さすが、克子姉準備がいいっ
じゃあ、みすずおむつに履き替えようか
はい、旦那様
ベンツの後部座席で、みすずに自分でスカートを捲り上げさせる
みすずのつるんとした生のふともも
その先の白いパンティは、すでに湿っていた
みすず、恥ずかしいです
恥ずかしいのがいいんだろ
寧さんが、助手席から興味深そうにオレたちを見ている
みぃちゃん、ヨッちゃんにおむつ付けて貰っているんだ
はいいつでも、旦那様のお望みの時にお漏らしさせていただいてます
うわっ、それ楽しそうっあたしもやってみたいっ
そんな寧さんを克子姉がたしなめる
寧様そういうプレイは、ロストヴァージンしてからにして下さい処女のまま、おかしな経験をすると、変態さんになってしまいますよっ
ううーっ
いや克子姉
すでに充分、変態さんだって
みすずのパンツを脱がしてやる
柔らかいお尻の山を越える時みすずが腰を浮かせて協力してくれた
ふとももから足へと、パンティを滑らせる
みすずの無毛の恥丘
愛液を垂らしている割れ目
みすずの秘部は美しく可愛い
そんなに見ないで下さい
でもずっと、見ていたくなる
みすず様、言葉が間違ってますわそこは、どうぞ、存分にご鑑賞下さいですわっ
鬼コーチの教育的指導が入る
はい旦那様、どうぞ御覧下さい旦那様のものですみすずの身体は、旦那様のものなんですっ
また、とろとろと愛液が滴り落ちる
このままではスカートが汚れてしまう
オレは、急いでおむつをみすずのお尻の下に敷いた
可愛いよ、みすず
ずっとずっと、可愛がって下さいね
一生可愛がって下さいみすずを捨てないで
大事にするから
オレは、もう一度みすずにキスした
ちょっとちょっとヨッちゃん、あたしにはそんなこと言ってくれないじゃんかぁ
ああ寧さんが暴れ出す
寧様ああいう言葉は、身体を捧げた人にしか言って貰えないものですよっ
あたしはもう捧げましたからお姉さんのこと、好きよねっ
克子姉が、オレに甘えてくる
好きですよ克子姉
あたしのことも大切にしてくれる
うん大切だよ
えっ、という顔をするみすず
克子姉が、運転しながらみすずに言う
みすず様あたしも昨日、抱いていただきました
まあそうなんですかっおめでとうございますっ
これからは、あたしのことを姉だと思って下さい同じ男の方に愛される身の上ですからっ
いいえ、みすずの方こそ、よろしくお願いしますっ
仲良く致しましょうね
寧さんが、じりじりしている
酷いよっあたしだけ、除け者にしてっ
だから早く、しちゃえばいいんですよっ
自分からセックスするのがそんなに怖いのでしたらいっそ、犯していただいたらどうですお屋敷の拘束マシーンに縛り付けて差し上げましょうか
ああ雪乃を最初に犯したときの
ううんレイプはちょっと嫌普通に、セックスしたい
じゃあ、寧様が勇気を出さないとダメですねっ
それは判っているんだけどさあ
その会話の間に、オレはみすずのおむつを付け終わった
みすずが、再びオレに甘えて抱きついてくる
オレの顔に頬ずりした
好き好き、旦那様っ
オレは勃起していた
克子姉が目ざとく、オレの異変に気付いた
今朝は、まだ一度も出していないんですよ
はい最初のは、みすず様に差し上げようと思いまして
みすずが、オレのツナギのジッパーを下ろしていく
ご奉仕致しますね旦那様
いや、ちょっとみすず
うわっ大きくなってる
時間が無いだろ
そうですね、セックスしている時間はありませんね後、五分で待ち合わせのお時間ですから
車のダッシュボードの時計を見て、克子姉が言った
手でなさって下さい走行中のフェラチオは、大変危険ですからペニスへのキスは、赤信号の時だけにして下さいませっ
はい判りましたっ
みすずの細い指がオレの亀頭を撫で上げる
旦那様気持ちいいですか
みすず
オレもみすずの身体をまさぐる
ああっもっと触って下さいみすずの身体、自由に使って
喘ぎ声をあげるみすず
うわっ、本当に始めちゃった
寧さんが眼を丸くして、オレたちを見ている
あのさみすず
オレはどうしても、みすずに聞きたいことがあった
みすずはオレが他の女の人とセックスすること、嫌じゃないの
旦那様は、本当に好きな方としかセックスなさらないでしょ
したい人とするのは仕方がないことです
いいんだろうかそんなことで
あたしのお祖父様は
みすずが、オレに微笑む
何人も愛人を囲っていらっしゃいますでも、どの人も大切にしていますお祖父様が、前にみすずにおっしゃいました
何て
男は最低でも百人は女を抱かないと、女という物を理解できないってあたしは、旦那様に立派な男性になっていただきたいですですから、どんどん違う女の子とセックスして下さいあたしも協力します
みすずのお祖父さんて
上流階級の人の考えることは、よく判らない
みすずはそれでいいの
はいあたしは旦那様のペットですっ旦那様の幸せが、あたしの幸せですからっ
あのさ昨日、オレ、弓槻先生に言われたんだけど
男がセックスを覚えて、色んな女の子を抱きたいと思うみたいに女もセックスに慣れると、他の男に抱かれてみたくなるって
うーん
みすずもそうなるかもしれないオレ以外の男と、セックスしたくなるかも
それが普通なのかもしれない
みすずは怒った
もおっみすずは、旦那様だけですっ
みすずは渚様のペットでしたから、お判りだと思いますけれどどっちかっていうと、男の方より女の方の方が好きなんです
え、でも
今、オレの勃起ペニスをしごいてるし
みすずは怒りながらでも、愛撫の手を止めない
むしろ、激しくなる
はいみすずが平気なのは、旦那様だけです旦那様だからセックスできるんです旦那様だけとセックスしたいんですっ
もし、将来旦那様以外の人とセックスしたいと感じたらみすずは、すぐに旦那様に報告します
報告って
そしたら、旦那様みすずを存分に苛めて下さいメチャクチャにして下さいもう、他の男の人のことなんか考えられないくらい、旦那様の精液でみすずを満たして下さい
みすずは一生、男の方は旦那様だけで充分ですもう、そう決めたんです
みすずのペニスをしごく力が増える
亀頭をじわじわと刺激してくる
ああ射精がもう近い
愛してます旦那様
ミラーの向こうで真剣な眼で、寧さんがオレたちをジッと見ている
克子姉も
みすずが、またオレの唇にキスをする
ああオレは、またイッてしまう
克子姉の声
車が停止する
気がつくと、高校の正門だった
あ山峰さんがいる
みすず、もう出そうだっ
みすずに呑めって、命令して下さい
みすず、呑んで呑んでくれっ
みすずはうっとりとした顔で返事した
はぁい旦那様
みすずの小さな口がオレの亀頭をパクリと頬張る
ブッブッブー
克子姉が、車のホーンを鳴らした
正門前の山峰さんがオレたちの車に気付く
笑顔でこちらに向かって来る
山峰さんの笑顔を見ながら
オレは、みすずの口の中に射精した
ホント仕事と、これ書くのと、睡眠と、オナニーの毎日です
これでいいのか
55.うた
みすず様そのまま、大きく口を開いてちゃんと精液があることを確認していただくんですっ
克子姉が、みすずにコーチする
初めて口内に精を受けて困惑顔のみすずが、オレに大きく口を開く
ピンクの舌の上の点白濁した液
オレは、うんと頷く
そしたら、呑み込んで下さい唾液に溶かすようにすると、呑み込みやすくなりますよっ
口をくちゅくちゅさせるみすず
ごくんと呑む
ありがとう可愛いよ
オレは思わず、みすずの頭を撫でていた
えへへ精液って、本当に苦いんですね
みすずが、オレにニコニコと微笑む
男の人によって、結構、味が違うんですよっ
えっ、克っつん、そうなの
同じ方でも、体調によって味が変わりますし慣れてくると、健康状態が判りますよ
じゃあ、みすずは毎日、旦那様の精液のお味をチェックしないといけませんねっ
そう言うみすずに、克子姉が、
えーっそれは、あたしがしようと思っていたんですけど
みすずはあららという顔をして、
それでは、健康チェックは克子様がなさって下さいでも、旦那様の出されたもの半分、みすずに分けていただければ嬉しいです
みすず様
三分の一でもいいですから
子犬の様な眼で訴えるみすずに、克子姉の顔が緩む
もうしょうがありませんねっ順番にしましょうっ
克子姉その順番て、一日ごとに交替ってこと
まさか毎日、二人とも連続でってこと
いや、深くは考えないでおこう
考えたら負けな気がする
その代わり、フェラチオの特訓を致しますからねっあたしの持っているテクニックの全てをみすず様にご伝授致しますわっ
おチンポ様は、女の身体には無い器官ですですから、男の方がどうすれば気持ちがよいのかは、経験と技術で学び取っていかなくてはいけませんっついてきて下さいねっ
何だ、この危険な師弟関係は
えーっ二人とも、すっごく楽しそうっ克っつん、あたしも仲間に入れてよおっフェラチオ教えてーっ
処女の方には、教えませんっ
克っつんのイジワルっ
処女なのにフェラチオ技術が高い娘なんて、邪道ですっ
寧さんには、普通にセックスを覚えていって欲しい気がする
というか寧さんの場合、一度セックスの邪道にハマるとそこから出てこれなくなるような気がして
それと、あの、克子様
みすずが、再び運転席の克子姉に話し掛ける
みすずに、セックスの技術も教えて下さい
それはダメですっ
克子姉は、きっぱりと言った
セックスは、フェラチオと違って、テクニックが最優先されるものではありません交じり合う男女二人の心の問題の方が、大切なんですっ
みすず様は、ロスト・ヴァージンなさったばかりの初々しい状態です今はまだ技術などにこだわる時期ではありませんただ、相手を気持ち良く自分も気持ち良く、セックスの素晴らしさをご自分の身体で感じるだけで充分です今の段階での過剰な教育は、野暮というものですよっ
むしろご自分の新鮮な肉体を捧げるという奉仕の心が重要ですっ
判りました旦那様みすずを旦那様のお好きな色に染めて下さいっみすずを旦那様好みの女にして下さいっみすず、お望みのことは何でもしますからっ
何で、こんなに可愛いんだろう
大丈夫ですよみすず様は今のままでとっても可愛らしいですわっ
でも、あたし克子様のような大人の女性の魅力はありませんし寧さんみたいに綺麗でもありませんせめて、旦那様に気に入っていただけるようにあたし、変わりたいんです
寧さんが、みすずの言葉に驚く
オレはみすずの身体を、そっと抱く
オレは今のみすずは、とっても魅力的だと思うよ大好きだよ
旦那様
みすずの唇に、チュッとキスをする
ねえねえあたしのことはどうなのっ
二人の雰囲気に、克子姉が割って入る
もちろん、大好きですっ今のままの克子姉が好きだよ
そんなら、よろしいっ
寧さんが、一人ハァと溜息を吐いてオレに言った
何でもいいけどさヨッちゃん、そろそろオチンチン仕舞った方がいいと思うよほら、信号が変わるから
ヤバイっチンコ出しっ放しのままだった
ちなみにオレたちが、こんなに長話をしていられたのは
オレたちの車が、山峰さんとは反対側の大通りの真向かいに停車していてなおかつ、山峰さんという女の子が、車が一台も通らないというのに信号が変わるまでちゃんと待ち続ける優等生だったからだ
信号が変わる山峰さんが、横断歩道をこちらに歩いてくる
オレは、ごそごそとチンコを仕舞い込みながら寧さんに言った
でもオレ、寧さんも好きですよ
寧さんが、オレに振り向く
最初に学校の屋上で会った時からずっと寧さんのこと、好きですから
そうなのよねえ寧様には、いつも優しいんですよねえ
克子姉が、そう突っ込んでくる
ヨッちゃん、あたしとセックスしたいって思ってる
寧さんとセックスしたくない男なんていませんよ
他の男なんてどうでもいいからヨッちゃんは、どう思ってる
したいです
ホントに
犯したいズボズボしたい中で出したい孕ませたい
そういうんじゃなくって
じゃあ、どういうのよっ
ギュッと抱き締めて貰って二人で、ぐっすり寝たいですこの前は、マルゴさんと三人だったでしょ寧さんと二人きりで、抱き合って寝たいです
寧さんの背筋が、ゾクッと跳ねた
どうしよう、克っつーん
あたし、濡れちゃったぁぁっ
だから、早くセックスしちゃえばいいんですよっ
そうですよっ寧さんしちゃいましょうっみすずが見ていてあげますからっ
そんなワーキャー騒いでいるところに制服姿の山峰さんが、到着した
おはようございます
山峰さんは、ちょっと緊張している
そうだよな昨日の約束は、寧さんの友達の家に化粧を習いに行くだもんな
まさか、ベンツで迎えに来るとは思わないもんな
おはようございますっ山峰恵美様ですねっあたくし、高梨克子と申しますっ
克子姉が運転席から外に出て、爽やかに自己紹介する
は、はい山峰恵美です
まあっ寧様やみすず様からお聞きしていた通り、とっても可愛らしい方ですねっ
照れる、山峰さん
克子姉の先制攻撃が、山峰さんの緊張を解していく
みすずが、オレの耳にそっと囁いた
旦那様、みすずに首輪を付けて下さい
えっ、ここで
はい恵美さんの前で、付けて欲しいんです
恵美さんは、みすずのライバルですから
よ、よく判らないけれど
とにかく、付ければいいんだな
オレは、みすずの赤い首輪を取り出す
みすずの首に廻して
車にお乗り下さいお屋敷で、お嬢様がお待ちです
怪訝な顔をする、山峰さん
昨日言ったでしょあたしの友達の家へ行くってっ
寧さんも車の窓から顔を出して、山峰さんに言う
どうぞ、こちらへ
メイド服の克子さんが、すっと車を廻り込んで後部座席のドアを開けた
車の中ではみすずと彼女に首輪を付けているオレがいて
おはようございます、恵美さん何も心配はありませんから、どうぞ乗って下さいっ
お、お早う山峰さん
お早うございますみすずさん、吉田くん
オレたちの様子に戸惑っている、山峰さん
さあ、どうぞっ
そうだよ、ほらほら、恵美ちゃん、乗って載ってっ
克子姉と寧さんに促されて渋々、車に乗り込む
バタンと閉められるドア
克子姉は、再び運転席へと向かう
そのチョーカー、昨日も付けていましたよね
山峰さんが、みすずに尋ねる
チョーカーではありません首輪です
首輪
山峰さんはんという顔をするが、みすずは平然とニコニコしている
あっ、気にしないでねっみぃちゃんは、ほっとくとヨッちゃんとずーっとベタベタしてるからっ
あのみすずさんは、吉田くんとお付き合いしているわけでは無いんですよね
はいっ、付き合ってはいませんっ
みすずは、はっきりと山峰さんに断言する
ヨッちゃんとベタベタするのが好きなのはみぃちゃんだけじゃないし克っつんも、よくベタベタしてるし
はい現在は、ハンドルを握っていますので仕方ありませんが、たまに、みすず様を見てこんちくしょッと乱入したくなる時がございます
あごめんなさい、克子様
いいんです、いいんですっあたしは、後でたーっぷり、ベタベタさせていただきますからっ
克子姉が、アクセルを踏む
ベンツが、シュルシュルと加速していく
再び、車はお屋敷へ
あたしもね、よくヨッちゃんに抱きつくよッみんな、ヨッちゃんのこと大好きだもんねっ
助手席の寧さんまでが、そんなことを言う
吉田くんモテモテなのね
うん何か、よく判らないんだけどそうみたい
実際、オレにも良く判らない
何で、こんなことになっちゃってるんだろ
だから、恵美さんもいいんですよっ旦那様とベタベタしても
おいみすず
え、旦那様って
はいみすずの旦那様ですっ
みすずが、オレに身を寄せる
本当に、付き合っているわけでは無いんですよね
はいっ、そうですよっ
山峰さんの顔がの嵐となる
みぃちゃんはね、ヨッちゃんのこと旦那様って呼んでるんだよただそれだけのことだよっ
仇名みたいなものですか
んー、愛称ってやつじゃないかなっ
山峰さんがオレとみすずを見るみすずは、いつも通りの愛くるしい笑顔を山峰さんに返す
まああたしには、関係のないことですけど
山峰さんはそう言って、みすずから視線を反らした
そうそうあたしと克っつんとヨッちゃんはね、さっきまでお友達のお花屋さんのお手伝いで花市場にいたのっみぃちゃんは、そこのお花屋さんでアルバイトしているんだよっ
お花屋さん
駅前の道にあるシュヴァルツ・ヴァルトってお店ですっ
みすずが答えた
ああ、知ってますとってもお洒落なお花屋さんですよねみすずさん、あんな素敵なお店で働いているんですか
火曜と土曜の放課後に、四時間だけです他の日は、みすず、お稽古がありますから
お稽古
思わず、尋ねてしまう
はい、月曜と金曜が日本舞踊で、水曜日がお花、木曜日がピアノです
そんなに習っているんだ
渚様には、お花の先生のところでお声を掛けていただきましたから
そうだ思い出した
あのさ渚さんから聞いたんだけど、今度、日本舞踊の発表会があるんだって
はい五月二日の夜ですっ今日、後でお話ししようと思ってたんですけれど
旦那様みすずの踊るところ、観に来て下さいますか
うん、行くよ渚さんとも約束したし
あたしも行くっ恵美ちゃんも行こうよっ
あたしは
言葉に詰まる、山峰さん
みすず様会場はどちらなんですか
運転しながら、克子姉が尋ねる
国立劇場ですっ
国立劇場って国の劇場ってこと
うわっ、みぃちゃん、すごいところで踊るんだっ
すごくないですよっ公演の予定の無い日は、一般にも貸して下さるものなんですよっ
いや普通の人には、貸してくれないだろう
どう考えたって
みすず様が通っていらっしゃる日舞教室の先生は、どなたですっ
運転席から、克子姉が尋ねる
紺碧撫子先生です
驚愕する克子姉
その方ってもしかして、紺碧流の本家の
はい家元様ですっ
ええっみすず様は、家元の先生に直接指導していただいているんですかっ
ええ、そうですけど
みすずはそれが何かという表情をしているけれど
克っつん、知ってるのその先生のこと
紺碧撫子先生は、人間国宝ですわっ
人間国宝
生きているのに、国の宝っていうことですわっ
はい、撫子先生の舞踊は天女の降臨と言われていますから
そんな人の発表会なら会場が国立劇場というのも判る
でも、今度のは先生のお教室の発表会ですから最後に先生も踊られますけれど、基本的にはあたしみたいなお弟子さんたちが順番に踊るだけです下は六歳の子からいますし、習い始めてまだ一年の子もいますし普通の発表会ですよ
いやその家元先生の教室に入れるというだけで、とてつもないセレブなんじゃないだろうか
普通の家の子は、入れて貰えないだろう
でもよかった旦那様に観に来ていただけてその日は、みすずのお祖父様も、お父様、お母様もいらして下さいますから
あ一気に、気が重くなったぞ
オレみすずの家族に会うの
どう、挨拶するんだよオレ
みすずさんの処女を奪って、ペットにしている吉田です
なんて、絶対に言えないし
みすずもしかして
はい当日は、みすずの許婚の貴彦さんもいらっしゃいます
みすずさん、許婚がいらっしゃるんですか
はいお祖父様が決められた婚約者が、今はいます
みすずは今はというところに、アクセントを置いた
オレ決着を付けないといけない
みすずの婚約者とその日
うん判った
ああ気が遠くなりそうだ
お願いしますね旦那様
みすずが、そっとオレの手を握る
オレも握り返す
うわっ、何かよく判らないけれど、おもしろそうっあたし、絶対にその日、行くからねっ
克子もなんかクヤしい感じなんで、絶対に行きますわっ
お姉さん二人が、どうしてだかヒートアップしてる
恵美ちゃんもだよっゼッタイに行こうねっ
寧さんは勢いに任せて、無理矢理、山峰さんに約束させてしまった
オレたちを乗せたベンツはもうすぐ、お屋敷に到着する
何で、こうなるの
今、このカラオケ・ルームでは、みすずがミラーボールの光の中で津軽海峡冬景色を熱唱している
お屋敷に着くとなぜか、克子姉はオレたちをカラオケ・ルームに連れて行った
何で、お屋敷の中にカラオケ・ルームがあるのか、そこのところはよく判らないけれど
とにかく、十五人くらいが楽しめそうな広いパーティ・ルームだった
準備に少し時間がかかりますので、皆様はこちらで少々、おくつろぎになっていて下さい
オレたちに、冷たい飲み物を提供しながら、克子姉はそう言った
もちろん、山峰さんは困惑している
いきなり、こんな大邸宅に連れて来られて次は、カラオケだ
心配になるのも無理はない
オレだって、最初に連れて来られた時は、ビビッたもんな
みすずも、ちょっと緊張している
みすずは、渚さんから弓槻先生のことは聞いているだろうからここがその本拠地と知ってドキドキしているに違いない
寧さんだけが、かろうじてニコニコしているけど
そんなオレたちの状況を一切気にせず、克子姉はカラオケの機械の使い方をレクチャーしてくれた
そして最後に壇上に立って
それではトップ・バッターとして克子が、歌いますっ
前奏が、チャラチャラと流れる
すごい豪華な設備なんだろうな、スピーカーから低音がズンズン響いてくる
聞いて下さいマイウェイ
克子姉は何か、オレの知らない英語の歌を高らかに歌い出した
すっごい、巧い
巧いんだけど
なんだこの、妙な空気は
克っつん、年輩のオジサンの相手が多かったから、昔の歌しか歌えないんだよね巧いんだけどさ
寧さんが、そう評した
いやオレには、よく判らないけれど
とにかく、物凄い迫力で克子姉はマイウェイを歌いきった
うわーっ、克子様、お上手ですねっ
みすずは、喜んで拍手する
寧さんは、パチパチと
山峰さんは
英語の発音、お上手ですね
そっちかよ褒めるところ
えへへありがとうございますでは、あたしはお昼ご飯の準備がございますので、ここで退場します寧様、出番ですよっ
克子姉の指名に、寧さんが立ち上がるっ
しょうがないなぁっ克っつんの英語なんて、まだまだなんだからあたしが、本場仕込みの英語の歌を聴かせてあげるからっ
そして、曲が始まる
この歌は、オレでも知っている
スタンド・バイ・ミーだ
歌い始める寧さん
う、巧い
歌も巧いけれど英語の発音がスゴイ
本当に、アメリカの人みたいだ
さっき、本場仕込みのって言っていたけれど
寧さんのスタンド・バイ・ミーは
何でだか、心に染みた
とっても切ない気持ちになって
みすずは、涙目になっている
歌が終わる
オレたちは、寧さんを拍手で出迎えた
もう、山峰さんも緊張していないみたいだ
とっても、良かったです
と、寧さんに告げている
じゃあ、次みすずちゃんねっ
そうして、みすずが選んだ歌が
津軽海峡冬景色
えっとはっきり言います
絶品です
もう、とんでもなく巧い
今すぐ、演歌歌手としてデビューするべきだと思います
みんなシンとして、歌に聴き入っている
みすずが、深々と頭を下げるとオレたちは、心の底から賞賛の拍手を贈った
ありがとうございます久しぶりなんで、緊張しちゃいました
巧いねえっみぃちゃん、この歌、好きなの
母が好きなんですそれで、あたしも
へえ、そうなんだっ
去年、母と一緒に本当に津軽海峡まで行ったんですよっ歌の景色が見たくて
お母さんと二人で
いいえ、母とあたしと母の秘書の権堂さんと運転手の安原さんとボディカードの島塚さんの五人で行きましたっ
もうみすずの家のことを聞くのは止めよう
だんだん、怖くなってくるから
それじゃあ、次恵美さん、お願いしますっ
みすずは、山峰さんにマイクを手渡そうとする
しかし山峰さんは
あたし、歌は
短めで済みません
今日は寒すぎて、身体が動きません
56.山峰恵美
えっ、どうしてっ歌ってよ、恵美ちゃん
マイクを拒絶する山峰さんに、寧さんがお願いする
あたし下手ですから
そんなの気にしないでいいからっ
でもみなさん、お上手でしたし
もうっここにマルちゃんがいれば良かったのになっ
えマルゴさんて、もしかして
そうなんだよ、ヨッちゃんマルちゃん、すっごいロック少女なのに、自分で歌うのはダメなんだよねっ
ああ、変装の時にギターとか持っていたけど、本当に好きなんだ
うん、確かにロックとか似合いそうだし
楽器は上手いんだけどさっ
やっぱり、エレキギターとかですか
と、オレが尋ねると、
うんうん、クラリネット
クラリネットそれってパパから貰った、クラァァリネットの、あのクラリネットですか
そうそう、そのクラリネット
とは言うものの実際、それがどんな楽器なのか、オレは知らない
アメリカで施設に居たときに習わされたんだって、あっちにはそういう教育プログラムがあるからさ
担当の先生が、子供の容姿を見て勝手に楽器を押しつけてくるんだってヘイ・ユーお前は、今日からこれを覚えろっお前はでっかいからホルンだそこの小っこいのはピッコロをやれっってさ
だから、マルちゃん、クラリネットは上手なんだけど自分の声で歌うとなると途端に声の調節ができなくなるんだよね何を歌っても、全部デス・メタルになっちゃうのよっ
うーんマルゴさん、低くて良い声をしているんだけどなあ
クラリネットですと、クラッシックの曲を演奏なさるんですかモーツァルトとか
みすずが、寧さんに尋ねる
ううん、マルちゃんはジャズっぽい方が好きみたいほら、ジャズの演奏家で、クラリネットの巧い人がいたでしょう
ベニー・グッドマンですか
山峰さんが、不意に会話に参加した
そうそう、マルちゃん、その人の演奏が好きなんだって
素敵ですよね、ベニー・グッドマン
おっ、恵美ちゃん、詳しいねっジャズ、好きなの
亡くなった母が、ジャズのボーカルをやっていたんです
山峰さんのお母さんて亡くなっているんだ
そうなんだっあたしもね、両親二人とも、もういないのっ
へへっ、アメリカに居た時にね、強盗に撃ち殺されちゃったんだ
寧さんそうなんだ
あたしが六歳の時あたしと弟の見ている前でね
暗い顔になる、山峰さん
あたしの母は自殺したんですあたしが十二の時に
そう恵美ちゃんも、大変だったんだ
寧さんが、山峰さんの肩をそっと抱く
あたしは平気です山峰の養父母がよくしてくれていますから
みすずがカラオケの歌のリストを開きながら、山峰さんに言う
あの恵美さんコール・ポーターのナイト・アンド・デイって歌えますか
ええ、知ってはいますけど
みすずと一緒に歌って下さいっ
みすず、好きなんですナイト・アンド・デイ
あたしも好きです
じゃあ、一緒に歌いましょう
あっ、あたしも歌うっ
ええっと、カラオケに入ってるはずだよねっ
はい確か、ジャズ・ナンバーのページにありましたよっ
寧さんとみすずで、曲を登録する
ヨッちゃんも歌う
いやオレはその歌、知りませんから
じゃあ、あたしたち美少女三組の歌声を、ヨッちゃんはそこで聞いていなさいっ
ほらほら、恵美さん、立って下さい
三人一緒ですから
ゆるやかに流れるジャズの演奏
そして三人は歌う
2本のマイクのうち、1本は寧さんが独占
もう一本を、みすずと山峰さんが唇を寄せ合って歌っている
オレの知らない英語の歌
もの悲しくも、優しいジャズのメロディ
寧さんとみすずが、山峰さんに微笑み掛ける
山峰さんもにっこりと微笑み返した
ゆっくりと心の壁が溶けていく
楽しそうに歌う、三人の少女たち
やがて歌が終わる
オレは三人の女性たちに拍手した
少女たちはお互いを見つめ合って、もう一度ニコッと笑う
山峰さんとっても上手いじゃないのっ
うん、とっても綺麗な声でしたよ
寧さんとみすずが、山峰さんの歌声を賞賛する
いえあたし、歌は苦手ですから
そんなことないよっほら、みんなで恵美ちゃんに拍手っ
オレたちは、パチパチと山峰さんに拍手する
そこへ
部屋の外から、もう一つ拍手の音が重なる
みんな歌が上手なのね羨ましいわ
ドアから入って来る、長身で黒い服の女性
山峰さんが、驚く
クククと笑う、先生
先生が、どうしてここに
ここはあたしの家よ
硬直する山峰さんに、寧さんが言う
言ったでしょ、あたしの友達の家だって
あたし、先生と友達だもんっ
みすずがススッと前に出て、先生に一礼した
初めまして香月みすずです
お祖父様は、お元気
はい黒森様によろしくとおっしゃっていました
みすずのお祖父さんは先生のことを知っている
それだけでなく黒い森のことまで
長らくご無沙汰して申し訳ございませんとお伝えして下さい
先生が改めて、山峰さんを見る
弓槻というのは、母方の名字なのよ学校ではそれで通しているけれど、あたしの本当の名前は黒森黒森御名穂よ
黒森
ええあたしが、今の黒森家の当主ですようこそ、みすずさんそしてお帰りなさい、恵美
恵美さんの切れ長の瞳が、大きく見開かれる
やっと、あなたを迎える日が来たわ
みなさまっ、お食事ができましたよっ
緊迫した空気の中に、克子姉が飛び込んでくる
克っつん、今日のお昼は、どこで食べるのっ
お天気がよろしいので、テラスにご用意しましたっ
あっ、それいいかもほら、みすずちゃん、恵美ちゃん、行こうっ
寧さんが声を掛けるが山峰さんは、まだ先生を見たまま硬直している
まずは食事にしましょう込み入った話は、それからてもいいでしょ
暗い顔の山峰さんを、寧さんとみすずが引っ張るようにして連れ出す
オレたちは屋敷の裏庭に面したテラスに出る
高い樹で囲まれた庭は、空気がいい
テラスには大きなテーブルがあり、白いテーブルクロスが掛けられていた
その上に、幾つもの大皿が並べられている
中華かイタリアンか悩んだんですけど今日は、たくさんお集まりですしパスタ・バイキングにしましたどうぞ、お好きな物を取って召し上がって下さいっ
なるほど、大皿にはそれぞれ別の種類のスパゲッティが入っているサラダのお皿もあるし
お嬢様、ワインは白でよろしいですかな
あれしばらく見かけなかった、白髪の執事さんがワインを持って現れた
森下に任せます
執事さんが、人数分のグラスにワインを注いでくれた
先生から順に、オレたちの前にグラスを置いてくれる
最後に、執事さんは山峰さんの前にグラスを置いた
このワインは、あなたの産まれた時に購入したものです恵美様
山峰さんが、執事さんを見上げる
あなたのお母様は、とても素晴らしい方でした私も先程の歌声を拝聴させていただきましたが、恵美様のお声は大変、恵子様に似ていらっしゃいます
母をご存じなんですか
はい恵美様ともお会いしていますまだ幼かった貴方様を山峰様のお宅へお届けしたのは、この私でございます
先生が、山峰さんに言う
あなたはまだ小さかったから、覚えていないわよねあたしは高校生だったわ
山峰さんの眼から涙がぽろぽろと零れた
覚えていますそうだ貴方です車の中で、ずっと優しく声を掛けて下さいましたそれから、この景色もあたし、覚えています
先生が、さらに2つのグラスにワインを注ぐ
森下と克子もグラスを取りなさいみんなで乾杯します
構いませんあたしたちの可愛い娘が帰って来てくれたのですみんなで、祝福してあげなくてはね
執事の森下さんと克子姉がグラスを取るオレたちも
あたしたちの恵美が、こんなに美しく健康に成長していてくれました恵美の帰還に、乾杯
乾杯
全員でワインを飲む
さあ、お腹空いちゃったっ恵美ちゃん、どのパスタから食べるあたしが取って来てあげるっ
いえ、あたし、自分でやりますから
まだ涙目のままの山峰さんに、寧さんが抱きつく
あたしと克っつんもねここのお屋敷の子なのだから、あたしたちは恵美ちゃんのお姉さんなんだよっああたしたちの方が後から来たんだから、恵美ちゃんの方がお姉さんになるのかな
あの、皆さん黒い森の方なんですか
山峰さんが、おどおどしながらオレたちを見る
みすずは、違います
みすずが、にこやかに答えた
みすずは、旦那様のペットですから
ペット
はいっ、旦那様に可愛がっていただいていますっ
驚いてオレの顔を見る山峰さん
違う違うっヨッちゃんは、お客じゃないからヨッちゃんも黒い森の一員だよ先生の玩具の一人だから
笑って寧さんが、説明してくれた
黒い森のメンバーそうなの、吉田くん
うんいつのまにか、そういうことになったんだ
オレは弓槻先生の七番目の玩具だよ黒い森の人間だ
改めて、自分の口からそう言ってみると変な感じがする
でも後悔は一つも無い
こうなるべくしてこうなった
これがオレの宿命だったんだと思う
そうだよっみんな、恵美ちゃんの仲間なんだよっ
恵美様あたしのこと、お姉さんだと思って下さいねっ
あ、ずるいっ克っつん、恵美ちゃんはあたしの妹なんだからっ
じゃれ合う寧さんと克子姉に、みすずが言う
あのお二人の妹じゃ、ダメなんですか
おっ、さすが、みぃちゃん良いことを言うっ
じゃあ、寧様そういうことでっ
うん、克っつんあたしたちっの妹だっ
喜んで、山峰さんの周りを跳ね回る、寧さん
そうだそうだついでに、みぃちゃんもあたしの妹になろうよっ
ダメですみすずは旦那様のペットですからっ
いいじゃんっヨッちゃんのペット兼あたしの妹でさっ
嫌ですっみすずは、旦那様が一番なんですっ
うわぁーっ、みぃちゃんにフラれたぁぁっヨッちゃん、慰めてっ
寧さんが、今度はオレに抱きついてくる
ポヨンとした巨乳で顔が埋まる
ああーっ、寧さんズルイっ旦那様、あたしもあたしもっ
みすずまで、しがみついてくる
ああっ、背中に美乳が当たってる
寧さんのふんわりとした巨乳の感触もいいけれど
みすずの小ぶりのおっぱいの弾力も捨てられない
ほらほら、お二人ともっお食事中ですよっお行儀が悪いです
克っつんに、叱られたぁぁっ
寧さんが、さらにムニムニとおっぱいを押しつけてくるっ
恵美さんあたしは、恵美さんの姉妹にはなれませんなって欲しいとも思いません
みすずは笑って、山峰さんにそう言った
その代わりあたしたち、一生、仲の良いお友達でいましょうね
さあご飯にしましょうっ
うんうん、ご飯ご飯っ
さあ、どうぞ召し上がれ
ようやく、食事がスタートする
旦那様、どのパスタがいいですかみすずが食べさせて差し上げますっ
みすずが、フォークでくるくるとパスタを巻いてオレの口に差し出す
はいあーんして下さいっ
は、恥ずかしいよ
みんな、見てるし
はい、お願いします、旦那様っ
ダメだこの愛くるしい顔には、かなわない
あーん
うふっ美味しいですか
お美味しいです
あ、横を見ると寧さんの眼が、メラメラと燃えている
みぃちゃんそれあたしもやるっ
いいえ、そういうお仕事こそ、メイドである克子の役割ですわっ
克子姉まで乱入
では順番にしましょうね寧さん、克子様
あ山峰さんが、呆れて見ている
もういいや、呆れられても
はいはい、オレはこんなハレンチな男です
そんな、オレを中心にした乱痴気騒ぎも、しばらくすると治まった
今は、女の子同士で楽しそうに食事している
オレは、少し離れたところからワインを片手に、その様子を眺めている
どのスパゲッティもとても美味しいですこれみんな、克子様がお作りになったんですか
そうだよっ克っつん、とってもお料理上手なんだからっ
よろしければ、いつでもお教え致しますわっ
みすず、教えていただきますっねえ、恵美さんも一緒に習いましょうよ
ええ、そうですね
まだ、ギクシャクはしているがそれでも、山峰さんは何となく少女たちの中に溶け込もうとしているようだった
それでも、弓槻先生のことが気になるのか時々、先生の方を見る
先生は、執事の森下さんと話しながら、食事を続けていた
やっぱり、気になる
寧さんが山峰さんの様子を見て、そう囁いた
いえ、あたしは
いいから、いいから恵美ちゃんの心配事は先に片付けとくねっ
心配事
今の黒い森にはね、売春部門はもう無いんだよだから、あたしはまだ処女だし
びっくりする、山峰さん
彼女にとって、その言葉は衝撃的だったらしい
克子も、もう一年近く、お客様を迎えてはいません
だから、これからも、恵美ちゃんがお客を取らされるようなことは絶対に無いから安心してよねっ
大丈夫ですわ現在の黒い森の当主は、お嬢様ですから
うん先生は、あたしたちの嫌がるようなことはしないってば
それは、つまり
弓槻先生が当主になる前は克子姉や渚さん、岩倉先輩たちは、売春を強要されていた
一年前にそれが覆ったということは
弓槻先生の当主就任は、その頃
先生が、そんな少女たちの会話を聞いていたのか席を立って、こちらへやって来る
吉田くんとみすずさんに、説明しておくわね恵美のお母様の恵子さんは、今から十年前にこのお屋敷にいらしたのまだ、あたしの父が当主だった頃よ恵子さんは、ここで身籠もられ出産したわそして、恵美さんが六歳になるまで、二人はここで暮らしていたの
山峰さんの亡くなったお母さんは先代の黒い森の人間
ここで身籠もったということは渚さんが真緒ちゃんを産んだように、山峰さんのお母さんも客の子供を孕んでしまったということか
あたしも子供の頃は、よく恵美と遊んであげたのだけど恵美は、あたしのこと覚えていなかったみたいね
いいのよあたしも、昔とは随分変わってしまったから
先生も昔からこうではなかったんだ
黒森様
そんな堅苦しい呼び方は止してちょうだい恵美、昔、どんな風にあたしを呼んでいたのか覚えている
御名穂さん
そうよその方がいいわそれでお願い
恵美山峰のみなさんは、あなたに優しくしてくれた
はい実の娘のように育てていただきました
よかったずっと、心配してたのよあなたのこと
ご心配をおかけして、すみません
先生は、少し間を置いてそれから言った
恵美これから先のことは、あなたが自由に決めていいのよ
白坂家と山峰さんの間でどんな話が出ているかは知っていますあれ、全て無視してくれて構わないわ
白坂家
雪乃の家
そう言えば、山峰さんの家は雪乃の遠縁だって話だった
どうして、ここに雪乃の家が
雪乃の家も黒い森と関係があるのか
そうだ雪乃
克子姉今、何時
オレの問いに、克子姉は女性物の高価そうな腕時計を見る
十二時二十三分よ
昨日弓槻先生は、十一時に学校で雪乃と待ち合わせしていた
雪乃は今どこにいるんだ
吉田くん落ち着きなさいあなたの心配するようなことは、何も起きていないから
慌てる、オレの顔を見て先生は言った
先生はわざと雪乃の名前を言わないようにしている
山峰さんに知られないように
恵美あなたの道は、あたしが作ってあげますあなたは、自分の意志でどの道も選ぶことができるわ
あたしの意志で
ええこのまま山峰さんの家の子供でいることもできるし橋本恵子の娘として、橋本姓に戻ることもできるわ昔通り、この屋敷に暮らしてもいいし外で一人暮らししたいのなら、マンションを借りてあげます生活費と大学を卒業するまでの学費も、あたしが全て負担します山峰さんを困らせるようなことは無いから、安心なさい
あなたは恵子さんの黒い森の娘だけれど、あなたが黒い森の一員になる必要は無いのよあなたはあなたなんですからねでもあたしには恵子さんの代わりに、あなたを保護する責任がありますあなたが今感じている問題は、全てあたしが解決するわあなたは、自由なのよ自由に自分の未来を決めていいの
山峰さんは、大きく首を振った
あたし自由じゃありません
恵美
あたし今の御名穂さんのお話で判りました山峰の家に、あたしの養育費を送って下さっていたのは御名穂さんですね
そうよあなたの本当のお父様は、拒絶したのあなたの養育については全て
あたし捨てられたんですか
いいえあの人はお金の負担を一切しないにも関わらず、あなたをこの屋敷に残すことは反対したのここにあなたが居ることは、黒い森に対して自分が不利になると考えてそれで、山峰さんに貴方を押しつけた
はい、知っています
あの人は、山峰さんの家に預けることで、今でもあなたのことを支配していると考えているわ
そうだと思いますあの人が、山峰の家にしてきたことを考えれば
山峰さんの眼から涙が零れる
いったい何があったんだろう
山峰さんの過去に
恵美ちゃん、ここに住もうよっあたしたちと一緒にさ
寧さんが、山峰さんの肩を抱く
克子が、毎日ご飯を作って差し上げますからっ
克子さんも
恵美さん、可哀想ですっ
みすずが、オレにしがみついて泣き出す
山峰さん、闘おう闘わないとダメだよそうしないと、一生後悔するよ
オレの言葉に山峰さんは、ハッとしてオレの顔を見る
オレ、よく判らないけれどでも、自分の人生のことは人に任せてはいけないって思う自分自身で傷ついて勝ち取らないと
いいのかな、あたし闘っても
山峰さんの人生じゃないかっ
オレは叫んでいた
何でだか判らないけれど
そう、叫ばずにはいられなかった
山峰さんが、先生に振り返る
御名穂さんあたし
山峰さんは、きっぱりと言った
あたしお母さんの復讐がしたいです
驚く先生
恵美、あなた
どうしてもあたしあの人たちが、許せないんですっ
両手をギュッと握りしめて、山峰さんが叫ぶ
いいの、恵美自分から、地獄に墜ちることになるわよ
山峰さんの決意の眼
先生が口を開く
現在の黒い森は、全て、あたしの復讐のためだけに活動していますその復讐の中に、あなたの復讐も含まれているわだから、恵美が身体を汚す必要は無いのよあなたは、綺麗なまま見ていてくれればいいの
あたし見ているだけなんて、嫌です御名穂さんたちが汚れるのなら、あたしも一緒に汚れます地獄の底にだって付いていきます
寧さんが静かに話す
先生先生の復讐は、あたしたちの復讐だよ先生が、あたしたちを巻き込んだんじゃないあたしたちは、ずっと同じものと闘っているんだよ
そうです、お嬢様お嬢様は、克子たちを解放して下さいましたお嬢様の苦しみは、克子の苦しみですっ
きっとマルちゃんも、同じことを言うと思うよあたしたちみんな、先生に出会わなかったら、あの人たちに殺されていたんだと思うもん
先生がオレとみすずを見る
ごめんなさいね吉田くんとみすずさんには、関係の無い話よ特に、吉田くんはあたしの計画のために巻き込んでしまっただけだから
先生の計画は、最初から白坂家の方で
オレは、白坂雪乃を堕とすための駒として選ばれた
今のオレは
いいえオレは、先生の玩具です黒い森の一員です先生の復讐は、オレの復讐ですオレは最後まで、皆さんと付き合います
オレの言葉にみすずが、飛びついてくる
それでこそ、あたしの旦那様ですっみすずも皆さんの味方ですっみんな、大好きです
みすずが、微笑む
寧さんも、克子姉も
みんな
先生が山峰さんを見る
山峰さんも先生を真っ直ぐに見ている
恵美復讐のためなら、本当に何でもする
やります
あたし容赦はしないわよ
何でも、御名穂さんの命令通りにします
売春させられるかもしれないのよ
覚悟してます
人を殺すことだって
平気ですどんなことだって、耐え抜きます
先生が山峰さんを抱き締めた
恵美は、たった今から、あたしの八番目の玩具です
日々、寒い日が続いていますご自愛下さい
57.過去と現在
御名穂さんあたし、何をしたらいいですか
山峰さんが真摯な眼で、先生に尋ねた
そうねまず、綺麗になって貰うわ
綺麗になるっていうより本来の貴方の美しさを取り戻したいの
あたし綺麗なんかじゃないです
恵美のお母様は、とても綺麗だったわ
母とあたしは違います
うつむく山峰さんの頬を、先生は優しく撫でた
いいえあなたは恵子さんの娘よあの人の美しさを、ちゃんと受け継いでいるわ
そこへ執事の森下さんが、やって来る
お嬢様優花様、秀美様、珠代様がいらっしゃいました
あら、揃ってのお出ましね
先生が、オレたちに振り向く
さあ、行きましょうあなたたちの先輩に会わせてあげるわ
テラスから屋敷の中へ
広間の様な部屋に、オレたちは通された
ご無沙汰しております御名穂様
お元気でしたか、御名穂さん
お久しぶりですっ御名穂っち
そこに居たのは三人の女性
ごきげんよう優花様、秀美さん、珠代
先生も、三人に挨拶する
女性たちは、みんな美人でスタイルもいいけれど、年齢がバラバラだった
優花様は、三十代後半で長い髪を後ろでまとめていた胸元の開いたドレスを着ている
秀美さんは、三十前後だろうか短髪で白い服を着ている
珠代さんは、まだ二十代の半ば過ぎくらいに見えるチェックの帽子にサングラスお洒落なジャケットにジーンズ姿だ
こちらの三人は、先代の当主の頃にこの屋敷に居た方々よ今は、みなさん独立しているわ優花様は、美容室を経営なさっているの
こんにちわ、みなさん
秀美さんは、エステサロンをなさっているわ
こんにちわ
珠代は、スタイリストよね
はいですっ
はあみんな、ちゃんと働いて、成功しているんだ
もちろん、克子は三人を知っているわよね
はい、こちらに来た頃にお世話になりましたから
あの傍若無人の克子姉が、すっかり恐縮している
そうそう、来たばっかりの克子ちゃんは、よく泣いていたものねえ
優花さんが、懐かしそうに話す
そうでしたねっどうしてもフェラチオが上手く出来ないって秀美姉さんが特訓してあげてましたよね
そうよ、克子ちゃんたら、どうしても精液を飲み干すことができなくてね何度も練習してたら、ついにおチンポ奴隷の子が倒れちゃったのよ
その甲斐あって、あたしがここを出る頃にはお屋敷一のフェラチオ・マスターになってくれてっ
ホント成長したわよねえ
顔を真っ赤にする、克子姉
はぁ、克子姉にもそんな時期があったんだ
その節は、皆様に大変お世話になりました
克子姉は、深々と頭を下げる
克子の隣が、あたしの五人目の玩具で寧
こんにちわっ寧です
寧さんが、お辞儀する
寧は、優花さんのことは知ってるのよね
はい、いつも優花さんのお店でカットしていただいてますからっ
寧さんの金髪は、優花さんの美容室で染めているんだ
あたしのエステ・サロンへもいらっしゃいっ全身、ボディ・ケアしてあげるからっあなたみたいに可愛い子は大歓迎よっ
もう、秀美姉さんたら、可愛い子には眼が無いんだから
お姉様方は、ハハハと笑い合う
寧の隣が、吉田くんあたしの七番目の玩具よ
どうも吉田です
うわっ、緊張する
えっ、おチンポ奴隷じゃないんですねっ
御名穂様が、男の子を玩具にするとは思いませんでしたわ
でも少し垢抜けてない子ね
そりゃあ、まあ
どうせ、オレなんて、みっともないガキんちょですよ
ですから今日は、あなたたちに来ていただいたんです
先生が、三人のお姉様方に言った
皆さんで、吉田くんを磨いて下さい
お姉様たちの眼が光る
なるほど、御名穂さん、そういうことですかっ
あたしは御名穂っちにあらかじめ連絡を貰ってたから、この子に合う洋服を何パターンか用意してきたよっ
コンセプトはどんな感じに致しますか
優花さんの問いに、克子姉が答えた
えー、女子中学生にモテモテになる感じにして下さい
ええっーっ
克子姉何で、女子中学生限定なんだよっ
次の仕掛けのターゲットが、女子中学生ですから
雪乃の妹の舞夏ちゃん
そうねえ、中学生くらいなら、男の子の髪型と着ている服でコロッといっちゃうものねえ
珠代さんが、しみじみと言うけれどそんなものなんですか
でもあたし、今日は男性用のエステの道具は持って来てないんですけれど
そう言う、秀美さんに弓槻先生が答える
ああみなさんに磨いていただくのは吉田くんだけじゃありませんこの子もお願いします恵美ですまだ、あたしの玩具になったばかりです
初めまして恵美です
恵美という名前を聞いて優花さんと秀美さんがハッとなる
あなた、恵美ちゃんなの
そうよ、優花姉さん間違いないわ、恵美ちゃんよ
山峰さんは六歳までこの屋敷に居たんだから
あたしのこと判る
はい覚えています
ええ、あたしは、あたしは
何となく
何となくかぁちくしょうっ
気にしないで、秀美は昔と感じが全然変わっちゃってるから
そうですか優花姉さん
そうよあなた、あれから十年は経ってるのよ
そうですよね、十代から二十代後半は激変ですよね優花姉さんは三十代から四十代だから、そんなに変化してないんですよっ
こらっ、秀美怒るわよっ
ごめんなさーいっ
山峰さんを取り囲む二人に、珠代さんが尋ねる
優花姉さんどういう子なんですか
ああ、珠代ちゃんとは入れ違いなのかしらね昔、このお屋敷に恵子さんていう方がいらしてね恵美ちゃんは恵子さんの娘さんなのよ六歳まで、ここに居たのよね
恵子さんには、とってもお世話になったわ
いい人だったわあたし恵美ちゃんのお母様には、とっても感謝しているのよ
優花さんと秀美さんの言葉に、山峰さんがお礼を言う
あっ、思い出したわっ入れ違いじゃないですっちょうど、あたしがこのお屋敷に来たばっかりの頃だはいはいはい、居たわ、あなた確か、お母様が急に亡くなられて
珠代ちゃん
優花さんが、珠代さんを叱る
いいんですみなさんが母のことを覚えていて下さって、とても嬉しいです母もきっと喜んでいると思います
山峰さんの言葉に場がしんみりとなった
でも、御名穂さん恵美ちゃんを磨き上げるのはいいけれど、もし恵美ちゃんにお客を取らせるつもりなら
そうよこの子には、あたしたちみたいな思いはさせられないわ
優花さんと秀美さんが、先生に詰め寄る
ご安心下さい今の黒い森にはもう、売春部門はありません恵美に身体を売らせるつもりは全くありませんから
でも御名穂様は、恵美ちゃんを玩具になさるんでしょう
それはあたしから、お願いしたんです
山峰さんが、二人に言う
あたし母の復讐がしたいんです
恵美ちゃん
山峰さんの真摯な眼
お二人も、すでに噂を聞いていらっしゃると思いますあたしが黒い森の売春部門を廃止して一年黒い森の代わりの売春組織を結成しよういう動きが始まっているのを
ええ、知ってますあたしのエステ・サロンにも、あの男が来ました復帰する気はないかともちろん、お断りしましたわあの男の狙いはあたしではなく、あたしの顧客だっていうことは判っていますから
うちの美容室にも来たわあたしが、今日、ここに来たのは、御名穂様の真意を確かめるためでしたあの男は、まるで自分が黒い森の正統な後継者のようなことを言っていましたから
えっえっえーあたしのとこには誰も来てないけど優花姉さん、あの男って、あの人だよねっ
決まってるじゃない、珠代
うわっ、そりゃヤバイわ
何か、よく判らないけれど
黒い森の売春組織を勝手に復活させようとしているやつがいる
あたしは、あの人の計画を完全に潰してしまいたいと思っていますそして、それを最後に黒い森の存在そのものを終わりにしてしまいたいんです
先生は、そうみんなに告げた
覚悟なさったんですね、御名穂様
あたしたち、みんな御名穂っちの味方だからね
はい、御名穂さんがいらっしゃらなければ、あたしたちはみんなここから出られませんでした
三人のお姉さんたちは、先生の手を握る
ご協力いただけますか
もちろんです御名穂様
生き残っている昔のお屋敷のメンバーにも伝えます
いや、すぐには伝えない方がいいよっ絶対にあの男、他の子たちのことも監視しているはずだから
そうね陽子ちゃんや友加里ちゃんは、あの男にべったりだったものね
判ったあたしの方で、信頼できる子を人選するわ
そうね、陽子ちゃんたちにはあたしが探りを入れてみます
お願いします皆さん
先生が、三人に頭を下げた
ところで、御名穂さんまだ、紹介していただいてない子がもう一人いますけれど
やっぱり、秀美姉さんは可愛い子が好きねっ
秀美さんと珠代さんの声を受け、みすずが前に出る
みすずです初めまして
こんにちわみすずちゃんも御名穂さんの玩具なのかしら
いいえみすずは、旦那様のペットです
そう言って、みすずはオレの袖をキュッと掴む
あらやっぱり見掛けじゃないのねこんな可愛い子をペットにしてるなんて、さすが御名穂さんが玩具に選んだだけのことはあるのね
みすずちゃん、旦那様は優しくして下さる
はいっ、大好きです
優花さんの質問に、笑ってオレにしがみつく、みすず
山峰さんが、驚いた顔でオレたちを見ている
みすずさんは、香月様のお孫さんです
先生は、お姉さんたちにそう説明した
えっ、香月様ってあの香月様
珠代、驚き過ぎよ
ごめんなさいでも、いいの香月家のお嬢様にそんなことしちゃって
いいも何もご本人がそうおっしゃるんだから、それでいいのよ
はい旦那様のペットにしていただいて、みすずは幸せですっ
みすずは、はっきりと断言してくれた
しかし香月家って、そんなに凄いのか
香月様には、現役時代に大変お世話になりました美容室の経営にも、お力添えをいただきました心より感謝しておりますご無沙汰して申し訳ございませんと、お伝え下さい
優花さんが、みすずに頭を下げる
あたしも二、三回、お相手をさせていただきましたとても懐かしいです
あっ、珠代も一回、抱いていただきました一回っきりですけど
えみすずのお祖父さんて、この三人のお姉さん全員とセックスしているの
何という性豪
あたしもお相手したことがありますよもちろん、渚も
克子姉と渚さんまで
黒い森の女の子は、香月様に一通りご賞味いただくことになっていましたからでも、基本的には優花姉さんのお客様でしたわ
先生が、捕捉してくれる
うわ、このお屋敷にいた女性はことごとくかよ
お祖父様が、みなさまに大変お世話になりました特に優花様のことは、今でもよくお話になられます
香月様は、お元気ですか
はい息災にしております
あちらの方もまだ、現役でいらっしゃいます
あたしもうすっかりオバサンになってしまいましたけれど、香月様は抱いて下さいますかしら
祖父は、きっと喜ぶと思います
そうだあたしのペットに若くて可愛い子がいるの香月様のお好きなタイプよその子を連れて、今度伺いますわ
はい、優花様お待ちしています
みすずは、まるでごく普通の会話のように話している
上流階級て、こんな世界なのか
現在は普通の家の子である山峰さんが、呆然としている
祖父は、自分の孫娘だけを特別扱いするような人間ではありませんあたしが渚様のお店でアルバイトしたいと言った時、それがどういう結果になるか判っていらしたはずです判っていて送り出して下さいました
でもみすずさんが吉田くんのペットになってしまうとは、思われなかったはずよ
先生が、みすずに言う
はいお祖父様は、渚様があたしを可愛がってもヴァージンまでは奪わないだろうとお考えだったと思いますそのまま、処女を守って、お祖父様の決めた婚約者と結婚するだろうと
だけど渚さんは、みすずをオレに譲り
オレは、みすずの処女を破ってしまった
あたし生まれて初めて、お祖父様のお考えに背いてしまいましたでも、後悔はありませんみすず今、とっても幸せですから
オレ大変な女の子をペットにしてしまった
渚さんのあたしの一番大切なペットをあげるという言葉は、本心だったんだ
事と次第によっては、渚さんもみすずのお祖父さんに処罰される
それを覚悟してまで渚さんは、みすずをオレにくれた
みすず、必ず幸せにするから
オレの口からは、そんなありきたりな言葉しか出て来ない
もう、旦那様みすずは、とっくに幸せですっそれに、幸せにするのはペットであるみすずの方です旦那様は、みすずをお好きに可愛がって下さればいいんですよっ
みすずが、オレに抱きつく
オレも、みすずを抱き締める
旦那様きっと、みすずが幸せにしてさしあげますからね
うん確かに、幸せなんだけど
何で、こんなことに
今、オレは椅子に座って、優花さんに髪を切られている
さすが美容師さん、物凄く手際の良い感じで、カチカチとハサミを振るっている
それはいいたまに、優花さんの豊かな胸がオレの頭に押しつけられたりするけれど、まだ想定内だ
問題は
みすず何で、お前、オレのチンコをしゃぶってんの
みすずは、椅子に座るオレの股間に跪いている
フェラチオの特訓ですっ
そ、そんなにこやかな笑顔であ、唇の端から唾が垂れてる
みすず様、おチンポの持ち方はもっと手の角度をこういう風に
克子姉まで
みすずに付いて、実地訓練をしている
あらあら、克子ちゃんが教える立場になるとはね
優花さんは、平然とカットを続けているしオレは
ほらほら、動いちゃダメよ
また、優花さんの巨乳がムニッと頭に当たる
旦那様ぁぁ、見て下さいぃぃ
見下ろすと、オレの亀頭をペロペロするみすずが、上目遣いでオレを見上げている
そうですフェラチオ中は、なるべく相手のお顔を見上げてどこを刺激したら、気持ちいいか確認して下さい
えっと、ここですか
みすずが、カリの裏をチロチロ舐める
あっ、それいい
あっ、旦那様、ここ気持ちよさそうですねっもっと舐めて差し上げます
赤くて小さな舌がペロッと動く
みすずちゃん、ただ舐めるだけではダメよ視覚でも男の人を刺激するのおっぱいを出しなさい
髪を切りながら、優花さんまでがみすずにアドバイスする
でもみすずのおっぱい、小さいですし
大きい小さいの問題ではないわ彼に聞いてごらんなさい
旦那様みすずのおっぱい、お好きですか
みすずが、下からオレを見上げる
好きだよ小さくなんかないよ小ぶりだけど、みすずらしくて可愛いし綺麗だし、弾力があって触り心地もいい
みすずが、ニコッと微笑む
じゃあ見せて差し上げますね
みすずが制服の上を脱ぐぽんと横の椅子に投げてさらに、ブラジャーも外す
オレの眼にみすずの健康的な裸の胸が晒される
みすず様、パイ擦りって知っていますか
克子姉が、みすずに尋ねた
いいえ、知りません
おっぱいで、おチンポ様を挟み込んで刺激するテクニックなんですけれど
そういうのがあるんですか
はい、ございます
でも克子様のように胸が豊かな方なら、そういうこともできるんでしょうけれどみすずの胸では無理です
無理に挟む必要は無いんですみすず様、乳首を亀頭に擦り付けてみて下さい
みすずの興奮して尖った乳首がオレの亀頭の上を走る
気持ちいいですか旦那様
うん気持ちいいよ、みすず
これ、あたしも気持ちいいです
みすずの顔も紅潮している
あたし今とっても、濡れちゃってます
もう少しで切り終わるからね待ってて
優花さんが、みすずに言った
みすずは、お腹の空いた子猫のように、再びオレのペニスに吸い付く
フェラチオはわざとお行儀悪く、音を立ててするものですよっ
克子姉の指導が入る
こうですかぁ
ぴっちゃぴっちゃちゅるるぺちょぺちょ
みすずは、わざと水音を立ててチンコをしゃぶる
そうですとってもお上手ですよ、みすず様
ありがほうごはいまふっ
みすず口に物を入れたまま喋るなよ
下の袋も舐めて下さいここの辺りです
克子姉がオレの金玉袋をさわさわと撫でる
ここですか
みすずの下が玉袋の筋を舐める
うっ
あっ、旦那様、ビクッとしましたねっうふっ、可愛い
みすずの方が何倍も可愛いよ
みすずが、また亀頭をチュッチュッと舐める
ああっ、気持ちいい
ほら旦那様の方が、可愛いです
ちくしょうこっちが散髪中で動けないと思って
みすず後で、思いっきり可愛がってやるからな
はいみすず、旦那様の腕の中で可愛くなりますっ
みすずは赤い顔で、またペニスを口にふくむ
とろんとした眼は、オレを見上げたまま
可愛いオレのペットは、本当に可愛い
あらあら、二人とも初々しくて妬けちゃうわね
優花さんが、臆面の無いオレたちにそう言った
可愛いでしょう、二人ともあたし、大好きなんですあたしの知っていることは何でも教えてあげたいあたしの大切な弟妹なんですっ
克子姉が、そう言ってくれた
そうねこの子たちがこのお屋敷の最後の世代になるんですものねあたしにとっても、一番下の弟妹なのね
優花さんも、そう言ってくれる
はい、これでお終い二人とも、切った髪の毛が身体に付いているからシャワーを浴びて落としてきなさいゆっくりでいいわみすずさん、もうお腹に欲しくてたまらないでしょセックスしてらっしゃい
え優花さん
はい、ありがとうございます
克子ちゃんも一緒に入ってきなさい
いいんですか
ええ、あたしはお茶でも飲んで待っているから恵美ちゃんの髪を切るのは、どうせ秀美のエステが終わった後でしょ御名穂様とお話もしたいし
克子さんに連れられて大浴場へ行く
この屋敷は、かつて高級売春婦たちの娼館として建てられた
だから、そんな施設もあるのだそうだ
確かにそこは、アラビアのハーレムの様な装飾のされていた
脱衣室だけでも、かなりの広さだ
さっ、旦那様は、みすずが脱がして差し上げますねっ
ちょっとちょっと、そういうのこそ、メイドである克子の仕事です
じゃあ、旦那様は克子様にお任せしますその代わり、旦那様みすずの服を脱がせて下さい
やりますやらせて下さい
服を脱がせておむつも取る
首輪も革製だから、ここでは外した
だけどチタンの足輪が残っている
みすずオレのペット
みすずの全裸を見るのは、二度目だった
華奢な身体小ぶりだけど綺麗なおっぱい
毛の無い秘部
何もかもが、可愛い
えへ、そんなに見られると恥ずかしいです
じゃあ、見るのを止めようか
いやん見て下さい触って下さい全部、旦那様の物ですよ
コホン
克子姉が咳払いする
ごめん、克子姉を忘れていたわけじゃないんだけど
克子の裸も見て下さいっ
克子姉の全裸をゆっくり見るのは、これが初めてだ
いつもは何か、慌ただしい感じだったから
うんみすずのヌードが最高級アイドルの可愛らしい裸なら
克子姉は、外国の美女モデルのようなメリハリのあるボディ
大きな爆乳、お尻も全然垂れていない
腰はクッとくびれているし
筋トレしてますから身体のラインには、常に気を遣っています
さすが、克子姉
今までは黒い森の女として、そう努めてきましたでも、これからはあなた一人のために、そうします克子はあなたの女ですから
克子姉は、そう言ってオレの唇に熱いキスをする
あ、克子様、ズルいです
みすず様は、さっきまでずっとフェラチオなさってたじゃないですか
フェラチオとキスは別です
みすず、そんなに怒らないでほら、キスしてあげるから
はーい、旦那様
オレはみすずとも、チュッとキスをする
うふっ大好き、旦那様
ああっ、克子ももう一回っ
浴室の中に入る
天窓から、明るい光が差し込んでいた
やはり、アラビア風の装飾がされた浴室
湯気がすごい室温が高い
裸でも全然寒くない
浴室の奥には
裸の女たちが居た
裸でタオルの上に寝転んでいる山峰さんを裸の秀美さんがマッサージしている
何か、緑色の油を塗り込んで
これが、エステなのか
エステって、よく判らないけれど
それを不思議そうに、全裸の寧さんが見ている
珠代さんは、のんびりと湯船に浸かっていた
おっ、ヨッちゃんうん、格好いい頭になったねっ
素っ裸の寧さんは、何も隠さずにオレに笑いかける
ピンクの乳首と、薄い陰毛の秘部につい眼が行ってしまう
相変わらずヨーロッパのアート系の写真の様な完璧なヌード
神々しささえ感じる
吉田くんきゃあっ
裸で寝そべっている山峰さんが、驚いて自分のお尻を隠そうとする
ダメですよ、恵美ちゃんあなたももう御名穂さんの玩具なんでしょ玩具同士で隠し事はいけませんよっ
山峰さんの健康的な裸体に油を塗り込みながら、秀美さんが言った
秀美さんも、三十歳とは思えない完璧なボディラインをキープしている
でもじゃないよっ恵美ちゃんだって、もうすぐヨッちゃんとセックスするんだからねっ
ヨッちゃん、恵美ちゃんとしたいよね
寧さんがストレートに聞く
はい、したいです
オレも、はっきり答える
こういう時は、はっきり答えない方が失礼だとすでに学んできている
恵美ちゃんて、まだヴァージン
そうですけど
じゃあ、ヨッちゃんにヴァージンあげてくれる
困惑する、山峰さん
そうだよな、いきなりそんなこと言われても
寧様、そういうことはご自分が処女を捧げてから言うべきだと思いますけれど
克子姉が、寧さんに厳しく言った
うわ、藪蛇だぁ
さっさと犯されてしまいなさいっ
克っつんにまた怒られたぁぁ
逃げる寧さんお風呂の中へダイブする
バッシャーンッ
こらっ、お行儀悪いぞっ
寧さんは、今度は湯船の中の珠代さんに叱られている
ごめんなさぁーいっ
平謝りの寧さん
でも恵美様いつでも覚悟はしていて下さいねお嬢様に命じられたら、どんな相手とでも寝なくてはならないのが玩具ですから
克子姉が、山峰さんにそう言った
多分恵美様の最初のお相手は、ヨッちゃんだよそれだけは変わらないと思うよ
広い湯船の中で平泳ぎしながら、寧さんが言った
あたしもそう思います
多分そうなんでしょうね
力なく、山峰さんが呟いた
その手はまだ、自分のお尻を隠している
心配ないですわ、恵美さんみすずも昨日、旦那様にヴァージンを捧げたばかりです
みすずさん昨日
はい、まだ一日しか経っていませんっでも、旦那様はとっても優しくして下さいました
みすずが、山峰さんに優しく微笑む
これから、みすずがここで旦那様とセックス致しますその様子を御覧になれば、恵美さんも怖くなくなると思いますっ
裸のみすずが、紅潮した顔でオレの前に両手を拡げた
旦那様みすずを犯して下さい
みすずの足の間からぽたぽたと愛液が垂れている
ちょっと待ったぁぁっ
そこに飛び込む、克子姉の怒号
あたしもするっ抱かれたいのをずっとガマンしてたのは、みすず様だけじゃないんですからねっ
では、二人で一緒に旦那様に愛していただきますか
望むところよっそうでなくて、どうするのっ
えみすずと克子姉と3P
山峰さんと寧さんの見ている前で
というわけで、次回はエロ回になるはずです
寒い日が続きますが、元気にがんばっていきましょう
58.幸せなセックス!
とにかく、まずシャワーを浴びましょうっ
そうですねっ
克子姉とみすずに、シャワーの前に連れて行かれる
克子姉がシャワーヘッドを持って、
はいお姉さんが、洗ってあげますからねえっ
オレの背中に、温かいお湯をシャーッと掛けてくれる
あっ、みすずも洗ってさしあげますっ
みすずも、隣のシャワーヘッドを引っ張ってきて大胆にも、オレの前にシャワーを当てる
勃起してる亀頭にお湯が当たってゾクゾクする
やっぱり、気持ちいいんですねっみすずもよく、シャワーをアソコに当ててオナニーしますっ
そんなこと、ニコニコして言うのはどうなのかな
あたし最近、オナニーでもイク時には必ず旦那様って、叫ぶようにしていますクセになるように、徹底していますですから、もう絶対にみすずは浮気できません一生、旦那様としかしませんからっ
みすずは、真剣な眼でオレにそう言う
だからそろそろ、みすずのこと信じて下さいっ
オレ、信じてるよみすずのこと
それは判ってますでも、旦那様はまだ、みすずがずっと旦那様の側にいるとは信じていらっしゃらないでしょう
だってみすずは、とっても綺麗で可愛いしこんな子が、オレのペットになってくれているなんて夢みたいで
こんなの、何かの間違いだ
いつかきっと、みすずは、オレなんかよりっと良い男に出会うと思うよそしたら、オレみたいな男と一緒にいることはないんだみすずは、自由なんだから
そうでないといけない
オレには、みすずを縛ることはできない
もちろん、オレのペットでいてくれる間は、本気で可愛がるよオレ、みすずのこと、大好きだからどんなことでも、オレのできることなら何でもするみすずの婚約者に殴られてもいい刺されてもいい殺されたって
それはオレの本心だ
多分、オレ
オレみたいな男じゃ、みすずのことは幸せにできないって思うんだ
オレはただの下らない、頭の悪い小僧でしかない
みすずみたいな子に、相応しい男じゃない
馬鹿
みすずが、小さな声で囁いた
旦那様の馬鹿
うんそうだと思うオレは馬鹿でダメな男だよ
そうじゃないですっ馬鹿っ
みすずが、オレに飛びついてオレにチュッとキスをする
何度言えば判るんですかっ旦那様を幸せにするのは、ペットであるみすずですっ旦那様は、ただみすずの側にいて下さればそれでいいんですっ
でも、それじゃあ、みすずが幸せになれないじゃないか
旦那様に尽くすことが、みすずの幸せなんですっ
もう、一生離れませんっ絶対に幸せにして差し上げますからねっ
みすずの舌がオレの口の中に入って来る
うん、良く言って下さいましたわ、みすず様克子姉さんも同じよっ一生、あなたに尽くすわあなただけの女になって、あなたを幸せにしてあげるからっ
背中から、克子姉がオレを抱き締める
張りのある裸の巨乳が、オレの背中にムニュと潰れる
あらあら、いったいどうしちゃったの克子ちゃん
克子ちゃんて、こんなキャラだったっけ
二人のお姉様秀美さんと珠代さんが、克子さんの変貌に驚いている
克子は、愛に目覚めたのですっ
いや、克子姉それは、大げさだろっ
大げさなんかじゃありませんっ
克子姉は、ボディソープのボトルから泡を取り出して、自分のおっぱいに塗る
はい、みすず様もっ
何をするのですか
そんなのおっぱい洗いに決まってるじゃないですかっ
克子姉が、白い泡でぬるぬるのおっぱいでオレの背中を擦る
柔らかいおっぱいで背中を洗われる感触
泡の中に、乳首の突起を感じる
どう気持ちいいでしょう
はいゾクゾクしますっ
うふっお姉さんが、もっと感じさせてあげるっ
克子姉は、オレの腕を取っておっぱいで擦っていく
あああっ、みすずも、みすずもやりますっ
みすずも小ぶりのおっぱいに泡をまぶして、オレの胸に擦り付ける
ツンとしたみすずの乳首が気持ちいい
どうです旦那様みすずのおっぱいは、克子様ほど大きくないから、そんなに気持ち良くないと思いますけれど、精一杯ご奉仕しますっ
相変わらず、みすずは自分の胸にコンプレックスがあるらしい
そんなことないよみすずのおっぱいの弾力がたまらなく、気持ちいい
みすずの鼻に、そっとキスをする
ああんっありがとうございますっ
克子姉が、背中から泡まみれの手をオレの股間に伸ばす
みすず様こうやって、泡でぬるぬるの手でおチンポ様をしごくんです
白い指がにゅるにゅるとオレの竿を上下するッ
ああ、それ気持ち良すぎるっ
みすずの細い手が、オレのペニスに触れて
そうです、手の中でドジョウがつるっと滑って逃げて行くイメージですっ
ドジョウが手の中にいるイメージですか
でもっ、旦那様のウナギくらい太いですっ
なら、ウナギのイメージでやって下さいっ
判りましたっウナギさん、つるんっ
みすずの手が、オレのペニスをシゴくっ
ウッナギがつるんっウッナギがつるんっ
すごいちゃんとシゴいているっ
克子姉の教え方は完璧だき、気持ちいい
もっと力を入れて握っても大丈夫ですっもっと、早く
あたしにやらせて下さいこうですわっ
すこすこすこすこすこっ
上手すぎるっ
そんなに早くしても平気なんですかっ
むしろ、こうでないと失格ですっ
覚えますっ今日中にマスターしますっ
みすず様は、おチンポ様の先を撫で撫でして下さいっウナギの頭とアゴを優しく掴み上げる感じで
こうですかっ
亀頭とカリをいっぺんに撫でられるっ
ううう、みすずぅぅ
あはっ、旦那様、すっごい気持ちよさそう可愛いですっ
全裸のみすずは、すっごい嬉しそうに笑っている
みすずの鼻に汗の玉が浮いている
こんなに汗をかくほどオレのために、手を動かしてくれている
それでですね、右手でおチンポの方を刺激しながら左手で玉袋をさわさわと撫でますそのまま、お尻の穴までつるっと指を滑らせて
みすずの清らかな指先がオレの肛門をするっと撫でる
ゾクゾクゾクっと、身体が震える
うふふっ、旦那様、お尻の穴を触られるの気持ち良かったんですねっみすず、覚えましたっこれからは、いつもしてあげますからねっ
み、みすずぅぅ
克子姉が、そっとオレの耳に囁いた
このまま出したいそれとも、お腹の中で出す
お腹の中がいいです
じゃあ、セックスしたいって命令して
お前たちを犯したい、犯させろって、言ってお願い
お前たちを犯したい犯させて下さいっ
ちゃんと犯させろって言いなさい
そうですよ、旦那様っ
ダメだもう、心臓がドキドキして
犯させろっお前たちの中に、ブチ撒けたいっ
オレの前でみすずが大きく開脚する
はいどうぞ
泡に濡れた、みすずの割れ目がオレを招いている
オレはそのまま、みすずの身体にのし掛かろうとするが
克子姉が後ろからオレを羽交い締めにするっ
まだ、ダメよっ
ちゃんと身体の泡を洗い流してからそれに、みすず様タイルの上でのセックスは危ないですし、うまく結合しにくいんですよっ
克子姉が、シャワーのお湯をオレとみすずに掛けてくれる
セックスは、ちゃんとそれ用のマットがございますから
克子姉の眼も、愛欲に燃えている
さすが、かつては娼館だった建物の浴室
風呂場でのセックス用の施設も揃っているらしい
克子姉が、エア・マットを運んで来る
寧様、恵美様、こちらにいらして下さいこれから、あたしたちがセックス致しますので、どうぞお近くからご見学下さいっ
おどおどしている山峰さん
ほら、今はまだ見るだけだから怖くないわ見学に行きましょうね
秀美さんが、優しく山峰さんに声を掛ける
克子ちゃん、あたしも見てていい
珠美さんが、湯船から上がってくる
もちろんですわ、珠美様
あたしカメラ越しにモニターでセックスしてるのを観るのは慣れているんだけど実際に近くで見るのは始めてだなっ
寧さんもじゃぶじゃぶとお湯を蹴飛ばして、こちらへやって来る
ほら行きましょう、恵美ちゃん
山峰さんは恥ずかしいのか、身体にオレンジ色のバスタオルを巻いて、秀美さんに連れられてくる
エアマットの周りに、ぐるりと観衆が揃う
みすず様克子が先にいただいてもよろしいですか
克子姉が、みすずに言った
えーっ、いきなり克子ちゃんの野生じみたセックスを見せられたら、恵美ちゃんが怖がっちゃうわよ
珠代さんの声に、克子姉は高らかに答える
それは昔の克子のイメージですわっ克子は、変わったんです
その克子姉を見てみすずは、
どうぞ克子様一番はお譲りしますっ
克子姉は、エアマットの上に仰向けに横たわった
裸のままの克子姉
おっぱいの山がこんもりと盛り上がっている
えー、克子ちゃんが下になるのこの子、まだ経験が浅そうだし、克子ちゃんが上になってガンガン腰を振ってあげればいいのにっ
またしても、珠代さんが意見を言う
外野の方は黙っていて下さいここからは、二人きりの愛の時間ですっ
まっ、愛の時間ですって
珠代さんが、アハハと笑い出す
珠代、笑い過ぎよ
秀美さんが、たしなめた
はい、ごめんなさい
オレたちの周りの五人の女性たち
順番を待っている、みすずの興奮した顔
困惑顔の山峰さん
寧さんは一応、笑顔で余裕のある振りをしているけれど
興味津々で見ている珠美さん
クラブ活動のコーチみたいな眼でオレたちを見守ってくれている秀美さん
みんなに見られて、緊張している
マットの上の克子姉が、笑ってオレに言った
気にしないでいいのよ
あたしのこと好き
好きだよ
あたしも大好きよ
あたしだけ、見ていて
オレは克子姉の豊満な肉体にのしかかった
克子姉の身体は柔らかくて温かい
まずはキスする
あなたのキス好き
オレもだよ
おっぱい、触って
克子姉の豊かな胸に顔を埋める
ああん気持ちいいわ
チロチロと舌で転がす
うんそれ、いいお姉さんのおっぱい、好き
大好きだよ
あなたのだからねいっぱい愛して
乳首を責めながら手で陰部をまさぐる
陰毛のジャリっとした感触
その下の泉は、とろとろに湧いていた
ごめんオレ、もう入れたい
あたしもあなたに犯されたい
克子姉が大きく足を開いて、オレを迎える
入るよ
おいで
一気にはいかない
ゆっくりと、ゆっくりと克子姉の中に入る
あっあああああっ
亀頭が膣の底に着く
うふふあなたが、あたしの中にいるわ
うん根元まで入ってるよ
ありがとうまた、あたしの中に来てくれて
オレこそありがとう克子姉の中、気持ちいいよ
動いて
克子姉の豊かな身体が揺れていく
あっあっあっああーっ
揺れが段々大きくなる
キスして
オレは、克子姉と舌を絡める
甘い蜂蜜の味がした
あなたが好きもう、あなただけでいいあたし
克子姉の鍛え上げられた膣がオレのペニスを優しく包む
もうちょっとだからもう少しだけ、ガマンして
うん、判ったよ
中で出していいからね出す時、大きな声でお姉ちゃんって呼んでくれる
うん判ったお姉ちゃん
あああああっお姉ちゃんも、もうイキそうよ
オレは、腰の動きを激しくする
もうおれも限界に近い
あああっ、お姉ちゃんもうイクわイキそうあっ、あっ、あああっ、イ、イクッイクッイクわっ出してぇっお姉ちゃんの中にちょうだいっあああっイクッッ
オレもイクよお、お姉ちゃんッッ
克子姉が、オレの身体を下からギュッと抱き締める
抱き締めたまま全身を痙攣させるッッ
克子姉の子宮にドバッと白濁を吐くッ
あああっ、熱いの来たっ好きッあなたが好きなのおっ
お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん気持ちいいよおう
長い射精だった
ありがとう、気持ち良かったわ
オレこそ、ありがとう
オレは、もう一度、克子姉にキスをした
あたし、こんなに幸せそうなセックスを見るの初めて
それは珠代さんの声だった
そうね克子ちゃん、成長したわね女として羨ましいわ
それは、秀美さん
二人とも、自分の股間をまさぐっている
ずるいよ、克っつん
寧さんの声だ
全裸のままの寧さんやっぱり、とろとろの割れ目を自分で慰めている
あたしもヨッちゃんにお姉ちゃんて呼ばれながら、気持ち良くなりたいよおっ
まだ、オレと繋がったまま克子姉は、寧さんに微笑む
そう思われるのなら、早く処女を捨てることですわこんなに幸せなこと、他にはありませんよ
でもあたし
寧さんは、それでもセックスに躊躇しているようだった
じゃあお姉ちゃんセックスは克子が一人で堪能させていただきますわっ
克子姉が、オレの頭をキュッと抱いてくれる
オレはまた、克子姉の乳首を吸った
あんお姉ちゃんの好き
寧さんの股間が、ぽたぽたと愛液が零れている
あたしもしたいお姉ちゃんて呼ばれたいっ
じゃあ勇気を出されることですねっ
克子姉は、どこまでも寧さんに優しい
セックスって、こんなに幸せそうなんだ
山峰さんが、そっと呟いた
目の前で行われたセックスに、山峰さんは呆然としている
巻いていたバスタオルがはだけていた
長身でキュッと締まったスポーツ少女の裸身
ピンク色の可愛い乳首が尖っている
愛液に濡れた秘部も、丸見えだ
山峰さんは、みすずと同じでほとんど毛が生えていなかった
セックスが幸せなんじゃありませんっ
みすずが、そんな山峰さんに言う
旦那様のセックスが優しいからだから、幸せなんです
克子姉が身体を起こしながら、オレにそっとキスする
みすず様お待たせ致しました
みすずの手にタッチする
さあ選手交代ですよっ
そうだ次は、みすずの番だ
みすずも下でいいですか旦那様に犯していただきたいんですっ
うん、いいよっ
みすずが、マットに横たわる
えへへ、皆さんに見られてするのって、緊張しますね
大丈夫かい
旦那様にキスしていただいたら平気になります
オレは、みすずの可愛い唇にそっとキスをした
これで、もう平気です
みすずの華奢な身体を抱き締める
みすずは、オレの腕の中にすっぽり収まるなあ
はい旦那様のために生まれた女ですから
みすずも、大好きです
みすずのおっぱいに触る
あんくすぐったいです
じゃ、触るのやめようか
意地悪いっぱい、触って下さい旦那様の物ですから
みすずのおっぱい、オレの手のひらにすっぽり入るよ
じゃあ、やっぱり旦那様に合うようにできているんですよ
オレみすずのおっぱい好きだよ可愛くて、みすずらしくて
旦那様大好きっ
オレは、みすずの乳首を舐める
ああんああもっと、もっとイジメて下さい
こうかい
もっと、酷いことしてみすずのこと、メチャクチャにして下さいっ
オレは、みすずの左右の乳首を思い切り堪能した
おへそにキスしていい
みすずの可愛いおへそにキスする
ペロッと舐める
あんそんなとこ舐めないで汚いです
みすずの身体に汚いところなんて無いよ
あたしあんいつでも身体を綺麗にしておきますねあああっどんな時でも、旦那様に舐めていただけるように
うんそうしてくれ
かしこまりましたあああっ、そんなとこいやぁぁっ
オレはみすずの秘部に舌を這わす
チロチロと、湧いてくる泉を舌で掻き回す
美味しいよ、みすずのここ
そんなこと言わないであああっ
ゆっくりと時間を掛けて丹念に、割れ目を舐めていく
旦那様ぁ旦那様ぁもう、ダメですぅ
メチャメチャにして欲しいんだろ
もうメチャメチャですあああっ、もっともっとイジメて
最後にクリストスをベロベロと舐め上げるッ
ダメっそれダメっみすず白くなっちゃう白くなって飛んでっちゃう怖い怖いです旦那様ぁぁ
オレは指先で、クリストスをグリグリと擦った
大丈夫だよオレはここにいるから
手を手を繋いでいて下さい旦那様
オレは、空いている左手をみすずの右手に重ねる
みすずはオレの手をギュッと握りしめたッ
旦那様旦那様みすず飛んでっちゃいますっ
イっていいんだよオレは、ここにいるからっ
みすずに命令して下さいっイケって命令して下さいっ
イケっ、みすずイクんだっ
はいっ旦那様っ
オレの手を強くギュウッっと握りしめたまま
みすずの身体が大きく反るッ
あっ、あっ、あああーっ
やわらかそうなお腹が、ぷるぷると震えている
みすず、イッてますっ旦那様旦那様怖いです飛んじゃってますっ
オレは、ここにいるよっみすずを見ているよ
みすずも、イキながらオレを見る
ホントだ旦那様ああん好きっ
ビクッビクッビクッと痙攣する、みすずの身体
普通の女の子よりも遥かに多い愛液で、マットの上は濡れていてる
ここが、浴室で良かった
ベッドの上ならシーツがびしょびしょになっている
はぁはぁはぁみすず、旦那様に見ていただきながら、イッちゃいました
うん可愛かったよ
旦那様みすずまだ足りません
汗まみれのみすずは息を整えながら、オレに言った
どうぞ犯してみすず、欲しいです旦那様に犯されたいのっ
みすずはゆっくりと大きく開脚する
昨日、処女膜を破ったばかりだからまだ痛いかもしれないよ
痛い方がいいです痛くして下さいっ
その方が旦那様を受け入れてる気がするから
オレはみすずの膣口に勃起を押し当てる
昨日みたいに、言って下さい
昨日処女膜を破った時に、言って下さったでしょみすずが好きだセックスしたいみすずの身体が欲しいって
オレは、確かにそう言った
みすずのこと好きですか
みすずとセックスしたいですか
すっげえ、したい
オレは勃起ペニスを、みすずに握らせた
こんなに硬くなってるみすずの中に入りたくてしょうがないんだ
マットの上のみすずが、真剣な眼でオレを見上げている
あたしも旦那様に、犯されたいです
セックスじゃなくて犯されたいのか
はいみすず、旦那様にレイプされたいんです
みすずの眼に、涙が溜まる
あたし本当は、はしたなくて、いやらしい女なんです
あたし香月の家の娘として生まれてきて普段は優等生を演じています明るい女の子の振りをしていますでも、あたし
涙の粒がぽろりと零れた
本当は悪い子なんですいけないことがしたくて堪らないんですそういう自分をずっと隠して生きてきました
顔も真っ赤にして泣くみすず
身体だけでなくみすずの心まで裸になっていく
みすず、可愛いよ
あたし可愛くなんかありません
いいやオレのみすずは、可愛いんだ
みすずが、大きく目を見開く
オレはみすずが何を望んでいるのか、判った
みすずお前は、もうオレのペットだ
はいみすずは、旦那様のペットです
オレのエッチでいやらしいペットだ
はい旦那様のはしたなくて汚らわしいペットです
普段はどうでもいいお前の中のいやらしい思いは、全てオレにぶつけろ
はい旦那様だけにお見せします
お前が望むことは、どんなことでもしてやる
はい旦那様だけにしていただきます
オレには何も隠すなみすずの全てを晒すんだ
みすずの眼から、ぽろぽろとぽろぽろと、涙が流れる
いいの本当に
その一瞬みすずは、ペットの演技を止めた
本当にみすずの全てを見せても嫌いにならない
香月みすず十七歳
オレよりも一つ年上の美しい少女
嫌いになんかならないですみすずが好きなんだとっても愛しいんだ
あ、あ、あ
心を開け放って泣く彼女は本当に美しかった
ああああっ
みすずが、大きな声で叫ぶ
もうダメっあなたが好きっ好きなのっ
泣いてるみすずがオレに微笑む
みすず、オレにどうして欲しい
本当に、オレにして欲しいことを言ってくれ
素のみすずは言った
あなたにレイプされたい
どんな風に
暴れるみすずをあなたが無理矢理押さえつけてみすずは嫌だって叫ぶのに力ずくで無理矢理犯されるの
みすずのお腹の中に射精されちゃうの
何回
二回二回がいい
他には
みすずは泣きながら言った
それをあたしのロスト・ヴァージンにしたい
あなたに無理矢理レイプされてみすずは、ロスト・ヴァージンしたことにしたい
一生、そう思ってもいい
いいよ
みすずは、無理矢理あなたに犯されてそれで、あなたのペットにさせられるの本当は嫌なのに、毎日いやらしいことをさせられるの
それで
だけど、みすずはどうしてもあなたから離れられないのずっと一緒よあなたの子供も産ませられるわ恥ずかしくて、いやらしいことをいっぱいさせられるの一生、セックスの奴隷にされるの
それがみすずの望み
みすずはずっと、無理をしていたんだ
昨日の強制されたセックスで歪んだ形からスタートしてしまったオレたちの関係
オレは、それをみすずの望み通りに修正してやりたいと思った
判ったそうしよう一生、みすずを犯し続けてやる
気にしないで好きだから
うんみすずも好き
いっぱい泣いて、叫んで、暴れていいからね
ありがとうあなたのセックス奴隷にして
みすずが、オレの手を握る
みすずのほっぺたを引っぱたいて
オレの手を、自分の顔に当てる
そこから、始めて欲しいの
女たちに見守られながら
オレとみすずの疑似レイプが始まる
もう一度、みすずのヴァージンを奪い直す
オレは
オレは、思い切りみすずの頬を叩いたっ
いやぁぁ痛いっやめてっやめて下さいっ
暴れる、みすずをオレは力尽くで押さえつけるッ
いいからっ、やらせろっやらせるんだっ
許してっ許して下さいっ
オレは無理矢理、みすずの唇にキスをする
みすずは、必死で顔を背けようとするが、オレは力尽くで唇を重ねる
いやぁぁ嫌ですこんなの、嫌ぁぁ
みすずの胸を揉む乳首に吸い付く
やめてぇぇぇあたし、ヴァージンなんですっ許して下さい
暴れる、みすず
おとなしくしろっ
嫌よおっ絶対に嫌ぁぁッッ
みすずが、オレの腕に嚙み付くッ
ウッ
痛みに苦しむオレの顔を見て一瞬、みすずの顔がハッとする
違うもっとだもっと噛めよッでないと、レイプされちまうぞっ
オレの叫びで演技のレイプは続行される
あぐっ
みすずは泣きながら、オレの腕に歯を立てるッ
オレは、腕を振り払うっ
腕に残った歯形から赤く血が滲んでいる
犯してやる犯してやる犯してやるからなっ
いややめてみすずに酷いことしないでっ
みすずは、全力でオレの手から逃れようとする
逃がすもんかっ
華奢なみすずの身体には、オレを振りほどく力はない
やめて怖いっみすず、怖いんですっ
おれは、両手でみすずを大股開きの体勢にさせる
入れるぞっ入れるからなっ
やめてそれだけはやめて下さいっみすずは、ヴァージンなんですっ結婚するまで処女でいたいんですっ
なら、オレが貰ってやるよっ
オレは勃起ペニスをみすずに押し当てる
やだやだやだぁぁ怖いっこんなので処女を失うのは嫌ぁぁっ
ほらぁ行くぞおっ
みすずの秘部は、ぐっちょりと濡れている
それでも、まだ一度しか男を受け入れたことのないヴァギナはキツい
一気には貫かない
昨日と同じように亀頭が埋まった段階で、一度止める
ここが、お前の処女膜だぞ
ゾクッと震えるみすず
喪失の再現に酔っている
い、いやこ、これ以上、みすずの中に入って来ないで
お願いしますだろ
お、お願いしますヴ、ヴァージンだけは、許して下さい
嫌だね
オレは、みすずに言った
みすずの顔が、恐怖に歪む
ガタガタと震えている
奥歯がカチカチと鳴る
こ、怖いです
オレの顔をしっかりと見ろこれが、お前を女にする男の顔だぞ
女になんてなりたくないですみすずは、まだ子供ですっ
オレの女になるんだよっ
みすずと眼を合わせたまま
オレは、一気に最奥まで突き切るっ
い痛ぁいいいいっ
みすずの心の中でもう一度、処女膜が破れた
お前は、オレのペットだっ一生、オレに尽くすんだ
オレの声にみすずは熱い涙を零した
あああ神様こ、こんなの酷いです
力尽くで、ガシガシと腰を突き込むッ
痛いっ痛いっ痛い痛いです
オレが子宮を着く度に、みすずは痛いと叫ぶ
そんなはずはない
みすずの膣内は、すっかりとろとろに熱くたぎっている
肉体の快感に反してみすずの心が痛いと叫ばせている
口にキスをする
みすずの全身の汗を舐める
みすずのヴァギナを犯しながら全身をオレの舌で侵していく
みすずもう、お嫁に行かれない
ゆっさゆっさと身体をオレに揺さぶられながらみすずが呟いた
そうだ、お前はオレのセックス奴隷になるんだ一生、慰み者にしてやるからな
いやぁあたし、そんなのいやですぅ
オレの玩具になるんだ
いやぁぁ
ピストンを速くする
みすずの無毛の恥部に、オレの腰を叩き付ける
パンパンパンと軽やかな音が響く
痛い痛いのみすずみすず死んじゃいますっ
みすずが実際には激しく感じていることが、よく判った
みすずの膣がキュウキュウとオレのペニスを締めていく
おそらくこのままみすずは、セックスで初めての絶頂を迎える
みすずもう、出そうだ中で中で出すからな
みすずの耳に囁く
いやぁやめて下さい中だけは赤ちゃん赤ちゃんできちゃう
言葉では嫌がっていながらみすずの身体は、男の精を求めている
もうすぐみすずはイク
孕め妊娠しろオレの子を産め
いやです許して許して神様がお許しになりません
ああみすずの興奮が最高潮に達する
ああんっダメよみすず悪い子になっちゃうもう、天国に行けない
ここが、天国だっ
オレが思い切り子宮を着いた瞬間
みすずいけない子になっちゃうッッッ
みすずの身体が快楽に跳ねるッ
みすずみすず変になっちゃうあっ、溢れるぅぅ
身体を震わせながらみすずの心が天国へ飛ぶ
みすず、出すぞっ
嫌っ嫌っいやぁぁ
みすずの子宮にオレは熱い塊を噴き上げるッ
で、出てるぅ熱いのがっあ、あたしの中に入ってくるぅぅ
射精しているオレをみすずが、見ている
受精しているみすずをオレが、見ている
みすずを押さえつけているオレの手に、ギュッと力が入る
みすずはオレの肩をガブッと噛んだ
痛い
その瞬間、ビュッともう一筋熱い精液が、みすずの子宮に迸る
ひ、酷いですみすず犯されちゃったみすず、ヴァージンだったのにぃぃ
みすずの眼からまたぽろぽろと涙が零れる
これで終わりなんかじゃないっ
みすずとの約束は二回
みすずの二度目のヴァージン・ブレイクは続く
オレは再び、ピストンを再開する
やめてもう、やめて下さいッ
オレは汗ばむ、みすずの首筋に、チュッチュッとキスをする
キスマークも付けてやる
この肉体を完全にオレのものにする
オレに従属させてやるっ
まだだまだだぞみすず今度は、お前も楽しめるんだ
こ、こんなことされてた、楽しくなんかありません
もう二人とも、滝のように汗をかいている
腰を振る度にみすずの小ぶりなおっぱいがぷるるんと踊る
汗に濡れたみすずの柔らかい肉体を全身の肌で楽しむ
お前はいやらしい女の子なんだレイプされて感じてしまう、はしたない娘なんだ
ち、違いますみすずは、そんな娘じゃありません
でも、身体が歓んでいるだろう気持ちいいんだろう
気持ち良くなんかないですただ痛いだけです
その痛いのが気持ちいいんだろう
ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ
長距離マラソンの様な息遣いでオレは、セックスを続ける
こ、こんなの全然、気持ち良くなんかないです
気持ち良くなるんだみすず
みすずの尖った乳首をクリクリと弄る
オレの恥骨をみすずのクリトリスに擦り付ける
あああんっお、おかしいですみ、みすずの身体が熱くなってますみすずまた、変になっちゃうっあっ
そうだお前の身体は今、造り替えられているんだみすずは、犯されて感じる変態になるんだ
そんなのいやいやなのにぃ
お前の身体は、オレが無理矢理改造しているんだオレ好みの女になれ
嫌よみすずはああ、神様ぁぁ
一度、火の付いてしまった身体は、すぐに絶頂へ到達する
みすずは今ゆっくりとまた高いところへ昇って行く
あああっうあああっあああああああっ
眼を閉じて、快感に酔う
き、気持ちいい
みすずが変わっていく
オレを拒絶していたはずの肉体が柔らかく、溶けていく
みすずの心と身体がオレを受け入れていく
みすずの中に溶けていく
変よこんなの変これオナニーするよりもいいです渚様の手よりも、もっと気持ちいい何なのこれみすず、変になっちゃいます
みすずはついに疑似レイプの設定すら忘れて、オレとのセックスに溺れていく
眼を開けろオレを見るんだみすず
みすずの眼が開く
すでに朦朧としている眼彼女は、快楽に溶けている
心の飛んでしまったみすずがオレの顔を認識する
あ、あなただあれどうして、そんなに一生懸命なの
オレはみすずを気持ち良くしてあげたいんだ
ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ
心臓がバクバクする
苦しい
でも、みすずをイカせるまでは
腰の動きを止められないッ
みすずは、とろんとした眼のままオレを見ている
オレの額からぽたぽた落ちる汗が、みすずの可愛いおっぱいを濡らしていく
みすずみすずみすず
オレの眼には、もうみすずしか見えない
みすずの口が動いた
ああああたし思い出したわあなたはみすずの旦那様ですみすずの大好きな
好きだよッみすず
あたしも旦那様ッッ
みすずの心が全開になる
心の隅々までオレという男を受け入れる
旦那様好きッ
その瞬間みすずの身体がビクビクビクッっと激しく震えたッ
一瞬にして雷撃のような絶頂が、みすずの肉体を襲うッ
あああっああああああああああああああッッッ
獣のような咆哮を挙げてみすずは身体をブルブルと震わせ続ける
しっかりと、オレの顔を見たまま
みすずは、三度目にして最大の波に呑み込まれるッッ
オレもまた彼女の中に射精した
びゅるびゅるるびゅるるるる
下腹部にまた、熱い拡がりを感じるみすず
みすずいっぱいです満たされてます幸せですあたしぃッ
みすずが、オレを抱き締めてキスをする
知らなかったこれが、幸せなんですねみすず、幸せです幸せになっちゃったよおっ
子宮に受精しながらみすずの中で何かが変わっていく
みすずは女に生まれ変わる
みすずに抱かれたまま力尽きて、彼女に重なるオレ
ダメだもう動けない
もう、何も出ない
み、水が欲しい
し、死んでしまうううううう
みすずが、くたびれきったオレの頭を両手で持つ
彼女の顔がオレの前に
うふふふ
みすずは今までとは、まったく違った少女になっていた
慈愛に満ちた優しい顔をしている
彼女の中に隠れていた暗くて複雑な感情が全て、消えていた
天使のように、すっきりとした顔をしている
やっぱり、あなたはあたしの旦那様でした
みすずが、笑ってオレにそう言った
みすずは、あなたのものです一生、あなたに仕えます
美しい少女が、オレに永遠の愛を誓う
旦那様大好き、大好き、大好きっ
みすずが、オレの顔にチュッチュッとキスの雨を降らす
オレは、ただぐったりとして
みすずのするがままになっている
愛してる、愛してる、愛してる
みすずがオレの耳にそう囁く
あなたの女になってみすず、幸せです幸せなんですっ
幸せ
オレなんかに抱かれて
幸せなのか
ちょっとちょっとお二人さん
すぐ近くから、よく知った声が聞こえてくる
その声は克子姉
ハッと我に返る
五人の女性たちは呆然として、オレたちを見ていた
山峰さんなんか、眼が点になってる
そりゃ、そうだよな
ラブラブ・セックスから始まって、途中でレイプごっこになって、最後は絶頂を越えた超絶頂で終わった
オレは二回みすずなんて、三回もイッたし
何か、二人だけの世界にずっと没入してたし
克子姉が、みすず言った
みすず様、こんなことあたしが言うべきではないかもしれませんが、みんなを代表して克子が言わせていただきます
克子姉は、コホンと咳払いした
このヘンタイ娘っ
寧と恵美に初体験を決意させるため、この二つのセックスは必要だったのですが、
みすず何でこうなった
キャラクターの暴走って怖いなあと思いつつも、
ちょっと都合の良い娘過ぎていたみすずが、これできちんとした心と肉体のある少女になったと思います
私はセックスは男と女の心と肉体のタイマンだと思っていますので、
こういうセックスが書けて良かったなと思っています
生まれて初めて見たセックスがこれだった恵美ちゃんには、ちょっとショックかもしれませんが
しかしみすずのために、徹夜しちゃいましたよ
59.フラグメンツ
なんなのあなた
秀美さんがオレを見て、そう言う
やっぱり呆れているんだ
オレちょっとやりすぎたもんな
すいません
すいませんじゃないわよっちょっと、克子ちゃん
秀美さんが克子姉を呼ぶ
どうしたら、こんな子が見つかるのよあたし、こんなにセックスに一生懸命な子、始めてよ
うんあたしも、こんなに献身的なセックスする子を見るのは初めてです
珠代さんまでが、そんなことを言う
ねぇ、あなた
吉田くんだっけ
お姉さんたち二人が、オレに詰め寄ってきた
あんな風にさセックスの最中に、女の子から次から次へと要求されて、嫌にならないの面倒くせーなぁとか思わない
いやだって彼女がそうして欲しいのなら、何だってしてあげたいじゃないですか
だけど君、最後の方、相当苦しそうだったわよちょっと、休ませてくれとか言えば良かったじゃない
でもせっかく、みすずが感じてくれてたからオレの心臓が停まっても、続けないといけないって思ったんで
腕血が出てるわよ肩にも歯形が付いちゃってるし
あさっき、みすずに噛まれたところか
痛ッちょっと染みる
痛くないの
そりゃ痛いですよ
えっ、もしかして君、マゾなの噛まれるの好きとか
そんなわけないですよ噛まれるのは嫌です
じゃあ、何で噛まれてるのよ
だってあそこでオレが噛まれないと、みすずが気持ち良くなれないじゃないですか
えっこの子のためなら、あなた、何でもしちゃうの
いや死ぬとかは嫌ですよでも、ケガするくらいは仕方ないじゃないですか
だって、みすずが気持ち良くならないと、セックスする意味が無いじゃないですか
君は、気持ち良くならなくていいの
何か腹が立ってきたぞ
こんなに可愛い子が、オレとセックスしてくれるんですよっオレは、最初っからずーっと気持ちいいですよ
あなた、ホントにその子のこと好きなのね
当たり前じゃないですかっ好きじゃなかったら、セックスなんてできないじゃないですかっ
オレの答えに浴室の中がシーンとなる
えみんな、どうしたの
オレ何か、変なこと言った
旦那様ぁぁっ
何で泣いてるの
みすずが、オレにしがみついてくる
おい、ちょっと
泣きながら、オレの腕の傷をペロペロと舌で舐める
いいんだよセックスの時のことなんだから全然、、気にしないでいいんだから
みすずが、気持ち良くなれたんだからこれでいいんだよ
珠代さんが、はぁと溜息を吐く
いるんだこんな男の子
うん何か、とてつもないわよね
でもちょっと、危ないと思いません
そうね放っとくとこの子、平気で無茶しそうよね
お姉さん二人に、克子姉がにこやかに答える
大丈夫ですわっそこは、あたしたちがフォローしますから
そうね、御名穂さんが見守っているのなら安心よね
そうですねきっと、スゴイ男の人に成長すると思います
えオレ、何で褒められてるの
普通にセックスしてただけなのに
珠代さんが、オレにペコリと頭を下げる
ごめんあたし、あなたのことナメてたわさすが御名穂っちが、玩具にするわけだわっあなた、スゴイよ
オレには何を褒められているのか全然判らない
あなた克子ちゃんのことも、その子と同じくらい好き
秀美さんが、真顔でオレに尋ねる
はい、もちろん
やっぱり望まれれば、どんなセックスでもする
当たり前じゃないですか
あなたが、大怪我をするようなことを求められるかもしれないわよ
だって克子姉は、そういうことをするような人じゃないですから
確信があるの
はい克子姉は、とっても優しい人ですだから、オレ、克子姉が好きになったんですから
今度は、克子姉
もおっ泣かせないでよぉ
え何で
ここは、泣くとこじゃないでしょ
みすずだって、そうですよ今日はたまたま、オレの腕を噛んじゃったけれどそれは、みすずがいつもガマンして溜め込んでいる子だったらでみすずが、心の中の物を吐き出すためなら、噛まれたり、殴られたり、蹴られたりすることなんて全然構いませんオレは、何でも受けとめますだってみすずはこの子は、優しくていつも人に気を遣って本当にいい子なんですオレ、大好きなんです
旦那様ぁぁっ
みすずが、ワーワーと大声を上げて泣き出す
ちょっとええ
何で、オレが話すと泣くんだよ
オレみんなが知っている、当たり前のことを話してるだけなのに
ヨッちゃんあたしは
寧さんは裸で体育座りをしていた
両手で自分の膝小僧を抱えて
オレを見上げる寧さんの眼はすでに、涙目だった
ヨッちゃん、あたしのこと好き
オレは寧さんの前にしゃがむ
寧さんと視線の高さを合わせて
寧さんのことを嫌いな人なんか、いませんよ
他の人のことなんかどうでもいいのっヨッちゃんは、どうなの
大好きですよ
どういうところが
明るくて、綺麗で、ハチャメチャで寧さんみたいな、お姉ちゃんが欲しいって、オレ、ずっと思ってます
じゃあ、あたしの弟になんなさいよっ
オレ、とっくにそのつもりですけど
もうずっと寧さんの弟のつもりで、生活してますけど
うそ
オレ、兄弟いないからよく判らないですけど寧さんがコーラ買って来いって言つたら、すぐに買ってきますよジャンプでもメロンパンでも、言われたらダッシュで買って来ます
それ、弟じゃなくて弟分だよぉっぅ
じゃあ寧さんは、オレに何をして欲しいですか弟って、どんなことをすればいいんですか
何でもしてくれるの
はいっ大好きな寧さんのためならっ
寧さんがオレに言った
じゃあ、キスしてあたしヨッちゃんとキスしたい
寧さんの赤い唇がオレに近づく
その時
はい、そこの処女の子そこまでにしなさい
スピーカーから、弓槻先生の声がした
何で邪魔すんのよぉっ
寧さんが、天窓に向かって叫ぶ
それから先は、処女を捨てる覚悟をしてからになさい勢いでするのはよくないわ吉田くんにも、失礼よ
先生は監視カメラで、ずっと観ていたんだ
みんなお風呂がちょっと長すぎるわよ広間に集まってちょうだい
克子姉が、全員を代表して返事する
はいっかしこまりました、お嬢様
先生の命令に、お姉さんたちはすぐに動き出す
克子姉は、ザバッとお湯を浴びて、汗を洗い流す
あなたたちは散々セックスしたんだから、しっかりシャワーを浴び直してから来て下さいねっ
オレとみすずにそう言って克子姉は、寧さんを引っ張って立たせる
ほらほら、寧様も早く
えっあたしは
タイミングを外しちゃったんだから、次の機会までお預けですっ
はいはい、行きますよっ
恨めしそうにオレを見る寧さんを克子姉は、無理矢理連れて行ってしまった
あらら
まあ、仕方がない
とにかく、汗だくのままじゃ、何のために風呂場に来たのか判らないし
旦那様、こちらへどうぞっ
オレとみすずは、お互いにシャワーを掛け合う
それぞれの身体を洗いっこして
んふふっ旦那様ぁっ
ただ呼んでみただけですっあったしの旦那様ぁんっ
みすずは、キャッキャと嬉しそうにオレの身体を洗ってくれた
いつの間にか浴室に残っていたのはオレたちだけになっていた
浴室の出口の前に、バスタオルを巻いたままの山峰さんが立っている
どうしたんだろう
オレたちのシャワーが終わるのを待っててくれてるのかな
あれ山峰さんが、ジッとオレを見ている
どうしたの、山峰さん
切れ長の眼がおどおどしながらオレたちに近づく
吉田くん、さっきあたしともセックスしたいって言ってたわよね
うん、そうだけど
あたしのこと、好きなの
いつから
この間、朝、オレがケガしてた時部室まで救急箱を取りに行ってくれたろ
あの時廊下を走る後ろ姿を見て、綺麗だなって思った
後ろ姿を見て
走ってる後ろ姿だよ身体のラインが綺麗だなって思った
そうだあの姿は美しかった
それだけ
それから昨日寧さんに連れて行かれたオレを、屋上まで迎えに来てくれたろ
それで優しい人だなって、思った
オレの腕には、みすずがぴったりとくっついている
みすずが、山峰さんにこう言った
あたし最初にお会いした時から、判ってました
恵美さんてあたしと同じですよね
それ、どういうことだよ
普段は、無理して優等生をやっているタイプですよねみすずには判ります
山峰さんが、静かに答える
はいそうだと思いますあたしも、みすずさんと同じですあたしはいい子でいないといけないってずっと、そう思って生きてきました
みすずは本当は悪い子ですずっとずっと、いけないことがしたくてたまりませんでした
みすずの正直な言葉に、山峰さんも心を開く
あたしも悪い子です優等生の振りをしながらあたしずっと、悪いことがしてみたかったんです
みすずが、小悪魔のようにクスッと微笑む
山峰さんを見たままオレの唇を、舌でペロッと舐めた
驚く山峰さんにみすずが告げる
恵美さんセックスってとっても悪いことなんですよっあたし旦那様とセックスする時、いつもゾクゾクしますこんなに、いやらしくて、はしたなくて、汚らわしくて悪い子になれることはありませんよっ
悪い子になれる
山峰さんはゴクリと唾を飲み込む
はいしかも、悪い子になるのは旦那様の前だけでいいんです普段は、いつも通りのいい子ちゃんのままのみすずでいられるんですっ嘘っこの優等生を続けててもいいんです本当の悪い子のみすずは、旦那様が丸ごと受けとめて下さいますから
みすずが山峰さんを、悪の世界に誘惑する
ねえ恵美さんも旦那様とセックスしましょうよこっちの世界に来て下さい楽しいですよとっても、気持ちいいですよ
さっきの激しいセックスを経験したみすずは、何かが変わったように思う
無理していると思うようなことが、一つも感じられない
とっても自然体で、自由で、優雅にすら見える
恵美さん、バスタオルを捲って下さい
みすずが、山峰さんにいやらしい要求をする
恵美さんのアソコみすずの旦那様に見せて下さい
ブルツと震える山峰さん
そうですその感覚ですゾクっとするでしょそれが、悪い子の感覚ですさあ、恵美さんも悪い子になっちゃいましょう素直になるととっても、気持ちがいいですよぉ
みすずの言葉が山峰さんの心をまさぐる
震える山峰さんの細い指がバスタオルを掴む
長身の真面目なスポーツ少女がセックスの誘惑に負けていく
さあ見て下さいって、言って下さい
み、見て下さい
誰に見て欲しいんです
吉田くん吉田くんに、見て欲しい
みすずが、オレの顔を見る
ここでキメろと、そう言っている
オレは、腹をくくった
恵美、身体を見せろ
山峰さんが震えながら、オレを見ている
ぷるぷるした手がバスタオルを拡げた
オレのクラスメイト
誰にでも優しい、優等生の委員長
長身の陸上部員
山峰さんのスリムで、キュッと引き締まっている健康的な裸体
でも乳房はしっかりと成長している
小指の大きさのピンク色の乳首
ほとんど生えていない恥丘
割れ目からは、とろんと愛液が垂れていた
綺麗だ、山峰さん
あたし綺麗じゃないです
みすずが、クスクスと笑う
恵美さん、ドキドキしてますか
ドキドキしてます
興奮してます
はい、してます
悪い子になるって、気持ちいいでしょう
ああ、あたし変になっちゃいそうです
みすずが、オレに尋ねる
旦那様恵美さんと、セックスしたいですか
ああ、すっげぇしたい
恵美さんの身体とっても、いやらしいですよね
うん触りたい
恵美さんいいですよね
触るだけです怖くないですみすずの旦那様は、山峰さんが嫌がるようなことは、決してなさいませんから
触らせてよ山峰さん
山峰さんが乾いた声で、答える
ちょっとだけならいいよ吉田くん
オレは山峰さんの乳首に、そっとタッチする
ピクッと震える、山峰さん
その濡れた股間に手を伸ばす
山峰さんは震えたまま、動けなくなっている
ちょっと触るだけだから
オレは中指で山峰さんの可愛い割れ目のラインをなぞった
ひぃやんっ
そのままオレは中指についた山峰さんの愛液を、舌で舐め取る
山峰さんの愛液はグレープフルーツの味がした
美味しいよ、山峰さん
そんなこと言わないで
羞恥に赤く染まる山峰さんの顔
オレは山峰さんの乳首を舐めようと、顔を近づける
が
旦那様今は、ここまでにして下さい
みすずが、オレにそう言う
これ以上のことを見せられたらみすず、また欲しくなっちゃいますそれに
それに
ここで、焦らされた方がいいんですもっと、恵美さんの中でいやらしい気持ちが破裂しそうなくらいまで溜め込んでガマンできなくなる、ギリギリまで、追い込まれた方が
まだ、早い
急ぐことはない
ゆっくり山峰さんの気持ちが、熟成されるのを待つべきだ
恵美さんもいいですねっ
大きく深呼吸して、息を整える、山峰さん
でも恵美さん、次は
恵美さんも、旦那様の女になっていただきます覚悟していて下さいね
ハッとして、みすずを見る山峰さん
さっきのみすずや克子様のように旦那様を身体で受けとめて、お腹の中に熱い精液を注いでいただきますいいですね
山峰さんの股間から粘り気のある透明な滴が、とろーりと滴った
次はするからね、山峰さん犯すよ山峰さんが、どんなに暴れても、絶対に止めない最後までするからオレのものにするからね
オレも、強い意志を山峰さんに伝える
はい判りましたあたし吉田くんに犯されます
赤い顔
興奮した眼
彼女はそう、約束してくれた
脱衣所に出ると、白いバスローブが三つだけ置かれていた
オレたちの着ていた服は、克子姉が持って行ってしまったらしい
替えの下着すら無い
バスタオルで水滴を取って、バスローブを羽織る
どうしたんです、旦那様
いやこのバスローブ、脇のところがパックリ開いてるから
そうだ脇の下のところが縫われていないというか布地が足りてない
みすずを見ると、脇から横乳の肌がはっきりと見えている
それは、多分ですねえ
みすずが、オレの右手を掴む
そのまま、オレの手を自分のバスローブの脇に当てる
旦那様が、みすずのおっぱいを楽しみやすいように、穴が開いてるんだと思いますよっ
脇の穴から手を入れみすずのおっぱいに触れる
みすずの可愛い乳首の感触
ねこういう服なんですよっ
うわっ、これいいかも
何という、絶妙なデザイン
山峰さんの方を見ると、彼女も脇から横乳が
あ、恥ずかしがっているけれど、わざとオレに見えやすい位置に立ってる
ていうかオレに見せてる
イチャイチャしてないで、早く来て下さいよっみんな、待ってるんですからねっ
わっ克子姉の天の声が、スピーカーから響く
慌てて、三人で脱衣所を出る
えっとさっきの部屋ってどっちだっけ
こっちです旦那様
みすずが、オレの手を引く
恵美さんも
バスローブの三人が、廊下を小走りで駆けていく
元の広間に戻った
そこには、お屋敷にいる全ての人間が集結していた
お風呂に居た秀美さんと珠代さんは、オレたちと同じバスローブ姿
克子姉だけは、メイド服に着替えている
恵美ちゃんはここに座って髪をカットするから
優花さんが、山峰さんを手招きする
判ってるわざっくり短くしたりはしないから長さはそのままで、ボリュームを調整するわ綺麗に仕上げてあげるから、こっちにいらっしゃい
山峰さんが、優花さんの前の椅子に座る
切った毛を除けるビニール布を首から巻いて優花さんは、てきぱきとカットし始めた
克子姉と執事の森下さんが、それぞれの人に紅茶を配っていく
お屋敷にこんなに人が集まるのは、久しぶりでございます
森下さんは、秀美さんにそんなことを言っていた
あれ先生がいない
オレが不思議に思っているとドアがガチャリと開いて
弓槻先生にマルゴさん渚さんと真緒ちゃんまで
帰り道に、渚さんたちを拾って来たんだよ
マルゴさんが、そう言う
まあ、真緒ちゃん
秀美さんと珠代さんが、真緒ちゃんに寄っていく
久しぶりねえ元気だった
お姉様方ご無沙汰しております
渚さんが、二人に頭を下げる
渚ちゃん、こんにちわ
真緒ちゃん、大きくなったわねえ
秀美姉さんも亜希ちゃんは、お元気ですか
すこぶる元気よ今年からもう、小学校よ
早いですねえ珠代姉さんのところは
うちの明日華もおかげさまで健康に成長しておりますっ保育園で女王様をやっているわ
そうかお屋敷を出る人は、妊娠・出産をするルールだから
お姉さんたちは、みんなお子さんがいるんだ
森下隣の部屋で、ちょっと真緒ちゃんの面倒を見ていてくれない
先生が執事さんに、そう命じた
かしこまりました真緒様アイスクリームとケーキ、どちらがお好きですか
うんとね両方
真緒、二つはダメですよっ
渚さんが真緒ちゃんに注意する
なら、アイスクリームっ
ほっほっほでは、あちらでアイスクリームを食べましょうね
森下さんが、真緒ちゃんを連れて部屋を出る
う、うらやましい渚ちゃんとこの真緒ちゃんは、何であんなに物わかりがいいのかしらっ
そうねうちの亜希もあれくらい素直だといいのに
何言ってるんです亜希ちゃんも明日華ちゃんも、とっても可愛いじゃないですか
寝ているときは、天使なんだけどねえ
眼を覚ますと、チビッコ・モンスターだから
ホント手が掛かるのよ
先生が全員に話し掛ける
みんな座ってお話があります
弓槻先生を中心に、それぞれが自由に椅子を置いて座る
立っているのは優花さんだけ山峰さんの髪を切り続けている
秀美さん、珠美さん、渚さんのママさん三人は並んで座っている
マルゴさんは、ブスッとむくれている寧さんの隣へ
みすずは、オレにべったりくっついて座ってる
克子姉も、オレの隣に椅子を置いて座った
まあちょっとみない間に、ずいぶん綺麗になったわね
先生が、みすずを見て言う
そうよね、セックスしてスッキリして憑き物が落ちたみたいに晴れやかな顔になる男は結構見たけれど
女の子が、こんなに変わるのって珍しいわね
みすずあなた、お肌艶々よ
みすずが、ママさんたちに答える
はいっ旦那様にたっぷり愛していただきましたからっ
克子ちゃんも何か、ずっごくフェロモン出てるわよ
ハサミの手を止めて、優花さんが克子姉に言った
あやっぱり、判りますぅ充実したセックスって、大切ですよねっ
それに比べて
マルゴさんが寧さんを見る
寧はどうしたの何か、ゲッソリした感じになっちゃってるけど
お預けくらわされてんのよおっ
寧さんが泣きそうな声で言う
あらあら、自分で自分にお預けしているのは寧様でしょう
克子姉が、寧さんをからかう
マルちゃーんみんながあたしに早く処女捨てろって言うのおっ
あたしもそうした方がいいと思ってるけど
へ
寧はもう吉田くんにあげるって決めてるんだろ
じゃあ、早く抱いてもらっちゃえばいいのに
うううーっマルちゃんまで、あたしを追い込むぅ
頭を抱えて椅子に丸まる、寧さん
吉田くん、こっちに来て
先生が、オレを呼ぶ
みんなにね吉田くんのことを話して欲しいのよ
オレのことですか
そうよさっきのお風呂場でのセックスは、あたしも優花様もここで見ていたわみんな、あなたのことに興味津々なのよ
あなたがどうして、あんなセックスをするのかとっても興味があるの
優花さんが、オレに言う
うん確かに
珠代さんが、叫んだ
あたしも知りたいですわ
秀美さんも
でもオレ、普通の高校生ですよ話すことなんか何もないし
いいからあなたのことを、何でも話してみてちょうだいあなたがどんな風に育ってきたか何が好きで、何が嫌いか思ってることをそのまま話しなさいどんな順番でも、どんな内容でもいいから
先生はそういうけど
でも先生はオレのこと、調査票とかでよく知っているでしょ
あたしは、直接あなたの口から話して欲しいのよ
みすずも知りたいですっ
克子もあなたから聞きたい
あたしも知りたいわ大好きな吉田くんのことですもの
仲間だからねあたしも、君のことは知っておきたいな
でもホントにオレごく普通のつまらない高校一年生でオレの話しなんて、どうせ一つも面白くないですよ
面白いかどうかなんて、関係ないのよっ
寧さんが、オレに叫んだ
あたしは知りたいよヨッちゃんのこと
オレが話したら、寧さんもオレに寧さんのこと、話してくれますか
オレだって寧さんのこと、知りたいって思ってます
寧さんはたくさんのものを抱え込んでいる
それを、先生も克子姉もマルゴさんも吐き出させようとしている
だけど、多分それは
ただセックスするだけでは、片付かないくらい大きい
ヨッちゃん
オレに話すって約束してくれたら何でも話します
すぐじゃなくてもいい
寧さんが話したくなったらでいいですでも、いつか絶対に話してくれるって約束して下さい
寧さんは答えた
判った約束する
先生が、オレと寧さんを見る
じゃあ、いいわね
ようやく、恵美と寧のフラグがたったようです
ここで、吉田くんの過去話をするのは早すぎる気もしますが、
全員で聞くことによって、吉田くん争奪戦がスタートすることになると思います
雪乃を除いて
さて、恵美ちゃんのロストヴァージンですが、
1.吉田くんと二人きりで
2.みすずと三人で
3.全員の見ている前で
4.雪乃の前で
どれにするか、悩んでいます
60.吉田という少年
オレ何を話せばいいんですかね
何でもいいわ頭の中に浮かんだことを、自由に話せばいいのよ
先生は、そう言ってくれた
ここに座って
克子姉が、部屋の真ん中に椅子を置いてくれた
そこに座るうわっ、みんながオレを見ている
何か、恥ずかしいな
マルゴカーテンを閉めて
判ったよ、ミナホ
マルゴさんが、部屋の厚めのカーテンを閉める
部屋の中が一気に暗くなった
克子吉田くんにだけ照明を当てて
克子姉が壁のコンソールを操作する
天井のライトが灯りオレに集中する
前方と斜め上からだけの照明光
眩しくてオレを見ている人たちが、見えなくなる
何か演劇のステージにいるみたいだった
これでいいわ話しやすくなったでしょう
弓槻先生は、そういうけれど
何かオレ捕まったスパイみたいですね尋問されているみたいです
そういうイメージでもいいわとにかく、あなた自身のことについて、何でもいいから話してねそれから、みんなは吉田くんの話が終わるまでは黙っていて途中で質問したりしちゃダメよ彼を話に集中させるの
先生が、みんなにそう注意した
では、吉田くん始めてちょうだい
えっと結局、オレのことを話すってことは、オレの祖父さんのことから始めないといけないと思うんです
その祖父さんっていうのは母方の祖父さんです
母親のお父さんですね当たり前かははっ
その祖父さんはそこそこ大きいの規模の会社を経営していました
祖父さんが自分で興した会社です創業者ってやつですね
まあがんばったっていうか一代で築きあげたんですよ、その会社を
だから、すごく自分に自信のある人ですごい威張るんです
お得意様とか、取引先とかにはペコペコしているみたいでしたけれど自分の会社の中と家族には、とにかく威張ってばかりの人でした
どんな時でも、感謝の気持ちを忘れるなっていうのが、祖父さんの口癖でした
いつも、そう言うんです
会社にもでっかく書いた紙が貼ってありましたしオレとか一族の人間が会った時にも、必ずそう言うんです
でも祖父さん本人は、絶対に人にありがとうって言わない人で
オレ、祖父さんが生きていた時には、一度も無いですねあの人がありがとうって言うのを聞いたことは
結局、身内の人間はいつでも自分に感謝するべきだって思ってたんでしょうね
感謝の気持ちを忘れないじゃなく、オレに感謝しろってそういう、押しつけがましい人でした
とにかく、いつも威張ってて、頑固で、我が儘でお祖母ちゃんとか、すごい可哀想でした
他に何か用をしていたとしても、祖父さんがおいって声を掛けたら、すぐに祖父さんのところまで行かないといけないんです
お茶を入れろとか新聞を持ってこいとかテレビのチャンネルを変えろとか、馬鹿みたいなことまで命令するんです自分では絶対に動かないんです
ホントにあの人は、人に命令するのが好きな人でした
自分の意志に従わせるのが好きなんですよね
だから、オレの祖父さんはみんなに嫌われていました
会社の人たちにも一族にも
当たり前ですよね
いつも身勝手なことばかりして色んな命令を押しつけてばかりいるんですから
俺の母はそんな祖父さんの長女でした
祖父さんは、母をものすごく可愛がっていて我が儘放題に育てました
母には弟が二人いるんですけれど、この叔父さんたちなんかにはかなり厳しく育てられたらしいんですけどとにかく、母にだけは甘くて
母も、威張っている自信家の祖父さんが大好きで
結局祖父さん、そっくりな性格になりました
母もすごい威張り屋で祖父さんの会社の人なんかも、平気で使用人みたいに使うので、みんなに嫌われていました
性格が悪いから祖父さんが、何回か見合いをさせたらしいんですけど、全部断られてしまって
まあそうでしょうね
世の中の人間を、みんな馬鹿にしていましたから母は
オレの父は、母子家庭で育って苦学した人で祖父さんの会社の社員でした
大学だけは、国立の良いところを出ていたんです
おとなしい人ですし、無口で出しゃばらない人だから祖父さんの目に留まって
それで、祖父さんの命令で、二人は結婚しました
母が三十四歳で、父が二十六歳の時だったそうです
オレが産まれたのは、結婚の翌年でした
オレが幼稚園くらいの時かなあ母が、オレにこう言ったことがあります
あたしはお父様を喜ばせるために、あなたを産んだのでも、やっぱり後悔してる子供なんて産むんじゃなかったわって
オレが物心ついた時には、もう父と母は別々の寝室で寝ていました
多分、結婚してオレを妊娠してからは、一度も同じベッドで寝てないんじゃないかって思います
それがオレの両親でした
その頃は、父の方のお祖母ちゃんが同居していましたからオレの世話は、みんなお祖母ちゃんがしてくれていました
ご飯も、着替えも、幼稚園の送り迎えもみんな、お祖母ちゃんでした
父も母も、一度も来てくれませんでした
家庭のことは、全部、お祖母ちゃんがやって
でも、そんなお祖母ちゃんを母は罵るんです
まるで、使用人を叱るみたいに
掃除がちゃんとできていないとか食事が不味いとか
自分は何もしないで
なのに、父は母に何も言わなくて
いつも、祖母ちゃんが可哀想でした
とっても可哀想だったから、オレが母に文句を言ったら、あんたの教育が悪いって、お祖母ちゃんが母に酷く叩かれて
肋骨の骨を折って、入院したんです
それで、父もさすがにこのままではいけないって思ったらしくて祖父さんに相談して
そしたら、どういうわけだかおかしな話になっちゃって
母は、外で店をやることになったんです
家の中にいるのが、そもそも間違いなんだとか言い出したんです
開店資金は、みんな祖父さんが出してくれました
フランス料理のレストランでした
そうしたら、母は家に全然、帰って来ないようになって
夜遅くに酔っ払って帰って来て、お昼過ぎまで寝て、またお店に行くみたいな生活でした
でも楽しそうでしたね
何か、生き生きしていました
オレは、お祖母ちゃんが母に怒られなくなったので、気が楽になって
でもそれから一年くらい経って、お祖母ちゃんは亡くなりました
オレが、小2の時です
お葬式の日自分の夫のお母さんが亡くなったのに、母はお店があるからって式に来なかったんです
祖父さんも母の親族は一人も来てくれませんでした
オレは父と二人で、火葬場に行って
寂しい、お葬式でした
それからはずっと、一人ですね
父も母も、家には帰って来るですけど、食事はしないですから
父もお祖母ちゃんが死んでからは、家に寄り付かなくなりました
いつも、オレ一人の生活です
基本的に生活費が居間のテーブルに置いてあるんで、自分で食べ物を買って暮らすんです
毎週三千円、月曜日に置いておいてくれるんです
あ、前の週のお金が残っていたら、補充するだけです
二百円残ってたら、月曜日に二千八百円だけくれました
でも二人ともよく補充するのを忘れるんです
小学校とかだと、明日は何々を持って来なさいみたいなことが、あったりするでしょう
それで急な出費があると、二、三日、お金が一円も無いこととかありましたから
だからお金は大事に遣ってました
そうだ四年生の夏休みに、父が長期で出張に行っててなのに、母が二週間帰って来なかった時があって
あの時は、最後の三日間はグミを食べてしのぎましたコーラ味のグミが一袋あって、それで何とか三日
コーラって栄養があるんだって、友達のマンガに書いてあったんで
それで、コーラ味のだけは、買い溜めしておいたんです
まあ、食べ物が尽きても、水道の水をガブ飲みすれば、たいていのことはどうにかなりますしね
あ、買った物は全部レシートを取っておいて、小遣い帳に記録して母親に見せないといけないんですよ
オレが、無駄遣いしてないかチェックするために
って言っても、オレの小遣い帳なんて、母はほとんど見ないんですけど
でも、たまに抜き打ちでチェックしてちゃんとしてないと、叩かれるんで毎日必ず付けていました
まあ、何を買ってもどうせ怒られるんですけどね
お前は、いつも無駄遣いばかりしているって
だから、小学校の時は、本当に友達が少なかったですね
オレお金、持ってないし
自転車とかも無いから、みんなの邪魔になるし
遊びようがないんですよね
まあ、仕方ないんですけど
小学校五年の時でした
母がある日、オレを母のお店に連れて行ってくれるって言って
それまで、一度も連れて行ってくれなかったんです
子供が遊びに来ていいところじゃないって、言って
その日だけお正月に祖父さんの家に挨拶に行く時用の服を着て
母のレストランに行く前に、なぜか母はデパートに寄って
オレに、テニスのラケットを買ってくれたんです
こんなのいらないよって言っても、無理矢理買って押しつけてきて
オレは、そのラケットを抱えて母のお店に連れて行かれて
そこで、オレ
お店のコックさんとかウェイトレスさんとかにも、初めて会って
色んな人に会う度に母がオレを紹介してくれるんです
そしてオレが手の掛かる、我が儘な子供で、いつも母が苦労しているって言うんです
PTAや町内の子供会の仕事もしているとか
オレの学校の父兄会なんて、一度も来てくれたことが無かったのに
しまいには、この子が前々から欲しがっていたから、ここに来る前にテニスのラケットを買ってあげたのよなんて言い出して
ホントに我が儘で困っているのって
オレ、こんな物が欲しいなんて一度も言ったことは無かったのに
母はとにかく、店の人たちに自分が家庭的で理想のお母さんだって、アピールするんです
ニタニタ笑って
気持ちの悪い笑い顔でした
最後に母の店長室っていう変な部屋に連れてかれて
本当に変な部屋なんです
狭い部屋なのに、すごい豪華な机と椅子とマッサージ機だけが置いてあって
一つの帳簿もノートも、コンピューターも無いんです
そこに二十代後半くらいの、若いコックさんが呼ばれて来て
オレがそこに居るっていうのに母がそのコックさんに言うんです
悪いんだけど、あたしはとっても幸せな家庭生活を築いているの今の生活を壊すつもりはありませんからって
コックさんは、すごいムスッとした顔をして判りましたと言って、部屋から出て行きました
そしたら母が、オレを見て
こう言ったんです
若い男はすぐに本気になるから、困っちゃうわよねって
オレは母の子供なのに
まだ、小学校五年生なのに
モテている自分を、自慢してくるんです
それから、母が大嫌いになって
その前までは、そうじゃないって思ってたんです
もしかしたら、うちは他の家よりも貧乏で
だから、うちは父も母もいつも外で働いていて
オレは一人でお留守番していなければいけないんだろうって
だって、正月に祖父さんに会うといつも言うんだもの
お前のお母さんは、一生懸命がんばっているんだから、お前は感謝の気持ちを持って、応援しなければいけないぞって
だから、オレそうだって信じてて
母の社長室を見たら母が一生懸命働いているようには、全然見えなくて
その帰り道ラケットは母に取り上げられました
これは、ヤスオちゃんへのプレゼントにするって言って
それがきっと、母の次の愛人の名前なんだろうなって思いました
オレ中学は、山奥の全寮制の男子校に行きました
そこは祖父さんの母校で
祖父さんの頃は、全寮制じゃなかったんです
単に、そこが祖父さんの出身地だっただけでした
母は祖父さんを喜ばせるためだけに、オレをそこへ送り込みました
オレはただ単に、逃げ出したかったんだと思います
母や父や祖父さんやあの家から
だから、あっさりと承知してオレは寮に入りました
でも正直、キツかったです
イジメとか、物や金が盗られるなんて普通でしたから
三年間、刑務所に居るような気分でした
でもオレが一昨年、祖父さんが死んで
祖父さん本当に嫌われていいましたから
お金持ちなのに、オレの母以外には誰も助けてあげなかったんです
自分が死んだ時にどうせ遺産相続になるんだから、そこで子供たちが自分に感謝すればいいっていう、考えで
叔父さんや親戚の人が、どうしてもお金が必要な時でも、絶対に貸してあげなかったんだそうです
会社の人たちにも、すごいケチでそのくせ、自分だけ贅沢をしていましたから
社員旅行で自分だけ高級ホテルに泊まったり、会社のパーティでもわざと自分だけ特別な食事をしたりとか
だから祖父さんの後、叔父さんが会社を継いだんですけれど、祖父さんの時のルールのままじゃ、会社の人は誰も付いてきてくれないですから
それで会社の中は、大改革することに決まって
それを母が怒るんです
会社に怒鳴り込んだんです新社長の叔父さんと大ゲンカになって
母は、祖父さんの会社には関係ないくせに
何より父がその会社の社員で、働いているっていうのに
遺産相続とかでも散々に揉めて、会社の株を全部寄越せとか自分を会社の役員にしろとか、メチャクチャなことを言い出して
元々、一族の人たちから祖父さんとセットで嫌われていたでしょ
だから、それで母は完全に一族から村八分になって
もう、年賀状も来ないです
従姉の結婚式があったんですけど、うちは呼ばれませんでした
父は祖父さんが生きていた頃は、結構良い役職に就いていたらしいんですけれど
母が怒鳴り込んだ後左遷させられて、子会社に出向になっちゃって
何か、可哀想でした五十近いのに、今までやってきたこととは全然関係ない仕事を押しつけられて
一気に老けて元気がなくなって
オレが去年の終わりに、高校のことを相談に行ったら、本当にゲソゲソになっていて
年始から夜勤勤務をすることになったって、言っていました
今の高校は、自分で決めました
もう寮生活は嫌だったんで家から通える学校の中から選んで
父と一緒に暮らしたかったんです
母はもう、家には帰って来なくなったそうですから
結局母は、祖父さんの古い家を相続したんです
母が生まれ育った家です
土地と建物はそれなりの価値があるらしいんですけど一族の人たちは、みんな祖父さんが嫌いでしたから、母に譲ってくれたんです
母は、それを自分の力でブン盗ってきたみたいに喜んで
オレの母はずっと、祖父さんの娘のままなんです
父の妻にはならなかったんです
オレの母親にもならなかったんです
ずっと祖父さんの娘のままでいたくて
今も、一人で祖父さんの家に住んでます
オレが高校受験だっていうのに、離婚したんですよ
母が突然父に離婚届を郵送して来たそうです
オレ内申書とか面接試験とかもあるのに
そんなの全然、気にしないで離婚しちゃって
もう会うつもりは無い話は全て、弁護士にしてくれって
中学の寮から帰って来てから一回も会ってないんです
オレが帰って来た時には、もう離婚した後でした
まあいいんですけど
オレもあの人には、二度と会いたくないですし
それで父は
何か、ちょっとおかしな雰囲気になっちゃって
それはそうだと思います
だって、父は自分の会社の社長の娘だから、母と結婚したわけで
それで十五年以上もずっとガマンしてきて
使用人みたいにこき使われても、ガマンしていたのに
それはどうにか、やりたい仕事ができてたからこそ耐えてこられたのに
こんなんじゃ会社にだって、居られないでしょう
もう、どうしようもなくなっていたんだと思います
オレの高校の入学式の日に失踪しました
会社にだけ探さないで下さいと書き置きを残して
夜勤の最中会社からいなくなっちゃったんだそうです
父の会社の人が心配して、うちに電話を掛けてくれたんです
オレが、入学式に出掛けようとする直前でした
オレ何をどうしていいのか、全然判らなくなっちゃって
オレ、この先、どうやって生きていけばいいのかって思って
父がこのまま死んだらどうしよう
オレどうしようって
でもとにかく、入学式に行かないといけなくて
心臓がずっとバクバクしていて
汗が止まらないんです
心の中がわさわさして
叫び出したいんですけど何も声が出ないんです
式が終わって、教室に行っても全然、気分が悪いままで
そうしたら
あの子が
白坂雪乃がオレに声を掛けてくれました
どうしたの具合が悪いのって
オレ彼女が声を掛けてくれるまで、自分がそこに居るのかどうかさえ曖昧になってました
もしかしたら、オレなんて人間はいないんじゃないかって感じていました
入学式の新入生の中でオレ、一人だけ異質で
本当は、ここに居てはいけない人間なんじゃないかって
でも彼女が声を掛けてくれて
それでああ、オレはここに居るんだって、確認できたんですっ
オレはそのまま、ずっと彼女を見ていて
眺めていて
彼女を見ていると、落ち着くんです
怖いことが、頭から忘れられたんです
家に帰ったら小学生の時、毎週三千円置いてあったテーブルの角に、銀行の通帳とカードと暗証番号を書いた紙が置いてありました
父は会社から失踪した後、家に寄ってくれたんです
手紙とかはありませんでした
ただ通帳だけ
でも父は、オレを見捨てたわけじゃないんだって思って
少し、安心しました
通帳を見たら、電気料金やガス料金は自動引き落としになっていたんで取りあえずは、このまま家に住めそうだって思って
それから今、社長をやっている叔父さんから電話があって、とりあえず三ヶ月は休職扱いにしてくれるって言ってくれて
父は、真面目な人だったから母ほど嫌われてなかったみたいです
だから、オレこのまま三ヶ月は、ジッと過ごそうと思って
これからのことは、その後に考えようと思って
それで、ずっと一人家で暮らしていました
小学校の時みたいに少しずつ、お金を遣って
食べ物を買って水道の水を飲んで
そうやって一人で
オレは、全てを淡々と語った
うんそうだな
これで全部だな
オレの話は、これで終わりです
えっと付け足すことは
それで先週、弓槻先生から声を掛けられてここにいます
相変わらず、ライトが眩しい
みんなの視線は感じるけど顔は全然見えない
ただ誰も、何も言わないのが気になる
あの何か、とっても辛気臭い話をしちゃって、ごめんなさいオレの話なんて、つまらないでしょう
うんこんなの、みなさんにはどうでもいいことだろうし
克子ライトはそのままにして
逆光の光線の中弓槻先生が、立ち上がる
影になっているから、やっぱり表情は判らない
ただ、先生の細くい長身のシルエットだけがオレには判る
吉田くん、ちょっと質問してもいいかしら
吉田くんはこの後、どうするつもりなのかしら
この後って
三ヶ月は、このままお父様の帰りを待つつもりなのよね
はいその期間は、何割かカットされてても給料は払ってくれるって、叔父さんが約束してくれましたから
三ヶ月待ってもお父様が帰られなかった時は、どうするの
まだ、考えてませんバイトとかしたいんですけれど、保護者無しで雇ってくれる所なんてそんなに無いでしょうし
高校は続けるのね
できればでも、無理なら仕方ありません
お金が無いのなら、どうしようもないもんな
大学に行く気は無いの
だって、どう考えても無理じゃないですか父がいないんだし生きてかないといけないし
大学へ行くお金なら、あたしが出してあげてもいいのよ
いやそんなのよくないですよ
だって弓槻先生に関係ないことじゃないですか
あなたはあたしの玩具じゃない
それとこれとは、話が違いますよ
何が違うというの
先生には、もういっぱい色んなことをしてもらってるじゃないですかオレ、これ以上、先生に甘えるわけにはいきませんよ
あたしが何かした
そうですよっだって、オレ、ここに居るじゃないですか
ここに居る
オレ、先生に会ってなかったら今でも、あの家の中に一人で居ますあの暗い部屋に一人であ電気代がもったいないから、オレが一人の時は灯りを点けないんです小学生の時から、ずっとそういう決まりになっているんです
今ここに居るだけでオレは幸せだ
先生に、感謝している
質問を変えるわ吉田くん、自分の将来について何か考えている
いいえ、別に
何も考えていないの
だってどうにも考えようが無いじゃないですか
考えようが無い
オレ子供の頃から、大人になっている自分のイメージが無いんですオレの命は二十歳くらいで終わりなんじゃないかなあっていう気がずっとしてて
二十歳になったら、死ぬつもり
まさか生きてる限りは、生き続けますよでも、多分オレは暗いところで一人で死ぬんだと思ってますそういうイメージがあるんです子供の頃からずっと小学生の時から、夜になるといつも暗い部屋で、一人で布団を被ってそういう気分がオレの中に湧き上がってきて祖母ちゃんの寂しいお葬式を思い出してすごく、怖いんですけどもう、諦めてます逃れられないんだって
逃れられない
はい人は必ず死ぬんですから一人っきりで
オレは大きく、深呼吸する
何だろう空気が震えている
あオレの心臓の鼓動が速い
オレ、今、毎日幸せですたくさんの人を好きになれましたオレのことを好きだって言ってくれる人もいますスゴイです嘘みたいです幸せですだから、オレ
ライトの光が眩しいなあ
こんなことがずっと、続くわけ無いって判ってますオレみたいな人間に、こんな幸福なことが起きていいはずがないんです
あたしたちが、あなたを騙していると思っているの
違います、違います、違いますってみなさんが、優しくていい人だってことは、オレ、良く判ってます知ってます信じてますでも
オレには、みなさんのご恩に報いることができません先生に感謝していますでも、オレの感謝を先生に返すことができません克子姉に感謝してます寧さんに、マルゴさんに、みすずに感謝してます渚さんに、真緒ちゃんに感謝してます山峰さん、優しくしてくれてありがとう優花さん、髪を切ってくれてありがとうございます秀美さん、珠代さんも、オレみたいな人間の話を聞いて下さって、ありがとうございます隣の部屋の森下さんもありがとうございます
みんなみんな何で、オレに優しいんだろ
オレ何もできない、どうしょうもない男なのに
みんなが、オレに優しくしてくれるのにオレは、みんなに何も返せませんただ、自分ができることを精一杯するだけででも、そんなんじゃ、全然足らないじゃないですか
うんオレみんなにして貰っていることの、十分の一も返せていない
本当に、そう思ってるの
思ってますよだからオレ、あんまりみんなに迷惑を掛けているようなら、今すぐにだって出て行きますいつでも覚悟しています
そんなことあたしは、思ってないわ
だって、オレみんなの迷惑じゃないですか
迷惑じゃないわよっ誰がそんなことを言ったの
先生の怒りの声
いつも、クールな弓槻先生がオレを強く叱りつけた
ずっと前に母が、オレに言いました
お母様が
お前がいなければ、あたしはもっと自由に生きられたのに子供なんて産むんじゃなかったお前は迷惑な子だ産まれてきちゃいけない子供だったんだって
それいつ言われたの
小5のテニスのラケットを抱えて、母のレストランへ連れて行かれた時です
母親の愛人との別れ話に利用された時
はいその帰り道に車の中で
今でも忘れない
夜の街から帰る、車の中
母のベットリと口紅の塗られた唇が、はっきりそう言った
母のその口元だけを覚えている
だから、オレは産まれて来なかった方が良かったんですよ
パチンとスイッチの音がして全てのライトが点灯する
一瞬にして、部屋の中が等しく明るくなった
克子姉だった
克子姉が、弓槻先生に言う
あたしこの子と、ここ数日行動していますでも、この子、一度もお腹が空いたとか喉が渇いたとか休みたいとか言わないんですただの一度もですガマンしている素振りさえ見せないんですそれで、言われたことは、どんなことでもしてくれるんです
そんなの、当たり前じゃないですか
それから、何を出しても、残さず食べてくれるんです美味しい美味しいって絶対に、残さないんですあたしの作った、パンもご飯も今日のお昼なんか、わざとスパゲッティ多めに作ったのに、最後までがんばってくれて食べちゃったんですよ、この子
だってせっかく、克子姉が美味しい食事を作ってくれたんだよ残したら、罰が当たるじゃないかっ
そんな感謝してるのは、オレの方なんだからオレのために作ってくれたんだものそんな普通のことをしただけで、オレにお礼を言うのはおかしいよ
吉田くん君の普通と、世の中の普通が違うとは思わないの
だってオレは、ずっとそう言われて生きてきましたよオレ、よく判らないですとにかく、オレには、それが普通で
このままではいけないって、思っているんだね
はいオレ、きっと克子姉のために百回ぐらい死なないと、克子姉に恩が返せない弓槻先生にも、寧さんやマルゴさんや、みすずやここに居るみんなに恩があるんですっでも、返せないだから、オレ、いつかきっと、みんなと別れなきゃいけないんですっこんなことが、ずっと続いてはいけないんだから
心臓が苦しい
オレいつかは、あの暗い部屋に帰らないといけないんですいや、あの部屋だって追い出されてもっと暗くて寂しいところへ行かないといけないんです一人でそれが、本当にオレに相応しい場所なんです
苦しい苦しいよ
弓槻様
みすずが先生に言った
吉田さんをみすずに下さい
みすずは、オレを旦那様ではなく、吉田さんと言った
それでどうするの
結婚します一生、吉田さんに尽くしますみすずが、幸せにします
みすずあなた、処女じゃなくなったら、一生結婚しないって言ってたじゃない
渚さんが、驚きの声を上げる
気が変わりました吉田さんが、十八歳になる日を待って籍を入れます
お前何を言っているんだよ
それで彼にも香月家の重荷を背負わせるの
先生がみすずに問う
香月の家からは、絶縁して貰います二人きりで暮らしますみすずは、十五歳の誕生日にお祖父様からいただいたお金が、銀行に三千万円ありますこのお金で何年暮らせますか
そうね吉田くんは貧乏生活には慣れているみたいだからそのお金で、一生暮らすこともできると思うわ
では、そうしますもし、お金がなくなったら、みすずが働きます一生、吉田さんに苦労はさせません
何でそうなるんだよ
みすず、勝手なことを言わないで彼は、今日からあたしが育てます
渚さんがそう言った
真緒のお兄さんとしてあたし、彼の母親になります
ちょっと待ってくれよ
そうねみすず様三千万円くらいなら、克子だって持っています克子はもう成人していますし、家のしがらみもありません克子の方が、彼には相応しいと思います
みんな少し、頭を冷やした方がいいと思うよ
マルゴさんが、みんなをなだめてくれた
吉田くん君は、みすずちゃんの処女を奪ったよね
マルゴさんが、オレに言う
では、責任を取って死ぬまで、みすずちゃんのために生きるべきなんじゃないかな
ちょっと、マルゴちゃん
どういうことですか、マルゴ様
渚さんと克子姉が、マルゴさんに抗議する
文句は後にして、あたしは吉田くんの返答が知りたいんだ
はいみすずがそれを望むならオレは一生掛けて、みすずに償います
そうすることしかオレには、できない
マルゴさんが、みすずに言う
吉田くんはこう言っているけれどそれで、彼が幸せになれると思うかい
判りませんけれどみすずは、がんばります
何をどう、がんばるの
ちょっと別の角度から話をしようみすずさんは、最高級のテキーラて飲んだことある
ありませんみすず、お酒はまだ飲めませんから
どんな味だか、想像できる
ワインやブランデーなら、お菓子とかから想像できますけどテキーラは判りません
そうだろうねあたしはイメージできる実際に、飲んだことがあるから
マルゴさんが、改めてオレを見る
吉田くんは普通の人が体験したきたはずの多くのことが欠落しているぽっかり穴が開いている彼は幸福の味を知らないんだ
幸福の味ですか
そうだよ人に幸せにして貰った経験が無いから、何をして貰っても全力で返すしか無いと思っている今まで一人も甘えたり、我が儘を言う相手がいなかったんだ
そうみたいですね
今の吉田くんのままじゃ君が彼を引き取ろうが、克子さんや渚さんが世話しようが、彼にとっては重荷にしかならないそれだけじゃ、彼は幸せにはなれないんだ
でも、それはみすずが時間を掛けて
そうだよゆっくり、時間を掛けて幸福の味を教えてあげないといけないんだみすずさん一人じゃなくってあたしたち、みんなでね
そうだろう克子さん、渚さん
克子姉と渚さんが、顔を見合わせる
そうね今は焦っても仕方ないわね
みんなで愛してあげましょう
あたしも協力するよミナホも、そう思うだろ
マルゴさんも、そう言ってくれた
恵美さんはどう思っていらっしゃいますか
みすすが、山峰さんに尋ねる
あたし今までずっと、自分が世界で一番不幸だと思ってました吉田くんごめんなさい
寧さんがその言葉に、サッと立ち上がる
それは、あたしの台詞だよっ
オレに近づいて来る寧さん
あたしにはそれでも弟がいたケイちゃんが居てくれたヨッちゃんには、誰もいないずっと一人ぼっちじゃないそれなのに
寧さんが、オレの胸をドンと叩く
あんた、泣きなさいよどうして、こんな悲しい話をヘロヘロ喋ってんのよっ
あたしに謝るなっ謝りたいのは、あたしの方だよ馬鹿ぁっ
寧さんが、ポカポカとオレの胸を叩き続ける
ごめんなさいオレどうしたらいいんですか
どうしたら、寧さんの気持ちを落ち着かせることができるのかオレには、判らない
泣きなさいよあたしの胸で泣けこの馬鹿
そんな泣けないですよ
だって悲しいことなんか何も無いじゃないですか
オレの答えに寧さんの方が、泣き出した
わーわー、泣きじゃくる
みすずも泣いてる
山峰さんも
あれどういうことだよ、これ
あたし、あんたのお姉ちゃんになるっ絶対になってやるんだからねっ
泣きながら、寧さんがオレに、そう言う
オレはただ途方に暮れる
静かになさい
弓槻先生が、強い口調で寧さんを叱った
それで寧さんの涙が止まる
先生か、オレに言う
お話してくれてありがとうあなたがどんな子なのか、よく判ったわみんなも、これからあなたとどう向き合うか、自分なりに考え直すと思うわ
先生の眼が点真っ直ぐにオレを見ている
その上でもう一つだけ、聞きたいことがあるの
吉田くんにとって白坂雪乃は、どういう存在なのかしら
オレにとっての雪乃
エロ小説なのに、こういう展開ができてとても嬉しいです
吉田くんの壊れ具合が露呈したところで、みんなで彼を幸せにするための争奪戦が始まります
誰が、吉田くんに幸福の味を教えることができるか
昨日のアンケートは、深夜は圧倒的に雪乃前の希望が多かったのに、
朝方に近づくと、恵美と二人きりという意見が増えてきて面白かったです
雪乃を酷い目に合わせたいというのと、恵美には幸せな初体験を迎えて欲しいという意見の両方があるみたいですね(+みすずもデザート的に参加)
私もそうですけど
ちょっと、良い塩梅に調整できるよう考えてみます
61.毛布のぬくもり
雪乃はオレにとって、何なのだろう
初恋だと思った
レイプしてでも、手に入れたいと思った
でも、何度犯しても雪乃はオレのものにならない
雪乃にとっては、オレは未だに先生や克子姉が雪乃を辱めるために使っている、チンコ奴隷でしかない
一人の人間男としては、認識されていない
あなたは、白坂雪乃のこと愛してはいないわよね
愛していたらあんな、酷いことばかりしない
でも好きなのよね
先生がオレに問う
はい多分
そう多分
確信はない
え吉田くん、雪乃のこと好きなんでしょう
山峰さんが、驚いてそう言う
だって吉田くん、いつも雪乃のことばかり見ているじゃない授業中も休み時間も
えオレ、そんなに露骨に見てる
見てるわようちのクラスの子、みんな知っているわよ吉田くんが雪乃のこと、好きだって
嘘
いやそうなんだろうな
確かに、この一月、オレは雪乃のことばかり見ていたような気がする
吉田くんは、自分がどうして白坂さんに執着しているのか判る
先生が、オレに尋ねた
そんなの判るわけがない
あたしは、さっきの吉田くんの話を聞いて、何となく判ってきたよ
みんなの視線が、マルゴさんに集中する
ライナスの毛布なんじゃないかな
ライナス
知らないかなスヌーピーの友達で、いつも毛布を持っている子供
すみません、スヌーピーって何ですか
マルゴさんは博識すぎて、いつもオレの知らないことばかり言う
いやオレが物事を知らなすぎるんだろうけれど
うんと吉田くんにスヌーピーは難しかったかな判った、説明を変えるね幼い子供が、いつも毛布とかモアモアしたぬいぐるみとかを肌身離さず持っていることがあるんだよ見たことない
オーケイじゃあ、そういうことがあると覚えていて
安心毛布とかとも言うんだけどね幼い子が、そういう特定の物を持っていることで、自分の精神状態を安定化させるということがあるんだ
そうか、君は物を所有するという感覚が、極端に薄いんだったねだから、白坂雪乃に執着しているんだ
マルゴ様、どういうことです
克子姉が、心配そうに尋ねた
吉田くんにとって精神的に一番不安定だった時つまり、お父さんの失踪を知って、それでも一人で入学式に行かなければならなかった時たまたま、白坂雪乃が彼に優しく話し掛けたそれで、彼女の存在が吉田くんの中で特別なものになってしまったんだ