やはり、上流階級の男との普通の恋愛や結婚を考えていたのだろう

しかし日本の上流階級は保守的だ

女性器にタトゥのある女を受け入れるはずがない

マナは静かに泣き始めた

マナはもう白坂舞夏《しらさか・まいか》には戻れない

オレの奴隷吉田舞夏《よしだ・まなつ》として生きるしかないのだ

マナさんは三十分くらい放っておいてタトゥが完全に定着するまでは、恵美とセックスしていなさい

メグが、真剣な顔で尋ねた

ヨシくんは御名穂さんたちに何度も試しを受けたんですよね

あたしは一度も、試されていません

メグは悲しそうに、そう言った

あたしのことも試して下さい

ミナホ姉さんは黙って、メグを抱き締めた

あなたも試されてきたのよ、恵美

メグが驚く

あなたが山峰さんに引き取られてから十年あたしは、ずっとあなたのことを遠くから見ていましたあんな、辛い環境に居てよく曲がらずに、心の優しい娘に成長してくれたわね今までの十年が、あなたの試しよ

あたし優しい良い子なんかじゃありませんあたしだって、我が儘だし、自分勝手だし、いやらしくて変態なんです

メグが、ミナホ姉さんに訴える

そういう恵美は吉田くんが、ちゃんと受けとめてくれるわ安心しなさい黒い森のメンバーは、みんな恵美のことを信じているわみんな判っているから恵美がどんな子かって

あたしたちは行動で人を判断するって言ったでしょ

特に、あたしたちは、元娼婦の集まりだからセックスの様子で、人を判断するわ

セックスで

あたしたちは、別に面白がって吉田くんのセックスを覗き見していたわけではないのよセックスは、本当にその人の根本的な人格が露わになるから

ミナホ姉さんが、ククッと微笑む

恵美は、献身的で優しいセックスをするわみすずさんは享楽的だけど吉田くんに対する気遣いを決して忘れない吉田くんはどんな時でも、絶対に相手の女の子の顔を見ている自分だけの身勝手な欲求に身を任すことはない

それがオレたちのセックス

三人とも絶対に相手のことを忘れないわセックスの最中でも、きちんとコミュニケーションを取っていこうとしているそういうセックスができる人に、悪い子はいないわ

ミナホ姉さんは、そう断言した

そこの奴隷の子みたいに、無理矢理レイプされるしか能の無い娘とちがってね

マナはセックスでも、低評価なんだ

とにかく恵美のことを悪く言う人はいないわあなたは吉田くんの正妻になることだけを考えて、一生懸命がんばりなさい

はい、御名穂さん

さて、あたしはそろそろ退散するわそうだ、吉田くんにこれを渡しておかないと

ミナホ姉さんは、鞄から黒い首輪と長い鎖を取り出す

さっきマナさんが持っていったゴールドの首輪は、珠代に返しておくわマナさんには、似合わないから

そう言って、オレに首輪と鎖を手渡す

この首輪は一度付けると、暗証番号を合わせないと外せないから番号は吉田くんが好きな番号を入れなさいこっちの鎖も、首輪に取り付けたら本人の力では外せなくなるから鎖の端は、吉田くんが持っていなさい先がリストバンドになっているでしょこのリストバンドも、暗証番号でロックされる仕組みよ夜寝るときは、必ずロックして暗証番号は、マナさんに覚えられないように、必ず毎回変えることいいわね

つまりここまでして、なおミナホ姉さんは、マナを信用していない

ちゃんと首輪をして鎖で管理しておけというのか

マナ首輪をするからな

マナはまだ、タトゥを入れられたショックで、呆然としている

オレは、勝手にマナに首輪をはめる

みすずの足に付けたアンクレットと同じ仕組みだ

番号は中学三年の時のオレの出席番号を入れた

首輪がカチャリとロックされる

その首輪に鎖を付けた

鎖の金具の位置は、首の後ろで本人には手を伸ばしても外せないように、取り付け方が複雑になっていた

とにかく鎖をはめて

鎖の長さは2メートル半くらいか

今のうちに鎖の端っこのリストバンドもはめてしまう

暗証番号を入れてロックする

これでマナは、勝手に逃げ出すことはできない

じゃあねそろそろセックスしないと、時間が足りなくなるわよ

言い忘れていたけれど、もし、吉田くんが明日の朝七時までに十回膣内射精できなかった場合は、マナさんを鞭で叩くことにするからとりあえず、二十回ね

吉田くんは、自分に対する罰なら、どんなことでも耐えてしまいそうでしょだから、これからは吉田くんの起こした失敗に対するペナルティは、全部、奴隷のマナさんに担当して貰いますからね

呆然としたままだった、マナが怯えた眼で、ミナホ姉さんを見る

そんな顔をしても無駄よ自分に課せられた仕事をしなさい奴隷らしくね大丈夫よ、たかが二十回ぐらいの鞭打ちでは、人間は死なないからただ、背中の皮がむけてベロンベロンになるくらいよあたしが使うのは、乗馬用の鞭だから

ミナホ姉さんは、笑ってそう言った

三人で、楽しい夜を過ごしなさい

そう言ってミナホ姉さんは、部屋から出て行った

オレは、メグに尋ねた

ミナホ姉さん朝までこのホテルに居るのかなそれとも、これからお屋敷に戻るんだろうか

あたしには、判らないわ

メグは、静かにそう答えた

どうせ、この部屋は監視されているわ御名穂さんが帰ったとしても、珠代さんがチェックしているでしょうし

オレたちは監視されているままなのだろう

だから御名穂さんが言ってた通り、あたしたちは課せられたことを精一杯やるしかないのよ

メグがオレに微笑む

これから十二時まで二時間それから、朝の五時から七時までの二時間よねとりあえず、朝の五時に目覚ましをセットするわ

メグは、すぐに自分の携帯のタイマーをセットする

単純に夜に五回、朝に五回セックスするていう計算は難しいわよねできるだけ多く、夜の内に回数をこなしておいた方がいいと思うの

単純計算でも、二十四分に一回ずつ射精しなくちゃいけないのよ

メグは真剣に、考えてくれている

あたしたちのことは考えなくていいからとにかく、ヨシくんは射精することだけを考えて

マナは、まだタトゥが定着していないから一回目は、メグにちょうだい

メグがベッドの上に横たわる

一回目は、普通にしましょう犯して、ヨシくん

メグは、ガウンの紐を解く

ぱらりと裸身がオレの前に晒される

オレはメグの上に覆い被さった

ああんっ好き好きよ

メグメグメグ

メグのおっぱいを舐める

美味しいメグの乳首、美味しい

美味しいよメグ

もっと、吸ってメグの身体、イジメてヨシくん

オレはメグの身体を触りまくる

すでに風呂の中で一度、オレの精を受けとめている身体はすぐに火が付いた

オレのペニスも強度を取り戻す

もう、平気だからとろとろだから来て

潤んだ瞳でメグが訴える

オレはメグに突入する

ああっ入って来た

一気にペニスを子宮口まで押し込む

クチュクチュと水音がする

愛液と精液でメグの胎内はぐっしょりと濡れていた

犯してメグのこと、犯して

オレは短距離走のランナーの様に、一気にメグの中で加速する

激しく突き込む度にメグの顔が痛みに耐えている

でも、メグはオレの眼を見つめたまま

ヨシくんメグの中、気持ちいい

メグのこと、妊娠させたい

妊娠させたいよ

メグもヨシくんの赤ちゃん、欲しいよ

もっと、メグのこと欲しがってメグ、何でもあげるから

メグっ

ヨシくん、出そうなのメグの中で漏らしちゃいそう

も、もう出そうだよ

いいのよメグの中に出していいのよ

メグがオレの背中をギュッと抱き締める

ヨシくんの熱いのメグにちょうだい

あっ、ああっ

メグの胎内でペニスが暴発する

びゅるるっ

ああん熱いの、来てるよメグ、受精してるよヨシくん好き大好き

うっうううっうっ

オレはまたメグの子宮を汚していく

はぁはぁはぁはぁ

本当に、百メートルダッシュの様なセックスだった

射精した後から一気に、汗が噴き出してくる

脱力して、メグの身体に重なるとメグが、オレの唇にチュッとキスしてくれた

ご苦労様一回目ね

オレの精を受けとめたメグは女神様のように微笑んでくれる

すぐに二回目にいける

メグは二回連続で、受けとめてくれるつもりらしい

なんて献身的な

メグオレ、メグが奥さんで嬉しいよ

え今、何て言ったの

メグはもう、オレの奥さんだ大切な、奥さんだよ

メグがチュッチュとキスをする

あのねヨシくん

ふとメグが、言った

メグの位置からだとね天井の鏡に、ヨシくんに抱かれているメグの姿がはっきり見えるの

そうだこの部屋は、天井と壁が鏡張りだ

オレにのし掛かられているメグは天井がよく見えるのだろう

あたし、とっても幸せそうな顔をしているわ

天井を見上げてメグは言った

今あたしの中に、ヨシくんが入っているのね

ああ入っているよ

メグとヨシくんセックスしてる

ヨシくんメグのおっぱい舐めて

オレはメグのおっぱいを舐めてやる

うふっあたし、気持ち良さそうこんな風にエッチしているんだ

メグは興奮しているようだった

オレのペニスもまだ硬度を保っている

このまま鏡の中のメグを見ていてもいい

メグの言葉にオレは、ゆっくりとピストンを再会する

ヨシくん抱かれている自分の姿が見てみたいの

いいよ、メグ

まだ精力の残っている内にできるだけ数をこなしておきたい

それも短時間で

オレは再び加速し始める

あっああっあんっああっ

メグは喘いでいく

とってもエッチだよエッチなことしてるよぉぉヨシくんヨシくん

メグは犯されている自分を見上げて、激しく欲情している

あんっああんっあっ、あっああっー

メグとオレの身体が一体になる

オレたちはまるで、1つの機械のようだった

オレが突き込むとメグの身体が揺れる

可愛いおっぱいが、ぷるんと跳ねる

結合部から、潤滑油の様な愛液が水音を立てる

子宮口と亀頭がキスする度にメグは大きく喘いだ

あたし変になっちゃうなっちゃってるよぉぉ

鏡に映る自分を見上げてメグが叫ぶ

すごいエッチだよあたし、とってもいやらしいことをしているのっヨシくんとセックスセックスしてるの

そうだセックスしてるんだ、オレたち

メグもオレも汗でびしょびしょになっていた

変なのメグ溶けてく溶けてくよおっどうしようヨシくん、どうしよう

もっと痛くしてヨシくん、痛いのがいいのこのままじゃメグ、気持ち良くなっちゃうよぅ

気持ち良くなっていいんだぞ、メグ

そんなの困る困っちゃうメグは痛いのがいいの気持ちいいとメグ、エッチにハマっちゃうよセックスから抜け出せなくなる

いいんだハマっていいんだ抜け出せなくなっていいんだ

ダメだよエッチにハマったらヨシくんに嫌われちゃうよぅあたし、エッチな子になっちゃダメなんだよ

セックスの興奮がメグの潜在意識を露わにする

メグはセックスの快感に溺れることに恐怖を感じている

だから痛い方が好きって、言っていたんだ

痛みで快感に埋もれることから、逃れようとしていたんだ

オレは、淫乱なメグの方が好きだぁ

もっと、オレの前ではエッチになれ気持ち良くなるんだ

ヨシくんヨシくん

メグの膣がキュンキュン締まっていく

メグの心の中の最後のストッパーが外れていく

あっあっあっメグ、変になるっ変になるよおっ

もっと変になれもっと、もっと、もっと

オレはラストスパートに入る

あっあっあっあっああっー激しいよヨシくんヨシくん

メグ溶けちゃうよ溶けちゃうよああっ何か、上がって来るメグの身体が上がって行くよ

メグ、メグ、オレのメグ

好き好き好きなのメグは、ヨシくんが好き愛してる愛してる愛してる

オレもメグが好きだ

いやメグ、溶ける、溶ける、溶けるあああーっヨシくん、ギュッとしてメグのこと、ギュっとしてぇぇぇ

メグの身体が、ビクンビクンと痙攣する

ヨシくんヨシくん、助けてぇぇ

絶叫とともにメグが、昇天する

いやぁぁ、いやぁぁあああああああっ

快感の絶頂に飛んだメグの中でオレのペニスも弾けるッ

メグイクぞメグぅぅッッ

白濁した熱液が噴流となって、メグの胎内に飛び散るッ

メグが受精する

ヨシくんヨシくんメグを離さないでメグをずっと掴まえていてぇぇ

オレはここにいるからメグのことをしっかり、掴まえているから

オレたちは溶け合うように、激しく抱き締め合う

熱くぬめった裸の肉体同士を絡め合う

唇を合わす舌を絡め合う

本物のセックス・パートナーになったんだ

オレたちは穏やかに脱力する

顔と顔を見合わせて微笑み合った

好きよヨシくん

オレも好きだ、メグ

もう一度、キスする

あたしヨシくんのためなら何でもする

オレだってメグのこと、愛している

何度も何度もキスした

そしてメグは、言った

これで二回だね

オレはベッドの下のマナを見た

マナは恐ろしいものを見るような眼で、オレたちを見ていた

次はお前だぞマナ

そうねもうタトゥも定着したでしょうしレイプ奴隷としての仕事を果たさないといけないわね

オレのペニスを胎内に受け入れたままメグは、言った

マナは怯えていた

次回は、第一次スーパー姉妹丼大戦・F(完結編)になります

やっと3Pやります

お待たせしました

126.第一次スーパー姉妹丼大戦・F 完結編

いや、もういやだ

マナは、床を這って逃げ出そうとする

しかし首輪に付けられた鎖がピンッと張り詰める

オレは、オレの腕のリストバンドに付いている鎖を思いきり引っ張る

あはっ

マナが苦しそうに喉を押さえて動きを止める

もう、ダメなのよマナは、ヨシくんのレイプ奴隷なんだからちゃんと、お仕事をなさい

2度のセックスですっかり肌の上気したメグがマナにそう告げた

オレはメグからペニスを引き抜く

メグのヴァギナから、白い液がとろとろと零れ落ちる

いっぱい出してくれて、ありがとうヨシくん大好きよ

メグの身体、気持ち良かったよありがとう

オレたちは、またキスする

あたしみすずさんの言っていたエロスって言葉の意味やっと判ったわ

メグが微笑む

セックスで一緒に気持ち良くなることって、とっても大事なことなのね

ああオレだけ気持ち良くなるより、メグも一緒の方が百倍嬉しいよ

メグもう、ヨシくん無しじゃ生きていけないわ

それで、いいんだよオレたち、結婚するんだから

うんヨシくん愛してる

もう一度キス

呼吸するように、キスを繰り返す

それじゃあ、ヨシくんそろそろメグと一緒に奴隷の躾をしようね

メグが妖艶に笑う

マナ、ベッドの下に来なさい

あの優しかったメグがマナに命令する

あううっ

マナは、震えているまま動かない

マナ本当に、殺されてもいいのね

メグが静かに言う

まるでミナホ姉さんのように

こ、殺さないで

マナは小さな声で言った

ヨシくんが、明日の七時までにあと八回射精しなかったらマナは、乗馬用の鞭で二十回叩かれるのよ判っているわね

マナは鞭で叩かれた人を見たことがある

マナは、ぷるぷると首を振る

あたしはあるわ子供の頃、お屋敷で何度もね二十回も叩かれた、背中が裂けて血まみれになるわ一週間は痛くて、仰向けには寝られなくなるわよもちろん、傷も一生残るわ

メグがマナを追い込んでいく

心臓の弱い人は、ショック死することもあるらしいわよマナは、心臓は強い方だったかしら

マナは、小刻みに震えている

助けて、メグお姉ちゃん助けて下さい

マナは必死でメグに懇願する

判っているでしょそれ、あたしにはどうすることもできないのよこの部屋での様子は、全て監視されているわ鞭打ちが嫌なら自分で何とかしなさい

自分で

ヨシくんに射精して貰える様にマナがご奉仕するしかないでしょ

マナがやっと、オレを見る

ヨシくん、もういいわこんな子は、放っておきましょうヨシくん、疲れたでしょ今夜は、もう寝ましょう明日も、克子さんが迎えに来るまでグッスリ眠りましょうよメグがヨシくんの抱き枕になるからもちろん、ヨシくんがもっとしたかったら、ガマンしないでメグの中にちょうだい

メグが、オレに甘えて抱きついてくる

裸のおっぱいをオレの胸に擦り付ける

こりこりとした乳首の感触がくすぐったい

そうだな自分の立場が判らないマナが悪いんだし、こんなマナのためにオレが無理する必要は無いよなもう、寝ようかメグ

オレとメグは、そのままベッドに横になろうとする

ご、ごめんなさいお兄ちゃん

マナの泣きそうな声が聞こえてくる

マナが、間違っていましたお願いです、マナを助けて下さい

メグがマナに振り向かずに、答える

判らない子ねあたしたちは、マナを助けることはできないのよ

もう誰もマナを甘やかせる人間はいない

マナは誰かに助けられるべきではない

自分自身の意志で課された仕事をこなさないといけない

マナ、どうしたらいいの

オレは身体を起こして、マナを見る

全裸で恐怖に震えている可哀想な十四歳の少女

その外見に惑わされてはいけない

決して同情してはいけない

マナは奴隷なんだから

そうやって、頭の中であれこれ考えるから怖くなるんだお前はもう、オレのことを気持ち良くすることだけを考えていろッ

オレは強い言葉で、そう命じた

マナが、オレを見る

マナが今後どうなるかなんて、マナ自身にはもうどうすることもできないんだよッオレたちだって、そうだ明日の交渉で、マナのお祖父さんがミナホ姉さんを怒らせるようなことをしたらやっぱり、マナは殺されるだろうと思うよ

仕方ないだろうこれは、ミナホ姉さん一人きりの復讐じゃないんだ

オレはすでに、優花さん、秀美さん、珠代さんという協力者を知っている

白坂創介に対するミナホ姉さんの復讐に協力してくれている人たちは、たくさんいるんだみんな自分の恨みと憎しみを、ミナホ姉さんに托してくれているもう、ミナホ姉さんの一存でマナをどうにかするってレベルじゃないんだよ

こんなマナを見逃したなら他の協力者がミナホ姉さんに抗議する

あるいは自らの手で、マナを葬ろうとするだろう

じゃあ舞夏は、どうすればいいのよっ

マナは、自分のことを舞夏と呼んだ

やっぱり今までのお兄ちゃんとか奴隷になりますという発言は、演技だったんだ

その場しのぎの

あなたはね死ぬか、こんな身の上になるなら死んだ方がマシっていう姿になるかどちらかしか無いのよ

オレの代わりに、メグが答えた

白坂の一族の人間白坂舞夏として、誇りをもったまま殺されるそれとも、全ての誇りを捨てて奴隷吉田マナとして生きる今すぐ、決めなさい

メグの言葉は厳しかった

本当に、どっちかしか無いの

マナはまた媚びた表情で、メグを見る

もういいわあなたみたいな子は、殺されちゃえばいいのよ

メグは、バタンとベッドに転がる

ジッと天井の鏡に映る、自分を見て

あたし今まで、どんな人にも優しくしてあげないといけないって思って来たわそう信じて生きてきたでも違うのね白坂さんや雪乃やあなたみたいに優しくすれば、つけあがるだけの人がいるんだものあなたたちみたいな人に付き合っていたら、メグが幸せになれないわ

メグがオレに縋り付く

ヨシくんあたし、幸せになりたいヨシくんとあたしは今まで、白坂さんや白坂の一族のことで、ずっと自分は幸せにはなれない人間なんだって思ってたあたしは、絶対に幸せになれないって諦めてた夜、一人きりのベッドで、何度も泣いていたわ

でもねあたし、ヨシくんの女になってこんな運命、ブッ飛ばしてやるんだって決めたのメグは、幸せになるわメグは、ヨシくんを幸せにするの御名穂さんや、みすずさんや、他のみんなたちと絶対に幸せになってやるわ

メグがオレの頭をギュッと抱き締める

メグの可愛いおっぱいに、オレの顔が押しつけられた

あたしは運命と闘うことにしたのいいえ、あたしだけじゃない御名穂さんだって、他のみんなだってみんな、今、ギリギリの所で運命と闘っているんだわだから、あたしはもう

メグは、鏡に映る自分自身に誓う

どこまでも人の善意につけ込んでくるような、馬鹿な子供の手助けはしないわ

メグはマナを突き放す

ごめんメグ、オレも間違っていたよ

オレはベッドから起き上がる

オレに、任せて

オレはベッドから下り、全裸でマナの前に仁王立ちになる

えな、何

マナは怯えている

その怯えるマナの顔を

オレは、思い切り引っぱたいた

パァンッッ

きゃあ

マナが、ラブホテルの壁に吹っ飛ぶ

そのまま、倒れたマナの身体を引っ張り起こして

ベッドの上に、放り投げる

いやぁぁっいやぁぁ

叫ぶ、マナのオレは尻を持ち上げる

そしてそのまま

マナの尻を力一杯、叩く

バァシィィ

一度では済まさない

痛いッッいやぁぁやめてぇぇぇ

やめるもんか

オレは力の限り、何度もマナの尻を叩く

ビシィッピシィッパァァンッハパァァン

いやぁぁ痛いよおっ助けてぇぇ助けてぇぇ

泣き喚くマナ

だが止めてやらないっ

オレは二十発以上は、叩いた

マナの尻は赤く腫れ上がっている

マナの尻を叩く体勢のままマナの顔を鏡の方に向ける

鏡越しにオレとマナの顔が合う

お前の名前は

オレがマナに尋ねる

鏡の中のマナは戸惑っている

名前だよ、名前

マナの尻を叩く

痛ぁいッ白坂白坂舞夏ですっ

痛みに気を取られてマナには、演技をする余裕が無い

違うだろう

オレは、さらに強くマナの尻を叩く

マナの身体が跳ね上がる

お前は、ヨシダマナツだそうだな

もう一発

きゃああっ

ほら、答えろお前の名前は

マナが震えながら、答える

ヨシダマナツです

オレの何なんだ

尻を叩くッ

ぎゃああっお兄ちゃんの奴隷奴隷です

マナが涙を零しながら、オレに言う

お願いですっもう、叩かないで

思い切り、引っぱたく

うぎゃああああっ

叩くか叩かないかは、オレが決めることなんだよッ

もう一度

きゃあああッ

オレはマナに言った

マナお前はもう、私はマナですお兄ちゃんの奴隷ですとだけ話せ他のことは、一切言うな

尻を叩く

痛いぃぃッ判りました判りましたから

判りましたじゃないだろっ

あ、あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

マナが泣きながら、そう言う

繰り返せ

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

何度もだオレがいいって言うまで、永遠に繰り返せ

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

オレはマナの身体を仰向けにする

酷く怯えているマナ

何やっているんだ繰り返せよ

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

オレはマナの小さなおっぱいを弄ぶ

ああっあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあっ

命令したこと以外のことを言ったら今度は、顔の形が変わるまで頬を殴るからな

マナは泣きながら、言葉を繰り返す

メグしゃぶって大きくしてくれ

オレはメグに、フェラチオをねだる

メグは、ニコッと微笑んでオレのペニスを口にくわえる

オレはマナの身体を玩ぶ

おっぱいだけでなく太ももや、ヴァギナの周りにも指を這わす

その間もマナは呪文のように、自己紹介を続けていた

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

うんそろそろいいだろう

メグもう、充分大きくなったか

ええマナの身体を楽しんで

オレはマナの両脚を大きく拡げる

マナは恐怖に怯えている

ほら繰り返しは、どうしたんだ

マナはぶるぶる震えながらも言葉を繰り返す

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですいやぁぁっ

マナの胎内にブチ込むッ

ほら繰り返すんだほらっ

オレは、ズボズボとピストンしながらマナに叫んだ

あああ、あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですいゃあああ あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

マナは泣きながら、暴虐に耐える

オレは、一切マナの身体に気遣うことなく膣口を責めていく

ほらマナ、続けろ続けるんだッ

ああんっあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですいやぁぁ、あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあっあっあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですぅぅ

レイプされながらマナは必死で叫び続ける

マナ可愛いわ

メグが、マナの陥没した乳首をペロペロ舐めてやる

首筋や耳女だからこそ判る性感帯を舌で刺激していく

マナ、マナ、マナぁぁっ

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの

オレの中でまた、熱い塊がこみ上げて来る

マナ天井を見ろ

オレの言葉にマナが眼を開く

見えるか鏡の中のマナの姿がマナは、今、オレにレイプされているんだぞ

マナの眼が絶望に染まる

犯されている自分の姿を見て

それでもマナは言葉を繰り返す

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしは

オレはもう、ガマンができないっ

マナイクぞまた、マナの中で射精するからなっオレに中出しされる、自分を見るんだッ

オレは、一気にスパートを掛けるッ

マナの小さな身体を、激しく責めるッ

ああっ、あたしはマナです、お兄ちゃんの奴隷ですああぅ、あたしはマナです、お兄ちゃんの奴隷です あああ、あたしはマナです、お兄ちゃんの奴隷ですあああ

出るぅぅッッ

どぉっくんっっどぉっくんっどおっくくん

オレの肉竿がマナの膣の中で、ぶるんッと弾けながら、白い毒液を迸らせるッッ

届いてるかぁぁ、子宮にマナぁぁ

マナが射精されている自分の姿を見上げている

絶望に、ぽろぽろと涙を流しながら

それでも、マナは繰り返す

三回目ご苦労様

メグがウーロン茶を紙コップに入れて、持って来てくれた

マナと繋がったままオレはコップを受け取る

ありがとうメグ

ごくごくと飲む

オレの下でマナも飲み物が欲しそうな顔をしている

欲しいか、マナ

は、

はいと答える前に、マナの額にデコピンする

イエスなら、頷くだけでいいんだよっお前はもう、あたしはマナです以外は、喋るな

マナがあわてて、うんうんと頷く

ほら自己紹介を続けろ

マナの眼から、涙が零れる

それでいい

オレは、メグからもう一杯、ウーロン茶を貰う

口移しで飲ませてやるというか、お前は今後、飲み物は全部、オレの口移しで飲むからないいな

マナが驚愕する

いいなって聞いているんだよ

オレの言葉にマナは、うんうんと首を縦に振った

オレはウーロン茶を口に含みマナの口の中に送り込む

マナは、すごく嫌そうな顔をしながらそれでも、本当に喉が渇いていたのだろう

ゴクゴクと飲んだ

もっと欲しいか

マナは頷く

メグはコップのウーロン茶を自分の口に含む

そして、オレと唇を重ねる

メグの口から送り込まれてくる、ウーロン茶

それをさらにマナに届ける、オレ

メグも口移しがいい

メグが、照れながら微笑む

うんたまにはね

ええたまでいいから、してちょうだいね

マナからペニスを抜く

さすがに三回連続だといや、風呂場でのセックスを足すと五回か

ペニスの張りもなくなる

ちょっと休憩する

メグが、オレに言った

今何時

十一時十分

ミナホ姉さんとの約束では夜の部は十二時までだ単純計算のノルマとしては、夜のうちにもう2回は済ませておきたいけど

マナを見る

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

マナはベッドの上に裸で大の字になったままジッと天井の鏡に映る自分を見ている

犯された自分

大きく開いた股間から白い液体が溢れて出ている

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

マナは壊れた機械のように小さな声で、自己紹介の言葉を繰り返し呟いている

今夜中にマナの中の白坂舞夏をブチ壊す

そして奴隷吉田舞夏に生まれ変わらせる

マナ、ベッドから下りてフェラチオしろ

マナは悲しそうな眼でオレを見て小さく頷いた

オレはベッドの端に腰掛ける

マナには、オレの前に跪かせた

やっぱりマナが、鏡に映る自分の姿を良く見える位置で

舐めろ

少し萎えているペニスをマナの顔に突き付ける

マナは子犬のように舌でぺちゃぺちゃと舐め始めた

鏡を見ろ、自分か何をしているか、よく見るんだ

マナがフェラチオする自分を見る

酷く、汚らわしいものを見る眼で

全裸で男に口での奉仕をさせられている女子中学生

股間から太ももには、白い精液がてらてらと光っている

マナはオレの奴隷だレイプ専用の奴隷だオレのことだけを考えろもうマナの人生は、オレに犯されることだけしか残っていないんだから

マナは、絶望の涙を流す

泣きながらフェラチオを続ける

ヨシくんメグも首輪したい

ああ付けて上げるよ

オレはメグから、グリーンの首輪を受け取る

メグは、オレの前に首を差し出して

首輪をしたら、メグもヨシくんのメス犬だからね犬だと思って、可愛がって

メグは顔を染めて、そう言う

オレは、メグに首輪をはめる

リードの鎖も付けた

よし二人ともベッドの上で四つん這いになれ

鏡に相対して、二人を並べる

首輪を付けて犬になったメグが、すぐ横のマナに話し掛ける

こんにちわあたしはメグヨシくんのいやらしいメス犬ですっあなたはだあれ

オレは二人の鎖を手に持つ

鏡に映るオレたちは

飼い主と2匹のメス犬にしか見えなかった

お前たちの具合を比べるぞ

オレは何とか復活したペニスで、二人の背後に立つ

まずメグからだ

四つん這いのメグの後ろから勃起を突き込む

はい犯してぇぇあんっヨシくんが来てくれたぁぁ

昨日、処女を破られたばかりのメグのヴァギナは、まだまだ狭い

しかし、何度ものセックスですっかり潤いとろけている

メグの性器の締まり具合を楽しむ

後ろから手を廻しておっぱいも揉む

四つん這いでのセックスだと重力で下を向いたおっぱいの感触は、また変化があって気持ちいい

んっ、んんっあんっあたし犬みたいに犯されてるっ首輪を付けてヨシくんに犯されているよおっああっ恥ずかしい恥ずかしいよおっ

メグは鏡に映る自分の痴態に激しく興奮している

ヨシくん、これいいよっすっごく、メグ犯されてるって感じがするのこれ、学校でもしようっねっ学校の中でも、四つん這いのメグを犯してヨシくん、お願いっ

メグがオレにおねだりする

いいよどこでしようか

うんとね屋上かプールがいいお外がいいのお外で、メグヨシくんに丸裸にされて、後ろから犯されたい犯されたいのぉっ

メグの膣がキュンキュン締まった

ああ絶対にしようなっ

好きっヨシくん、大好き

メグの胎内の感触をたっぷり楽しんだところで引き抜く

今度は、マナを犯す番だ

マナ、自己紹介しろ

オレは四つん這いのマナの尻にペニスを向ける

オレに散々叩かれたマナの尻は、真っ赤に腫れ上がっていた

手で触ると身体をビクッと震わせる

触られるだけでも痛いのだろう

ほら、早くしろよ

マナの膣口に亀頭を当てる

行くぞ

あたしはマナですお兄ちゃんの奴隷ですうううっ

後ろからの挿入に十四歳の肉体が悲鳴を上げる

どうヨシくんメグと比べて

横から、メグが興味深そうにオレたちの結合を見ていた

うんやっぱり、女の子によって違うんだな

オレは感想を述べた

どう違うの

全然違うよ入れる場所の位置もマナの方が少し後ろだしチンコが入って行く角度が違うんだメグの中には真っ直ぐに入ったけれどマナのは、少し上に向かって突き上げる感じかな

そんなに違うの

ああ中の感じも違うマナの方が温度が高い感じだよ

マナの方がいいの

メグは、ちょっと心配そうな顔をした

言うことをきかない奴隷と可愛い奥さんじゃ、奥さんの方がいいに決まっているだろ

メグの眼が、キラキラと輝く

ホント、ヨシくん

ああ、メグとのセックスは、本当に愛し合っている感じがするよマナのは、ただ精液を吐き出すための運動みたいだ全然比較にならないよ

オレはわざとマナを貶める

やっぱり、いらないかなこんな奴隷

鏡の中のマナがハッと顔を上げる

そうねヨシくんが気持ち良くないのなら、御名穂さんにお話しして処分して貰いましょうか

メグもオレの芝居に乗る

うんこうやって、セックスしてても全然気持ち良くないものなあ

マナが

四つん這いでオレに犯されながら涙を零す

あーあ、泣いちゃったよこんなんじゃ、セックスする気もなくなっちゃうよ

ヨシくんメグとしようよマナなんて、もういらないでしょ

そうだな殺されるのは可哀想だから、助けてやろうと思ったのに何の役にも立たないんじゃ、必要ないものな

ごめんね、マナヨシくん、マナはいらないってセックスの相手なら、メグやみすずさんや克子さんたちで充分だしマナじゃ気持ち良くならないんですって

オレはピストンを止める

そういうことだからマナ、ごめん助けてあげられなくて

オレはマナの中からペニスを抜こうとした

助けて下さいお願いです見捨てないで

マナが鏡越しに、オレに懇願する

でも、マナ生意気だし、身勝手だし、いつもオレたちのことを見下してたわけだしオレにとって何の役にも立たないじゃないか

オレはマナの存在を全否定する

オレには、マナより綺麗で可愛くて優しくて、いつでもセックスさせてくれる女の子が何人もいるんだみんな、マナより、よっぽど大人でセクシーな身体をしているんだぜ

わざとマナのコンプレックスを突っつく

オレはもうこの娘を助けるためなら、どんな卑怯なことでもする

オレは正真正銘、黒い森の人間になりきる

そう決めたんだ

可哀想だから助けてやろうとしていたのにさマナは、ずっとオレを裏切ることばかり考えていたんだろ

マナの尻をペチンと叩く

マナの膣がキュッと締まった

明日、ミナホ姉さんに鞭で叩いて貰ってマナのことは、捨てるよさすがに、マナが殺されるところは見たくないから

マナと繋がったままオレは鏡を見る

必死な眼でマナは、見ている

マナは言った

あたし奴隷になりますお兄ちゃんの気に入ってくれるような奴隷になりますから

四つん這いで膣に深々と男の勃起を受け入れたままマナが言った

マナギリギリだったな

オレはマナに告げる

ここまで追い詰めてそれでも、お前がまたどうしたらいいんですかって尋ねてきたらその時は、もう本当に切り捨てるしかないと思ってた

人生の窮地で

最後の最後まで、他人に自分のするべきことを聞くやつは救いようが無い

助ける価値は無い

例えそいつが、死ぬことになったとしても

今のオレたちは本当に危険な世界にいる

白坂本家にシザーリオ・ヴァイオラ

黒い森のみんなが命を懸けて闘っている

オレはマナのことを通して学んだよ簡単に、人に同情しちゃいけないんだって可哀想だから、拾い上げてはいけないんだってだって、オレたちだってサバイバルしている最中なんだもの人に同情している余裕なんか無いんだ

オレにそれを教えるためミナホ姉さんは、オレにマナを預けてくれた

最終的に、オレがマナを見捨てたとしてもミナホ姉さんは、オレを許してくれるだろう

マナお前、本当にオレにとって役に立つ人間になるかなるなら、生かして置いてやるそうでないなら

見捨てるしかない

マナが殺されることが判っていたとしても

なりますお兄ちゃんの役に立つ奴隷に奴隷になるから

オレはピストンを再開した

まずは、オレのレイプ奴隷でいろ今のお前には、それしかできないんだから

マナの中に激しく突き込む

十四歳の少女が必死にオレを受け入れようとしている

マナは鏡の中の自分に言い聞かせるように言葉を繰り返す

ヨシくん、キスしてあげる

メグがオレにキスをする

メグの舌がオレの口に侵入する

マナ、出すぞ

四度目の射精はさすがに、ちょっとしか出なかった

それでも、マナの尻をぎゅっと掴んでペニスの中に残った精液まで絞り出すようにする

鏡の中でマナが絶望の淵に堕ちていく

オレはマナの中からペニスを抜く

マナが脱力してベッドにごろんと横たわった

それでオレは

鏡の中ではなく改めて、現実のマナの身体を見る

あれ、マナの身体ってこんなに小さいっけ

いつの間にかマナの心と闘っているうちに

オレはマナの肉体を見ていなかった

マナの身体はまだ、子供だった

十四歳の子供の身体

マナを奴隷に堕として、初めて

オレは自分が犯していた少女が、まだ本当に子供だったことに気付く

マスターアジアの正体は、宇宙人でした

うーむ紆余曲折したら、あんまり3Pぽくはならなかったです

まあ、朝の部もありますので

◎現在の登場人物

色々と人間関係に変化がありましたので、登場人物の現在をまとめました

判りやすくグループごとにまとめ直しただけですので、別に雪乃がヒロイン落ちしたわけではありません

ご了承、下さい

犯罪組織黒い森(ブラック・フォレスト)

戦後まもなくから、上流階級相手の高級娼婦を扱う娼館を運営していた、犯罪組織創設者は、黒森公之助

しかし、黒い森は、公之助の息子、公一郎と白坂創介の乗っ取りにより、少女を拉致監禁して、変態セックスを強要する売春組織に変貌してしまった

その後弓槻御名穂を運営者に加えることで、往事の高級娼館の趣を取り戻しつつあった

現在は、弓槻御名穂の復讐のため、一丸となって白坂創介とその家族を狙っている

本編の主人公下の名前は未定高校一年生

両親に捨てられ精神的に追い詰められていた時に、白坂雪乃に出会い、彼女に対して複雑な感情を抱いている

自分は無価値な人間であり、自分の肉体や生命は仲間のために投げ出しても構わないと思いこんんでいる

一度信じた人間のことは、絶対に裏切らないある意味、壊れている少年

現在は、犯罪組織黒い森のメンバーであり、弓槻御名穂の七番目の玩具である

高校教師担当は英語身長178センチ痩せている長い黒髪黒縁眼鏡の下に冷たい美貌を隠している

本名は、黒森御名穂黒森公一郎の隠し子として産まれるが、認知されていた

十二歳で白坂創介に拉致され、処女をレイプされ売春婦にさせられるその後、御名穂の妹である奈生実も同様にして娼婦となるが奈生実は娼館で死に、御名穂は子供を流産してあげく、二度とセックスのできない身体にさせられる

娼館の運営者になってからは、娼婦たちの待遇改善に全力を注ぐと共に

一見、人に対して冷酷な態度を取るが実は情に厚い

現在は、白坂創介に対する復讐に全勢力を傾けている

身長172センチ黒髪ロングの美人で爆乳だがウエストはキュッと締まっているお尻はまたドバーン弓槻先生の一番目の玩具

夏のひまわりの様に、明るくてきさくなお姉さんだが、以前はセックスになると性獣と化していた

本人は引退の意志を示しているが、対外的にはまだ黒い森の娼婦の一人である御名穂が復活させた高級娼婦として、顧客には人気があり、ここ数年は、克子が稼ぎ頭だった

普段は、弓槻家のメイドをしているパン作りが趣味で、将来はパン屋さんを開業するのが夢

弓槻先生の最初の生徒の一人であり、白坂創介によって売春婦に堕とされた

現在は、吉田の女の一人吉田とパン屋をやることを夢見ている

黒い森の一員として、復讐の実働部隊の一人となっている

身長165センチ眼鏡を掛けた知的でクールな美人背は克子ほど高くないが、巨乳弓槻先生の二番目の玩具であったが、現在は引退して、花屋を経営している

穏やかで、いつでも周りの人間を和ませる魅力に溢れた女性

克子と同時に、白坂創介に拉致され、娼婦に堕とされた

弓槻先生による高級娼婦・復活プロジェクトにより、政財界の重鎮に対する高級娼婦となり、その美貌と穏やかな性格で大人気となる現在でも、多くの顧客とのパイプを保っている

彼女の人気に嫉妬した白坂創介は、渚を無理矢理妊娠させ、黒い森から強制的に引退させた

その時に産まれたのが、現在は三歳の女の子、真緒であるが誰が父親なのかは全く判らない

店員として、二十歳から十七歳までの五人の美少女を雇い入れているが、その全員が渚のペットである真緒出産後は、男嫌いでありずっとレズだった

現在は、吉田の女の一人となり、吉田と花屋を盛り立てていくことを夢見ている

今は、まだ可愛い天使である

身長180センチ金髪・碧眼顔に大きな傷跡があるが、それさえも魅力の1つにしてしまうほどの、逞しさと美貌を兼ね備えている弓槻先生の三番目の玩具

アメリカのインディアンの血を引く貧困のインディアン居留地で育ち、十二歳でレイプされ保護施設に入れられていたところを、留学中の弓槻先生が拾われる

黒い森には、娼館の警護役兼宦官(マルゴは女性だが、宦官のように娼婦たちの生活のサポートをしている)として呼ばれた

マーシャル・アーツを徹底的に仕込まれていて、全身筋肉隆々であるが、スタイルは良い

強いが、絶対に相手と正面からは闘わない隙をついた卑怯な戦い方を好む

女はどんな卑怯な手を使っても、勝たねば意味が無いが持論

時々、破壊衝動止まらなくなる欠点があるが普段は、頭脳明晰で誰よりも優しい

卓越した知性と暴力という二つの力を持つ、黒い森の実行部隊の要である

寧と仲が良く、彼女の保護者という意識が強い

本性は表向きの性格とは逆で、嘘吐きで品の無い、淫乱女である

元々は、白坂創介が拾って来て娼婦にしたのだが、あまりの馬鹿っぷりと淫乱さに弓槻先生が呆れ自分の保護下に入れた

その後、徹底的な英才教育を施し、理想の生徒会長に仕立て上げられる

が今もなお、生徒会室で乱交しているような状態で、馬鹿と淫乱は死ななきゃ直らないことを自ら証明している

彼女の裏切りによって、シザーリオ・ヴァイオラを呼び寄せることになってしまった

本名は、ナジマ・ヤスコ身長170センチほんわかとした感じの明るい娘目鼻立ちのはっきりした外人顔美しすぎるほどの美貌で、巨乳でナイスバディちなみに処女

弓槻先生の命令で、普段から髪の毛を金髪(乳白色)に染め、ブルーのカラーコンタクトをしているわざと、マルゴと外見を似せているらしい弓槻先生の五人目の玩具

アメリカで両親と双子の弟ケイを、シザーリオ・ヴァイオラに殺されたその後、シザーリオ・ヴァイオラの手から逃れ、弓槻先生の保護下に入った

寧のバックストーリーについては、これから語られることになる

白坂創介に、理想のセックス奴隷として計画された少女

黒い森の娼婦であったフランス人の少女によって、お屋敷の中で出産され現在まで、ずっとお屋敷の地下の監禁室に幽閉されている

白坂創介を愛することと、セックスに関することしか教えられていない

白坂はアニエスの十三歳の誕生日に、処女を奪うことを楽しみにしていた

黒い森からの白坂追放後、弓槻先生の六人目の玩具として保護されている

雪乃の異母姉妹である母親は、黒い森の娼婦だった

雪乃によって、わざと野暮ったい格好をさせられていたが黒い森の仲間たちに磨かれ、本来の美しさを取り戻した

弓槻先生の八番目の玩具として、復讐を手伝うことを誓う

吉田くんの女としては、彼の正妻の役を果たすこととなった

献身的なセックスを好んでいたが、ついにイクことを学びますます吉田とのセックスにのめり込み、可憐な美しさに妖艶さも加わる

吉田くんの女たち

吉田の初体験の相手高校一年生美しい少女 身長163センチ目が大きくて、肩までのストレートの黒髪胸は小ぶりだが美乳、脚が細いアイドル級の美少女であるが、寧には負ける

吉田にレイプされ処女を喪失その後も、何度も徹底的な陵辱を受ける

その結果彼女の心と肉体は大きく変化していく

ただし吉田のことは、激しく嫌っている

現在もなお、黒い森の復讐ターゲットであり妊娠が確認されるまで、陵辱が続けられる予定

◎ 香月 みすず (コウヅキ・ミスズ 十七歳)

身長165センチ長い黒髪を後ろでエンジ色のリボンでまとめているずっと文化系少女だったため、身体は華奢足が長い胸の発育は普通で、巨乳では無いが、出るところはしっかり出ている生まれたての子犬のような、愛くるしい可憐な少女

渚のペットだったが、吉田くんにプレゼントされた

超名門の家系に生まれ、父は文部科学省の高級官僚深窓の令嬢

子供の頃から、日本一のお嬢様女子校に通い、友人もセレブな人間しかいなかった

名門の家に生まれたことにより、常に周囲に気を遣わなくてはならないというストレスの多い生活をしていた祖父はみすずの中の淫蕩さに気付いており、息抜きのため渚に預けるが、渚は吉田にみすずを渡してしまった

実は年上だが、吉田には年下のように甘えるのが好き

自分の全てをさらけ出すことができ、全力で受けとめてくれる吉田に、深い愛情を感じている

マルゴに現実を考えろと言われてからは、吉田を支えるために何でもする覚悟をしている

実は頭脳明晰で、観察力も人一倍凄い

頼りになる姉さん女房であり、可愛いペットであり、感度の良い肉体を持つ最高の愛人でもある

雪乃の妹中学二年生身長152センチ雪乃によく似ている髪の毛を三つ編みに結って、黄色いリボンで留めている眼が大きく、鼻筋がすっと通った小柄な美少女さすがにまだ胸は、ふくらみかけ大人の女に憧れている

吉田によって、雨の中でレイプされ処女喪失そのまま拉致同然で、黒い森のメンバーと行動を共にする本人は黒い森のメンバーに取り入るために、親しげな振りをしていたが、心の中ではずっと逃亡の機会を伺っていたなので、その後の和姦的なセックスもすべて実質レイプである

彼女の演技は黒い森の年長者たちには最初から見破られており最終的に、吉田の奴隷になることを強要される

現在は、吉田舞夏(ヨシダ・マナツ)通称、マナと呼ばれる

マナのレイプは、これからも続く

黒い森の関係者たち

戦後、日本の古い遊郭の文化の復活を試みて、政財界の重鎮のみを顧客とする高級娼婦の娼館黒森楼を設立し、成功する

クーデターで、息子と白坂創介に黒森楼を奪われ、失意の内に死す

御名穂の父父に対するコンプレックスから、白坂創介と共にクーデターを起こしたそのせいで、白坂に頭が上がらなくなり白坂が黒い森を好き勝手にする原因となる現在、オーストラリアに逃亡中ということになっているが

祖父は大手新聞社の創業者で、生まれついてのお坊ちゃんである妻とは見合いで結婚した

過去に黒い森の娼館を乗っ取り、おのれの趣味嗜好と変態的な性欲を満たすために女たちを苦しめてきた張本人

弓槻御名穂ら、黒い森の現メンバーの復讐の対象である

現在は、オーストラリア地獄巡りの最中

◎森下 重義 (モリシタ・シゲヨシ 七十三歳)

黒森楼の番頭として、長年高級娼館を支えてきた人物白髪で度のきつそうな金縁の眼鏡痩せていてるが、年の割には背筋がピンと伸びている

白坂によるクーデター後、一度お屋敷から追放されたが、弓槻先生によって呼び戻された

引退したお屋敷の女の一人現在はスタイリストをしている生業として、ラブホテルの経営もしている

橋本 恵子 (ハシモト ケイコ)

恵美の母、故人音大に在学中、白坂に拉致され犯され恵美を出産させられたその後、娼婦にさせられ、客に無理矢理打たれた薬物により死亡

吉田の高校の生徒たち

高校一年生身長175センチ当然、坊主頭雪乃と付き合い始めたばかりイケメンで地元の名士の資産家の息子お父さんが土建屋の社長で、叔父さんが市会議員

一年生なのに野球部のレギュラー候補になっているという才能の持ち主ただし、そんなに野球の強い学校ではないので、実際には中途半端な実力しか無い本人も、別に甲子園を目指すような努力はしたくないと考えている馬鹿

変装したマルゴに、ブチのめされて負傷中

現在もなお、恋人の雪乃が、吉田にレイプされていることを知らない

◎竹柴百合香 (タケシバ・ユリカ 十七歳)

高校三年生177センチ日焼けしている、大きな二重の眼の美人しかし、ちょっと怖そうな顔をしている

陸上部のキャプテンで、曲がったことが大嫌い竹を割ったような性格をしている

きちんと筋を通したことで、吉田と恵美の仲を認めてくれた

◎荻野ひろみ (オギノ・ヒロミ 十五歳)

高校一年生吉田のクラスメイトで、恵美と同じ陸上部員

◎富沢ケイ 吉田のクラスメイトテニス部2年生の彼氏がいる

◎菊池聖子 吉田のクラスメイト中学時代からの彼氏がいる

◎浜松英  吉田のクラスメイト眼鏡をかけたグラマーな女の子

◎小林 吉田のクラスメイト不良っぽい男子馬鹿

◎大宮 吉田のクラスメイト不良っぽい男子馬鹿

◎合田 吉田のクラスメイト前の男のクラス委員

◎田中 吉田のクラスメイト下の名前はヤスオではない

◎杉浦 吉田のクラスメイト天文部

◎香月重孝 (コウヅキ・シゲタカ 八十二歳)

みすずの祖父京都の貴族の家系であり、旧華族の香月家の現当主政財界の大物の一人である高級娼館であった頃の黒森楼を愛し、御名穂の運営者入りを後押ししたまた、渚の顧客の一人でもある

◎市川伸一郎 (イチカワ・シンイチロウ 七十三歳)

雪乃と舞夏の母方の祖父広告業界の重鎮孫のことを溺愛している

若い頃に、接待で黒森楼に何度か行ったことはあるが、顧客にはなっていない

◎白坂瑤子 (シラサカ・ヨウコ 三十八歳)

雪乃と舞夏の母で、白坂創介の妻料理評論家として、活躍している夫との仲は、家同士の結婚であり白坂のことは愛していない何年も前から、マネージャーと肉体関係にある

◎白坂守次 (シラサカ・モリツグ 六十八歳)

白坂本家の現当主大手新聞社のオーナーである白坂創介の父親の弟雪乃や舞夏にとっては大叔父に当たる

昔から、白坂創介には甘い

◎シザーリオ・ヴァイオラ (不明)

アメリカ人の犯罪者親が軍人で、子供時代を沖縄で過ごしたため日本語ができる

執拗に寧を狙っているがその詳細はまだ不明である

◎山峰夫妻

恵美の養父山峰家は、白坂本家新聞社を創業した人物の後妻となった人の家系

一応、親戚であるが白坂の家の人間からは、差別されている

ただし、山峰家の人間は白坂家のグループ会社にみんな就職しているので文句が言えない

◎高城杏奈 恵美の陸上部の友人一年生

えっと私、どこかに白坂家の当主の名前を書いたはずなんですけど

見つからないです

情けない

→感想欄で教えていただきましたありがとうございます

白坂*ツグだったと思うんですけど

他に抜けている人物がいましたら、お知らせ下さい

申し訳ありません

127.技の1号、力の2号

んんん、うん

携帯の目覚ましが鳴っているのか

眠い

正直身体か、重い

セックスし過ぎだよオレ

起きなきゃ

あと、六回だっけ

股間に快感を感じる

見ると

メグがオレのペニスをおしゃぶりしていた

おはよ、ヨシくん

メグは、オレにニコッと微笑んで亀頭をペロペロと舐めてくれる

オレの問いに、メグは

だってオチンチン、勃っていたから

オレの身体はこんなにくたびれているというのに

お前は、起きていたか

マナも起こして

唇で亀頭をしごきながらメグは言った

マナはすやすやと眠っている

携帯の目覚まし位では、起きる様子は無い

その穏やかな寝顔

本当にまだ、子供だ

こんな幼い少女をオレは何度もレイプした

そして、この朝もこれからレイプし続けないといけない

ミナホ姉さんとの約束で、この朝はもうメグには射精できない

マナは二時間で六回の射精を受けなくてはならない

そうだ

昨夜は結局、四回しかできなかった

四度目の射精が終わった所で十一時四十五分

残り十五分で、勃起が復活して精を吐くのは無理だと思った

今日はもう、歯を磨いて寝よう

と、言ってくれたのはメグだった

オレたちは洗面台の前に三人並んで歯を磨いた

というかラブホテルの歯ブラシは二人分しか無かったから

オレとメグが先に磨いて

マナにはオレの使った歯ブラシを使わせた

マナは嫌そうな顔をしたので尻をまた叩いてやった

マナは泣きながら、歯を磨いた

そしてマナもメグも首輪をしたまま、三人で川の字になって寝た

真ん中にマナを挟むようにして

マナは絶対に逃がさない

オレとメグで抱きかかえるようにして眠った

おい、マナ起きろよ

んんっ眠いよ舞夏、まだ眠いんだよお

マナは、寝惚けている

オレはマナの頬をパシンと叩いた

一瞬にしてマナが目覚める

お前は、誰だ

またあの自己紹介の言葉を繰り返す

そうだ朝のレイプの時間だぞ

オレはマナの唇にキスをする

マナは嫌がっている

メグマナのアソコを濡らしてくれ

メグがオレのペニスから唇を離しマナの股間に顔を埋める

マナ舐めてあげるわ

メグは舌を長く伸ばしてマナの割れ目を舐めていく

ヨシくんの精液の味がするよ

今朝は無理だけどまた今度、メグにヨシくんの精液、呑ませてね

オレの精液呑むの好きか

ヨシくんのならメグは何でも好きよ

あたしマナを気持ち良くしているんじゃないのマナのここのヨシくんの味を舐め取っているだけだからね

ペロペロと舌を這わせながらメグは言った

オレもマナのおっぱいを舐める

この陥没した乳首は、どうにかならないのかな

まだマナは小さいんですもの仕方ないわ

メグはどうだったの

メグは中三ぐらいから出て来たかな

だからヨシくんが舐めて、吸い出せばいいのよ

怯えるマナを無視して、二人で身体を玩んでいく

マナの股間から、ちゃぷっちゃぷという水音が聞こえてきた

やっぱり淫乱なのね濡れてきたわ

メグがマナに微笑む

マナは恥ずかしそうに顔を赤らめている

仕方ないだろレイプするぐらいしか価値の無い奴隷なんだから

本当にそうねマナは、他には何の役にも立たないから

オレたちの言葉責めにマナはまた涙目になる

マナのここ腫れちゃって、大変なことになっているわよ

いいんだよどうせ、オレしか使わないんだし

そうねヨシくんが犯してくれなくなったら、マナはもうお払い箱だものね

メグの言葉にマナは、震える

ほらマナ、天井の鏡に映っている自分を姿を見上げてごらなんなさい

メグがマナに強要した

見えるアソコの上に、緑色のタトゥがあるのが

マナの下腹部に輝く宝の文字

これヨシくん以外の男の人に見せたらあたしたちは、あなたを殺すからね

メグがマナに囁く

こんなタトゥを入れられてマナはもう、普通の女の子には絶対に戻れないのよ判ってるわよね

マナはもう、喋らない

適当な返事をすれば、オレに叩かれることが判っているからだ

ヨシくんもう、いいと思うわ

メグがマナの股間から顔をどける

代わりにオレがマナの上にのしかかる

いくぞマナ

昨日の処女喪失から何度、マナをレイプしたんだろう

結局マナは、オレに心を開かないままだから

何度セックスしたところでレイプにしかならない

オレとマナの間に普通のセックスは成立していない

亀頭を腫れた膣口に当てる

どうしたのヨシくん

いやオレもセックスし過ぎだからチンコがヒリヒリしてきたんだ

ごめんね、ヨシくん

マナのために、ガマンしてくれて

メグの言葉にマナがオレを見上げる

もう諦めようよ後、二時間で六回の射精なんて無理だよヨシくん、そんなに疲れているのに

いいや諦めないオレは絶対に、マナを鞭打ちなんかさせないからな

マナはオレの奴隷で妹なんだから

腫れた膣口にペニスを押し込む

マナが苦痛の呻き声を上げる

マナの内部は、まだ完全に潤んでいない

オレは、ゆっくりとマナの身体を揺らしていく

十四歳の小さな肉体をオレは陵辱していく

狭い膣にオレのペニスの形を覚えさせる

この幼い少女をオレのレイプ奴隷に変えるんだ

身も心も完全に犯し尽くすんだ

マナ舌を出せ

マナが辛そうな顔で、舌を出す

オレは、その舌をすすった

舌と舌を絡め合う

メグがオレの背中をペロペロと舐めてくれている

がんばって、ヨシくん

オレは額からぽたぽたと汗を垂らしながら

ただマナの中に射精することだけを考える

一生懸命な、ヨシくんが好き

メグが、オレの背中に自分のおっぱいを擦り付ける

オレは性感だけに溺れようと試みる

ただセックスと

陵辱と

射精だけに向かって

もう他のことは考えられない

ああ出るぞ、出るぞマナぁぁっ

どくん

量は少なかった

マナはまた子宮に精を受ける

熱い液を胎内に感じた瞬間マナは絶望に震える

十四歳の小さな肉体がレイプされるためだけの女の身体に改造されていく

汗ばむ肉体をマナに重ねる

性臭と汗の匂いが、部屋の中に漂う

オレたちはオスとメスいや、マナはメス以下だ

ただの犯されるための人形として大きく足を開いて、男のペニスを受け入れている

メグがまた、口移しでお茶を飲ませてくれた

いやもう、そんな時間はないよ

オレはマナの髪の毛に顔を埋める

汗とシャンプーの匂いが混ざった少女の匂い

その匂いを嗅いで少しでも、性欲を高める

さあ、六回目を始めよう

も、もうダメだ

な、何も出ない

メグ今、何時

五時五十七分よ

一時間かけて、何とか三発捻り出したけど

もう、オレの精液タンクは空だ

つーか体力の限界

それにオレよりもマナがヤバい

完全にぐったりとして

人形のように、全裸のままベッドの上に脱力している

腫れたヴァギナから、たらたらと精液を零して

マナ、大丈夫か

マナは答えた

オレはマナが精神的に、おかしくなってしまっているのではないかと一瞬焦った

しかしマナの眼には、まだ生気がある

ジッとオレを睨んでいる

自分に、こんな苦しみを与え続けるオレを

もう、無理よ諦めましょうマナには悪いけれど

嫌だオレは絶対に諦めない

マナがジッとオレを見ている

オレの心を探っている

オレはオレの女を鞭打ちさせたりはしないんだ絶対に

オレはもう一度、マナの身体にのし掛かろうとした

マナが絶望に、眼を閉じようとする

ガチャン

不意にホテルの部屋のドアの鍵が外れた

この部屋の鍵を外から開けられるのは

ドアが開き外の空気が入ってくる

あらあら、酷い匂いねえ

うふふお早う

克子姉と渚さん

まだ、七時になっていないのに

克子姉は黒のスーツ

渚さんは、ピンクのワンピースを着ている

恵美ちゃんあと、何回分残ってるの

克子姉が、尋ねる

あと三回です

メグが答えた

まあがんばったわね、あなたたち

渚さんが、オレたちを褒めてくれる

あと一時間で三回でしょねえ、渚

うん楽勝よね

そう言って二人は、服を脱いでいった

これはいったい

あなたは自分の女をもっと頼りなさい

渚さんが言った

そうよあなたのためなら、あたしたちはどんなことでもするんだから

黒のセクシーな下着姿になった克子姉が鞄から飲み物の入ったボトルを取り出す

青汁みたいな色の何だこりゃ

特製の精力剤よこれを飲んでちょっとは、ドーピングもしましょうね

オレは言われるままに、飲む

でもお腹の中が、カッカと燃えるような熱さを感じる

吉田くん、仰向けになって寝て

渚さんは、赤の下着下着の間に切れ込みが入っていて、乳首が丸見えだ

いいでしょうオープンブラって言うのよ

渚さんは、ニッコリと微笑んでくれた

恵美ちゃん、よく見ておきなさいね渚のテクニックを

克子姉に言われて、恵美が起き上がる

渚さんは、オレの股間に顔を向ける

いい精液っていうのはね、ここのおチンポの下の玉袋の中の睾丸で作られているのよ

渚さんの特別講義が始まる

だからねこういう時は睾丸を刺激して、新しい精液をいっぱい作って貰うのよ

そう言って渚さんはオレの玉袋に舌を這わした

玉袋の皺を伸ばすように舌で舐め上げる

睾丸も転がすように刺激する

き気持ちいい

あたしたちが、オチンチンの立たないお爺さんの相手をどれだけしてきたと思ってるのよ

克子姉が、胸を張って言った

渚に掛かったら、今にも死にそうな人だって勃起させられるわ

金玉袋の裏側付け根の所から渚さんは、チロチロと舌を這わせる

熱い息が股間に感じられる

オレはほんの数分で、復活した

彼が十回膣内射精すれば相手は誰でもいいって、ルールよね

克子姉が、メグに尋ねた

はい、そうです克子姉さん

それじゃあ克子、お先にいただいちゃってもいい

渚さんが克子姉に許可を取る

どうぞ渚が勃てたおチンポですもの渚に食べる権利があるわ

では、失礼するわね

渚さんが、優雅にパンティを脱ぐ

あなたは、そのまま寝ていればいいからね全部、ママに任せて

ママ

そうよあなたがパパで、あたしがママ

渚さんの笑顔が、オレの全てを優しく包んでくれる

あたし、もうピルは飲んでいないからね

オレの勃起が渚さんのとろけるような胎内に吸い込まれていく

あんっ美味しい

オレのペニスを根元まで受け入れて渚さんは、チュッとオレにキスをした

本気で妊娠させるつもりで射精するのよそうでないと、怒っちゃうから

チュッチュッチュと、何度もオレにキスをする

な、渚さん

あなたとの子供が欲しいの渚をママにして

渚さんの腰が緩やかに動く

オレのペニスを優しく、強く締め付けてくれる

ああ、気持ちいいわ大好きよあなた

な何だ、この膣の感触は

き、気持ちいい

ママのおっぱい吸ってお願い

渚さんはブラを付けたままだけどブラの切れ目から、尖ったピンク色の乳首が折れに迫ってくる

オレは差し出された乳首を、チュウチュウと吸った

渚さんは、おっぱいをオレの顔に押しつける

大きな乳房温かくて、柔らかい感触

お乳が出るようになったら、あなたにも飲ませてあげるわ

いいえあなたに飲んで欲しいのあたしは、あなたの女だから

渚さんは、腰の動きを早めていく

うふふ気持ちいいのママの中で気持ち良くなってね

渚さんの身体から女の匂いがする

メグやマナとは違う匂い

大人の成熟した女のセックスの匂い

その匂いがオレの性感を高めてくれる

頭の中をあたしとのセックスのことだけで、いっぱいにするのよあたしを妊娠させることだけ考えて

渚さんの笑顔がオレの心に染み込んでくる

ほーら、渚を妊娠させたいって言って

な渚を、妊娠させたい

頭の中から残り時間のことや、マナのことが消えていく

オレの身体はただ、渚さんの中に射精することだけに集中する

な、渚ぁぁっ

そうよもっと、あたしを求めてあたしに種付けしてぇぇ

渚さんの腰がオレを

あっああああああっ

お、オレ渚さんっ

どうしたの漏れちゃいそうなのいいのよ、あたしの中でお漏らしして

好きです渚さん愛してますっ

あたしもよ吉田くんっ

出、出るぅぅ

あっあああああああ

うふふふ出てるわ今、出てるのね吉田くんの精子、とっても温かい

な渚さん

あたしの卵子に掛かっているわよ吉田くんはパパになるの

渚さんがオレの唇にキスしてくれる

産んで下さい渚さんにオレの子を産んで欲しい

あたしもヨシくんの赤ちゃんが欲しい

オレの横でメグが呟いた

恵美ちゃんは、もう少しだけ大人になってからね高校生の間は、今しかできないことを楽しみなさいママにはいつでもなれるんだから

そう言って、克子姉はメグにキスした

渚さんがヨシくんの赤ちゃんを産んだら、あたしにも抱かせてくれますか

そういうメグに渚さんは満面の笑みで

あたしと彼の子供は、恵美ちゃんの子供よあたしたち、姉妹でしょ

メグは眼を潤ませて、大きく頷く

渚さんが、オレのことを抱き締める

妊娠するまで、何度でも抱いてね一週間に一度でいいから、うちに泊まりに来て

渚さんは、寂しそうにオレに言った

真緒も待っているからね

判ってますオレ、真緒ちゃんのパパになります

運命と闘うということは運命を受け入れるということでもある

オレは渚さんの全てを受け入れる覚悟をした

真緒ちゃんも含めて

ありがとう愛しているわ

渚さんは、オレを抱き締めてキスすると身体を離した

ごめんなさいあたし、これから市場に行かないといけないから

渚さんは、お花屋さんの朝の大事な仕事があるのに

オレを助けに来てくれたんだ

渚さんありがとう

心配しないで今日、お店に必要な花はネットで注文してあるし、今から車を飛ばせば競りにも十分遅れぐらいで間に合うから

でも、渚さん

もう渚って呼んで

年下でも、あなたはあたしの男なんだぞ

うんありがとう、渚

オレたちは、もう一度キスする

克子残り、二回、任せたわよ

と渚が、克子姉の眼を見る

お任せあれ

パンと手を合わせ、タッチする二人

選手交代だ

残り時間少ないから、無茶するけどいいわね

克子姉が全裸になって、オレにのし掛かってくる

ああ何でもしてマナを鞭打ちさせたくないんだ

オレは克子姉に言った

じゃあ身体の力を抜いて

オレは全身の力を抜く

お尻の穴に指を入れるからね

うおおおおお

克子姉の指がオレの尻に入って来る

動かないで

掻き回すように蠢く指

変な感じだよ

尻の中で指を動かしながら克子姉はオレの全身にキスをする

的確に性感帯だけを刺激する

さっきの精力剤が効いてくる頃だと思うの

うううペニスの付け根に、熱を感じる

うふふほうら、勃ったわペニスが勃った

オレのチンコはクララか

克子姉がオレを受け入れる

それからは

もう、何が何だか判らなかった

オレのペニスは、克子姉の胎内で揉みくちゃにされ

克子姉の指と舌はオレの全身を刺激する

あたしが学んできたセックスの全てを教えてあげる

そんな克子姉の言葉が聞こえてくる

オレ克子姉の中に溶けていくよおっあああつオレ、どうなっちゃうんだ

いいのよ何もかも、あたしに預けて天国へ連れて行ってあげるわ

ペニスを中心に全身が快感に包まれていく

セックスってこんなに凄いんだ

克子姉克子姉克子姉ぇぇ

お姉ちゃんって呼んで

お姉ちゃんお姉ちゃんオレのお姉ちゃん

オレの眼の前にお姉ちゃんの優しい顔がある

優しい微笑みの顔が揺れている

セックスしているんだ、オレたち

もう、一人でがんばっちゃダメよ

お姉ちゃん

あなたはもう一人じゃないのいつでも、あたしたちを頼って

いい子ねさあ、お姉ちゃんの中にお漏らししなさい

オレの中で快感が大きくなる

風船の様に大きくなって

もうすぐ破裂する

さああなたが気持ち良くなる顔を、お姉ちゃんに見せて

オレ破裂しちゃうよ爆発しちゃうよ

大丈夫よお姉ちゃんがしっかり抱いてあげているからね

克子お姉ちゃんの温かい肉体潤んだ肌溶けた胎内そして、大人の匂い

お姉ちゃんの髪の匂いを嗅ぐ

お姉ちゃんは大人だ子供のオレを抱き締めてくれている

出るよ出ちゃうよお姉ちゃん

お姉ちゃんの中においでっ

精液が克子姉の中で弾ける

全身でオレを抱き締めてくれる

オレはオレは

克子姉の肉体に溺れていく

克子姉の豊満な胸に顔を埋めてオレは肩で息をしている

でも気持ちいい

セックスの奥深さを教えて貰った

恵美ちゃんそんな顔しないの

克子姉が、メグに言う

メグは悲しそうな顔をしていた

あたしは、彼を独り占めしたりはしないから

でもあたしは、克子姉さんみたいにヨシくんを気持ち良くさせてあげられないから

克子姉は、フフッと笑った

あなたは、まだ覚え立てでしょゆっくり勉強なさい彼と

一緒に、セックスを覚えていける関係って素敵なのよあなたとみすずさんと彼と三人で一緒に、上手くなっていけばいいのよ

大丈夫よあたしも渚も、どんなことでも教えてあげるから

むしろあたしたちは、愛し合っている男女のセックスには必要の無いテクニックまで知っているからねそういうのは除外してあなたたちには、愛のあるセックスのやり方だけ教えてあげるから

そう言って克子姉は、オレから離れた

オレは周囲を見回す

あれ渚は

ヨシくんと克子さんがエッチしている間に静かに、出て行かれたわ邪魔しないようにって

オレの女たちは

どうして揃いも揃って、いい女なんだ

恵美ちゃんあと、何分

そうだまだ、終わってないんだ

約束の十回射精まではあと一回

残り三十分です

あら、余裕ね

克子姉が居てくれると何も心配がない

オレは、心を込めて礼を言う

これからは、何でも相談するのよ

オレはこんな優しい姉をもって本当に嬉しい

さあ最後の一回は

克子姉がぐったりしたままのマナを見た

やっぱり、この子が受け持つべきよね

ええっと困った時には、お姉ちゃんたちが助けに来てくれると

もう少しで、ふたりは**というタイトルにするところでした

登場人物表もやっていたので、感想の返事をまだ書いていませんごめんなさい仕事から帰ってから、書きます

この間、感想の数が700だったのに、もう800越えですよ

128.最後の一発

克子姉がくれた特製の精力剤が効いているのか、オレのペニスはどうにかまだ勃起を保っている

もう一度何としても、十回目の射精をキメないといけない

じゃじゃじゃじゃあーん

克子姉が、ドラえもんのひみつ道具の様に、ライムグリーンの液体の入ったボトルを取り出す

何なのそれ

お爺さんとかを相手にするとね勃たなかったり、なかなか精液が出なかったり、色々と大変な人がいるわけだからこういう特殊な薬品もあるのよ

克子姉は、ボトルの蓋を外す

これをねオチンチンに塗るの

克子姉は、自分の手にボトルの液体をたらーりと垂らす

それをオレのペニスに塗った

一瞬冷やっとする

それからじわじわと、ペニス全体に刺激が拡がる

何かトニック・シャンプーで頭を洗った時みたいだ

何かチンコがクールになった感じ

そうでしょうマナちゃんのオマンコにも塗るわよ

克子姉が、自分の指に薬を垂らし、マナのヴァギナに触れる

うっ

マナが、声を出す

ちょっと、ガマンしてすぐに良くなるから

克子姉は、優しくマナに微笑んだ

マナの割れ目の中へ、直接薬を垂らしていく

これ、擦れて痛くなっているところを治す効能があるのよ

オレのペニスがセックスし過ぎでヒリヒリしているように、マナの膣の中も相当大変なことになっていると思う

傷になっているところに効くのなら、こんなにありがたいことはない

ほら熱くなってきたでしょ

本当だ

さっきまでジンジンしていたチンコが熱くなる

勃起がまた最大限に硬くなっていく

まあ、こんなのドーピングもいいところだけどね最後の手段だから

克子姉がマナのヴァギナに指を入れる

マナの奥にまで、薬を塗り込んでいく

あああぁん

マナが喘ぐ感じているんだ

うふふもっと良くしてあげる

克子姉がピンク色の丸い器具を取り出す

電気のコードが付いているそれは

これをねお尻の穴に入れるのよ肛門用のローターだから

マナは怯える

大丈夫よ気持ち良くなるだけだから

克子姉はそのピンクのローターにもライムグリーンの薬を塗して、マナの肛門に

入りまぁす

マナの肛門にちゅぽんと押し込む

お尻の中でマナはまた、あのジンジンくる感覚を味わっているんだ

克子姉がオレに妖しく微笑む

さあマナちゃんの中にどうぞ

熱くなったペニスをマナの中へ

ひぃああああっ

マナが悲鳴を上げる

んんんんっうっ

マナの中は、愛液とグリーンの薬が合わさって不思議な感触になっていた

腰を振らなくても、ペニス全体がジュワジュワっと細かい泡に刺激されているような感覚

まるで炭酸水の中に、勃起としたチンポを突っ込んだような

それでいて、マナの膣の狭さがオレのペニスを締め付けている

はぁいでは、ポチっとな

克子姉がマナの肛門に押し込んだローターのスイッチをオンにする

あがぁぁ

マナが、うなり声を上げる

マナのお尻から、細かいビビビビビッという振動がオレのペニスに伝わって来る

何これ

き気持ちいいッ

オレの腰が勝手に動く

あんなに疲れていたのに

こんなの腰を振らずには、いられないっ

ひぃやぁぁんっあああっあああああっーッ

マナは、眼から涙をポロポロ零して絶叫する

マナちゃんて、割と頭でっかちな子でしょ いつも冷静でいて、他の人を観察してそれで、自分が優位な立場に居るようにしたいっていうタイプよね

激しくセックスしているオレたちの横で克子姉が呟いた

そういう子はね肉体の快感で堕とすしかないのよ

克子姉は、マナの陥没した乳首を指でコリコリと刺激していく

身体で覚えなさいあなたは女でメスで動物なのよ女の肉体は、男の人を受け入れるようにできているの理性を捨てて、ケダモノになっちゃいなさい

まるで呪文のように克子姉は、マナの耳に囁く

いやぁぁんっいゃぁぁんっこんなのっあたしじゃない

マナは自分の肉体の中で起きている異変に激しく戸惑っている

いいえ、それはマナよ天井の鏡をご覧なさいマナとっても、うれしがっているわ

メグが克子姉の反対側からマナに囁く

マナは眼を開く

見上げる天井マナはまたレイプされている

あたしこれがあたし

激しくピストンを繰り返すうちにマナの胎内の様子が変化していく

マナの膣の中が中と奥と入り口で個別にオレを締め上げる

ああ腰が勝手に動く

マナを突き責めることが止められない

また薬の効果だろうか

オレのペニスの根元の方は、たまらなく熱い

まるで温かいゴムのベルトで根元を絞られているような

それでいて、亀頭の方はクールに感じる

最大限に勃起してマナのコリコリとした子宮口を何度もノックする

ああああああああっ

快感が溜まってもうすぐ、吐き出される

あぎゃあああっあくはぁぁっあああああっ

マナも小さなケダモノになって、喘いでいる

快感に完全に襲われているしゃぶり尽くされている

溺れていく溺れていく溺れていく

みゃぁぁっにゃぁぁっっ

小さな獣のように、マナは喘ぎ声を上げる

すっごく可愛いぞ

あああ、マナッ

出るぅっ

十回目の射精

一つの塊のようになって、一気にビュッとマナの子宮に噴き出すっ

マナの身体が、熱液を受けて弓なりに跳ね上がったッ

あああああああああっ

絶叫する、マナ

この薬を使うとね子宮に精液を出された時の刺激が一番凄いのよお腹の一番奥がジンジン疼くのどんな子でも、メスになるしかなくなるのよ

ああああっあああああああああーッッ

マナはビュクッビュクッと、何度も身体を痙攣させる

その度に、オレのペニスを締め上げ一滴でも多くの精液を絞り取ろうとする

まるで、子宮がゴクゴクとオレの精液を呑み込むかのように蠢いている

マナマナマナ

オレは、マナの上に脱力しマナの唇に何度もキスした

マナはまだ、朦朧としている

こんな体験をしちゃったら、もうセックスにハマるしかなくなるわねマナちゃん

そんな克子姉の声も、放心するマナには届かない

あたしも、こんなエッチしたい

恵美ちゃんは、薬を使わないでこうなれるように頑張りなさいこれって、やっぱりドーピングだからあんまり身体にいいことではないし

ちゃんとセックスを楽しんでしていけば、これくらいのところまではすぐに到達できるわ恵美ちゃんは彼と、一歩一歩確かめ合いながら、セックスを学ぶのよいいわね

オレは全身汗まみれで、マナの上に乗っている

どうしてだか急に腹の底から、笑いたくなった

んふふふ、あははは、あはははははは

オレの笑い声にマナが正気を取り戻す

お、お兄ちゃん

やったぞ、マナこれで、十回だマナはもう、鞭打ちされなくていいんだぞ

何かやり遂げた感じがした

とにかくオレは、達成したんだ

マナちゃんは、結局、十回中、何回射精されたの

克子姉が、メグに尋ねる

六回です

処女を失った日の夜に、六回犯されるのとお嬢様から二十回鞭打ちされるんじゃ、あんまり大差はないと思うわ

でもオレたちは、やれたんですミナホ姉さんとの約束を守れたんですマナ、やったなあ、オレたち凄いぞ、偉いぞマナ

笑いがいつしか涙に変わった

オレは泣いていた

熱い涙がマナの裸の胸の上に落ちていく

驚きの顔でマナがオレを見上げている

オレたちはまだ性器で繋がったままだ

マナ、あなたは何

メグがマナに尋ねた

またその言葉を繰り返す

ヨシくんが、奴隷のマナを褒めてくれているのよよくやったって

オレはマナを抱き締める

頭を撫でてやった

顔に頬ずりする

そうだ良くやった頑張ったなあ、マナ

嬉しかった

とにかく何もかもが

マナは、戸惑ったままの顔でオレを見ている

そんな顔するなよ、マナ

オレは、マナにキスする

何度も繰り返し

マナは、オレのキスをただ受け入れていた

よく頑張った偉いぞマナ

オレの涙が、マナの頬に弾ける

マナは、ただ呆然としている

さあ、急いでシャワーを浴びて来て二人一緒に行きなさい

克子姉が、オレとメグに言った

マナは

マナちゃんは今日は学校は無いんでしょあなたたちは、登校しないといけないんだから

時計を見る七時三分

十分で済ませてきますっヨシくん、急いで

メグがオレを引っ張って、風呂場へ連れて行く

とオレのしているリストバンドについた鎖が、マナの首輪に付いているから、釣られるようにマナを付いてくる

もういいや、マナも来いっ

マナを抱えるようにして、三人で風呂場に飛び込む

ヨシくんは、メグが洗ってあげるから

汗と精液と愛液ととにかく、淫臭でメチャメチャ臭くなっているオレの身体を、メグがシャワーで洗い流してくれる

その間に、オレはメグの首輪から鎖を外した

首輪自体は防水加工になっているから大丈夫だと、克子姉から聞いた

いや本当は、首輪を外した方がいいのは判っているんだけど

この首輪、外すのに時間が掛かるから今は、諦めて貰う

頭からザバッと掛けちゃって

その方が、気分がスッキリする

うん髪の毛の間を熱い湯が通り抜けていく

あたしも髪を乾かしている時間なんて無いけれどでも、こんな匂いじゃ身体検査に行かれないわ

今度は、オレがメグの頭からシャワーのお湯を掛ける

スポンジにボディシャンプーを垂らして

オレはメグの身体をメグはオレの身体を洗った

もう、エッチな気持ちは無しだ

時間が無いから、必死で洗う

それからシャンプーとリンスも

マナは悪いんだけど、お湯で洗い流すだけで勘弁してくれ

残念ながら、せっけんで洗ってやる時間がない

メグがオレの頭を泡立ててくれている間に、マナの身体をシャワーで流す

マナは大人しく、されるがままになっていた

首輪と鎖を付けたままの裸の十四歳

何か、本当に飼い犬を洗ってやっているみたいな感じだ

大急ぎで洗って大急ぎで出る

克子姉が脱衣所に、タオルとオレの着替えを持って来てくれる

克子姉は、すでに元のスーツ姿に着替えていた

あ、あたし制服は、バックの中だわ

メグはタオルで自分の身体を拭きながら部屋の中へ

あなたは急いで自分の身体を拭いて

克子姉に言われて、ダッシュで身体を拭く

タオルが二枚しか無いから、マナは濡れたまま呆然と立っている

ヨシくん、昨日買った下着を持って来たわ

メグが脱衣所に帰ってくる

ありがとう、メグほら、マナ

オレは拭き終わったタオルをマナに渡す

マナはおずおずと自分の身体を拭きだした

ヨシくん、付けて

メグが新品の下着をオレに差し出す

そうだ、そういう約束だった

まずはパンティから

両脚を通して履かせてやる

次はブラを

メグの可愛いおっぱいが見えなくなるのが、ちょっと惜しくて

今のうちにこのピンク色の乳首を眼に焼き付けておこう

バカねメグはヨシくんが見たいなら、いつでも脱ぐんだから

あたしもヨシくんの下着、履かせてあげるね

メグが新品のオレのパンツを履かせてくれようとする

オレの前にしゃがみ込む、メグ

顔がペニスの前に

うふふまた後でね

メグは、オレのペニスにそう話し掛けると亀頭にチュッとキスしてくれた

パンツを履く

うんさすが840円履き心地が全然違う

でしょ

などと言っているオレたちに、克子姉が

そういうのは後でやりなさい早く、着替えて

しかしシャツを着ようとすると

マナの首輪の鎖があるから着られない

一度、リストバンドを外しなさいマナちゃんは、あたしが見ててあげるから

ええっと暗証番号は

バンドはカチリと外れた

克子姉に手渡す

新しいYシャツを持って来たわ

交換で克子姉がYシャツをくれた

すぐに着替える

靴下はこれね

さすが克子姉は、全部用意してくれていた

メグは、家から持って来た鞄から着替えを取り出す

猛スピードで服を着るオレたち

あっという間に、制服姿に

メグは頭にタオルを巻いている

乾かす時間は、ありませんよね

そんなメグに、克子姉は言った

学校に着いてからやりましょうちゃんと綺麗にセットしてあげるから今は、そのままタオルを巻いたままでいいわ

でも学校の中では、髪の毛をセットする場所なんて

大丈夫ちゃんと、部屋があるからドライヤーもあるわ

メグは、校長室の下の部屋を知らないんだっけ

ミナホ姉さんの秘密の部屋があるんだ

でもこんなタオルを巻いたままの頭で登校できないわ

それも平気だよ裏の秘密通路があるから車の後ろに乗っていれば、外から見えないし

うんとにかく、何とかなるだろう

マナが裸のまんまじゃないか

克子姉、マナも服を着せないと

と、慌ててオレが言うと、克子姉は

どうしてって

奴隷なんだから、裸でいいのよ

克子姉は、ニコッと笑った

持って来た鞄なんかを全て持ってラブホテルの廊下へ

そういや、買ったお菓子とか全然食べなかったな

まあいい校長室の下の秘密部屋に置いておけば、誰かが食べるだろう

寧さんとか

寧さん大丈夫だろうか

ほら、早く歩いて他のお客さんと、鉢合わせしたら恥ずかしいでしょ

克子姉が、後ろからオレをせっつく

オレたちは、全裸中学生を連れているんだっけ

学生服に着替えたオレは、再びリストバンドをキメている

マナは、靴下と靴だけは履かせている

後は首輪と鎖だけの完全な裸体だ

下腹部にグリーンの宝の文字が輝いている

せっかく洗ってやったばかりなのに腫れた割れ目から、オレの白い精液がふとももに垂れている

どうにか誰にも会わないまま、駐車場に出た

そこに珠代さんは待っていた

うふふ良い格好ね首輪に鎖にタトゥまで入れられて

珠代さんはマナを見て、微笑んだ

よかったわ奴隷に堕ちてくれて昨夜は、あたし本気で頭にきていたんだから

珠代さんも白坂に、酷い目に遭わされた一人だ

やっぱり昨夜のマナの馴れ馴れしい態度を怒っていたんだ

ずっと見ていたわよちゃんと躾けができるようになったわねあなたが、ちゃんとしない様なら、あたしが鞭で引っぱたいてやるつもりだったのよ

この人も、この間、花嫁衣装の雪乃の陵辱に参加したメンバーだった

マナ珠代さんにご挨拶しろちゃんと、初めましてって付けるんだぞ

初めましてあたしはマナですお兄ちゃんの奴隷です

全裸に首輪のマナは悲しそうな顔で、珠代さんに挨拶した

頭が高いわよ

珠代さんの言葉に、マナは

駐車場のアスファルトの上に、土下座する

あたしはマナですおにいちゃんの奴隷です

珠代さんが、マナの顔先に自分の靴を差し出す

あたしの靴にキスしなさい

マナは靴に唇を当てた

あんたがこの子の奴隷でいる限りは、見逃してあげるわでもまた、昨夜みたいにいい気になっているところを見掛けたら殺すわよ

珠代さんは、穏やかにそう言った

あたしあんたとあんたのお姉さんは大嫌いよあんたたちって、本当に白坂に性格がそっくりよね頭が悪いくせに、プライドがやたらに高くて、他人をいつも小馬鹿にしているのあたし、大っ嫌いよ、あんたみたいな小娘

珠代さんの言葉にマナは震えている

珠代さんこいつはもう、白坂舞夏ではありませんオレの奴隷の吉田マナです

オレは珠代さんにそう言った

今日のところは、それで納得してあげるわちゃんと調教しなさい立派に奴隷としての役目を果たしているのなら、これから先も認めてあげるわ

はいがんばります

甘やかしちゃダメよこういう馬鹿な子は、つけあがるだけだから

克子姉が、珠代さんに言う

この子が彼の奴隷になったということは、他のお姉様方にお話し下さい昨日からの映像もお見せになっていただいて構いません

ああ、この子がお屋敷の中庭でレイプされている映像なら、もうみんなに流れているわみんな、白坂の娘が犯されているって、喜んで観ているわよ

本当に、白坂創介は憎まれ、恨まれているんだ

昨夜のスパンキングの様子も、とっても良かったわあれなら、取りあえずみんなも納得してくれるんじゃないかしら

ミナホ姉さんは、珠代さんたち元・お屋敷の娼婦たちに復讐の協力者になってもらっている

当然この人たちの希望を尊重せざる得ない

珠代さん

メグが珠代さんに振り向く

あたしも白坂創介の娘ですあたしも、奴隷になった方がいいですか

真剣な表情のメグに珠代さんは

あたしこの子に躾けしている恵美ちゃんの様子をずっと見ていたわ時々、御名穂っちみたいになっていたわよ

メグがミナホ姉さんのように

メグは戸惑いの表情を浮かべる

恵美ちゃんは、あたしたちの側の人間よ

珠代さんはそう言い切った

あなたも白坂創介に人生を歪められて普通の幸せは望めない境遇にさせられた恵美ちゃんはあたしたちと同じ復讐者よ復讐する側であって、される側ではないわ

復讐する側の人間

でもね恵美ちゃんには、あたしたちとは違う別の復讐をして欲しいの

珠代さんが、恵美の頬を優しく撫でる

あなたはあたしたち、お屋敷の女の一番下の妹よ白坂があたしたちに幸せになれない呪いを掛けたのならその呪いを打ち破って、あなたはあなたを愛してくれる人と幸せになりなさい

優しい眼で、珠代さんはオレを見る

あなたたちの前途は多難よ覚悟して、進みなさい何があろうとも、精一杯幸せになろうと努力するのよ

オレは、強い決意を込めて答えた

これで舞夏編は一先ず終わります

4月30日の章は、ほぼ恵美編と舞夏編でした

5月1日の章は、雪乃編か代行消失編あるいはチャド編になります

久々に高校に部隊が戻りますからスーパーサイヤマン編かも

えっと冗談です

関東地方の天気がメチャクチャですが働いてきます

129.おにぎりとお味噌汁と

克子姉の車は、今まで見たことの無い銀色のミニバンだった

緑の車が昨日の一件で使えなくなっちゃったでしょ

あの車はナンバーから何から、全て調べ尽くされている

シザーリオ・ヴァイオラの雇ったやつらに

だから予備の車を持って来たの

相変わらず、後部の窓は全てスモークが貼られていて、中が見えないようになっている

荷物は後ろにまとめて積んで

克子姉がドアのロックを開けてくれるとミニバンの後部は、みすずとカーセックスした時の様に座席が倒されてフラットになっていた

あなたたちは横になって寝ていていいわよ学校までは20分くらいだけど、少しでも眠っておいた方がいいでしょ

克子姉の気配りは、いつもありがたい

オレは、なるべく車の後ろの方に荷物を積んでいく

あたしのこの鞄、中身は全部洋服だからヨシくんの枕にして

メグが、鞄を一つ提供してくれた

そこに毛布もあるでしょ寒かったら掛けて寝なさい

克子姉の言う通り毛布がある

克子姉、マナに毛布を掛けてもいいかな

さすがにずっと裸のままじゃ寒いだろう

あなたの奴隷よあなたの好きにすればいいの

克子姉はそう言って、微笑んでくれた

風邪を引くと困るからな

オレは、裸のマナを毛布でくるむ

マナは、無表情でくるまれている

マナは、オレの抱き枕になってろ

オレは皺にならないうに、制服の上着を脱ぐ

そして、マナを抱いてゴロンと寝転んだ

あたしも、マナを抱いて寝るわ

メグも、オレの反対側に寝そべってマナを抱く

マナの頭の上で、オレとメグの顔が合う

オレはメグの笑みの理由が判らない

こんな風に制服を着たまま寝転んで、ヨシくんの顔を見るのは初めてだなあって思って

そんなこと言ったらオレだって、初めてだ

ヨシくん可愛い

いやオレの顔が可愛いわけがない

可愛いというのは今のメグみたいな顔を言うんだ

マナは、オレたちに抱き締められてブスッとした顔をしている

二人とも、イチャイチャしていないで出発するわよ

運転席から、克子姉が言った

あ珠代さんは

オレは、身体を起こして車の窓の外を見るが

もう事務室に戻ったわ珠代姉さんも眠そうだったから

そうか珠代さんは、ずっとオレたちのことを監視してたんだっけ

すぐにまた会えるわ今日のお礼は、またその時に改めてしなさい

そしてオレたちの車は、ラブホテルを出る

朝のラブホテル街は昨日の夜のケバケバしさが嘘のように見えた

どのホテルも実は結構、古い建物ばかりで、コンクリートの壁にひびが入っていたりする

ゴミ捨て場に、ゴミ袋がたくさん並んでいた

その前を猫が、つまらなそうに歩いている

電線に停まっている、カラスが2匹

何度も切り貼りされた後の残るアスファルトの路面

朝の光は、夜の闇に消されていた現実を全て明らかにする

太陽の光の下の世界日常が蘇る

ヨシくん寝た方がいいわよ

メグが心配そうに、声を掛けてくれた

オレはまた、フラットシートに横たわる

車が大きく揺れた

きっと、ホテル街の路地から大通りに出たんだろう

オレが、そう声を掛けるが

マナは返事をしない

どうやったら、心を開いてくれるのか

そもそも奴隷に心を開かせるのは、無理なことなのかもしれないけど

いや、今は深く考えるのは止そう

オレは眼を閉じる

とにかく眠い

オレの携帯が鳴った

頭の上に放り出していた学生服から、携帯を取り出す

夜と朝には、必ず電話掛けてくるんだよな

お早うございます旦那様

みすずは、元気だ

おしっこか

はい、みすずはおトイレの中で旦那様のお許しが出るのをお待ちしていますっ

みすずが下半身裸で、便器にまたがっているんだ

何かエッチな状況を想像するが身体が重くて、チンコはピクリともしない

ヨシくん、代わって

メグがオレから、電話を受け取る

もしもし、恵美ですごめんなさい、ヨシくん、今、とっても疲れているの今は休ませてあげて下さい

いやメグがそんなことを言うのは、逆効果な様な気が

え何で、そんなに疲れているかってそれはその

ほらメグが困った顔をしている

昨夜はヨシくんは十回いいえ、その前もあったから十二回、セックスしました

メグよ、余計なことを

内訳はあたしが三回で、マナがあ、舞夏のことね彼女が七回後、克子さんと渚さんが一回ずつ

すっげぇなあオレ

もう、死ぬかもしれない

えあ、克子さんと渚さんは、朝、いらっしゃったの渚さんは、ヨシくんと一回セックスしてすぐにお帰りになったわ今は、克子さんの車で学校へ向かっているところですはいええっとヨシくん、みすずさんが代わってって

メグそこで、オレに電話を戻すのか

ああ、もう仕方が無い

旦那様一晩で十二回って、死ぬおつもりですか

オレも、そう思う

かなりマジで

ちょっと、色々あったんだよマナの舞夏のことでさ

詳しくは後で説明するけどミナホ姉さんとの約束で、オレが一晩で十回、膣内射精しないとマナが鞭で叩かれることになっていたんだ

でも十二回ですよね二回、多いです

それはその約束をする前に、すでに二回してたから

克子様と渚様がいらしたって言うのは

七回目ぐらいで、オレがへたばったから二人で助けに来てくれたんだあの精力剤とか持って

そういう時は、みすずも呼んで下さい

夜中だろうが構いませんどんな手段を使っても、駆けつけます旦那様が大変な時に、みすずだけ知らないで眠っていたなんて、もう嫌ですからね

オレの女は、みんな揃いも揃ってオレに優しい

ありがたいと思う

後で旦那様のお腹をさすって差し上げますお疲れでしたら、みすずと一緒にお昼寝しましょうね

ああありがとう、みすず

電話の向こうからシャーッという水音が聞こえてくる

みすず漏らしているのか

はい、旦那様みすずは、旦那様に見守られてお漏らししています

朝のいつも通りの放尿をみすずは行う

早く、旦那様と一緒に暮らしたいですそうしたら、お電話でなく、毎回、おしっこを見ていただけるのに

一緒に暮らしたら、毎朝毎晩、そんな日課があるのか

大変だなオレ

旦那様は、今日はお昼まで学校ですよねまた、後でそちらに伺いますから

あ、そうだ

みすずこっちに来る時は、必ず克子姉に電話して迎えに来て貰うんだぞちょっと、色々あって、お屋敷の廻りは危なくなっているから

何があったんです

昨日は、色んな事件が起きる前にみすずと別れたから

みすずは何も知らないんだよな

詳しいことは後で説明するけれど、とにかく大変なことになっているんだ

電話では白坂本家の調査員とか、寧さんを狙っているアメリカ人犯罪者の雇った暴力団員とか話しようがない

後でみすずさんには、あたしが電話するわ詳細はその時に話しておくから

運転席から、克子姉がそう言う

みすず後で克子姉が、みすずに電話するって詳しいことは、その時に聞いてくれ今は移動中であんまり話せないから

判りました克子様からのお電話をお待ちします

とりあえず納得してくれたらしい

でも、お昼には絶対に伺いますから待っていて下さいね

ああお昼ご飯は、みんなで食べよう

そういや、朝飯食ってないな

腹減った

学校へ着いたら、購買部でパンでも買おう

メグとマナの分も買わないと

克子姉の分も要るよな

はいでは、後ほどところで、旦那様

もう、一晩で十二回とか無茶なことをしちゃダメですよ

弓槻様と恵美さんには、後で抗議しますから大切なみすずの旦那様に、そんなことをさせるなんて

いやこれは、オレが納得してしたことだからミナホ姉さんとメグは悪くないんだ

いいから無茶してゴメンみすずに心配掛けて、悪かった

もう、こんなことはしないから

はいみすずとお泊まりの時は、半分で構いませんから

半分

一晩で六回は愛して下さいね

ん判った

もうしようがない

みすずだって、そんなに経験は無いから

半分の六回なら余裕だと思っているんだろう

それなら頑張るしかないよな

愛しています、旦那様では、お昼に

オレも愛してるよみすず

電話が切れる

一気に、眠気がオレを襲う

ごめんね、ヨシくんあたし、みすずさんに余計なことを言っちゃったみたい

メグが、オレに謝る

いいんだよみすずには、隠し事をしない方がいい後から知った時の方が、大暴れしそうだし

オレは携帯を置いて、横になる

マナの身体を抱いた

マナはジッとオレを見ていた

どうしたんだ、マナ寒いのか

どうしてあたしのせいだって、言わなかったの

小声でそう言った

マナがしたことの責任は、全部オレが取らないといけないんだそれが、マナを奴隷にしたオレの義務なんだミナホ姉さんは、オレにそれを教えるためにああいう命令をしたんだよ

逆にオレが悪いのに、マナが責められることもあるだから、オレはもう失敗はできないんだ

オレはマナの顔をそっと撫でる

色々厳しくするし、もう甘やかすようなことはしないマナが鞭で叩かれる姿なんて、見たくないから

オレはマナの小さくて柔らかい身体をギュッと抱き締める

少し寝るよお休み、マナ

揺れる車内の中で

オレは眼を閉じた

克子姉の声で、ハッと眼を覚ます

車はすでに学校の教職員用駐車場に到着していた

秘密のシャッターの中へ入る

え、何ここ

メグは、隠し通路のことは知らない

ここから校舎まで、秘密の地下通路があるんだよ

オレは、メグに教えてやった

うちの学校の内部は、ミナホ姉さんが色々大改造しているんだよきっと、メグ、びっくりすると思うな

隠しカメラとかマイクとか

はい、車を降りて今日、必要なものだけを持って降りなさい後は車の中に残しておいていいから

克子姉の言葉にメグは、荷物を整理する

オレはマナを連れて車から降りた

大きく伸びをする

学生服の上着を着ようとするとマナが手伝ってくれた

マナはお兄ちゃんの奴隷だから

マナは、無表情にそう答えた

オレたちは克子姉を先頭に地下通路を歩いて行く

寒そうだったけれどマナの毛布は、車に置いてきた

裸のままで行かないと、ミナホ姉さんは納得してくれないだろう

やがて校舎の地下に着く

この一つ上が、秘密の部屋になっているんだ

オレたちは校長室の下の監視ルームに到着する

階段を昇りきると寧さんがいた

おはよっご飯できているよ

寧さんは、いつもの様にニコニコしている

良かった元気そうで

オレはその笑顔を見て、ホッとした

寧さんの無事が一番心配だった

うん昨夜から、ずっとここに居たから学校の方がお屋敷よりも、何倍も防衛システムがあるからねっ

え昨夜の電話では、お屋敷に居るって言ってませんでしたっけ

驚くオレの前にマルゴさんが現れる

それは嘘だよ寧には、わざと吉田くんに嘘を言って貰ったんだ

そこに居る裸の子が、吉田くんたちから逃げ出したりしてこちらの情報を喋る可能性があったからね

マルゴさんが、冷たい眼でマナを見る

本当にみんな、マナのことを信用せずに警戒していたんだ

マナみなさんにご挨拶しろ

マナは珠代さんの時で、充分に学んでいる

裸のまま、床に土下座する

初めましてあたしは、吉田マナツですマナと呼んで下さいお兄ちゃんの奴隷にしていただきました

地面にひれ伏すマナに、マルゴさんは言った

何だ、やればできるんじゃないか昨日は、どうしようも無い子だと思っていたけれど

やっぱりマナのこと、怒っていたんだ

ヨッちゃん、先生から聞いたけれどマナちゃんは、今、レイプ奴隷なんだっけ

寧さんそれはその

オレの代わりに、マナが答えた

マナちゃんちょっと、顔を上げて

マナが寧さんを見る

寧さんは、ニコッと微笑んだ

マナちゃんが、ちょっと良い子にしていたらレイプ奴隷からセックス奴隷になれると思うよそれでね、もう少し良い子だったら、普通の奴隷になれるよそんでそんでマナちゃんが本当に良い子になったら、ヨッちゃんは優しい人だから、マナちゃんは妹奴隷になれると思うんだ

あのどう違うんですか

マナが尋ねた

うんオレも、よく判らない

マナちゃんが、どう思うかだよ

寧さんは、答えた

ヨッちゃんは、ずっと変わらないよ今だって、ヨッちゃんはマナちゃんに底抜けに優しいしこれからも、ずっとマナちゃんのこと大切にしてくれるよ

オレはマナに優しいか

レイプしたり、お尻を叩いたり

首輪に鎖を付けて、全裸で引き回したりしているのに

だから後は、マナちゃんがヨッちゃんを受け入れるだけだよヨッちゃんを受け入れれば、受け入れるほどマナちゃんは幸せになれるのにね

寧さんは微笑むがマナは、無表情で寧さんの顔を見上げているだけだった

それより、お腹空いているでしょおにぎりとお味噌汁作っておいたから食べよう

えっと今、何時です

オレは時間が気になる

すでに校内にいるんだけど

八時五分前よ

上の階から、ミナホ姉さんが下りてきた

うちの高校の始業時間は八時三十分だからまだ余裕がある

あマナ、ご挨拶だ

マナが、ミナホ姉さんに土下座する

もういいわ寧とマルゴに挨拶していたのを聞いていたから

ミナホ姉さんは、ニコッと微笑む

それより吉田くん、ご苦労様ちゃんとあたしとの約束を果たしたのね

メグや、克子姉や、渚さんに助けてもらいましたから

うんみんなの助けがなければ無理だったと思う

あたしは、マナさんのことを鞭打ちできなくて残念だけどね

ミナホ姉さんが、テーブルの上に置いてあった鞭を取る

マナさん見なさいこれがあたしの鞭よ

太い革で覆われた黒光りする鞭

それをミナホ姉さんは、思い切り振るった

空気を切り裂くシュッという音とテーブルの上を叩く、ピシィッという鋭い音

こんなので叩かれたら確かに、肌が裂ける

あなたがあたしたちを裏切ったらこれで叩いてあげるわいいわね

ミナホ姉さんが、マナにそう言った

先生、そんなことよりご飯、ご飯、ご飯ーんっ

寧さんが制服の上に割烹着を着て、お皿に山盛りになったおにぎりを持って来る

マルゴさんが、味噌汁の入った鍋を持って来た

ほらほら、ヨッちゃんも、メグちゃんも食べて

正直ありがたい

いただきます

と、オレは一つ手に取るが

マナの方を見てちょっと考える

ヨッちゃん、はい、取り皿それで、この列が鮭で、この列がおかかで、この列がイクラね

寧さんがそう言いながら、オレに目配せする

オレは、取り皿におにぎりを全種類乗せて3つで足りるかな

それと、味噌汁をお椀に注いでマナのところへ運ぶ

命令だ食え

食べるんだマナ、命令だぞ

マナが自分の手を見る

土下座して汚れた手

ヨシくん、はい、おしぼり

メグがスッとオレにおしぼりを渡してくれた

そのおしぼりでマナの手を拭いてやる

マナが、そっと呟いた

これでいいだろ食えよ

マナがおにぎりを一つ、頬張る

三つで足りるかもっと、持って来ようか

マナは、そう答えた

ほら、ヨシくんの分も持って来たわよ

メグが、取り皿におにぎりを山と積んで持ってきてくれた

オレは、マナの横に座って食べ始める

はい、お味噌汁だよっ

寧さんがお椀を渡してくれた

一口飲む

疲れている身体に温かい味噌汁が染み込んでくる

このお味噌汁は寧がおにぎりはマルちゃんが作ったんだよ

ご飯を握るだけなら、あたしでもできるから正直、味噌汁の味付けって、あたしにはよく判らなくて

おにぎりを食べながら、マルゴさんが言った

そういえばさっき、昨夜の寧さんとの電話の内容は嘘だって言ってましたけれど

オレは、マルゴさん尋ねる

もしかしてマルゴさんが話していたことも

ああ嘘と本当が混ぜてあるお屋敷の廻りに六軒の家があるのは本当だけど、その全部に脱出通路が繋がっているっていうのは嘘あたしが住んでいることになっている家があるっていうのは本当で裏の家に住んでいる洋画家の浜さんという人は、実在しない本当は、小説家の伊佐坂先生が住んでいる

それも嘘でしょう

マルゴさんは、ニヤニヤと笑っている

本当は、不動産屋さんの花沢さんだったかなサラリーマンの穴子さんいつも、野球を誘いに来る中嶋くんだったかもしれないね

ほらやっぱり、嘘なんだ

もう、苦笑するしかない

今はまだ教えられないってことだよ

真実を知るべきでないのは、マナだけじゃないんだ

マナの祖父市川氏との交渉が終わるまでは、何が起こるか判らない

できるだけ必要の無い情報は知ない方がいい

オレだって、メグだってもしかしたら、敵に捕まって尋問されるかもしれないのだから

適当な嘘を言っているわけでは無いんだよ人によって、話す内容を少しずつ変えるんだそうしたら、誰から話が漏れたのか判るだろう

なるほどそういうことなのか

マルゴさんは、徹底して現実的に対応しているんだ

恵美ちゃんそのままで居てね

克子姉は食事をしないで、霧吹きとドライヤーとブラシを持って来た

今、髪をセットしてあげるからね

あ、自分でやりますからお食事なさって下さい

あたしはあなたたちが教室に行った後でもいいから

そう言って、克子姉はメグの髪に霧吹きで濡らしていく

可愛くしてあげるわクラスの子がみんな、びっくりするくらい

克子姉がメグの髪にブラシを掛けていく

ならさついでに薄くお化粧しちゃおうよっ

寧さんが、化粧道具の入ったポーチを持って来る

いえあたし、お化粧なんて

いいから、いいからお化粧しているかどうか判らないくらいのナチュラル・メイクにするから大体、みんな優等生のメグちゃんがお化粧してるなんて、絶対に思わないから平気だよ

メグは、クラスでは真面目な子だと思われている

でもあの、あたし

いいからメグちゃんは、おにぎり食べてて

このさい、眉毛とかも整えた方がいいかもしれないわね

克っつん、それ賛成ええっと

大丈夫、大丈夫

そうそう、あたしと克っつんにお任せあれ

そして、十五分後

とんでもない美少女が誕生した

恵美ちゃんて下地がいいことは判ってたんだけど

うん髪型を直して、ちょっとお化粧したら、可愛くなる確信はあったんだけど

メグを弄くった二人が、一番驚いている

恵美ちゃんとっても、綺麗だよ

マルゴさんまでが、驚嘆している

ここまで、美人になるとはさすがに想像していなかった

ヨシくん、どう

メグはまだ鏡を見ていない

すっごい可愛い

嬉しいヨシくんが、あたしのこと褒めてくれた

克子姉が手鏡を持って来てくれた

はい恵美ちゃん

メグが、鏡を覗き込む

これが、あたし

自分の変貌にメグも驚いている

恵美恵子さんにそっくりよ

ミナホ姉さんが、メグに言った

雪乃さんの妨害や山峰の家の子としての白坂家に対する遠慮が、あなたの美しさを隠していたのね

本当のメグは、こんなに綺麗だったんだ

ヨッちゃん、大変だねこれから

寧さんが、オレに言う

寧さんが、はぁと呆れる

ヨッちゃん判ってるこれから、ヨッちゃんはメグちゃんの婚約者として振る舞わないといけないんだよ学校の中ではさ

女子陸上部の女の子たちは、オレとメグの交際宣言を聞いている

それどころかオレが山峰家に行ったことまで知っているんだっけ

その話は

当然、すでにクラス中に広まっているはずだ

だってうちのクラスにも、陸上部の子はいるんだし

あわわわ

覚悟を決めなさい、吉田くん

ミナホ姉さんが、オレにニッと微笑んだ

ということで、次話は恵美の青春少女シリーズです

ラブラブカップルが、教室を震撼させます

雪乃も、そろそろ出てくるはずです

130.あたしたち、婚約しました

じゃあ、君の奴隷はあたしが預かっておくよ

マルゴさんに、マナの鎖の付いたリストバンドを渡す

鎖は、ここに繋いでおくからね

部屋の壁の柱の上にちょうど良い感じの鉄の輪がハマっていた

マルゴさんは、そこにリストバンドを通してロックする

マナの背では、手が届かない位置だ

こんな場所に鉄の輪があるってことはきっと

前にも、この部屋に誰かが拘束されたことがあるんだな

マナちんはあたしが相手しているからさ、心配しないでねっ

でも、寧さん、身体検査は

寧さんだって、うちの学校の生徒だろ

あたしはパス今日は、登校していないことになってまーすっ

寧さんは、笑ってそう言った

シザーリオ・ヴァイオラの件もあるし

無闇に、寧さんの目撃情報を増やすべきでは無いかも

メグが、オレの後ろで大きな声を出して驚く

これって学校の中が、映っているじゃないですか

メグは、ミナホ姉さんの監視システムのことは知らないんだっけ

この学校はね黒い森の売春婦の候補者を探すために、長いこと利用されてきたのよ

ミナホ姉さんが、メグに説明する

学校中のありとあらゆる場所に、監視カメラとマイクが仕込んであるわそして、まず目を付けた女生徒が、娼婦として相応しい性格の持ち主か調査するのそれから、その子の家族や友人関係をそうやって下調べをした上で、ターゲットを追い込んで行くのよ

ミナホ姉さんが、操作盤のスイッチを押していく

カメラが次々と切り替わる

教室、廊下、階段、下駄箱女子のトイレの中まで

校舎の外もグラウンド、裏庭、屋上、立ち入り禁止の旧校舎の方まで

恵美は、びっくりした顔で切り替わっていく画面を見ている

この校舎は五年前に建て替えた時に、徹底的に監視システムを仕込んだのよそれから防衛システムもね

ミナホ姉さんが微笑む

白坂創介への復讐を実行する時は、ここがあたしたちの基地になることは判っていたからお屋敷の内部構造は、白坂も良く知っているでしょそれに、お屋敷は建物の土台が古いからあんまり、無茶な改築はできないのよ

この校舎は初めから、そのために作ったんだ

学校なら白坂が雇った暴力団なんかがやって来ても、立ち入り禁止にできるし最悪、警察を呼ぶこともできる

昨夜から、寧さんたちがここに避難していたというのもよく判る

この部屋を中心に、幾重もの防衛システムが隠されているんだろう

さてあたしは、一度、職員室に顔を出すわ一応、教師ですものね

ミナホ姉さんは、上の階への階段へ向かう

時間をズラしましょう吉田くんとメグは、あたしの二分後に上がって来て一緒に部屋を出るところを誰かに観られたくないから

オレは返事した

じゃあ、教室でね

ミナホ姉さんは、フッと笑って階段を上がっていく

上の部屋の出口のドアの上に小さなランプがあるからそのランプが緑だったら、外に出ていいよ外の廊下に誰もいないっていうサインだからドアは、オートロックで鍵が掛かるからそのままにして

マルゴさんが、そう教えてくれた

入る時は、ドアを三回ノックして監視カメラで確認して、問題が無ければドアのロックを遠隔操作で外すから

何もかもこの監視室からの操作でできるようになっているんだ

二人とも、忘れ物は無い

克子姉が、オレたちに聞いた

今日は、身体検査と避難訓練だけだし

パンツは、840円の新しいのを履いているし

ハンカチとポケット・ティッシュは持ってる

持ってません

だと思ったはい

克子姉が、オレに白い無地のハンカチとティッシュを手渡してくれた

あたしは、自分のを持ってますそれより、ヨシくん

恵美は珠代さんから貰った、グリーンの首輪を取りだした

それってメグ

昨日、御名穂さんに教えて貰ったでしょう校則で、チョーカーはしてもいいことになっているのよ

それは、そうだけど

そうね恵美ちゃんは、それを付けていた方が安全だと思うわ

今の校長先生や古くから居る先生方の中には、この学校と黒い森との関係を知っている人が何人かいるの首輪をしている生徒は、黒い森の女の証だからそういう先生たちは、恵美ちゃんに一目置いてくれるわよ

ミナホ姉さんのお爺さんが黒い森の実権を握っていた頃は、この学校の中に何人もの娼婦が在学していたんだっけ

首輪で一般生徒と黒い森の女を見分けていたんだ

黒い森のことを知らない教職員にも、首輪の女生徒には絶対に手を出すなって厳命してあるわみんな、特別な生徒だってことは判っているから安心よ

でもそれじゃあ、メグのことを娼婦だって勘違いする先生も出てくるんじゃないですか

オレはそれが不安だった

思わせておけばいいのよこの学校の先生ぐらいのお給料じゃ、黒い森の娼婦は買えないことは知っているし何しろ、下手に手を出せば、お嬢様からとんでもない賠償を要求されることになるからね

お金か、命かね

黒い森を知っている先生は、その恐ろしさも知っている

それに首輪を付けていた女生徒は、娼婦とは限らないよ黒い森に関係する女生徒はみんな首輪を付けていたんだあたしも、昔は付けてたし

マルゴさんはこの学校の卒業生なんだっけ

でも寧さんは、首輪をしていませんよね

オレの問いに、マルゴさんが答える

寧も昔はしてたよでも、今は首輪なんかしなくたっても、寧は学校中の有名人になっちゃったから先生も生徒たちも、寧はアンタッチャブルな存在だろ

あははあたし、剣道場に放火して全焼させちゃったでしょそれ以来、髪の毛は金髪に染めてるし眼にはカラーコンタクトしているし廊下を歩くと、みんな、あたしを避けていくもんね今更、首輪をする必要はなくなっちゃったんだよ

寧さんのその事件について

オレは、何もまだ詳しい話を聞いていない

寧さんが、なぜ放火したのかなぜ、黒髪を染めるようになったのか

もう一人のあの子はね選挙に出る前に外させたんだあの子の真似をして、ファッションで首輪をする生徒が増えると困るからね

マルゴさんが、岩倉さんのことについて教えてくれた

恵美ちゃん君の首輪を見て、おかしな反応をする先生のことをよく覚えておいてその先生たちは、黒い森と関係していた人たちだから

白坂への復讐が終わったら全員、処分しなくてはいけない人たちだから

マルゴさんと克子姉は、そう言った

ミナホ姉さんは、黒い森を解体しようとしている

過去の暗い出来事を知る人間はこの学校から、全て追放する覚悟なんだ

ヨシくん、お願い

オレはメグの首輪を付ける

恵美ちゃんで首輪を付ける女性とは最後にしないとね

年長者の二人は、ジッとメグのグリーンの首輪を見つめている

これでよしそろそろ行こう忘れ物は、無いな

オレがメグにそう言うとメグは、オレに手を差し出す

手、繋いで

ああ一番、大事なことを忘れていた

メグと手を繋ぐ

メグの手はひんやりしていた緊張しているのかな

それじゃあお姉様方、行って参ります

メグが、みんなに挨拶する

オレも、行って来るね

ええ気を付けてね

代表して、克子姉が答えてくれた

マナのこと、お願いします

奴隷らしい扱いでいいんだよね

はい厳しく接して下さいでも、良い子にしていたら、優しくしてあげて下さい

うん判った寧もいいね

オッケーっ

オレは、マナを見る

じゃあ、オレはちょっといなくなるけど大人しく、お行儀良くしているんだぞ、マナ

全裸で鎖に繋がれたマナは複雑な表情で、オレを見ている

上の階へ上がって隠し扉を開けて、部屋に入る

そう校長室下の部屋は、校長室に繋がっていたんだよ

メグは、驚いている

そりゃそうだな

教職員用駐車場の隠しガレージから、地下の通路に、監視ルームそして、校長室だもんな

自分の通っている学校に、こんな秘密があるとは普通は思わないだろうし

校長室から外の廊下に出るドアの上にさっきマルゴさんが説明してくれた通りのランプが点灯していた

今はグリーンに光っている

廊下の外には、誰もいない

行くよ、メグ

ドアをガチャリと開けて、外に出る

ドアを閉めると自動で鍵がロックされた

高校の廊下

見慣れた日常の景色

昨日からの非日常の世界からやっと、戻って来た

日常の世界に帰って来たけれど

オレもメグももう、昨日までとは違う

クラスメイトたちと対面するのはちょっと緊張する

大丈夫心配しないで

オレはメグにキスする

メグは、ニコッと微笑んだ

心配してないよ二人一緒だもんね

メグと手を繋いで廊下を進む

人通りのほとんどない校長室のあるブロックを出ると三年生の教室が並んでいた

たくさんの生徒たちが、いる

教室の中の時計を見る

時間は八時十七分

始業まで、あと十三分か

メグが、いきなり大声を上げた

うわわわ

陸上部の竹柴キャプテンが居た

お、お早うございます

オレも慌てて、挨拶する

どうした、二人揃ってわざわざ、あたしに報告に来てくれたのかい

竹柴キャプテンは、一年生のオレたちが三年生の教室が並んでいる廊下に居ることを自分に会いに来たと勘違いしたらしい

報告ってやっぱり、昨日のことだよな

は、はいキャプテンにまず、ご報告しないといけないと思いまして

頭の回転の速いメグは、すぐにキャプテンに話を合わせた

竹柴先輩は、オレがメグの両親に会いに行ったことまでは知っているんだっけ

それでどうなった山峰のご両親は何て

竹柴キャプテンは、興味津々に尋ねてくる

やっぱりキャプテンも女の子なんだ

はいあたしたち、婚約しました

メグが思い切って、報告する

こ、婚約

さすがのキャプテンも、話の展開に驚く

はいヨシくんが、あたしの両親にあたしと結婚したいって、ちゃんと話してくれましてそれで、両親に二人の関係を許していただきました

メグは顔を真っ赤にして、報告する

確かに山峰家での話を要約すれば、そういう風に言えなくもないような

そそうか、それは良かったな

キャプテンも、すっかり戸惑っている

し、式は高校を卒業してから挙げますキャプテンもご出席下さい

わ、判った山峰

だが二人とも、声が大きすぎるよ

三年生の女子たちが、あっという間に集まって来た

なになに、婚約って

ほら、この子たちだよ昨日、女子の陸上部でさ

ああグラウンドで交際宣言したって一年生

うわ、女の子、可愛いね

そりゃ、婚約するぐらいだからね

やっぱり昨日の一件は、学校中に広まっているんだ

え、山峰ちゃん本当に婚約しちゃったの

竹柴キャプテンの後ろから顔を出した眼鏡の先輩の顔は、見覚えがあった

多分、女子陸上部の三年生の一人だ

はい、高林先輩、あたしたち婚約しましたヨシくんに婚約指輪も買って貰いました

三年生たちに取り囲まれて、すっかりテンションが上がりまくってしまったメグが、指輪を先輩たちの前に掲げる

オオーッという歓声が、三年女子の中から起きた

すっごい、ホントに婚約しちゃったんだ

この男の子、本当に彼女の家まで行って、ご両親に挨拶したらしいよ

えマジで親の許可を貰ったの

いわゆる結婚を前提とした交際ってやつよね

だぁかぁらぁ婚約って言ってるでしょ

すっごいじゃん

ヤバイんじゃないの

ていうか、すっごく可愛いよね

三年生たちが、ワーキャー騒ぐ

どんどん人が増えていないか

30人以上は居るぞ女の先輩ばっかり

婚約したのは判ったけれど山峰、学校に指輪をしてくるのはマズくないのか

眼鏡の高林先輩が、メグに言った

婚約指輪ってあれ

うっわー、いいなあ

あたしも、指輪くれる彼氏欲しいっ

うん婚約はしたくないけど、指輪だけ欲しいな

女の先輩たちは、勝手なことを言う

婚約指輪の場合はいいんですっ校則にちゃんと書いてありますからっ

メグが叫ぶ

ほとんど、破れかぶれだ

えー、どれどれ

何人かの女生徒が、生徒手帳を拡げる

あ、あった小さな字で書いてある

ホントだ婚約指輪はしてきていいんだ

え何で、こんな校則があるのよ

そりゃ、前にもいたんでしょ婚約した生徒が

はぁなるほどねえ

三年の女子のお姉様たちは、みんな感心していた

竹柴キャプテンが、オレたちに言った

あんたたちが本気なことはよく判ったちゃんと筋を通して山峰の両親の許可を得て、婚約までしてきたんだあたしは応援するよあんたたちに文句を言うやつがいたら、あたしに言いなあたしがブッ飛ばして、制裁してやるから

竹柴キャプテンは、ニッと微笑む

さすが陸上は武道だがモットーの人

ありがとうございますっ、キャプテン

メグが頭を下げる

校則が許しているのなら、婚約指輪のことも認めるよでも、部活の時は外して仕舞っておくんだよ失くしたら困るだろ

財布と一緒に貴重品袋に入れておくんだねうちの部の連中には、あたしから話しておくよ

メグばっかり喋っている

オレも何か言わないと

あ、あのよ、よろしくお願いしますっ

グ、グダグダだぁぁっ

他に適当な言葉が思い浮かばなかったし

この子照れてるぅ

可愛いよねえ

女の先輩たちに笑われるかなり恥ずかしい

吉田くんだっけ山峰のこと頼むぞ

オレは、竹柴キャプテンに深々と頭を下げた

失礼します失礼します

すみませんみません

三年生の包囲から、メグと手を繋いで脱出する

ああんっ緊張したわすっごく恥ずかしかった

二人きりになった瞬間メグがオレに言った

オレも何を話したらいいのか判らなくなっちゃったよ

あたしが一人でペラペラ喋っちゃったよねごめんね

いいんだよオレ、よろしくお願いしますしか言葉が出て来なかったし

本当にパニックに陥っていた

こんなんで自分のクラスに着いたらどうなるんだ

うちのクラスにも女子陸上部の子は居るから

今の三年生たちよりも、大騒ぎになるんじゃ

ヨシくん心配

メグがオレの顔を覗き込んで、尋ねる

平気だよ二人で乗り越えていかなきゃいけないことだものな

メグが、ギュッとオレの手を握る

オレたちは、心を一つにして教室へ向かった

1年2組のオレたちのクラスへ

行くぞ、メグ

うんヨシくん

オレたちは、せーので教室の戸を開く

教室の中にはほぼ八割の生徒が集まっていた

雪乃はいない

野球部の一年生は、今日の練習試合の準備があるから、始業ギリギリまで教室に来られないんだろうけれど

雪乃は、どうしたんだろう

誰かに何かを言われる前に、オレたちの方から公表するべきだろうか

それってやっぱり交際宣言じゃなくて婚約発表になるんだよなあ

どんな風に話そうか

一瞬、躊躇してしまう

あっれぇぇどうしたの、山峰さん

いきなり一人の女生徒が、メグを見て叫ぶ

ホント山峰さん、すっごく綺麗になっている

あっという間にクラス中の視線が、メグに集中する

髪型変えたいや、そんなレベルじゃねえよ何か、根本的に綺麗になっちゃってるんですけど

男たちも騒ぎ始める

あそうだった

竹柴キャプテンは、昨日、優花さんに髪をカットして貰ってイメチェンしたメグの姿を見ているからそんなに驚かなかったけれど

さっきの三年生たちのほとんどは、前のメグを知らなかったわけだし

でもうちのクラスの連中は

綺麗になったメグを見るのは、これが初めてなんだっけ

ていうか何で、山峰さん、吉田くんと手を繋いでいるわけ

メグの変貌に驚いていたたくさんの視線がその声と共に、オレとメグの手に移る

あえうええっと

何て説明すればいいんだろう

それはですねえ恵美と吉田くんは、昨日から付き合っているからなのですよっ

オレたちが言葉を発する前にいきなり、そんな言葉が飛び出して来る

声の主はやっぱり

女子陸上部員の荻野さん

えっええーっ

教室中に衝撃が走る

それも何と恵美から告白したんだってさ

あ昨日、メグが陸上部の子に伝えた話では

そういう設定になっていたんだっけ

ど、ど、どどうして

男子の一人が、大きな声を上げる

山峰さん吉田のどこがいいんだよ

たくさんの視線が、メグに集まったまま

みんな、メグの返答を待っている

なぜか、オレを見るやつは一人もいない

えっとヨシくんは

メグの言葉の途中で、男子生徒たちがヒソヒソと話し出す

ヨシくんて

そりゃ、吉田のことだろ

そんなことは判っている

そうだ、問題なのは、何で山峰ちゃんが吉田のことをヨシくんて呼んでるのかってことだ

そりゃあ、お前

一人の男子生徒が言った

山峰ちゃんが、吉田と付き合っているからだろ

男子生徒たちに、1500のダメージ

やっぱり、そうなのか

そうだろ、普通

でも、吉田だぜ

うん、吉田だよな

普通は、この選択は無いだろ

無いよなあ、普通

吉田に騙されてるんじゃね

吉田みたいなのに騙されるか、普通

山峰ちゃんみたいな真面目な子の方が意外とさ

そこんとこ、どうなの山峰さぁんっ

男たちの勝手な言葉に、メグはカチンときたらしい

大きな声で、はっきりと言った

ヨシくんは、真面目で誠実で優しい人ですっそれにとっても、可愛いし

メグその表現は、この場合どうなんだろうか

吉田が

いや山峰ちゃんの眼から見れば可愛いんだろう

眼が曇っているんじゃねえの

恋は盲目と言いますが

つーか、そもそも何で、山峰さんが吉田に恋するんだよおかしいだろ変だよ、こんなのさっ

うんみんなの納得できない気持ちは良く判る

オレだってこんなの夢じゃないかって、思ってるくらいだから

おかしくないし、変でもありませんっ

男子生徒たちの言葉にメグが怒った

本気で

あたしはヨシくんが好きなんですっヨシくんと結婚するって、決めたんだからっ

教室中に波紋が拡がる

や、山峰さん、結婚て

昨日、吉田くんが恵美のご両親に挨拶に行ったんだよね

荻野さんが、メグに尋ねた

ええヨシくんが、あたしのお父さんとお母さんに恵美さんを下さいって話してくれたわっ

ヒートアップした、メグは止まらない

吉田そんなことをしたのかっ

そ、それで、恵美のご両親は何て

男たちの問いに、メグが答える

ちゃんと許してくれたわっ

ゆ、許してくれた

こうなったらもうしょうがない

オレはメグの婚約指輪をした手を取り、クラスのみんなに掲げる

これ婚約指輪

オレの呟きの後にメグが凜とした声で言った

あたしたち婚約しました

1年2組のクラスがとんでもないパニックに陥る

雪乃登場まで、行き着けませんでした

次話には出ます

131.うしろすがたの

なぜ、こんなことに

オレはいつもの様に、自分の席に座っている

しかし、オレの横にはメグが立っていて

ギュッとオレの手を握りしめている

そして、オレたちの周りを、ぐるりとクラスの女子たちが取り囲んでいて

メグに次々に質問を浴びせかけている

もちろんオレたちを囲んでいるのは、クラスの女子の全員ではない

メグと割と親しい子だけそれでも、十人以上はいるな

他の女子メグとそんなに仲良くない、どっちかっていうと不良に近い女の子たちは、それぞれのグループに固まってそれでも、チラチラとこちらの様子を伺っている

やっぱり女の子は、恋愛沙汰には興味津々らしい

対称的なのは、男子生徒たちで

全員、教室の後ろの方に集まって、ヒソヒソ話をしている

時々、こっちの方をジロっと見ながら

何を話しているんだか気になるけれどまあ、どうせロクなことは言われてないんだろうな

それでもクラスの不良連中は、いつも始業ギリギリにならないと教室に来ないからまだ助かっている

あいつらが居たら、面と向かって何を言われるか判らない

オレは別にどんな酷いことを言われても構わないけど

メグが馬鹿にされたり、侮辱的なことを言われるのはガマンできない

もし、そういうやつがいたら絶対にブン殴ってやる

それで、それで二人はいつから付き合ってるわけ

そんなことよりさもう、デートとかしたのもちろん、キスはしたんだよね

不躾で際どい質問にも、ニッコリと微笑んで、一つ一つ丁寧に答えていくメグ

どうしてだか、オレは一言も喋っていない

オレに対する質問もたまにはあるのだが

オレが答える前に、メグが回答している

何か、変な感じだ

オレの手を力強く握りしめる手が冷たい

メグは本当に緊張しているんだ

心の緊張を、微笑の下に隠している

そのことは手を握っている、オレだけしか気付いていない

ねえそれでさ、マジな話、どっちからコクったの

メグの友達の一人が、そんなことを尋ねた

それは、恵美の方からなんだよねえ

メグの代わりに陸上部員の荻野さんがニヤニヤ笑って、そう答えた

もうあたしは、山峰ちゃんと吉田くんに聞いているの

どうして、みんなそんなことが気になるんだ

ブッちゃけそんなの、どっちからでもいいじゃないか

オレとメグ以外の人には、関係無いことなんだし

あたしから、声を掛けたのよヨシくんに

メグは恥ずかしそうに、そう答える

入学した時から、ずっと好きだったの他の子にヨシくんを取られたくなくて

いや、取らないよ吉田くんだもの

女の子たちが爆笑する

まあそうだよな

でもあたしは、どうしてもヨシくんと付き合いたくてそれで、あたしの方から交際して下さいって、お願いしたのよ

メグが話しているストーリーは、みんなデタラメだ

でもメグはもう、その筋書きを女子陸上部の子たちに話してしまった

今更昨日の話は、間違いでしたとは言えないもんな

オレは、黙ってメグの話に頷く

変にオレが口を挟むと、ボロが出そうだから

だから、できる限り黙っている

そもそもオレは、昨日メグが話したストーリーの詳細を知らないんだし

でもさあ付き合って、いきなり親に紹介して、婚約するかぁ普通

そこが生真面目っ子の山峰ちゃんらしいとこなんじゃない

でもこんな風に大々的に宣伝しちゃったら、簡単には別れられなくなるわよ

その女生徒の言葉にメグは、反論する

絶対に別れないからあたし、ヨシくんと本気で結婚したいのよ

と山峰ちゃんは言ってますが、吉田くんの方はどうなのさ

眼鏡の女子が、ニタニタ笑ってオレを見る

するよ、結婚メグと幸せになるんだ

それは願望ではない

決意だ

えーっ恵美を幸せにするじゃなくて

荻野さんが、日本語の文法的なことを言い出す

いいのよそのことで、昨日、ヨシくんに怒られたの

メグが友人たちに微笑む

怒られたって

女生徒たちは、オレをジロッと見る

お前のどこにメグを怒る資格があるんだという眼で

まあそれは、オレも同意する

あたしねあたしが、一方的にヨシくんを幸せにしたいって思ってたのそしたら、ヨシくんがこう言ってくれたのよどっちかが相手を幸せにしようとするんじゃダメなんだ二人で一緒に幸せになることを考えていこうって言ってくれて

荻野さんが、オレに尋ねる

吉田くん、本当にそんなことを言ったの

今、メグが要約してくれた内容みたいなことを、確かに言ったような気がする

昨日の車の中で

言いました

女生徒たちは、わおと歓声を上げた

何か意外

うん、吉田くんのキャラには合ってないような発言だわ

いや確かに、オレみたいなダメな男が言うべきことではないのは、判っているけれど

でも、オレは

ええっと何というさ

荻野さんが、今ひとつ納得できないという顔でオレを見る

昨日からずっと、恵美の話を聞いているとさとにかく具体的な理由はよく判らないけれど、恵美が吉田くんにメチャメチャにベタ惚れだってことはよく判ったのよどの辺が良いのかは、正直、全く判らないけれどね一応、入学式以来ずっと好きだったって、本人は言ってるしさ

はい、荻野さんのおっしゃる通りです

オレにも、オレのどこが良いのかよく判らないです

マジな話

だけどさあ吉田くんが恵美のことを好きになったっていうのが、ちょっと納得いかないんだよねだってほら

うん、そうだよね

女の子たちが疑惑の目で、オレを見る

吉田くんて、他に好きな子が居たじゃない

ホントにみんな、知っているんだ

今、まだあの人、来てないからブッちゃけちゃうけどさ恵美が告白してくれたたから、あの人から乗り換えたとかじゃないよね

うんちょっとさ、吉田くんが山峰ちゃんのどこが気に入ったのか、はっきりあたしたちに教えてくれない

そうだよね吉田くんが本当に山峰さんのことが好きなのか、やっぱりちょっと考えちゃうもんね

いい加減な気持ちで、婚約とかされたら恵美が可哀想だしさ

うん、そうだ

そうよね

女の子たちの眼が、オレに迫る

いやこの子たちだけじゃない

オレたちに関心がないふりをしている女生徒や後ろの男子生徒たちまで、耳を大きくしてオレの答えを聞こうとしている

オレはいつ、どこでメグに惹かれたんだろう

最初に、メグのことを意識したのは

メグは後ろ姿が綺麗だったんだ

あれは何日前のことなんだっけ

メグが、オレのために走って救急箱を取りに行ってくれた

あの時

メグの走っている時の後ろ姿がね

後ろ姿

荻野さんが怪訝な顔をする

他の女生徒たちも

そうだなちょっと言葉が足りないよな

背筋がスッとしててさ長い足が綺麗で

頭の中に、あの時のメグの姿がはっきりと焼き付いている

足何よ、結局、恵美の身体が気に入ったってこと

荻野さんは、悪く受け取って解釈する

いや、メグの足は確かに細くて長くて綺麗だって思っているけれどそうじゃなくてそういうことじゃなくって

何て答えればいいんだろう

メグはさ、後ろ姿がいつも綺麗なんだよちゃんと地面に足を付けて、スッと立っててさ誰にも寄り掛かってないんだいつも、自分の力でしっかりと立っているんだよ

女の子たちがオレの答えに、きょとんとしている

頭の中に浮かんでいることを全部話しちまえ

メグはさ、誰にでも優しい子だけど自分には厳しいんだよどんな時でも、人に頼らずに自分の力だけでがんばろうとしているそういう毅然とした心が、後ろ姿にすごくはっきりと出ていて好きなんだ好きっていうかオレ、メグのこと尊敬しているよ

オレは、メグを見上げた

メグはさっきからずっと、オレの隣に居る

オレを席に座らせて自分は立っている

オレたちは手を繋いだままだけど

メグは絶対に、オレにもたれ掛かってきたりしない

オレの机にお尻を乗せるような、お行儀の悪いこともしない

自分の足でスッと立っている

オレの隣に居る時も、自立しようという気概を忘れない

メグはそういう少女なんだ

尊敬って吉田くん、自分の彼女を尊敬しているの

女の子の一人が、不思議そうにオレに言った

うん尊敬しているし本当に、素敵な女の子だと思ってるだから、オレは、メグのことを大切に思ってるよ

ヨシくん、あたしもよ

メグが繋いだ手をギュッと握りしめる

オレも握り返した

あたしもヨシくんのこと、尊敬しているよヨシくん、絶対にあたしに嘘を付かないし、いつもあたしの眼を見て、真剣に話を聞いてくれるあたしヨシくんのこと、信頼しているしだから、大好きなの

見つめ合うメグとオレ

ヨシくんと、結婚したい

うん結婚するよメグ

そんなオレたちを見てクラスの女子たちは

あんたたち、ホントにホントに婚約しちゃったんだ

ノリとか、冗談とかじゃないんだ

真面目な山峰ちゃんが春の陽気に錯乱したんだと思ってた

あたし、吉田くんが悪い人で山峰さんの純情を弄んでるんだと思ってたわ

あたしは逆山峰さんの押しに負けて、吉田くんが折れたんだと思ってた

マジでラブラブなんだ二人

女の子たちは、口々にそんなことを言う

あたし、昨日、恵美が話しているのをちょっと聞いてたんだけど

荻野さんが言った

恵美は養女なんだって

養女

恵美が友人たちにニコッと微笑む

そうよあたしの本当のお母さんは、もう亡くなっているのそれで山峰の家に引き取られたのよ

平然とメグは答えた

メグの手は本当に冷たい

わずかに震えている

オレは、ギュッと手を握っていてやる

それでさ吉田くんのところも、ご両親が離婚しているんだって

あうんそうなんだ

メグのように

オレも平然と話す

ちょっと声がかすれ気味だけど

だから恵美は早く結婚して、自分の家庭が欲しいんだって陸上部の竹柴キャプテンにそう話しているのをあたし聞いたわ

荻野さんの言葉に女生徒たちは言葉を失う

そうよあたし、早くママになりたいの好きな人の赤ちゃんを産んで幸せな家庭を作りたいの

それはメグの本心なんだろうと思った

あたしヨシくんと家族になりたいんだ

もう、家族だよオレたち

オレたちは手を繋ぎ合っている

オレたちにはもう絆がある

誰にも断ち切ることのできない、強い思いが

だから山峰さんと吉田くん、婚約したんだ

吉田くんも、恵美のそういう気持ちを考えてくれたのね

荻野さんは、そう言ってくれるけれど

オレもメグもおんなじ気持ちなんだよ一緒に幸せになるんだ家族になってさ

こういう機会があって良かったと思う

自分の頭の中を自分の気持ちを整理することができた

オレとメグいや、メグだけじゃない

克子姉に、渚さん、みすずオレの女たち

それから、ミナホ姉さんに、マルゴさんに、寧さん

今はまだ奴隷のマナも含めて

オレはみんなと家族になりたい

家族になりたいからオレたちは、寄り集まっているんだ

愛している

オレオレの家族を心から、愛している

ごめんあたし、吉田くんのこと勘違いしてた

うんいつも、ポーッとしてて、ちょっと頭の悪い人だと思ってた

そんな風に思われていたのかオレ

かなり、ヘコむ

うん何か、自分の意見をしっかり持っている人みたいだし

まあ、真面目な山峰さんが選んだ人なんだから、きっといい人なんだろうね

そんな風に言われると

どんな反応したらいいのか、判らない

そうよヨシくん、昨日、あたしの家に来て山峰のお父さんとお母さんに、ちゃんと挨拶してくれたの畳に両手を付いて、恵美さんを下さいって言ってくれたのよ

メグは眼に涙を溜めていた

吉田くん、本当にそんなこと言ったの

はい言いました

よく、あんな勇気があったよな

自分でも驚く

本当に恵美の両親の前で、結婚するって誓ったんだね

ああオレは、もう腹を括っている覚悟している自分の運命に納得しているんだよメグの人生に責任を持つよ一生、メグと一緒に居たいんだいいや、メグだけじゃないオレはオレの家族を大事にしたいんだずっとずっと、一緒に居たいんだ家族を守るためなら、オレ何でもするよ

そうだだから、オレは

ヨシくん、ありがとう

メグの涙がオレの机の上に零れた

オレは席を立って

メグの背中をさすってやる

メグ大丈夫だからオレはずっとメグと一緒だから

ヨシくんっ

メグが、オレに抱きつく

オレも、メグをしっかりと抱いた

なぜか、教室中からおおっという歓声と拍手が巻き起こった

教室に入って来た、一人の少女

どうしたの、何の騒ぎ

あ、白坂さん実はね

一人の女生徒が雪乃に話し掛けた瞬間

メグがオレにキスをした

おおおおおッ

やった

キス、しちゃってる

よ、吉田のくせに

あの山峰さんが

恵美やるぅぅ

オレたちを見ている雪乃

雪乃の驚いている顔

信じられないものを見るような眼で

ゾッとした表情で

メグと抱き合いキスしているオレの姿を

その後もメグはオレの席に居た

オレと手を繋いだまま、女の子たちと話している

もう、オレとメグの話題は終わって

今日の身体検査の話になっている

それでもメグは、オレの手をギュっと握ったまま

オレの側から、離れようとしない

今日の身体検査用の下着はね昨日、ヨシくんに買ってもらったの

メグが少し大きな声で、そんなことを言い出す

えー、二人で買いに行ったの

そうよデートだったのね、ヨシくん

ヨシくんのパンツはあたしが選んであたしの下着は、ヨシくんに選んでもらったの

うわわわそりゃ、お熱いことで

ていうか本当に買ってもらったの安売りのじゃないんだよね

買ってもらったわちゃんとした良いものよ

えー、見せて見せて

後で見れるわよ身体検査なんだから

それもそうか

女の子たちは笑う

雪乃の様子を見たいと思うんだけど

メグの身体の陰になっていてオレの席からは見えない

そう思った瞬間に

オレは、ハッとした

さっきから何で、メグがオレの席に来ているのか

どうして、オレの横に立っているのか

メグは最初からオレから雪乃を遮断する位置に立っている

つまり、オレの席と雪乃の席の間に

雪乃の存在をずっと意識しているんだ

ねえ、恵美、いつまで吉田くんと手を繋いでいるのよ

荻野さんが、メグに言う

そうだよさっきも言ったけどさ、誰も山峰ちゃんから吉田くんを取ったりはしないからさ

別の女の子も、冷やかすようにそう言った

そんなの判らないものあたしは、ヨシくんの手を離したくないの

メグは雪乃のことを心配している

いや正確には、雪乃に囚われているオレの心を

そんなこと言ったって授業中は、手を繋げないんだからね

山峰さんの席が吉田くんの隣だったら良かったのにね

そりゃ周りに座る人間が困るわ授業中まで、イチャイチャされたらさ

女の子たちが何度目かの笑い声を上げると

始業のベルがなった

廊下の外から、不良連中がドカドカと入って来る

それから遠藤も

野球部はギリギリまで、練習試合の準備とか打ち合わせとかしていたんだろうけど

でも遠藤よ

幾ら、今日は練習試合だからってユニホームを着たまま教室に来るってのはどうなんだろうか

今日の試合みんな観に来いよな十二時半からだから、野球部のグラウンドに全員集合だからな

遠藤は教壇に上って、大声でクラスのみんなに言う

ああユニホームは、自分が出場するっていうアピールなんだ

なるほど、練習着じゃなくてちゃんと背番号の付いた、試合用のユニホームを着ている

見ろよオレ、監督にさエース・ナンバーを貰っちまったんだぜ

高校野球で、背番号が18って何か意味があるのか

というか

遠藤お前、顔のど真ん中にでっかい絆創膏を付けてるけれど

鼻が完全に隠れている

格好つけてるけれど、鼻声だしちゃんと呼吸できているのか

マルゴさんのパンチって、凄い威力なんだな

遠藤は一昨日の夜、公園の便所の前でマルゴさんにボコられている

とにかく、オレ、試合に出ることになってるからさクラス全員で応援に来いよ判ったな以上

以上って、何だよ

どうして、こいつ全てが命令形なんだろう

とにかく言いたいことを言って、遠藤は自分の席に戻って行く

何かギクシャクした変な歩き方で

これって、腰か足が痛いんじゃないかな

マルゴさん、徹底して相手を痛めつけるからなあ

相当ダメージが残っているみたいなんだけど

こんな体調でも、こいつは試合に出られるんだ

野球部の監督って、どれだけ遠藤に甘いんだよ

普段、遠藤と親しい連中もニヤニヤと笑っている

遠藤の無様な姿がおかしいらしい

つくづく人徳が無いなあ、遠藤

お早う、皆さん

教室の扉を開けてミナホ姉さんが、入って来る

ミナホ姉さんの顔を見て生徒たちがどよめく

そうだ休み前の最後のホームルームで、ミナホ姉さんは担任じゃ無くなるって話があったんだっけ

ゲロッパ校長まで、やって来て

あら何か変ゴールデンウィークが終わるまでは、あたしが担任ていう話だったでしょ

そう言えば、そうだった

今日は、連休の間の平日でまだ、ゴールデンウィークは終わっていない

出席を取るわね相原さん

ミナホ姉さんが、出欠を確認していく

オレは、ついいつもの癖で、雪乃の方を見てしまった

ただ、ジッと下を向いてうつむいている

ちょっと、猫背気味で

そう言えば、雪乃はメグと比べて姿勢がよくない

何か、どっか一つ身体の重心が歪んでいる感じがするな

今まで、気付かなかったけれど

雪乃って、こんな顔だったっけ

何か記憶の中の顔と違うような気がする

いやオレの記憶の中の雪乃は、オレが脳内で美化してしまった姿で

多分今、見ているのが雪乃だ

これが本物の白坂雪乃なんだろう

現実の雪乃の顔はマナに似ている

姉妹なんだから、当たり前なんだけど

ていうか

オレ、昨日の昼からさっき監視室で別れるまでずっと、マナと一緒だったから

マナが何を考えているのか、本当はどんな子なのか理解したくてずっとマナの顔ばかり見ていたから

今日は、マナの印象の方が強い

マナの顔は、はっきりと思い出される

泣いてる顔も、笑っている顔も

昨夜から朝に掛けてマナと八回もセックスしたんだし

毎回、マナの顔を見ながら射精したから

そう言えば、マナはどうしているだろう

マルゴさんが見張っているし、寧さんが相手をしていてくれるんだから心配ないと思うけれど

メグが心配そうな顔で、オレを見ている

こりゃ、まずい

オレは、雪乃から視線を外す

ミナホ姉さんが、オレの名前を呼んだ

和田さん

欠席は無しね

オレは名前順で、下から二番目だ

うちの学校は、クラスの名簿は男女混合の五〇音順ということになっている

何でか知らないけれど

今日は、予定通り身体検査と避難訓練があります十一時前には、終わると思うわ

そして十一時に、校長室に雪乃とマナの母親と祖父がやって来る

いよいよ、直接交渉だ

そして、遠藤の試合が十二時三十分からか

今日も、色々とスケジュールが詰まっているな

身体検査は、男子と女子に別れて3年生から行います前の組が終わったら、係の先生が呼びに来るから、それまでは教室に待機していなさい

うんどうせ、大した時間は掛からない

身長とか体重とか計測するだけだし

待つのは、レントゲンの車の前に並ぶぐらいだな

終わったら、教室に戻って来て全員身体検査が終わったことを確認してから、避難訓練になるから、寄り道せずに戻って来るのよ

ミナホ姉さんは、みんなにそう言った

さて何か質問はあるかしら

一人の女生徒が手を挙げた

ちょっと不良に近いオレとは一度も喋ったことのない、色黒の女の子だ

先生、山峰さんが学校に指輪をしてきていまぁす注意した方がいいんじゃないですかぁ

ミナホ姉さんは、ククッと笑った

あら、山峰さんは婚約したんでしょ学校にも、山峰さんの保護者から連絡が来ているわよ

今のメグの保護者はミナホ姉さんだ

え何だよ山峰が婚約って

遠藤が、近くの友人に問い詰める

遠藤お前は、周回遅れになってるぞ

さっき、職員会議にも報告したわ山峰恵美さんは、婚約しましたって

メグとオレの婚約は学校公認になった

でもアクセサリーをしてくるのは、校則に触れるんじゃないんですかぁ

色黒の女の子は、さらに言う

多分、オレたちの様子をずっと陰から見ていて、反感を持ったんだろう

ちゃんと学生手帳の校則を見なさい婚約指輪なら、校内でもしていていいのよ学校にちゃんと保護者から連絡があればね

クラスの中の何人もが、生徒手帳を開く

あった

あ、ホントだ、書いてある

婚約指輪ならアリなんだ

ざわざわとなる教室内

でも先生は以前、高校生の恋愛は禁止するって言ってましたよね山峰さんと吉田くんは、恋愛どころか婚約したらしいですけれど先生は、どうするつもりなんですか

意地悪そうに、色黒の子が言った

そうだよな、恋愛禁止なんだから婚約ってのも禁止だよな

不良の男子が大声で叫ぶ

山峰と吉田が婚約え何でだよ

遠藤お前は、黙ってろ

それに山峰さんと吉田くん、さっき教室の中でキスしてましたよ

アレは無いよねえ

今までずっと黙っていた、不良に近い女子のグループが一気にオレたちを批判する

みんな、ミナホ姉さんが来るのを待ってたんだ

オレとメグを非難すると同時に

ミナホ姉さんを攻撃するために

ちょっと待て山峰と吉田がキスしてたって、本当かよ

お前は、もう死ねよ

そうねそのことについて少し話しましょうか

ミナホ姉さんは楽しそうに、フフッと笑った

うしろすがたの しぐれてゆくか 種田山頭火

吉田くんが他人の反応の中で、自分の心を確認していく話として

女の子のグループって、あれなんでしょうかね

グループを作らないと、生きていけないのか

似たような趣味の子が集まったから、グループになったのか

グループになったから、みんな似たような趣味になっていくのか

さて、働いてきます

132.遠藤くんて、もしかしてバカなの(前)

確か先生のご意見は、高校生の間は恋愛禁止、もちろんキスも禁止そういうのは、勉強の邪魔だから絶対にするなでしたよね

色黒の女生徒が、挑戦的な眼でそう言った

ええそれが、あたしの個人的な意見よ教育信条と言ってもいいわ

ミナホ姉さんは、平然と答える

でも、それはちょっと行き過ぎた指導だって、あたしお休みの前にみなさんの前で校長先生に叱られたんじゃなかったのかしら

確かにゲロッパ校長が、オレたちの前でミナホ姉さんを叱った

ミナホ姉さんの恋愛セックス禁止令は、撤回になっていたんはずだ

へえ先生は、校長先生に怒られたら、自分の信条を曲げちゃうんですか

だって、しょうがないでしょお給料を貰っている身分ですからねもちろん、あたしの心の中では今でも同じ考えのままよ

メグとあんまり仲の良くないつまり、不良に近い生徒たちや遠藤の取り巻きたちによる挑発を、ミナホ姉さんは軽々とスルーする

でも確か、校長先生だって生徒たちの恋愛行為を推奨しているわけじゃない高校生らしい、爽やかな交際をしろって言ってましたよね

そうだぜっ婚約とか教室でのキスとか、色々とマズいんじゃねえの

ミナホ姉さんの旗色が悪いと思ったのかお調子者の男子が、みんなを煽ろうとする

あら吉田くんと山峰さんの交際って、爽やかよね

ミナホ姉さんの答えに、別の男子が叫ぶ

どこがだよ教室ん中で、みんなが見ている前でキスしてるんだよ

先生、どうかしてんじゃねえの

そうだぜっ校長だって不純異性交遊はダメだって言ってたもんな

山峰と吉田だけ、特別扱いする気かよ

特別扱い、反対

反対に賛成

不良の男子が、調子に乗ってはしゃぎ出す

確か弓槻先生は、遠藤くんと白坂さんの恋愛には反対していましたよね

眼鏡の女子が、ミナホ姉さんを睨んで言う

それはそうよだって、遠藤くんと白坂さんの交際は不純でしょ

ミナホ姉さんは、小馬鹿にしたように微笑み返す

何でだよ遠藤と白坂は不純で、吉田と山峰は爽やかってのはおかしいだろっ

そうだ、そうだ

どういうことだよ

おい弓槻じゃ話になんねえよ誰か、校長連れて来いよ

教室内は、紛糾する

煽っているのは、遠藤の取り巻きだ

遠藤本人は、小声で仲間に指示している

薄ら笑いを浮かべて

本当に、下劣で嫌な野郎だ

ところであなたたちは不純異性交遊って、どんなことだと思ってるの

ミナホ姉さんは、文句を言う生徒たちに逆質問した

穏やかな口調で出された問いに生徒たちは、凍り付く

つまり、あの

男どもは、てんでだらしない

代わりに、色黒の女子がミナホ姉さんに答えた

学生のうちは、エッチしちゃダメって、ことなんじゃないんですか

遠藤の取り巻きが、その発言に乗る

そ、そうだよな

高校生は、セックスするなってことだろ

うんうんそういうことだな

クククと笑い出す、ミナホ姉さん

先生、何がおかしいんですか

眼鏡の女生徒か、ミナホ姉さんに食って掛かる

いえねあなたたち、本当に何も知らないんだなあって思って

ニッと微笑む、ミナホ姉さん

その不可解な笑みにクラスの生徒たちは、背筋に悪寒を感じる

いいわせっかくの機会だから、教育してあげるわあたしは、まだあなたたちの担任ですものね

そして弓槻御名穂の講義が始まる

不純異性交遊というのはね、十八歳未満の青少年の健全な育成に支障があると思われる性的な行為を意味する言葉よこれを学校や教育機関が校則などで禁止したり、警察の少年課が不良行為の一つとして補導の対象としている理由は、主に二つあるわ

生徒たちの眼がミナホ姉さんに集中する

一つは、青少年はセックスした結果についてつまり、妊娠と出産ね自分では責任が取れないということ赤ちゃんを産んで育てるための経済力も、生活基盤も無いし、だからといって堕胎は女の子の身体にダメージが大きいでしょだから、精神的にも未熟な子供はセックスするなという、お節介な大人たちの考えね

ミナホ姉さんの言葉に、不良男子たちが反発する

そんなの、ちゃんと避妊すればいいじゃなねぇの

そうだよゴム付ければいいだろゴム

今はピルとかさ色々と便利なものがあるじゃねえかよ

ミナホ姉さんは、そんな意見をせせら笑う

コンドームを使ったとしても、百パーセント避妊できないってことは知ってるわよねあれ、薄いのよたまに破れちゃったりするんだけどああ、あなたたちはまだ使ったこと無いのよねここに居るのは、童貞くんたちばかりですものね

ミナホ姉さんは、不良男子たちをニヤニヤと見つめる

ピルは、ほぼ百パーセントに近い確率で妊娠を防ぐことができるけれどあれって、お医者さんの処方箋が無いと買えないのよ普通のお医者さんは、保護者の同意が無ければ、高校生に処方箋を出してくれることは絶対に無いわまあ生理がとんでもなく重い女の子の場合には、ピルと同じ効果のある薬が出して貰えるけれどその場合だって、保護者の確認は必要よ

まともな医者や薬剤師なら高校生が個人的に頼んだくらいでは、絶対にピルを売ったりはしてくれないだろうな

黒い森が懇意にしている池田女医みたいな、闇の世界の医者ならともかく

しかも、ピルは基本的に毎日飲み続けないといけないのよあなたたちのお小遣いで、延々と買い続けることなんてできるのかしら

ミナホ姉さんが、不良たちを見る

そんなのバイトすりゃ、幾らでも買えるよなっ

そうだよネットとかで買えばいいんだよ裏で出回っているやつをさ

ああ、今はネット販売で何だって買えるんだぜ

先生、知らねえんだろ裏の世界は、何でもアリなんだぜ

不良男子たちが口々に、そんなことを言う

お前らこそ判っていない

弓槻御名穂はその裏の世界の住人だ

男の子たちは、そういう意見みたいだけどじゃあ、女の子たちに聞くわあなたたち、インターネットの闇業者から裏取引で買った通販のピルを飲んで、安心して男の子に膣内射精させられるの

不良女子たちはみんな、口籠もる

お互いに顔を見合わせるか下を向いてしまう

そうよねそんな本物だかどうだか判らない薬の効果を盲信するほど、あなたたちはバカじゃないわよね

完全にミナホ姉さんのペースで話が進んでいく

まあいいわとにかく、青少年の妊娠・出産は絶対に許せないから、青少年はセックスするなっていう考えの大人たちがたくさんいるってことは、覚えておいてちょうだい

ミナホ姉さんは、話を進める

次に不純異性交遊が禁止されているもう一つの理由はねこれは、この間あたしがみなさんに恋愛やセックスを禁止したのと同じ理由よつまり学生の本分は勉強だから、恋愛やセックスにハマったら勉学の妨げになるから禁止しましょうって考え

何だよ、オレたちに勉強以外はするなって言うのかよ

ジンケン無視だよジンケン無視

お前、ジンケンて何だか判ってんのか

いやよく判んねえけど

人犬だろ人犬

そりゃ、人面犬だろ

こいつらみんな高校を辞めて、崖から身投げするべきだと思う

人に迷惑の掛からない場所で死ね

ある意味、あなたちの言う通りよねだから、あたしはこの前、校長先生に怒られたのよやりすぎだって

ミナホ姉さんは、わざと少し反省した風の表情をしてみせる

まあ、よくよく考えてみたら確かにそうよね勉強の妨げになることはしちゃいけないって言うのなら、テレビを観るのも、ゲームをするのも、スポーツ観戦だって、全部禁止にしないとおかしいもの娯楽という娯楽を全部禁止にしないと理屈に合わないわだからこの意見は、昔から色んな人から批判されているのよ

ミナホ姉さんは、不純異性交遊の定義と考え方また、それについての問題点を一通り説明し終える

さて、ここで話の視点を山峰さんと吉田くんの婚約に戻すけれど

ミナホ姉さんがメグを見る

山峰さんと吉田くんの場合不純異性交遊と言えるのかしら

教室中の視線がオレとメグに集まる

彼らの場合は、きちんと保護者を説得して正式に婚約したのよ学校にも婚約しましたっていう連絡が来ているわ

学校に報告したのはミナホ姉さん本人だろう

山峰夫妻がそんな連絡をしてくるはずがないし

オレの両親は音信不通なんだから

さっき、職員会議で校長先生から話があったわ山峰さんと吉田くんが、正式に婚約しているということは、学校側も了解しています

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