マナの内側から愛液が溢れてくる

その愛液を潤滑油にしてオレを受け入れていく

ほーら、ここがゴールだよ

オレの亀頭の先がマナの子宮口を突く

ペニスは、根元まで完全にマナの胎内に納まった

好きだよお兄ちゃんギュッとして

ああ、オレもお前が大好きだ

オレはマナの小さな身体を抱きしめてやった

今日もマナのこと、犯してくれてありがとうお兄ちゃん、好き

今日は、マナが動くからお兄ちゃんは、そのままでいて

そして、軽やかなリズムでマナは腰を動かしていく

じゅぷっじゅぷっじゅぷっ

見えるマナの中にお兄ちゃんが入っているの

腰をグラインドさせながら、マナは鷹倉姉妹に微笑む

これがセックスううん、これもセックス本当のセックスは、マナのお腹の奥にお兄ちゃんが精液を出してくれるまでだから

跳ねる様に、14歳の小さな身体がオレの上で踊る

い、痛くないの

ルナさんが、マナに尋ねた

最初の頃は痛かったけれど今は、気持ち良いだけ

マナの顔見てほら、とっても気持ち良さそうでしょ

額から汗を流しながら蕩けた笑顔で、マナは言う

本当に気持ち良いのお兄ちゃんとのセックスはマナ、毎日してもらってるの本当はね、一日中していたいいつでも、どこでもお兄ちゃんにレイプしてもらいたいの

マナは、お尻に力を入れオレのペニスをキュウキュウと締め付ける

オレは、マナの小さなおっぱいを揉む

ああ、いいよぉお兄ちゃんおっぱい、気持ち良いセックス、気持ち良いよぉぉ

マナは、腰の動きを強くしていく

こうしてね腰の動きを強く早くしていくのお腹の内側でねお兄ちゃんのオチンチンの形を感じるの温かいんだよお兄ちゃんのオチンチン気持ちいい

マナの中を温かいよぐっしょり湿っててヌルヌルで

ああ、お兄ちゃんが好きだからマナ、すぐに濡れちゃうのトロトロになっちゃうのセックスしたくなっちゃうの犯して欲しくなっちゃうのぉぉ

マナ、マナ

オレたちのセックスは佳境を迎える

ああっああうっ、ああんっあー、お兄ちゃんどうしよえ、マナ、気持ち良くなっちゃいそうごめんね、お兄ちゃんマナもう

大丈夫だ合わせられるから一緒にイクぞ、マナ

ああんっ、好きぃ、好き好き好きぃお兄ちゃんビューッと出してね、マナのお腹の奥にお兄ちゃんの熱いの熱いの注いでね

マナが鷹倉姉妹に

これからマナの赤ちゃんができる場所に、お兄ちゃんの赤ちゃんの素が入ってきますそれがマナの卵に掛かると、妊娠なんだよ

赤ちゃんができるの

絶句する鷹倉姉妹

いいのできてもいいのマナお兄ちゃんの奴隷なんだもんああ、マナのことママにしてお兄ちゃん、お兄ちゃん

マナが昇っていく

ああ、キちゃうキちゃうよぉぉマナ、跳んじゃうよぉぉ

いいぞイけ、イくんだマナ

オレも、下からゴツゴツとマナを突き上げる

ああっ、ああっ、見ててぇお兄ちゃん、マナのイくところ見ててぇぇ

ああ、見てるよ見てるぞ、マナ

うううっイクイクイクぅぅっ

マナが、オレの腕の中で跳ぶ

オレもマナぁぁ

見てるよ、お兄ちゃぁぁん

イクぅぅ

熱いっっっ

白濁液がマナの最深部を犯す

ああ、出てるよ入って来るぅ噴水みたいに、マナの赤ちゃんの部屋に、お兄ちゃんの熱いのが届いてるよぉぉ

オレは、下からガツン、ガツンとマナの身体を突き上げる

その度に射精の2撃目、3撃目が吐き出される

気持ちいいぃぃ気持ち良いぃぃセックス、気持ちぃぃ

鷹倉姉妹の眼の前でマナは何度も気持ち良いを繰り返す

オレたちは、汗まみれの身体で抱き合う

気持ち良かったよ、お兄ちゃん

オレは、マナとキスをした

抜くね

マナは、ゆっくりとオレのペニスを引き抜く

つるんと亀頭が胎外に零れ落ちた

はい見て

マナは、鷹倉姉妹に自分の女性器を示す

割れ目の中から

とろーりと、白い精液が垂れてくる

これが、お兄ちゃんの精液赤ちゃんの素だよこれをお腹の奥にいっぱい出してもらったらセックス完了だよ

鷹倉姉妹は、眼の前で起きた生々しい行為に呆然としている

娼婦っていうのはこれを毎日するんだ求められた、どんな男とでも何度でもしかも、今マナがしたみたいに女の方が、男に奉仕しないといけない

鷹倉夜見子さんは

で、できないわよこんなこと

震えながら言う

こんな怖いことわたくしには、できないわ

3連休なのに台風で大雨が続いていますが

済みません体調不良で、二日ほど寝込んでいます

具合の良くない時のエロ話は辛いっス

また感想欄の返信が滞っていますが少しずつ返信致しますので、もう少しお待ち下さい

659.雪解け

えー、できないんですかとっても簡単だし、気持ち良いのに

マナが、オレのペニスをお掃除フェラしながら鷹倉姉妹に言う

マナお兄ちゃんに毎日してもらっているのに

それはあなたが異常なのよそんな変な行為、普通の人はしないですわ

高倉夜見子さんは、そう強弁するが

えー、みんなしてるよっ

わたくしも昨夜、お兄様にしていただきましたとっても楽しかったですわ

瑠璃子が、笑顔でそう言う

わたくしは、先ほどお情けを頂戴致しました

美智が、古風な言い方をする

じゃあ、次はあたしの番ですねあたしも皆さんの見ている前で、致しましょうか

ニンマリとした笑顔で、みすずが立ち上がるが

ごめん、みすず今はちょっと

旦那様のまだまだ大きいですわ

いや、あのそろそろお屋敷に戻って、晩ご飯にしようよきっと克子姉たちが待っていると思うし

オレはそう言う

実際は

ジッちゃんが居なくなって、この学校の周囲の警備態勢が緩みだしているはずだ

そろそろお屋敷に行かないとマズイと思う

この学校も、それなりに防衛体制は整っているけれど

この人数で、ここで夜を明かすのは、ちょっとゴメンだ

それにお屋敷と学校と、家族が2箇所に分かれるのも、良くないだろうし

とにかく今、この部屋に居る女は、鷹倉さんたち以外、みんなオレと性的な関係にある

ミナホ姉さんだってオレの精液は飲み干してくれている

判るかみんな今、マナとした行為をオレとしているんだ

呆然としている鷹倉姉妹

うん、見ていたよねマナは、夜見子さんと同じ学年だけれどお兄ちゃんのオチンチンを全部受け入れてたでしょ精液もちゃんと赤ちゃんのお部屋で受け止めているしあたしにできること夜見子さんにはできないの

ちなみにあたしたちは娼婦じゃないですから、セックスは旦那様としか致しません

はい、お兄様だけです

ご主人様にだけ、身体を捧げます

あたしも、ヨッちゃんだけっ

マナもお兄ちゃんだけだよ

みんな口々に、そう言ってくれる

でも夜見子さんたちは、娼婦になるのですから、今のような行為セックスを誰とでもしないといけないのよ

誰とでもって

まあ、中年以上の男性お爺さんが多いと思うわしわくちゃのね夜見子さんは、お金であなたを買った男性の全身をペロペロと舌で舐めてあなたも身体中を舐められて、お腹の中にオチンチンを入れられるのそして最後に、子供の素である精液を放出されるわ

これだよこれ

マナが、自分の太ももの内側に垂れる白濁液を示す

年輩の男性のだと、もっと黄ばんでいるわそして、匂いも臭いのよそれが、あなたの胎内にたっぷり注がれることになるから

い、嫌よな、何でそんな

ミナホ姉さんはククっと笑って

仕方ないでしょそれが娼婦の仕事だから

月子さんが小さく呟く

そしてあなたたちのお母様の巫女の仕事でもあった

鷹倉家の巫女は望まれれば、どんな男とも交わるのよセックスするのそれが仕事だから

そんなことないですわ

夜見子さんが、激しく反発するが

いえこの方のおっしゃる通りです

月子さんが、妹に告げた

わたくしはお母様のお仕事を、見たことがございますから

月子さんは、夜見子さんよりも3歳年上の17歳だ

仲裁の儀式のためにヤクザと交わる母親の姿を、見たことがあるのか

夜見子さんは、絶句する

ヤッちゃん、バスタオルみたいのあるかな

下の部屋に行けばあるよ取って来ようか

オレは半裸の鷹倉姉妹を見る

月子さんとルナさんは、ブラとパンティだけの下着姿あ、それに革靴と黒い靴下か

夜見子さんはビリビリに切り裂いた制服の残骸の下は全裸+革靴と靴下だ

月子さんとルナさんは、そのまんまの格好で夜見子さんは、そのボロっちいのはみっともないから、素っ裸になってそれで移動するから

わたくしたちに裸で外に出ろと言うのですか

夜見子さんが、オレに怒鳴る

そういうことだよあ、バスタオル1枚だけ許してあげるよ車で移動している時に、外から観て裸の女の子が乗っていると思われたらマズいから

オレは夜見子さんと、同じ車に乗るつもりだ

もちろん車内ではこっそり、裸身をお触りさせていただく

どうして、わたくしたちがそんなことをしなければならないのよ

だーかーら

オレは夜見子さんと月子さんが娼婦になれるかどうかの適性検査をやっているんだぜ娼婦なら、人前で裸になることは当たり前なんだから今、オレが言っていることなんて娼婦としては、最低レベルのことなんだぜ夜見子さん、こんな程度のこともできないくせに、ジッちゃんにあんな大きな口を叩いたのかよ

わ、わたくしは知らなかったのですわ娼婦というものが、どんなものなのか今だって、よく判りませんし

じゃあ、今から止めるかいジッちゃんに連絡しようか夜見子さんは、根性が無いから、適性検査どころか、検査を受ける前に逃げ出しましたって

わ、わたくしが逃げる

そうだろあなたはジッちゃんには絶対娼婦になるって宣言していたじゃないか

そそそ、そうですけれどあの

すっかり気後れしている夜見子さん

娼婦にはわたくし1人がなりますですから、夜見子様のことはお許し下さいませ

月子さんが、スッとオレに頭を下げるが

おいおい、勝手に決めるなよあなたたちの適性を見極めるのは、オレの仕事だなるかならないかは、オレが判断する 2人とも、どうせダメだと思うけれどそれでもちゃんとテストは受けてもらわないと困るよあんたたちもオレも、ジッちゃんと約束しているんだからな

今更、下りるなんてこと、香月様がお許しになるはずがないことぐらい、お判りよね

ミナホ姉さんがダメ押しする

ここで下りるのなら月子さんと夜見子さんは、それぞれ別のヤクザへ売り飛ばされるでしょうねルナさんはうちでこのまま、この子のセックス奴隷をやってもらうけれど

つまり姉妹は離れ離れになる

まあいいわ移動する前に、お茶を一杯飲みましょう

いや、ミナホ姉さんそろそろ動かないと

ヤクザたちの動きも気になる

あなたの考えは判るけれどそろそろ、マルゴと渚がここへ来るはずなのよ

ミナホ姉さんは時計を見る

元々、今晩は、クラブ活動の終わったメグを渚の店から戻って来たマルゴさんたちがピックアップしてくれる予定になっていた

どうせならみんな揃って、戻りたいわその方が安心でしょ

それに車の問題もあるし

えっとこの場に居るのは

オレ、ミナホ姉さん、寧、メグ、マナ、イーディ、みすず、瑠璃子、美智、翔姉ちゃん、レイちゃん

そして鷹倉3姉妹

合計14名

おれたちが乗って来た車は8人乗り

翔姉ちゃん今日の車は

いつもと同じよ

いつものアメ車は詰めて5人

合計、13席

そっか、マルゴさんと渚の車が来ないと全員乗れないのか

1人だけマルゴを待って残ってくれとは言えないでしょ

だからお茶にしましょう

はーい、お茶でーす

お茶だよーん

マナと寧がみんなにお茶を入れてくれた

一旦、ブレイクと言っても、鷹倉姉妹は緊張したまんまだ

みすずと瑠璃子が姉妹の話し相手になってくれているが、3人ともほとんど話さない

この先の運命を思い愕然としている

美智ちょっと

何でしょうか、ご主人様

美智と一緒にイーディも来た

夜見子さんのことだけど

オレは小声で言う

お前はさっき強い気をぶつけたから、夜見子さんの巫女の力はもう発揮できないように壊してしまったって言ってたけれど

はい、そう言いました

本当は、違うよな

夜見子さんが巫女の力を失ってしまったということは、無いはずだ

もちろんです彼女の気をわたくしの気で相殺しているだけです

つまり、美智が無理矢理、巫女の力を抑え込んでいるだけだ

夜見子さんの力は残っている

あの方は気を発するだけで、受信する方の能力がございませんからわたくしが気を発し続けていることが、判っていないのです

小うるさいだけの送信機受信能力が無いから自分の発信能力が壊れているかどうかも、自分で判らなくなっている

て、ことはしばらくは、美智に付いていてもらわないといけないんだな

夜見子さんだけでなく、内面に秘めた力を持っている月子さんも

ルナさんの力はどうなんだ実際の話

今のところは判りません彼女は姉の夜見子さんより、自分が劣っていると感じているようです

美智は、そう分析する

姉の夜見子さんが優れているというよりあんなに我が強くて、気を周囲に吐き散らかすから、すっかり気後れしているというのが実態だろう

ですから、自分には力が無いと思い込んでいるのだと思います

じゃあ、現状としては問題無しか

おそらく、ご主人様がセックスで、あの子の心を開かれるまでは彼女は自分からは、力に目覚めないだろうと思います

なら、ルナさんのことは一先ず置いておこう

判った引き続き、彼女たちの監視を頼む

あ、待ってイーディにも説明しておいてくれ

鷹倉姉妹は、イーディも美智と同じくらい気が使えることを知らない

美智の不在時には、イーディが鍵になる可能性もある

イーディ、いつでも美智の任務を引き継げるようにスタンバイしててくれ

判ったネ

2人がオレから離れるとメグがやって来た

ヨシくんあの子たちに、ちょっと厳しすぎるんじゃない

メグはそんなことを言う

あんな、わざと怖がらせるみたいな言い方をするのは可愛そうよ

どう説明しようかな

香月さんは、お兄ちゃんに娼婦の適性検査をしろって言ったんだよ

オレたちの後ろに立っていたマナがメグに言う

そうメグはいなかったんだよな

ジッちゃんが、オレにそう言った頃は

だから、これでいいんだよちょっと、キツメにプレッシャーを掛ける感じでさ

メグは不満らしい

香月さん自体あのお姉ちゃんたちを無理に娼婦にしたくはないんだよ何がなんでも娼婦にする気なら、確実に堕とせって命令するはずだから

そうだジッちゃんは

もう本当にどうしょもない場合は月子さんと夜見子さんのどっちかを娼婦にしないといけないかもしれないでも、香月さんの本音としてはなるべく娼婦にはしたくないんだよみんなだからルナさんを娼婦から外した件は、あんなに簡単に了承してくれたんだよね

つーか、オレも探りを兼ねて一か八か、聞いてみたんだ

もちろん、アニエスには同い年のお付きが必要だというのは本当だけど

いきなり、ああ切り出してジッちゃんが、どう反応するかが見たかった

ジッちゃん割かし平然としてたよなしかも、ルナさんはオレのセックス奴隷としてならっていう条件付きだったんだからこれって、ジッちゃんとしては最終的に3人とも黒森家に預けることは決めているってことなんだと思うよな

どんな理由でもいいから黒森の屋敷に鷹倉姉妹を置いておきたい

それが保険ということなんだろう

娼婦にするかどうかは、絶対に必要な条件では無いんだ

だから今は娼婦という仕事の怖さを、きちんと伝えた方がいいんだ

娼婦に堕とすのなら徹底的にセックスの快感だけ味わせてからにする

適性検査なんだからネガティブな側面もきちっと見せないと

オレたちの解答に、メグは驚いていた

あの人たちもあたしと同じなんだよ帰るところが無いんだよだからあんなに必死なんだ

マナが鷹倉姉妹を見て、そう呟いた

メグお姉ちゃん判っている

さっき、御名穂さんはメグお姉ちゃんに、山峰さんの家に戻ってもいいって言ってたよねそれって、メグお姉ちゃんだけなんだよ

そ、そんなことないわよあたしは

あたしがもし、市川のお祖父ちゃんの家で暮らしたいって言ったらどうなると思う

あたし、殺されるよ御名穂さんに

いや、マナの言うとおりだよメグ

マナは黒い森の秘密を知っているこのまま市川さんのところへ返すわけに行かないんだ

マナはオレたちが白坂創介に何をしたのか知っている

市川老人に引き渡せば絶対に、マナから真実を聞き出そうとするだろう

あたしはね命懸けで、お兄ちゃんの忠実なセックス奴隷であることを示し続けないといけないんだよあたしが吉田マナとして生きていくためには

これが、マナの不安定さの原因か

マナはまだ生きるか死ぬかの瀬戸際に立っていると感じている

大丈夫だよ、マナオレがいるからオレが、お前を幸せにするから

うん、ありがとうお兄ちゃん大好きだよ

マナは、お兄ちゃんだけだからお兄ちゃんのためだけに生きることが、マナの生きる道だからううん、そうじゃないね

マナがオレの手を握る

お兄ちゃんだけが、マナの希望なんだ本当に大好き嘘じゃないよお兄ちゃんが、マナのことを本気で愛してくれていること感じてるもんマナも、愛してる命懸けで

今のマナにはオレしか心のよりどころが無い

ミナホ姉さんはやっぱり、メグのことを優遇していると思うよいや、いいんだ依怙贔屓でも人間なんだからさメグのことは子供の頃から知っているんだし、特に愛情が厚いのも当然だと思う

みんな全員、公平にしなくちゃいけない理由なんてミナホ姉さんには無い

本当なら白坂創介の娘であるマナに対しては、複雑な感情があるのだろうし

香月家の娘たちにもまだ壁を作っている

それだって、ミナホ姉さんがジッちゃんに対して感じている怖れを考えれば、仕方の無いことだ

オレはオレの全ての女を公平に愛さなくてはいけないけれど

ミナホ姉さんは、違うんだ

でも、だからこそメグは判っていないといけないと思うミナホ姉さんに大事にされていることの意味をもし、メグが山峰家に帰ったとしてもミナホ姉さんは、メグのためだけに、こっそりと護衛を付けると思うよどんなに費用がかさんでも

ミナホ姉さんはそういう人だ

身内にはとことん優しい

ヨシくんはどうなの

悪いけれどメグがどう思おうと、オレはメグを自由にはさせないよメグは、一生、オレの女だメグがもし、オレ以外の男のことが好きになったとしたら

メグは、ジッとオレを見ている

オレは、その男の目の前でメグをレイプするよメグにも、男にも諦めさせるそのためには何でもするさオレは、そういう男だよ黒い森のメンバーだからね

メグのロスト・ヴァージン以来の記録はオレも持っている

卑怯だと言われてもオレは、どんな手でも使う

ごめんね、メグちゃん

寧が後ろでオレたちの話を聞いていたらしい

メグちゃんはヨッちゃんと恋愛がしたいんだよねでも、あたしやヨッちゃんはミィちゃんやルリちゃんたちもそうだなみんな家族が欲しかった子だったんだだから、恋をするのをジェット気流で飛び越えて一気に家族になっちゃったんだしかもこの家族を守るために、今もなお奮戦中だから

鷹倉姉妹の件だって家族を守るための行動の一つだ

メグちゃんが物足りないのは判るけれど諦めて

メグちゃんの気持ちとは関係無くもう、ヨッちゃんの心の中に、家族としてのメグちゃんが居るからヨッちゃんは、メグちゃんが家族じゃなくなったら発狂しちゃうよ

だから、ミナホお姉ちゃんがどう言おうとあたしは、メグちゃんを外に出すつもりはないからメグちゃんを、アニエスの地下室に監禁するぐらいのことはするよあたしヨッちゃんのためだったら、どんな恐ろしいことでもする女だから狂っているんだ、あたしもヨッちゃんと、この家族を守るためなら

あたしもお兄ちゃんのためなら、何でもするよ克子お姉ちゃんもそうだと思うみすずお姉ちゃんや、ルリお姉ちゃん、美智お姉ちゃんも

他の子もそうだよみんな狂ってるもんヨッちゃんのことが、愛しくて愛しくてたまんないんだもん

あたしちょっと付いていけないかもしれない

俯いてそう言う

でも、もう逃げ出せないのねそれは良く判ったわ

とっくに逃げ出すことはできなくなっている

あたしも自分の実の父親を地獄に突き落としたんだもんね普通の幸せは求めちゃいけないのよねああ

メグは、ほろほろと涙を零す

悔しいなあみんなが現実を、冷静に受け止めている時にあたしだけ、舞い上がってたんだこの4ヶ月

あたしもセックス奴隷になるわううん、ヨシくんのセックス奴隷にして下さい

泣きながらメグはそう言った

あたし我が儘だから、自分がヨシくんのお嫁さんだと思っていると、また浮ついたことを考え出すと思うのだから、あたしもマナちゃんと同じ奴隷でいいわ

そしてマナを見る

ごめんね、マナちゃんあたしも絶対に逃げ出さないわヨシくんのハーレムの中に、ずっとずっと囚われたままでいるからマナちゃんと一緒に

うん、そうよあたし、あなたの本当のお姉ちゃんだから今からは、本当にそうなるわ今までごめんなさい気の利かないお姉ちゃんでごめんね

メグはマナの異母姉だ血の繋がりがある

メグに抱きつくマナ

ごめんね舞夏ちゃん

マナのことを舞夏と呼んだ

そうだ2人は昔からお互いのことを知っている

マナは、ただメグをギュッと抱き締めている

あたしはマナという反発もしない

これでマナちゃんの中の過去と現在が繋がるといいね

白坂舞夏時代のことしか知らない人と出会ったら、今のマナちゃんの心は壊れちゃうかもしれないけれどメグちゃんは、マナちゃんの過去と現在の両方を知っている唯一の人だから

メグならマナの心の整理に立ち合えるんだ

ずっと一緒に生きていこう頑張ろうヨシくんのこと、愛していこう家族のみんなと暮らしていこうこれからは、お姉ちゃんもいつも一緒だよ

メグお姉ちゃん冷たかったんだもんこの4ヶ月、ずっと

うんごめんねマナちゃんにヨシくんを取られちゃうんじゃないかって、思ってたから

取らないよあたしはお兄ちゃんのものでお兄ちゃんの奴隷なんだから

でも、マナちゃんは、毎日ヨシくんとセックスするから

するよ奴隷だもんちゃんとご奉仕しないと、捨てられちゃうもん

捨てないわよ、ヨシくんはマナちゃんのこと大好きなんだから

それを言うのならお兄ちゃんは、メグお姉ちゃんのことだって大好きだよ

うん、そうだねそれなのにあたしヨシくんを独り占めしようとしてみんなに嫉妬してた

バカだよメグお姉ちゃんは

うん、そうだね馬鹿だったわ、あたし

取りあえずはこれでいいのか

もちろん、これでメグとマナの心が安定するかどうかは判らない

心が納得できていても、身体が納得しないということもある

無意識に心が満たされないということも

でも、とりあえずメグとマナのラインが強化されたことは良いことなんだろう

悩んだ時に、親しく話が出来る相手がいるということは

マルゴが、まもなく到着するそうよもう15分ね

ミナホを姉さんが、携帯を片手にオレに告げた

はあすっかり、時間を取られてしまった

鷹倉姉妹を探すヤクザが何らかのアクションを起こすかもしれない

さてどうするか

ミナホ姉さん、翔姉ちゃんちょっと

オレは2人に声を掛ける

いっそのこと敵に肉迫してみたいんだけど

ほら早く乗って

真っ暗になった、夜の校舎裏

他の人たちより先にオレたちだけ行動を開始する

つまり、オレと翔姉ちゃんと美智と鷹倉月子さん、夜見子さんの5人だけ

オレたちは、翔姉ちゃんのアメ車に乗り込んでいた

ルナは、大丈夫なんでしょうね

全裸にバスタオル1枚羽織っただけの夜見子さんが言う

あちらには、麗華お姉様がいます他にも護衛役が居ますしわたくしたちよりも、余程安全です

翔姉ちゃんが運転席で美智が助手席

後部座席は、オレを真ん中にして左右に半裸の月子さんと夜見子さん

ちゃんとバスタオルで隠して外から見たら、裸だってバレないように

判ってますわ

そういう夜見子さんの生のおっぱいをオレはぷにっと揉む

な、何をなさいますの

怒る夜見子さん

これから車で走りながらオレは好きに、2人の身体を触らせてもらうから

これも検査だよ適性検査のうちだからあきらめて、触られて

美智頼むぞ

夜見子さんは嫌でも美智に肉体操作されているから、逃げられない

っていうか、幾らでかいアメ車の車内だからって後部座席に3人だし、逃げられようも無い

翔姉ちゃん後ろのドアは、ロックしておいてね

この車も香月セキュリティ・サービスで改造されているから

要人警護や、犯人護送に使われることを想定してある

運転席で、ドアをロックすれば手動では開かなくなる

そんなことしても逃げ出したりしないわよ

鷹倉夜見子さんは、そう言うが

いや、これは外からドアをこじ開けられないようにだよ

翔姉ちゃん真っ直ぐにお屋敷には戻らない一旦、繁華街の方へ向かって

待ちなさいこんな格好のまま、人通りの多い場所へ行くつもり

夜見子さんが、驚く

そうだよだからバスタオルでしっかり隠しておいて

オレは、夜見子さんのお尻をムニッと揉む

もうっやめなさい

やめないこれで行くから月子さんもいいね

何だかんだ言って夜見子さんは、反応が良いから触りやすい

月子さんはうーむ

えっとちょっと、触るよ

月子さんの胸を白いブラの上から、揉んだ

ええっと男に触られるの、初めてですか

ああ、何か緊張するなオレの方まで

ところで安藤風伍っていうヤクザ、月子さんの知り合いかな

月子さんの身体がビクッと震えた

ようやく台風は去りましたが

湿気の多い、もあーんとした空気が残って気持ち悪いですね

結局3日間、寝込んでいましたはぁ

プリズムライブダメだぁ

660.弾む手応え

ああ、やっぱり知ってるんだ安藤風伍さん

オレは、怯える月子さんの顔を見て言う

昼過ぎに、オレたちの家の前まで来たよお嬢はどこだって

そのお嬢は月子さんだと思った

夜見子さんではない夜見子さんは鷹倉家の神主の娘だヤクザの血は受け継いでいない

ルナさんの可能性もあるが12歳の小学生の子を、あのゴツイヤクザ屋さんたちがお嬢と砕けた表現で呼ぶことはないだろう

何より長身で長い黒髪の美少女の月子さんには、お嬢と呼ばれそうな雰囲気がある

安藤たちは月子に付きまとっているだけよ

口籠もっている月子さんの代わりに夜見子さんが、そう言った

あいつらは月子のことをお姫様だと思っているから

つまり月子さんの本当の父親は、安藤の所属するヤクザ組織の大親分とかなんだな

そのことを月子さん自身は、どう思っているんだ

オレは尋ねてみた

何をですか

だから安藤風伍とか、あの暑苦しそうな関西ヤクザの連中に慕われていることをどう思っているわけ

だから好ましく思っているのか迷惑だと思っているか

あ表情で判った

迷惑なんだな

わたくしは鷹倉家の一員ですから鳳の先代様とは、関係の無い娘です

先代

月子さんの父親はもう組織を跡継ぎに譲っている

あるいはすでに死んでいる

夜見子さん、あのさ

オレは考え始める

おっぱい揉ませてくれ

呆れ顔で、オレを見る夜見子さん

いやオレさ、女の子のおっぱいを揉んでいると色々、考えがまとまるんだ

寧か、克子姉のおっぱいの方がいいんだけれど

この際、夜見子さんのロリ巨乳でもいい

助手席から、美智が無表情でオレに振り向く

胸が無く、大変申し訳ございません

いや、大丈夫だお前には、ぷにっとした立派なお尻がある美智のお尻の感触は、最高だ実に揉み応えがある

おっぱいが、よろしいのでしょう

ジトっとした眼でオレを見るな

どうぞ、そちらの方のおっぱいをお揉み下さいませ

美智は正面に顔を向ける

あ、それならお尻の下にも、バスタオルを敷いて

今度は運転席の翔姉ちゃんが、オレたちに振り向く

あなた、触るの上手なんだからシートが汚れちゃうわそれ本革だから悪いんだけれど

この車は翔姉ちゃん、ご自慢のアメ車だ

愛液でシートに染みを作ったら、確かに申し訳ない

えっとバスタオルは多めに持って来たから

オレは、シートの後ろに畳んであったバスタオルを取り

ほら、夜見子さんこれ、お尻に敷いてあ、ついでだから月子さんも

とりあえず2人ともバスタオルをお尻の下に敷いてくれた

よしこれで心置きなく、おっぱいを揉める

オレが、夜見子さんの胸に手を伸ばすと

あの黒森様

月子さんが、オレに声を掛ける

どうしても、夜見子様の胸でないとダメなのでしょうか

おっぱいでしたらここにもございます

そう言って、月子さんはバスタオルで隠していた白いブラジャーの胸をオレに晒す

揉み心地は夜見子さんのロリ巨乳も魅力的だけど

このおっぱいも、形が良くて、綺麗だな

じゃあ月子さんのを揉ましてもらいます

月子さんのことについて考えをまとめるんだし

ではどうぞ

オレに胸を突き出す、17歳

いやいやブラジャー外して

ブラしたままじゃおっぱいの感触が楽しめないだろ

あも、申し訳ございません

月子さんは、慌てて背中のホックに手を廻す

下着を外す間向こうを向いていて下さいませんか

羞じらう月子さん

ブラを外して月子さんのおっぱいが、ポヨンとなるところが見たいんだ

見たいんだ

オレは強い視線で押す

わ、判りましたはい

月子さんは、顔を真っ赤にしながらオレの目の前で、ブラジャーを外した

白い綺麗なおっぱいが、ポロリと弾ける

じゃ揉むよ

オレの手が月子さんのおっぱいに触れる

うん、ちょっと手に余る絶妙な大きさ

月子さんの肌は温かい

乳首がコリコリする

ああ心臓がトックントックンしてるね

こ、こんなことをされるのは生まれて初めてですから

月子さんはそう言う

あのお楽しみのところ、悪いんだけれど

運転席から翔姉ちゃんが言う

そろそろ車出すわよ

あ、ゴメン頼むよ翔姉ちゃん

繁華街の方を廻ればいいのね

ああ、さっき話したルートで

バゥゥゥゥンッ

アメリカン・マッスルカーの野太い音のエンジンが掛かる

ヘッドライトが暗い校舎裏をパッと照らす

じゃ行きましょうか

オレたちを乗せた車が走り出す

月子さんの胸を、ムニムニと揉みながらオレは考える

あのどうですか

月子さんが、恥ずかしそうにオレに言う

いや、実に良いおっぱいです

オレは、率直な感想を述べる

そうではなく

まだ揉まれますか

はい、まだまだ揉みます

オレの考えはまだ纏まっていない

月子は嫌がっているんですもう、止めなさい充分ですわ

夜見子さんがオレに言う

まだ揉み足りないのならわたくしのを揉んでもいいですから

ムスッとしてそう言う

いや、まって今ちょっと、頭の中を整理しているところだから

月子さんのおっぱいをムニッ、ムニッ、ムニィィィ

ピンクの乳首をくにくにくにっ

ついに月子さんが、熱い息を漏らす

オレはまず翔姉ちゃんに声を掛ける

バックミラーの中の眼が、チラッとオレを見る

ジッちゃんが翔姉ちゃんを残していったってことはさ

そうだわざわざ、残してくれたんだ

オレは翔姉ちゃんから、ヒントをもらってもいいってことなのかな

翔姉ちゃんは今や、香月セキュリティ・サービスの現場部門のトップだ

当然、ジッちゃんの指令による鷹倉姉妹に関する計画は、全て知っているはずだ

閣下からは聞かれたことについてだけ答えろという指示をいただいているわ

オレの聞いたことだけ正直に教えてくれる

オレが自分で何が重要な問題なのか気付かないといけないということか

あたしの方から余計な情報は教えるなって、キツク言われているわ

つまりこれは、オレへの試練なのだ

オレの洞察力を問題を解決するための道筋を見つけ出す力を鍛えるための

判ったじゃあ、最初の質問鷹倉神社を乗っ取った方のヤクザの親分て、もしかして最近親分になった人

そうよ今年の春に代替わりして、最高幹部になった人よ

翔姉ちゃんが運転しながらオレに聞いてきた

だって明治以来、ずっと鷹倉神社の巫女は、ヤクザさんたちの仲裁役として独自の立場を守っていたんだろ立場を守っていたっていうかヤクザさん同士でも、不可侵にするルールだったんじゃない

仲裁役がどこかのヤクザと深い親交があったり、どこかの組織の支配下に置かれたら

それはもう仲裁役としての機能は果たせなくなる

なのに鷹倉神社に手を出したってことは、昔からの約束事を平気で無視するような新世代の人間が、トップになったってことだろ

アクションが急すぎるし、派手にやり過ぎている

乗っ取るにしたって神主と現役の巫女を殺してしまうなんて

長くトップの座に居た親分が考え抜いた末に起こした計画とは、とても思えない

こんなのは新しく組織を受け継いだ人間が思い付くことだ

オレがトップになった以上は、今までとは流儀を変えるそういうメッセージを伝えるために、鷹倉神社乗っ取りなんていうアクションを起こしたんだと思うんだ

オレの言葉を月子さんと夜見子さんは、ジッと聞いている

合っているわあなたの想像通りよ

鷹倉神社を乗っ取った方の親分は

鷹倉神社の巫女の力については、知っているけれど

巫女による仲裁を受けたことは無いはずだ

月子さんが17歳だからその時の仲裁は17年前だし

ルナさんも仲裁で産まれた子だとしても12年前

新しく親分になったばかりの人は巫女と仲裁としてのセックスをしているはずがない

つまり乗っ取った方の親分は、月子さんの(あるいは、ルナさんも)父親ではない

そこの組織の前の親分いや、10年以上前に親分だった人って、まだ生きている

その頃の親分さんなら、もう亡くなっているわ一時期は、息子さんが跡を継いだけれど組織内がまとまらなくて、子分の中から力のある人を新親分にしたのよ

それが今の親分さん

いいや、今の人は3人目ぐらいよそういうシステムで最高幹部を決めるようになってからの

そうかホントに月子さんとは、何の関係も無いんだ

その親分になったばかりの人って、何て名前

佐竹よ雲龍会山森組7代目組長佐竹信雄

乗っ取り派の大ボスは、トップに付いたばかりで巫女の力について知識としては聞いているけれど、実際に自分では体験していない

だから、巫女の力や鷹倉神社の仲裁の力をナメたんだな

だからこそ現神主と巫女を殺害しての乗っ取りなんていう暴挙に出たのだろう

つまり、これは乗っ取りが目的じゃないんだ

佐竹組長は古い世代が信じている巫女の力をぶっ潰して、自分の力をアピールしようとしたんだ

自分よりも古い世代を一掃してヤクザ界の実権を握るために

オレが聞かされた話では神社を乗っ取るために、神主を殺しその時に、たまたま巫女も巻き込まれて殺されたってことになっていたけれど

現実は、逆だ

佐竹は最初から、巫女を殺すつもりだった巻き込まれたのは、神主の夫の方だ

真実を曲げたのはジッちゃんが、鷹倉姉妹を気遣ったからだろう

鷹倉姉妹は巫女の力に絶対の信頼を感じているし、世の中の全てのヤクザが鷹倉家の巫女を畏れていると信じている

鷹倉姉妹にとっては、母の巫女は、あくまでも間違って殺されたのでなくてはいけないんだ

佐竹組長の目的が、鷹倉神社の乗っ取りでなく鷹倉家の巫女の抹殺なら

佐竹が送って来たヤクザたちの目的は、鷹倉姉妹の拉致ではなく

殺害だ

ここで鷹倉姉妹が死んでしまえば鷹倉家の巫女の血は途切れる

旧世代に対するアピールなら佐竹は、そこまで徹底させる

鷹倉姉妹は生命の危険に瀕しているんだ

だから、ジッちゃんは京都から、慌てて東京へ連れて来た

そして、姉妹には真実と違う説明をした

本来なら鷹倉神社を信奉しているはずのヤクザに、命を狙われているなんて知ればこの少女たちには、ショックが大きすぎるから

それで佐竹の目的は乗っ取りで、巫女の後継者を拉致しようとしているなんて嘘を付いているんだ

姉妹の精神状態を追い詰めないように

じゃあ、もう一つの方のヤクザのグループのトップはどんな人安藤風伍も属している方の

オレは翔姉ちゃんに尋ねる

今までの話では乗っ取り派と敵対している鷹倉家の娘たちを娼婦にさせたくないと思って、鷹倉姉妹を東京まで追っ掛けて来た関西ヤクザたちということになっているけれど

そっちのヤクザ・グループの大ボスは10年以上前から、ずっと大親分な人なんじゃないの

オレの予想が正しければ

その通りよもう20年ぐらい、ずっと大きな組の組長さんをしている人よ

翔姉ちゃんは、答えてくれた

つまりその人こそ、月子さんの本当の父親なんだな

17年前に巫女の仲裁を受けた張本人だ

何て名前の人

関西雷神鳳会総裁大鳥啓介

翔姉ちゃんの声は少し暗かった

その大鳥総裁って人もしかして、安藤風伍とは考え方が違うの

大鳥総裁は実体験で巫女の力を知っている

それがどれだけ恐ろしい力なのかを

今佐竹の突発的なアクションで、巫女が急死した

後にはまだ巫女になれていない娘が3人残っている

この状況で大鳥総裁は、どう考えるだろう

鷹倉姉妹を庇護して巫女の血脈を繋ぐか

ここで思い切って巫女の血筋を断つか

ジッちゃんが庇護しようとしたってことはそういうことなんだね

オレにはそうとしか考えられない

あなたが想像している通りだと思うわ

大鳥総裁が、鷹倉神社をこのまま仲裁役として残していく考えなら

ジッちゃんは、手助けするはずだ

ヤクザの一組織が鷹倉神社と強い結びつきを作るのは良く無いかもしれないけれど

少なくてもジッちゃんは交渉はするだろう

これは本質的にヤクザ界の問題なんだから

ジッちゃんは、今香月セキュリティ・サービスの全部隊を投入している

2つのヤクザ・グループと全面対決になっている

ジッちゃんがここまでやるということは

鷹倉家の巫女の恐ろしい力を知っている大鳥総裁も

鷹倉姉妹を抹殺したいと思っているんだ

自分の娘なのに

何がまいったのですの

夜見子さんは、キョトンとしている

月子さんは黙って、不思議そうにオレを見ている

はは確かに、こりゃ緊急事態だ

あたしたちは、ヤクザさんたちの連絡は全て傍受しているわどういう考えで、あの人たちが動いているのかはよく判っているの

香月セキュリティ・サービスは、全て判った上で動いている

鷹倉神社の神主と巫女を殺した、巫女について判っていない新世代の佐竹組長も

月子さんの父であり、巫女の恐ろしさを熟知している旧世代の大鳥総裁も

この機会に巫女の血筋を根絶やしにしようとしている

鷹倉姉妹を殺すつもりなんだ

でも翔姉ちゃん

安藤風伍たちの様子は違っていた

ええそうよ安藤という人たち組織の下部の人たちの考えは、純粋よ昔通りの鷹倉神社への信奉を続けようとしているわ

当たり前ですわわたくしたちの仲裁がなければあの人たちは困りますもの

大きく胸を張って鷹倉夜見子さんは言う

そうやって組のみなさんたちと共存することで鷹倉神社は繁栄してきたのですから

夜見子さんは自分たちが、ヤクザたちに見捨てられることなどあり得ないと思っている

それはあの安藤たちは、判ってやっているのかな

オレは夜見子さんたちを不安がらせないように、言葉を選ぶ

いいえ判っていないわ上の人たちは、まだ下の人たちに本心を明かしていないのよおそらく

なるほど、安藤たちの鷹倉姉妹への気持ちを利用して

鷹倉姉妹の身柄を確保したところで殺す気なのか

搬送途中で、佐竹の手下に殺されたとか幾らでも理由が付く

翔姉ちゃん彼女たちを、繁華街に連れ出そうしているオレの計画って、もしかしてヤバいかな

そんなことはないわ悪い作戦ではないわよただ

ミラーの中の翔姉ちゃんの眼が苦笑している

このあたしの車たいした防弾能力は無いから、覚悟してね

防弾

防弾処理すると重くなるのよエンジンに馬力があっても、取り回しが悪くなるでしょあたしは、車を重くするより速やかに、安全な場所へ脱出したいから

スポーツカーだもんなスピードで危機を回避するのか

だから、敵が銃撃してくることだけが心配ね

そんな心配はいりませんわあの方たちは、巫女の後継者であるわたくしたちを手に入れたいのですからわたくしたちが傷付くようなことをするはずがありません

夜見子さんはそう信じている

問題ありませんわたくしもおります

確かに心月は心強いけれど

こうなると、安藤たちに心月を見せてしまったことが悔やまれる

夜見子さん、ちょっといいかな

おっぱいですか

いや、それは月子さんのおっぱいを堪能しているから、別にいいんだけど

まあ、折角だから揉ませてもらうか

うん、まあちょっと揉みながら聞こうかな月子さん、ありがとう

オレは、今度は夜見子さんのロリ巨乳を揉む

あう

ああさっきイッた感覚が残っているのか

で夜見子さん、ちょっと知りたいんだけど

鷹倉家の巫女が、完全な力を持つとどうなるんだ

完全な力を体験した大鳥総裁が実の娘だとしても、鷹倉姉妹を抹殺しようとしているんだ

そこまで怖れる巫女の力って、何なんだ

自分の思い通りに相手を支配するそれだけじゃ無いんだろ

夜見子さんの力は支配力だけだった

未完成で、未熟だからオレや、ジッちゃん、ミナホ姉さんには効かなかったし

今は、美智に気で抑え付けられてしまっているけれど

判りませんわ

ケロッとした顔で夜見子さんは答えた

だって、わたくしまだ、完全な巫女の力を身に付けておりませんから今のわたくしには、よく判りませんわ

あの亡くなったお母さんが、巫女の力を発揮しているところを見たこととかないの

仲裁は、17年前だもんな

ルナさんの誕生にも仲裁が関わったとしても

夜見子さんも月子さんも、まだ幼女の頃だ

巫女の様子を見ているはずがない

今の彼女の力と、真逆の力も持つのだと思います

美智が不意にそう言う

彼女の今の力は相手に自分の気を送り込み、意のままに操る力それももちろん未熟ですが巫女は逆に、相手の気を受け入れる力もあるはずです

気を受け入れる

どうして美智は、そう思うんだ

巫女の修行がセックスだからです

美智は即答した

それも娼婦のようにたくさんの男と交わるのが、修行だと言うのならその目的は、気を受け入れる鍛錬ではないかと思うのです

巫女が、相手に気を与えるだけでは片手落ちだからですそうして、相手の心を支配したとしてもその場限りのことにしかなりませんとても仲裁のような役目は果たせないと思うのです

そうかその場で、無理矢理、ヤクザ同士を手打ちをさせても

それが巫女の支配力によるものなら

自分の家に戻ってから落ち着けばまた相手へのわだかまりが湧き上がる

抗争は終わらない

なぜ、抗争しているヤクザの双方とセックスするのかセックスした結果が、何が起こるのかわたくしは、それを考えるのです

美智は何か答を思い付いたのか

はい、ご主人様おそらく、鷹倉家の巫女はセックスした相手の気を全て受け取るのだと思います

気を全部受け取ったらどうなるんだ

相手の男性の心の全てが見えます

心の全て

今の悩みも過去の後悔、わだかまりそれから、未来への不安心の中にある全ての事柄が巫女には見えてしまうのだと思います

はいヤクザという商売の人からすれば致命的です過去に犯した罪とこれから犯そうとしている罪を全て知られてしまうのですから

かつてやった過去の犯罪後悔や不満が残っていて心の中に渦巻いているものほど、巫女に知られてしまう

今、計画している犯罪楽しみにして期待しているものほど巫女に察知される

精神を支配され、心の中を見透かされるこの2つの力があるから、ヤクザたちは鷹倉家の巫女を怖れるのではないでしょうか

ああ多分、それで当たりだ

大鳥総裁が鷹倉姉妹を殺そうとしている理由が判った

かつて仲裁を体験した大鳥総裁は

姉妹の母親の巫女に心の全てを見られたんだ

過去の罪の全てを

怖れているものの全てを

それは大鳥総裁にとって、恐ろしい体験だったんだ

そして今巫女はいません

大鳥総裁にとっての恐怖の対象が佐竹組長の暴挙で、消えた

まだ、鷹倉家の娘たちが残っている

この姉妹を殺して、巫女の血を抹消しないと

大鳥総裁の不安は消えない

例え、それが自分の娘だとしても

全部、繋がった

オレの言葉を夜見子さんと月子さんは、不思議そうに聞いている

夜見子さん、月子さん

オレ守るからあなたたち姉妹を

こんな理由でこの子たちが殺されてはいけない

それはいいのですが

夜見子さんが言う

まだ、わたくしのおっぱい揉み続けられるおつもりですか

昔のマク*ナルドは高校生の女の子のアルバイトばかりだったのに

というか、当時は高校生になってバイトでもしてみたいと思った時に、マクド*ルドだと両親が許してくれたという

何か、妙な信頼感があったみたいです

20年以上前は

今は私の町のマクド*ルドなんて、オバサンやオバアサンしかいないです

どうして、こんなことに

661.聖と俗

さてオレたちの車が、夜の繁華街に到着する

大通りに面して並んでいる店のウインドウから、明るい伝統の光が溢れている

洋服屋ファーストフード靴屋居酒屋ラーメン屋

様々な店の看板が、煌々と道を照らしている

往来を歩くたくさんの人

翔姉ちゃんその辺の道端に停めて

オレは頼んだ

路駐の車が数台停まっているその間に、翔姉ちゃんはアメ車を停める

車内は暗い

これなら、車の中の様子は外からは良く判らないだろう

人が乗っていることぐらいは判るだろうけれど待ち合わせか何かで、たまたま停車しているだけだと思うはずだ

翔姉ちゃんの車は、ちょっと派手目なアメ車だけどこの喧噪の中では、特に気に掛ける人もいないだろう

夜見子さんも月子さんも外を見て

オレは、夜見子さんの14歳の張りのあるおっぱいを揉みながら言う

肩から掛けているバスタオルに隠れているからオレが彼女の胸を揉んでいるのも、外からは判らないはずだ

いっぱい、人が歩いていますよね

大学生風の若者

カップル

仕事帰りのサラリーマン

オバサン

OLさんかな

とにかく色んな人が、右からも左からも歩いている

だから何ですの

夜見子さんが、ムスっとしてオレに言う

そうですねああ、ちょうど正面にコーヒー店がありますね

250円ぐらいでコーヒーを売っているよくあるチェーン店だ

窓ガラス越しに、店内がよく見える

あそこに携帯を操作している男の人がいるでしょう

テーブル席に、20代の男が見えた

黒縁眼鏡に赤いTシャツジーパンに、汚れたスニーカー

ぼさぼさの金髪に、無精ヒゲ

職業は、全然想像がつかない

大学生かもしれないしフリーターとかかもしれない

サラリーマンでないことだけは確かだ

あの人が、どうかしましたの

夜見子さんも、その男を見る

あの人に今、オレに触られているみたいに、おっぱいを触られると想像して下さい

な、何でです

オレは、夜見子さんの乳輪を指でこねる

ちょっとそんなことしないで

夜見子さんは抗議するがオレは止めない

誰だか知らない、今、見たばかりの男にこんな風に裸のおっぱいを触られるんです想像して

そ、そんなの嫌よ

夜見子さんは、ブルッと震える

では、その2つ向こうのテーブルに居るスーツ姿のオジサン見えますね

そこには40過ぎの小太りでハゲのサラリーマンが居た

アイスコーヒーを飲みながらハンカチで額や首の汗を拭っている

想像して下さいあの男の人に舐められるこんな風に

オレは、夜見子さんの耳の後ろをペロリと舐める

背筋をビクッと振るわせる夜見子さん

想像してあの人に、夜見子さんは裸の全身を舐められるんです

オレは、夜見子さんの耳にそう囁いて白い首筋をペロペロする

い、いやよ気持ち悪いわあんな人に舐められたくなんてないわよ

震えながらも夜見子さんは、中年のサラリーマンから視線を外さない

じゃあ、その後ろのお爺さん見えますよね

後ろの席では痩せた老人が座っていた

顔はしわくちゃで白髪で角刈り、作業ジャンパーの下に白いポロシャツズボンは青い制服風

ああ工事現場の警備員さんなんだな

ズボンだけ、警備員の制服のままで上だけ着替えたんだ

想像して下さいあのお爺さんに身体中を触られる裸の素肌を舐められるさっきオレがマナとした行為セックスをさせられる

オレは自分のズボンのジッパーを下ろして

勃起ペニスを取り出す

な、何をしますの

いいから触って下さい

オレは、無理矢理に夜見子さんの手を掴み

い、嫌よ怖い

怖くても触ってほら、握るんだ

オレはオレのペニスを、無理矢理に握らせる

あ、熱い

夜見子さんは、男性器の熱さを知る

ほら窓の外に眼を戻して

オレは、オレの勃起を握らせたまま元のコーヒー店の人たちを見るように指示する

あそこにいる男の人たちにもみんな、これが付いているんですよ今、夜見子さんが触っているみたいに、オチンチンを硬くするんです

そしてこの硬くなったモノを、夜見子さんの中に入れるんですお腹の中をゴシゴシ擦って赤ちゃんの素をドクドク流し込むんですさっき見たでしょセックスです

セックス

夜見子さんが、ゴクリと唾を呑み込む音が聞こえた

夜見子さんは、あのお爺さんとセックスできますかあのお爺さんが、どうしても夜見子さんとセックスしたいと言ったら

さっきのマナみたいに裸になって裸を見られて全身を舐められて、オチンチンを入れられるんですよ

あのお爺さんとはできないのならそっちの太ったサラリーマンとは

もっと嫌よあんな人に触られたくない裸を見られるのも嫌ですわ

吐き捨てる様に夜見子さんは言う

じゃあオレとは

ハッとしてオレに振り向く、夜見子さん

夜見子さんはオレとセックスできますか

怯えた眼でオレを見ている

オレに乳房を弄ばれたまま

オレの勃起を握りしめたまま

こ、怖いですわたくし

できない

わ、判らないですただ、怖いんです

オレのペニスを握りしめる手に、ギュッと力が入る

オーケイです放していいですよ

オレも、夜見子さんのおっぱいから手を放す

夜見子さんは、ショックで呆然としたままだ

もう握ってなくていいって言っているんですよ

ずっと握っててくれても、別にいいですけれどね

そこまで言われてようやく、夜見子さんは慌ててオレのペニスから手を放した

夜見子さんは、緊張でジットリと汗ばんでいた

夜見子さんよく聞いて下さいもし、あなたが娼婦になったらあなたは、セックスする相手を選べないんですよ

オレは、夜見子さんの眼を見てそう言う

選べないってどういうことですの

夜見子さんは真剣な眼でオレを見ている

娼婦の仕事は男とセックスすることです裸になって身体中を触られ、舐められ、硬くなったオチンチンを差し込まれ精液を流し込まれるんです夜見子さんとセックスしたいと申し込んで来た男全てと

実際にはミナホ姉さんが、客をチェックする

黒い森は、政財界の大物を顧客としている高級娼館だ

支払い能力の無い者や、品格の無い客はミナホ姉さんが追い返すだろう

だから、誰も彼も無差別に夜見子さんの身体にむしゃぶりつくということは無い

だが娼婦というものはどういうものかということについて

オレは、その本質を夜見子さんたちに理解してもらいたいと思った

今、見た赤いシャツの男の人太った中年サラリーマン痩せたお爺さんいや、今、この車の前を歩いているありとあらゆる男の人その誰もが、夜見子さんとセックスする可能性があるんですオチンチンが付いている人なら誰でも

どうして、そんなことになりますの

どんな男とも、望まれればセックスするのが娼婦だからです

本当はそこには金銭のやりとりが存在する

しかし、それはわざと伝えない

ところで、夜見子さんは男性とキスしたことがありますか

当然、そうだろう

じゃあ、想像して下さい今、この車の周囲にいる男の人全員とキスすることを

とことん生理的な嫌悪感を感じさせる

ほら、向こうからサラリーマンが3人並んで歩いてきますよね夜見子さん、あの人たちにキスしてきて下さい

そんなのできないですわ

キスぐらいできないと、セックスなんて無理ですよセックスができないなら娼婦にはなれません

オレは冷たく言う

夜見子さんあなたは、ジッちゃんに娼婦になると約束したんですよね

娼婦になって、身体で負債を返すと

では、娼婦になるためにセックスの練習をしましょうどうぞ、あそこにいる男の人とセックスしてみて下さいそっちで電話しているオジサンとも若い人、老人、太っている人、痩せている人、でっかい人、背の低い人色んな人とのセックスを経験した方がいいですね

ゾッとしている夜見子さん

そうとりあえず、今夜中に10人いや、20人とセックスしてみましょうか何しろ、明日にはジッちゃんに結果報告をしないといけないんですから

じゃあ、夜見子さん裸になって車の外に出て下さいそして大きな声で、わたしとセックスしたい男の人は並んで下さいって、みんなに言って下さいそして、並んだ人全員とセックスしてみましょう

夜見子さんの顔は、蒼白になっていた

い、嫌ぁぁヨミ、できないそんなの

へえ、できないんですか

オレは太い声で刺すように告げる

それなら娼婦にはなれませんよいいんですね

黒森様わたくしにも、同じテストをお願い致します

後部座席のオレを中心として、夜見子さんの反対側に座っている月子さんが

オレに言う

まずは、わたくしの胸をお触りになるのですよねどうぞ

バスタオルで隠した裸の胸をオレに晒す

そして、わたくしは黒森様のそちらを握りしめれば良いのですね

震える手でオレの勃起ペニスを、握りしめる

やっぱり緊張しているんだ

じゃあ、触らせていただきます

オレが、月子さんのおっぱいに手を触れると白い胸は、すっかり汗だくになっていた乳首も勃起している

それで想像するのですよねまずは、あのお店の中の男の人たちから

オレは返答する代わりに月子さんの胸を、ムニムニと揉みしだく

乳首を摘まんだ

月子さんのオレのペニスを握る手に力が入る

あそこの赤いシャツの男性に肌を晒す裸身を撫でられる身体を舐められるこの硬くなったモノを身体に押し込まれる

月子さんはゆっくりと想像していく

無理ですできません怖いです

あちらのスーツの大柄の方触られる、舐められるそして、セックスああ嫌ですやっぱり、できませんわたくしには、無理です

真剣な表情で月子さんは、自らに問い掛けていく

その奥のご老人あの方の前で、裸になる肌に触れられる舌で舐められるセックスを行うできませんわたくしにはできません

月子

真面目に自分の心に向き合う姉を見て3つ年下の妹が愕然となる

それから黒森様

月子さんの大きくて綺麗な瞳がオレを見る

オレの手は、月子さんの胸をガシッと鷲掴みにした

月子さん手はオレの勃起を握りしめたまま、ガクガクと震えている

黒森様とでしたらできます

月子さん

わたくしできますセックス致します黒森様と

ああ、月子さんの心臓が、バクバク鳴っているのが判る

白い肌に、汗が流れる

そして、最後にこの車の周りの、全ての男性でしたよね

月子さんは、オレから視線を外して車外をゆっくりと見廻す

やっぱりダメですわわたくしも、夜見子様もずっと女子校育ちですから、男性は苦手です

そして、再びオレを見る

でも香月様とお約束を致しましたわたくしたち姉妹の少なくとも1人は、娼婦にならなくてはなりません夜見子さまが、ご無理だとしてもわたくしは何があっても娼婦にならなければならないのです

絶対にならなくちゃいけないなんてことは無いよ

いいえ、お約束したのです鷹倉家の娘が香月様に

この人は誇り高いんだ

ですから、黒森様どうかわたくしに、セックスをお教え下さい一生懸命学びます覚えます男性の前で裸になること身体を差し出すことに慣れますまずは、黒森様に教えていただいて他の男性とは、それからセックスを致したいと思います1人1人若い方、年老いた方、痩せている方、ふくよかな方、背の高い方、小柄な方順番に致します致しますから

言葉は強いが

月子さんの顔は、真っ青だし身体は震えている

全身汗だくでオレの勃起にググッと力を込めて握っている

月子がするんならよ、ヨミもヨミもするわっ

夜見子さんが、そう言うが

いいえ、夜見子様はご無理をなさらないで下さい

月子だって無理をしているわ

わたくしは長女でございますから

何とか夜見子さんに微笑もうとする月子さん

しかし笑えない

今は鷹倉家存亡の危機ですお父様もお母様も亡くなられた今家を守るのは、長女であるわたくしの役目です

でも月子わたくしは鷹倉家の巫女の後継者はわたくしです

月子さんにはやっぱり最年長の姉として、妹を守りたいという気持ちがあった

夜見子さんには自分こそが、神主であった父の血を引いた正統な巫女 の後継者であるという自負がある

お互いに自分が犠牲になって、姉妹を守りたいんだ

その思いが正面から、ぶつかり合っている

うんとりあえず、第一段階はこれで終了だ

判った、月子さんいや、月子今から、お前はオレのセックスの教え子なんだから月子って呼ぶぞいいな

夜見子さんの言葉を遮ってオレは言う

はいよろしくお願い致します黒森様

ま、待ってわ、わたくしも

夜見子さんが、慌ててオレに言う

わ、わたくしもしますから教えて教えて下さいヨミにセックス教えて下さい

夜見子様は、無理をなさらないで

黙れよ月子

オレは月子を制する

夜見子が、教えて欲しいって言ってるんだ娼婦になれるかどうかは判らないけれど、とにかくオレがセックスのやり方だけは教えてやるよ

言っておくけれどセックスを覚えただけじゃ、娼婦にはなれないんだからなさっきも言った通り望まれたら、どんな男ともセックスできないと娼婦にはなれない

オレは先に線引きしておく

でも、色んな男とする前にまずは、オレとセックスしてみて、自分が娼婦に向いているか確かめてみるんだなそれで月子と夜見子、どっちかが娼婦になれるかもしれないし、2人ともダメかもしれないとりあえずは、実際にセックスしてみないと判らないだろう

オレの言葉に、夜見子は

はい先生、よろしくお願いします

先生になってしまった

黒森様わたくしから先にお願い致しますわたくしが先に、ご指導をお願いしたのですから

ああ、月子は少しでも、夜見子がオレに犯されるのを遅らせたいのか

ジッちゃんへの報告は明日だ

月子のセックス教育に手間取れば夜見子の方は、時間切れということもありえる

まあそんなことには、絶対にさせないけれど

それはまだ、今の段階では決められないよ

どうか、よろしくお願い致します黒森様

月子は先生とは呼んでくれないらしい

まあ、オレの方が年下だし仕方無いか

ところでもういいですよ

オレは月子さんに言った

もう握ってなくていいです

慌てて月子さんは、オレの勃起から手を放した

翔姉ちゃん車を出して

オレは、一先ずペニスをパンツの中にしまいながら言う

ええ、了解

翔姉ちゃんが車のエンジンを再始動させる

ここへ来たのは月子と夜見子の覚悟のほどを知るためだった

腹が決まってないのなら何をしてもムダだ

結果的に2人とも、覚悟してくれた

それならそれでいい

オレたちの車は再び、車道を走り出す

この後は、予定通りでいいかしら

翔姉ちゃんがオレに言う

うんどうなの状況は

予想通りだけどここからが勝負ね

オレは窓の外を見た

たまたま通りかがった通りに神社が見えた

鷹倉神社ってどんなとこあの神社より大きい

オレは、ふとそんなことを姉妹に尋ねる

もっと大きいです比較になりませんわ

夜見子がそう言う

良いところよね山1つ、丸ごと境内だし厳かな雰囲気があって、なかなか趣のある神社みたいね資料で見たわ

ああヤクザに乗っ取られた今の鷹倉神社には、鷹倉家の分家が住んでいるんだっけ

月子たちは生まれ育った神社に帰れなくなっている

昨日の京都での会見も鷹倉神社ではない場所で行われたのだろう

おそらく鷹倉姉妹はあらかじめ香月セキュリティ・サービスの警護員によって保護され、京都の香月家の別宅でジッちゃんと対面した

なぜ、巫女の修行が娼婦なのでしょう

不意に助手席の美智が、そんなことを言った

わたくしはずっと、そのことを考えております

聖なるものは俗なるものを全て呑み込んで、なお聖でなければならないからよ

本当に厳かな雰囲気のある神社とか、ヨーロッパのキリスト教の大聖堂とか行ってみると、そこが聖なる場所だってことが誰にでも感じられるわ文字通りの神域よね清らかな空間

オレは森の中の由緒ある神社とか、石造りの壮麗な大聖堂を想像する

うん、確かに神聖な雰囲気というものがあるよな

でも、そういう清らかな空間に人間がお参りするということは、俗っていうか、日常生活の汚くて邪なモノを持ち込んで来るってことでしょ

軽やかにハンドルを回しながら翔姉ちゃんが言う

参拝者が神様にお願いするのは結局欲なんだから家族がみんな健康でありますようにとかならまだいいけれど、志望校に受かりますようにも、まだ可愛い方ねお金持ちになりますようにとか好きな人が振り向いてくれますようにレベルだと、正しく欲望でしょ嫌いな上司が失脚して、リストラされますようにとか

確かに清らかな神域に、参拝者が持ち込むのは、邪な欲望だ

そんな欲ばかりが放出されたら清らかな空間も、どんどん汚れていってしまうわ

実際に、そうなってしまっている神社やお寺とか、日本にはいっぱいあるしね本来は清らかな神域だったはずなのに聖なる雰囲気が、完全に失われてしまった場所が観光地化され過ぎちゃって、境内中に訳の判らない石碑がタケノコみたいにあっちゃこっちゃに置かれてたりして

鷹倉神社は、そんなことはありませんわ

夜見子は、そう言うが

新しい神主次第では今後、どうなるか判らない

今の鷹倉神社には正統な神主と巫女が不在なのだから

でも本当に神域であることを保っている聖地は、どれだけ参拝者の邪念を持ち込んでも聖なる雰囲気を崩さないわそれどころか、参拝者たちにまで、聖なる気持ちにさせるのよあらゆる邪を全て呑み込み聖に帰すそれが、本物の聖地よ

そうか聖地で邪念を捨てて、参拝者は清らかな気持ちになって戻って来る

捨てられた邪念も聖地は、受け止め、祓い清める

鷹倉家の巫女というのも、本当はそういう存在なんじゃないかしら

巫女に頼って来た人を受け止め、邪念を吸い込み代わりに清らかな気持ちにさせてくれる

それってセックスでってこと

閣下が、神聖娼婦というお話をなさっていたでしょ日本でも、海外でも大昔から、神殿に娼婦が居たのよ神様にお参りするついでに娼婦を抱く聞いたことないかしら娼婦を抱いて、厄払いするっていう考え方もあったのよ

セックスの力というものは、信仰の対象だから日本でも、お守りとして浮世絵の春画を着物の中に隠して持ち歩くみたいな文化もあったし

翔姉ちゃんはそう言う

だからさっき、あなたが彼女たちに言ってたみたいなどんな男とも、望まれたらセックスするみたいな感覚は巫女には必要なんだと思うわ

ミラーの中の眼が、夜見子と月子を見ている

だって、神社は参拝客を選り好みできないでしょどんな人だろうとどんな邪な欲望を抱えている人だろうとしても、神社は受け入れるしかないそして、その人の邪な思いを全て吸い取って清らかな気持ちにして帰してあげないといけないのよ

その邪を吸い取り、清らかな思いを渡す行為が巫女とのセックス

そういう考えもできるのか

そうかジッちゃんは

翔姉ちゃんが、オレに尋ねる

ジッちゃんは鷹倉姉妹を通して、オレに娼婦について考えろ言っているんだ

黒い森の娼館が再開される前に

娼婦とはどんなものなのか

あるいは、オレたちが今後目指すべき娼館は、どんなものであるべきなのか

神聖巫女である鷹倉家の巫女という実例を通してようく考えろと

これは、そういう試練なんだ

オレにとっても

ブルルルルル

翔姉ちゃんの運転席に付けられている通信機が鳴る

はい関です

翔姉ちゃんが電話に出る

了解プランDで行くわよろしくね

オレたちという囮が、繁華街を走り回ったことで

敵が、食い付いてきたのか

枕をテンピュールに替えたら首や腕の痛みが、大分引きました

ということはやっぱり、首がおかしいのか

662.レッツゴー

オレたちの車は繁華街を離れる

町の灯りが減り一気に周囲が暗くなる

後ろを振り向かないで尾行車、3台よ

運転席から、翔姉ちゃんが言った

オレはミラー越しに後方を見る

確かに、3台の車のライトがオレたちを追い掛けて来ている

そろそろ仕掛けて来ると思うわ

月子安藤たちヤクザとは、ここで縁切りすることになるけれど、構わないよね

オレの問いに、月子でなく夜見子が答える

あの人たちは、これまでわたくしたちに本当によく仕えて下さいましたわ

具体的に何をしてくれていたんだ

わたくしたちやお父様、お母様の警護やどこかへ出掛ける時には、供をしてくれました鷹倉神社の祭礼の時にも、色々と手を貸してくれましたし

そういう人員的なことだけでなく、金銭的にもヤクザたちは鷹倉神社を支えてきたのだろう

安藤風伍さんは関西雷神鳳会から、鷹倉神社の警護に来て下さっていた方ですわ

月子が言う

つまり、大きなヤクザ組織から派遣された下っ端だ

上層部の本心を知らない

夜見子が言う通りに、ヤクザたちが鷹倉家の人たちをしっかり警護していたのなら

なぜ、夜見子たちの両親神主と巫女は、殺されたんだ

巫女の殺害には、間違いなくヤクザたちが絡んでいる

安藤たち下っ端ではない組織の上層部の意思が

だが、もうこれからは必要ないだろう本気で、月子が娼婦になるのなら

オレは月子の眼を見る

あなたたち姉妹は今後は、オレたちが守るだから、安藤たちとはここでサヨナラだ

安藤たち下っ端のヤクザたちに、これからも鷹倉家の姉妹たちをこれからも守り続ける気持ちがあるとしても

上から彼らに指示している連中がいる限りは安全とは言えない

しかし鷹倉家の巫女は、代々あの方たちの仲裁役を果たしてきたのですここで関係を断つわけには

夜見子が、オレに言う

それはあなたたちが、修行を終えて本物の巫女になってから、改めて考えることなんじゃないかな

今の鷹倉姉妹では巫女の大役を引き継ぐことはできない

これからの修行にヤクザの保護は邪魔になるだけだ違うか

それは確かに、あの方たちは、わたくしたちを自分の陣営に引き込みたいだけですから

夜見子はまだヤクザたちが鷹倉家の巫女を必要としていると思い込んでいる

安藤さんに保護されてもきちんと修行を終える前に、鷹倉家の巫女として奉られあの人たちのグループに都合の良いお告げを発するだけの役目をさせられるのでしょうね

月子さんは、大きく溜息を吐く

安藤さんは悪い方ではありませんが組織は、上の方の命令が絶対ですから

檻の中の鳥になるのは嫌ですわわたくしは、絶対に次の巫女になりますあの方たちに支配されるのではなくあの方たちに信奉される巫女に

夜見子の巫女になりたいという気持ちは本物らしい

ああ、だから月子は

内面に強い気を溜め込んでいながら夜見子の前では、そのことを必死に隠しているんだ

夜見子を次の巫女にするために自分の力を封じ込めている

仲裁の結果産まれたヤクザの親分の娘である自分より神主さんの娘である夜見子が、巫女の後継者に相応しいと

なら安藤たちとの関係は、ここで断ち切るぞいいな

オレは、強い口調でそう告げた

月子がオレを見る

全て、黒森様のご命令通りに致します

夜見子もいいな

先生に任せますわ

後ろ、来るわ

翔姉ちゃんがオレたちに告げる

見ると3台の尾行車のうちの2台が

ブオオオオッと、一気にスピードを出す

オレたちの車の前に出る

前を塞ぐ気ね

2台の車が、オレたちの前方の車線を塞ぐ

後ろの1台もオレたちに迫って来た

逃げ場が無い

何かやっていますわ

夜見子の声に、前を向くと

前の車のうちの1台に乗っているヤクザが、手で何かアピールしている

あそこへわたくしたちを連れ込むつもりね

翔姉ちゃんの視線の先には潰れたパチンコ屋の廃墟があった

その駐車場へ、誘導する気か

まあ、いいわ乗ってあげましょう

翔姉ちゃんは、前の車に従ってハンドルを切る

夜の暗闇いや、月は出ている

ほとんど車通りの無い町外れでオレたちは、強制的に車を停められた

オレたちの車が潰れたパチンコ屋の敷地に入ると

後ろから追ってきたヤクザの車が、出口を塞ぐ

居ます安藤風伍も

助手席の美智が言った

暗くて、ヤクザたちの車の中の様子はよく見えないが

美智は、安藤の気を感じ取ったらしい

コンチクショウ

ったくよぉう

ヤクザたちが、バタバタと車から降りてくる

わたくしが出ますか

美智が、オレにそう尋ねるが

いや、今はいい

オレは、美智を制する

10人程度ですからわたくし1人で制圧できますが

いいから大人しくしていてくれ

ドアと窓はロックしたわ

ああーんやっぱり、そうだ

わらわらと降車して来た5人のヤクザたちが、オレたちの車を取り囲む

そして、後部座席の窓を覗き込んで

月子と夜見子の顔を確認する

アニキぃ、お嬢たちは確かに乗ってらっしゃいますぜぇ

子分の声に後ろの車から、巨漢の安藤風伍が降りてくる

ゆっくりとオレたちの車に近付き月子の側に立ち

お嬢、随分探しましたぜ

月子は、真っ直ぐ正面を向いて安藤の方には振り向かない

さあ、行きましょうお嬢たちは、おいらが責任を持って守りますぜ

車から降りてきてくだせぇぇ、お嬢

夜見子お嬢さんも、さあ、どうぞ

ヤクザたちの声に夜見子は戸惑っている

香月だか、黒森だか知りませんが東京の人間に惑わされちゃあいけませんぜお嬢たちのことは、地元関西のあっしたちが1番良く判っているですから

ドアを開けて下さいよ

夜見子お嬢さんのお好きなスパゲッティでも食いに行きやしょうよ

ケーキでもいいですぜ

どうやら車に接近して来たのは、普段から夜見子たちを警護していた連中らしい

残りのヤクザたちは少し離れた所から、オレたちの様子を伺っている

判ってますお嬢さんたちは、ルナお嬢さんのことがご心配なんでしょうルナお嬢さんも、必ず、オレらが助け出します

ですからね、このドアを開けて降りて来て下さいよ

こいつらも、こう言ってますからお嬢、ここはおいらを信じてはいただけませんか

ガラス窓の向こうで、安藤は月子に頭を下げる

夜見子は、心配そうに月子を見るが

月子は、何も答えない

おいおいおーい、安藤よぉぉっいつまで、手こずってんじゃいっ

後ろから眺めていたヤクザがのっしのっしとやって来る

ツカハラさん、今、お嬢を説得しているところじゃけもうちょっと、待っててもらえませんかいのぉ

安藤は、月子に対する態度から一転してツカハラというヤクザを威圧する

というか気合いを入れると、何故か方言になる

何じゃ、何じゃ、何じゃーぁぁっ説得お前、今、説得ちゅーたか、ワレおうおう、ワレ

おう、言うたそう言ったぞツカハラさんよぉぉ

至近距離で、睨み合う2人のヤクザ

メンチを切るっていうやつだな

アホか、おメェは安藤たかが女子校生と女子中学生だろうが説得もクソもねぇだろがっとっとと、引きずりおろさんかいワレぇぇぇ

鷹倉家の巫女様に、そんな失礼なことができるわけねぇだろっああーんっ

何が巫女だただの娘じゃねぇか、ワレぇぇぇ

何だ、コラ、ああーんツカハラさんよぉぉ、あんた鷹倉のお嬢さんたちを愚弄する気か、コラそんなら、おいらにも考えがあっぞいいのか、ああー、いいのか、コラぁぁっ

何じゃい、考えってのはあーヤンのか、おいおい、おい、おーい安藤、コラ、安藤ぉぃ

コラとは何だ、何だ何だああーんっ

お互いのシャツを掴み合う2人

ちょっとちょっとちょっとアニキ、安藤のアニキ

ツカハラの旦那も落ち着いてくだせぇよっ

お二人がやり合う理由なんか、無いじゃねぇですか

ほら、お嬢鷹倉のお嬢、外に出て来て、アニキたちを止めてやって下さいよ

わたしのために争わないでってねっ

頼んますよ、お嬢

夜見子お嬢さんでもいいですから

何なんだよこの茶番は

はぁっ、安藤オメェがグダグダしゃがったから、ほら見ろ本部の連中が来ちまったじゃねぇか

ツカハラが外の道を見る

ああ、6台の車がこっちに向かって走って来る

お嬢、早く下りて下さい今だったら何とか、おいらがしますから早く、急いで

月子は返事しない

6台の車が、次々と潰れたパチンコ屋の敷地に入ってくる

おー、おー、ご苦労じゃったのぉ

大きな黒塗りのベンツからチョビ髭にサングラスのオッサンが下りてくる

ツカハラと、安藤じゃったのぉ覚えてるでぇぇぇああお前らのことは、ワシから上に報告しておいたるだから何の心配もいらんぞここは、ワシに任せてお前らは、とっとと関西へ戻れ

そんなこと言うて手柄は独り占めにするつもりじゃないでしょうね金子の親分さん

ツカハラが、ヘラヘラ笑いながらチョビ髭ヤクザに言う

ワシが、そんなにキンタマの小さい男かいな心配せんでええ、心配せんでぇぇこの金子にドーンと任せろやなあ

せっかくですが、金子さんおいらはうちの会長の命で動いてますから

安藤は、そう言う

だから、何やお前本部の人間の言うことに文句が言えるほど偉いんか

そういうことじゃありません

オメエみたいな駆け出しの若造に楯突かれるとはこの金子も、随分ナメられたもんじゃのぉクヤシイのぉクヤシイのぉ

おい、安藤金子の親分さんに失礼なことをするんじゃねぇ

自分に飛び火することを怖れて、ツカハラが間に入る

ほら、謝れ金子の親分さんにワビを入れんかいっボケぇ

しかし、安藤は

例え、本部の親分が相手でもここは引けませんおいらは鷹倉のお嬢の親衛隊長っスから

真っ正面から反抗する

そうかい、そうかい、ああ、そうかいどうしてもワシの言葉は聞けんちゅうことかいのぉ

申し訳ねぇっスが

ならお前も、この娘たちと一緒に死んでもらうことになるぜぇぇそんでも、いいんだなワレぇぇ

チョビ髭の親分が手で支持すると銃を持ったヤクザたちが、ゾロゾロと車から降りて来た

月子が、オレを見る

大丈夫だ

オレは、月子の手を握る

でも、先生確か、この車は

夜見子が、不安そうに言う

そう翔姉ちゃんが、さっき言っていた

この車には防弾処理は施されていない

これはどういうことです

安藤がチョビ髭の親分に尋ねる

へ、判んねぇのかこりゃ幹部会の決定なんだわ

ニイッと、金子というヤクザの親分は笑った

鷹倉の血筋の娘は全て完全に始末する鏖殺じゃい

何でです鷹倉の巫女が特別な存在だってことは、本部の親分さんたちだってみんなご存じでしょう

驚く安藤

上がそう決めたんだよ決まったことに、ガタガタ文句を言うんかあー、ホント、オメエはどうしょもねぇ野郎だな

金子はペッと唾を吐く

おい構わねえから、この車の中に鉛玉ブチ込め鷹倉の娘も、一緒に車に乗っている連中も、全て殺す最後は、車ごと燃やすぞ

そしてオレたちの居る車内を覗き込む

香月の警備のお姉ちゃんも美人だし鷹倉のお嬢ちゃんたちも、このまま殺すのは惜しいわな本当なら、一晩くらいマワして楽しみてぇところだが可及的速やかに、確実に仕留めて来いってのが、上からの指令なんだわ悪くは思うなよ

ああ、そこの兄ちゃんオメエは、別に死んでも惜しくはねぇなまあ、成仏してくれこんだけ綺麗なネェちゃんたちと一緒に死ねるんだ兄ちゃんの人生に、一遍の後悔も無しだそうだわなっ

勝手なことを言う

そして、金子は安藤の部下たちを見て

ほんでオメェらはどうすんだオメェらのアニキは、ワシに楯突くつもりらしいがのオメェらも、これ以上ワシに逆らうんならみんなまとめて、一緒にブチ殺すぞ、コンラァァああ、どうすんだ、お前たちは

金子の怒声に、安藤の部下たちはお互いの顔を見る

あ、安藤のアニキ

お、オレらは

安藤から距離を取り

すんませんオレ、ガキが産まれたばかりなんで

オレも本部に逆らうようなことは、できません

申し訳ねぇっスアニキ

オレも、親を残して死ぬわけには

安藤はそんな様子の子分たちを見て

ああ判ったぜお前らとは、ここまでだ今まで、色々とありがとうよだが

ギロッと金子を睨む

おいらはここで、引くわけにはいかねぇんだわここで引いたら、おいらの男の面目が立たねえ

そして、月子に

お嬢死ぬ時は、おいらも一緒ですぜ

ただ、一緒に撃ち殺されるのを待つだけなのか

そんなの受け入れられるか

オレは指示を出す

ええ突入どうぞ

翔姉ちゃんが呟く

おそらく通信機はさっきから、ずっとオンになっている

そこまでだ全員動くな

大音量のスピーカーの声と同時に、カッという明るいライトの光がオレたちを包み込む

ライトの光源は、1つじゃない

オレたちを取り囲むように、あちこちから目映い光線が

大型の車輌の上に、投光器が付いているようだ

少なくとも5台

何じゃ何じゃ、何じゃ、何じゃぁぁっ

金子の親分が慌てて、叫ぶ

香月セキュリティ・サービスだこちらも、完全武装でお前たちを包囲している

ヘルメットに防弾チョッキの警護員たちが一斉に姿を現す

その数およそ、100人

ああ、みんな手に自動小銃らしいものを抱えている

香月セキュリティ・サービスが、何もしてないはずが無いもんな

鷹倉姉妹を追って東京へ潜入したヤクザたちの掃討には香月セキュリティ・サービスの全部隊が出動している

現場責任者の翔姉ちゃんがオレたちを囮にして、敵を呼び込んだんだ

これぐらいの対応になるのは、当たり前だ

関さん4班と7班でこちらへ向かっていた敵4グループ、車輌12台をすでに制圧しています5班と13班が、さらに3グループを追尾中です

通信機から報告が聞こえてくる

関了解敵の実働部隊を制圧したら、いよいよ頭を潰すわよ品川のホテル・ガニマールに居る連中も制圧して

6班に指示します

そんな車中のやりとりを聞いて金子親分は

な、何でワシらの宿を知ってるんじゃい

香月セキュリティ・サービスをナメたらあかんぜよ

翔姉ちゃんは、ニヤッと笑った

くっ、こっちはピストル持っているんだぞお前らを人質にして、この場は

シュルルルン

風を切る音

ぐぇぇぇっ

むぎゃぁぁ

どきっちょっ

金子親分の部下の銃を持っていたヤクザたちが次々に倒れている

お初にお目に掛かります

さっきまで誰もいなかった場所に3人の男の警護員が立っていた

わたくし香月セキュリティ・サービス、トップ・エリートの不死身のジュンです

同じく静かなるチョーサクです

ミナミダ・ハルオでございます

それでは

そして大虐殺が始まった

全員、制圧・確保完了致しました

車の外で香月セキュリティ・サービスの隊長が、翔姉ちゃんに敬礼する

倒したヤクザたちを搬送する護送車まで、持って来ているらしい

ヤクザたちは安藤を残して、全て車に乗せられた

ご苦労様ここはもういいわ撤収して

部隊長が、部下たちに告げる

全員、撤収

オレたちを照らしていた投光器の光が消える

ブオオオオオッ

香月セキュリティ・サービスの大型車輌が次々に発進していく

再び、月の光だけになった駐車場

パチンコ屋の廃墟には、オレたちの車と空のヤクザたちの乗って来た車

そして安藤だけが残った

もっとも、安藤は全身をロープで縛られ、手には手錠をはめられている

冷たいアスファルトの上に、香月セキュリティ・サービスの人が運んで来たパイプ椅子を置いてそれに座らされてる

何でおいらを残した

安藤が翔姉ちゃんを見て尋ねた

あなたに鷹倉家の娘たちを諦めてもらうためですよ

翔姉ちゃんの代わりに車の窓を開けて、車内からオレが答えた

諦めるだぁ

安藤は不快な表情で、オレを見ていた

正確には月子と夜見子に、もう今までの生活には戻れないことを自覚してもらうためかな

不安そうな顔で、2人はオレを見ていた

この2人にはうちで娼婦になってもらいますから

テメェ鷹倉家の巫女を何だと思ってやがる

安藤がオレを睨む

神に仕える巫女になるお嬢たちを娼婦なんかにさせてたまるかよ

安藤レベルの下っ端は鷹倉家の巫女の本質を知らない

巫女は、清らかでないといけないと思っているんだ

もう遅いんだよ

オレは安藤に言った

月子も夜見子もオレが、きっちり味見させてもらった娼婦になるための第一歩として

絶句する安藤

あんたが、この姉妹を見失ってから何時間経っていると思っているんだ

オレはニヤッと笑ってみせる

ああ、処女だったぜ2人いや、3人かルナもさすがに締まりが良かった

て、テメェ

3人とも、処女を破る時は、ワーワー泣いて大変だったんだ1番年下のルナよりも、月子の方が泣いていたな

月子と夜見子は、呆然としてオレを見ている

なぜ、安藤にこんな嘘を吐くのか理解できないようだ

可愛かったよみんなオレが大人の女にしてやったんだ月子も、夜見子も、ルナも、子宮にたっぷりオレの子種を流し込んでやったからな

安藤にそう告げる

テメェ絶対に殺してやる

これから、一ヶ月、毎日徹底的にセックス漬けにして娼婦の仕事を教え込む

もう、何もかも全て終わりだ鷹倉家の巫女の歴史は途切れたんだ全員、オレに犯された汚れた女だからなホント遅かったよ、あんたは

安藤は

そんなこと信じられるか

グッと全身を怒りで震わせながらオレを睨んでいる

じゃあ証拠を見せてやるよ

オレは月子を見る

月子ここでセックスするぞ裸になれ

月子は、ブルッと震える

よしこれで陵辱方向へ

うん、頑張ろう

663.夢の途中

おいふざけてんのか、テメェ

オレの言葉に椅子に縛り付けられた安藤が激高する

月子、車の外に出るぞ美智、先に降りて警戒してくれ

香月セキュリティ・サービスが完全に掃討した後だから、ヤクザの残党がいるとは思えないけれど

用心に越したことはない

まずは、美智が車のドアを開け、外に出る

スーッと360度周囲の気を感じ取ろうとする、美智

問題ございません

美智がそう言うのだから、間違いはあるまい

よし、月子、降りろオレも降りるそうだな夜見子もだ

オレの指令に、月子は

は、はい黒森様

全てを諦めて車外へ出る

オレも続く

夜見子も

翔姉ちゃんだけは、緊急事態に備えて運転席に座ったままだ

車のエンジンも、掛かったまま

お、お嬢そ、その格好は

縛られた巨漢ヤクザ安藤は、車の外に降りた月子が、裸の上にバスタオルを纏っただけの姿であることに気付く

パンティこそ穿いているが、上はブラジャーも剥ぎ取られている

み、見ないで下さい安藤さん

羞恥心に震える月子

お、お嬢

カーセックスの授業中だったんだから、裸なのは当たり前だろ

オレは、わざとそんな嘘を吐いた

なかなか良い身体だぜ抱き心地も良い処女だったから、締まりも最高だ何回、中出しをキメても飽きがこない

オレは、月子の身体を後ろから抱き締める

い、嫌ぁぁ

おい、テメェお嬢から、離れろぉぉぉ

安藤が眼を剥いて、怒りを露わにするが

離れるわけがないだろオレは、まだまだヤリ足りないんだ

オレは、バスタオルの上から月子の美乳を揉む

明日までに、鷹倉の3人姉妹をどんな男にも、歓んで足を開くメス犬にするっていうのが、香月さんとの約束だからな

オレはジッちゃんに雇われた、娼館の男を演じる

この野郎ガキのくせにぃぃぃ

年齢は関係無いだろオレは、高級娼館を運営する黒森家の男だぜ処女を娼婦に堕とすのが仕事なんだ

オレは、安藤の眼の前で月子の頬をペロペロ舐める

月子は、恥ずかしさと恐怖に震え泣いている

おいおい、月子さっきも言っただろお前と夜見子が、ちゃんと客の相手ができるようにならなかったらルナにも身体を売らせるぞ

オレは安藤が信じるような設定を話す

この野郎テメェ、ルナお嬢さんにまで手を出す気かっ

出す気かってもう、食ったよ

オレはさらりと安藤に言う

ルナお嬢様は、まだ12歳だぞ

ああ、処女膜をブチ破るのに、なかなか時間が掛かったよ泣き喚いて、痛がって出血が激しいんで、置いて来たんだ

ここここ、この野郎ぉぉぉぉ

安藤は自分を縛るロープを引き千切りそうな勢いで、全身に力を入れる

だから、ルナだけはカーセックスの授業は欠席なんだよどうだ優しいだろ、オレ

そう言いながらバスタオルの下の月子の胸に、手を入れる

しばらくは、オレ専用のセックス奴隷として飼ってやるだが月子と夜見子の稼ぎが悪けりゃ、ルナも売るぞロリコン客が、高く買ってくれるだろうからな

月子の裸の胸コリコリとした乳首を、手の平に感じる

ああ、固くシコっている

興奮しているな、月子

さ、先程から何を言っているのですや、約束が違うではありませんか

オレの後ろで半裸の夜見子が、驚き顔で、そう言った

オレが突然意味不明の芝居を始めたことの意味が理解できないらしい

いえ、夜見子様全て、黒森様に従いましょう

月子が、妹に言う

今は、何があっても黙って耐えていて下さいませわたくしたちが耐えればルナ様だけは、娼婦にならないで済むのですから

月子はオレの芝居に参加してくれる

夜見子に黙って、様子を見ていろと

どんなことでも、全て黒森様のご命令通りに致します

月子が、オレに言った

お、お嬢ぉぉぉぉぉっ

絶叫する安藤

また、お前の身体に恥ずかしいこと、痛いこと、いやらしいことをするぞ

またお前の子宮に、オレの子種を注ぎ込むぞ

何度でも黒森様のなさりたいようにして下さい

可愛いな、月子は

オレは月子を抱き締め

その唇にキスをする

安藤は言葉さえ出なかった

バカみたいに大口を開いてオレたちの接吻を見ている

そういえば、キスはこれが初めてだったな

オレは、唇を離すと月子の耳に、そう囁く

男と唇を重ねたのは生まれて初めてか

初めて裸を見せたのもこうやって、おっぱいを揉まれたのも、オレが初めてか

セックスも、オレが初めてだったし月子の初めては、全部、オレのものだよな

月子は、本当はまだ処女のままだ

だが、安藤にはもうオレに肉体を汚されたと思い込ませたい

ヤクザ組織でも下っ端である安藤は鷹倉家の巫女の本質を知らない

こいつにとっては、巫女は清らかな存在でなくてはいけないのだ

オレに汚された月子は巫女失格ということになる

それじゃあ、次は野外セックスの講習といくかこのヤクザの前で、セックスするぞお前がオレに犯される恥ずかしい姿をこの男に見られるんだ

オレは、月子の股間に手を伸ばす

は、はい何でもおっしゃる通りに致します

オレの指が月子のパンティを布地をなぞる

クチュッ

何だ、月子もう濡れているじゃないか

クチャ、クチュ

わ、判りませんわたくし

顔を真っ赤にする月子

まあ、仕方ないか今日の昼に処女喪失してからずっと、犯されっぱなしだもんな身体がやっと男の味を覚えたか

オレは、ぐりぐりとパンティの上から、月子の股間を刺激する

熱い息を吐く月子

ああ、そうだ忘れていたまだ月子から貰っていない初めてが残っていたな

そう言って、ズボンのジッパーを下ろして勃起ペニスを露出する

夜の空気が月の光にテラテラと光るオレの亀頭を、ひんやりと冷やす

月子舐めろ

な、舐めるのですか

たじろぐ月子

さっき、マナがペロペロ舐めてたろフェラチオの勉強だ

そう言われても月子は、自分がどうしたら良いのか判らないらしい

こうですわたくしがするのを見て、理解しなさい

美智がオレの前に跪き

オレのペニスにしゃぶりつく

ああ、温かく湿った美智の口の中

温かくて気持ち良い

うん上手いぞ、美智

ご主人様に、仕込んでいただきましたから

巧みに舌と唇を使って美智は、オレに奉仕していく

安藤は呆然としていた

美智は、見た目は小柄だし胸はつるぺた

まだ15歳の日本人形の様に愛くるしい少女だ

その美智が熟練したフェラチオ技を披露している

判りましたか

ちゅぱっと、オレのペニスから口を離して美智は、月子に言う

では、やってご覧なさい

美智と月子が位置を交換する

そうですそうやってご主人様のご立派なものを、両手で捧げ持ちますそのまま、唇で慈しむように

月子の手は震えながら、オレのペニスを掴む

早く、舐めろ

は、はい失礼致します

苦しげな表情で月子の唇が、オレのペニスに接近していく

待てぇぇ、待ってくれぇぇぇっお嬢、ダメだぁぁっっっ

安藤が、腹の底からの声で喚くが月子の唇は

ちゅっ

オレの張り詰めた亀頭にキスをする

そのまま舌を伸ばして、舐めなさい

美智に指示されて月子の可愛い舌が、チロチロと先っぽを舐める

口の中に入れろ

オレは月子の頭を両手で掴んで腰を突き出す

吸い込むようにチュパチュパするのです

美智が、月子を指導する

護衛として守り続けてきた少女の初フェラチオを見せられて縛られた安藤は、絶望する

申し訳ねぇお嬢、申し訳ねぇ

月子を守れなかったと安藤は、思っているらしい

関係ねぇよあんたなんか

月子にしゃぶらせたままオレは、言った

あんたなんてただのヤクザの下っ端じゃないか

お、おいらは

さっき何とかっていう親分格のオッサンが言ってたろあんたたちの組織の上の連中は月子たちを殺すつもりなんだ

オレの言葉に呆然と、姉の口唇奉仕を見ていた夜見子がハッとなる

そんなはずがありませんわ鷹倉家の巫女は、あの方たちの仲裁役として代々

そういう伝統も吹っ飛ばして巫女の血を断ち切りたいんだよ

しかし、巫女の力は

そうだやつらは、鷹倉家の巫女の力を怖れているんだよこいつのところの組織の大ボスは、実際に巫女による仲裁を体験しているんだろ

鷹倉姉妹の母親である亡くなった巫女が抗争する2グループのヤクザのトップに対して、力を発揮した

その結果、抗争は終わり仲裁の子として、月子が生まれた

そうですわ大鳥組長は、巫女の力をよくご存じでいらっしゃいます

よく知っているからこそ抹殺することにしたんだろ

月子の動きが止まる

ペニスを咥えたまま、オレを見上げる

続けなさい

美智が、そんな月子に奉仕の続行を求める

月子は、また舌を動かす

巫女の他人を自分の意志に従わせる力

それと、おそらく他人の心の中を全て読み取る能力

実際に力を体験した組長は

巫女に敬服するのでなくただただ恐怖を感じたのだろう

鷹倉家の巫女をこのまま生かして利用するより抹殺して、不安の種を消すことを選んだんだよ

だから他のヤクザグループによる鷹倉神社の乗っ取りに便乗してこの機会に、巫女の血筋を皆殺しにすることにしたんだよ

安藤の上の立場の親分が、さっき何を喋っていたか聞いたろオレたちを殺すように命令されていたよな

ついさっきのことだ

みんなよく覚えている

一方お前たちを追っ掛けて来ているもう1つのヤクザグループ鷹倉神社の乗っ取りを企んだ連中の方は、巫女の力の凄さを知らない若い世代の人がトップなんだろだから、お前たちの両親神主と巫女を一遍に殺す様な無茶なことをした

知らないからこその暴挙だ

そいつらは、巫女はお飾りでも機能すると思っているから鷹倉家の分家を新しい神主に据えた鷹倉家の巫女がどんなものなのか、全然判っていないから

大切なのは神主としての鷹倉家の血筋ではない

月子たちの母親が持っていた渡り巫女の伝統を引き継ぐ血と技能だ

それが判っていないから現役の巫女を殺した

分家で、神主も巫女も何とかなると考えているから

そうなると、自分たちの傀儡である新しい神主が、ずっとその地位を守るためには前の神主の娘であるお前たちが邪魔になるお前たち姉妹が、生きている限り他のヤクザの勢力が姉妹を取り込んで、鷹倉神社を取り戻しに来るかもしれないだから、乗っ取りグループもお前たちを殺そうとしているんだ

黙り込む夜見子

月子はフェラを続けている

だから、ジッちゃんはお前たちを東京に連れて来たんだあのまま京都に残っていたら確実に、殺されただろうから

月子と夜見子にとって、理解できるストーリーにしてオレは説明した

実際は、もっと複雑かもしれない

そもそもの姉妹の母親の巫女の殺害に安藤の組織のトップも絡んでいるかもしれないから

わたくしたちはどうしたらいいのでしょう

夜見子はそう呟いた

どうするもこうするもないだろうお前らはもう、オレのものなんだオレに奉仕しろそれだけ考えていればいいその代わりお前たちの命は、オレたちが守る

安藤さんだっけあんたは、もう諦めろよあんたじゃ月子たちは守れない

安藤は、オレを睨む

テメェなら、できるってのかよ

ああ、できるよ

オレも安藤を見る

ヤクザ組織の中でしか生きられないアンタとは違うからな

実際、そうだろあんた1人で何ができるこの姉妹を守れるのかよ

安藤は、現実を前に口をつぐむ

なぜ先生は、わたくしたちをお守りして下さるのですか

オレの背後で半裸の夜見子が問う

香月様に命じられたからですか

違うよこれはオレとお前たちとの契約だろ

オレは夜見子に振り向いてそう言った

お前たち姉妹は娼婦になる契約で、オレたちのところに来たジッちゃんは、ただの紹介者だ契約したのはオレとお前たち自身だ違うか

オレは、真っ直ぐに夜見子を見る

うちの娼婦になる以上お前たちの命は、オレたちが守る当たり前だろオレたちは、そういう契約関係にあるんだ

月子も、オレのペニスをしゃぶりながらオレの話を聞いている

オレたちはタダでは動かない無料奉仕は絶対にしないだが、一度契約した以上は命懸けで、お前たちを守る

月の光の下オレは半裸の姉妹に告げる

今のお前たちに残っているのは、その心と身体だけだろオレは巫女の力なんて興味が無いオレがお前たちの価値を認めるのはその心と身体だけだ

心も、ですか

夜見子が尋ねる

うちは高級娼館なんだよ身体だけ売っている安娼婦は必要ないんだどんなに美しい肉体を持っていても、心が伴っていなければうちではいらない

オレが目指す理想の娼館はそうでないといけない

いいか、これは契約だオレたちが命懸けでお前たちを守る以上お前たちも、命懸けで心と身体を差し出せそれで初めてオレたちは対等な関係になれるんだ

対等

そうだよ、夜見子お前は、今までずっと自分は鷹倉家の人間で、特別扱いされるのが当たり前だと思っていたろ

安藤みたいなヤクザにガードされる生活を当然なものだとして受け入れていた

だが、それは違うんだお前たちに特別扱いが許されていたのは鷹倉神社の権威や母親の巫女の力があったからだろお前たち自身の力じゃないお前たちは、そういうモノを後ろ盾にして力を与えられ、守られてきただけだ

オレは安藤を見る

そいつはお前たちをお嬢とかお嬢さんと呼ぶつまり、お前たちはオマケなんだ今のお前たち自身は、何の力も無いただの小娘でしかないんだ

夜見子は苦しげに、オレを見る

お前の巫女の力は、未熟なままだ今のお前は、巫女じゃないいい加減、理解しろよ

夜見子の能力は美智が封じている

そんないい加減なものでなく、今、自分が持っているものを認めろ

わたくしが持っているもの

お前の心と身体だ

オレはお前の心と身体に価値を認める

夜見子は一瞬、考え込む

だから、娼婦なのですか

ルナを娼婦にしなかったのは

娼婦にはしないがルナにだって、自分の心と身体を使って奉仕させるあの子だって、誰かに生を与えられるべきじゃない自分自身で勝ち取るべきだ

生きることは与えられるべきではない

オレたちは、そうやって生きてきた自分の生を、自分で切り開いてきた

黒い森は、そういう犯罪組織だ

犯罪を犯してでも、オレたちは自らが生き残るために、身体を張ってきた

夜見子はしばらく考えて

月子少しずれてわたくしも致します

月子に言った

わたくしも先生のオチンチンにご奉仕をご奉仕の仕方を、教えていただきますから

そう言って月子の隣に、跪く

夜見子様

わたくしも、命を守っていただく代償として心と身体を使います

そして、 月子に代わってオレのペニスに、舌を這わす

いいえこうですわよく見て下さい

美智がお手本を見せる

ああ、なるほど判りましたありがとうございます

いいえ、判らないことは何でもわたくしが教えますから

美智が真顔で、そう言う

よし、月子はここ、夜見子はここを舐めろ

ご主人様わたくしは、お尻を舐めさせていただきたいです

うん、美智許可する

月光の下3人の美少女が、オレに奉仕する

そろそろイキそうだ月子、咥えろ口でオレの精液を受けとめろ

月子が、オレの亀頭を咥える

オレは、手で根元をしごいて

イクぞイクぞイクぞぉぉぉ

おい、よせよオレのお嬢にそんなことをするんじゃねぇ

安藤はすっかり気力を失っていた

出すぞっ月子ぉぉぉっ

熱い液が月子の口に放出される

月子の顔が歪む

吐き出すな

オレの言葉に必死に耐える、月子

ううっ、ううっ、うーっ

オレは月子の口に全てを出し切る

そのままだいいな

月子の顔をほっぺたを押さえてちゅぽんと、ペニスを引き抜く

大きく口を開けて、口の中に出されたモノをオレに見せろ

月子が顔を上げ開口する

ピンクの舌の上に、オレの白濁がたっぷりと溜まっている

安藤にも、見せてやれ

月子は、安藤にも口の中を見せる

安藤は半泣き状態になっていた

もういいぞ口を閉じてオレが出したモノを、自分の唾とミックスしろ口をクチュクチュさせるんだ

月子は指示に従う

あなたもやり方を覚えておくのですよ

美智が夜見子に告げる

うん、いいだろう飲み込め全て、飲み干すんだ

ゴクッ、ゴクッ

月子の喉が鳴る

全部飲んだらもう一度、オレに口を開いて見せろ

月子が口の中を見せる

可愛い舌だけ白濁液は、全て嚥下されたようだ

ご主人様にいっぱい出して下さって、ありがとうございますと言いなさい

いっぱい出して下さってありがとうございます

お味はどうでした

美智が、なおも尋ねる

苦かったです

いずれ、それを美味しいと感じるようになります

毎日、これをするのですか

毎日どころかご主人様が望まれたら、いつでもどこでもですあなたの心と肉体は、ご主人様に捧げられていることを忘れないで下さい

安藤にも、口の中を見せてやれ

安藤に、再び口中を見せる月子

お嬢、お嬢、お嬢

安藤は、カッとした眼でオレを見る

テメェだけは、絶対に許さないからなっ絶対に殺してやるっ

勝手にしろよ

一応言っておくけれどうちは、権威ある娼館だからなただ大金を積んだだけじゃ、娼婦は売らないからな客を選ぶんだよ判るか

あんたがもし、客として来たとしても月子は売らないからな例え、あんたがこの先出世して、大親分になろうとも、あんたには月子は抱かせない月子のことは、もう諦めろ

諦めるわけがねぇだろっこのガキぃぃぃぃ

大粒の涙を零しながら安藤は叫ぶ

諦めて下さい、安藤さん

月子が、安藤にそう言った

もし、わたくしたち姉妹を憐れだと思って下さるのならどうぞ、わたくしたちのことは、死んだものと諦めて下さい

お別れですこれまで本当にありがとうございました、安藤さん

月子と夜見子が安藤に頭を下げる

そんなそんなお嬢ぉぉぉぉぉぉ

安藤の嘆きの声が夜の闇に轟く

さよならは別れの言葉じゃなくて

エドワード・オールビーの動物園物語に

自分の身体を張って金を稼ぐことそれだって愛の行為だ僕には証明できる

というセリフがあって私は、それが好きでした

肉体労働で稼いでいた頃はよく、そのセリフを思い出しました

664.巫女

おい待てよ、テメェ

月下の下ロープで椅子に固定された安藤が、オレを睨む

テメェこのままで済むと思うなよ

全ての怒りを込めて強い視線をオレに注ぐ

お前こそ永遠に月子や夜見子たちを、ヤクザの世界に縛り付ける気なのかよ

真っ直ぐに安藤を見下ろす

この子らの両親を鷹倉神社の神主と巫女を殺したのだって、お前たちヤクザだこうやって、今、彼女たちを追いかけ回しているのも

鷹倉神社の巫女は、おいらたちの世界に必要なものなんだ巫女の仲裁の伝統はな

そういう理屈は、どうでもいいんだよ

オレは安藤の言葉を遮る

それだって、お前たちヤクザの勝手な都合じゃないか昔から、そうだったからってこれから先も、ずっと鷹倉家の娘たちがヤクザに追い回されるのなんて理不尽だ

月子と夜見子は黙って、オレたちのやり取りを聞いている

その上今は、あんたたちの組織の上の人間だって、この子らを抹殺したがっている何が伝統だ巫女の力が怖いから、全員皆殺しにしちまうっていうんだろあんたたちは

そ、それはおいらがおいらが、お嬢たちを守ってみせる

安藤は叫ぶ

へえ上の人間に逆らってでも

あ、あ、あ当たり前だ

あんた1人で

オレはわざと大きく溜息を吐いた

そんな格好で縛り上げられて、手も足も出ない男が言うことかよ

判ってんだろあんたじゃ無理だ

オレは、きっぱりと告げる

あんたじゃ鷹倉家の娘たちは、守れない

そんなのやってみなけりゃ、判らねぇだろ

やってみた結果が、今のその無様な姿だろ

安藤は口籠もる

無理なんだよだって、あんたはヤクザの世界に生きているあんた自身もヤクザじゃないかヤクザのルールからは、逃げられないんだから

組織における上下関係は、絶対だ

上の立場の人間の命令を無視して、安藤が鷹倉姉妹を匿ったとしても

安藤はヤクザ組織の関係者にしか、頼れる相手がいないだろうしすぐに、居場所がバレルだろう

結局鷹倉姉妹は安藤ごと、組織のやつらに抹殺されるという結末になる

オメェなら、何とかできるって言うのかよ

実際に動いているだろオレたちは

黒い森だけでなく、香月セキュリティ・サービスの全部隊が作戦展開している

彼女たちを追って東京に出て来た人たちはほぼ全員、捕らえたわあたしたちは、公安警察とも付き合いがあるからあなたたちに勝ち目は無いわよ

車の運転席から、翔姉ちゃんが言う

何なんだ、オメェたちは

呆然とした顔で、オレを見上げる安藤

犯罪者の悪党だよあんたたちと同じただしあんたたちよりも、タチが悪い

オレは月子と夜見子を見る

だって、これからこの子らを娼婦に堕とすんだからな

おい、頼む後生だからそれだけは止めてくれお嬢たちを綺麗なままにしておいてやってくれよぉぉぉ

もう遅い

今さっき、あんたが自分の眼で見た通りだこの子らは、もう処女じゃないオレが処女膜をブチ破って子宮にたっぷり中出ししてやったからな

この野郎

おいおいその意味を考えろ何で、この子らが娼婦にならないといけないのかを

月子たちが、ビクッと震える

この子らがあんたたちヤクザと完全に切れるためには、巫女の力を失うしかない違うか

安藤たち下っ端ヤクザは鷹倉家の巫女になるには、清らかな身体でないといけないと思っている

鷹倉家の巫女は処女じゃなけりゃ、成れない一度、巫女になって力を得れば、この子らの母親のように結婚したり、出産したりすることもできるだけど、それも夫は、神聖なる鷹倉神社の神主の血を引く人間でないとダメなんだ

オレは正々堂々と、大嘘を吐く

我ながら、よくスラスラとこんな言葉が出て来る

修行を果たして完全に巫女の力を習得する前に処女を失うと、その娘は巫女になる資格を失う力もだあんただって、夜見子には少しだけ巫女の力が生じ始めていたことは知っているだろ

ハッとする安藤

ところがほら、見てみろ今の夜見子に昨日までの力を感じるか

夜見子の力は今は、美智が強い気で抑え込んでいる

そのことは、夜見子自身気付いていない

わたくしの力は、失われました

力なく夜見子は言う

夜見子お嬢さん

あの力はもう出せないのですわ

夜見子の眼から涙が零れる

オレが処女を奪ったからだこれでもうこの子が、巫女になることは無い鷹倉家の巫女の血筋は、完全に断たれたんだ

そんなことってちくしょう

吐き捨てるように安藤は言う

だからお前たちヤクザには、もうこの子らを追う理由が無い殺す意味もな巫女の力は、もうないんだから

ここからが勝負だ

だが、お前らのことだからそれでも、月子たちを追い回して、命を奪おうとするかもしれないヤクザなんて、バカで判らず屋ばかりだからなそういう奴らから守るためにこの子らの身柄は、オレたちが預かる

そして、オレたちは慈善家じゃないこの子らのために掛けた費用は、この子ら自身に支払わせる政財界の大物たちに身体を売ることでな安心しろ、客は選ぶ変な趣味のジィさんに、この子らは売らない地位と名誉がある金持ちで、ちゃんと女を可愛がることを知っている人間だけだそういう顧客を得ることでこの子らの安全は、さらに保障されることになるだろう

安藤の頭が受け入れられるであろう常識の範囲で話をでっち上げる

そこまでやらないと守れないんだよこの子らは

安藤は黙り込んでいる

というわけだからオレが今、言ったことを、あんたの仲間たちに伝えといてくれ

組織の上の人間よりもむしろ、安藤の同格のヤクザたちや、配下たちに伝えて欲しいと思う

実働部隊が、そう思い込めば月子たちは、ヤクザたちに追い回されることはなくなるだろう

処女を失い、高級娼婦になった彼女たちはもう、鷹倉家の巫女になることはできないのだから

オレの話は以上だ帰るぞ月子、夜見子、美智、車に戻れ

月子が何か言いたげだが

早く帰ってセックス教育の続きだ今夜は寝かせないからなルナも交えて、男を歓ばせる技を教えてやる

オレは、そう言いながら月子を車の中に押し込む

そして、小声で

別れの挨拶なら、もうさっきしたろ切り替えろ

セックス教育よろしくお願い致します先生

大きな声でそう言いながら、夜見子も車に戻る

最後に美智が助手席に座りバタンとドアを閉めた

30分以内に、お迎えが来るように連絡しておくわ寂しいでしょうけれど、しばらく1人で待っていなさいね

翔姉ちゃんが、そう言って車の窓を閉める

エンジンは、ずっと掛かったままだ

ヘッドライトが、カッと点った

安藤の情けない声が聞こえる

発進するわ

その声を無視するように翔姉ちゃんは、アクセルを踏んだ

安藤さん、ごめんなさい

月子はそう呟いたが車の後方に小さくなっていく安藤に振り向くことは無かった

真っ直ぐに前だけを見ている

濡れた瞳で

今のあなたとヤクザさんの会話録音しておいたわ

車を走らせながら翔姉ちゃんが言う

ヤクザ組織のネットワークに流して、拡散させるから声だけなら、ヤクザさんたちは、あなたが誰だか判らないだろうけどまあ、香月セキュリティ・サービスを代表する人間だとは思うでしょうね

安藤自身も、30分以内にヤクザ仲間に助けられることになっているから

安藤の口からも、オレの話が伝えられることになる

そして今、オレが言った大嘘が、既定事実となる

これでいいんだろジッちゃんの狙いとしてはさ

オレは翔姉ちゃんに尋ねた

最初は鷹倉家の巫女を抑えることで、関西ヤクザたちを支配下に置くのが目的かと思っていたけれど

それにしてはジッちゃんは、ヤクザたちと全面戦争をし過ぎている

東京に出張って来た連中だけでなく谷沢チーフを敵の本拠地に送り込んで、直接攻撃しているのだから

ジッちゃんの目的は鷹倉家の巫女を、ヤクザたちから解放することなんだよね

翔姉ちゃんは答えた

閣下は巫女の力が、ヤクザたちの仲裁役としてしか使われていないことにご不満なのよ

なまじ仲裁役としての立場を得てしまったからヤクザ世界に、鷹倉神社や巫女が呑み込まれてしまっていた

そうだよな巫女の力は、ヤクザとの繋がりが切れれば、もっと色んなことに使えるもんな

例えば国際的なビジネス交渉とか

政治交渉にだって使える

相手の心の内側の全てを察しこちらの意思に従わせる能力なのだから

ヤクザに独占させておくのはもったいないよいやヤクザたちだって、自分たちの世界のパワーバランスを崩さないように、巫女の力を仲裁役にしか使えていなかったし

結局持て余していただけなんだ

強大すぎる力を、どう使って良いか判らなくて

でも、巫女の力の凄まじさに怯えて

いっそのこと、抹消してしまおうと現役巫女の殺害なんていう、極端なことをやってしまった

ヤクザさんたちには、このまま鷹倉家の巫女はいなくなったと思い込んでもらうわその力を持つ者は、もうこの世にはいない

巫女の後継者は途切れてしまったと

巫女の力の詳細を知っているヤクザの親分さんたちは谷沢チーフが処理するわどうせ、下の人たちは巫女のことは漠然としたイメージでしか理解していないでしょうし

実際に、巫女の仲裁を体験した安藤の組織の大親分ぐらいしか、本当の巫女の力は判っていないだろう

上層部の数人を処分すれば後は、安藤同様修行途中に処女を失った娘は、巫女になれないというオレのデマを信じることになる

もう巫女は、途絶えたと

鷹倉家の巫女が健在であることは、閣下たち、政財界のトップの一部の人たち国の舵取り役だけが、知っていればいいわ

強大すぎる力は使い場所を選ぶ

そして巫女の管理者は、あなたあなたが、この子たちのご主人様になるのよ

ルームミラーの中の眼がオレを見る

巫女は、あなたの言うことしかきかないし、あなたにしかコントロールできないのよそういうことにするのそれなら例え、国の最高権力者が命令して来たとしても、巫女の力が必要になった時には、あなたを通さないといけなくなるあなたがいなければ、巫女は力を発揮できないそれならば

巫女はオレたちから、引き離されることはないそういう無理なことを仕掛けて来るやつはいなくなる

だから、巫女は普段は、オレたちと一緒に暮らしていて

黒森の家に巫女が居る以上どんな権力者も、オレたちを攻撃してくることは無い

むしろ、そいつらはおかしな連中から、オレたちを守ってくれるだろう

国家の非常事態に必要な力ですものね

場合によっては、戦争だって回避できる力だ

国際政治の場で巫女が全ての力を解放したなら

絶対に濫用はできないが最後の最後に使う最強の切り札として、国家の舵取り役は巫女の存在をキープしておきたいと思うだろう

ジッちゃんが言っていた保険とはこのことなんだ

月子がオレに尋ねる

黒森様はわたくしたちが巫女になれると、お考えなのですか

なれるよっていうか、するから絶対に

これは、オレたちにとってもジッちゃんから託された、大切な任務なのだ

月子か夜見子あるいはルナとにかく、3人姉妹のうちの誰か1人だけでも本物の巫女にする

ですがわたくしは

夜見子が、泣きそうな顔でオレを見る

わたくしの力は失われてしまったではありませんか

失くしたものは取り戻せばいい

オレはそう告げる

どっちにしろ、前の夜見子の力じゃダメなんだあんな程度の力に縋っていたから夜見子は、良くない子になっていたもう一度、ゼロから修行し直して、力を取り戻せ夜見子なら、できるはずだ

美智お前もそう思うよな

助手席の美智がオレたちに振り向く

はい、ご主人様のおっしゃる通りです

大きな黒い瞳が夜見子と月子を見る

あなたたちの心の中には大きな気の泉がありますそこでは気が渦巻き、煮立っています

美智の言葉に息を呑む、2人

月子様は、その気の取り出し方を判っていない夜見子様は、溜め込んだ気が間欠泉のように噴き上がる小さな穴をお持ちでそこから噴き上がる小さな力だけを使っていましたなまじ、そんな小さな力が使えるから内面の気の全てをダイナミックに使うような方法が身に付かないのです

今の2人には何が足りないと思う

オレは美智に尋ねる

心の解放ですね今のお2人には心に壁があり過ぎます閉じ籠もって居る自己の内面を解放しなければ

はいセックスですご主人様に犯していただく歓びを全身で感じることが必要だと思います

ジッちゃんは月子と夜見子に娼婦としての素質があるか、明日までに見極めろとオレに言った

鷹倉家の巫女の本質は神聖なる娼婦であるとも

とにかくセックスだ

この姉妹の処女を奪ってセックスの快感を体験させる

まずはそこからだ

黒森様はどうしてそんなに真剣に、わたくしたちのことを案じて下さっているのですか

先ほどの安藤さんのこともわざと悪役になって下さいました

安藤は月子に対して、何かしらの特別な感情を抱いていた

月子の方は、別に安藤を男として気に掛けている様子は無かったが

自分のことを慕ってくれている安藤に対して冷たい態度は取れなかったのだろう

月子は、優しい女の子だから

オレは、そのことが判っていたから

安藤が、完全に月子のことを諦めるように

月子に、安藤の目の前でフェラチオ飲精させた

ああ、さっきは悪かった苦しかったろう

はい苦しくて、恥ずかしくて、悲しかったですわ

月子はそう言う

でも黒森様の温かいお気持ちが、わたくしの心に届いておりましたから

月子

わたくしを気遣って下さってあんな風になさっていたことを

やはり、月子の方が巫女の素質があるんだ

オレの心を気を感じていた

わたくしたちのご主人様は、とてもお優しい方です

しかし、月子様はもっと苦しく、恥ずかしく、悲しくそして気持ちの良い思いを体験なさらねばなりません全身と子宮で

できますでしょうかわたくしに

できますいえ、できなくてはなりません

2人の会話に夜見子が加わる

わたくしも頑張りますわ巫女になるためでしたら、わたくし、どんなことでも致します

巫女になる夢が蘇ったことに夜見子は、興奮していた

ではお2人とも裸にお屋敷に戻るまでの時間たっぷり、ご主人様に肌に触れていただくのです

と、月子は

どうして、さっきあの場で、わたくしを裸にしなかったのですか

今の月子はパンティを穿いただけの裸身に、バスタオルを纏っただけだ

オレは、安藤の眼の前で月子の身体を弄った時

バスタオルを脱がさなかった

タオルの下に手を入れて月子のおっぱいを揉んだだけだ

その後のフェラチオもそのままの格好でさせた

あんなやつに月子の裸を見せたくなかったからだ

それであの場では、黒森様をお舐めする以上の行為も、わたくしにお命じになられなかったのですか

舐めて口の中に射精して、飲ませたろ

でも、あの黒森様は、わたくしの股間にあの熱いものを差し込まれるようなことはお求めになられませんでした

ああ、あの場でセックスしなかったことを不思議に思っているのか

当たり前だ月子の大切な一生に一度の初体験を、あんな場所でやれるか

あんな男に見せるのは嫌だ

代わりに、わたくしを犯して下さればよかったのです

月の光の下、野外で、周りは開けていて、夜風が肌に気持ち良いなかなか刺激的な状況ですあの廃墟の駐車場で、冷たいアスファルトの上で四つん這いになって、全裸でご主人様に犯していただけたら

うんと今度な

美智は、そういうのが好きなんだから仕方無い

ああ、わたくしとも今度、カーセックスしましょうね

そうやって、さっきからあなたが半裸の女の子たちの身体を触っているのを見てたらわたくしも、してみたくなっちゃったの

翔姉ちゃんがしたいのなら

今は諦めるわ鷹倉家のお嬢様たちのことは任務ですから

翔姉ちゃんはジッちゃんから直接、この姉妹の警護を命じられている

だから、ほらいっぱい触ってあなたの好きになさい

いや、まあそう言われたら、触りづらいけれど

どうぞ、黒森様

月子は、覚悟を決めたらしい

纏っていたバスタオルを外す

白い胸が露わになる

夜見子も14歳の可愛いおっぱいをオレに突き出す

うん、じゃあ触るよ

それから車がお屋敷に到着するまでの時間

オレは、後部座席で姉妹の肌をまさぐり続けた

ついでに月子にキスもする

危ないからから走行中に、舌を入れたりしたらダメよ

運転しながら翔姉ちゃんが言う

そうだな、段差とかで車がガクンとなった拍子に相手の舌を噛んでしまうかもしれない

おっぱいを舐めるのも着くまで我慢して

舐めることは全般的に走行中の車内では、フェラチオも厳禁だ

夜だから車の動きが予想しづらいし

あの大分、慣れて参りました黒森様に触っていただくことに

月子が、赤い顔でそう言う

全然慣れてないよこんなに恥ずかしがっている

わ、わたくしも慣れて参りました、先生

夜見子も身体の震えが止まっていない

お帰りーっ遅いから、晩ご飯先に食べちゃったよーっ

お屋敷に到着すると寧が、玄関前で出迎えてくれた

ああ、ごめん途中で色々あったから

オレは、車を降りる

今、ヨッちゃんたちのご飯を克姉が食堂で用意しているからっ

みんな、もう食べちゃったの

ううん、アニエスと真緒ちゃんがまだ2人とも、ヨッちゃんが帰って来るまで食べないって言って

ああそりゃ、悪いことをしたな

他にも、ご飯まだの人が何人かいると思うんだけどあたしも、戻って来てからバタバタしてたから、ちゃんと把握していないんだ克姉は判ってると思うけれど

あ、そうだルナちゃんとマナちゃんもまだのはずだよルナちゃんは応接室に居て、マナちゃんが相手をしてくれているから

何で2人きりで

だってルナちゃんを、アニエスに引き合わせるのは、ヨッちゃんがしないといけないでしょ

ああ、オレはルナをアニエスの友達にしたいと考えている

同い年2人とも、12歳だからな

2人のご対面は、ヨッちゃんが立ち合わないとねそれとルナちゃんも、お姉さんたちが居ないと不安みたいだからさ

そうだな夕食は月子や夜見子と一緒の方が良いよな

無理に食事させないで、待たせていてくれたのは正解だと思う

うん、判った応接室ってどこ

第4応接室

あああそこか

月子さんと夜見子さんは、あたしに付いて来てそのまんまじゃ、ご飯を食べるにはちょっとセクシー過ぎるでしょ

寧が、2人に微笑み掛ける

わたくしも、付いて参ります

うん、2人の巫女の力は絶えず、美智がチェックしてくれた方がいい

ああ、頼むよ美智

わたくしは、車をガレージに置いてくるわ

もう何度も来ているから勝手は知っている

今日の夜遅くから、雨みたいだから外に停車させておきたくないのよ

翔姉ちゃんは自分のアメ車を濡らしたくないらしい

じゃあ、後で食堂でね

ガレージから、内側の通路を通って翔姉ちゃんは、食堂へ来る

さて、オレは

取りあえず、ルナに会いに行くか

ヨッちゃん、行くよーん

玄関のドアを開けて、寧が待っていてくれた

寧は月子たちを着替えさせるために、奥の部屋へ

オレは玄関口の脇に並ぶ応接室の1つへ

マナが相手をしてくれているというけれど

ルナは、落ち込んでないだろうか

第4応接室のドアをコンコンとノックした

オレだ、帰って来たよ

どうぞ、お兄ちゃん

オレはドアを開いた

部屋の中には4人の人間が居た

ルナとマナと美子さんと雪乃

そうか香月セキュリティ・サービスの全部隊が総動員だから

雪乃は、お屋敷に居たまんまになっているんだっけ

何よ、遅いわよお腹減ったわよ

わたくしたちで、ルナ様のお相手をしておりましたわ

美子さんが、笑顔でそう言う

そうだ、オレ

美子さんに、鷹倉家の姉妹のお出迎えをお願いしていたんだっけ

今は、ちょうど雪乃さんが、面白い話をして下さっていたところですわ

美子さんは言う

え、雪乃お前、何の話をしていたんだ

何よ、別に変な話とかはしていないわよ

雪乃はムッとして、オレに言う

将棋の世界の女流棋士の団体の分裂についてよ

今は、分裂した方の団体の会長が、大会のスポンサー企業をディスったあげくに、試合をボイコットして、一年間の出場停止になったっていう過程をね

ルナは唖然として、雪乃を見ていた

その格好は巫女服だった

確か学校を出た時は、下着姿だったよな

どうしたんだその格好

ああ、克子お姉ちゃんが、衣装部屋から出してくれたの

ああ、ここは娼館だから

コスプレ衣装として巫女服ぐらいは、置いてあったのか

それでさタニーも会長になったばかりで、大変なのよ

雪乃は、楽しそうに美子さんに話し続けている

つい最近、女流棋士のプロになった女の子は1998年生まれだそうです

ブレンパワードの放映年かよ

665.ケンカ鬼

パパお帰りなさいですの

ですのっ

食堂へ移動するとアニエスと真緒ちゃんのコンビが、オレを出迎えてくれた

お腹空いてるだろ、待たせて悪かったな

ちゃんと、お菓子とか食べずに待ってましたの

したのっ

真緒ちゃんは、アニエスの語尾だけ真似するのがマイ・ブームらしい

2人ともご飯は、パパと一緒じゃないと嫌だって言うのよ

渚は、もう食べたの

まだよ

ああ、真緒ちゃんたちに合わせたんだ

ところでまったく、シゲちゃんたら、あなたに大変なことばかりさせるわね

そう言って溜息を吐く、渚

しょうがないわ最終的には、あたしたち家族全体のためになることだと思ってみんなで協力しないとね

克子姉が、台所から姿を現す

ああ、ルナさんはここの席ねあなたはここ他の人たちは適当に座って

オレとルナだけは、席を指定して美子さんと雪乃とマナには、自由に座れと言う

で、ルナさんの隣が月子さんと夜見子さんの席になるからメニューが違うのよ

克子姉は笑顔で、そう言う

どうせ、緊張していてあんまり食欲が無いでしょだから、鷹倉さんのお嬢さんたちには、スープとかサンドイッチとか、オレンジジュースとか、食べやすいものを用意したわ食べられるだけでいいから、口に入れておきなさいもし、後でお腹が空くようだったら夜食を用意してあげるわ

ルナは、小さな声で

あなたの方は、スタミナ食ねでも、消化の良いものにしたわ

オレの食事は中華粥みたいなものらしい春巻きサラダも付いている

他の人は普通のご飯よ今日は、鴨のテリーヌにしてみました

克子姉の言葉に合わせて瑠璃子とメグが、台所からワゴンを押してくる

今日はちゃんと、あなたの分もあるから安心なさい

ああ、もううまい棒じゃなけりゃ、何でもいいわよ

雪乃は、むくれる

わたくしも先にいただきましたがとても、美味しかったですわ

テーブルに皿を並べながら瑠璃子が言う

まあ、わたくしも致しますわ

働く瑠璃子を見て美子さんが手伝おうとするが

いいのここでは、美子ちゃんがお客様なんだから座ってて下さいわたくしはもう、食事は済ませていますし

瑠璃子は笑顔で美子さんにそう言う

本当に美味しいテリーヌなのよ

あら、あんたみたいな人は、どうせ普段は、もっと美味しい鴨料理を食べているんじゃないの外国の三つ星レストランとかでさ

雪乃が、瑠璃子に嫌味っぽく言う

それは日本では、なかなか本当の鴨肉はございませんから

ほとんどがアイガモなのよねぇアヒルと鴨を交配させた今日のお肉もそうよ

でも、日本人の舌にはアイガモの方が合っているっていう話もあるし瑠璃子ちゃんは、どう思う本場の鴨料理だと、やっぱり違う瑠璃子ちゃんなら、鴨を食べると記念のナンバー付きのプレートをくれるっていう、あのパリのお店とかも行ったことあるんじゃないの

いいえ、ありませんわあのお店は、今は一つ星ですから

観光気分で、味の落ちた店に行きたくないと、お祖父様はおっしゃっていますし

うーん元は三つ星レストランだったのに星一つにまで落っこちちゃったなんてお店だと、本物のグルメは行かないかそれでも、由緒あるお店だからって行くのは、観光客気分丸出しかもね

それにあのあのお店では、日本の方が大変な迷惑をお掛けしていますからお祖父様はそれが心苦しくて、足を運びたくはないそうですわ

あわさび醤油事件ね

え、何それ克子姉

うんそのフランスのパリにあるお店にね、わざわざ日本からわさび醤油を持ち込んで鴨肉に付けて食べた人がいたのよわざび醤油の方が、店が料理したソースより美味しいって言って

そんな人がいたのか

確かに異国へ行って、しかもその国の名の通ったお店で料理の味を否定して、日本の味を押し付けたんだものみっともないわよね

そう言って、翔姉ちゃんが部屋に、入って来る

味が日本人の口に合わないと思ってもせっかく海外旅行しているんだから、その国本来の料理の味を楽しむべきよね

というか最初から、お店にケチを付けるつもりだったんでしょ普通、フランスで夜、レストランへ行くのに、わさびや醤油は持ち歩かないわよ

翔姉ちゃんの言葉に渚が言う

はい、翔お姉さんは、こちらにどうぞ

克子姉が、翔姉ちゃんの席を用意する

あらわたくしの分も、ご用意して下さったの

もちろん召し上がって下さい

ところでパパ

ところででんっパパ

アニエスと真緒ちゃんが心配そうに、オレに言う

あの子誰ですの

ですのっ、ですのっ

あ、そうかルナを紹介しないといけないな

あの子はね鷹倉ルナ

オレは、ルナを示す

ルナはペコリと頭を下げる

そうだよルナこの子がアニエスそれから、こっちが真緒ちゃんほら、2人も挨拶して

アニエスたちはちょっと、ルナを牽制するように

あ、アニエスですのっ

真緒ちゃんですの

自分にちゃん付けする真緒ちゃん

こ、こんにちわぼ、ボク、鷹倉ルナです

ルナは、少し怯えた感じてそう言った

ボク男の子ですの

えー、女の子だよー

あ、あの女です

女の子なのに、何でボクですの

ですのー

アニエスには、今、世の中のことを教えるために色んな映画や映像記録を観せている

だから、男の子じゃないのにボクと言うのが変に思えるらしい

そういえば、ボクっ子の出て来るような作品は、観せてないもんなあ

それって変ですの女の子なのに

ですですのののっっ

教育してやらねばなるまい

それは、まあルナの個性だからアニエスも真緒ちゃんも、気にすんな

コセイ

アニエスだって何で、髪の毛が金髪で眼が青いのか周りのみんなと違うのは変だおかしいとか言われたら、返事に困るだろ

だって、アニエスは生まれつき自然にそうなんだからそれは、アニエスの個性であってみんなと違ってたって、全然、おかしなことじゃないだろ

神妙な顔で返事をするアニエス

ああ、多少は気にしていたんだな自分の外見が、他の家族たちと違うことを

だから他の人と、何かが違っている人に会っても、ああ、この人はそうなんだなぐらいに思っておけよみんなと違ってたって、別にいいだろ色んな人がいた方が面白いじゃないか

そうだねアニエスちゃんの髪の毛は綺麗だし、イーディちゃんも見た感じが面白いしなかなかグッドです

褐色の肌のアメリカ人のイーディを見た目が面白いで片付けるなよ

それに、美智のお姉ちゃんもお姉さんなのに、おっぱいがペッタンコなのはとても面白い個性なんだよねっ

真緒ちゃん美智が聞いたら、悶死するぞ

むぎゅぎゅぎゅぎゅぅぅ

入り口の方で悲鳴にならない声がした

あ美智

聞いちゃったか

月子と夜見子寧とイーディも居る

美智、気を確かにしろしっかりするんだ

オレは、急いで美智のところへ行き小柄な彼女を抱き締める

美智のつるぺたの胸を制服の上から揉んで

大丈夫美智の場合はこれから膨らみそうな芯みたいのがあるんだから

実際に触ってみたら肌の下に、むにっとした弾力の層がわずかにある

美智はこれからの女なんだぞぉぉぉぉ

精進致します

複雑な表情の美智をイーディが、ニヤニヤ笑って見ている

ああ、月見と夜見子の気の制御はイーディと分担してやっているんだな

幾ら美智が気の放出量が大きいからってずっと1人で、鷹倉姉妹の気を抑え付けるのは疲れるだろうし

相変わらず、大変みたいねあんたも

雪乃がオレを見て、苦笑している

月子と夜見子もルナと同じ巫女服姿だった

お揃いの赤い袴で

ただ、姉2人の巫女服は生地が透け透けで、可愛いおっぱいと乳首が丸見えになっている

ま、とりあえずこんなものかなって

寧が、そう言うこの衣装を選んだのは寧ってことか

はいはい、ルナちゃんの隣に座ってお食事にしましょうね

克子姉が、月子と夜見子を座らせる

しかしアニエスもマナちゃんもルナの時と違って、新しく会った人なのに、月子と夜見子のことは騒がないな

誰なのかとかオレとの関係とか聞いてこない

やっぱり、年の近いルナにだけ反応したんだ

自分たちが、ルナにオレを取られるんじゃないかって気分もあるんだろう

ルナに対してだけ、まだ警戒しているし

どうぞ月子様夜見子様も

瑠璃子が、2人の前にスープ皿を置く

済みません瑠璃子様

香月家の娘の給仕に鷹倉家の上の姉妹たちは、驚いている

気にしないで瑠璃子は、家のことをするのが好きなんだよ

はいとっても楽しいですわ

メグは、台所の前に立ったままでこっちに来ないな

まだ、オレのことを怒っているのか

いや雪乃か

しっかしあんた、今度はこの子たちなの

また、あの香月のおじいさんからの命令

命令じゃないよオレは、納得してやっているんだから

ホント面倒なことに、巻き込まれるのが大好きなのよねあんたは

最初っから、あんたがヤリたくてヤッた女なんて1人もいないんじゃないの

そんなことないお前がいる

んぐ

お前だけは最初から最後まで、オレがヤリたくてこうなったんだから

オレは雪乃のお腹を見る

身体気を付けろよ

うっさいわねぇそんなの、あんたに言われなくても判っているわよ

雪乃の大きな声に、鷹倉姉妹は驚いていた

何なのだろう、この人という顔をしている

今、ここで説明するのは大変だよなあ

月子たちはテレビとか観る

一応尋ねた

月子が即答する

全然、観ないのか

はい鷹倉神社には、テレビはございませんでしたから

テレビの出す俗悪な気が神社には良くないのですわ

月子と夜見子がそう言う

巫女の修行として俗なものは、なるべく遠ざけて参りましたから

俯いて、月子は言う

それなら雪乃のことを知らないのは、当然か

はい、みんなお皿があるわねそれじゃあ召し上がれ

オレが悩んでいると克子姉が、そう言った

はーい、いただきますっ

いただきますですの

真緒ちゃんとアニエスが、大きな声で言う

いただきますほら、月子たちも、食べて

オレに促され

いただきますわ

鷹倉姉妹も、食事を始める

雪乃は元気だ

いただくわ

翔姉ちゃんと渚、美子さんとマナも食事を始める

じゃ、あたし向こうの準備をしておくねっ

寧向こうって

今夜の会場だけど上の広間でいいよね

会場

ああ、食事が済んだら鷹倉姉妹の処女レイプだ

うん、ヤッちゃんに任せるよ

オッケー、任されたっつーか、もうミィちゃんが準備を始めているんだけどねっ

ああ、みすずの姿が見えないと思ったら

先に食事を済ませて、会場準備をやってくれているのか

そう言えばミナホ姉さんは

マルゴお姉ちゃんと、あっちで打ち合わせしているよっ

お屋敷の防衛システムの監視

まだヤクザたちが襲撃してくる可能性もあるもんな

ていうことでさメグちゃんも、上の部屋の準備を手伝ってくれる

寧がメグに声を掛ける

あ、はい寧お姉さん

メグは、寧に従おうとするが

あ、ゴメンメグは残して

寧は雪乃を見て

苦手なのもそろそろ克服しないとだね

えー、何恵美あんた、あたしのこと苦手なわけ

雪乃はニヤッと笑う

そうよ、苦手よ

メグは、ムスッとしてそう言った

雪乃だってそうでしょ

雪乃は笑い出す

苦手だって平然としてないといけないって判ったから

あたし、今テレビの世界とかで、わけのわかんないことになってどうにか生きているでしょこの4ヶ月の間に学んだのよ

平気な顔してないと何されるか、判らないものねビビッているって思われたらそれこそ、徹底的にヤラれちゃうからさあんたたちなんか怖くないって顔をしてないといけないのよいつでもさ

テレビの中の雪乃は傍若無人キャラで売っている

そう超然とした態度に、みんな面白さを感じて

いつの間にか、白坂創介の娘ではなく

面白タレントの白坂雪乃として視聴者に認知されてきている

今だって、そうよこの屋敷はあたしにとってはアウェーでしょ嫌な思い出ばっかりしかないし恵美もいるでも、平然としてないとねおろおろしてたら、またあんたたちが、あたしをメチャクチャにするでしょ

もうしねぇよ

信じないわよ気を許したら子宮口まで犯してくる男だもんあんたはさ

美子さんが、感心している

いや、オレ隙を突いて、レイプとかしませんよ

今のところは、そんな予定は無いですけど

わたくしも何があっても泰然としてる強い心を持たないといけませんわね

ああ、感心したのは、そっちのことか

オレに襲われると思ったわけではない

ということだからさ恵美、あんたももうちょっと平然としなさいよ

あんたってさ余裕無さ過ぎいっつも、小動物みたいに震えてキョロキョロしててさこの男を誰かに取られるんじゃないかって、学校の中でもソワソワしているじゃない

雪乃にはそう見えている

この男がさ実際問題として、あっちゃこっちゃでナニしているのは判るけれどさあんたがそんなに不安そうな顔して、どうするんのよそんな不景気な顔ばっかりしてたらさどんどんこの男は、恵美に寄り付いて来なくなると思うけれどねあたしはさ

メグは雪乃の言葉に、ショックを受けている

つーかさあんたたちってさ、みんな頭が良いっていうか物分かりが良すぎるのよこんだけ女が集まっているのにケンカしないで上手くいくとか、普通じゃあり得ないわよホントは色々と自己主張もあるはずなのにさなまじ、相手の気持ちが判るから譲り合っちゃうわけでしょまあいいけどさ

雪乃は言葉を続ける

だけど、それって頭で判っているだけで気持ちでは、納得できてないでしょ特に恵美みたいな偽善者タイプの子はさ

メグは、ジッと雪乃の話を聞いている

不満を溜め込むだけ、溜め込んでドッカンでしょバッカみたい溜め込みすぎの爆発だと、花火もでかいし周りにも延焼するし、悪いことばっかりよねどうでもいいことが、人間関係を破綻させる致命傷になっちゃったりさ

雪乃はこんなに他人の心を想像できるようになったんだなあ

昔は自分のその場の感情だけで、周りの人を振り回していたのに

恵美も他の人たちもさ無理して仲良くするぐらいなら、不満をぶつけ合ってケンカした方が良いと思うわよあんたたちってホントケンカが足りてないよね

雪乃は、ハッと鼻で笑う

そうかもねケンカするほど仲が良いっていうけれど確かに、あたしたちってケンカとか全然しないよね

ホント、バッカみたい頭が良い上に、お高くとまり過ぎていねのよあんたたちはさ

雪乃の指摘は正しいかもしれない

オレたちは家族の中で、譲り合い過ぎているのかもしれない

ケンカしないとダメだよねあんたたちの関係はさ

この間、秋葉原で道に迷っている外人さんを助けました

これで地獄に墜ちても、お釈迦様が助けてくれそうな気がしました

今日、また品川駅で道に迷っている外人さんに声を掛けられました

スミマセン、品川の海の方は、どこですか

いや、海ってここ品川駅だから、東京湾まで出るのは大変ですよ

電車で、どう行きますか

電車よりタクシーとかの方が、海には近いんじゃないかな

とりあえず、海の方向だけ教えてあげました

そしてしばらくして

ふと気が付きました

あの外人さんは品川の海の方へ電車で行きたいと言ってましたが

それって、もしかしてりんかい線の品川シーサイド駅のことじゃ

ああ、地獄堕ち確定だな私

666.食卓での会話

まあ確かに、時にはガス抜きは必要かもね

雪乃の発言で、ちょっと暗い雰囲気になったから明るい笑顔で、みんなに微笑む

ガス抜き冗談じゃ無いわよそういう仲良しこよしの甘い発想じゃダメよそれじゃあ、今のそれぞれが牽制し合って溜め込んでる状態と変わらないじゃない

雪乃は、鴨肉を口に頬張りながら、そんなことを言う

不活性化した集団は、生命力を失うだけか

うん、雪乃っちの言葉はちょっと過激だと思うけれど理解は出来るよ昨日から、ミナホお姉ちゃんが、あたしたちにブチ込んで来ていることだって家族の活性化を目的にしてのことなんだろうし

昨日からのこと

アーニャの来訪

可奈センパイとのセックス

鷹倉姉妹

それから、もしかしたら今、この場に雪乃がいるということも

落ち着いているというより、停滞していたオレたちの家族関係を根底からかき混ぜる

そもそもさあんたたちの方がその男よりも何倍も頭が良いんだからさ、もうちょっと考えて付き合ってあげないとさその男はコミュ障なんだから

雪乃オレは

コミュ・ショウとは何でございますの

瑠璃子が、雪乃に尋ねた

コミュニケーション障害のことよ普通の人と、ちゃんとコミュニケーションを取る能力が著しく欠けているってこと

オレがコミュ障

あのお話の意味が判りませんわお兄様とは、いつもわたくし、ちゃんとお話しできていますし

ヨシくんは、コミュ障なんかじゃないわよ

瑠璃子とメグが、反発する

それは、ほらここに居るあんたたちも、相当の変わり者ばっかりだからなんじゃないの一般常識的にはその男は、コミュ障よあたしが言うんだから、間違いないわ

自信満々に雪乃は言う

そうかしら雪乃さん最近コミュ障という言葉を知ったばかりで、つい使ってみたいだけなんじゃないの

翔姉ちゃんが、苦笑して言う

そんなんじゃないわよ

じゃあさ、何でそう思うのか説明してよっ

寧が雪乃に詰め寄る

あのさ世の中の普通の男はさもうちょっと、女の子に対してサービス精神てものがあるのよ面白い話をして、笑わせてくれたりとかさそうとにかく、笑いよね楽しい気分にさせてくれなきゃ男なんて価値がないのよ

お兄様と一緒に居るといつも、とても楽しいですわ

っていうか、瑠璃子の場合セックスの快感も楽しいという言葉に変換しているから

そりゃ、あんたが他の男のことを知らないからよこいつ全然、女を楽しませるって気が無いわよ別に一発ギャグをやれとかまでは言わないけれど冗談とかだって言わないでしょ

ヨシくんは、真面目なのよ

ていうか全然、笑わないのよねこの男

雪乃はオレの顔を見る

いっつも、真面目な顔しててさ学校とかでも、全然笑ってないわよねだから、みんな結構、怖がっているわよあんたのことを

今、あたしはクラスの中で完全に浮いているから客観的に、全体の様子が見えるんだけど

雪乃は、白坂創介の事件以降クラスに友人はいない

みんな怖いのよ高校1年生なのに、同級生と婚約してそこまでなら、まだ笑っていられるけれど学校に同棲まで認めさせてさその上パン屋でしょ

オレのパン屋が何だって言うんだ

まあ、恵美との生活があるから、あんたが16歳で将来何をするのか決めちゃったってのは、みんな理解できるのよでも、何でパン屋なのかは判らないしまあ、学校がたまたま職業訓練コースを始めるからっていうんで、あんたがそれに乗っかったってことで納得はできるけれどそれにしても

それにしても何だよ

あり得ないのよそれで、今あんたが、パンを作って売っているっていう現実がさ

いや、だってオレがパンを作っているところは、雪乃だって見ているだろ

雪乃はたまにパン工房にサボりに来る

あたしが言っているのはあたしがどう思っているかじゃなくって、普通の一般生徒の感想よ

あんたが、たった1人でパンを作っててそのことは、みんな知っているわ職業コースは、あんたしかいないんだから

それで、恵美やそこのお姉ちゃんが売り子になって学食で売る普通に考えたら、食べられたシロモノになるはずが無いのよだって、あたしたちは入学式の時のあんたを知っているものパンとか作るような雰囲気の男じゃなかったわ昔からやってたわけじゃなくって恵美のことがあってから、急にパン作りを始めたってことは判っているのよ

雪乃の言うとおりオレがパンを焼いたのは、5月の連休以降だ

で今のあんた、物凄く真面目にパン屋やっているでしょパン屋になれなかったら、自殺するんじゃないかって雰囲気でていうか高1で、パン屋にしかなれない限定コースに入って、通常授業に出ないでパン修行しているとかあり得ないのよ休み時間だって、パンの本とかお店の経営に本とか、原価計算とか、そんなのばっかり読んでいるでしょそこまで、パンに命懸けって何がなんだか、判らないわよ

そうかオレはもう、克子姉とパン屋をやっていくって決めているけれど

パンのことばかりに夢中になっているオレは

これが甲子園目指して野球やっているとか、プロのスポーツ選手でも、レーサーでも、将棋指しでも、碁打ちでも、そういう特殊な職業を目指しているってのなら、理解できるわオリンピック選手目指しているとか料理でも、フランス料理の一流シェフを目指しているとかなら今のあんたみたいに、一日中、仏頂面で一生懸命取り組んでいるのも判るわでもさそんなに必死になって取り組んでいるのがただのパン屋ってのは何

うん確かに、気持ち悪いなオレ

でも、今はパン屋さんでも、一流のお店はたくさんあるわよパン作りの名人のお店として、テレビや雑誌で紹介されているような高級店も

でも、こいつはそういうお店で売ってるみたいなパンは作ってないじゃない

オレは学生食堂で、高校生向けのパンを売っている

ただのパン屋になりたいのならこの男の一生懸命さは、気持ち悪いだけなのよ必死すぎるのよバカなの死ぬの

うん考えていなかったな

クラスの他のやつらから、オレの行動がどう見えているかなんて

でも、みんなヨシくんのこと応援してくれているわよ

そりゃ、応援する子もいるわよ恵美もこの男も、表裏の無い性格だからさ何だか理由は判らないけれど、とにかく死ぬ気でパン屋になりたいんだなってことは感じているから応援してあげなきゃいけないって、思うんでしょうねだけどさ何で、そこまでしてパン屋になりたいのかっていう根本のところの疑問は抜けないわけだからさ

ああみんな、釈然とはしていないのか

つーかさ、あんたたちって貧乏って設定になってるでしょ恵美の家は、本当に貧乏だしこの男だって、全然お金持って無い感じだったし

山峰家の窮状はメグと同じ中学だった子が、証言していた

オレの方は入学当初は、オヤジの失踪もあって、本当にお金が無かったし

それが今は理事長の援助で、学校の近くに2人で暮らしているって設定になっているんでしょ

オレとメグはこのお屋敷から地下トンネルで繋がっている一軒家に、暮らしていることになっている

それであたしは知らないけれど、クラスの連中を呼んでパーティをやったんだって

いや、オレは雪乃も呼びたかったんだけれど

別にそういうのは、どうでもいいのよあたしはさあんたたちのパーティに行った女の子たちの会話を、横で聞いていただけだけどさ

みんな何て言ってたんだ

婚約者と2人で一軒家暮らしって、楽しそうだけど実物を見ると、所帯じみてて貧乏臭いってさ

あたしは現地を自分の眼で見ていないから、よく判らないけれど恵美のセンスが、貧乏臭いんじゃないの

それはヨッちゃんもメグちゃんも、別に毎日ずっとあの家に居るわけじゃないからだよ

必要最低限の生活用品しか置いてないでしょだから家の中が寂しく見えるんじゃないのかなっ

確かに、あっちの家は物が少ない

いえやっぱり、あたしだと思います

雪乃の言うとおりあたしは、貧乏臭い女なんですよ

いやちょっと

な、泣くなよこんなことで

まあ、いいんじゃないかしら今後の課題が見つかったってことでしょ

渚がメグに微笑む

家の中のことなんて、少しずつ覚えればいいのよそういうセンスは、身に付けるっていうより育てていくものだから

渚は花屋の店内も、店舗の上の居住区も、とてもお洒落だ

まあ、花屋さんなんてそういう美的なセンスを売りにする商売だし

今までは、あっちの家は恵美ちゃんのテリトリーだから、一切口を出さなかったけれどこの人まで、クラスの子に貧乏臭いって言われるのは困るわね

悪いけれど意見は言わせてもらうわよ

最終的にどうするかは、恵美ちゃんに任せるけれど気になるところはね指摘するわ

渚と克子姉が宣言する

はい良く無いところは、全部指摘して下さい

メグは、すっかり意気消沈して2人に頭を下げる

それはそれとして

そうね、確かにこの子普段は、全然笑わないわよね

真面目で、物静かな子だけれど

渚オレって、物静かか

違うわよこいつ、頭が悪いから頭の中でいつも考えがグルグル廻ってて、言葉にして喋って伝えるのが苦手なだけよ

オレはいつも言葉を考えているうちに、会話が間に合わなくなっている気がする

つーかさ、とにかくさ今時の男は、喋ってナンボなんだからさあんたも、もう少し面白い話とかできるようになって、人を笑わせられるようにならないと、女の子にモテないわよ

いや別に、モテたいとか思わないけれど

いっつも、真面目くさった顔でさ何を聞いても、冗談とか言わないで、本気で答えるでしょだから、あんたクラスの女の子には、敬遠されているのよ

もっとも、高校入学以来クラスの女の子たちと、親しくなってはいないからな

話をするとしてもメグの友達が、メグのことを聞いてくるぐらいだし

クラス関係のことは、オレの分までメグが全部やってくれるから

女の子たちとは、そんなに話す機会すら無い

だから、コミュ障だって言うのよあんたって、結局クラスの男子の一部としか、まともに話していないのよパンのことに命懸け過ぎて、みんなあんたに対して引いているのよ判る

ああ、こういう視点からの指摘は貴重だ

色々と、考えないといけないな

パパは、お話は苦手だけれど真緒の話すことは、よーく聞いてくれるよ

不意に真緒ちゃんが、そう言う

いつも、真緒の今日、こんなことがあったんだよっていうお話を、ずっと聞いててくれてパパは、ニコニコ笑ったりはしないけれど真面目なお顔で、真緒のことをずっと見ててそうかって言ってくれるんだよ

ママだと真緒がお話しようとしても、今忙しいから、また後でねって言って、その後が、いつまで待っても来ないんだけれどパパは、いつでも真緒の話を聞いてくれるよずっと聞いてくれるよママがいつまでお話しているの、もう止めなさいって言うまで、ずーっと聞いててくれるよ

うんと色々ごめんなさい

渚が真緒ちゃんに謝る

だって、あたしが声を掛けないとこの人、いつまでも真緒の相手をしたまんまになっちゃうから

渚の家に泊まりに行くと真緒ちゃんが寝るまでは、そんな感じになる

でもママだって、そうじゃんずーっと、パパにママがお話ししてパパは、ずーっと聞いていて

え真緒

そうね2人きりになると、ついつい愚痴っちゃうのよねこの人、何でも聞いてくれるしそういうの嫌がらないから

あ、判りますわたくしも、2人きりの時は愚痴ってるわ

翔姉ちゃんがお皿にフォークを置いて、そう言う

話しやすいのよねこの人には、何でも話せるししかも、この人なりに、いつも一生懸命、あたしの話を考えてくれてアドバイスしようとしてくれたりするのよ

あゴメン

オレが香月セキュリティ・サービスのことなんて、アドバイスできるはずがないんだけれどでも少しでも、力になりたいから

愚痴を聞いてくれるだけで、充分よそれだけで、幸せなんだから

翔姉ちゃんはオレにそう言う

女の話を面倒臭がらずに、真剣に聞いてくれるそんな男の子、なかなかいないんだから

そして雪乃を見て

雪乃さんの意見はよく判ったけれどあたしたちは、ちゃんとこの人とコミュニケーションしているし、今の状況に満足しているわ正直、馬鹿話するだけのこっちの気分を無視して、ただ介入してくるだけの薄っぺらい男は嫌だわそういう人の相手をして、人生の貴重な時間を無駄にするのはゴメンだもの

そうねこの人の話は、中身があって重いのよねいつも、真剣だから

翔姉ちゃんの話を受けて渚が言う

ええ、真面目過ぎるのは悪いことではないわ

克子姉もそう言ってくれた

あたしたちは未来のために、今は一生懸命やらないと思っているだけだから人にどう思われようと構わないわ

でも、克姉ちょっと修正はしておこうよ

ヨッちゃんのパン屋のことは克姉が前に出てくれれば、解決できることも多いと思うから

今日までは克子姉は、オレの学校の生徒たちの前に姿を見せなかった

ヨッちゃんが1人でパンを作っているんじゃなくって、克姉っていう大人の先生が付いているってことが広まれば、疑惑も少しは減ると思うし

そうだ21歳の克子姉もうちの学校の生徒たちから見れば、立派な大人だ

パンのことなんて何も知らなかったオレが突然、売り物になるようなパンを焼けるようになったのではなく

全て、克子姉の指導の下にパン作りをしていたということが伝われば

オレについての疑念も弱まるだろう

そうね月曜日からは売り子しながら、生徒の皆さんたちといっぱいお話するわ

頼むよヨッちゃんのためだからさあたしもさ、校内にヨッちゃんについて前向きなイメージの噂が流れるように、ちょっと動いてみるよ可奈ちゃんにも協力してもらおうかな

そう言って寧は、オレを見る

でも、もう一つの問題確かに、ヨッちゃんて笑わないよね

オレのほっぺたを、プニッと摘まんだ

ほら、こんなことをしても全然、嫌がらないし怒らないし

だって、そんなに痛くないしヤッちゃんだし

一度、受け入れた相手にはどこまでも、心を開いちゃうし何をされても、怒らないんだよねヨッちゃんは

あたしには、怒ったわ今日

それは、ヨッちゃんがメグちゃんに対して真剣だからでしょいい加減にしないと、本当に外に蹴り出すよ

寧が、キツイ眼でメグを見る

ていうかこの温厚なヨッちゃんが、大声で苦言を呈するぐらいのことをしているんだからねメグちゃんは

意気消沈するメグ

あらら怒られちゃったわね、恵美

そんなメグを、意地の悪い眼で見る雪乃

それより、雪乃さんもご自分のコミュニティ障害を治した方がいいんじゃないですか

ずっと黙っていたマナが姉に切り込む

な、何よ舞夏

久しぶりに、色んな人と話ができるのが嬉しいのは判るけれど人を不快にするような言い方しかできないのいや、雪乃さんがそういう、ダメな性格の人だってことは判っているけれど

実妹に指摘されて口籠もる、雪乃

美子さんが良い人だからって何でもかんでも、ペラペラペラペラペラペラ、好き勝手に喋ってたよねさっきの部屋で

わ、わたくしは楽しかったですわ色んなわたくしの知らない世界のことを教えていただいて

美子さんは、そう言う

あ、美子さんこの人の話していたこと、本気にしないでねこの人ニワカだから

雪乃さんが、将棋のことなんかに詳しいわけがないもの

ああ、何かそんな話をしていたな

ちょっと聞きかじったことまで、偉そうに何時間もペラペラ喋ってさ一方的に、雪乃さんが話すだけで、美子さんには何も喋らせなかったじゃない雪乃さんの方が、よっぽどコミュニケーション障害だよ

ちょっと香月セキュリティ・サービスの人

翔姉ちゃんが、雪乃に振り向く

あのさ今、あたしの警護に付いている人たち、替えてもらえない

雪乃には香月セキュリティ・サービスの警護というより監視者が付いている

全然、あたしとは話が合わないのよていうか、あの人たち、本当に女化粧品とかファッションとかにも全然興味が無いみたいだし特に、里見さんと竹俣さんあの2人は、いつでも将棋の話しかしないのよ

ああ、だからさっき美子さんに女流棋士がどうのみたいな話をしていたんだ

警護の人たちのしていた話をそのまま

しかも、あの2人、待機時間とかにさ将棋盤も駒も無いのに、頭の中で将棋を指すのよ2七銀とか同飛車成るとかずーっと、やってるのよあたし1人置き去りにして

あら、勤務中に良くないわね指導しておくわ

翔姉ちゃんは笑ってそう言う

あの2人は、アマチュアで段を持っているのよ雪乃さんも習ったらそしたら、一緒に指せるでしょ

あたしは、普通に女の会話ができる相手がいいのよ

雪乃は普通に会話する相手に飢えているんだ

今の雪乃は週1のテレビ放送での、スナッチとフランシーぐらいしか、まともに会話していないから

クラスの人たちのオレに対する会話を聞いていたのも

雪乃は本当は、クラスの子たちと話がしたいんだ

女子校生らしい話を思いっきり

でも、今は雪乃には、友達がいない

だから、クラスメイトの子たちの話を横から、必死に聞いているんだ

そうは言っても香月セキュリティ・サービスも、人手不足なのよ里見さんと竹俣さんが嫌なら釣りが趣味の三平さんかゴルフが趣味の猿山さんしか、今は空いていないけれど

どうして、そんな週末の午後のテレビ東京みたいな人しか残ってないのよ

仕方ないでしょあなたの警護なんて香月セキュリティ・サービスとしては、優先順位の低い仕事なんだから余っている人しか出せないわよ

あー、ファッションとか、バーゲンの話がしたいぃぃぃぃぃ

喚く雪乃

ホント面白い方ですわね

瑠璃子が月子さんたちに、微笑む

月子さんたちは、すっかり困惑していた

これが、これから自分たちをレイプする人たちの会話なんだから

真緒ちゃんが渚と退席する

おっとっとあたしは上の部屋の準備だっけミィちやん1人にしたまんまだった

寧も部屋を出て行こうとする

じゃ、ヨッちゃん後でね

うんヤッちゃん頼むよ

手を振りながら、退室する寧

部屋の空気が、少し落ち着いてきた

うん今だ

オレはアニエスに話し掛ける

アニエスがずっと静かだったのは見知らぬ人が多いからだろう

その中でも年の近いルナの方を、さつきからチロチロ見ていた

お前にプレゼントがあるんだ

プレゼント

ああアニエスに友達をあげるよ

オレはルナを示す

ビクッと震えるルナ

あの子がアニエスの友達になる

そうだこれからずーっとアニエスと一緒に居るんだぞ

一緒ですの

パパ、アニエスはお友達はいりませんですの

だってあの子

チラッと、ルナを見る

きっと、パパをアニエスから取っちゃいますもの

やたらと他人をコミュ障とかレッテル貼りする人の方がコミュニケーションに問題があるという

それぞれの人間の抱える問題はケース・バイ・ケースでとてもデリケートなことばかりですから

でっかく、バスンッとレッテル貼りしていいことでは無いんですよね

本当は

667.食卓での会話 (続)

そんなことはないよ、アニエス

あの子は、そんな悪い子じゃないよきっとアニエスと仲良くしてくれる

アニエスは迷っている

あの子アニエスよりも、お姉さんですの

アニエスがお姉さんなら我慢しますのでも、あの子の方が、アニエスよりもお姉さんなら

ああ、この4ヶ月の家族生活で、アニエスはそういうことを考えるようになったのか

どっちでもないよアニエスと同い年だから

Загрузка...