼婦たちや、あたしや寧を可愛がってくれたんだよ
ミナホ姉さんという存在そのものが姉なんだ
人間は結局どうやったって自分が生まれ育った環境に引っ張られるんだよこの世に生まれて、意識が芽生えて最初に自分とは、世の中とは、こういうものなんだって認識してしまったものに囚われてしまうんだよね
だから、ミナホはいつでも姉なんだよ
そうねマルゴの意見の方が、正しいと思うわあたしは奈生実が生まれた時から、ずっと姉なのね2つ年下だから物心が付いた時には、もう奈生実が近くに居てあたしはお姉さんをやっていたし
うんそういうのが大切なんだよだから、ミナホは良いお姉さんとして、あたしたちの上に君臨しているんだからさ
あたしそんなに偉そうにしているつもりは無いんだけれど
そうかな偉そうでいいんだよそういうのが、とっても姉らしいんだからさ
笑うマルゴさん
でもさ寧の場合は
寧だってお姉さんのはずなんだけれどさ
寧は双子の姉として生まれた
双子で弟の方が男の子だからね姉っていうことにはなっているけれど実際は、弟のケイくんの方が寧を助けていたみたいだしさ
シザーリオ・ヴァイオラに囚われた後でも寧を守っていたのは、弟さんなのよね
アメリカの犯罪者に両親を殺され、誘拐された後
寧とケイさんは犯罪者集団の中で、生活しなくてはならなかった
そして、同性愛者のヴァイオラの相手をして寧を守り続けていたのは、ケイさんだ
姉なのに、弟に命を救われたことが弟を助けることができなかったのが寧の心の傷なんだし
ケイさんは寧を庇って、ヴァイオラの妹と相撃ちになって死んだ
つまり寧は、戸籍上は姉だけれど姉らしい生活は、何もしてきていないんだよ
あたしたちの誤算だよあたしたちは年少組のリーダーは、寧が適任だと思ってた寧は、頭が良いし黒い森の流儀もよく知っているから
マルゴさんと裏工作の仕事をやっていたし
実際に姉だったんだから姉として、若い子たちをきちんと統括できると思っていたんだ
寧は姉役には向いていなかったのね
そういうことなのねだから、寧には、恵美の制御ができなかったのね
あたしたちと同じだよ優しく話し掛けるだけでメグミちゃんを厳しく指導することなんて、寧には出来なかったんだよ
戸籍上は姉でありながら、ケイさんに対し、姉らしい行動をほとんでできなかった寧には
当然、姉役をやっていけるだけの経験値が無い
だけど寧は寧こそお姉ちゃんになりたい病ですよ
ケイさんを失ったことで、その思いはより深まっていた
だから、オレは
戸籍をイジッて、ケイさんに成りすまし
本物の寧の弟になったんだ
判っているよ寧も、気付いたはずだ今日のことで
そして、メグミちゃんに対して姉役をやり切れなかった自分のことを、情けなく思っているだろうね
ということはオレが何とかするしかないですね
落ち込んでいる寧を癒やすのは弟であるオレの役目だ
済みません、風邪と頸椎ヘルニアで頭がポーッとしています
とても体調が悪いので
早めに休むことにします
789.仮説
寧は今夜は、オレのベッドに忍んでくるっていう約束になっていたけれど
こりゃ、オレの方から寧に会いに行かないといけないな
今、どこにいます
ミナホ姉さんもマルゴさんも、監視システムで寧の居場所は判っているはずだ
2階の書庫に居るよ
マルゴさんが答えた
書庫というのは、このお屋敷に暮らしていた代々の娼婦たちが残して行った本やマンガ何かが置かれている部屋のことだ
寧は、落ち込んだ時はいつもあそこだから
判りましたすぐに行って来ます
オレは、席を立とうとする
あ、ちょっと待って良信
ミナホ姉さんが、オレを呼び止める
寧のことはあなたに任せるわその方があたしたちよりも、あなたの方が適任だと思うものそれは、いいんだけれどね
ミナホ姉さんは、マルゴさんを見る
いい機会だから、確かめておきたいんだけれど
なぜ、マルゴは良信とセックスしないの
何、それそんなこと、どうしてミナホは今、知りたいのさ
それはあなたと良信の関係をハッキリさせておいた方が、寧のためには良いと思うのよ
もし、マルゴが寧に気遣って、良信とセックスしないというのなら
そんなことあるわけないじゃないか
マルゴさんは、さらに笑う
でもマルゴは寧の姉をよくやってくれているわだから、寧の前では良信への気持ちを抑えているんじゃないの
どうしてさあたしがどうにかするって前に、良信くんにはもうたくさんの女の子たちがいるわけだしそのことは、寧だって判っているわけでしょ
そうだオレは毎日何人もの女とセックスしている
そのことを今更、寧が嫌がるとは思えない
大体、可奈センパイをオレに犯させたのは寧だし
さっき、良信が言った通り寧は姉になりたい女の子よだから、弟である良信が可愛くってしょうがないし年下の妹たちのことも、心から愛しているわ
年上の姉のことだって愛しているよ寧はミナホや克子さんたちのこともね
マルゴさんは、全く笑顔を崩さない
でも、あたしたちとマルゴは違うわ寧にとってはねマルゴは、あの子の中では特別な姉なのよ
ロサンゼルスで弟を亡くして、あたしたちに拾われた時に寧が、心を開いたのはマルゴだけだったもの
寧の普段の明るくてイタズラ好きで元気な性格は全て、フェイクだ
あれは脆くて壊れそうな精神を守るために、寧が自分ででっち上げたものだ
キョーコさんの真似をして
本当の寧は寧子《ヤスコ》は、とても内向的で大人しい性格だから
だから、寧はあの子は、克子や他の子が良信とセックスすることについては何の抵抗も感じないけれどマルゴと良信がセックスすることは嫌なんじゃないかって思うのよ
どうしてあたしには、よく判らないよ
何で、それで寧があたしが彼とセックスすることを嫌がっているっていうことになるのもし寧が、あたしのことを他の姉よりも親しく思ってくれているのならむしろ、一緒に彼とセックスしたいと思うんじゃないのかなそういう可能性だって、有り得るわけでしょ
マルゴさんとより親しくなるためには
美智が、オレとのセックスをみすずに見ていて欲しがるように
オレはミナホ姉さんの言いたいこと、何となく判るよ
ヤッちゃんはさ普段は、自分の本当の気持ちを隠しているから
ああ何で考えなかったんだろう
メグみたいな思ったことをすぐに言葉にする子はみんなの前で、平気でオレの1番になりたいとか大声で言えますよね
でも、寧やみすずは自分の本心を隠す性格ですその場における自分の役割を演じようとするし日常生活における演技が上手いんですよ2人とも
みすずは香月家のジッちゃんの孫娘として、周囲の人々から常に注目される生活をしてきたから
寧は気まぐれな異常性格の犯罪者に、ずっと拉致監禁されていたから
作り笑顔が基本になっている
自分の感情や欲求を抑え付けてとにかく周りが望む言動をするようにと、身体が勝手に動いてしまうんだろう
そして、自分の心を隠していることを相手に気付かれないように、スムーズで論理的な会話を、どんどん組み立てられる頭の良さを持っているから
聡明すぎるんだよな
さっき、みすずが追い込まれて、あたしだって、1番になりたいって叫んでましたあいつが、ずっと心の中に隠していた言葉を
モニターで観ていたわ
それならみすずが、あんなだったのなら寧だって、あの明るい笑顔の下にもっと、たくさんのそれこそ、みすず以上に複雑な思いを隠しているんじゃないのかなって思うんだ
むしろ、表の性格の寧がハチャメチャで力強い子という設定になっているからこそ
みすず以上に、本心を押し殺しているんじゃないのか
一見、オレが誰とセックスしようと全然平気だし、むしろ寧の方から奨励するくらいだけれど
裏の寧子の心は本当は、そうじゃないのかも
そうだね寧が可奈さんを連れてきたのは、寧自身の精神的なストレスからだと思うよ
過度のストレスを抱えている場合自分の思っていることの逆の行動をしてしまうってこともあるから寧の本心は良信くんに、これ以上、他の子とセックスして欲しくないなのかもしれないだけど、それが色々なファクターと絡んだ結果全く、真逆の行動寧自身が、君の新しいセックス相手を紹介するっていう考えに変換されてしまったそういう仮説も考えられるよね
明るくマルゴさんは、そう言った
あたしも、そう思うわでも、寧は今のあの作った明るい性格でいることで、心のバランスを取っているわけだから良信が他の子とセックスすることは、どうにか受け入れられるんだと思うのよ
今の寧の人生は良信を幸せにすることに全て向けられているわけだから良信のためなら、あの子は何でもするし良信を独占しようとは思っていないわよ
寧が、オレを独占することは
オレにとっては、不幸なことだと考えているんだ
あんなに美しい少女なのに
寧自身は、自分は無価値な人間だと思っているから
オレと同じで
だから良信くんが他の子とセックスすることを寧は受け入れているそういうことならあたしのことだって、寧は見逃してくれると思うけれど
もし、あたしが良信くんとセックスしようとしたと仮定した場合にだよ
いや、マルゴさんの場合は
マルゴさんヤッちゃんは、マルゴさんと2人きりの時は寧のままですか
寧はマルゴさんと2人きりで行動することが多い
両方あるよあっちの方の性格はたまにだけどね
家族の中では君とあたしだけなんだと思うよ素顔の奈島寧子《ナジマ・ヤスコ》と会話しているのは
オレも本当に2人きりの場所で
セックスの後の裸で抱き合っている時とかに
不意に、寧子に戻っている寧と会話することがある
あたしは監視カメラの映像で見るだけよ
ミナホ姉さんは溜息を吐く
寧子さんとは話していないわねここしばらくは
寧が本当の自分を晒してくれるのはマルゴさんとオレだけか
だからよあたしが危惧しているのはマルゴは、寧にとっては演技しなくても良い特別な姉なのよそのマルゴまで、良信と寝たら
寧は本当はオレを独占したい、オレが他の子とセックスするのは嫌なんだと思う
今は家族とか、姉になるとか、オレのためとか
色々な要因から、オレがみんなとセックスするのを了承しているだけだ
寧はマルゴには、心を開くことができるからそれが、あの子の慰めになっていると思うのよ
もし、マルゴさんとオレがセックスしたら
あの子はマルゴにも、自分の心を隠そうとするかもしれないわ
ミナホ姉さんの懸念は当たっていると思う
マルゴもそのことに気付いているんでしょだから、良信とセックスしない一線を引いているんじゃないの
フフフフ考えすぎだよ、ミナホも良信くんも
前髪を掻き上げて苦笑する
確かに面白い仮説だけれど間違っているよ、それは
寧はそこまで弱い子じゃないよあたしも、そこまで過保護じゃないし
さらに、クククと笑う
あたしが寧と上手くいっているのはいつも対等の立場で、あの子と向き合っているからだよその点ミナホは、少し上からの目線で寧に対し過ぎてるんだと思うよ良信くんみたいに素直な子や、みすずちゃんたちみたいに礼儀正しい子なら、そういう態度でもちゃんとミナホの話を聞いてくれるけれど寧みたいに屈折した子には、嫌われるだけだよ
ウソウソ、冗談だよ寧がミナホのことを嫌っているはずがないじゃないか
マルゴさんの顔から、笑みが消える
あたしが良信君とセックスしないのは時期じゃないからさ
時期
あたしは、今はまだ妊娠する予定は無いからねいずれ、子供が欲しくなったらその時は、もちろん良信くんに頼むよ
別に妊娠するためだけにするのが、セックスではないでしょう
それはミナホの意見でしょあたしは他の子たちみたいに、セックスを必要としていないから
マルゴさんは、再び笑顔で答える
あたしたちが元・娼婦だから、セックスに重きを置きすぎているっていうこと
そういうことではないよあたしの方が変わり者なのかもしれないよ正直あたしには、男の人とセックスしたいっていう欲求も衝動も無いから
でも一度、してみたら
ミナホ姉さんは、マルゴさんに提案する
あなたの場合、初体験がトラウマになっていてセックスをしたくないのかもしれないけれど
それはミナホたちだって、そうだろ
あたしや克子や渚は無理矢理、犯されて娼婦に堕とされたけれど娼婦として働いたから、セックスの快感は知っていたわお金で男に買われても身体は、イクことを覚えたから
でも、マルゴは最初の1回きりの痛くて苦しい記憶だけでしょ
だけど、良信が相手ならきっと、マルゴにも、セックスの良さが判ると思うわ
試してみるべきだと思うわよあたしは、もうセックスのできない身体だからマルゴには、セックスの歓びを謳歌して欲しいと思うのよせっかく、女に生まれてきたんだから人生が変わるわよマルゴ
ニッと笑ってオレを見る
とミナホは言っているけれど、君はどう思う
笑顔の中に真剣な眼がある
オレはマルゴさんがしたくないのなら無理に試してみることはないと思います
オレは自分のセックスが、そんなに素晴らしいものだとは思っていない
人の人生を変えられるようなものだとは
それに、セックスはものは試しみたいな軽い気持ちでするべきことじゃないし
そうだねあたしも、試してみたいとは思わない今は、他にやりたいことがいっぱいあるしねだから、この話は終わり
マルゴさんは、話し掛けようとするミナホ姉さんを無視して
別に良信くんのことが嫌いだからじゃないからね君のことは好きだよ本当に自分の弟だと思っている愛しているよあたしは君を
優しい眼差しでオレに、そう言ってくれた
でも、だからこそ何でもセックスすれば、上手く行くっていう風潮には一石を投じておきたいんだよ
もちろん、あたしはセックスをいけないことだとは思っていないよセックスは大切なものだしセックスを通じて、絆が生まれているのも確かだ君とセックスすることで救われた子もいっぱいいるでも世の中は、セックスだけじゃないからね
あたしだって、セックスを通して、信頼関係や絆を確認することは悪いことじゃないと思うって言ってるでしょただ必ず、セックスを使わなきゃいけないわけじゃないよねっていうだけの話だよ良信くんは1人しかいないんだからさみんなして、セックスに偏重し過ぎると、彼がパンクしちゃうよね
それって、今のあたしたちの何か心に不安定なことがあったら、すぐに良信に縋ってセックスで癒やしてもらうことをあなたは、そういうことは良くないことだって言いたいの
ミナホ姉さんが、真顔で尋ねる
だからあたしは、そんな話はしていないってば
マルゴさんは、ハッと短く息を吐いた
そういうのはさ、人それぞれで絶対にこうだこうしないといけないなんて答えのあることじゃないでしょ
穏やかで優しい笑顔で
あたしは、まだ良信くんとは、セックスしていないけれど良信くんとの間に強い絆を感じているよ
セックスしなくたってあたしたちは、充分すぎるくらい信頼し合っている家族だよもう、ずっと家族だそうだよね、良信くん
うんマルゴ姉さんはオレの大切なお姉さんだよ
オレは自然にマルゴ姉さんと呼んでいた
セックスは、オレたちが親しくなるための手段の1つであって何もかもセックスだけで、解決できるはずはないよねセックスしなくたって、絆はできるんだね
ああ、そういうことあたしと君の関係が証拠だよ
オレは救われた気がした
オレとマルゴお姉さんは確かに温かくて強い絆で結びついている
だからオレとセックスしなくても家族なんだ
ミナホ家族の中にあたしみたいなのも1人ぐらいはいないとさ良信くんが、窒息しちゃうよそう思わない
マルゴ姉さんの言葉にミナホ姉さんは
もしかして、マルゴ寧じゃなくって、良信に気遣ってくれていたの
それで良信とは、プラトニックな関係を保つことに
さあどうだろうそれも1つの仮説としては面白いけれどね
またクスクス笑って、誤魔化すマルゴ姉さん
あたしは単純に、自分のしたいことをしたいだけだよ今はアメリカで格闘技をやりたいってことが一番だから
あたしはセックスとか、今はいらないそれだけだってば
オレは寧が居るという書庫へと向かう
バスローブ姿に、スリッパでパタパタと足音を立てて
もうちょっと、マシな格好に着替えた方がいいのかな
まあ、このままの方が自然な感じでいいか
今更、カッコ付ける間柄でもないもんな
オレは書庫の重いドアを開けた
ああ、この部屋は本当に本だらけだなあ
昔のVHSのビデオとかもいっぱいあるけれど
ヨッちゃん、どうしたの
寧は部屋の隅っこに、小さく体育座りしていた
んヤッちゃんに会いに来た
どうしてメグちゃんたちの方は、終わったの
終わったあっちは月子が仕切ってくれることになったから
オレは寧の隣に、腰を下ろす
ていうか、どうせ観てたんでしょヤッちゃんも
監視カメラの画像を
うんまあね
寧は何か、変わったロボットの人形を持っていた
何、それ
ああこれも、この部屋にあったんだよ
この部屋に
メグちゃんの前にも子供が居たことがあるんだと思うよこのお屋敷には
娼婦が産んだ子供
これ、結構古いオモチャだから80年代じゃないかな
寧は、ガチャガチャと手の中の人形を動かす
ここで産まれた子なのか、子供がいる女の人が娼婦になったのかその辺は判らないけれど白坂創介がこの娼館を乗っ取る前のことだから黒森楼時代の番頭さんだった森下さんに聞けば判ると思うけれど
森下さんはお屋敷の周囲の家の1つに、奥さんと2人で暮らしている
今はすっかり引退して、ミナホ姉さんに呼ばれた時だけお屋敷に来る感じだ
これさ変形するんだよね
寧はロボット人形の手足を折り曲げていく
ロボットの内側が開き、中に頭と手足が収納された
へえそんなになっちゃうんだ
でそれ、何
変形したロボは何か歪なものになってしまった
そう言えば、このロボ色も変なんだよな
顔がおかしな緑色で身体は淡い茶色だし
これは岩だね
寧は変形したロボット人形の微妙な茶色一色の歪な塊を見て、そう言った
イワ
うんこれ岩石超人だから
ガンセキチョウジン
えっとロボットから、岩になるの
いやいや、ヨッちゃん逆だよ岩が、ロボットに変形するんだよ
岩石超人マスク・ロックちょっと、気になったんでスマホで調べてみたんだ
ほら、トランスフォーマーとか変形ロボのオモチャが流行った時に別のメーカーが発売したものなんだってさ
ああ、車とか戦闘機がロボになる
いやいや、初期のトランスフォーマーはミクロマンのミクロロボット・シリーズとダイアクロンのカーロボットの流用だからさ乗り物だけじゃなくって、色んな物がロボットに変形したんだよカメラとか、ピストルとか、ウォークマンとか、顕微鏡とか
それでライバル会社が、岩が変形するロボットを売り出したんだ
うーん、その辺はよく判らないけれど
寧は、ひょこひょことロボの頭を出したり、引っ込めたりする
この岩石超人も何種類も発売されているんだよ善悪、両方のグループがあったらしいんだよね
へえじゃあ、結構人気があったのかな
見たところおどろおどろしいだけのデザインだけれど
それが全然、売れなかったみたい
あ、やっぱり
だけどさ、そういうのって売れなかったから、残ってないっていうんで、結構、ネット・オークションで高値が付いていることもあるんだけれど
え、これプレミア付いてたりするの
それが全然
昔、人気が無かったものは今でも、人気が無いみたい
そういうものなんだろうな
でも、この岩石超人なんて、まだマシだったよ
寧は本棚の角から、別のロボットを取り出す
こっちの宝石超人ルビーマンなんてさ
何だ、この赤くて透明な変な形のロボットは
これまた顔が何か、トンデモないんだけれど
これは宝石がロボットに変形するっていうコンセプトなんだけれどね
寧は、ロボットをガチャガチャ変形させる
はい完成
それどこが宝石なの
だよねぇ
何か訳の判らない歪な塊になっただけで
全然、宝石には見えない
だから、この宝石超人も全然、売れなかったみたい
こんな訳の判らない形ならロボット体型にしておいた方がいいよね
寧はガチャガチャとオモチャを人型に戻していく
ヨッちゃんごめんね
小さな声でオレにそう囁いた
最近、首を痛めてから視力がガクッと落ちたみたいです
それで、眼鏡を新調しようと思いました
私の住む街にも、旧来の眼鏡チェーン以外の
新興の均一値段の安いメガネ屋さんができたのですが
デザインは、どれも綺麗なんですけれど
手に取ってみると、何かちゃちぃのです
しばらく観察して、理由が判りました
眼鏡のネジの蝶番のところ
その部品が、とんでもなく酷い
今掛けている眼鏡の蝶番と比較したら、びっくりするぐらい出来が悪いのです
だから、眼鏡をツルを拡げるだけで安っぽさが手に伝わる
うーん、中国製の仕上がりの悪いフレームが多いみたいですね
簡単にバキッと壊れてしまいそうなので
一番安い価格のものなら、オモチャ感覚で買うのもアリなんでしょうけれど
それ以外はちょっと
というか、眼鏡は日本製を買わないとメガネブに悪いですし
いや、観てないんですけれどメガネブ
790. 寂しいのはお前だけじゃない
あたしさ上手くできていないよねみんなのお姉ちゃん
寧は変形ロボの玩具をガチャガチャ弄びながら、そう言った
やっぱり、無理なのかなあたしはお姉ちゃんじゃなくって、ミナホお姉ちゃんやマルゴお姉ちゃんたちに守られているだけの妹のまんまなのかな
オレはそっと、寧の肩を抱き寄せる
そうかなオレは結構、上手くやれているって思うよ
2人きりの時はケイちゃんだろお姉ちゃん
寧は、オレをケイちゃんと呼び
オレは、寧をお姉ちゃんと呼ぶ
2人だけのルールだ
そうやって寧を完全に寧子《やすこ》の心に戻さないといけない
裸のままの心に
でもね、ケイちゃんケイちゃんは、そう言ってくれるけれどねでも、あたしはさ違うよダメだよ全然だよだって今のあたしは、あたしがイメージしているようなみんなのお姉さんはやれてないものこんなんじゃダメなんだっていうのが、物凄く良く判るものっ
寧は赤裸々な真情を吐露する
もっとさあたしは、みんなの先頭に立ってさ妹たちをグングン引っ張ってさみんなの悩みとかを笑って解決してあげられるような、頼れるお姉ちゃんになりたいんだものでも、今のあたしはさ
寧は、ロボット体型に戻したオモチャを、そっと棚に戻す
月子さんたちのことも偉そうに、オブザーバーみたいな顔をして、みんなに任せて自分は手を出さないで見ていただけだったし
後はただ、ミィちゃんと陰謀で張り合って、お互いに牽制し合ってただけだし可奈ちゃんのことは、結局、可奈ちゃん自身がとっても良い子だったから、何とか上手くいったってだけだし
あたしは全然だよねこんなんじゃ、ダメだよね
はぁぁと、大きく深呼吸する
眼には涙が溜まっている
そんで、そんで、そんであげくに、こんな所でケイちゃんにグチってるしさホント、お姉ちゃん失格だよ
オレは、寧のほっぺたにそっと、キスをする
お姉ちゃんには失格とか、退場とか、そういうのは無いと思うよ
ニコッと、寧に微笑む
お姉ちゃんは、お姉ちゃんだからオレのお姉ちゃんなんだ失格になんて、なるわけないじゃんかこうして、お姉ちゃんが横に居てくれるだけで、オレは幸せなんだからさ
でもケイちゃん
オレは、寧の手を掴む
手の平の中のツボを、親指でグイグイと押した
んマッサージこうすると、血行が良くなるらしいよ
オレは、寧の白い手を丁寧に揉み解していく
あのさできなかったことを反省するだけじゃなくってさちゃんとできていることにも注目しようよ
オレは、寧の指も一本ずつ指圧していく
みすずは、さっき他に人の居る場所で、自分の本心をさらけ出して叫んだよね
本当は、オレの特別な存在になりたいと思っていることを告白し
オレにセックスを求めた
だから、オレはみすずを、克子姉や瑠璃子、イーディと寧の前で抱いた
でも、お姉ちゃんはあの場では、ガマンしてくれた本当は、みすずみたいに大きな声で喚きたいのをグッと堪えてくれたろオレは判っているよ
本当なら、あの場で
寧も、オレにセックスを求めたかったはずだ
そ、それはだって
恥ずかしそうに、寧は言う
あんな風にさ先にミィちゃんに、大激白をやられちゃったらさあたしは、物分かりの良いお姉さんを演じて温かい眼で見守ってあげるしかないじゃんか
うんちゃんとお姉ちゃんをやっていたよ
オレはグッと手を握る
あの場ではみすずに譲ってくれて、お姉ちゃんは一歩引いててくれたじゃないかスゴいよあんなの、お姉ちゃんだから堪えられたんだよ
オレの女たちは自分の欲求に素直すぎる子が多い
みすずが逆の立場だったらさ自分も、あの場でオレとセックスしないと公平じゃないとか立場が無いとか負けちゃうとか感じて何としてでも、自分もセックスに加わろうとしただろうし
寧はそうはしなかった
あの時間は、本当はイーディの時間で
イーディが、瑠璃子に自分の時間を分けてあげて
みすずは、オレと彼女たちのセックスを見てガマンできなくなって
自分もセックスしたいと懇願してきた
オレはいや、オレやイーデイやあの部屋に居た他の子たちがみすずの頼みを受け入れたから、みすずともセックスしたわけで
みすずがガマンできなかったことをお姉ちゃんはガマンしてくれたしかも、自分の心をググッと圧し殺してさみすずたちには、ニッコリ笑って優しく話し掛けてくれたじゃないか
寧はオレに握りしめられている自分の手の平を、そっと見下ろす
あたしはカッコ付けてただけだよちょっとでもお姉ちゃんぽいことをしたくてあんなのお芝居だよ演技だよだって、ホントはあたしだって、抱き締めて欲しかったもんセックスしたかったよあたしが一番、ケイちゃんのことが好きなんだって大きな声で、宣言したかったみんなの前で
だって、だって、だってあたしが、本当は一番なんだもんっケイちゃんのことが好きなんだもんっ他の誰よりも世界で一番だよ誰にも負けないよあたしが、一番ケイちゃんのことが、大好きなんだもんっ
オレの手を取り上げて
寧は、何度もキスをする
オレの手の甲指に
ごめんねあたし重いでしょ自分でも判っているんだあたしは狂ってる頭がおかしいんだよケイちゃんのことが好きで好きで
寧の熱い涙がオレの手に零れて、弾ける
このままだとあたしが重苦しく過ぎて、ケイちゃんがツライんじゃないかって
だからここ数日、オレと距離を取ろうとしていたの
鷹倉姉妹の件には深く入り込もうとはしなかったし
可奈センパイという、自分の身代わりになる人を用意したり
マルゴ姉さんと一緒に、アメリカへ行くというのもそういうことなんじゃないの
ううんマルゴお姉ちゃんのことはアメリカ行きのことは、本当にマルゴお姉ちゃんをサポートしてあげたいんだよあたしもアメリカにはいっぱい思い残しがあるし
寧にとってアメリカは両親と弟を殺され、犯罪者に囚われた呪われた場所だ
マルゴお姉ちゃんが、アメリカにリベンジしたいっていう気持ちはよく判るし
でもマルゴお姉ちゃんを急かして、計画の実行を早めてもらったのはあたしだよ
寧は、オレの顔を見る
やっぱり今のこんな狂ってるあたしがさこのままケイちゃんにベッタリしているのはケイちゃんだけじゃなくって、他のみんなにも迷惑だと思うから
オレは寧の涙をペロっと舌で舐め取った
しょっぱくて、少し苦い
涙の味は、いつも同じだ
そんな理由で、いなくなっちゃう方がオレには迷惑だよ
あたしは本当におかしいんだよ気が狂っているんだよ
うんそうだよねでも、そんなの全然構わないよ
だって、オレだって頭がおかしいからオレだって狂っているもの
お姉ちゃんオレもお姉ちゃんも、狂っている変なんだよだから、お姉ちゃんはオレにどれだけ迷惑を掛けてもいいんだオレも思いっきり、お姉ちゃんには迷惑を掛けるよいいだろ姉弟なんだからさ
オレはククッと笑った
今回のことで色々と判ったことがあるんだよその1つにさ人間は結局のところ、どうしても育って来た環境に影響されているっていうのが、あってさ
寧は黙って、オレの話を聞いている
例えば雪乃は、両親がお互いに罵り合っているのが普通の家に育ったからオレのことを罵るのは、親愛の証だと思っている
あれは愛情表現なんだ
でも、マナは静岡の親戚に預けられていた時期があるから、自分の両親みたいな夫婦関係は恥ずかしいものだって思っている身近に比較できる人たちを見て来たから
それが、雪乃とマナの違いだ
メグは山峰の家で、夫婦というものは互いに助け合うものだと思っていた実際は夫の方が、妻に少し遠慮している感じらしいけれどそういうのが当たり前だと思っていたから
オレがもっと自分に譲歩してくれるべきなんだと信じていた
みすずが、さっきあんな風に本当の気持ちを叫んだのだってみすずはいつでも廻りの人に注目される生活をしているからだよだから、みんなの視線を浴びている中で、ああいう告白をすることに抵抗が無いんだよ
むしろ、自分の思いをみんなに広く知って欲しいとさえ思っている
羨ましいよねミィちゃんはああやって、人の上に立って、大きな集団を動かしていく人なんだと思うよあの子は、可愛らしさとカリスマの両方を持っているから
みすずの方だって、お姉ちゃんのことを羨ましく思っているよきっと
な、何でさ
お姉ちゃんはみすず以上に、常識に囚われないで自由だから
オレの言葉に寧の顔は曇る
そんなのあたしは自由なんかじゃないよ
でも、みすずには、そう見えているはずだよお姉ちゃんは香月家なんていう重たいものは背負っていないんだからね
みすずは名門旧家と、その支配する企業グループを受け継がないといけない
いずれは
まあ、とにかくさオレたちは家族として、ここに集まって来たけれどみんな、それぞれ過去をどんな風に生きてきたかに引き摺られたままなんだよ
ミナホ姉さんたちは何があっても娼婦だった過去を忘れることはできないマルゴ姉さんも厳しかった過去があるから、今のマルゴお姉さんになったんだと思うアニエスだって白坂創介にセックスのことしか教えてられなかったから
アニエスは、白坂創介に処女を捧げる日を迎えるためにひたすら、セックス映像を見て、自慰し続けることだけを強いられてきた
そんな教育を何年にも渡って強制されてきたから
今でも、アニエスの頭の中は生活の中心にセックスがある
その考えを脱却させるのはとてつもなく大変だと思う
そうだねアニエスはケイちゃんとのセックスがなくなったら、壊れちゃうよねていうかケイちゃんがアニエスのパパで本当に良かったよ
もし、アニエスがケイちゃんじゃない人とセックスしていたら今頃は、性欲だけに溺れて、誰にでも身体を許すセックス中毒の子になっていたと思うもん
白坂創介は、アニエスの性感の開発しかしなかったけれどケイちゃんは、アニエスと信頼関係をまず絆を作ったでしょだから、今のアニエスは絶対にケイちゃんとしかセックスしないよケイちゃんほど信頼している男の人が、世の中にいないんだから
家族に男はオレだけだもんな
もし、計画通りに白坂創介がアニエスを犯していたとしたら、想像するのも恐ろしいよどうせ、あの男は処女を奪ったら、すぐにアニエスに興味をなくしてあの子も娼婦に堕としただろうし
アニエスが娼婦になったら
セックスしか知らない子だもの愛情とか知らないままなんだからただのセックスする機械になっちゃったんだろうねあのままだったら
ゾッとする本当に
うんケイちゃんが言いたいこと、判ってきたよあたしにも
みんなそれぞれ、自分の過去に影響されているんだよね過去からは逃れられないんだねだとしたらあたしは
寧は、ギュッとオレの手を握りしめる
あああたしの今の性格はやっぱり、シザーリオ・ヴァイオラの屋敷に監禁されていた時代に形成されているんだねヴァイオラやヴァイオラの妹やあの屋敷に出入りしていた裏社会の犯罪者たちに、自分の心を読まれないようにあたしは
奈島寧子《ナジマ・ヤスコ》が奈島寧《ナトウ・ネイ》という別人格を作り出した起点は
ヴァイオラによる監禁時代にまで遡る
ヴァイオラは、本物のサディストだったからあたしの眼の前で、ケイちゃんをいたぶってあたしがもう、やめてあげてって泣き喚く顔を見て喜んでいたから
このケイちゃんはオレでない
寧の双子の弟さんのことだ
ケイさんは常に姉を守ろうとし続けて死んだ
あたしのためにあたしのせいであたしはお姉ちゃんなのにケイちゃんのことを助けてあげられなかったから
ブルブルッと震える寧の身体を、オレはギュッと抱き締める
お姉ちゃんオレは、ここにいるよお姉ちゃんを、こうやって抱き締めている
寧が震えている
でもあたしはお姉ちゃんらしいこと全然できていないできていないんだよぉぉあたし、お姉ちゃんなのにぃぃぃぃ
心の奥底から熱い思いが湧き出している
だからいいんだよ慌てないで急がないでお姉ちゃんはオレのお姉ちゃんなんだからっ
ちょっとずつでいいんだ前に進むのはさっそんないきなり、お姉ちゃんがイメージしている理想のお姉ちゃんになんてなれるわけがないだろっ
オレは、両手で寧を抱き締める
お姉ちゃんは、頭が良すぎるからだから、すぐに結果が見えちゃう何がダメだったとか、分析してそれで落ち込んじゃうんだろ慌てすぎだって急ぎすぎだってそんな簡単に、理想の自分になんてなれるわけがないじゃないかっ
でも、あたしは今のままの自分じゃ嫌なんだもんっ
だからこそっみっともない自分と向き合ってゆっくり少しずつ直していくしかないじゃないかっ
だけどそんなのをゆっくりやってたらあたし、ケイちゃんに嫌われちゃうよあたしは、それが一番嫌なのっ怖いのっケイちゃんに嫌われるのがっ
寧の唇にキスをした
ん、むむむむっ
寧は、突然の接吻に驚いていたけれど
落ち着いて、オレの唇を受け入れてくれた
唇を離すと
寧は、熱い眼でオレを見た
嫌いになるわけがないだろオレが
オレはお姉ちゃんが大好きなんだから
あたしも好きぃぃぃっ
今度は、寧の方からオレに熱いキスをくれた
そっかあたし判ったよ
書庫の床に寝転がってオレたちは、お互いを抱き締め合って
何度も何度も、キスを繰り返していた
さっきのロボットの玩具と同じなんだ
寧はさっき本棚の上に自分が置いた、変形人形を見上げている
元が車だろうと飛行機だろうと、岩石だろうと宝石だろうとどれもみんな、ロボットに変形するんだよロボットに変わるのはおんなじなんだよ
オレには良く判らない
あれってさ結局、子供が楽しく遊んでくれることを第一に考えて作られているでしょガチャガチャ動かしても、簡単には壊れなくて指を挟んでケガとかしないようにってさ
それはオモチャだからね
それで遊んでいる子供をケガさせるような玩具は売るわけにはいかない
安心して遊べて、しかも楽しいそういうモノを作りたいっていう考えは、悪いことではないでしょそりゃ、商売だから実利的な面もあるだろうけれどやっぱり、その基点には優しい気持ちがこもっていると思うの
優しい気持ちか
あ、そっか別にオモチャだけじゃないんだね世の中にある色んな物品良く出来た品物や道具は、みんなフレンドリーだよねそれを買って使う人のことをよーく考えて作ってあるんだよねきちんとしたモノはどれだって、作り手の愛情が込められている
うん買う人の使う人のことを考えていないいい加減なモノなら、売れないもんな
そうだよ世の中のモノはフレンドリーなんだよそっちが基本なんだよ人を騙そう、イジワルしてやろうっていう人の方が少ないんだよね多分
酷い人間たちに苦しめられてきた寧はそう言って、オレの腕に自分の頬を擦り付ける
あたしは、悪意が怖かったいつでも、他人はあたしを怖がらせ、傷付けて、苦しめたいんだと思ってた世の中は、そんな酷い人で満ち溢れているって
ミナホお姉ちゃんたちに会った後この人たちは、仲間だと思ったあたしと同じ酷い人たちに苦しめられた人たちだから、みんなで寄り添い合って怖い人たちに抵抗しているんだと思ってた外の人たち世の中の人たちは、みんな敵だと思ってた
うんだからさ家族がどんどん増えていくのは、嬉しかった仲間が増えるんだもんでも、本当に心を許せたのはケイちゃんとマルゴお姉ちゃんだけだったよあたしやっぱり怖かったから家族になった人たちももしかしたら、突然、裏切られるかもしれないって感じていたから
そうだよそういうあたしだから妹になった子たちは、絶対に裏切りたくなかった自分が裏切られたくないから自分も裏切りたくなかったそして、やっぱり世間の人たちは、みんな怖くて酷い人たちだと思っているから妹たちを守ってあげたかった酷い人たちの手からは絶対に
だから一刻も早く理想のお姉さんになりたかったんだ
そうなんだと思うよ
寧は手を伸ばしロボットの玩具を掴んだ
でも、このオモチャがあたしに伝えてくれるよ世の中の人たちは、多分あたしが思っているような酷い人たちばかりじゃないって世界の基本は、優しい気持ちであって悪意では無いって
白くて長い指が、コンコンとロボットの頭を叩く
オレもロボットのお腹をちょんと突っ付く
世の中はそんなに酷いことばかりじゃないよな、多分
そうだよケイちゃん
オレさ
オレ本当は、オレが一番、全然判っていないんだよ
きょとんとした眼で、寧がオレを見上げる
オレも多分、オレの過去に影響されているんだよみんなと同じで
オレは、オレ自身について気付かないといけない
オレはさ結局のところ、家族について全然判らないんだよ
オレは親父の気持ちだって、よく判らないし母親のことは完全に理解できないどうしてオレを産んだのかオレを産みっ放しにして、どうするつもりだったのかあんな、訳の判らない家庭で生活していて何が楽しかったのか何で、あんなバカみたいな家族をやっていたんだろうオレ
家族が全く会話をしない
何ためオレたちは、あの家に集まって暮らしていたんだろう
前はさあんな家庭でもオレは他の家のことを知らなかったわけだからさあれはあれで、仕方ないことなんだって思っていたけれど
今のオレは色んな家庭を知っている
色んな家庭を経てきた人たちと家族をやっているんだから
オレの母親は論外で親父もどうしょもない男だったんだって判るけれど今は
んバァちゃんもさオレは、ずっとバァちゃんだけは、オレのことを愛していてくれてオレの味方でいてくれたって思っていたけれど
違うんだよなあの家であんな救いようのない家族をやっていて母親のメチャクチャな命令に応えていたっていうのはさバァちゃんも、決してちゃんとした人じゃなかったんだよな
バァちゃんの息子がつまり、オレの親父が、母親のお父さんの会社に勤めていて、どうにも頭が上がらなかったという事情があったとしても
あんな奴隷みたいに台所の一室だけで寝起きする生活を受け入れていたっていうのは、異常なことだったんだよな
バァちゃんは、オレにもそういう生活をさせていた
そんな生活が変だということは、オレには教えなかった
いつでも不機嫌でほとんど笑わなかった
いや、オレは今でもバァちゃんのことが好きだし感謝してるバァちゃんの恩は忘れないでも
バァちゃんは、本当にオレのことを愛していたんだろうか
バァちゃんは、オレのことが嫌いだったのかもしれない孫を押し付けられて迷惑だと思っていたのかもしれない
寧は、そう言ってくれるけれど
結局、オレは全然判っていないんだよ家族というものが何なのか家族を愛するということも、家族に愛されるということもホントはよく判っていないんだよ
そういう実感がある
だからオレが一番、怖がっているんだと思う家族がよく判らないからだから、どんなことでも受け入れて恐る恐る、付き合っているんだよなみんなと
オレはそういう、何も無い空っぽの人間なんだよ
済みません、また感想欄の返信を溜めております
体調がまだ戻らないので、もう少し待って下さい
絶対に、返信は致しますので
791.レボリューション
うん情けないよな普通の人が当たり前に判っていることを知らないなんてのは
でも、しょうがないんだよこれがオレの人生だからホントの家族に教えてもらえなかったことは、一つ一つ、自分で学んでいくしかないからみんなには迷惑だと思うけれど
そんな、迷惑だなんて誰も、そんなこと思ってないよっ
寧が、オレを抱き締めてくれる
だってみんな、そうだもんあたしたちもうちの家族にいる人たちは、みんなホントの家族を見失って来たんだから
それはその通りなんだけれど
でもオレは間違えていたこの4ヶ月オレは、家族のみんなにできる限り同じ様に接していけばいいんだと思っていた
どの女にも、公平になるべく、同じ距離、同じ態度で
とにかく、オレが頑張れば必死になって、みんなを受け止めれば、きっと上手く行くって思い込んでた
判っていなかったんだみんな違うってことを
みんな、それぞれ違う家で生まれて、違う生活をしてきたんだから家族というものについての考えが違うオレに求めることも1人1人、違っているんだ
家族の正しい姿だと信じるものが違う
家族の和を乱すからって、メグだけを非難するわけにはいかないんだよメグは、メグで自分の人生の中からこれが家族だ、家族はこうじゃないといけないって感じ取ってきたものがあるんだから
だから、メグが間違っているわけじゃないんだよ山峰家は山峰家でちゃんと家族として成立していたんだから家族という関係にどれが正解で、どれが不正解とか、あるわけないんだ家の数だけ家族があるし同じ家族の中にいたって、それぞれ家族についての考えは違うかもしれないし
でもあたしたちは、あたしたちだよここは黒森家であたしたちは、黒森家として、みんなで暮らしていくためのルールを作っていかないといけないんだからさ
そうだよでも、その家族のルールを決める前に、オレたちはもう一度お互いのことをよく知らないといけないんだなって思ったんだ
正直この4ヶ月でオレは、もう完全にみんなのことを判ったと思い込んでたホントバカだよな、オレだから、いい気になってさ
何もかも、全部オレが1人で頑張ればいいなんて思い上がりだよな
ルナが来たことで、あんなにアニエスが明るく、お喋りな子になるとか思っていなかったみすずの本心とかマナや瑠璃子が、あんなにドッシリと安定したこととかそれから
オレは、寧を見る
お姉ちゃんが、とっても寂しがっていたことも
あ、あたしはいや、あの
寧はドギマギする
いいんだよ今は二人っきりなんだしさ
寧の身体から、力が抜けていく
そっか、あたし立派なみんなのお姉ちゃんになりたいって、無理して背伸びして結局、寂しがっているだけなんだね
もういいってばオレは、今、ここに居るんだし
オレは、寧の手を再びマッサージしていく
お姉ちゃんがここに居るからオレも嬉しい
それ、あたしだけでなくみんなにも言ってあげてね
ケイちゃんはさずっとずっと、寂しい思いをしてきたんだねだから、隣に誰かが居てくれるだけで満足なんだねそれでもう充分で、それ以上の満足はいらない子なんだよね
だからみんなのこと、何でも受け入れてくれるし文句もグチも言わないケイちゃんは、そういう子なんだね
寧の手の平を揉むオレの手をそっと見つめる
ケイちゃんは、さっき自分は空っぽな人間だって言ってたけれど、そうじゃないよ今のケイちゃんはもう充分、満たされているんだよいっぱいいっぱいに中身が詰まっているんだよ
満たされている
だって、今のケイちゃんにはあたしがいる、みんながいる、家族がいるそれだけで、もうケイちゃんは、充分幸せなんでしょ
思い違いをしていたのはあたしたちの方だよあたしたちは女は欲深だから、今、幸せでもそれだけで満足できないのよもっともっと、今よりさらに幸せになりたいって思っちゃうから
もっと、より幸せに
ミィちゃんも、メグちゃんも、あたしもそうだったんだよこうやって、みんなで家族になってさケイちゃんと一緒に暮らしているだけで、充分、幸せなのにもっともっと幸せになりたいって
寧は、大きく深呼吸をする
そして、自分がそうだからってケイちゃんも、同じはずだって思ってたんだもっと、幸せになりたいのにガマンしているんだって勝手にさ
オレがガマンしている
だから、あたしたちはケイちゃんが欲求不満なんだって思い込んで、新しいレイプできる女の子を用意しちゃったのよ本当に欲求不満だったのはあたしとミィちゃんだったのに
寧とみすずが
で、メグちゃんはケイちゃんが、自分と同じ様に2人だけの落ち着いた生活をしたがっているはずだって思い込んでたのよ他の家族がいるからメグちゃんがケイちゃんの独り占めをガマンしているように、ケイちゃんも色々とガマンしているに違いないって
でも、オレは現状に不満なんか何も無い
むしろ、何でメグがあんなにも不機嫌なのか、よく判っていなかった
だからメグちゃんとしては、自分の気持ちをよく判っているはずのケイちゃんが、他の子よりも自分を優遇してくれないのが、ずっと不満だったんだと思う
メグの頭の中ではオレもメグと同じ様な欲求不満状態にあるはずだからか
それじゃああんなに何度もメグに話したのに効果が無かったのは当然なんだね
メグの意識は、自分の不満を全て良く判っているはずのオレが、助けてくれないことに対する怒りでいっぱいだから
まともに人の話を聞く状態では無い
うん何で、ヨシくんはあたしよりも、他の人を優遇するのよキーッってなってたと思うよ
だから月子さんたちがケイちゃんの心を見せたのは、正しかったんだよ
オレの心の中がメグの信じているものとは違うことを理解させたから
だから、学校でルナにオレの心を見せられた時メグは、あんなに失望していたんだ
オレに裏切られたとすら感じていただろう
だから、もう1ラウンド
月子によってメグ自身の心を解放させる機会を作ったんだ
メグが自分でオレに本当の気持ちを見せることで
オレたちの信頼関係は、再構築されたんだ
しかも、すかさず月子がメグを自分の妹にしてしまった
自分を守ってくれる力強いボスを得たことで、メグの心はとりあえず安定した
とりあえずは
はぁ、大変だなこれからも
今日は安定していても、またどこから火種が起きるか判らない
それが家族だ
でも、オレは幸せなんだよこれでお姉ちゃん
オレの言葉に、寧は
うん判ったあたしにも、ようやくううん、そうじゃないか
今日のケイちゃんは何となく判ったそう完全にではないよね鷹倉さんたちなら、違うんだろうけれど
いや、心の中は全部読めてもそれをちゃんと分析して理解できるかどうかは、別の能力だよねだから、月子さんたちでも何もかもは判らないよね
人と人は、完全に理解し合うことなんてできない絶対に
ましてや明日のケイちゃんが、どうなっちゃうかなんて想像もできないよ
オレのおでこに、コツンと自分の額を合わす
ずっと、判ろうとし続けないといけないんだよね人はどんどん変わっていくんだからさ
どうしたって、前に進むしかないんだねね知ってるケイちゃん
寧が、ニヤッと微笑む
全ての生き物は、進化し続けるっていうこと退化ですら、進化の1つの形ででしかないんだよ
退化も進化
馬の蹄は、中指なんだよ早く走れるようになるために進化して他の4本の指は退化しちゃったんだ
何かを目指して頑張れば1つの可能性を追求すれば、どうしたって他の可能性を捨てるしかなくなるしかも、1つの進化のメリットとデメリットはイコールじゃないオオツノシカみたいに、闘うために進化して角が大きくなりすぎたせいで絶滅した動物もいるんだから
1つの可能性を追求したからといって、必ず幸せになれるわけではないってことか
サッカー選手になるためには、野球部に入る可能性を捨ててサッカー部に入るしかない
でも、サッカー部に入ったからといって必ずしもレギュラーになれるわけではない
もし、野球部を選んでいたらそっちでは甲子園へ行けたかもしれない
しかし、サッカーを選んだ以上は野球部には入れない
両方やるのは無理なんだから
1日は24時間しかない
変わる、変わる、変わる人も家族も絶対に変わっていく良くも悪くもそれは、覚悟しなくちゃいけないことなんだろうけれどでも、後悔のないように生きていきたいよねっ
寧は、笑顔でオレにそう言ってくれた
うんでも、お姉ちゃん絶対に変わらないこともあるんだよ
えウソウソホント
オレが、お姉ちゃんを好きだっていうこと愛しているよ、お姉ちゃん
もおおっバカ、バカあたしもだよっ愛しているよーんっ
オレたちは長いキスを交わした
ええっと、どうしよっか
抱き合ったまま、寧が尋ねる
お姉ちゃんはしたい
うーんでも、ケイちゃん疲れているでしょ
今日のオレは何度射精したか、自分でも判らない
今夜は歯を磨いて、一緒に寝ようよ
そうだねその方がいいか
寧は、笑顔でそう答えてくれた
それでオレ、明日の朝は、パンの仕込みが無いんだよ
明日の分の仕込みは、克子姉が瑠璃子たちと全部終わらせてくれているから
今までのラインナップのパンも、新しい50円安い簡単なパンも
下準備は全て終わっている
だから、明日の朝は少しは時間に余裕があるんだ
朝になればオレの精液だって、溜まるだろうし
お姉ちゃんには思いっきり、たっぷり出したいし
あたしも思いっきり、たっぷり出されたいっ
寧が、オレに抱きついて来る
ボリュームのある胸を、グイグイと押しつけて来る
よっし、それじゃあお部屋へ行って、すぐに寝よう裸でっ
は裸
うん裸なら明日の朝には、すぐにセックスできるじゃんっねっ
寧がそう言うのならオレに依存は無い
で、セックスして、一緒にお風呂に入って学校だねっ
そうだ明日は月曜日
また、オレたちの日常生活が始まる
よーし、行こう
立ち上がる寧
オレの手を引っ張ってオレも急いで起き上がる
書庫から出て廊下へ出た
さあっ
オレと寧は手を繋いで
小走りで、オレの部屋へと向かう
お互いに微笑み合って
これが幸せなんだな
この時間を胸の温かさを
オレは、死ぬまで忘れないだろう
急げっ急げっすすっすめぇぇ
寧は、そのまま歌い出した
寧の歌はとても綺麗だ
歌う寧に手を引かれて
オレは夜の廊下を駆けていく
ねえお姉ちゃん
また合唱部には、入らないの
寧はアメリカから帰国して、うちの高校に入学したばかりの頃
合唱部に在籍していた
でも、白坂創介の手下の男性教師に襲われて
マルゴさんが、そいつを再起不能にして
寧が、剣道場に火を放ったから
寧は、アンタッチャブルな不良生徒ということになり
クラブ活動はできなくなった
日本に戻って来た時には、普通の学生生活が送れるかもしれないと希望に満ちていただろうに
入らないよそういうのは、もういいの
あたしの歌はケイちゃんが、聞いてくれるから
それでいいのみんなに聞かせるようなものじゃないから
あ、歌ならさあたしよりも、メグちゃんの方が上手いと思うよ
メグの歌
ほら、5月にさカラオケしたでしょ
ああ、そんなこともあったな
メグちゃんのお母さんは、音楽大学の学生さんだったよねそういえばさ
メグの実の母親は音大の学生だった時に、白坂創介に誘拐されて来た
娼婦に堕とされても、よく歌っていたという
ミナホ姉さんが、そう教えてくれた
メグも幼い頃は、お母さんとよく歌っていたというし
そう言えば、掃除とかしながらメグはよく歌っているかも
小声で歌っている
亡くなったお母さんとの絆っていうか心がニュートラルになった時に、ついつい口ずさんじゃうんだと思うよあたしも、そうだもん
アメリカでヴァイオラに捕まってた頃夜、ケイちゃんが居なくて不安になると、ベッドの中で小声で歌ってたよ日本の歌を
ケイさんが居ない夜というのは
ケイさんが1人でヴァイオラに犯されていた夜か
何でも歌ったよ元気が出そうな歌は何でもさ
ここにもまた、オレが初めて知る寧がいる
人間は奥深い
簡単に、判ったつもりになってはダメなんだ
いつだってまだまだ判らないって、謙虚な気持ちでいないと
間違える、勘違いするすれ違う
ケイちゃんは歌ったりしなかったの子供の頃
歌わないよ
歌とか歌うとバァちゃんに、うるさいって叱られるから
オレたちは、あの狭い台所に同居していたんだから
ていうか、オレが騒ぐと母親がバァちゃんを責めるからさ
オレを直接叱るのではなくネチネチとバァちゃんに文句を言う
あごめんごめんね
寧がオレに謝る
いいんだよオレの家が異常だったんだからお姉ちゃんが謝るようなことじゃないってば
そうだオレは異常な家で育った
まともな人間じゃない
そのことは、常に理解していないといけない
おかしいのはオレであって世界ではない
また、カラオケしようよみんなでさオレも、一緒に歌うよ歌、覚えるからさ
得意なことを披露する場があれば、メグも嬉しいだろうし
鷹倉姉妹や雪乃が、みんなと打ち解けるためにはまだまだ、イベントが必要だ
うんそうだねっあたしが企画しておくよっあ、そうだ可奈ちゃんも呼ぼうスケジュールが合ったら、翔お姉さんやレイちゃんたちも
アーニャも呼べば来るかもね
まだ、しばらくは日本に居るんだろうし
そんなことしたら、キョーコさんたちも来るよ大変だよキョーコさんの戦隊シリーズ全曲メドレーとか始まっちゃうから
それも、楽しいじゃないか
えー、だってゴレンジャーからだよっ延々続くんだよ忍者キャプターなぜかも入るんだよっどうしてだか、レインボー戦隊ロビンと恐竜戦隊コセイドンも
楽しくていいじゃんか代わりに、アニエスと真緒ちゃんがプリキュアを歌ってくれるよ
オレたちは、そんな話をしながら廊下を進んだ
するとと
うううー
オレの部屋の前で小柄な少女が、しゃがみ込んでいる
美智が泣きべそ顔で、オレを待っていた
おおお、どうした美智
確か姉の遙花と地下でトレーニングしていたんだよな
姉上が、余りにもバカでわたくしを怒らせるようなことばかり言うので
本当に工藤流奥義でブチのめしてしまいましたぁぁ
それで、今遙花は
失神して地下室に引っ繰りかえっています
大丈夫なのか
工藤流の奥義って
はい、気を叩き込む技ですので肉体的には支障は無いと思いますぅぅ一応、上から毛布を掛けて来ましたし
ああ、あの部屋は元はアニエスの監禁室だから
寝具は一通り残っているんだよな、確か
ベッドまで引き摺り上げるのは面倒だったので床の上に転がしたままですが
いいのか風邪引いたりとかしないか
姉上はバカですので風邪は引きませんっ
まあ身体は頑丈そうだけれどな
それで何で、お前、そんなに落ち込んでいるんだ
半泣きで、オレの部屋の前でいったい、どうした
わたくしたった1日の間に、母上と姉上をブチノメしてしまいましたぁぁっ
ああ、それか
それが、ショックだったのか
お二人とも判らず屋とは言え暴力で、全てを解決しようというのは
元々、母親を倒してしまったことで気落ちしていたんだものな
それなのに、姉まで失神させてしまった
いや、でもまだ大丈夫だ美智
きょとんとする美智
お前はまだ父親と兄貴はブチノメしていないだろっ5人家族のうちの2人だ半分にも達していないまだまだイケる問題なしだっ
美智の眼からポロポロと涙が零れ落ちる
うううーっ、ご主人様ぁぁっ
オレに飛びついてオレの胸で、ワーワー泣き出す
もおっ、仕方ないなあ
あたしはお姉ちゃんだからねっミッちゃんも今夜は一緒だっ一緒に寝ようねっ、ヨッちゃん
オレの呼び方が変わる
ケイちゃんから、ヨッちゃんに
寧もいつもの寧に戻ってしまった
ほーら、ミッちゃんお部屋に入ろうねっヨッちゃん、早く
オレはオレの部屋の鍵を開ける
さあ3人の夜が始まるよっ
寧+美智のセックスシーンをやってこのエピソードは終わりです
それで、本当にメインストーリーは終わりですね
本編が終わった時に残っていた問題は、全て対処できたと思います
一区切りつきますので久々に、お酒でも飲みましょうか
その後は、本当の番外編の予定です
短いエピソードの羅列になります
1.その後の学園編
2.マルゴのアメリカ進出
3.みすず主催の超お嬢様学園、警護役パーティ
などなど
まあ、どこまで書けるか判らないのですが
風邪がようやく治ってきました
頑張っていきたいと思います
792.IN MY DREAM
寧と美智とオレの部屋に入る
さあってとヨッちゃんのお部屋も久しぶりだなあっ
寧は、微妙にテンションが高かった
ええっと、あの
逆に美智はモジモジしている
オレが声を掛けると美智は、寧をチラリと見て
もしかして、わたくしお邪魔だったでしょうか
寧は、美智にニコッと微笑む
うんお邪魔もお邪魔、お邪魔ジョはココに居るぅぅっ♪お邪魔、邪魔、邪魔、お邪魔んがっだよーんっミッちゃーんッぬっふっふ
そそそ、それは申し訳ございません
あのわたくしは、今日はご主人様に犯していただいておりますし寧お姉様は、まだでございますよねでしたらわたくしは退席致した方がよろしいのではございませんか
そういうのはいいからっ気を遣わなくてイイヨんっ
実際、ちょっとねこのまま、ヨッちゃんと2人きりだと、照れちゃってどうしていいのか判んなくなりそうだったからミッちゃんが居てくれる方が助かるんだよっ
寧は、ムフフと笑うと美智を正面から、抱き締める
ミッちゃんだって、落ち込んでるんでしょっだから、遠慮しないのミッちゃんだって、あたしの妹なんだからさヨッちゃんだけじゃなくって、あたしにも甘えておいでっ
は、はいありがとうございますっ
美智は、寧に礼を言う
じゃあ、取りあえず歯を磨いて、顔を洗おうか
この屋敷は、娼館だから
大浴場もあるけれど各部屋に、シャワールームとトイレと洗面所が付いている
もちろん、オレの部屋にも
この部屋には、オレの女が順番に泊まりに来るから
予備の歯ブラシも、ちゃんと用意してある
みすずとメグだけはしっかりと、この部屋に自分専用の歯ブラシとコップを置いているし
瑠璃子やマナは、お泊まり時には自分の部屋から歯ブラシを持って来る
克子姉や渚は、歯ブラシや洗顔を済ませてから、オレの部屋に来るし
イーディは、部屋にある使い捨ての歯ブラシを当たり前に使う
それぞれ、性格が表れる
ヨッちゃん、歯ブラシちょーだいっ
寧は使い捨て歯ブラシ派だな
わたくしもお願い致します
わたくしは、仕事柄いつ、どこへ泊まるか判りませんから歯磨きは、使い捨て歯ブラシを使うことにしております
そう言えば、翔姉ちゃんやレイちゃんも、使い捨て歯ブラシだったっけ
この部屋に朝まで泊まる時は
はい香月セキュリティ・サービスで、ビニールで完全包装されたものを配布していますから本体もパッケージも、偽造できないように特殊加工されたもので、包装を破ると歯ブラシの一部の色が変化します
口に含むものに関してはそれが一番ですから
なるほど普段使いの歯ブラシとかだと、毒を塗られたりするかもしれないから
みすずお姉様たち、警護対象の方々にはそういうご不便をお掛けするわけには参りませんがわたくしたち、警護役は警護役の健康状態を害して、警備態勢が崩れた隙を衝くという輩もおりますから
いざという時に、問題無く行動できるように警護役の方が、気を付けないといけないのか
あたしは単に、自分のモノを所有するっていうのに慣れないんだよね
あんまり、あたしモノに対する執着が無いんだよねどんなモノも、ずっと持ってたいとか思わないし
そう言えば、克子姉と一緒に可奈センパイに色々、あげてたよな
ほら、あたしは何一つ、自分のモノを持っていない時期が長かったから
アメリカで囚われていた時代か
シザーリオ・ヴァイオラの下では寧は、何も所有できなかった
だからあたし専用の歯ブラシとか、コップとかそういうのを持つことに、抵抗があるんだよ何かさこういう使い捨てのモノの方が、気が楽で
前のオレなら
寧にそんなこと言わないで、自分のモノを持ってみてもいいんじゃないかなとか、言っていたと思う
でも、今のオレは
ヤッちゃんは、そうなんだね
寧をまずは、肯定する
だって、今の寧は色々な過去を経てきた上で、今の寧になっているんだから
うんだから、本とかマンガとか買ってもさ全部、さっきの書庫に入れちゃうんだよねあたしのモノっていうよりこのお屋敷の財産にしたいんだあたしも、ほら運命に押し流されて、このお屋敷に漂着した人間の1人だからさ
代々の娼婦たちが残した知の財産に自分の本も足したいのか
判っているんだよホントは、そういうのが良くないってことちゃんと自分のモノを大切にする性格にならないといけないってことはさ
判っているんなら、大丈夫だよ少しずつ、変わっていくってば
急いで直すことなんてないんだよオレたちの人生は長いんだからさ
焦ってはいけないんだ
何にしたって、人は変わる前に進んでいく
そうだねあたしもそう思うよ
寧は、明るくそう答えた
ほら、歯磨きしよう
オレたちは、洗面所の鏡の前に3人並んで歯を磨く
オレと同じくらい背のある寧と小柄な美智
何か面白いねこうやって並んでる自分たちを見るのはさっ
確かに、面白い絵だな
それから口をすすぎ顔を洗う
ほら、ヨッちゃんはぁぁっ
寧が、ミントの吐息をオレに吹きかける
口の中も綺麗になったか確認してよっ
オレは寧とキスをする
舌でお互いの口中を探り合う
ぷはっうふふーんっヨッちゃんとあたし、口の中がおんなじ味だねっ
それは同じ歯磨きを使ったんだから
ご主人様、わたくしの口もご確認下さいませ
切なそうな眼で、美智がオレを見上げる
オレは美智ともキスをする
美智の歯を、舌でなぞった
つるつるのエナメル質を舌先で感じる
はあぅぅっそれビクッときちゃいますっ
歯肉をご主人様に舐めていただくのは
そんなところにも性感帯があるらしい
そう言えば、オレとヤッちゃんは明日の朝にシャワーを浴びるつもりだから、もう風呂には入らないけれど美智はどうする
確か美智は地下で姉とトレーニングしていたのだから
汗をかいて、風呂に入りたいんじゃないだろうか
でしたら、わたくしも明朝で結構です
美智は、答える
あのこれからまた、汗をかくのですよね
ポッと顔を赤らめてそう言う
どれだけセックスをしても、羞じらいが残っているのは良いことだ
ううん今日はもう寝るだけだって、ヨッちゃん、今日は色んなことがあって疲れているしゆっくり、眠らせてあげたいもんっ
寧が優しく答えた
あそうでございますかそ、そうですね
美智は、ちょっと残念そうな顔をする
15歳のこの小柄な美少女はホントは極めて淫らなエムっ子だから
だから、今夜は早く寝て明日の朝、セックスしようと思っているんだよっ
イタズラな笑みで、寧は言う
一晩休んでたっぷり溜まった朝一番の精液を、ドピュドピュして貰おうかなって
ハツとする美智
だから、今夜はみんな裸んぼで寝てさ明日の朝は朝勃ちしているヨッちゃんのオチンチンをペロペロするところからスタートするんだよっ
それは、とても良いお考えですっ
美智の眼が、爛々と輝くっ
わたくしもそっちの方がいいですっ素晴らしいですっわたくしも、ご奉仕したいですっ朝一番レイプもしていただきたいですっ
じゃあミッちゃんも、もう寝る
それじゃあ、ヨッちゃんをベットまで引っ張ってくよっGOっ
イエッサー
寧と美智がオレをベッドへと引っ張って、走る
よーし、誰が一番、丸裸になれるかっ競争だよっ
寧と美智が、オレの前でストリップを始める
オレは元々、パンツの上にバスローブ1枚だからすぐ脱げる
おおお、さすがヨッちゃんでも、ミッちゃんには負けないよーっ
わたくしこそ、負けませんっ
2人ともお行儀悪く服を投げ捨てるように、脱いでいく
でも、楽しそうだ
オレはベッドに腰掛けて、眺めていた
あっはっは、そこは順番が違うよーんっ
2人は、ほぼ同時に下着姿になったが
美智はブラから外そうとしたが、寧はパンティから脱ぎ捨てた
こっちの方が、絶対に早いって
寧は、最後の1枚ブラの背中のホックを外そうとするが
美智の方が早い
わたくしの勝ちですっ
全裸になって、ベッドのオレの右側に飛び乗って来る
あれれれーっ
ふっふっふわたくしは、寧お姉様と違い、胸とお尻に抵抗がありませんからブラもパンティも、つるんと素早く脱げるのですっ
し、しまったぁぁっ
寧は、大きく叫びながらベッドの左側から、オレに抱きついて来る
ミッちゃんのつるぺたを計算に入れていなかったぁぁ
そう言われると、何だか悲しくなって参ります
美智は、うな垂れてそう言う
まあまあ、ミッちゃん貧乳はステータスだよっ大切な個性だからねっ
そんなにご立派なものをお持ちの方に、言われたくないですぅ
美智は、寧の豊かなおっぱいを羨ましそうに見ている
こんなの重くて、肩が凝るだけだよ
いや、とっても綺麗だよ
オレも寧の美乳を鑑賞する
大きいだけじゃなくって、形がいいんだよなあヤッちゃんのおっぱいは
垂れないように、筋トレ頑張ってるもん
それに、形だけでなく触り心地もいいんだよっいつも褒められるんだからっ
え誰に
誰が、寧の胸の触感を褒めているんだ
ヨッちゃんに
ヨッちゃん、いつも、あたしの胸を揉みながら褒めてくれるでしょそんなに好きなのあたしの胸
ああ好きだよヤッちゃんの胸は大好きだ
うふふふっありがと
嬉しそうに、寧は笑う
もちろん、胸だけでなくヤッちゃんの全部が好きだよオレは
わーいっあたしも、ヨッちゃんがだーい好きっ
寧が、チュッとオレの頬にキスをする
胸が無くて申し訳ございません
オレの右側で、どすーんと落ち込んでいる美少女がいる
美智でも、オレはお前のことが大好きだぞ愛しているからな
オレは、美智の耳の後ろにキスをする
ああんっそんなところ舐めないで下さいませっ
こういう感じやすいところが大好きだ
ていうかミッちゃんは、どうなのヨッちゃんのことは、どう思っているのかなぁ
寧がジト眼で、美智をイジる
大好きに決まっておりますっ
美智は、オレに抱きつくとそのまま、ベッドに押し倒した
うわわわっ
寧も引っ張られて、ベッドに倒れ込む
どさっ
美智が、オレの上に乗って平らな胸をオレにすりすり擦り付けてくる
美智の乳首がコリコリとオレの肌に触れる
大好きですぅぅっ
チュッチュッチュッとオレの顔中にキスしてくる
それから、オレの首から耳の辺りをクンクンと嗅いで
うううーっ、ご主人様の匂いぃぃぃ
なあに、ミッちゃんて匂いフェチなの
寧がベッドにうつぶせで頬杖をついて、美智に言う
はいわたくしはご主人様の匂いを嗅ぐと、アソコがトロトロ濡れてしまう変態少女なのですっ
美智は、自分の股間をオレの足に擦り付けていた
ああ、クチャリと水音がする
美智の胎内から漏れた温かい液が、オレの足を濡らしていく
でも、ダメだよ今夜はガマンだよっ
うううっ、判っておりますぅぅ
それでも、美智はクンクンを止めない
うーん猫にマタタビみたいだねミッちゃんに、ヨッちゃんの体臭はっ
寧は、カラカラと笑っていた
あご主人様ぁ
えどうした、美智
美智は急に、恥ずかしそうにオレを見る
わたくしあの汗臭くはないですか
ああ、寧の言った体臭という言葉で、自分が臭うんじゃないかと思い付いたのか
さてどうかな
オレは、美智の脇の下の匂いをクンクンと嗅ぐ
あわわっ、ご主人様そんなところを嗅がないで下さいませっ
顔を真っ赤にして、慌てる美智
いや、汗臭くはないよ美智はとっても、良い匂いだ
美智は甘いミルクの匂いがする
ヨッちゃん、あたしはあたしは
オレは身体を起こして、寧の匂いを嗅いだ
うん、ヤッちゃんも良い匂いだ
えへへ、あたしも、ヨッちゃんの匂いを嗅ぐーっ
寧は、オレの耳に鼻を擦り付けてきた
うん男の匂いだねあたしのあたしたちのヨッちゃんだぁっはぁぁっ
そのまま、オレの上にうつ伏せになって脱力する
ヨッちゃんの匂いを嗅いでると、とっても安心する力が抜けちゃうよーんっ
美智もオレの横に、コロンと寝転ぶ
オレは仰向けで、天井を見上げて
ホント今日は疲れたなあ
なかなか濃い1日だったと思う
あの5月の連休期間に匹敵するような
ね、ヨッちゃんミッちゃんが居るから、聞いておきたいんだけれど
んミッちゃんのお姉さんのこと
工藤遙花のこと
まあ、ほらあの子は、マルゴお姉ちゃんの計画に使うんで、このままここに住まわせることになるんだけれどさ
工藤遙花は、去年の高校生女子空手チャンピオンとして広く知られている
マルゴさんの格闘技興行の客寄せには、丁度良い人材だ
ヨッちゃんは、あの子とはセックスする気はあるの
わたくしも、それをお尋ねしたいと思っておりました
むっくりと、美智が起き上がる
いや、もちろんヨッちゃんがしたいのなら、あたしは協力するけどさ
いいよ遙花はあいつは、何か大変そうだし
美智の姉だから、美人ではあるけれど
決定的にバカだからな
はい姉上は地雷だと思います
地雷
ああ、うかつに手を出したら、爆発して大ケガするってことね
寧が、説明してくれた
そうだよねぇ遙花さんて悪巧みしないで、淫乱でもない岩倉さんみたいな子だものね
ていうか、遙花さんの方が格闘もできて、少し生真面目になった岩倉さんて感じかな
工藤遙花と岩倉会長の共通点は
2人とも、自己中心的で、とっても活動的なバカだとうことか
そう考えると岩倉さんと遙花さんが組んだりするのが、一番怖いわよね
岩倉さんの品の無い悪巧み能力に、遙花の武力が加わるわけだから
大丈夫だよ、ヤッちゃんあの2人の場合は同族嫌悪で、仲良くなったりはしないと思うから
むしろ、出会った瞬間から、敵対するんじゃないかな
争いは同じレベルの人間の間にしか、成立しない
だから、オレたちは岩倉さんと対立しない関係を築けている
ま、岩倉さんには可奈センパイの言ってた柔道部の変態男でもプレゼントしておこうよ
そろそろ、生け贄を捧げないとまた、暴れ出す時期だと思う
可奈センパイのテニス部の後輩の女の子に、自分の勃起チンコの写メを送ってくるようなバカ男なら、岩倉さんに献上して、好きなように楽しんでもらおう
男に対する折檻とか、思い付かないしオレには
白坂創介の時みたいにチンコをチョン切るってわけにはいかないよな
眠くなったのヨッちゃん
寧が、オレに尋ねてくる
うんちょっと
それならちゃんと横になろうよここは空調が効いているけれど寝るのなら、お布団を掛けた方が良いし
娼館の中は、裸になっても寒くないように常に、温かく温度調節されている
でも、眠るのなら
このままじゃ、風邪をひくもんな
ミッちゃんもほら
そして、オレたちは川の字になって、横になった
お布団、掛けるよ
寧が、掛け布団を引っ張ろうとするが
布団はオレが掛けるからヤッちゃん、横になって
寧の裸身が、仰向けでベッドに横たわる
大きなおっぱいが、自重で平たくなるが
若い乳房の弾力は横になっても、その量感をはっきりと伝えている
お休み、お姉ちゃん
オレは寧にキスする
片手で、寧のおっぱいを揉みながら
うわっ、やっぱり凄いねぷるぷるしてるよ
横で美智が唸っている
ほら、美智も触ってみろよ
美智のお姉ちゃんのおっぱいなんだからさ
オレの言葉に、寧は美智にニッコリ微笑み
ほーら、おいでっミッちゃん
美智は、寧の隣に移り恐る恐る、寧の胸に手を這わす
もっと強く揉んでも平気だからねっ
美智の小さな手が、寧の巨乳を揉みしだく
うううっ、素晴らしいですぅぅ
でも、ちょっと羨ましくて、悲しいですぅぅ、うううーっ
幼い頃に、家族から1人だけ祖父の家に預けられている
だから、母親とも姉とも
一緒にいると緊張してしまうだけで心が安まらない
それが美智が今、抱えている問題点だ
しかも、美智の精神的にお姉様である、みすずは
実際には、一人っ子であるから姉役としては、不完全なんだ
警護役と主人という主従関係もあるし
あたしは、ミッちゃんのお尻が羨ましいけどなあ
寧が、美智のお尻をムニッと揉んだ
こういう小尻なのに、弾力があるお尻って憧れるよあたしなんて、大きいだけのお尻だからさ
寧お姉様は、とってもお綺麗です
それにご主人様は寧お姉様のことを、一番愛していらっしゃいますし
ふーんだったらミッちゃんは、ヨッちゃんのこと、諦めるの
いえ、そんなことは
だったら、そんなこと言わないのっ
ちょこんと、指で美智の鼻の頭を突っついた
美智は謝る
ミッちゃんだってとっても、可愛いよこうして近くで見ているとお人形さんみたいに綺麗なんだから
わわわ、わたくしはそんな
実際、美智の美少女度は極めて高い
黙って座っているだけならとんでもない黒髪の和風美少女だ
顔の造形が、とにかく美しい
小柄で小さいのも、可愛らしいし
オレはとっても、可愛いって思っているよ
恥ずかしそうに、裸の美智は答えた
美智は一生、ご奉仕致しますから
当たり前だ一生、可愛がってやるからな、美智
はいよろしくお願い致しますぅっ
嬉しそうに美智が笑った
オレたちは、元通りオレを中心とした、川の字になって
お休みヤッちゃん
お休みヨッちゃん
お休み美智
お休みなさいませご主人様
オレはそれぞれキスをする
お休みミッちゃん
お休みなさい寧お姉様
寧と美智も姉妹として打ち解けてきているな
ではっ明かり消すよーんっ
寧が、ベッドサイドのスイッチを操作して、部屋の明かりを落とした
この辺の機構も、ラブホテルのベッドと同じなんだよな
元が娼館だけに
ヨッちゃん、手を握ってて
ああ、美智も手を出せ
3人で、手を繋いで眠りについた
あったかいね、ヨッちゃん
はい温かいです、お姉様
オレの代わりに美智が答えた
やっぱり、身体が相当くたびれていたんだろう
オレは、スーッと眠りに落ちていった
真夜中過ぎにオレは眼を醒ました
オレの横で、寧がスゥスゥと寝息を立てて眠っている
振り向くと、美智も可愛らしい寝顔で、すやすや眠っていた
そして、2人とも
キュッと、オレの手を握りしめたまんまだ
幸せっていうのは、こういう気持ちなんだな
オレを愛してくれる人がいる
オレを必要としてくれる人がいる
オレは何て幸せな人間なんだろう
そう思っているうちに
オレはまた、夢の中に溶けていった
今日、あったこと
お父さん、何やっているの
いや、小腹が空いたんで即席ラーメンを作っている
いや、作っているって何で鍋を2つ使っているわけ
なせがコンロに、火をかけられた鍋が2つ
いや、こっちが汁でこっちが麺を煮るのに
いやいやいやいや、ラーメンなんだから鍋1つでできるでしょ
え、そうか
ちょっと見せて何をやっているわけ
見てみると麺用の鍋は、お湯が沸いているだけですが
汁用の鍋は、すでにネギと鶏肉が醤油味のスープで煮られています
お父さん、もしかしてラーメンのスープの素を鍋に突っ込んだの
いや、そんなことはしていない
食卓を見ると、封を切られた即席ラーメンが
中を見ると、スープの素は入ったまま
じゃあ、この汁はどうやって作ったの
それはお前、そこのめんつゆを使ってだな
お父さんうどん用の汁を作っている
いや、ラーメンが食いたいんだよ
でも、これうどんの汁じゃないか
ど、どうするこれ
今、うちには、うどんは無いし
お父さん、ラーメンの袋を開けちゃってるし
まあ、しょうがない取りあえず、この汁は置いておいてこっちの鍋でラーメンを作るよ
そこからは危ないので、私がラーメンを作ることにしました
これ、パッケージを読むと沸騰したお湯に乾麺を入れて下さいって書いてあるな
いや、お父さん普通、そうだろ
お湯を沸騰させるってことは鍋じゃなくって、こっちか
違う、お父さん乾麺を電気ポットに入れるなぁぁっ
結局元々、ラーメンに付いていた醤油味のスープの素に
お父さんが煮てしまった、うどんの汁を足して
ラーメン完成
魚貝系スープ+豚骨スープの合わせ味というのは聞いたことがあるけれど
醤油味+醤油味というのは
お父さん、美味いか
あんまり、美味くない
突発的に、ボケられるのは怖いです
793.CRAZY FOR YOU. / 寧とお姉ちゃんLOVEセックス
お、は、よ
お、は、よヨッちゃん
優しい声
温かな肌の温もり
オレはゆっくりと、眼を開ける
まだ薄暗いけれど朝の穏やかな光線が、眼の前の美しい顔を照らしている
オレの大切な
寧が眠っていたオレの上に、覆い被さっている
ピンク色の乳首が、オレの胸に当たっていた
オレは、慌てて天使の様な笑顔に返事をする
寝顔を寧に見られていたということが、何だかとっても恥ずかしい照れくさい
はい、おはようっ今日も愛しているよっ
寧は、オレを抱き締めてチュッとキスしてくれた
お、オレも愛しているずっとずっと、愛しているから
眼が醒めた時に隣に愛している人がいてくれるという幸福
これ以上の幸せが、この世にあるだろうか
知ってるよんっうふふあたしも、ずっとずっと好きっ
寧は、オレに頬擦りをする
朝の空気に裸の肌の接触が気持ち良い
というか、寧と触れ合っていることはたまらなく心地よい
何だ下半身がムズムズするほど、気持ち良いんだけれど
全裸の美智がオレの下半身でオレのチンコを舐めていた
こちらは先にお目ざめのようでしたので早速、本日のご奉仕を開始させていただいております
15歳の美少女はオレの亀頭を咥えて、チュパチュパと吸い上げる
朝一番のご主人様はとっても、美味しいです
赤い小さな舌が、ベロベロと亀頭の周りを刺激していく
わたくしも一生、ご奉仕させていただきますので
はい、ヨッちゃんヨッちゃんの大好きな、おっぱいだよーんっ
寧が自分の胸を、オレの眼前に突きだしてくる
オレは、寧の豊かな谷間に顔を埋め左右の乳首を、順番に吸う
舌先で転がすように舐める
あんっ気持ちいいよっヨッちゃん
オレの日常生活はこれで
ご主人様とっても、大きくなってまいりました
美智は、細くて白い自分に手に舌で唾を塗りつけ
にゅるっにゅるっとオレのペニスをシゴいていく
ああ、それ気持ちいいよ、美智
まだまだ、これからでございます
美智は、指の腹でオレの亀頭を撫で上げていく
同時に、美智の舌はオレの陰茎から肛門の方へと向かって
うううッ
ヨッちゃん、あたしもッ
寧は、オレの耳の後ろ、首、脇の下、乳首と感じるポイントに、キスしていく
手は優しくオレの髪を撫で梳いてくれていた
うふふっ、気持ち良さそうだねっあーんっ可愛いなあっヨッちゃんの感じている顔、とっても可愛いよおっ
寧が笑っている
オレをオレだけを見て
どうしようっ、ねどうしようあたしヨッちゃんの気持ち良い顔を見ているだけで、ゾクゾクしちゃうのっあのねヨッちゃんっ
ヨッちゃんを見ているだけで濡れちゃうのっだから
蕩けた瞳がオレを見つめている
寧の瞳にオレの顔が映っている
きっと、オレの瞳にも寧の切ない顔だけが映っている
ね責任取ってヨッちゃん
オレは手を伸ばし、寧の股間に触れる
くちゃり
温かい蜜が、オレの手を濡らしていく
オレは、ゆっくり人差し指で寧の入り口を掻き回していった
割れ目に沿って、指を滑らせ
クリトリスを剥く
オレの指が一番感じやすい、小さな核を優しく擦っていく
ああああっ気持ちいいっ
切なそうな眼で、寧はオレに抱きついてきた
寧の豊かで柔らかい身体つるつるの肌
芳しい髪の匂い
汗と愛液の匂いもオレの性感を激しく高ぶらせる
ねヨッちゃん指もいいけれどねヨッちゃん
寧が、オレに訴える
欲しいよっヨッちゃんのでお腹の底まで、ズボズボして欲しいのっ
ああ、寧の内側から温泉の源流のように、愛液が染み出してくる
1つだけ、約束してくれよ
オレは、寧の眼を見て告げる
する、するからぁっ何でも、約束するからっ
寧は身体を震わせながら、そう答える
だったらもっと、セックスさせてくれよ
オレの言葉に、驚く寧
ヤッちゃんは、妹たちに気を遣ってオレとあんまりセックスしてくれないだろ
そ、それはあんっ
オレは寧のクリトリスを、押すようにグリグリと刺激する
ここ数日、ドタバタしていたのは事実だけれど
みすずも瑠璃子も美智、マナもアニエスも、鷹倉3姉妹も雪乃でさえ何度もセックスしてきている
それなのに、寧とのセックスは久しぶりだ
だってあたしは、みんなよりもお姉ちゃんだから
そう言う寧に、オレは
オレはヤッちゃんとも、したいんだよっ
ムニニッと、もう片方の手で寧の巨乳を揉みしだく
ごっ、ごめん
思わずオレに謝ってしまう寧
あのヨッちゃんがしたい時は、言ってくれればいつでもするから
そうじゃないよっ
オレは、寧の眼を真っ直ぐ見て言う
オレはヤッちゃんが、オレとしたいと感じた時にしたいんだっ
寧がオレを求めている時に、求められるだけ、思いっきりセックスしたいそういうセックスの方が、絶対に気持ち良いからっ
ガマンしたり、他の子に譲ったりしなくていいからっみんなのお姉ちゃんである前に寧だって、オレの女なんだからさみんなと同じなんだからっ
はい寧お姉様にガマンしていただいてまで、わたくしたちが欲求を満たすのは心外でございます
フェラを続けていた美智が、寧に言う
ご主人様のものが良い感じに硬くなって参りましたどうぞ、寧お姉様よりお楽しみ下さいませ
あたしが先でいいのミッちゃん
お姉様優先でございます美智は礼儀を心得た妹でございますから
上目遣いでムフフッと、微笑む
ヤッちゃんの次は、美智ともちゃんとするからな
はいわたくしの子宮が、ご主人様の精液を激しく求めておりますので是非
オレは、身体を起こし
ヤッちゃんが下だよ
今朝は思いっきり、このナイスバディを蹂躙したいからっ
判ったよじゃあ、蹂躙されちゃおうかなっ
コロンと仰向けで、ベッドに横たわる
来てぇっ
オレは、寧にのし掛かる
寧は待っていましたとばかりに大きく開脚する
オレはペニスの根元を持って
寧の入り口や、クリトリスに亀頭を擦り付ける
男の粘膜と女の粘膜の接触
ああんっそ、それも気持ちいいけれどさっ
寧が、オレを見上げて
もっと奥に中に欲しいよおっヨッちゃんのオチンチンが欲しいのおっ
オレは膣口に、張り詰めた亀頭をあてがう
そ、そうっそのまま一気に、スブッて突き込んでっ
寧の求めに反して
オレは、ゆっくりと押し入れていく
ズズズズズッ
まるで注射器のピストンように
オレの勃起が、愛液で満ちた膣に侵攻していく
ああああっ、来たぁぁっ、来た来た来てるけど
切なそうに顔を歪めて、寧がオレに懇願する
もっと激しくっ激しいのがいいのっお願いヨッちゃん
オレは、それでもゆっくりとしたペースを保っている
少しずつ、本当に少しずつ寧の中に入っていく
あああんっ、イジワルしないでぇっ欲しいのっ欲しいのっヨッちゃんのが欲しいのっ
あたしだってもっと、もっとヨッちゃんとしたいよおっいつでも、どこでもヨッちゃんとセックスしたいっしたいんだからっ
その言葉を聞けば充分だ
ドムウウッ
いきなり、腰をドンと突き入れて、寧の膣奥を衝くッッ
ああああうっ
そのままガッシュッ、ガッシュッっと
蒸気機関車の様に、激しく寧の胎内を穿つっかき混ぜるっ犯していくぅっ
ああああっ、気持ち良いっ気持ちいいっ気持ち良いっヨッちゃあああんっ
激しく荒々しいリズムで、オレは寧の身体を揺らしていく
寧の豊かな胸が、踊る様にぷりぷりと弾けていく
ヨッちゃん、お願い手を握っててっ手を握ってて
オレは、寧の手に自分の手を重ねた
ギュウウウッと、寧はオレの手を力一杯握りしめる
いいよおっ、そうやってヨッちゃんの好きな様に、お姉ちゃんの身体を楽しんでっ
ああオレと寧の身体の中に、淫欲の炎が拡がっていく
お姉ちゃんねお姉ちゃんを犯してる時の気持ちよさ良そうなヨッちゃんの顔が好きっああんっ、可愛いよ可愛いよ、ヨッちゃぁぁんっ
寧の肌が火照っていく
白い肌が、赤く上気していく
じっとりと全身で汗をかいていく
愛する女の汗と愛液淫らな匂いが、オレをさらに高ぶらせる
あああっ、好きだよっお姉ちゃんっお姉ちゃんっずっとこうしていたいよっ
寧とずっと繋がっていたい
愛し合っていたい
いいよっお姉ちゃんの身体は心もぜーんぶ、あげるからっみんな、あげちゃうんだからっ
寧も、下からリズミカルに、腰を突き上げてきた
あああんっごめんねぇおかしなお姉ちゃんで、ごめんねお姉ちゃん、狂ってるのぉヨッちゃんのことが大好き過ぎて、おかしくなっているのぉっ
オレだってお姉ちゃんが大好きで過ぎて、狂っているんだよっ
結局オレたちは
2人とも狂っている
オレには寧が必要だし寧にもオレが必要なんだ
オレたちは、お互いの存在に狂っているイカレている
ああっ、ああーっ、ああんっあああっ
くううっ、あああっ、お姉ちゃんうううっ
ヨッちゃん可愛い
お姉ちゃんだって
オレたちは、お互いの肉体に溺れていく
気持ち良く喘いでいく
オレに抱かれて、心地良さそうにしている寧がたまらなく愛しい
寧も寧の身体に溺れるオレを、愛しく思ってくれている
ああ熱い
愛し合うっていうことは何て熱いんだ
ああんっ、ああんっ気持ちいいよおっ
お、オレも気持ちいいよっ
オレの額から、ポタポタと汗が滴り寧の柔らかな肌の上に、落ちていく
寧は、それを嫌がらない
むしろ、嬉しそうに微笑んでくれている
ああっ、夢みたい
セックスしながら寧が呟いた
あたしの中にヨッちゃんが居る何て、幸せなんだろっあああっ
だからもっと、ヤらせてくれよっ
うんヤらせちゃうっ求めちゃうっヨッちゃんとのセックス気持ちいいよおっああんっ、大好きっ
寧が絶頂への階段を昇り始めた
あああっ、あのねあたしあのね
判っている判っているからっ
オレは、ラスト・スパートに向けて
中に中にちょうだいねっいっぱいドクドク出してねっ
当たり前だろっお姉ちゃんっ
くうううっ、嬉しいよおっヨッちゃぁぁんっ
そして、寧が跳躍へ
あああっ、お姉ちゃんイッちゃいそうっいいお姉ちゃん、イッちゃってもいいっ
うんイッちゃっていやイケよっイケぇぇぇぇっ
オレも寧も蒸気機関車の様だ
荒々しく加速しながら、汗と愛液と熱い吐息を周囲に発している
く、クるよおっヨッちゃんあああっ、一緒に一緒にねっ
大丈夫だからっ
オレも射精への欲求が、グワワッとこみ上げて来るっ
お尻の穴にキュッと力を込めて暴発しないように耐える
お、お姉ちゃんは、早くぅぅっ
ガシガシガシッと、オレは寧の子宮口を衝き続けるっ
もう保たないっっ
ああああっ、もうダメッっヨッちゃあああんっイクッイクッッイクぅぅッッッッ
オレの手をギュギュッと力強く握りしめて
腹筋をぷるぷると震わせながら
オレのお姉ちゃんがエクスタシーの海へダイブしていくぅっ
お、オレもあああああっ出るぅぅっ、出るぅぅっお姉ちゃぁぁんッッ
オレの亀頭がブワッと膨れあがり
白濁液が、ビュルルルルッと噴き出されるゥゥゥゥッッ
あああっ、熱いぃぃぃぃぃぃぃッッッ
ぐううううっ
熱いのがお腹の中で拡がっていくよおっ
寧の子宮を大量の熱液が犯していく満たしていくぅぅッッ
お姉ちゃぁぁんっっ
出るぅぅまだ出るぅぅっ
出してぇぇっもっとあたしの身体で気持ち良くなってぇぇぇぇっっっ
オレも寧も
エクスタシーの瞬間に、眼をつぶらない
見ているお互いの姿を
あああっ、可愛いよお姉ちゃんっ
エクスタシーの頂点で、オレに膣内射精されている寧はたまらなく美しい
ヨッちゃんも可愛いよおっあああっ、好きぃ好き好き好きぃぃっ
寧の膣が、キュウキュウと何度も痙攣する
子宮が、ゴクゴクと蠢いてオレの精液を呑んでいた
まだ、出るよおっ止まらないよおっお姉ちゃん
いいよおっ、止まらなくていいからぁずっと、あたしを犯しててあああっ
また灼熱の1撃が、寧の子宮に注がれていく
オレたちは、手を繋いだまま下半身で繋がったまま
寧の裸身の上に、オレは脱力した
ようやく、長い射精が終わった
はぁ、はぁ、はぁヨッちゃん
オレたちはそっと唇を合わせた
寧の心臓の鼓動が、オレの耳に響いてくる
寧も、オレの心音を感じているはずだ
すっごい気持ち良かったよ
うんまたしよういつでも今日でもどこでも
そんなあたし、ヨッちゃんにメロメロになっちゃうよ
寧が頬を赤らめる
オレなんかもう、ずっとお姉ちゃんにメロメロだよ
うふふホントはあたしもヨッちゃんが、だーい好きっ
寧が、下からオレを抱き締めてくれた
いっぱい出たみたいだったよね
うん一晩休んだから、精液タンクが満タンだったみたいだ
もう、お腹の中ぜーんぶ、ヨッちゃんでいっぱいだよっ
寧は、オレのおでこに自分の額を当てた
温かなぬくもり
横から聞き慣れた戦闘美少女の声がした
わたくしの分は、残しておいていただけておりますでしょうか
もちろん大丈夫だってヨッちゃんは、絶倫なんだからっ
寧が、美智に微笑む
わたくしちょっと、口惜しいです
ご主人様が、わたくしにして下さる時はええ、言葉通り、して下さる感じなのですが寧お姉様とのセックスは、対等な立場で、楽しんでいるようにお見受け致しました
オレは美智とのセックスは、楽しんでいない
いや、そんなことは無いと思うけれど
ううん、そんなことはあるよねっ
寧が笑って、オレに言う
でも、それはほら、ミッちゃんにも問題のあることだからさっ
真顔で尋ねる美智
うんヨッちゃんが楽しめないのはミッちゃんのことを心配っていうか自分が気持ち良くなるより、ミッちゃんを気持ち良くしてあげたいっていう気持ちの方が強いからでしょ
美智は、頷く
お心遣いしていただくのは嬉しいのですがわたくしは、もっとわたくしの身体をご主人様に楽しんでいただきたいです
溺れて欲しいんでしょミッちゃんとのセックスに
寧が、優しくそう言う
はいわたくしを求めて強く、激しく、犯していただきたいのです痛いのとか、ツライとかはわたくしは、むしろウェルカムですので
このエムっ子は
でも、だからってそういう風にしてくれって、ヨッちゃんに求めるのはどうかと思うよ
だって、それってさミッちゃんが、自分の魅力だけでヨッちゃんを悩殺できていないってことだからさ
わたくしは魅力的な肉体ではありませんから
美智は、寂しそうに自分のつるぺたの胸を見る
だーかーら、そういうところの発想を変えないとさ
あたしは、こういう身体だからこうして、ヨッちゃんを悩殺するよっでも、ミッちゃんはその身体しかないんだから、どうしたらその身体でヨッちゃんを惹き付けられるか、色々と考えてみるしかないんじゃない
唸る美智
イーディなんて、そうしてるでしょあの元気な健康娘らしいお色気で、ヨッちゃんのこと悩殺しているじゃんか
イーディが
あ、気付いていないんだイーディ、いつも体操したり、キックの練習したりしてヨッちゃんにパンチラしているんだよ
え、あれってイーディのクセじゃないの
どこでも、身体を動かしているし
ストレッチして開脚したり
違うよヨッちゃんに自分の健康的な肉体美をアピールしているんだよこっそりイーディは少なくても、ヨッちゃん以外の男の人にはパンツを見せないもの緊急時以外は
戦闘ならともかく、普段からパンチラしているのは、オレだけに向けてなのか
ルリちゃんのお兄様とか、マナちゃんのお兄ちゃんもどうしたら、自分が一番、ヨッちゃんに関心を持ってもらえるかを考えての選択でしょ
確かに、2人とも妹らしさで、オレにアピールしているように思う
ですからわたくしもご主人様と奴隷少女らしさをアピールしているのですが
だったらさ奴隷が、ご主人様にもっと、こうして欲しいとか要求するのはおこがましいと思わない
その寧の言葉に美智は
ハッとなる
少し不満げだった表情も、スッキリとした顔に変わった
眼からウロコが落ちました寧お姉様のおっしゃる通りだと思います
美智が頭を下げる
わたくしは奴隷の分際でありながら、大変、失礼なことをしておりましたご主人様申し訳ございませんでした
おっ、さすがミッちゃんもう気付いたね
はいご主人様には今は、わたくしや、マナ妹、ルリルリなど、たくさんのセックス奴隷がいらっしゃいますが
現実としては今は、ご主人様は、わたくしども奴隷を気遣って下さって奴隷として、支配していただけておりません
だって、セックス奴隷とか言ってたって
ホントは、みんなオレなんかとは、全然釣り合わない美少女ばかりだし
わたくしたちの方が徹底して、奴隷になり切らないといけないのですね
美智は、寧にそう言う
そういうことヨッちゃんに、ミッちゃんたちには気遣いなんて無用だってことをむしろ、幾らでもワガママを言っていい相手なんだってことを判ってもらえるまではね
そうだよ一番奴隷少女をアピールしているミッちゃんなら上手く、ヨッちゃんに受け入れてもらえたら、ヨッちゃんがいつでもどこでも、気軽に犯せる理想の奴隷になれるんだよっ
理想の奴隷
エピソード2も次話で終わりそうですね
明日は、久々にお酒でも飲むことにします
ホントに終わればですが
永井一郎先生のご冥福をお祈り致します
最初のガンダムは、ナレーションだけでなく
端役の大部分を永井先生が声を当てられているんですよね
名前のある役でもシャアの副官のドレン大尉とか、フラナガン・ブーンとか、赤鼻とか、コンスコン少将とか、ザクレロのデミトリー曹長とか
アムロの故郷の近所のオバサン役までなさっていました
さすがに映画版では、女性の声になっていましたが
ガンダム・センチュリーで声優の演技論を書いておられたと思います
本棚を探してみよう
俳優さんとしては、押井監督の紅い眼鏡に出演なさっていました
ビリヤード場のオジサン役でしたね
タクシーの運転手役の大塚先生の声も当ててらっしゃいました
794.秘密ください / 美智とのセックス
なるほど、くっふっふ
美智が笑う
私の方から、ご主人様にお願いせずご主人様が、わたくしをお求めになられるのを待つひたすら、待つこっそりと、ご主人様に対しセクシー・アピールをしつつも絶対に、露骨にはならないそれでいて、いつ、どこでもご主人様のお相手ができるよう、肉体の準備は万端整えておく
えっとあの、美智
これぞ本物のセックス奴隷ご主人様専用の精液お便所でございますっそういうものに、わたくしはなりたいっ否、なるしかないのでありますっ
美智は、1人で興奮している
うん次回からは、そうしたらいいと思うよっ
次回って
だって、ミッちゃん今は、どうしてもセックスしたいでしょヨッちゃんと
はいっそれはもうっ伏してお願い奉りますっ
全裸でベッドの上で、土下座をする
あの先程から、わたくしの子宮が下りてきて、キュンキュンしておりますっ
オレと寧とのセックスを見て
ですから、今回だけはお願いしますっお願い致しますっどうか、わたくしをこの美智めを犯して下さいませっ後生でございますからっ
いや、美智めとか後生とか
武士か武士なのか
だってさヨッちゃん、そろそろ離れるよっ
オレを抱き締めていた寧が、オレに言う
そろそろ、ミッちゃんと交代してあげたいから
寧は結局姉でありたいんだどこまでも
オレは寧から、身体を離す
寧の胎内から、オレのペニスがズルリと抜き出される
大量の白い液が、トロトロッと溢れてくる
あああっ、もったいないですっ
それを見てあわてて美智が寧の股間に鼻から顔を突っ込んでいく
ああんっそんなパフパフしないでっ
くんくんくんくんっ
美智は、喉の渇いている子犬のように、秘部を舐める
寧の膣から溢れたオレの精液を、長い舌で舐め取っていった
うううーっ、ご主人様の匂いでゾクゾク致しますぅっこの苦みも、素敵ですっ
美智は、オレの精液の匂いと味が大好きらしい
あーんっ、お腹の中の精液までチューチュー吸わないでっあたしの中から、ヨッちゃんの温かいのが、なくなっちゃうじゃんかぁっ
寧が恥ずかしそうに言う
もおっ、あたしはいいからさっ早く、ヨッちゃんのをペロペロしてあげなよっ
美智は、鼻の頭にオレの精子を付けて寧に頷く
ご主人様ぁご奉仕、ご奉仕ですぅっ
今度は、オレの股間にやって来る
そのまま、カポッとオレの亀頭を咥えた
じゅるるるっと、唾液を出して
オレのペニスに付いた愛液や精液を溶かして舐め上げていく
ちゅぱっちゅっぱっちゅっぱ
わざと下品に音を立てた方が淫らだということをこの15歳の少女は知っている
くふふふふわたくしのお口の中で、ご主人様が張り詰めていくのが判ります
両手でオレのペニスの根元を捧げ持って美智は、唇と舌を駆使していく
指で根元を軽くシゴきながらカリ裏をペロペロ舐める
指で亀頭の表面を撫でながらペニス全体にキスしていく
顔はオレに向けて眼は、オレの表情を見ている
オレが感じる様子を観察しているのだろうが
オレには、この和風美少女が可愛らしい唇が、オレの男根を奉仕してくれている様子を見ているだけで
背筋がゾクゾクする
海綿体に、熱い血液がドクドクと注ぎ込まれていく
ホントミッちゃんは、フェラチオ上手くなったよねぇ
寧が、ベッドの上に頬杖をついて感心しながら、見ていた
ご奉仕の基本ですから
ご主人様ぁ美智の舌は、いかがですか
美智の唾でベトベトになったオレのペニスに美智は、頬擦りする
ああとっても気持ち良いよ
オレは美智の髪を撫でてやる
ありがとうございます美智はお求めになられましたら、いつでもどこでもご主人様にご奉仕することのできる女になりますから
ご主人様の性欲が高まりましたらいつでもどこでも、美智に吐き出して下さい美智は、どのような場所でもお相手できるように致しますから
それって、美智がしたいんだろ
オレは少しイジワルに言った
はいそうです美智は屋外雑踏の中で、たくさんの人々の居る中でご主人様に犯していただきたいのです不意に、セックスをなさりたくなったご主人様の性欲処理の道具になりたいのです
美智は語り続ける
群衆の中で突然しかし、それが当然の権利であるように、ご主人様の男性器を挿入され激しく、犯されたいわたくしの意思など完全に無視したまま、人形のように肉体を弄ばれケダモノのようなセックスをそして、そのまま、衆人環視の中で子宮に射精されたいのです
ほ、本当にヘンタイっ子だよなあ
そして、セックスが終わったらもう関心がなくなったとばかりに、ご主人様に無視されたいわたくしから、プイッと顔を背けてご主人様は、わたくしを置き去りになさろうとするんですわたくしの股間からは、タポタポと熱い精液が零れているのにもう、わたくしなんて必要ないと